
総合評価
(992件)| 159 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画『ドールハウス』を観てからホラーにハマり、この本「近畿地方のある場所について」を読みました。 本作には「よくわからなかった」という否定的な意見もあるように、いくつかの事件がバラバラに描かれていて、「え、これで終わり?何が伝えたいの?」と思うようなあっさりした幕引きで次の話へ進んでいきます。たしかに分かりにくい構成ではありますが、だからこそ「もう一度読んでちゃんと理解したい」と思わされるような、不思議な引力を感じました。 各事件はかなり不気味で、しっかり怖さを味わえます。特に、終盤にかけて情報が増え、バラバラだったものが少しずつ繋がっていく過程は本当にゾッとしました。じわじわと背筋が冷えるような怖さを求めている人には、とてもおすすめです。読んで後悔はしないと思います。特に、資料写真はかなりの恐怖でした。 ページをめくる手が止まらなくなるタイプのホラーです。
2投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログライターの友人でもあり編集者でもある小沢くんが、近畿地方のある場所について見聞きし収集した取材メモやネットの書き込み、ある雑誌の特集記事などを収録した本作。この小沢くんの消息が不明となり、読者にその情報提供を呼びかけています。 私は最後まで読んでしまいましたが、この件に関してはこれ以上かかわりたくありませんので、具体的な内容を話すつもりはありません。みなさんも深くかかわらないほうが良いかと思います。
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ近畿地方に限定してるとこがリアリティあって怖かったぁ〜 当分は夜寝られん…と思う ただ収集された資料の話で、事件の詳細は亡くなった当事者しか知らないはずなのに、事件情報が記事にされてたところは、疑問に思ったかな。故人は話せないなのに
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ2年近く積んでしまいましたが、来たる映画公開に向けてようやく読了。得体の知れぬ何かがジワジワと得体を現していくその様の異様な恐ろしさ。巧みな構成によって、その過程をこれ以上ないくらいダイレクトに味わうことができた。巻末の袋とじはマジで反則。
1投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
気になっていたけれど読むには至っていなかったこれに、映画(の林檎)きっかけで手を伸ばすことに。 一気読みしてしまった。 背筋さんの想定だったので、まんまと男性だと思い込んで読んでいました。 これどうやって映画にするんだろう? 文庫チラ見したら違う視点みたいなので気になって購入。
2投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ2025.8.3 残穢好きな人は好きだと思う。 サクッと読める良いホラー。 文庫版と内容違うらしいから文庫版も読んでみるかな
6投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ主人公として物語に入り込む視点と、いち読者として原稿を読む視点があり、珍しく面白かった。 特にネットの書き込みや、雑誌のルポはど世代のため、あの時のドキドキが甦って、背筋が凍るような怖さがあった。勝手ながら関西人として何となくあの辺りかなと思うところもあり、しっかり1人の夜はゾッとして震えた。
1投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログ何なんですかこれ 某山さんの鬼ごっこ読んでんのかとおもたわ(怒) 連作風にして背後を想像してね ってあほか、ヘッタクソすぎてただ投げただけやんかいっぱしの値段でふっざけんなよ(憤怒) あー、興奮しすぎました、失礼しました 本が売れることはいいことです どんどん売れてください カクヨムなんですかね、出典は あっちなら合う気もします ほんと、興奮しすぎましたすいません ったく、さっきから窓の外で両手上げてジャンプしてる人いるしよ、なんなんだよ しかもこっちみて笑ってる気がするんだよな ……ん?あれ、うち4階やぞ? すいません、汚い文章書いといてなんですが今から文句言ってき
7投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログすごく怖いホラー小説です。 家で一人で全然読めなくて、途中喫茶店に行って一気に読み切りました。 でも最後の真相を読むと、「それだけ?」と思いました。
1投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログしっかり怖い。 読んでて勝手に10年前、20年前とかの話かなと思いこんで、直近かと思い直すことが何度かあった。 ところで、みなさん、山へ行きませんか
1投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログ舐めてかかったら、怖くて泣きそうになりました。 家で読んでたら背筋がゾッとして怖くて読めなかったので 電車の移動中や、カフェで読み進めました。夏にヒヤッとするホラーで最高でした。 文庫本も購入したので早速読み進めて、映画見に行きたいなと思います。
1投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ穢れた…を先に読んだので思惑があると見落とさないように読み進める。 そして繋がりが分かった時、やはり神社は一筋縄ではいかないなと、共にそうきたかと面白く読了。霊の存在、霊感のない人には怖くはない。もし霊が見えたとしたら無視をしないといけないと教わる。 前に自分の家がもしかしたら呪われているかもと思うぐらい不幸が続いたしホラー小説に興味持ち出したし行動も変だったが霊のせいにしていただけで実際は色々重なっただけだと読みながら感じる。
4投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良質なホラーだった。新しい記事やインタビューが出てくる度に後ろに戻って、繋がってる部分を確認する作業が楽しかった。
1投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログネットで都市伝説のサイトを見てるみたいに、スルスルっと読めました! 早く続きが読みたくなって、すぐに読み終えてしまいました! 怖さ的には、思っていたほどではなかったので(夜トイレに行くのが怖くなるとかはなかった)エンタメとして楽しめました!
1投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ再読 文庫版を読み終わった後に、さっと読み直してみましたが、これは、何と言うか。 スピンオフが独り歩きする感じ。例えるなら「とある科学のレールガン」方式。 ただ、これは異質過ぎます。 動物の吐瀉物から高級料理が作られるかのような、事実を知ったら口にしたくなくなる物語です。 見つけてくれてありがとうございます。
74投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終始ゾワゾワとした違和感というか怖さというか。 得体の知れない何かに迫っていく感じが怖いが、怖いもの見たさでどんどん読み進めていってしまった。 少しずついろんな事件や怪奇現象が、近畿地方のある場所に繋がって、「ましろさま」に行きついたときは良くSNSで見かける「かき」の意味がわかって少しすっきり。 ただ、赤い女の「見つけてくれてありがとうございます」の意味が一読ではよく分からず。 死んだまさるの怪異が、若い女を嫁に連れていってしまう。それを阻止するには生贄が必要。幼いあきらくんはその生贄になってしまった。そしてあきらくんの母はその時傾倒していた宗教(奇しくもましろさまを神のように考えている)の祈りを、死体のあきらくんに向かってしていた...? 自殺したあきらくんの母が赤い女の怪異として今でも息子を生き返らせようとしている...? 難しい〜。私にはしっかりと全体像は掴めなかったのだが、真実に近づいたものは死んでしまう。でも知りたい。ぞわぞわする怖さがクセになる感じだった。 最後の袋とじは...これまた怖い。無気味。 事前情報で夜に見て後悔したとのレビューをみたので昼間に読んで正解な作品。
2投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログ気になっていたこの本を図書館で予約し、やっと順番がまわってきました! めちゃめちゃ怖いというウワサを聞いて、ドキドキしながら3日で完読。 小説的な感じではなかったけど、内容的には『貞子』とかの部類になるのかなーと思いました。怖かったし、3日連続で読み進めたということは面白かったと思うのだけど、想像を超える感じではなかったかな。 期待値が上がりすぎていたのかも(笑) 夜トイレに行けないほどではなかったです。 ホラーに関してはやっぱり映像に勝るものはないかなー、と思いました。 本だと怖い!という場面でも自分の都合で読み進めるスピードを変えられるけど、映像だと待ったなしで強制的に見させられる感じで、ホラーは映像のほうが怖いな。そこまでホラー好きでない私には本が1番いいのかもなと思いました。
1投稿日: 2025.07.24
powered by ブクログずっと気になってた本。 作者の知り合いの編集者が失踪した。 その状況提供をお願いする旨から始まります。 近畿地方のある場所についての手紙や雑誌の記事、インタビューなどで構成された短編集(モキュメンタリー?)です。 それぞれ場所や状況、人間関係が薄いまたはないので独立した印象でした。 読み進めると根本は同じことがわかりました。 でもその根本にもはや意思はなく本能のみで動いている。 それが怖かったです。 付属資料があるから余計怖かったのかも。 でも口コミをたくさん見すぎたせいで期待値が高すぎたのか拍子抜けはしました。「こんなもんか」って。 Netflixの呪詛に近い印象かも。
7投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログホラー苦手だけど文字なら大丈夫かなとか思ってたけど情景描写細すぎてめっちゃイメージできてしまって全然めちゃくちゃ怖かった。 でもめちゃくちゃおもしろかった。 映画も気になるけど1人じゃ行けないな〜。
1投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村で昔から女性を生贄にしていた風習の中で、何かが生まれた。まさるも何かにコントロールされていたのかあるいは 生贄にされる女性を助けようとして村人に殺された後に、生贄信仰を隠したい村人達にましろ様に仕立て上げられたか。 考察の余地があって楽しめました。
1投稿日: 2025.07.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
残りのページが少なくなるにつれて、このまま最後まで読んでもいいものなのかと考えが。 最後のページ、みなさんはどうですか? 私は怖くて開けてないです。
2投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めてホラー小説なるものを読みました。 映画化で話題が再燃しているとのことで手に取りました。 正直読む前は「たかが文字で怖がるわけない」と余裕ぶっこいていましたが、メッチャ怖かったです。 途中で参考資料としてイメージ画や絵が挿入されますが、大半は文字なので、映像ホラーと違ってジャンプスケアを警戒しなくていい分、全編に渡ってちょっとづつ呪いを掛けられていくようなジットリとした怖さを存分に感じることができました。 ここからは感想ではないのですが、自分はこの作品をほぼ何も事前情報を入れないで読んでいたのですが、そのせいで想定以上の恐怖を味わうことになりました。 どういうことかというと、夜に一人で読んでいるときに、ふとビックリする描写がないか確認するためにペラペラ捲っていたら最後に袋とじがあることに気付きました。確認してみると、何やら写真が載っていることが分かり、手で隠しながらほんの少しだけ見ました。すると最後の写真がどうやら男性のものだということが分かり、私はそのとき「これ絶対作中に出てきた口を大きく開けて笑ってる奴じゃん」と思い、見る勇気が沸かず、その写真を想像しては、必要以上の恐怖に駆られていました。 後々見ると大したことのない写真だったので良かったですが、もし大口の男や赤い女だったらトラウマになっていたと思います。 ともかく、私の初のホラー小説体験は大満足だったので、他のホラー小説や、この作品の実写映画も観たいと思っています。
4投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログあるライターが背筋というペンネームで、行方不明になった友人の編集者小沢くんを探すため情報提供を読者にお願いする、という書き出し。 小沢くんが行方不明前に調べていた近畿地方の●●●●●という場所にまつわる怪異談、体験談、行方不明少女の事件、林間学校集団ヒステリー事件、学校のこわい話、ネットの書き込み、インタビュー、古い雑誌の記事などの文書が続く。写真や絵などの取材資料もあってリアルさが増します。そして、これらの怪異がひとつの話に集約していく。 怖いか怖くないかといえば、怖くはないです。でも、謎解きのような楽しさはあります。面白いですねえ。土地の人などに話を聞きながら、何が起きているのかが明らかになっていく。 もちろんホラーですから、すべてすっきりというわけではなく、よくわかんないところもあります。そこはホラーですから。クリアに終わらせたら面白くもなんともないですからねえ。
1投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神社。鳥居。あかいおんな。了。あきら。あきらくん。お札。シール。山。あきおくん。スピリチュアルスペース。石。お札屋敷。ら 久々に読んだホラー。インタビューやブログ。手紙。短編。書き込みなどから一つの話に。背筋。
1投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログもう少し壮大な真相を期待していただけに後半の失速が残念。あっさり種明かし(?)されて、回収が雑だと思った。
2投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログすぐ読めた!こわ面白かった!でもストーリーわかんなくてなんとなく繋がってるのか??ってなる段階が一番盛り上がってて面白かったかも
1投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログオカルト雑誌の編集者が失踪した。その真相を追う中で、近畿地方のある場所周辺で怪異や未解決事件が起きていることに気づく。取材情報を集めた形になっていて、終わりに向かって核心に近づいていく。ゾクゾク感MAXで読了。ホラー嫌いでもなんとか最後まで読み終えることができた。
17投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログモニュメンタリー。 たくさんの短編が最終的につながっていくような。一つ一つのオチが秀悦で、とても面白かった。 特に印象的だったのはこの2つ 「賃貸物件」 「まっている」
5投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログピア・サポーターズKさんのおすすめ本です。 「近畿地方のある場所についての怪談話を集めたお話です。すべてが一見バラバラに見えるのですが、それが繋がったときにぞくぞくしました。」 最新の所在はOPACを確認してください。 TEA-OPACへのリンクはこちら↓ http://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00612036
1投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログ題名の通り、近畿地方のある場所に関連した心霊体験、恐怖体験、などが各々の体験と取材記事によって少しずつ繋がっていく。 ほとんど初めてのホラーミステリー小説だったため、楽しめるか不安だったがドキドキしながら読み進めることが出来た。 小説ホラーのいい所は自分の中で最大限に恐怖イメージが肥大化されるところだと思う。そのためゾッとして鳥肌が立つ時もあった。 気になっている方は是非映像化や漫画の前に、自分の想像力を信じてこの本を楽しんで欲しいです。
2投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログホラーはすきな方ですが、あまり得意ではないのでレビューを見て怖くなり最初は挫折していました。しかしどんどん読み進めるうちに謎を解きたいスッキリしたいという気持ちを駆り立てられてあっという間に読み終わりました。 読んだ感想としては、この本を買った時点でやっちまってるし詰んでたんだなという気持ちになりました。この本自体が呪物という感じがしました。 読後はスッキリというよりはあーそうだったのねという納得に近いものがありました。感受性が豊かな方なのでとても楽しめましたが、がっつりホラーやミステリーが好きな人にはスッキリ感が物足りない気もします。 最後の袋とじはまだ見れてません( ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)
3投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ背筋さんの作品、初読みです。2025年初作家、41人目です。 モキュメンタリー初めて読みました。なんかずっと薄っすら怖い感じ。と気持ち悪さ。となんか結果が出ないモヤモヤとしたものを感じるホラーでした。 怖い話はスッキリ解決してほしい笑。解決しないから怖い話なんですかね〜。映画がやるそうだけど‥。見に行くか迷います。
12投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログ袋とじが本命まであるw(夫は読了後すぐに袋とじ見て本投げだして怯えてました) 映画の「呪詛」的な「こちらに侵食してくる」系のホラーでじんわり冷や汗かいてくる感じが怖かった〜。個人的にこういう土着の信仰系のホラー好きなので面白かった!(光が死んだ夏とかも好き)
2投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログ読みやすかった。自分が主人公になって実際に調べていくみたいな感覚、モキュメンタリー。夜には読むのは無理だな。
1投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログ本当に怖かった。文字で読んで想像してここまで恐怖に襲われる本は初めて読んだ。 一つ一つの話が怖いと感じて、読み進めていくうちに話が繋がっていき、話が進むにつれて恐怖感も増していった。
2投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログ様々な形式で構成されてて、某掲示板の隆盛期のオカルト板を見ているような楽しさと恐怖感 始めは怖くて面白くてドキドキしながらページを繰ったが、終盤になると拍子抜けな感じ 面白いのは面白い
1投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログもう序盤から怖いが過ぎるだろ 「林間学校集団ヒステリーの真相」から「まっしろさん」につながるくだりで涙目… でも怖いもの見たさで続き読んじゃう 追記:巻末の袋綴じは開けない方がいいかな、と思います 寝れなくなるので
1投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こういうタイプのホラー読むのって小学生とか中学生ぶりだなぁ、と思いよみました。 もうだいぶ大人な私は、正直話が細切れなのも入り込めないし、意味不明な呪文とかもはやぷ!ってなってしまうので楽しめたか、、、、というとちょっと笑 ネタとして読むにはいいかなぁ。
3投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ購入したものの、読むのが怖くて2年近く積んでたこちらの作品… やっと読みました… 怖いので他の作品と併読しながらだったけど、それでも怖かった… 私は最後まで「見つけられなかった」けど、もうそれでいいや。 袋とじなんて、開封できません…
11投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時系列バラバラの怪奇話が、終盤ある事象に収束する。話のバラマキ量が多すぎて、何が収束して何が謎が残ってるか整理できず、悶々とするとこほもあるが、ホラー系の小説ってこんなもんと思おう。
3投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ怪異とは何か?怪異が如何にして生まれるか?がわかる本だった…。 最初のほうはパズルのピース一つ一つをバラバラに見せられていて集中出来なかったのが、最後のほうに来てパタパタッと見えてくると、まさに怪異だった。一つ一つだけでも不可思議だけど、点と点と点が繋がっていくと更に恐ろしいという。怖いというより禍々しいという感じ。 ただ、読後マジで悪夢を見てしまったので星数低めですみません。
14投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログモキュメンタリー小説の代表作品と思いました。 あらゆるメディア媒体をストーリーに組み込んでいて、それらが一つになっていく過程はドキドキしました。 もう、このあとに何がきても、この作品の二番煎じになってしまうのでは。 ただ、あまりに怖い怖いと話題になりすぎたせいか、肝心の恐怖の部分が怖く感じなかったです(笑) 面白い構成に対して、ホラーそのものは雑に感じました。簡単にアレしたりアレされたり…。 オチというか恐怖の根源が「ソレにそこまでの力ないと思う」とツッコミをいれたくなりました。 でも、そこまでの力ないものに力あるように思わせる、それがSNSで感化されやすくなった今のホラーなのかなとも思いました。
3投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログ怖いと言えば怖いのだけれど先になるほどな~と思ってしまった読後感。読者参加型ホラーとでも言うのだろうか。 色々な場面で展開することで、読者をどんどん引きずり込んでいく流れが上手い。かめばかむほどではないけれど読めば読むほど怖さが増していくという感じ。 「リング」以来の呪いの伝播という気持ち悪さがある1冊だった。最後の綴じ込み付録?も気持ち悪かったなぁ。
1投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話題なので読んでみた。 読みやすいが怖くないかも。ウケる人にはウケてるから、人を選ぶんだと思う。 怖さを得たくて、わざと真っ暗な部屋で読むようにしたが、終始「そうですか……」の感情だった。自分が純粋にホラー向いてなくて楽しめないだけ説が強い。山に怪異がいて人が死ぬなんて、、、当たり前すぎるカモ。 短編集に近いとわかったときに「全部原因一緒だろうな」と穿って読んじゃったのもよくない。怖がれてないのは私が悪いからねーーー 読後感もっとスッキリしてるかと思った。でもこれはそういう良さか。 叙述トリック?もあまり楽しめなくて残念。 ネットの感想だと、読了後も尾を引くような見られているような怖さがある みたいなのがある。 でも自分は特に感じてないので、悔しいです!!!!モキュメンタリーって怖くなくね??? 「おやまにきませんか?」やお札など、ストーリーのインターネッツミーム適性はある。が、いまいちガチ感がないので、困っている。お札大量生産したらよろし? ひとりかくれんぼの動画とか、心霊スポットの動画は怖ぇ〜〜になるんだけどな……本だと乗っかりきれない。私もここで怖がらせてください!!! 文庫本買って袋とじ開けたら怖かったかも(?) 読んで怖いと思った人はサ、私がついてるから安心しなよね。
1投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログこの夏映画が公開予定の人気ホラー小説。モキュメンタリーの形式をとっており,いくつもの短い話が手紙,インタビュー記事,ネットの掲示板投稿といった小説とは異なる表現方法で記され,よりリアリティを感じさせます。この手法と従来の怪談に感じる湿り気のある恐怖がうまく融合し,まさに現代ならではのホラー小説となっています。
1投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログネットで読んで面白かった。続きが気になるし、いちいちゾッとした気がする。だいぶ前だからちょっと忘れてる
1投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
普段ホラー系をあまり読まないせいか、私の想像力ではリアリティを感じにくく、正直読みづらかった。 時間軸や場所が頻繁に行き来し、細かなエピソードも多くて物語に入り込みづらい印象。 ラストには確かに「ぞわっ」とさせられたものの、「いや、結局嘘をついていただけでは…?」と、期待していたような叙述トリック的な驚きは得られず、全体的に消化不良なままラストを迎えてしまった。 とはいえ映画化されるとのことなので、この独特な構成が映像でどのように表現されるのかには興味がある。
2投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログ新鮮な切り口でおもしろく1日で読み終えたが、 もう少し核心に近づきたかった。惜しい 点数にすると70点くらい。もう一度忘れた頃に読んでもいいかもなぁー、くらい
1投稿日: 2025.07.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったーーーー!速攻で読めた!!!! ほぼ1日かかってない!!ホラー好きにはたまらん感じだった。これがどう映像としてまとまるのか映画も観てみたい✨️
2投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巻き込まれた人を、どんどん自殺させていく怪異の誕生が最後に明かされて面白かった。単に強い怪異というのではなく、それらが語り継がれることによって、多くの人が巻き込まれていくというのも面白かった。
1投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログ読者体験型ホラー体験 元は普通の人であっても、皆から神と言われたら、 徐々に神になる 自分がどう思うのか、周りからどう思われるかによって人は変わっていくのだと思う ただ、正直結局何が言いたい本なのかはよく分からなかった
1投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何故かどうしても続きが読みたくて読みたくて、どんどん読んでしまった。過去最速で読了した。 こんなに熱心に読むなんて珍しいなと思っていたら…最後まで読んでゾワっとした。私も呪いに取り込まれてしまったかもしれない。
1投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ※web版の感想 ブックライブでおすすめに出てきた作品。軒並み評価が高くて、『持っていると良くないことが起こりそうで捨てた』ってレビュー見て笑っちゃって、気になったからホラー苦手だけど読んでみた。 物語は、あらすじ?の通り、とあるライターが近畿地方のとある場所にまつわる奇妙な話を様々な媒体から集めたという体で進む。ひとつの事件から派生した怪異が手を替え品を替え人間に襲いかかる。元は同じ怪異なのに、よくこんなに思いつくな、と思わず感心してしまうほどのバリエーションの数々。作者はネットやら本やら、よほどホラー作品を読み込んだに違いない。 雑誌の記事の切り抜きや2ちゃんのスレなど様々な話が載せられていて、徐々に怪異の輪郭が明らかになっていき、最後はこれを読んだあなたも…と言った具合に読者の恐怖を煽る。 作者の経歴やこの作品を公開することになった経緯などのメタ的な要素や、時勢を反映させ現実と世界線をリンクさせることによりリアリティを増すことで、恐怖をより身近なものに感じさせている。 良くないことが起きそうで手放す人の気持ちもわかる。意思に反して届く呪いのチェーンメールのような気味悪さを覚えてしまうのだろう。 夜に読んだら寝る時やトイレなどで思い出して怖くなることが目に見えていたため、あえて夜は避け、通勤などの空き時間で読むようにしていた。おかげでそこまで恐怖は感じなかった。電子ということもあってかあまり感情移入せずに済むので怖いの苦手な人はおすすめ。
1投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ1年半くらい前に読んだけどすっかり忘れてた… そのときは一人暮らしだったから怖くてバー行って読んでたな… 初めはバラバラに思える情報が少しずつ繋がっていくのだいすき 何回読んでも怖くて家ひとりになれない〜
1投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ色々な怖い話を読み進めた先に 衝撃の展開が…… 怖い話を読むのも楽しかったし展開を考察していくのも楽しかった。 ただオチが少し弱い気もして最後はちょっと拍子抜けしてしまった。 どう映像化されるのかは気になる!
1投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これ、ネットで公開されてた時から読んでたんですよ。 こっわいいい!!!(涙目) 普通の怪談とか怖い小説とかより、ネット掲示板とかそういうのに近い。色々なチグハグな情報が実は…というネット考察でこれ繋がってね?という感覚。 だから余計慣れてると本当に怖かった。本で読むとまた怖い。 見つけたくなかった。
1投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お話の魅せ方が現実にありそうな内容でリアルを感じて本当に怖かった。 怪異の正体についても起源があってそこから派生してこの事件があって、そこから関連して…と複数の怪異で構成されているのでそこがややこしく解決手段がなさそうなところ、そして今これを読んでいる自分やこの話を書いた作者は…などと考えていくと本当に救いがないので怖いです。 良い読書体験でした。
3投稿日: 2025.06.24
powered by ブクログブクログ登録前に一度読了、今回は二回目。 改めて読んでみて気づいた、やっぱり細かいところはいくつも忘れている(泣) 特に終盤の、小沢くんと背筋さんのやりとり。あの部分がすっぽり抜け落ちてるのに気づきました。 あの部分、お話のキーポイントになるだろうに…なんで覚えてなかったんだろ。。 なんか、まるで本の中に当事者として登場する女性と似たような精神状態(記憶が抜け落ちてる)になった感じで…薄気味悪い、嫌な後味が残ってます。 文庫本が7月25日に発売されるらしいし、内容も単行本と変わるということを聞きました。 映画、文庫本ともに楽しみにしてます。
16投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
背筋さんの話は、ホラーだけど推理が混ざっていてハラハラドキドキしながらも、ホラーの元凶を予想しながら楽しく読み進める事ができました。 途中で、『近畿地方のある場所について』の考察4が続いて、少しずつ書き足されていくのは結末が気になってとても面白い表現だった。 最後に、勝手に男だと思っていた主人公が女だったり、噂を広めるためにこんな表現をしていたりリアリティがあって面白かったです。
7投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ怖すぎ…!!!!!!読みたくない〜って思いながらも収束点が気になって最後まで読んでしまった。恐ろしいお話です。ラストもすっきりとまとまっていて良い。全てがあきらかになるのが好き。
3投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログおすすめポイント 今時の読みやすいホラー 謎解きは面白かったです 疑問とか まあまあ面白かったけど、わりかしありがちな話で、これほど爆発的に流行る理由は?よくわからなかった
3投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログWebのカクヨミにて。 今はこういうモキュメンタリーホラーが流行っているみたいだけど、その走りかな。 評判ほど怖さは感じないけど、普通の小説とは異なる形式が仕事の合間でも読みやすい。
10投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
エピソード1つ1つからはそこまで怖さを感じなかったけど、これが徐々に1点に集まってきて最後の最後に読者に降りかかってくる怖さがあった。 1番恐怖を感じたのが袋綴じを開く瞬間。怖すぎて妻子がいる場所でないと無理だった。でも中身が写真イラストがメインだったの、せっかく文章だけで怖がらせてくれたのにそれ反則だしもったいないな?って思っちゃう。
2投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
モキュメンタリーホラーが好き、かつ伏線回収が好きな人には刺さる内容。 webは未読で知識なく読みましたが、だんだん謎が解けていくのに比例して不穏さが増していくため読み応えがあった。 まとめサイトで話題になった「おつかれさま」を思い出す作品。
1投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログ怖い、不気味、これを読んでいる時期この本のことを思い出して夜外を歩くのが怖くなってしまった。 途中で怖すぎて読むのをやめてしまったが読みやすく、また機会があれば読んでみたい作品。
1投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログ最初から最後までずっと不気味。最後で全て分かります。 ネタバレ禁止なのでこれ以上書くことができません。 とりあえずこのコメントを見た皆さん。 「必ず」読んでください。「必ず」です。 本当にお願いします。
1投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログカクヨムで読んでいた時は夢に出るくらい怖かったです。 本に掲載されている、掲示板の書き方が読みやすくて他の本もこうして欲しいくらいだった笑
2投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実話チックなホラーというジャンルの本を初めて読んだ。没入できて面白かったが、展開はあまり刺激のあるものではなかった。それがむしろリアルさを際立たせているのかもしれない。
1投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログWeb小説から単行本化となり2025年には映画化も決定!オカルト雑誌の掲載記事やネットの匿名掲示板などが次々に紹介される。脈略がなく途中で少し飽きてしまいそうだったけど、全てがある場所へと繋がっていく。疑問が色々残る気がするけれどそれはそれでリアリティがあるかも。
12投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んだことを後悔するくらいにちゃんと怖く、背中がゾクゾクするような気味の悪い本だった。 なるべく昼間に読んだけど、後を引く怖さで夜眠れませんでした笑 怪奇であれ、何事にもきっかけがあるんだよなぁと冷静に思ったり。。あまり深入りしたくない気持ち。 1つ1つの話は短いし脈絡がなさそうに見えるが確実に影響している。これどうやって映画化するんだろう?楽しみ。
1投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
近畿地方の「ある場所」についての逸話が次々に紹介される。ある時はオカルト雑誌の掲載記事。ある時はネットの匿名掲示板の書き込み。これが、ぶつ、ぶつ、と断片的だし、特に脈絡もない。だけど全ては「ある場所」に集約されていく。もともと「カクヨム」というサイトに掲載されていて、当時から話題になっていた。本になったと言うことで読み返してみたが、やっぱり怖い。でも、ネット掲載時の方が不気味さとリアリティを感じてさらに怖かったように思う。(ワンチャン、本当にあったことを書いているのかもしれない、と思わされたし、ネットだからこそのリアリティさがあった) こういう得体の知れなさ、不気味さ、というのは、とても日本的なんじゃないかと思う。百物語の怪談のような。なぜその現象が起こったのか、結局分からなかったりするのが一番怖いと思っていて、突然始まって突然終わる、みたいな。そこに明確な理由の説明はなく、幽霊なのか、神様の怒りを買ったのか、土着信仰のような、民俗学のような…体験談だから小説のようなストーリーがない。(ただ、この話では最後まで読むと事象の理由は一応の説明のようなものがされているので、ある程度納得感はあると思う。それでもやっぱり得体の知れなさはちゃんと残っている。)それがネット文化と相性が良く、現代のホラーとして成り立っているというか。その手法が、うまくて、怖くて、おもしろいなと。 例えるなら、真夜中1人きりで山の木々の間の暗闇やトンネルの中をじっと見つめるような…そこに何があるかわからなくて、想像力を掻き立てられるような怖さ…そういうゾクゾクするような恐怖を楽しめると思う。
1投稿日: 2025.06.15
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映画化され椎名林檎が曲提供すると聞いて購入。 了、人名だったのかという驚きはあり、いろんなお話がじんわり繋がっていく楽しさはあったけどうーーーん。 袋とじを開けるのは久々で童心に帰った、そして紙がちょっと破れて失敗した。 面白くなかったわけではないけれど、穢れた〜を購入して読むかは悩む。
1投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログホントは⭐︎4くらい。 でもあまりいい評価もしたくないくらい、、 怖かった。 怖すぎて、途中で読むのやめようかと。 図書館本で、めちゃ人気だから、かなり待ったけど、、家族がいる時間しか怖くて読めず、なかなか進まない、、。 怖いもの見たさで好奇心で借りたけど、楽しい読書ではないなと、、。 「火のないところに煙は」も相当怖かったけど、、。 なぜ借りた、、返却しよう、、、、、 と思ってたけど、何とか奮い立たせて読み切った。 最後まで読んでよかった。 謎が少し解明されて、途中で放置した方が怖かったかも。 でも、この本についてはあまり考えないようにしよう。 深く考察するのはよくない気が。
1投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ近畿地方のある場所近辺で怪異が始まる。ひとつひとつは小さな怪談、まぁ怖いな…で終わるけどそれがバラバラな時系列から繋がっていく。取材形式で調べていく流行りのモキュメンタリーホラー。最後には強烈な袋とじが待っている。夜に見てはいけない。最高です。 時代と共にホラーの怖がらせ方も変わってきているのかな。以前は画質の荒い映像に何かが映り込むだとか、心霊写真とかそういうのが主流だったと思う。ネットの時代になり配信だとかフェイクドキュメンタリーが流行ってる。こういう本だと、最後にこれが本文にもあった…いわくつきのそれです、と写真を残す。 これから先の時代も怖い話は色んな姿に形を変えて人間を怖がらせるんだろうなぁ。
3投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ袋綴じが怖かったけどなくても充分怖かった。 ホラー小説って小説だから怖い部分もあるけど、視覚的に「こういう異形です」って見せられるのもやっぱ怖いよね。 まあ結局怖いんだよね。 怪異の正体を口伝が残るレベルの昔の出来事に設定するも、それだけでは納得できない余韻があってよかった。 Aさんは何人おるんやと途中混乱するのも臨場感あってよき。 ルポ風のはついつい手が止まらなくて、もっとじわじわ恐怖を味わうはずだったのになぁ、一気に読んでしまいました。 見つけてくださってありがとうございます。
4投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ詳しくは場所は明かされてはいないけど、それぞれの記事の表現がリンクしているところが多くてゾクっとする。表現がリアルで後々めっちゃ怖くなって寝られなくなりそうになる。でも読み切りたくなる怖さ。筆者が何度も繰り返していた言葉の意味を知って怖さが最高潮に達した。(この話はフィクションです。って最後のところに書かれててやっと息ができた)
2投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログドキュメンタリー風のホラー小説だが、自分には合わなかった。 オカルト雑誌や怪談雑誌を主なジャンルとしているライターの背筋氏が失踪した友人を探すにあたり、取材した内容を綴るという構成で進んでいく。まとめられた文章の多くは「近畿地方のある場所」に関連している。 だが、あまりにも、内容がバラバラで、時系列もわからず、読んでいるうちに、こちらの頭もおかしくなってくる。 ホラーを売りにしたのかも知れないが、これほど、首尾一貫せず、収束性を感じられない内容では、心の芯から恐怖がこみ上げるという醍醐味は味わえず、失望感と徒労感しか残らなかった。
1投稿日: 2025.06.09
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図書館で予約待ちして、なんで予約したか忘れた頃借りて読んだ本。 三分の一くらいゾクゾクしながら呼んで、怖かったので調べたら、フィクションだと知って安心し、続きを読んだけどノンフィクションと思って読み終わるべきだったとも少し後悔。 まだ完全に理解しきれてないけど、文庫は中身変わるらしいからまた読もうかな。あと映画は最初から一部ネタバレしてるのでどんな感じになるのかな?サブスクに出たら観よう。
2投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ読書を最近始めて最初に読んだ本。この本のおかげで、読書ってこんなに面白いのか!と思い知らされた。 読書沼に引っ張ってくださりありがとう、と伝えたい。 映像で怖いものや、グロテスクなものを見るのが苦手なので書物でそういった世界に触れることができて嬉しい。
3投稿日: 2025.06.04
powered by ブクログモキュメンタリーホラーとして割と定番の結末でしたが、好みでした。 合間に文章以外が挟まるので、読書が苦手な人でも読み進めやすいかもしれない?と思いました。
1投稿日: 2025.06.03
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今はホラー小説の黄金時代だ! 変な家、変な絵に続き、この本もとても面白かった。 雨穴さんと違って、完全にホラーに寄ってるので、寝れなくなりそうな怖さがある。 話が10ページおきくらいに途切れるから飽きずにスラスラ読める。 いろんな角度から情報が入ってくる(2ちゃんねる?っぽいやつ、YouTubeっぽいやつ、聞き取り調査…等)のが、本当の話を追いかけてるみたいで怖かった。 最後の袋とじも怖い!急に絵が入ってきて怖すぎる。 あえていうと、目次がないのに前の話を引っ張ってくる頻度が高すぎて、ページ巻き戻って見返すのが難しい。そこは読みづらかった。 パパに買ってもらった本
1投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ発売当初、図書館で借りたものの読みにくくて返却したら人気に! 再び借りたら100人以上待ち!やっと手元に回ってきました。この間に背筋さんの作品を2冊読んでるので前回のような読みにくさはナシ!むしろ読みやすい。 んーーーー、怖くはないけど気持ち悪さがクセになります。
7投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ話題作だけあり、本当に背筋にくるものがあり面白かったです。口に関するアンケートより近畿の方が良く、同ジャンルの作家の雨穴より私は背筋の方が好みです。 映画はどんな出来になるかわからないが、小説はテンポが良くて数ページの格話しも読みやすく活字で読んだ方が楽しめる作品かなって思いましたね。
1投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログ私には難しすぎて、ネットの考察をみながら読み進めていった。 ようやく意味がわかり話は面白かったけど、どこか遠くの、自分とは無縁のお話を読んでいるようで、怖がりの私でも怖くはなかった。 私が近畿地方に住んでいれば、もっと実感がわいたのかな?
2投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログ近畿地方のある場所について とても面白かったです。映画が出る前に見れてよかったと今一安心しています笑 でもこの小説を一体どのように映画にしていくのかが気になって仕方がないです! そしてこの本を読んだ最後付録らしきものがついていたので開けてみたらなんと!結構リアルで夢に出てきそうでした、、笑でも怖いのはここからこれは私がたまたま起こしたものなので多分この作品は関係ないと思いますが、この本を読み終わり付録を開いてしまった次の日なんと38度以上の謎の熱が出てしまい(1家全員)両親に「その本のせいだよ」と言われました(´ω`)トホホ… 幽霊系の作品はいくら読んでもとても面白いですがやはりお風呂に入る時は怖いですね笑
2投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログ「近畿地方のとある山の周辺にまつわる不思議な話」について色々な体験談やネットの投稿からジワジワと怪異について語られる様子が新鮮で面白い。いろんな語り口、表現方法があるので飽きずにどんどん読み進めてしまう。小説とはまた違ったものなので文章読むのが苦手な人にも手を出しやすそう。ただ、不気味さは骨太です。
1投稿日: 2025.05.26
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面白かった。 様々な要素が結びつき最後、怪異を広めていくための物語であったことがわかる、オチとしては映画「呪詛」と同じ 読者参加型ホラー。最後に意図せず拡散に参加させられてしまっていたことが判明する作り、かなり好み
1投稿日: 2025.05.26
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映画でCMを観て気になってカクヨムで..なるほどこれは菅野美穂さんぴったりだなぁというキャスティング。回収や各聞き取りの内容とっても背中がゾクッとして面白い。
5投稿日: 2025.05.25
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こういう色んな話を集めていってだんだん歴史を紐解き真相が分かるみたいな話大好きだからとても読み応えがあった! 一緒に調べている気分にもなれるし、刊行やスレッドとか色んな媒体があってワクワクする。 読んでる時、わたしも笑っていたかもしれないしページをめくる手が止まらなかったのは早く読み終えて深く繋がりたかったのだろうか??あ、あきらく
2投稿日: 2025.05.24
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面白いと聞いていたので読んだ。 中盤まではとても面白くワクワクしながらページをめくれたが、終盤に差し掛かるあたりから回収編特有のトーンダウンをしているような印象を受けた。期待しすぎていたところはある。 自分の生活を脅かしにきている感では残穢ってすごかったんだなと思った。 ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎から物理的な距離があるから、真に迫るものも感じることができなかったところはあるかもしれない。 怪異はもっと意味不明で理不尽で暴力的なままで迫り来てほしいなと思う。 インタビューのテープ起こし4が理路整然としすぎていて、不気味だったましらさまなる存在をはじめとしたそれぞれの怪異が自分の中で萎びてしまった。 その後の「ここまで読まれてしまったのですね」だったから萎えてしまった。 呪いのビデオで女の顔が近づいたり遠くなったりしているのは、天井に据えられたカメラに向かって手を上げて飛び跳ねてるんだというのは久々に風呂入るの躊躇するくらい怖い描写だった。 赤ジャンプ女を生み出したのはこの作品における最高の功績ではないだろうかって感じ。
1投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログ私自身近畿地方の田舎の方に住んでいるので、本作品がモキュメンタリーとは分かっていながらも、あの辺の地域かな?などと考えながら、より楽しく読むことができました。 読み終えた印象としてはオカルトや奇妙な話・不思議な話が多く、ホラー要素は少ないかなと感じました。 また時系列がバラバラなので、途中でもう一度読み返したり、頭の中で整理する時間が必要でした。変に間をあけるより、一気読みした方が良いかもしれません。
2投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログ日経トレンディの業界別ヒット2024 エンタメ部門に入っていて、前から気になっていたのですが、ホラーは苦手で、なかなか手に取れていませんでした。 一度読んだだけでは全体の構造を把握するのは難しかったです。 でも、怖いので二度は読みたくない笑 いろいろな媒体に書いてあることが、物語が進むにつれて結びついて、伏線回収されていくという流れなんだろうけど、怖くて休憩しながら読んでいるからか、登場人物やエピソードを忘れてしまったりしていて、効果半減笑
5投稿日: 2025.05.22
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結構最悪な気持ちになった。。2chまとめサイトの洒落怖シリーズみたいに、「閲覧注意」「自己責任」って書いておいてくれ!読み終わった後、私にも男の子が見えてないか、部屋の中を見渡してしまった。怖かったよー。今も怖いよーーやだーー。
1投稿日: 2025.05.21
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「あっこれ絶対伝播系というか自己責任系で締めるだろうな〜」と思ってたらその通りだったので大変いやでした。後半に向かって事実が鮮明になっていくのと伏線が回収されていくのは実話怪談よりモヤモヤしなくて大変良いけど2ちゃんのオカ板がもう下火になった今だとこう言う体裁なのも若干やりづらいなという感じがある。SNSでくる怪異は新しくて怖い。意味不明な書き込みって実際あるし。これ実話怪談の体で書かれてたらゲンが悪いから絶対読まなかっただろうな(ゲンを担ぐタイプ)。まあ嫌な話考えつくな。すごいな。
1投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログ帯に書かれていた「私は彼を探しています。どうか皆さんこの本をお読みいただき、情報をお持ちの方はご連絡ください。」の文章から怖いもの見たさの気持ちを刺激されました。 バックナンバーの雜誌の記事、インタビューのテープ起こし、ネットの掲示板、小沢くんとの会話など様々な形式で、近畿地方のある場所に関わる文章が次々と出てきます。 時系列もバラバラ、登場人物のイニシャルも複数出てきて、何度も前に戻りながら読み進めました。 情報を整理しながら読むのに苦戦し、読み終わってもまだ十分理解できずにいます。
16投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ都市伝説のような不気味な話に同じ地域が関係している。といったお話 ぞわっとする怖さはあるし読みやすいのだが、何か正体がわかるわけでもなく、こんなことも、あんなこともを読んでる間に途中で飽きてしまった これを読んだら。。って昔読んだリングにもなかったっけ?
12投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログ★4.5。 やーー面白かった!色々な媒体での一見関わりなさそうな色々が、ひとつに収束してくさまが気持ちよかったなぁ。めちゃくちゃ気軽に読める京極夏彦って感じだった。いやまぁ私はファンだから京極夏彦も気軽に読むけども。 モキュメンタリー形式や、テーマでもある「怪異の伝播」がもともと好きってのもあってワクワクしながら読み進められて良かったなぁ…。小説ならではの、ひたひたじんわり沁みてくる系の怖さだったから、これが映画となるとどんな感じになるのか気になる。 「変な間取り」がイマイチハマらなく、何故かこれも同系統と思って何となく手がでてなかったけど、読んでみてよかった。「穢れた聖地巡礼について」も見なければ。
2投稿日: 2025.05.17
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モキュメンタリーホラーというものに興味があり、読んでみた。終盤になって、真相が明かされるのか…??という雰囲気は出てきて、明かされたっぽい感じにはなったが、初回ではあまり理解出来ず、んん…?という気持ちで終わり。 要するにこの作品がチェーンメールみたいなこと? 背筋が女性であり、これを広めようとしていることを踏まえた上でもう一度読めば、もう少し楽しめるかな? 各記事単品でも怖くて楽しめるのでその点は良かった。 もしかして世のホラー作品って、全部が全部ミステリーみたいに明かされるわけではないのかな?と学んだ。
1投稿日: 2025.05.17
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最恐。 この不安定な記述がじわじわ怖い。 ちらっと出てきた摩耶観に大学の合宿で2回宿泊したことがある。霊感が無くてしあわせだと思えました。
1投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログこれ怖すぎて読むとき休憩必須ですww だんだん読むにつれ点と点が結びついてとても怖くて面白い作品です!! 呪われそうなくらい怖かった
1投稿日: 2025.05.16
