
総合評価
(992件)| 159 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画を観た後だったのでだいぶ飛ばし読みしました 映画よく出来てた、結末は本と違うけど概ね同じような感じでした。普通に文字読むのも怖かったです
1投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログオムニバス的に進行していく純粋なホラー小説。 タイトルの通り、近畿地方のある場所についての怪異に関する雑誌記事や匿名掲示板、インタビュー、その他情報とそれらの怪異の原因を調べる記者達の考察視点でストーリーは語られる。 複数の関係なさそうな情報は物語が進行するに連れて絡み合っていき、全てが繋がっていく様はホラー小説にも関わらず爽快さすら感じられる。 複数の怪異を扱っている点と大量の情報でストーリーを構成している点は新しいが、それぞれの怪異としてはかなり王道的である。 王道であるが故にホラーとしてはあっと驚くような展開はあまりないが、おかしな展開もなく安心して(?)読むことができる。 少し物足りない点もあるが、久しぶりのホラー小説としては相当に面白かった。 背筋先生の別作品も読んでみたい。
1投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ色々な事象があるキーワードで繋がっていく。 内容が面白くどういうオチになるのか読んでいくうちに不安になったが、まさに期待通りのオチだった。。。
1投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ映画も観たいけどその前に単行本で。 あっさり2日でグイグイ読み終えて、まだ頭の中はぐちゃぐちゃな状態。 文庫もエンディングが違うみたいだし、映画観たら読もうかな?
1投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ映画→文庫ときて、穢れた聖地巡礼を経て、大きめサイズのこちらにも辿り着いたという感じ。 この作者、すごく好きだなと思う。文庫と比べると、登場人物が違うのと、それによって少しオチが異なるというか、物事をどの視点で見るのかによって見え方が変わるというような感じのつくりになっている。 多くの部分は文庫と共通しているので、よほどはまらない限りはどっちか読むだけでもいいと思うんだけど、3つのパターンで本作に接していくなかで何が真実だったのか分からなくなる感覚がしてきて、それが仕掛けとしてすごく面白いなという印象をもった。
6投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不気味で、妙に繋がっていくお話たち。 映画からみたので真相がもやっとしていたのだけど、この本でより詳細な情報を得るとともに巻き込まれていたなんてね…あーあ。 どうかここに来ませんように笑
1投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夜更かししながら2ちゃんねるの洒落怖まとめを延々見ていた夜のような気持ちで読了しました。 ホラー小説を読むのは初めてですが短編の積み重ねなのでテンポよく読みやすく、さくさくいやなきもちになれて楽しかったです。 マガジンの編集という立場から様々な怖い話を読み解いていき、やがてそれらは共通項を描き出していきある結末に集約する。 ひとつひとつの短編自体はそこまで怖くはない嫌な話だが、それらを関連あるものとして積み上げていくことで読者は自分から関連性を見つけながら読むことになり、自ら恐怖心を煽っていく。 そうやってそれぞれの話を紐づけて、縁を結んでいった結果として最後のオチに持っていく構造がうまい。 一番最後の最後の単語が特に良い。 すっかり人名として認識していた言葉をその言葉本来の意味でただしく持ってくるのは話の組み立てがきれいで好きです。 タイトルを失念してしまったので後ほど分かったら追記をしますが、洒落怖の中にも異なる話として挙げられたそれぞれ別のスレッドが同様の怪異を描いており、連続して読むことで関連性が見えるというものがあったと記憶しています。 その関連性を解説するサイトなどもあり、それを読んでいた時を思い出しました。 怪異それ自体とそれを追う人々を分けることでより客観的にその怪異について深堀していきやがて怪異そのものに取り込まれてしまう構造。 それは、自分の身に起こったわけでもない「怪異に近づかない」という選択肢を自ら放棄したがゆえの結末でありある種自業自得です。 (この作品上は過去に怪異に縁故がありますが、追わなければ逃げ切れたと思われます) ですが、それは読者も同じこと。 本作も読者側が「おかしい」と気づくタイミングがありましたが、ページをめくることを選んだのは自分自身。 いわゆる"お憑かれ様"系の話は数ありますが、基本的には「そんな目にあう筋合いないのに呪われてひどい」と読者は被害者面できる印象です。 ですが本作は「いくらでもページをめくることをやめることは選べたのにそれをせずに最後まで読み切ったのはお前のほう」だと突きつけるようで新鮮でした。 カクヨムの連載中にリアルタイムで追っていたら、読者が主体の体験型コンテンツとして臨場感があって面白かったろうと思います。 以下は余談 お憑かれ様系(読んだひとが呪われる)系のコンテンツは映画やゲームのエンドロールで「and you!」と書いてあったときのような気持ちになれて楽しいですよね。 好きになったコンテンツの世界にいくことって基本的に叶わぬ夢想に過ぎないのですが、お憑かれ様はその世界にこちらをひきずりこんでくれるという点で叶わぬ夢を疑似的に叶えようとしてくれて相思相愛のようだなと思います。 ただ、自分はホラーが特に苦手ではないので「鉄板のファンサービス」みたいな気持ちで受け取っていますが、そうではない方もいます。 「なんか人気だから読んでみよう」という軽い気持ちだった読者のうちの何人かは、読後数日は揺れるカーテンの裏に、街灯が生んだ濃い影に、ふと見上げた天井の隅に小さな男の子の姿を幻視して眠りにくい夜を過ごすのかもしれない。 それを事前に伝えてしまっては騙し討ちとして成り立たない。 この手のオチはありふれた鉄板といえど、なんの覚悟もホラーの定番も知らない人に与えるにはダメージが過剰にも思えます。気にしすぎなのかもしれないので色々な人の感想を読んでみたいです。お憑かれ様系コンテンツを知らない層にもきっと届いた作品だから。 自分が好きなものへの感性って疎く鈍くなりがちなので、考えられるものはいっぱい考えていきたいです。
4投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ面白く読ませてもらった。立ち読みで思わず前半から引き込まれ、後半まで読みきれなかったので単行本購入で最後まで読みきりました。確かに怖かった。読んでる途中で何故かカレンダーがバサッと落ちてきて「こわ〜」ってなった。(実は扇風機の風が強くて落ちた(笑))全体の作りが面白く凝っていて、飽きずに夢中になりました。こういう本作りの工夫って大事。すごいな。
5投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ文庫版を読んだ後に読みました。 内容は雑誌の記事や手紙など手がかりになる情報は文庫版とほぼ同じような内容で、インタビューの文字起こしや合間の会話シーンに変更が入っていました。 個人的には文庫版の方が人間ドラマの感じがあったので、面白かったと思います。単行本の方も初見なら面白いと思いますが、話がまとまっているのは文庫版の方です。
3投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ星が少なくて申し訳ないですが。。 映画も観てきました。自分の場合、映画ありきで(白石監督の「怖すぎシリーズ」が好きなのでww)鑑賞前に読み終えました。 それぞれのエピソードが繋がっていく流れは面白いのですが、ラストがこれで終わりなんだ!と思ってしまったので。映画はやはりそれだと弱いのか、話を膨らませていましたが。。映画は興行収入が10億円を突破したとかで、ジャパニーズホラーの久しぶりの続編出来そうですね。
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログしっかり怖かったーーー!!! でも怖いピークは物語の中盤くらいまでで 終盤はあまり怖いと感じず読了しました。 ホラー小説、特にジャパニーズホラーは敬遠していたのですが、 評価が高かったため興味本位で買いました。 単行本と文庫本とで少し味付けが異なるそうです。 単行本の方が怪異について振ってあるとレビューで読んだので、 単行本の方を買いました。 ホラー初心者の私は、読んだ当日の夜、悪夢にうなされました。 それくらい物語の場面が脳裏に浮かび、トラウマになったようです。 物語が現代のモキュメンタリーということで、読みやすかったです。 怖いのに読むのをやめられませんでした。 見つけてくださってありがとうございます。
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫版より内容が多くておもしろかったな。 実はこの話を読んだあなたも…で終わるのはあるあるかもしれんけど、実際にあった話をまとめた風の構成だから、これ自体を本当にある話として終わらせるのは大正解って感じだった。
2投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ★★★☆☆星3 怖いもの見たさ。夜中にトイレに行くのが怖くなる系。近畿地方のとある場所にまつわるありとあらゆる媒体の記事や書き込み、言い伝えをまとめていくと、、、。
1投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログモキュメンタリーというジャンルなのですね…!バーン!と怖がらせるホラーと違って、身近なところからゾワゾワと不気味に…そういう感じで好きでした!
3投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ怖かったです。 一気に読み進められるかな。と思っていましたが、数日かけてゆっくりと読みました。 怖い話は、その場で終わってしまうことが多いですが、いくつもの色んな人の話が重なってくる度に疑問と恐怖が増して、最後も終わりではない、この世の続きを見た気がするしました。
1投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後輩に勧められて読んだホラー小説。 山へ誘う白い巨人、赤いコートの女、半袖半ズボンの少年…次々と人を呪い、死や失踪へと追い込む存在が描かれています。 とくに「山に行きませんか」と誘う巨人や、ベランダまで飛び跳ねて押しかけてくる赤い女は、不気味さと同時にネット掲示板やエロサイトにまで登場するという奇妙な現代感があって印象的でした。 巻末の「取材資料」や「読者からの手紙」は、昭和~平成のホラー図鑑やネット怪談を思わせて懐かしい気持ちに。正直、恐怖よりも懐かしさのほうが強かったです。 ホラー好きなら「昭和・平成ホラー的な味」を楽しめる一冊だと思います。
1投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ序盤はシンプルに怖さがあって引き込まれたけれど、後半になるとあまり響かなかった。時系列がバラバラになったり、同じ文章が何度も繰り返されたり、「これで終わりかな」と思わせてからさらに続く展開は、作者の意図は理解できるものの、逆に集中力が切れてしまった。 個人的には、最初のストレートな描写の方がずっと怖く感じられた。 もしかすると自分の読解力や好みの問題かもしれないが、正直そこまで楽しめなかったというのが率直な感想。
1投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『近畿地方のある場所について』は、私と同命者にとって、記憶にあるかぎり初めて体験したホラー小説だ。 本書は、数々の短編が折り重なったオムニバスのような構成になっている。 はじめは脈絡なく展開されていた怪談の数々は、独立したそのままでも恐ろしかった。 だがしかし… 「見つけてくださってありがとうございます。」 「〈了〉」 その意味がわかったときの、嫌な後味に、かえってニヤけてしまった。 少なくとも寝室にはこの本を置いておきたくないとかねがね思っていたが、読後はそれが決定的になった。 メタ的に言うならば、ここまで緻密なモキュメンタリーを紡いだ作者の技量に、舌を巻くばかりだった。 私と同命者は、俗に言う所の「神様」は信じていない。 更に言うならば、唯一神や八百万の神に対して、今のところ、個人的な信仰心を抱くことはしない立場だ。 だがしかし…人々が連綿と語り継ぐ「言葉にしがたいもの」「科学では説明のつかないもの」「浄不浄」「穢れ」…そういったものを頭ごなしに否定するつもりは毛頭ない。 なんなら――都合の言い話かもしれないけれど――神は信じないが、幽霊は信じる。運命も信じる。 幽霊を見たこともあるし、運命的な出会いに恵まれたこともあるからだ。 更に言うならば… 人類が敵わぬ、超自然的な「何か」を。 更に言うならば、この宇宙に、人知を越えた「法」のようなものがあることを。 畏敬の念を抱くべきものが、この世界に確かにあることを。 むしろ私は信じる立場だ。 人々が「何か」に抱く畏敬の念に。 そして「畏敬される何か」の存在を意図することに。 私は心から理解を示す。 少なくとも、そのつもりでいる。 神を信じようが信じまいが、運命を信じようが信じまいが、人は常に人を越えた何かに翻弄されて生きている。 その世界の中で、ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、人々の輪の中で共鳴し、広がっていく。 時には、どうしようもない「呪い」にひっかかってしまうことがあるかもしれない。考えたくないが、自分がその「呪い」のもとになってしまうこともあるのかもしれない。 それは例え、物語のような怪異でなかったとしても…。 ふと思い出したのは、キリスト教社会で口承されてきた「ニーバーの祈り」だ。 「神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ」。 和洋の神を信仰しない私としても、この言葉は深く印象に残っている。 だがやはり思うのは… 「触らぬ神に祟りなし」 この言葉は本当なのかもしれないということだ。 仮に、その神に無理やり「触らせられてしまう」ことが起きてしまったのだとしたら…? それについては…考えたくもない。
1投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログホラーはほぼ初。フィクションとわかっているし、幽霊やオカルトが怖い年でもないけど、終始薄気味悪いから、作品としては面白いのかな…? オチがよくわからないままで、袋とじも何が怖いのか…
2投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ短編形式のインタビューひとつひとつは薄気味悪くクオリティが高いが、読み進めていくうちに複雑になり、こちらの理解が追いつかず点と点を繋げない。笑 しかも単行本途中まで→映画(内容別物)→単行本読了という意味のわからない順で読んでしまったため、「ところでコレなんの話やったっけ」状態に。内容はかすってはいるものの、視点?構成?が変わると受け取り方の正解がよく分からなくなって、逆にそれが令和風の全てを語らずとも的な作風に着地するのかなとも思って無理やり納得してみたり。これがモキュメンタリー。背筋はずっと薄ら寒かった。 ちなみに袋とじはちゃんと怖かった。
2投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ昔、インターネット上で生み出されたホラー話にハマって、それらを集めた洒落怖のサイトに入り浸っていた時期があって、いまも夏になるとふと思い出して、かつて読んだことのあるホラー話や新しい話を読んだりしている。そんな私にとって本作はどストライクな作品です。この雰囲気、なんといったらいいのか、小説という硬い形式よりもずっとフランクなホラー話というのがすごい好き。 内容も幽霊的なホラーとオカルト的なホラー(個人的にはそれぞれ異なる)を混ぜ合わせた感じで、これまた好きな感じ。近畿地方に住んでるので、なんだかそれもいい感じ。
2投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館にたまたまあったから、借りて読みました。 短い章で、情報を細切れに出してそれをパズルのように組み合わせる感じは、いままでに体験した事ないパターンだったので、楽しめました。 終盤の同じタイトルが繰り返し出てくる意図に気づいた時には、年甲斐もなく?ゾクゾクしちゃいました。 何か、長い章で敢えて?構成しない所は今風と言うか、読書しない人向けと言うか、読ませること考えて作ってるのかな?と感じました。 これ読む前に読んだ本がピエール・ルメートルだったから、余計そう感じました。 で、唯一気になったと言うか、分からんかったのは数字の、5と3。あれって作為的に使われてると思うんですが、何か意味があったんですかね?
2投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログ夏なのでホラーを摂取したくなった。本当は映画呪怨4Kを観たかった。誰も一緒に観てくれない!!ので、鬼滅の刃を観に行った時に、同じく上映されていた「近畿地方のある場所について」。おっ、これなんか本屋さんで見かけたことあるな、と調べて早速ポチった。初背筋さん。単行本と文庫本で結末が違うらしい。そんなこと謳われたらまずは単行本ってなるので、このワクワク感ありですね。なんせホラーを欲していたので、朝×2で一気読み。夜は怖いんだなー。ホラー本は読み慣れていないので、ゾクっとさせてもらいました。ホラー欲、すっかり消えました。文庫本は誰かの感想聞こっと。満足!
26投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログホラーは怖いのであまり読まないが、この本はなんだか読み続けられる力があった。 短い章立てになっていて、全く別の話が別々に掲載されているように見えるけど、読み進めるうちにだんだんその共通点が見えてくる。 途中にインターネットの匿名掲示板が出てくるのとか、現代的。 最後に一応どういう怪異なのか、見解がわかるようなオチがついているが、それがわからない時の方が怖かったな。
1投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログ序盤に独立したように見えた点が、後半に線になっていくに連れて高まるゾワゾワ感を楽しめました。 文章より映像の方が間があったりするので、怖いのかなと思いました。映画見にいこうかな。
1投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログある場所についての情報を収集して、その噂話を深追いしてハマってしまって、自分も呪われたと思う心理状況に陥ってしまう怖さなのか?やっぱり実際に目に見えない何かは、怖い。
2投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ断片的な怪異の報告で浮かび上がってくる近畿地方のある場所についての備忘録。モキュメンタリーとしての体裁を取っているせいか一連の物語としての読み味は乏しいながらも、寄せられた体験ベースの怪談の一つ一つは読み応えがあり、その集合体の中から理不尽に思える怪異の「つながり」を解き明かしていく様はネットの発達で色々と検証しやすくなった現代怪異ならではの楽しみであり、そういうのが好きな人には刺さるであろう。 特に90年代のオカルトブームの流れを受け継ぎながらも、その流行と衰退。それに伴うMOOK本から匿名掲示板、そしてSNSという噂の流通経路の変化をしっかりと落とし込んでいるのが面白い。90年代特有の薄暗さ、ゼロ年代の掲示板による凸などの文化、テン年代のSNSによる拡散と、一つの怪異が時代によって見せる顔が違うというのがこの本の一番のポイントなのかもしれない。 ただ、オチというか全体の流れとしては浮き足だったままで、一応の理屈や理由は与えられるものの、良くも悪くもネット怪談の域を出なかった印象はある。しかしながら、それ故の考察文化の発展であったり読み手を選ばない文体であるとも言えるので、この辺は好みが分かれる所だろう。
7投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫版を先に読んで、単行本版とは内容が違うと知って気になり、単行本版も買って読みました。 文庫版を先に読んだ者の感想ということでよろしくお願いします。 そのため、文庫版の内容についても触れている感想になります(明言はなるべく避けますが)ので、その点のネタバレを避けたい方もご注意下さい。 まず、読む前の知識として、文庫版とは語り手が異なるということは知っていました。(単行本版は著者である背筋さんの視点で語られ、文庫版は「小澤さん」の視点で語られます。) 私としては、同じ物語を別の視点から描くのは面白いと思ったし、どう違いが出るのか楽しみに思って読み始めました。 …するとですね、なんと、何といえば良いのか…語り手が違うというだけでなく、お話も違っちゃってるんですよね!! いや、「山へ誘うモノ」「赤い女」「呪いのシール」について集められた記事や情報はだいたい同じ(文庫版では削除されたものもあったので、私にとっては新たな情報を読めて嬉しかった)だし、その真相(元となる事件と、怪異に成っていった過程)も同じなんですよ。 しかし、それを集める人や真相に迫る過程が文庫版とは違いすぎて…。これは、「同じ物語を別視点で描いた」のではなく、「同じ怪異を扱っているが別作品」なのだとわかりました。 背筋さんが文庫版でいう瀬野さんなのかなぁとか思ったりもしましたが、そもそも冒頭で「小沢くん」とふた周りも歳が離れていると書かれていたし、そういう訳でも無いんだよな…。 そしてそもそも新人の「小沢くん」と副編集長の「小澤さん」は別人だわ。 というかやっぱり、瀬野さんがまさか単行本版ではそもそも出てこないとは…。 小沢くんの元交際相手がそうだったのかな?とか、実は小沢くんに集めた情報を提供している存在として後から出てくるのかな?とか思いながら読んでましたが最後まで登場せず…。 モキュメンタリーという体を取っている作品としては、やはりリアリティがとても重要だと私は思っていて。 さらに言うとこの作品は、書き手が読者を巻き込んで完成する(「読ませて、広める」ことで怪異がさらに力を持つ、という怖さを読者に与える)モノだと感じていて。 そうすると、怪異を集め真相に迫る登場人物が大きく変わってしまったことで、モキュメンタリーとしてのリアリティが薄くなってしまったように感じてしまいました…。 いや、あくまでモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)なんだから、フィクションなのはわかってるんですよ。わかってるんだけど、やっぱりモキュメンタリーホラーを読むからにはその世界にどっぷり浸かって怖がりたいんですよ!!(個人の感想です) なのにこうも物語が違うと、(そもそもフィクションなのはわかっていても)「え、単行本版と文庫版、どっちが本当なの??」みたいな気持ちになっちゃうんですよ。それがすごく残念だった。 はい、ということで私の個人的な感想でした。 冷静に?両作品を比較してみると、単行本版の方がよりホラーとしての「怖さ」を重視した作品だと感じました。 怪異の真相は明らかになるが、明らかになってスッキリ解決という訳ではなく、それを読者に読ませることで怪異に「かかわり」を持たせることが目的だったことを最後に明かす、という終わり方はいわゆる「読んだ人も呪われますよ系」であり、「怖い終わり方」である。 しかも、語り手である背筋さんは自分が怪異から迫られるようにして執筆しており、「自分が少しでも助かるために怪異の犠牲者を増やす」という動機も納得感がある。そして大変ホラーらしくて良い。 対して文庫版の方は、こちらも「広める」ことを目的としていて「読んだ人も怪異に関わったことになりますよ」なのは同じなのだが、「広める」動機が異なる。「怪異でも良いから、喪ったあの子に会いたい」という切なくやるせない思いが根底にある。 だから、似た終わらせ方でも読後感は「怖い」よりも「切ない」になる。 そう感じさせるものとして、文庫版にかなり加筆された最後の方の「真相をさらに深堀りした描写」も大いに役立っていると思う。 そういった点を含めて、(まあ私が先に文庫版を読んだからだとは思うんだけど、)文庫版の方が物語としてよくまとまっているように感じた。 まあでも単行本版が先で、その後加筆修正されたのが文庫版なんだから、文庫版の方が質が高いと感じるのは当然かな? ということで文庫版を☆4、単行本版を☆3としました。
3投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログいろいろな情報の点が、最後には線で繋がる様な内容だったが、全てが繋がるわけではなく謎も残った。これがノンフィクションだったら激こわだなと思った。投稿サイトの作り方はすごくリアリティがあった。
2投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ読み進めていくうちに、自分も呪いにハマっているのではないかと思うくらい、内容がリアルだった。このようなコンテンツは初めてだったので怖いが読み進めてしまう面白さがあった。 ただ、結末が少し無理があるのではと思うくらい様々な要因を一気につなげている感があって微妙。もう少し伏線があってもよかったのかなと。 しかし、一気見してしまうくらい読みやすく面白いので、ホラー好きにはおすすめです。
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすかったけど、ちょっと思ってたものと違ってたかな 割と雰囲気を楽しむ世界観だった あと付録の写真怖すぎ
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログえ…これが怖くて面白い?…そっちのがコワイわ…最初から最後まで「イメージ」ばっかり… はっきりせんし…そして…長すぎる… え、ワタシだけ?そっちのがコワイ、ほんと。
1投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ超絶話題の「このホラーがすごい2024年」第一位のこの作品。 背筋さんの作品は、「口に関するアンケート」「穢れた聖地巡礼について」は読了済であり、どちらも本当に怖っっ!!てなる作品だったので、大きな期待を抱き読みました。 すげぇ怖かった… タイトルのとおり、近畿地方一帯で起こる不可解な事件や出来事について、ものすごい数のエピソードが展開されていきます。 2ちゃんねるの掲示板スタイルや、インタビュー形式のもの、とあるネット相談窓口等、様々な形式のエピソードがあり、最初から最後までずっと怖いです笑 一番怖かったのは旧友達と深夜にカラオケに行く話! この怪異に近づきすぎると呪いに巻き込まれてしまうらしい(なのに何度も何度も詳細に読者は読んでしまうことになる)。 とにかく怖いので夏におすすめ!
15投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ期待していたよりは怖くも面白くもなかったかな。ただ量で質を補っている。凝っていて丁寧な作りだった。すごく「今っぽい」なと思った。元々はネット投稿の形で読むコンテンツだから、書籍にしたところで小説を読む様な快感はあまり感じなかった。情報の羅列をよく分からないまま読み続ける作業はやや苦行だった。 最後まで読むとある程度謎は解けるので「なるほど〜」とはなるのだけど、だからなんなのだろう?って気持ちにもなっちゃって。結局怪異のビジュアルや質感の気味悪さだけほんのりと残る。映画期待出来なさそうだから先に原作読んだけど、逆に映像化観たい気分にはなった(笑) 文庫本も読んでみようかな。
1投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本の内容が不思議な構成で、わくわくしたり、ぞっとしたり、感情の変化が忙しい内容だった。小説というよりはドキュメンタリーという感じ。 色々な小話に散りばめられた共通点、違うようで似たようなエピソードがまとまっていく様に、途中から読む手が止まらなかった。 事実がなんだったのか、本当に「まさる」が原因だったのか、それともそれ以前のナニかなのか。 何度も『近畿地方の〜』を終わらせていた理由が「思い止まって欲しいから」で、不気味で不穏なラストだった。 怖がりなのに、もう一度読み返したくなる本。
3投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログめちゃくちゃ怖くて夜1人で読んでたらトイレにいけなくなりました。 はじめてこういうモキュメンタリーホラー読んだかも。
2投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ映画がされていたので、気になったので買いました! ホラーなのは知っていたけど、実際結構怖くてビビりだから映画館で見るのを躊躇するくらいだった。中身は取材時のメモや録音に書き起こしなどを集めたような構成になっていて、小説っぽくなくて面白かった。各取材や内容に今までのことが出てくるので何度も前の取材内容を見返す必要があったので、自分も資料を見ているようで今までにはない体験だった。 単行本と文庫版は内容が違うらしいので文庫版と映画も怖いけど絶対に見ます!
1投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログモキュメンタリーホラー小説です。単行本と文庫本で内容が異なるとの事で、映画公開に合わせ、友人と購入。序盤の数多の心霊体験は読んでいてゾクゾクします。活字で背筋が凍るのは、残穢ぶりかな!?。とまぁ、序盤は早々に面白くて読み進めます。この物語、語り手目線で進むんですけど、その語り手が文庫本と単行本で異なります。怪談噺の内容は同じだけど、要所要所の内容は異なっています。主に、小澤と千紘目線で話が進むんですけど、怪談噺として語られる内容の1つ一つが共通点を孕むようになって、意外な繋がりを見せてきます。その繋がりに気づき、全貌を知った時…、千紘の壮絶な過去を目の当たりにしてしまいます。 映画を観賞しましたが、断然、原作の方が面白いです。映画では内容が若干、異なっていました。
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ鰯の頭もジョーズ 俺馬鹿だからわかんね〜けどよ、まじでわかんない 不穏でよかった 単行本版は結末違うってマ?
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ読んでいくうちにゾクゾク感が増してきたけど、結末としては悲しみ憎しみで起きたいろいろという感じで、ホラーなのか?という感想だった。 人におすすめは、うーんという感じ。
2投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ普段読まないホラー作品、取材レポート形式で話が進んでいく本作は、最後までよく分からないまま話が終わりました。 映画で見たらおそらくもっと楽しめる、本は視聴後の補足として読むのが適していると個人的に思います(私は未視聴で本のみ)。
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログドキュメンタリーのような手法が、謎の怪異の不気味さをジワジワと背筋に伝えてくる。 最初は夢中になって読んだ。ただ中盤あたりからなんだか飽きてきてしまった。ラストも(そうだろうなぁ)と思っていた展開で意外性なく終わった。 序盤引き込まれただけに残念。謎がただただ謎のときが1番怖かった。 ただ、雑誌の記事やネットの掲示板や手紙など、様々な文体を使い分けリアル感を演出しているのは見事だと思った。
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ本当に自分の日常に起こりそうな恐怖をジワジワと感じる事ができました。 後ろを振り向いたらいそうで怖かったです。 読んでいるとお手洗いに行く事もためらってしまう事も何度もありました。 少しずつ謎にも近づいてよく分からない終わり方じゃなかったのか良かったです。 文庫版も読んでみたいです。
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ単行本と内容が違うとのことで単行本を読むついでに再読。 相変わらずだんだんと繋がっていくのが面白く、読み応えのあるモキュメンタリー小説だった。実際にその光景が浮かびゾクっとする箇所がいくつかあり怖かった。
1投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ個人的にホラー小説というものをあんまり読んだことがない自分的には、何が面白いのかは分からなかった。ただ、構成や、ブログ形式の文章はリアリティを高め没入感や、恐怖を煽ることが出来ていたと思う。
1投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有名だからホラーの驚かす感じかと思って読んだけど、ホラーの怖さだけじゃない、 誰にでも起こり得る悲しい話だった だけど、途中途中ヒヤッ…となる怖いところはある 思わず読み返してしまう あと、ネット特有の文章がリアルで、怖い 袋とじとか工夫があって読んでて面白かった
1投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログタイトルに惹かれて購入。 記事を読んでいるかのような感覚で読めるのが良かった。 オカルトホラーが好きなので情報を集めてる部分は面白かったが、終わり方があまり刺さらなかった。
1投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ映画前に積読を消化。 ひとつひとつのお話(や記事やスレ)の薄気味悪さが最高でした。 文庫版は内容かなり変わってるらしいのでそっちも読まねば。 袋綴じ開けるのちょっとだけミスって、しかも中身大したことなくて、ちょっとだけイラっとしちゃった!
7投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本当に「実録」感のある話だった。 オーディブルで聞いてしまったせいか、怖さは半減。 映画はもっと怖いのかもしれない。
1投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ2ちゃん洒落怖好きとしては,とんでもなく面白く読めたが,怖すぎたところもあったので星4 2025年15冊目
1投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ友達に勧められて読んだけど、自分の頭の中で想像するからか割と怖かった。 映画化されたから観に行くけど期待はしてない…
2投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画感想で。 お話自体はいいのよ。ゾクッとするし、なんといっても貝柱さん出てるしw でも思ったのよ。怖いものの正体って「いかに見せないか」が大事なんじゃない?部分的に見せるとか、一瞬だけ見せるとか、人に怖さを想像させる余地を残しておく方が、より怖いというか。怖いものの正体を視覚的に表してしまうと怖さが半減どころかホラーがコメディになってしまう気がする…。 …という感想。これ以上書くと支障が出そうなのでやめておきます。そんな感じのラストです。
1投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ小説でこんなに怖いと思ったのははじめて。私は大のホラー好きでよく小学生の頃は怖い話シリーズなど沢山呼んでいました。最近も何冊か読みます。ただ大体は「どうせこんなの嘘だろ」と思っていたからあまり怖くはありませんでした。近畿地方にまつわる都市伝説なども本当に実在はしないと分かっていても、なぜか映像を見ているように怖いのです。引き込まれてしまいました。 前半はとにかく怖く、後半はだんだんぼやっとした形のないものがだんだん形をなしていくような感じでした。
81投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前から気になっていた本で、映画化される&文庫本になったので購入。 初めの方は、「よく分からないけどゾクゾクする!」「一体どういう事!?」「怖いけど先が知りたい!」この様な心境でどんどん読み進めました。そして短編がパズルのピースのように、少しずつ形を作り上げて行きました。 が... 後半に差し掛かると少し不安が...。 「これは、尻つぼみするのでは...!?」 そんな予感が的中し、ラストは最初の興奮がめっきり冷めてしまいました。 難しいですね。 最初これだけ盛り上がると...。
5投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ友達におすすめされてホラーは好きだけどこういうモキュメンタリーみたいなの読むのは初めてで、映画になっただけあって終始おもしろくて手が止まらなかった 色んな話がでてきて不気味で怖いしそれでもちゃんと伏線回収されててすごかった
2投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ再読。深夜2時から読み始めたので怖さ増しまし。 文章だけでこんなに怖いって思わせるのすごい! 個人的にはカラオケの話と、リノベーション物件の話がめちゃくちゃゾワっとした。心霊スポット凸の話も好き。しかしちょっと関連する話が多すぎて、『〇〇の話でもあったように…』書かれても、「どの話だ?」となってしまった。私が記憶力なさすぎるだけかもしれないが…。 よく、幽霊より人間の方が怖いというけれど、 どっちもしっかり恐ろしいじゃん!と思わせる内容だった。
2投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログこのようなホラー小説を読むのは初めて。 ひょんなことから、YouTubeで怪談系の動画を観て。作家さん本人が出演して不思議な話を披露していたこと、(見る予定があるかどうかわからないが)映画化されるということもあり、Kindleで購入。 失踪した友人の行方の情報提供を求める一人称の語り手が主軸で、それにまつわる小話が重なっていき…というモキュメンタリー形式の作品。 ちょっとした薄気味悪さと不穏感が、怖かったです。 怪談話の雑誌記事、インタビュー、掌編、ネット掲示板など、いろんな切り口で綴られていく。 怪談話では定番の廃墟やダムといったものは普遍。 しかし、怪談も時代が変わるにつれ、その伝わり方はSNSや動画といった現代的。 核の部分は隠されている、しかもそれが何かわからないまま伝聞されていくこと、本当のことを知っている人間が減っていく…という恐怖が、この作品のポイントなのかも。 作者の方は、いろんな描き方をできる人なんだなと感心しました。 余談ですが、インターネット掲示板の部分は、Kindleでは拡大できず、拡大鏡を使ってコツコツ読みました笑。
2投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ以前から気になっていたが、映画化で話題になっていたためミーハー心で購入。 短編の話が続く形の構成で読みやすくあっという間に完読。 得体の知れない気味悪さに鳥肌が止まらなかった。 映画も見てみたいと思った!
3投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ映画化されたホラー小説ということで興味を持って読んでみた。中盤くらいまでは、ゾクゾクするホラー特有の怖さがあり、後半は伏線回収のような謎解き感覚で進んでいき、最後は、あ〜こう収束していくんだ〜という印象。映画だとどんな感想を持つのだろうか。。
2投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログホラーものは苦手であまり読まないんだけど これは友達の勧めと映画化ということで 今さらながら手に取る 物語はさておき 読むだけを考えると 短編でサクサクと読めるのでとっても読みやすかった 内容としてはとっても不気味 終わり方も当たり前にスッキリしない 色んな記事が書かれているから 常に怖さを感じているというわけでもないけど 全てが違うけど全てが同じところに集まっている感じで とにかく不気味だった ちなみに… 最後についてる取材資料は開けてない…
2投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ前半がとにかく怖い。 ルポやインタビューといった形式があたかも 「本当」かと思わせる。 後半は、、、よくわかんなくやった。笑
2投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログホラーモキュメンタリーはワクワクする。 しょっぱい結末で尻すぼみだったけど、読まされた。 袋綴じも面白い試みと思ったが大したことなかった。 現実を侵食するというと三津田信三が思い浮かぶ。 当時中学生だったからドキドキした。 この本も自分が中学生であれば、感激したのかもしれないなぁ。
6投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ最初は色々と繋がってきたなー怖いなー位にしか思ってなかったのにどんどん引き返せない怖さになってドキドキした
2投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ前半 とても怖い ホラーシーンは表情、状況ともに想像しやすくゾッとする 読みやすいのでページを捲るのが止まらなかった 後半 謎解きメイン ホラー要素が薄れてくる ここで評価が別れそうだが、夜眠れなそうだったのがホラー要素が薄れて回避できたので個人的にはありがたかった 展開はありがち 結果 ホラー初心者推奨 文庫だと終わりに袋とじがあるが、 途中にあるともっと怖かったと思う 挿絵のジャンプスケアの絵は怖くない なんなら小学館のホラー漫画のような感じがちょっと興醒め感がある とはいえ全体的に読みやすくとても面白かった
2投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ見つけてくださりありがとうございます 幽霊やお化けに対する視点が変わった。 彼らは怯やかす存在に成り下がってまで生前の怨念を消せない可哀想な存在ということ、それを認識して怯える私も馬鹿だと思う。 読み始める前に、意図せずあきとくんと電話の話を見てしまって「これ買わなきゃ良かった!絶対怖いじゃん」と思ったが、読了後はその怖いページすら愛おしく思えてきてしまったWWW 瀬野の意図が一切汲み取れなくてしんどい。小澤をわざわざ巻き込む意味は?小澤が瀬野に対してなんの害を与えたのか分からない。 各々のショートストーリーを映画で見たら苦しいだろうな、と思った。了が見知らぬ男性を追いかけてるシーンが1番怖かった。 最後の了とお母さんが手を繋いでるシーンがあったが、あれは幽霊になってもまだ自我があるということなのだろうか、そう置かないと了が見知らぬ男性を追いかける意味がわからないし。 この物語で1番可哀想なのは誰かと言われれば了、小澤、さとるに最初に殺された人かな…みんな不憫だし、了に関しては環境が悪すぎてやるせない気持ちにさせられた。なぜ、了までも記録として残しておくのかがわからない。了に食われた人も可哀想なのはわかるけど… なんだか誰も救いようがなくて悲しい ホラーなのに悲しかった。 とても面白かったです。特に最後の男性のシーンがぐっときました。 一回読み終わっても、もう一回読みたい本です⭐️ 〈了〉
7投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログすごく面白い試みの本だと思った。 とは思ったけど、頭の理解が追いつかないのか、 面白く感じられず。話がまとまってこなかった。 でもきっと面白い本なのだろうとは思う。
9投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログAudibleを聴きながら眠るのが習慣になっていて、さて今夜は何を聴きましょう、、おや?これなんか映画化されてるよね?どんなのだっけ?映画化されてるのなら面白いかな、、、っと内容を何も知らず、真夜中に聞き始めた。 ひゃーーー真夜中に聴くものじゃありません。昼間だとなんてことなかったのかもしれないけれど、何もかも怖すぎる!! 「おいでよ、柿あるよー」このセリフの何が怖いの??いやいや夜中に聴く「柿あるよ、、」は、むちゃくちゃ怖かった。 これは映画も観てみることにしましょう。
21投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ小説は持っていたが、映画を見てから小説を読んだ。映画とは違う部分も結構あるが、小説の方が文章でしっかり結末を解説してくれている感じがした。あとは映画ではおそらく出てきてない取材記録等もあったように感じる。何度も読むと理解度が深まる気がする。 文庫版は内容が変わるみたいなため、また読んでみたい。
4投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログモキュメンタリーホラーは初めて読んだが、かなりリアリティがあり怖い。 インタビューやネットの書き込みなどで構成され、それが恐怖を煽る。小説などの書き方だと登場人物がいて感情移入していくが、それが全く出来ない。 オチとしても、全容は解明されずに終わる。なかなかの恐怖体験であった。
2投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログゾワゾワが止まらない 小野不由美先生の「残穢」が好きな人は特におすすめの作品です 幼少期にテレビで「仄暗い水の底から」を観てから本当に怖いホラーなのに母の愛が背景にあってどこか悲しい作品が大好きになりました 映画では「呪詛」などもそうです この作品でも初めは関係のない様々な短い怖すぎるお話しが実は背景に母と子どもの悲しい物語があって心がえぐられました ホラー小説でしか感じられない自分の想像力が高ければ高いほど楽しめるこの感覚が自分は大好きです 背筋先生の作品は他のものも読んでみたいと思いました
1投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
モキュメンタリーホラー小説として、最高クラスの怖さと完成度。 一つ一つの資料が短くテンポよく読めるうえに、少しずつ核心に迫っていくような感覚を感じられて◎ 個人的には赤い女がジャンプしてる理由の部分で本当に怖すぎて一回本を閉じました笑 特に解決しない、全貌も明らかにならないというのはかなり好みでした。
1投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ途中何回か、これで終わりですって来て、え?ってなってたけど、そういう事か、なるほど、ってなった 次は少し内容も違うみたいだから、文庫版も読んでみる
1投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ映画化されると知りミーハー精神で手に取りました。 全く読んだことのなかったモキュメンタリーと呼ばれるジャンル。←はっきり言って好き嫌いの分かれる手法だと思った。 あんまりハマれず。 でも背筋がゾッとするホラー感はしっかり楽しめました。
1投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ話のつながりやオチがいまいち理解できておらず、あまり怖さは感じなかった。再読すれば色々見えてくるのだろうか。
3投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ映画の予告をよく見かけていたため、書店で目に入り単行本を購入。 短編式で綴られる年代や視点が違うそれぞれの物語が、ある地域を中心に謎を残しつつ繋がっていくのが恐怖心を駆立てていてよかった。 時々挟まれる挿絵や、最後の袋とじも文字だけではない恐怖があり、夜中に途中で読むのを辞めたレベル。 文庫本は登場人物と内容が異なるようなので、また後日購入したい。
3投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ久しぶりにこんなにも気持ちの悪い小説に出会いました。 一見関係がなさそうな記事やインタビュー、投稿などが積み重なっていき、好奇心と恐怖心を交互に刺激されました。 最後はNetflixのドラマの「呪詛」にも少し似ている感じがしました。
3投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ因習や昔からの言い伝え、由来を知らずに自分たちの解釈で行動すると恐ろしいことになるよ、という教訓。世の中には、科学では説明がつかないものがあるし、なぜかそこに引かれてしまう、人間の欲望や性質を巧みに捉えた作品。いろんな文体を織り混ぜることで現実感を増し、こんな日常が実際起こり得るかもしれないと思わせ、前頁に戻って確認したくなるような内容。しかけが面白い。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画を観た後のレビューで原作の方が怖いと聞いたので読んでみた。何も知らない状態で読んだら怖いと思うけど、一通り知ってしまったので怖くはなかった。 ただ続きが気になるので一気に読んでしまった。 モキュメンタリーホラーというジャンルは初体験。 他の作品も読んでみたい。 ラストは謎が残る終わり方だった。 ミスリード?には普通に引っかかった。 映画版のラストの方が好み。 ホラー小説の楽しさに気づく。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログこの作品は、タイトルにまつわるテーマについての雑誌記事、ネットの掲示板、インタビューの文字起こしが列挙され、一見無関係そうなそれらを紐解くとある事実に繋がるといった構成です。 昨今のホラーブームの流れに則れば、その全部の謎が明かされる事はなく、読者に考察する余地を与えて幕を下ろすのではないかと考えていました。 しかし、読み終わってみると、その構図をフリとして、更に深い恐怖を与えてくれました。 ただ、不気味な人々、儀式を表す舞台装置として、新興宗教を使うのは最近の作品ではありがちで、なんかセコい気がしました。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログモキュメンタリーというものはあまり読んだことがないが、怖いのに読む手が止まらずページを捲ってしまうのがホラーの醍醐味なんだよなあと改めて思う。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログホラーとしてもミステリーとしても完成度が高い作品。それぞれのエピソードが真実にどんどん繋がっていくし、文字の演出でここまでぞっとする表現ができるんだと感じた。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ様々な媒体での大量の資料を見せつけられ、間違いなく得体の知れない巨悪な何かに触れてしまった恐怖。 結局「意味がわからない」が1番怖い。 柿食べるたびに思い出すよ…。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ2025.8.11読了 こういうオチが不明瞭な感じがリアル感あって怖いよね…このまま文庫本も読んでから映画見ようと思う
1投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ所謂『最近のホラー人気』の一端となった本。奇妙な情報の断片が最後まとめられるのが気持ちいい。最後のまとめ方はやや強引だが、奇妙な情報の原因がわかる。だが全部に説明があるわけではない。
1投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ25年8月10日再読 映画かドラマか、映像化されると聞き、内容が気になり再読。終わり方がイマイチ、スッと自分の中では落ちないが、非常に挑戦的な内容。小説ではなく、様々な媒体から、怪異を浮かび上がらせる手法は面白い。小説というよりはエンタメに近い。 特に恐怖を誘ったのはネットの掲示板風にスレを読ませていくパート、心霊スポットに凸しようとするスレ主を、匿名性の高い何者かが目立つことなく、誘導するかの如く、凸者に指示を出す。なんとも言わぬ気味の悪さを感じた。 夏にぴったりの作品、1日もせず読めるので是非一度手に取って欲しい
1投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログついに背筋氏に手を出してしまいました。背筋って何?(T▽T) なんでこれ面白いなかと思った時に、まさに作中、行方不明になった編集長が、自らが作る紙面に求めた「情報元の確かさやエビデンスみたいなもの」p73 の寄せ集めでできてるからなんだろうなと。ワクワク感は確かにある。 トイレの花子さんしかり、人面犬しかり、「漠然とした大きな恐怖を共有するため〜自分(あるいは特定のコミュニティ)の抱える恐怖を他者と共有するための共通認識として」p259 怪談は生み出された。 リカちゃん電話も『着信アリ』も、「相手の顔が見えないコミュニケーションへの漠然とした恐怖」が元になっているし、山や川、海などの怪談は「人間の力では制御できない自然に対する恐怖」が元となっている。 それとは別に、〈人間の念〉というものもあって、本当に恐ろしいのはこっちだよなあと。この話にはどっちもが混ざっていて、いわゆる怪談話に「本当に恐ろしいもの」が、チラチラと見え隠れしているのが、読み手の不安や恐怖心をうまく煽っているんだろうな。 でもやっぱり一番不安を覚えるのは作者の名前だと思う…
4投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
家族内で発売当時から盛り上がっており 流行りに乗り遅れ 今になり映画になると 当日鑑賞 しかし先に原作を読むべきであったと後悔し 本日本を借りて読破 あの特典は広めるためだったと 今になってしまった 盛り上がっていたのは そういうことか チェーンメールあったなぁ 以前流行っていたことを取り入れ 話に組み込まれていることが 現実味を帯びていて気味の悪さが際立つ 今度は文庫本も読む 話が違うということで このお話を追うにはまだ先
1投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログホラー好きの後輩におすすめされて。 カクヨムで読んで、点と点が繋がる感じが天才…って感激してたら一晩で読めてしまった。単行本の方が後味悪くて好き。
2投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ怖かった… いろんな形式の短編が次々に来て、文体はとても読みやすくて一気に読めた ちょっとずつ話が繋がっていって、 とても良く構成されている 最後の袋とじはまだ開けてないです!
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ資料含めて恐怖の演出が素晴らしかった。いろんな話をかき集めて想像するのがゾクゾクする。残穢と同じでやばい話ほど一つに繋がってる感じがした。ホラー小説にハマったきっかけとなった。読書が苦手な人こそ読んで欲しい。出版してくれてありがとうございます。
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実話だからなのか雰囲気を出したいからなのか、伏せ字やイニシャルトークが多い。近畿地方のどこなのか調べたい気持ちになるね。 →最終的にそれが目的だったのか。 バイク乗りのおっさんのブログがおかしくなる話がちょっと熱かった。会った事のないおっさんの無事を祈る投稿者にグッときた。 インタビュー形式での記者Kや女性作家の関係ない話も録音して文章化してるのが面白い。 文章が簡単で読みやすい。登場人物の心情や「こういう状況でこう思った」という状況描写も簡潔かつ共感できる。絵が浮かびやすい表現でわかりやすかった。 ところどころに出てくるイラストがちょっと怖かった。これも作者の手作りなんかな?口を開けた霊の描写やシールのデザインなど、ディテールが凝っていて作品への思い入れを感じる。 最初「これは私が全部書いたわけではなく記事の寄せ集めです」って書いてたから信じて読んでたけど、そういう体で作者が色んな文体で書いたものなんだってね。後で映画の告知を見たら作者の背筋は男性で、作中の主人公背筋は女性だから読了してたら気付いたかも。ネット記事風とか録音から起こした記事、一般人からの手紙など、色んな見せ方で書いているのは凄い。 「『近畿地方のある場所について』はこれでおしまいです。」のくだりが何回もあって、最初その意図がわからず「何回おしまいやねん」と思ってたらそれがギミックで、何回も読者を引き込まないように途中で終わらせようと思ってたけど怪異に許されず、何回も締めようとした、という主人公の努力だった。掌で転がされたなぁ。 同じパターンで「皆さんに嘘をついてしまって本当にごめんなさい。」も何回も出てきたので「何回嘘つくねん!」って思ったけど、それも読者を怪異から守るための方便やったんやね。 「恐怖感情を他者に伝える際の身体表現」は実際に作者が行った実験らしい。フィクションかと思ったらリアルも入ってるんやな。 「見つけてくれてありがとうございます」というキラーワードが度々出てくる。本来は怪異側が対象を見つけて襲うのが通例だけど、ネットを駆使して自分を見つけてもらってから相手を認識して、全国どこでも襲いに行く。今まで店頭販売しかしてなかったけど全国通販展開はじめました、という姿勢に令和を感じた。 初見であんまり意味がわからなかった部分を考察している人がいたので、ネット社会って便利だな、と思った。時系列順に並べてくれている人もいて助かる。 神社はまさるがキッカケで建てたという老人の話にSが「今の話は本当ですか?」というシーン。本当はもっと昔から神社と怪異は存在したのではないか?とする説らしい。そう言われれば納得できるし、まさるが後輩怪異を産む流れはもっと前から存在したのかと思うと恐怖感は増すよな。 反面「ネット収集情報」の大学生の息子が●●●●●●に行ってからおかしくなった母親の話はSの妻、という考察があり、それは憶測の域を出ないんじゃないか?と思ったりもした。 登場人物同士で向き合っていた状態からいきなり読者に向き直り「ここまで読んでしまったのですね」と語りかけてくる手法は怖いし上手い!主人公の心情の流れとオチはしっかりしてたな。 色々な怪異エピソードが絡み合って一つの大きな話を構成していて、よくできたホラーだと思った。個人的には怪異は誰か一人に焦点を絞って書いてくれた方が好み。今回は3体出てきたけど、その前の時代にも怪異の存在を感じさせる内容で、人数や規模が大きい。怪異が人を襲うルールや目的、方法が散らかっており腑に落ちない。ホラーってそんなもんなんだろうけど、一つの怪異を深く掘り下げてほしかったかな。
0投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログジャンルでいうとモキュメンタリーホラー? 読者や掲示板の投稿、オカルトを調査する編集者によるルポ等を交えて進んで行くので、いかにもそれらしい雰囲気を醸し出している。 直接的に感じる怖さは無いが、ジワジワと得体の知れない恐怖みたいなものは感じられたので良かったかな。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログいろんな意味で頭がおかしくなりそうだった。決して悪い意味ではないけど。 ホラー小説は記憶上読んだことがないし、恐怖体験エピソードがあえてバラバラに綴られていて、全体的に理解が難しかった。怖い、よりそっちが勝ったかも。 とはいえ、それなりに楽しめたし奥深いし、ホラージャンルにも少し興味が沸いた。 区切りが沢山あって読みやすく、短時間で読みたい時にちょうどいいのも個人的に良かった。 この作品、どんな風に映画化されるのだろう。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ一回ネットで読んだことあった。気持ち悪いネットの投稿の羅列みたいな。でもそれが少しずつ明らかになってきそうで、読み進める手がとまらない。怖がっていた根源はああそんなものだったのねって感じだけど。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログドキュメント式の構成は良く考えてあって、ぐんぐん読めるが。 結局、何が怖いの? 何が面白いの? 不思議な本だ。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ近畿地方のある場所に関する、様々な媒体から得た情報が列記されていく。1つ1つの情報は部分的で短いが、それがどんどん繋がっていくのが面白かった。ネットの収集情報など、本当にありそうなリアリティがあって、ゾクゾクした。映画は怖くて見れなさそう…
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ題名どおりの近畿地方のある場所にまつわるいくつもの怪談系エピソードが報告書型式で展開されていく。 人間心理を描いた恐さというよりは、ホントの怪談系の恐さが主となっている。 怪談が恐い方は読まない方がいいかも… ここ2作はホラーを読み、当たり前ですが、テイストはそれぞれ結構違うのだなぁと思いました。。。
22投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
淡々と色々な記事とかを読んでいき、そこから真実に辿り着くという内容 記事とかインタビューが現実的で実際にあった事のように思えた 全体的に良い意味で不気味。 ただ、オチが好きじゃない この本を読んだ貴方にも呪いが〜みたいなオチが凄く安っぽいと感じた 特に記憶に残る作品ではないと思う
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ知り合いにおすすめされて読んだ本です!映画化もされるそうで…映像化されたら怖そうです…。 ホラーものを読んだのもとても久しぶりで、本だからこそ自分でいろいろ想像できますよね…。 あっさり終末を迎えましたが、文庫本も気になるところです。
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログまず思ったのは、とても読みやすい作品だなという印象 最初は知らなかったのですが、文庫本と単行本で内容がかなり違うんですね、読み終わったあとに知ったのでどちらも読ませていただきました。 個人的には、単行本の後に文庫本を読むことをおすすめします。 ホラー小説入門編!みたいな小説で、読みやすく、しっかりとホラー描写のある本だと思います。 小説を普段飲まない人でも、ホラーがあまり得意でない人にも勧めやすい本だと思います。
1投稿日: 2025.08.06
