
ポリヴェーガル理論 臨床応用大全
ステファン・W・ポージェス、デブ・デイナ、花丘ちぐさ/春秋社
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総合評価
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powered by ブクログまずまずといった内容。600ページほどの大著で分担執筆だが、ベースは同じなので後半は食傷気味であった。 色々なケースを見れるが、ポリヴェーガル理論をきちんと理解していれば目から鱗ということはとくになく、「まぁ、そうなるよな」というのが正直な感想。むしろ、調べようはいくらでもあるはずなのに、そのことにはとくに言及せず、治療後に神経系の変化が起こっているはずだと思い込んでいるところが恐ろしいなと思った。
1投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログポリヴェーガル理論を臨床においていかに生かすか。これが私にとってずっと大きな課題だった。 それに堂々と答えてくれる書物が翻訳された。 錚々たる顔ぶれがそれぞれこの理論をどう受けとめ、いかに骨肉化し、現場で実践してきたか、しているかを、借り物ではない自らの言葉で語る重量級の一冊。 いくらか質にバラツキはあるものの、内容は実に素晴らしい。ひとつの論文を読んだ後は、しばらく読後感に浸ってからでないと次に進むことができないほどの重みを一編一編が持っている。
0投稿日: 2023.05.21
