Reader Store
あなたも私も mt×角川文庫 specialカバー版
あなたも私も mt×角川文庫 specialカバー版
久生十蘭/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

4件)
2.7
0
0
2
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久生十蘭の長篇ミステリ作品『あなたも私も』を読みました。 久生十蘭の作品は、13年前に読んだアンソロジー作品『恐怖特急』に収録されていた『昆虫図』以来なので久しぶりですね。 -----story------------- 13億円は私のもの?  気づけば大騒ぎの中心に! 売れないファッション・モデルとして貧乏生活を送るサト子。 実は自らも知らぬ間に、時価13億円の鉱業権の相続人に指定されていた!  あれよあれよという間にサト子は、一攫千金のにおいをかぎつけた実業家や弁護士らに囲まれることに。 莫大な資産はいったい誰の手にわたるのか、肝心の鉱山の実体は――。 小説の魔術師・久生十蘭が、大きな運命に翻弄される女性の生を鮮やかに描く。 今も色あせない傑作ミステリ。 解説・町田康 ----------------------- 1954年(昭和29年)10月から1955年(昭和30年)3月に『毎日新聞』夕刊に連載され、同年に刊行された作品です。 小説の魔術師・久生十蘭が、大きな運命に翻弄される女性の生を鮮やかに描く……今も色あせない傑作ミステリ。 戦後の利権争いを背景に、売れないモデルのサト子が突然13億円の鉱業権の相続人に指名され、思わぬ渦に巻き込まれていく物語……設定は魅力的だし、軽やかな語り口なので読みやすかったのですが、、、 読み進めながらも、どこか物語の中に深く入り込めないまま終盤まで来てしまった感じ……サト子が受動的な立場に置かれ続けるためか、彼女の感情や選択に寄り添う前に、次の出来事が淡々と積み重なっていく印象が強かったですね。 利権の不透明さや、戦後の混乱期らしいざらついた空気感は嫌いじゃないんですけどね……外側から眺めているような距離感が最後まで拭えず、物語に入り込めない感じ、、、 面白い要素は揃っているのに、自分とは少し距離があるように感じた作品でした。

    0
    投稿日: 2026.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ん・・・ 読み始めからこの方角は予想できず、迷子になった。 もう一度読む機会があれば、きっと楽しめる。きっと。

    0
    投稿日: 2023.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    語りの力で引き込む実力は大したものですが、やはり十蘭、長篇は不得手だなと感じました。あとから登場人物のセリフで説明される部分が多すぎて、間怠っこしくなってきますね。谷戸、山曲など十蘭語がよく使う語彙が出てきてそこは良いですね。

    0
    投稿日: 2023.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰が味方で誰が敵なのかという現代的な筋書きの小説なのだが、著者のスタイリストぶりはここでも崩れず‥今の作家ならもっとドキドキハラハラとした感じに仕立てるだろうとも感じる。

    2
    投稿日: 2023.05.11