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イーロン・マスク 上
イーロン・マスク 上
ウォルター・アイザックソン、井口耕二/文藝春秋
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総合評価

85件)
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    ●2026年4月10日、ツイッターでフォローしてる「kuto(Bill) (@kutobill)」さんがこの本についてツイートしてたのでチェックした。「リフトオフ」と「イーロン・マスク」の2冊。 この方が引用していた元ツイートも残しておく。 kuto(Bill) (@kutobill)さんのツイート: 「全く同意。マスクは近代資本主義の経営者の中でナンバーワンだという評価がすでにある。過去の大物経営者は特定の分野で成功しているが、マスクは自動車、宇宙、ネット、 Al、 神経科学、太陽光などシナジーがほぼない分野で成功している。例えが変かもしれないがニュートンとかオイラーみたいな感じ。」 kuto(Bill) (@kutobill)さんが引用してた元ツイート:「ロスジェネ勤務医 (@losgenedoctor)」さんのツイート: 「イーロン・マスクをどう評価するかみたいな話見て思うんだけど、1人で破竹の勢いの中国EV全部を相手して、10年20年かかりそうだった完全自動運転を実際に走らせて、ヒューマノイドロボット本当に売り出すとこまで来て一番安定して宇宙にロケットも飛ばしてる。どう考えても世界史で一番の偉人だろ。」

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    投稿日: 2026.04.10
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    分厚い人生です。 スペースXもテスラも、無理難題をセットして自らも超絶集中することで課題をクリアしていっている。 人は去っていくし、新たにも来るけど、ミッションこそが重要。 本質的に課題を解決し継続するための手段は一定理解ができる。でも一緒に仕事をできるか、したいかは、ときと場合による。生きた証は作れそうですね。 下巻も読みます。

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    投稿日: 2026.02.27
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     マスクはペイパルを再編し、独立のエンジニアリング部門をなくした。エンジニアは製品マネージャーとチームにする。このあと、テスラでもスペースXでもツイッターでも採用することになるマスク一流の哲学だ。設計と製造の分離は機能障害をもたらすというのだ。作りにくい設計にしたら設計者が痛みをじかに感じるようにしなければならない。であれば当然なのだが、チームは製品マネージャーよりエンジニアに率いらせるほうがいいとも考えている。ロケットにはまちがいなく当てはまるが、ツイッターにはそうでもないように思われる考え方だ。 「いやもう腹が立って腹が立って。腹が立つと、私は、問題の枠組みを変えようとするんです」  原因のひとつは、軍やNASAが仕様や要件を山ほど定めていることにある。大手の航空宇宙企業は、この仕様や要件をきっちり守る。マスクは逆で、要件はすべて疑えと指示する。製品開発でマスクが口癖のようにくり返し、「例のアルゴリズム」と社内で呼ばれるようになる5項目のチェックリストができるのだが、その第1項目がこれだ。これは「要件」だからしなければならないと口にした技術者は、マスクにとことんやりこめられる。その要件はだれが作ったのか、と。 「軍」とか「法務部」というレベルではなく、その要件を実際に作った担当者個人の名前まで押さえておけというのだ。 「エンジンを試験するとか燃料タンクの認証を取るという話になると、マスクに「なぜやらなければならないんだ」と尋ねられるんですよ」とティム・ブザは言う。ボーイングからの転職組で、 発射と試験を統括するバイスプレジデントになる人物だ。「「それが要件だと軍の仕様で決まってるんです」って答えると、「それはだれが書いたんだ? どういう理屈でそうなってるんだ?」 って突っ込まれます」  要件は、すべて、勧告として扱え。それがマスクのやり方だ。疑う余地のない要件は、物理学の法則に規定されるものだけだ、と。  マスクは、ロケットエンジンの試験架台を数週間で作れなど、特に必要のないときでさえ非現実的な期日を設定する。 「気が狂いそうな切迫感をもって仕事をしろ」とマスクはよく言う。  切迫感は役に立つ。尻に火が付けば、第一原理思考が働くからだ。だがミューラーも指摘しているように、これには負の側面もある。 「もしかしたらなんとかなるかもと思えるくらいのスケジュールなら、みな、もうひとがんばりとがんばってくれます。でも、なにをどうしても不可能なスケジュールにすると、士気が下がってしまいます。技術者もばかじゃありませんからね。これはイーロン最大の弱点と言えるでしょう」  スティーブ・ジョブズも同じようなことをしていた。仲間に現実歪曲フィールドと呼ばれていたやり方だ。非現実的な期日を設定し、無理だと文句を言われると、まばたきもせずにじっと見つめて「大丈夫だ。きみならできる」と言うのだ。精神的に消耗する人も多いが、他社にできないことを実現したのも事実である。 「イーロンから与えられたスケジュールもコスト目標も大半は達成できなかったのですが、業界では一番になれました。史上最高にすごいロケットを業界の最低コストで開発できましたし、 我々としてはかなりいい気分ですよ。おやじは必ずしも我々のできに満足していないようですが」とミューラーは言う。 「彼が登場したのは、ちょうど、タンクにガスを入れはじめたあたりでした。大丈夫でした」とブザは言う。「イーロンは、なんとかできないことなんてないと思っています。おかげでずいぶんと学ぶことができました。おもしろくもありましたね」  ロケットの試験にこぎつける期間もずいぶんと縮んだ。  もちろん、つねにうまくいくわけではない。2003年末、スラストチャンバー内側の放熱材に亀裂が入り、ふつうならやらない方法で対応してみたときがそうだ。  ショットウェルは、マスクとの付き合い方について一日の長があった。夫が自閉症スペクトラム障害、いわゆるアスペルガー症候群だったのだ。 「イーロンのようにアスペルガーな人は、人間関係を円滑にする手がかりに気づけませんし、自分の言葉がほかの人にどう受け取られるのかが自然にわかったりしません。イーロンは相手の性格や個性をきちんと理解できますが、それは学習の結果であって、感情による自然な理解ではありません」  アスペルガーな人は共感の力がないと感じられたりする。 「イーロンはくそ野郎じゃないんですが、でも、おりおり、そう思われてもしかたがないことを言ったりします。自分の言葉が相手にどう受け取られるのかを考えないからです。ミッションを成功させたい―――それしか頭にないんです」  そんな彼をためる努力はせず、ただ、心がひりついてしまった人を癒やすことだけを考えるのだという。  車の形を考えるデザイナーも手袋をはめ、車の組み立て方を考える技術者と一緒に手を動かせというのがマスクの方針で、この工夫はそれが形になったものと言える。 「ふつう、デザイナーはデザインを考えたら、それを別の建物やそれこそ別の国にいる技術者に投げておしまいなんです」とフォン・ホルツハウゼンは言う。だがマスクは、デザイナーと技術者を一部屋にまとめる。「技術者のように考えるデザイナーとデザイナーのように考える技術者を生み出す。そういうビジョンです」  これは、スティーブ・ジョブズとジョニー・アイブがアップルに植え付けた原理と同じだ。デザインとは見た目だけの問題ではない。本物の工業デザインとは、外観と中身をつなぐものなの 「普通の人にとって「デザイン」というのは、みてくれのことさ」―――ジョブズは、昔、こう語っている。「そんなのデザインじゃない。デザインというのは人工物の基礎となる魂のようなもので、製品やサービスを包む外層という形で自己表現するんだ」  1980年代にグローバリゼーション信仰が興ると、コスト削減至上主義のCEOと物言う投資家に導かれて米国企業は国内の工場を閉じ、海外に生産を移転するようになった。テスラが立ち上がった2000年代の初めは、その動きが一層加速したころだ。2000年から2010年で、米国で生産に従事する人の数は3分の1も減ってしまった。生産を海外に移転すればたしかに労務費は下がるが、製品改善の現場感覚も失われてしまう。  このトレンドにマスクは抵抗した。一番の理由は、生産工程を掌握したかったからだ。車を作る工場を作る――「マシンを作るマシン」を作る――のは、車そのものの開発と同じくらい重要だとマスクは考えている。そして、設計―生産というフィードバックループはテスラの強みとなった。日々、改善のアイデアが得られるからだ。  オラクルの創業者ラリー・エリソンが社外取締役を引きうけたのはわずかに2社、アップルとテスラだけだ。そして彼は、ジョブズともマスクとも親しい友人になった。彼は、ジョブズもマスクも強迫性障害を持つが、それがいいほうに働いたケースだと考えている。 「彼らが成功した一因は強迫性障害にあります。問題に気づくと、なにがなんでも解決してしまう、そうせずにはいられないからです」  マスクがジョブズと違うのは、製品のデザインに加え、それを支える科学や工学、生産にまで強迫的な接し方をする点だという。  ソーラーパネル事業がいいとイーロンに言われたリンドンとピーターは、まず、なぜ普及しないのかを調べた。理由は明快だった。 「顧客体験がよくないんですよ。もうひとつ、最初にお金がかかるのが大きな障害になっていました」  だから、ごく簡単に手続きができるように工夫した。フリーダイヤルの電話で申し込みを受け付けたら、衛星写真で屋根の大きさと太陽の当たり具合を確認し、費用や電気料金の節約額、ローンなどを記した契約案を示す。これを顧客が承諾したら、緑の制服を着た工事班を派遣してパネルを設置し、政府補助金の申請なども代行する。最終目標は、これを全国的な消費者ブランドにすることだ。  開業資金はマスクが1000万ドルを出してくれた。そして、2006年7月4日、テスラがロードスターを発表しようとしていたころ、リンドンとピーターは、ソーラーシティを立ち上げた。マスクは会長である。 アルゴリズム  戒律は五つだ。 第1戒――要件はすべて疑え。要件には、それを定めた担当者の名前を付すこと。「法務部」や「安全管理部」など部門名しか付されていない要件を受理してはならない。必ず、定めた本人の名前を確認しろ。そして、その要件を疑え。担当者がどれほど頭のいい人物であっても、だ。頭のいい人間が決めた要件ほど危ない。疑われにくいからだ。私が定めたものであっても、要件は必ず疑え。そして、おかしなところを少しでも減らせ。 第2戒――部品や工程はできるかぎり減らせ。あとで元に戻さなければならなくなるかもしれないが、それでいい。実際のところ、10%以上を元に戻さなければならなくならないのなら、それは減らし足りないということだ。 第3戒――シンプルに、最適にしろ。これは第2戒のあとにやるべきことだ。そもそもそこにあってはならない部品やプロセスをシンプルにしたり最適化したりしてしまうのは、よくあるまちがいだ。 第4戒――サイクルタイムを短くしろ。工程は必ずスピードアップが可能だ。ただし、第1戒から第3戒までが終わったあとにやること。テスラの工場では、なくすべきだったとのちに気づく工程をスピードアップするのにかなりの時間を使うという愚を犯してしまった。 第5戒――自動化しろ。これは最終段階だ。ネバダでもフリーモントでも、一番のまちがいは、 ステップの自動化から始めてしまったことだ。要件をすべて洗い直し、部品や工程を減らせるだけ減らし、バグをつぶし切るまで自動化は待たなければならない。  このアルゴリズムを前提にするなら、必然的に導き出されることがいくつかある。例を紹介しよう。 ・技術系管理職は実戦経験を積まなければならない。たとえばソフトウェアチームの管理職なら ・仕事時間の20%以上は実際にコーディングをしていなければならない。ソーラールーフの管理職なら、自分も屋根に上って設置作業をしなければならない。そうしなければ、馬に乗れない騎兵隊長、剣の使えない将軍になってしまう。 ・仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなるからだ。仲間を苦しい立場に追いこみたくないという意識が生まれがちだからだ。これは避けなければならない。 ・まちがうのはかまわない。ただし、自信を持った状態でまちがうのだけはやめよう。 ・自分がやりたくないことを部下にやらせてはならない。 ・解決しなければならない課題に直面したら、管理職に伝えて終わりにしないこと。階級を飛ばし、管理職の下の人間と直接会うこと。 ・採用では心構えを重視すべし。スキルは教えられる。性根をたたき直すには脳移植が必要だ。 気が狂いそうな切迫感をもって仕事をしろ。 ・規則と言えるのは物理法則に規定されるものだけだ。それ以外はすべて勧告である。

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    投稿日: 2026.02.23
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    読み終わってないんですが。 そりゃあ、そんな毒親に育てられたら、こんなサイコパスにもなりますわね。 スティーブ・ジョブズとも対比されますが、これだけぶっ飛んだ天才が現れないと、歴史に残るイノベーションは生まれないでしょう。 ジャック・マーとかはいかにも人が良さそうですし。 孫さんは良い線いってるけど、とくに革新的なものは生み出してないし。

    0
    投稿日: 2026.02.03
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    上下巻ともに、幼少期からテスラからTwitter、ニューラリンク、xAI、SpaceXの要所要所が描かれておりめちゃ面白い。テスラ株買ってしまった。

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    投稿日: 2026.01.15
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    南アでの壮絶な子供時代、父親との確執。金儲けではない人類存続のためのビジョン。そのための手段がテスラであり、スペースXであり、X。物理法則以外の前提条件は全て疑え!無理難題に思える納期目標、コスト目標。それでもやってのける執念!憧れはしないが真似したいところ満載の人生。もっと応援したくなる!

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    予想:やる気が出るビジネス書疲れそうカロリー 高そう少年ジャンプっぽい そんな気分を味わうために買う?

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    投稿日: 2026.01.13
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    一言では語れないけど、普通の人間にはない創造力と価値観。真似はできないが、陰ながら応援したくなる。下巻行きます。

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    投稿日: 2026.01.07
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    (オーディブル視聴)1人の人間が「ここまでできるのか?」という驚きの繰り返しでした。まだまだ若いマスク氏がこれからどんなことまでやり遂げるのかと思うと目が離せないです。

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    投稿日: 2025.12.23
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    常人からすると奇想天外。 読み進めているうちに、そのキャラクターに慣れてしまっていく自分が恐く感じた。

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    投稿日: 2025.12.09
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    凄まじい経営者 オーディブルにて 彼の人生が事細かく描写されており、いったいどうやって書き上げたんだろうと不思議でならない 目標のためには冷酷だけれど、必ず結果を出し今では6社?の経営者。世界一の富豪という認知しかしてなかったけれど、そうなるべくして無茶苦茶に働いてきたんだなというのがわかる本。 自分が彼の元で働けるかというとそうではない。でもとても刺激される本だった

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    イーロンマスクがテスラやスペースXで何をしたか、どう発展させたかの伝記。 イノベーションを起こすための努力、細かなところにこだわり続けることで生まれる価値に感銘を受けた。 要件を疑う、最適化する、ということは自分の仕事にもつながる。 病気もあるが、冷徹なまでに最適化を進めるマスクはやはり他とは思考回路から違うのだろう。

    1
    投稿日: 2025.10.11
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    イーロンマスクの仕事への向き合い方がわかる。 悪いニュースはこまめにはっきりと、良いニュースはまとめてそっとで良い。

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    イーロン・マスクが誕生した理由が少しわかるような気がします。すごい人だと思いますが、決して彼の下では働きたくない。

    4
    投稿日: 2025.08.15
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    父南アフリカに疎開しそこで生まれる →カナダに大学で移住 →インターンで銀行 →zip2起業→売却→x.comをPayPalと合併→追い出されてスペースxでロケット開発(4回目の正直でNASAとの契約を締結)→テスラを並行して進める→OpenAIは非営利組織として起業 マスク/実際の製造ライン、工場を見回る ジョブス/実際のデザインのラインを見回る、口を出す。 90年代にインターネット、00年代にロケット、2010年代に人工知能、とにかく早い。 時代の最速をいう人間の動向はチェックすべき。 マスク「いずれ人工知能が人間の知能の成長速度を上回る。だからこそ火星に行く。自分の時間、リソースは限られているからスターシップの打ち上げを急ぐ。そしてAIを安全にするためにAI会社を立ち上げる」 マスクの周りでは火星で何を着るかとかを真剣に議論している。

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    前提を疑うこと 型破りな言動で知られるイーロン・マスクの内面と行動原理を、徹底した取材をもとに描いた評伝。特に興味深いのは、彼のモノづくりに対する姿勢と思考のフレームワークだ。 マスクの哲学の核心にあるのは「前提を疑う」こと。慣習や常識にとらわれず、物事を物理法則などの「基本的な真理」にまで分解し、本質的に必要な要素だけを残して再構築する。この徹底した合理主義が、スペースXの打ち上げコストを従来の10分の1以下にまで削減し、テスラにおいてはバッテリー製造の最適化と自動化を進めるGigafactory構想へとつながった。 また、彼は設計と生産の現場を切り離さず、内製化・垂直統合を徹底。要件の明確化、工程の簡素化、最適化、高速化、自動化という5段階のアプローチを軸に、常にスピードと効率を追求する。 個性としては破天荒なマスクだが、ものづくりに向き合うその思想と実践には、極めて真っ当で学ぶべき点が多い。本書は、単なる成功物語ではなく、創造と実行の本質を問い直す良質なドキュメントと言える。

    1
    投稿日: 2025.07.08
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    壮絶な幼少期から、型破りな挑戦の連続 失敗もトラブルも全部ネタにして前に進む姿 読んだ後、自分の悩みもなんとかなる気がしてくる テスラがなんとなく好きじゃなかったけど、まぁこんな会社があってもいいかくらいに思えました。 #イーロンマスク #逆転人生 #型破りリーダー

    31
    投稿日: 2025.07.07
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    控えめに言っても超面白い。絶対こんな人の下で働きたくないけど、世界を変えるのはこういうタイプなんだろうなと思った。リスクをとることの大切さを痛感。 そして日本の製造業が…と言われる原因も、まさにこの人のやり方と真逆のことをやっているからでは、と思わずにいられない。

    2
    投稿日: 2025.06.28
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    2025/6/28 p.93まで読んだ 良くも悪くも想像を超えた父親に翻弄された子供時代がコアにあって、マグマのように情熱が噴き出していると感じた。

    1
    投稿日: 2025.06.28
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    事業面での彼の偉業はネットにもたくさん溢れている。この本では、彼のパーソナリティや家族など、プライベートな面が明らかにされているが、とても魅力的とは言いがたい。偉業を成し遂げるにはかなりのことが犠牲にされている印象を持った。

    1
    投稿日: 2025.05.23
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    上巻。ペイパル、スペースX、テスラ。週120時間働く、生産が本質。要件疑え,部品工程減らす,シンプル最適化,サイクルタイム,自動化

    0
    投稿日: 2025.05.20
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    序章  火の女神 第1章  冒険者の系譜 第2章  マスク自身の心 第3章  父との暮らし 第4章  探究者 第5章  脱出速度 第6章  カナダ(1989年) 第7章  クイーンズ大学 オンタリオ州キングストン 第8章  ペンシルバニア大学 第9章  西へ 第10章 Zip2 第11章 ジャスティン 第12章 Xドットコム 第13章 クーデター 第14章 火星 スペースX 第15章 ロケット開発に乗り出す 第16章 父と息子 第17章 回転を上げる 第18章 ロケット建造のマスク流ルール 第19章 マスク、ワシントンへ行く 第20章 創業者そろい踏み 第21章 ロードスター 第22章 クワジュ 第23章 ツーストライク 第24章 SWATチーム 第25章 ハンドルを握る 第26章 離婚 第27章 タルラ 第28章 スリーストライク 第29章 崖っぷち 第30章 4回目の打ち上げ 第31章 テスラを救う 第32章 モデルS 第33章 民間による宇宙開発 第34章 ファルコン9,リフトオフ 第35章 タルラと結婚 第36章 生産 第37章 マスクとベゾス 第38章 ファルコン、鷹匠に従う 第39章 タルラのジェットコースター 第40章 人工知能 第41章 オートパイロットの導入 第42章 ソーラー 第43章 ザ・ボーリング・カンパニー 第44章 苦難の人間関係 第45章 闇に沈む 第46章 フリーモントの工場 第47章 オープンループ警報 第48章 落下 第49章 グライムス 第50章 上海 第51章 サイバートラック 原注 写真クレジット

    1
    投稿日: 2025.05.10
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    イーロン・マスクの半生や彼の人物像が忠実に書かれた伝記。 少年時代の苦悩や、ゼロからビジネスパーソンとしてどのようにMAG7に載るほどまでの企業を創り上げ、宇宙開発の新時代を切り開き世界一の大富豪になったのか、その波瀾万丈な道筋が詳細に書かれています。

    1
    投稿日: 2025.05.10
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    イーロン・マスクは人を魅了するのだろうな。 光に集まる虫のように人をひきつけ、最も近くまで行くと炎で焼き尽くす。 双極症は自己診断のようだけれど、本当に双極症ならば鬱状態もかなりな割合で出てくるに違いない。全てのプロジェクトを遂行するのは難しいはず。有能なフィクサーがついているのかも。 ドラッグは、絶対禁忌。 イーロンの幻覚妄想で、世界規模の破茶滅茶が起こってしまう。

    32
    投稿日: 2025.03.14
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    世界一の大富豪イーロン・マスクとはどのような人物なのか知りたくて買った本、 結局よく分からなかった。 火星を開拓する。人類を複数惑星にまたがる文明にすることを人生の目標にしたんだ。 印象的な言葉でした。 オバマ元大統領やトランプ大統領とのことも書かれてあった。 私にはとても読みづらく途中でやめようかと思ったが、つい最近読んだGRITを思い出し、飛ばし飛ばしではあったが、なんとか粘り強く最後まで読み切る事ができた。 GRITを推奨してくれた菊池雄星さん、ありがとう。

    20
    投稿日: 2025.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イーロン・マスクの子ども時代から、祖父母、父母、兄弟の過去まで全て知ることができました。さらには、イーロンに焦点を当てていき、スペースX、テスラというように次々と起業を成功させ、世界に革命を起こしていく。ただ、彼の性格は短気であり、周りを困らせるほど怒りっぽい。 そんな彼の人生から学べることは、以下の3つかなと思いました。 ①根本から見直し、コストカットすること ②自身の破産を恐れずに挑戦すること ③期限を決めて宣言すること

    1
    投稿日: 2025.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    治安の悪い南アフリカに生まれ育ち、風変わりな父から心を傷つけられ、学校や遊び場ではいじめに会う。一方、SFとコンピューターに夢中な天才少年だった 人とは、父親の期待に添えるようにと生きているのか、父親の失敗を償おうと生きている方と言った人がいる。私が苦労してきたのは、このせいではないだろうか。バラク・オバマ元大統領が回顧録に書いた言葉である マスクが生涯をかけて追求するテーマは、人工知能は人類を守り、人類に資するようになるのか、それとも、機械自体が意志を持ち、人類を脅かすようになるのかである 技術系管理職は実践経験をつまなければならない。そうしなければ、馬に乗れない騎兵隊長、剣の使えない将軍になってしまう 仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなるからだ 間違うのは構わない。ただし、自信を持った状態で間違うのだけはやめよう 自分がやりたくないことを、部下にやらしてはならない 採用では心構えを重視するし。スキルは教えられる。根性を叩き直すには、脳移植が必要だ

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    地球の限られた資源が枯渇した時のことを考え本気で宇宙に人が住める場所を見出そうとしてるのが夢が大きくてかっこいい。また、圧倒的な天才さと傍若無人さが彼の特徴としてあり、まさにこういう人が世の中を変えるんだと思った。

    4
    投稿日: 2025.02.22
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    なぜマスクがテスラやスペースXで成功したか、その本質がわかった。 彼の生い立ち、父譲りの激烈な性格、ほぼ障害?に近い集中力。。。 限界まで突き詰めて、諦めずに成功するまで、本当のギリギリまでやるので、失敗しない。 トランプがDOGE省の長官に抜擢して、数百兆円のコスト削減をやってみせる!と言っているマスクは、本気だし、スペースXがそうしたように、役人の仕事、コストを10分の1にしちゃいそうだ!大変だーって思った。

    4
    投稿日: 2024.12.21
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    成功している経営者には、才能として、天才的な経営センスだったりが必要と思ったが、それよりも大きく、成功に対する渇望だったりが大事だと感じた。それは、先天的なものだけではなく、後天的にも身につけられるかもしれないと感じた。また、マスクの辛さも知れただの成功者ではないことも知れた。

    2
    投稿日: 2024.12.18
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    現在地球上に生存している人類の中でイーロン・マスクほど世界にインパクトを与えている人はいないのではないでしょうか。日本にいるとあまりわからない彼の人生を知るために本書を手に取りました。上巻では幼少期の南アフリカ時代、家族、そして米国に渡り、1990年代に弟とZIP2という会社を立ち上げます。これは事業者の電話帳をオンラインで検索可能として、さらに地図アプリに連動させることで道案内ができる、という当時としては画期的なアイデアでした。その後オールインワンの金融プラットフォーム構築を目指してXドットコムという会社を立ち上げ、ペイパルと合流します。 ここまではよくありがちな起業家ストーリーですが、ここからがイーロン・マスクの真骨頂。「人類の意識」の存続のため、火星に人類を送り込むことをミッションとしたスペースX社をたちあげます。さらに地球温暖化への危機意識から電気自動車メーカー、テスラを立ち上げます。さらにソーラーパネルを製造・販売するテスラエナジー、人工知能を人類にとって制御可能なものにするためにOpenAIを設立。 本書を読んだイーロン・マスクの印象ですが、(1)インパクトのあることを目標にする、(2)業界の要件を疑う、(3)ビジョンで人を集める(しかしほとんどの人がすぐについていけなくなる)」ことです。例えばスペースXでは、航空宇宙産業のぬるま湯環境に疑いを持ち、大幅なコスト減で高性能のロケットを作ってしまいます(それまで競争がなかったのでボルト1個についても恐ろしく高コストだった)。またロケットのブースター部分が打ち上げ後に地上に戻ってきて再利用可能にしたことも画期的でした。電気自動車(テスラ)についても、ゴルフカートのイメージを払拭すべく、スポーツカーのようなカッコよさと高級感、パワー性能を打ち出し、人々の印象を一新します。 イーロン・マスクの人となりがわかるだけでなく、彼が起こしていった事業の変遷を読むだけでも大変面白い本でした。下巻も楽しみです。

    10
    投稿日: 2024.12.14
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    大富豪or大成功者イーロン・マスクも人間で当たり前だが紆余曲折があった。彼の「特性」もハッキリは知らなかった。今でこそ時代を切り開く開拓者だが「運」もあった。。。どのタイミングで破産してたか分からない。だがその「運」は彼の失敗を恐れない情熱とパワーが引き寄せたと言っていいだろう。下巻へ続く。

    1
    投稿日: 2024.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イーロンマスクの生い立ちについて 南アフリカで生まれ育ってクズ父親が嫌い。 恋愛はあまり得意じゃない。何度も離婚してる イーロンマスクはアスペルガー症候群 一度決めたことはやり通す。 アイアンマンのスタークはイーロンモデルらしい 合わない人は切り捨てる。 まぁ異次元すぎて参考にはならなかった。ただシンプルに天才だなと感じた。内容難しかった笑 ハードウェアまで担当してるのはイーロンマスク独特の主流。スティーブ・ジョブズは委託していた

    1
    投稿日: 2024.11.28
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    ビジネス的に何かの参考にしたり学びにするのは難しい。これだけ突き抜けられるから異次元の成果を出せるんだろうな。読み物として楽しめる。

    1
    投稿日: 2024.09.28
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    イーロンマスク上巻読了。 テスラ(電気自動車)やスペースX(商業用ロケット)という新事業を創り上げたイーロンマスクとはどんな男なのか。 果たして、ビルゲイツ、スティーブジョブズと同様、猛烈な働き手のエンジニアだった。ただ、彼らと違うのは、製品コンセプトにとどまらず、ハードウェアの生産にイーロンマスクはエネルギーを注いでいるということだ。 イーロンマスクと自分を比べるのは猪口才だが、彼も自分も工場で悪戦苦闘したことがどれも何故か似ていて、読み進めるほどに「そうそう、それでいい」などと親しみと共感を感じた。 下巻ではさらにワクワクするような新事業が飛び出す。下巻も楽しみだ。

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    投稿日: 2024.09.28
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    オーディブルにて。イーロンマスクさんのこと、全然知らず、生い立ちがとても興味深かった。こうして圧倒的な結果を出す人って(スティーブ・ジョブズしかり)ある種、サイコパス/ソシオパス的側面がないとなれないのかも、とも思わされる。興味深くこれからもウォッチし、応援していきたい。

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    投稿日: 2024.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    って誰だっけ? 確か世界的大企業の社長だった気が… の段階で読み始めた。 まだ初めのほうだけど、しんどいね。 将来的に成功が約束されているのを知っているので、この方のこの後の展開が気になって読もうとする人も多いいだろう。 では、私はどうか? なんか読みたくないね。 彼にとってのひどい環境と自身の異常さが目立ちなんだかな〜と。 読み進めると加虐的な内容が変わってくるのだろうか? ギブアップしようか悩み中 で、ギブアップ

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    投稿日: 2024.07.23
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    上下巻を通して、彼がスペースXやテスラ、ニューラリンクなどの企業で革新を続ける姿に触れ、彼の飽くなき挑戦精神とリーダーシップに感銘を受けました。また、彼の個人的な葛藤や苦労も描かれており、人間味溢れる一面も知ることができました。全体として、マスクの生き様と挑戦の軌跡を深く理解できる充実した読書体験でした。

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    投稿日: 2024.07.21
  • 気が狂いそうな切迫感を常に持て

    上巻だけで51章、下巻まで含めると全95章。 たいして大著でもないのに、この章数は細かく刻みすぎな気がしないでもないが、それだけ盛りだくさんな人生ではある。 上巻だけで何度も結婚と離婚を繰り返し、何社も会社を立ち上げ、テスラとスペースXを軌道に乗せて終わる上巻だが、マスク自身の心模様は一向に安定しない。 ジョブズの公式伝記本の著者だけに彼との比較の記述は多い。 どちらも穏やかに問題を解決するタイプではなく、部下に辛く当たり、くそ野郎になりがちで、あの性格と成果はセットなのか、共感能力という人間にとって本来不可欠な脳内の配線が欠如しているにも関わらず、いやそれゆえにこそ事業経営を成功させているのではないかなど、共通点も多い。 ジョブズの現実歪曲フィールドは有名だが、マスクも気が狂いそうな切迫感を部下に強い、非現実的な期日を設定して社員を慌てさせる。 それと両者とも悪魔的とも思えるほど直観が鋭く、航続距離の目標を達成するためにテスラに何個のバッテリーセルが必要かについても、社内で何週間も時間をかけて出されたセル数を速攻で否定し、到底無理だというような絶望的なセル数でやれと強いるが、最終的にはその通りとなり、「勘で正解を言い当てた」と周りを唸らせてもいる。 アントンプレナーとは実のところ、リスクを極力小さくする人々なのだが、マスクはリスク大好き男なので、極限までリスクを大きくしようとする。 企業を思いとどまらせようと、ロケットの爆発シーンを集めた動画を見せたって、逆に打ち上げ会社を作るという決心を後押しする結果になっている。 常識では不可能なら、非常識が必要になるだけだと、覚悟を決める。 その際、このリスク中毒男は、船に火をかけ、他の人々の逃げ道をなくしてしまう。 いつでもどこでも背水の陣を敷き、「いいぞいいぞと」アクセルをめいいっぱい強く踏み込むのだ。 問題を上手に避けようなどとは露とも思わず、何なら早く失敗した方がマシだと考える。 何が問題なのかをさっさと突き止め、いかに早く解決するか、失敗して学ぶんだという姿勢。 ジョブズもマスクも、何か問題を見つけると、それを何が何でも解決する、そうせざるを得なくなるという強迫性障害を持っているが、それがいい方に働けば、常に改善のアイデアが生まれる好循環を生むのだが、一方で社員は次々とクビを言い渡され、古参も少しずつ周りからいなくなる、殺伐とした職場も生んでいる。 テスラでもスペースXでも、主要部品を内製化することで、航空宇宙業界という締まりのないぬるま湯だった世界に風穴をあけ、コスト構造の変革をもたらしたという側面は確かにある。 だが、テスラの自動運転による死亡事故に際しては、ひとりふたり死んだからってどうだというのだ、オートパイロットでどれだけ事故が減らせたか考えろと居直ってもいる。 アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症などいろいろと呼ばれているが、端的に言えば、他人への徹底した無関心、そして恐怖心が遮断され、周囲と喜びや共感を深いところでは全く結べないサイコパスと言っていいと思う。 ジョブズと異なるのは、彼ほど病的な秘密主義でないこと、それと親族との濃密な関係性、とりわけ影のようについて離れない弟キンバルの存在は見過ごせないものを感じた。 取締役会で、悪魔モードに変身し誰彼となく弾劾を続けるイーロンに、静かに手を挙げ、彼の間違いを指摘し黙らせたかと思えば、二回目の結婚の際には、2年待つように強く勧めて従わせてもいる。 若い頃は取っ組み合いの喧嘩をするほどの仲だったのに、いつのまにか兄を導く指南役になっている。 父親との関係にスポットが当てられているが、この兄弟の関係も非常に興味深い。

    0
    投稿日: 2024.06.22
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    長いけど面白い イーロン・マスクがどういった人物なのか、どういう気持ちでどういうことをしてきたのかがこの本で一通りわかる。 幼い頃からのサバイバルな環境と、理系的な思考、どう勝つかを考える戦略性とストイックさ。賛否両論あると思いますが、ここまでできる人はなかなか居ないと思える人物でした。

    1
    投稿日: 2024.06.16
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    ニュースで知るだけでは、多くの会社を経営していて、破天荒な発言があることから何を考えているかわからない人と思っていたが、この本を読むと、かなり一貫性のある考えで仕事に取り組んでいる人だとわかった。

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    投稿日: 2024.06.08
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    イーロンマスクの人となりがよく分かり、読みやすい構成になっている。 五戒とその後の例示は、納得しつつも笑ってしまう。心掛けは真似たい。

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    投稿日: 2024.06.01
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    テスラ・スペースX、そして私生活。 それぞれのエピソードに既視感を覚える。 そうだ、アイアンマンと宇宙兄弟だ! (アイアンマンに関しては実際に本文中に記載がありました) この世界は高位存在のシミュレーションだという考え方、私も面白い発想だと思います♪

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    投稿日: 2024.05.01
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    ジャーナリストである伝記作家により書かれたイーロン・マスクの伝記。テスラの創業者であり成功後にスペースXの CEOとして宇宙事業にも取り組んだと思っていたが、テスラよりも先に宇宙事業をしていたことはこの本で知った。アスペルガー症候群であり感情の起伏が激しい中、大きな成功と気分の落ち込みを繰り返しながらも常に前へ前へとチャレンジを続ける熱意がすごい。大きな成功も多いが、倒産ぎりぎりの苦境もあり、その人生はとても興味深い。まわりとうまくやっていけない性格であるため、人がまわりから次々と去っていくが、それでも新たな支援者が生まれ、人との繋がりが生まれ、複雑な人間関係ができては壊れていく。強烈に印象深い人物であることがわかった。面白い。 「自分が世界を変えられると本気で信じるクレイジーな人こそが、本当に世界を変えるのだ(スティーブ・ジョブズ)」p11 「(イーロンの専門は物理学)エンジニアの真髄は、物理学の基本原則まで問題を深く理解することにあるとマスクは考えていた。並行してビジネスの学位も狙う(ビジネスを勉強しないと、その勉強をした人の下で働くことになりそうだと思ったから)」p81 「CEOになんてなりたいと思ったことはありません。ですが、CEOでなければ、本当の意味で最高技術責任者とか最高品質責任者とかになることもできないと学びました(Zip2での経験)」p99 「マスクは最初から過酷な仕事人だった。ワークライフバランスなどははなも引っ掛けない。Zip2でもその後の会社でも、昼間はもちろん夜もほとんど仕事ばかりしているし休みは取らない。周囲にも同じことを期待する」p100 「チームメンバーに愛してもらうことなど仕事ではない。そんなの百害あって一利なしだ」p100 「YMCAでシャワーを使い、事務所の床で寝る生活からわずか3年で、100万ドルの車を買うことができました」p103 「マスクはまた、会社から追い出された。3年で2回。ビジョナリーだが、周囲とうまく折り合えないからだ」p130 「「CEOのアントレプレナーは、実のところ、リスクを取るタイプではありません」とロエロフ・ボサは言う。「リスクを小さくしようとする人々ですから。リスクで育つタイプではなく、リスクを大きくしようとか絶対にしません。調整可能な変数を見つけ、リスクを最小化しようとするんです」だがマスクは違う。「彼はリスクを大きくしようとします。船に火をかけて、ほかの人々の逃げ道をなくすんです」マクラーレンの事故も、いかにもマスクらしいとボサは言う。どれほど走るのかを知りたくて、アクセルを床まで踏み込んでしまうわけだ」p130 「(カードゲーム)ほかはみんな慣れているし、カードを記憶したりオッズを計算したりが得意なわけですよ。イーロンは毎回必ずオールインして負けていました。で、負けるとチップを買って、倍賭けするんですよ。何回負けたかわからないくらい負けたあと、オールインで勝ことができました。そうしたら「うん、これでよし。ここまでにする」って言うんです。これが彼の生き方なんですね。チップをテーブルに載せ続ける。賭け続ける」p131 「彼が作った2社、スペースXとテスラを見ればわかります。シリコンバレーの常識としては、どちらもクレイジーな賭けです。ですが、うまくいくはずがないとみんなが思った会社がふたつともうまくいったわけで、であれば、「イーロンは、ほかの人にはわからないなにかをリスクについてわかっているのだろう」と思わざるをえません」p131 「(南アフリカでマラリア発症)マスクは10日間も集中治療室にとどまったし、完全回復には5ヶ月もかかってしまう。危うく死にかけた体験からふたつのことが学べたとマスクは言う。休むと死ぬ。もうひとつ、南アフリカはいまだ私を破滅させようとしている」p135 「技術は必ず進歩すると限ったものではない。進歩は止まるかもしれない。後退することさえあり得る。月には行けた。でも、スペースシャトル計画は中止となり、進歩は止まった」p140 「後ろ向きなやつや、そんなこと無理だと思うやつは、次の打ち合わせに来なくていい。なにかをなし遂げる人しかいらない」p164 「(できる限り内製する)バルブ1基に25万ドルと言われたことがある。そんなばか高いものが買えるか、自分たちで作れとマスクは指示。数ヶ月かかったが、コストはごくわずかなものになった。上段エンジンのノズルを制御するアクチュエーター1基に12万ドルと言われた時も、マスクは、そんなに難しいもんじゃない、せいぜいガレージのドアオープナー並みだ、5000ドルで作れと命じた。結局、洗車機で液体の混合に使われているバルブを改良すればロケット燃料にも使えることが判明する。燃料タンクにかぶせるアルミニウム製ドームは、2回目の注文で値段が大きく下がった。結局、ほんの数年で、スペースXは、ロケット用部品の70%を内製するようになる。原因のひとつは、軍やNASAが仕様や要件を山ほど定めていることにある。大手の航空宇宙企業は、この仕様や要件をきっちり守る。マスクは逆で、要件はすべて疑えと指示する。これは「要件」だからしなければならないと口にした技術者は、マスクにとことんやり込められる。その要件は誰が作ったのか、と」p168 「エンジンを試験するとか燃料タンクの認証を取るという話になると、マスクに「なぜやらなければならないんだ」と尋ねられる。「それが要件だと軍の仕様で決まってるんです」って答えると「それは誰が書いたんだ? どういう理屈でそうなってるんだ?」って突っ込まれます。要件はすべて、勧告として扱え。それがマスクのやり方だ。疑う余地のない要件は、物理学の法則に規定されるものだけだ、と」p168 「「気が狂いそうな切迫感をもって仕事をしろ」とマスクはよく言う」p170 「マスクは公私いずれも他人とうまく付き合えるタイプではない。相手と対等な関係を結ぶスキルは持ち合わせていないし、まして誰かに敬服することなどありえない。自分以外に力を持たせるのが嫌いなのだ」p177 「(大衆車を最初に作ることに反対)最初の電気自動車はなにをどうしても高くなる。みすぼらしい車にそこまで払ってくれる人なんていない。自動車会社を立ち上げるなら、まず高級車を作り、そこから大衆車へ広げていくべきだ」p189 「自閉スペクトラム症であることはまちがいなくて、ほかの人々とつながることが本当にできないのだろうと思います」p244 「マスクの資産はもうほとんど残っていない。テスラではキャッシュの流出が続いている。スペースXは3機連続で打ち上げに失敗した。それでもマスクはあきらめない。文字どおり全財産を賭けるのだ。打ち上げ失敗のわずか1、2時間後、マスクは声明を出した。「スペースXはあわてることなく前に進み続けます。スペースXは軌道に到達するという目標を達成します。そこに疑問が入り込む余地はありません。私はあきらめません。絶対に」p260 「2回目の打ち上げ失敗をマスクの脇で見ていたワイアード誌のカール・ホフマン記者は、どうしてそんなに楽観的になれるのか尋ねてみたという。「楽観的? 悲観的? そんなことは知らん。やる。やり遂げる。地獄なんぞものともせず必ずやり遂げると神に誓うんだ」それがマスクの答えだった」p261 「(タルラ)心臓発作でも起こすんじゃないかと心配で心配で。夜驚症と言うんでしょうか、寝ているのに突然叫び出し、私にしがみついてきたりするんです。恐怖ですよ。彼は追いつめられていて、私はびくびくでした」p265 「実費生産契約のぬるま湯に何十年もどっぷり浸かってきた結果、航空宇宙業界は締まりがまるでなくなっていた。たとえばロケット用のバルブは似たような自動車用バルブの30倍もする。だから、部品はなるべく航空宇宙以外の企業から買えとマスクは指示した。NASAが国際宇宙ステーションで使っている留め金は1個1500ドルもする。スペースXは、トイレの個室に使われている留め金を改造し、わずか30ドルでロック機構を作ってしまった。ファルコン9のペイロードに使う空冷システムが300万ドル以上かかると言われたときも、マスクは、住宅用エアコンはいくらかと大声で尋ね、6000ドルぐらいでしょうかと答えさせている。当然、民生用エアコンを購入し、ロケットに積んでも大丈夫なようにポンプを改造することになった」p299 「今回のファルコン9用施設の改修は費用が1/10しかかからなかった。スペースXは宇宙を民営化するとともに、そのコスト構造も根本的に変えてしまった」p299 「リスクを報告し、エンジニアリングデータを見せれば、本人がさっと判断して、責任を我々から自分の肩に移してくれる。イーロンはそういう人なんです」p306 「イーロンにはいろんな側面があって、一瞬あとに何を言い出すか、何をやらかすか全くわかりません。なんですが、それがすっとひとつにまとまることがあるんです」p323 「これを不可能とする第一原理はないんだ。ものすごく難しいのはわかっている。なんとかしろ」p337 「オープンAIもイーロンの投資によって成功した」p350 「(テスラの自動運転)オートパイロットで人がひとり死ぬと、人間のミスで100人が死ぬ以上の騒ぎになるのが現実である」p358 「(マスクは作業員に厳しい)そこの作業員に優しくするのは、自分の仕事をきちんとこなしている何十人もの作業員に対して優しくないことに等しいんですよ。問題箇所を修正しなければ、ちゃんとしている人々を傷つけることになるんです」p394 「(2018年スペースXの業績)56回の打ち上げに成功し、失敗はわずかに1回。着陸も問題がなくなり、ブースターは再利用できる。スペースXが軌道に届けたペイロードの合計は、すでに中国や米国さえも抜いて世界一だ」p415 「(グライムス)晩ご飯を食べに行った先でマスクが突然だまり、じっとなにかを考えはじめたことがあった。1分か2分もそうしていただろうか。そして、ペンはないかと問われた。ハンドバッグからアイライナーを渡したところ、エンジンの熱シールドを改良するアイデアをナプキンに書き留めた。「私といても心がどこかほかに行ってしまうことがあるのだと悟りました。たいがいは仕事上の問題ですね」」p445

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    投稿日: 2024.04.28
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    めちゃくちゃ面白かった。 スティーブ・ジョブズを読んだときにも思ったのだが、ウォルター・アイザックソンの書く自伝は気持ちよく読める。 本人や周辺への取材で、できるだけ素のままかつ、多面的に知ることができる。 特に心に残った部分を挙げる。 ▼リスクテイカーであるとこ 遺伝子と家庭環境によって、超リスクテイカーになった。 他の人が取れないリスクを取れることが、スペースXとテスラの成功の一つの要素だろう。 単にリスクを取るだけなら失敗して終わるのだろうが。 マスクの場合、すごい集中力と超ハードワーク、物理法則を原点にすえた判断で乗り切る。 やる側には大変だろうが、見てる分にはすごく魅力的に見える。 ▼スティーブ・ジョブズと同じタイプ? クソなやつですごい成果をあげるのは似ている 『もしかして、あの性格と成果はセットなのか? これほどの業績に対して世界が払わなければならない対価が、くそ野郎でなければ達成できないなのであれば、それだけの価値はあると言える』 この一節は笑った。 ジョブズは製品のデザインに強迫的な接し方をしていたが。 マスクは、加えて、科学や工学、生産にまで強迫的。 ▼崖っぷちぶりのすごさ スペースxの3回の打ち上げ失敗 テスラの運転資金枯渇、顧客の予約金にまで手を付ける リーマン・ショックまで重なる この三重苦を切り抜けて見せるのだからシビレます。 ▼アルゴリズム 5戒律が秀逸 ①要件はすべて疑え。 ②部品や工程はできる限り減らせ。 ③シンプルに、最適化しろ。 ④サイクルタイムを短くしろ。 ⑤自動化しろ。 テスラ、スペースXの経緯を読んでから、5戒律が出てきてとても腑に落ちる。 さらに以下の結論 『気が狂いそうな切迫感をもって仕事しろ。  規則と言えるのは物理法則に規定されるものだけだ。  それ以外はすべて勧告である。』 いやーこんな仕事の仕方が実際にできるんですから、感服です。

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    投稿日: 2024.04.26
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    イーロン・マスク氏の現在進行形を 過去から振り返って読んでみると これからどう未来に変わっていくかが 待ちどうしくなる。 グライムスに旧ツイッターでイーロンが 付き合おう と告白していたことを思い出して笑ってしまった。 ステンレスでできたサイバートラックのお披露目会のときに防弾ガラスが割れた時なんかもね。 又 不具合がでていることや、今回は日本でも販売され初めたこと含め 良い時期にこの本読めて良かったよ。 現在生きている人の経過を振り返ることがあの時そうだったのね、と精神や心理面を垣間見ることで 未来を更に応援できる、というか目の離せない世界になる。

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    投稿日: 2024.04.24
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    まず、イーロンの父、エロールのヤバさが怖かった。他人事として聞くにはオモロ話だが家族だと結構地獄だろうなと思った。 そしてご本人。育った環境や生まれ持った特性も多分にありそうだが、狂気的な意思とエネルギーと知性で絵空事を実現していく様子が印象的だった。絶対映画化決定する。

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    投稿日: 2024.04.24
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    読みやすい! 何が読みやすいかといえば、1章が短いことだ。 上巻だけで51章。462ページで。つまり平均すれば1章10ページない。 これだけ毀誉褒貶の激しいイーロン・マスク。 激しく生きた人間を語るには、これくらい切り分けてもらうとちょうどいい。 本の内容は、南アで生まれたイーロン・マスクの生い立ちから、 ペイパル、スペースX、テスラと次々に開発し会社を興して行く様を描いている。 アスペルガーらしい行動を織り交ぜながら。 なにかをしでかすには普通じゃダメなんだなあ、と改めて思う。 日本はみな普通になってしまった。偏差値エリート養成。 地頭のいい地方のばか、はいなくなってしまった。 アメリカは、、といってもマスクはアメリカ人じゃない。 GAFAMの創設者で純粋なアメリカ人、っているのかな。 というかそもそもアメリカ人、って何だ、ということか。 ダイバーシティだ。 天才のそばにいる人たちが偉いんだな。 彼の考えを活かして形にするからきちんと物が出来上がった。 そうじゃなきゃただのほら吹きだ。 しかし、、、テスラも完成したというのにまだ半分残っている。 twitterにも踏み込むのかな? 楽しみだ。

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    投稿日: 2024.04.19
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    面白かった。とてつもない結果を出す人は、やっぱり普通じゃない。コンプライアンスがうるさい世の中で閉塞感がある社会で、それを気にせず、極端だけど第一原則に従いながら目標を向かってするということがどういうことかということが体験できた気がした

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    投稿日: 2024.04.16
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    今や世界的に有名なイーロン氏。本書では彼が起こした問題や周囲からの人物評価が書かれており、たしかに素晴らしい評伝なのだが2015年に発行された「イーロンマスク未来を創る男(アシュリー・バンス著)」を読んだ者としては少し寂しい気持ちがした。ウォルター氏の本にはイーロン氏が幼少期に吃音症だったことは書かれていない。またイーロン氏は本気で人類を救おうとしていたはずだったが、その熱意が本書からは感じられない。自動車、地球温暖化の問題を解決して、人類を惑星間で活躍できることを目指して突き進み続けていたはずなのに、それよりも突飛な行動ばかりが目立つような書き方をしているように感じる。同じ人物を対象にしても、書き手によってこうも印象が変わるのかと、また一つ勉強になった。

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    投稿日: 2024.04.06
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    元々イメージしていた人物像と違って、お金より成果の方が重要だと考える人だった。同じ作者が書いたジョブズも読んだけど、よく似ている。とんでもないことを成し遂げる人はこういう感じになるのかなと思う。

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    投稿日: 2024.04.05
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    自分のことをアスペルガーだと公言し、だから共感性が欠如している、だから集中力がずば抜けている、だからスペースXやテスラの成功があったのだと言う。悪魔モードに入ったイーロンは手も付けられず、平気で相手を攻撃する。イーロン自体も幼少期、豹変する父親に怯え現在もその影に悩まされているのに同じことをしてるなんて。癇癪を抑えられないからすぐにクビにするし、仕事では成果以上の成果を当たり前のように求める。天才なのかもしれないけど、Xを買収したあたりから取り返しのつかないことに進んでいっている気がして。下巻へ。

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    投稿日: 2024.04.02
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    テスラの車に心惹かれ、スペースXのロケット打ち上げ成功にワクワク。イーロン・マスク氏はどんな方なのかと、以前から気になっていました。まだ上巻を読み終えただけですが、かなり圧倒されてます。

    0
    投稿日: 2024.03.24
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    これほどスゴイ人だったとは! 我儘で傲慢で奇っ怪なのに頭脳明晰、時には 子どものようにやんちゃにもなるし。 人間の一生は時間に限りがあるというのにどうしてマスク氏は縦横無尽に動き廻れるのだろう。 伝記を読むということ、久しぶりだけれど生きることの指針なり展望なりいただけると思ってはいけない、この本に限っては。

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    投稿日: 2024.03.20
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    Twitter買収以降、度々話題になるイーロン・マスクはどんな人なのか知ることができる。Xという名前のこだわりは過去携わった会社名から来てるのだろうか。マスクは仕事熱心で有能な人なのだろうか、破天荒な言動に周りの人達は大変だろうなという印象を受けた。

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    投稿日: 2024.03.16
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    アスペルガーで双極性障害もち。思い通りにいかないと癇癪を起こし、そうかと思うとまるで子どものように遊びに夢中になる。 おかしいな…。私も似たような特性の持ち主なのに(奥さん大変!)、手元にEVスポーツカーもなければSNSもスペースシャトルも衛星ネットワークもない。おかしい。 その違いを垣間見たのが、イーロン・マスクはリスクを恐れないということ。いや、恐れていても乗り越えるためには枠組みすら破壊することを躊躇しない。「当たり前」を壊すという傑出した突破力。 たまたまモデルSを一度分解したことがある。バッテリーが切れていたので四苦八苦して給電口を探しあて(テールランプの下とは!)、さて充電できたと思ったらドアノブが飛び出してきた。マジか。室内はデカいディスプレイが1つあるだけ。スイッチ類もない。どこから工具入れるんだよ…。 これらがイーロン本人のこだわり抜いた点だったとは。 こだわりのびっくり箱を作っているテスラ工場のスローガンがまた面白い。 ─技術系管理職は必ず実践経験をつまなければならない。そうしなければ馬に乗れない騎兵隊長。剣の使えない将軍になってしまう ─仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなる ─間違うのは構わない。ただし、自信を持った状態で間違うのだけはやめよう ─自分がやりたくないことを部下にやらせてはならない ─解決しなければならない課題に直面したら、管理職に伝えて終わりにしないこと。階級を飛ばし管理職の下の人間と直接会うこと ─採用では心構えを重視すべし。スキルは教えられる。性根を正すには脳移植が必要だ ─気が狂いそうな切迫感を持って仕事をしろ (作者註)規則と言えるのは物理法則に規定されるものだけだ。それ以外は勧告である。 確かに内側にうったえかけてくるような内容。気違いのように相手の仕事に疑問を投げかける、なんてやりたくないし、やられたくないなぁ〜と素で思ってしまう。 それくらいでないと、当たり前という人間の壁は壊せないのか。さて、始祖の巨人になる準備をして下巻Audibleリリースまで待つ。

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    投稿日: 2024.03.12
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    子供時代に南アフリカで叩きのめされていたからこそ、むちゃなことをやり遂げる。 ルールは、そもそもなぜそのルールなのか疑ってかかる 目標を高く持ち、がむしゃらに突っ走る

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    投稿日: 2024.03.08
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    1970〜2019年のイーロンマスクの物語 ペイパル 金融決済 テスラ 電気自動車 スペースX 宇宙開発 その間、結婚、離婚、結婚、精神障害、頚椎負傷、などなどプラベートも盛り沢山

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    投稿日: 2024.03.07
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    半生が綴られた前編(2019年まで) 予想はしていたが、内容がぶっ飛びすぎて自身の参考にはならず、ただただ楽しく読ませてもらいました。 ストレスには無縁の人かと思いましたがテスラ、スペースXが崖っぷちの時は夜中に起きて叫んだり、トイレで吐くなどの苦悩があったのは意外で新たな一面が見られたのは共感深いです。 彼の考え方で凄い事は如何なる規則、常識も疑い続ける姿勢。 これ、自己啓発書で良く書いていますけど、普通はできませんよね〜 これが凡人との違いですか。。。

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    投稿日: 2024.03.02
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    イーロン・マスクについての本は竹内一正著の『イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者』を昔読んだことがあったが、こちらの新しい方も読んでみた。 読み物として非常に面白い。驚きの連続である。 まず率直に、よくこれだけプライベートな内容まで詳細に出てくるものだと。 また数々のエピソードもまたワクワクさせられる。 凝り固まった組織に変革の風を送り込むのは「よそ者、若者、バカ者」と言われる。 人間はどうしても既存の成功体験に囚われるバイアスがあるが故に、畢竟、それを打ち砕くのは常識にとらわれない者や常軌を逸したステータスを持つ者になる。 エントロピーを増大するままにしていては何事も成せないが、最適化の結果小高い山の頂点に達してしまった分岐ルートをサンクコスト無視してご破算するには、イーロンのような存在が必要なのだろう。 電気自動車とロケットという異なる分野でその地殻変動を起こした彼であるから、今後も他の様々な場所で社会を揺るがすに違いない。 憧れのヒーローがリアルタイムで存在している。 彼が偉業を達成することを楽しんで眺めつつ、明るい未来を期待したい。 また彼の活躍に元気をもらって、自分も目の前の仕事を頑張って行こうと思う。 長くなってしまったので全文はnoteにて。 https://note.com/ronnio/n/n679174109e57

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    投稿日: 2024.02.27
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    この著者の伝記ものは評判通り読み応えがあり興味深い。よく取材してうまく構成していると思う。 マスク氏は本当にすごいというか凄まじい人。思考し工夫し撃ち破り突き進む人。 有名人でお金持ちだけど幸せそうではなくて痛々しい。

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    投稿日: 2024.02.23
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    ・感想 鉄人。そしてビジネス狂。 だからこそここまで良いものが作れるし、仕事に酔える。 人生の幸福度との相関は知らんけど。 ・Todo ・技術系管理者は実践経験を積む必要あり。  ソフトウェアの管理職なら仕事時間の20%以上は実際にコーディングするべき。  ソーラールーフなら屋根に登って設置作業。  そうしないと馬に乗れない騎兵隊長、剣の使えない将軍になる。 ・仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなる。 ・間違うのは構わない。が自信を持った状態では間違わないようにすること。 ・自分がやりたくないことを部下にはやらせてはならない。 ・解決しなければならない課題に直面したら管理職に伝えて終わりにしないこと。階級を飛ばして、管理職下の人間と直接会うこと。 ・採用では心構えを重視すること。  スキルは教えられるが性根を叩き直すには脳移植が必要。 ・気が狂いそうな切迫感を持って仕事すること。 ・規制と言えるのは物理法則に規定されるものだけ。それ以外はみな勧告である。 ★要件は全て疑い、それを定めた担当者の名前を確認すること。  おかしなところは少しでも減らす。 ★部品や工程はなるべく減らす。 →その後部品やプロセスをシンプルに最適に変更する。 ★サイクルタイムを短くする。 ★そして最後に自動化を図る

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    投稿日: 2024.02.20
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    マスク氏の、Jobへの心構えと桁違いの生産性に圧倒される。 結局は、モチベーションと心から目標を達成したい栄光への飢餓感が重要なんだと感じた。

    2
    投稿日: 2024.01.28
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    違う星の住人でした。何もかもが凄いです。 技術とは自動的に進んでいくものだと考えるのはまちがいですね

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    投稿日: 2024.01.21
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    イーロンマスクの幼少期から家族関係、テスラやロケット打ち上げの裏側が詳細に書かれている。ニュースでは知ることの出来ない彼の生い立ちや人間性を知ることができた。考え方のスケールの違いにも驚くし、驚異的なスピードで新しいものを世の中に生み出すその仕事に対する熱意や行動力にも圧倒される。なぜ世界が彼に注目するのかが少しわかった気がする。

    4
    投稿日: 2024.01.08
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    稀代のカリスマイノベーター、イーロン・マスクの生い立ちから2019年までの半生。色々な意味で普通の人にはない考えと行動力に舌を巻く。自分の直感を信じながらも気になることを徹底的に調べ上げ成し遂げる。その過程で不幸になった人も多くいるだろうが、彼の取り得る手段の中でバスに乗せることができなかった人なのだろう。 以下、備忘しておきたいセンテンス。 ・ミッションありきでスタートし、金銭的に成り立つ形で進めるにはどうしたらいいかと逆に考えたわけです。 ・楽観的?悲観的?そんなことは知らん。やる。やり遂げる。地獄なんぞものともせず必ずやり遂げると神に誓うんだ。 ・デザインとは見た目だけの問題ではない。本物の工業デザインとは、外観と中身をつなぐものなのだ。 ・常識では不可能なら、非常識が必要になるわけです。

    3
    投稿日: 2024.01.07
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    彼の壮絶なビジネスライフからイノベーションが生まれているのがよく分かった。金融決済(ペイパル)、電気自動車(テスラ)、宇宙開発(スペースX)、自動運転、人工知能、これらの原点はSF、コンピュータへの興味にあることがよく分かった。まだまだこれからどう展開していくか分からないがウォッチしていきたい。

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    投稿日: 2024.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スペースX テスラ 生い立ち イーロンマスクの事業、人間性など自伝について詳しく理解することができる一冊。

    2
    投稿日: 2024.01.03
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    父親からの虐待と学校でのいじめ。自閉症であることで幼少期から現在までも苦労することになるが、それこそが行動力の源であると思う。 幾つになっても興味があることを調べ尽くす姿勢に影響を受けた。 世の中を変える人の人生は波瀾万丈で、とても自分には真似できないと思いながら、圧倒されながらあっという間に読み終えた。

    7
    投稿日: 2023.12.23
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    日本人から見たら少年時代や青年時代に転々とした人に見えますが、海外、特に移民国ではごく当たり前なのでしょう。 そこが彼らの柔軟な考えや創造性の源だと思います。 恋多く、不安定なマスクさん。なかなか難しい人なのでしょうね。 トランプ氏が大統領になった時、楽観的だったというのが印象的です。

    3
    投稿日: 2023.12.06
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    2019年までのイーロン・マスクの半生。 双極性障害でアスペルガー症候群で炎のような内面。 だからこそ行えた快挙と混沌。

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    投稿日: 2023.11.28
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    #読書記録 2023.11 #イーロン・マスク 上 #ウォルター・アイザックソン 上巻では、1995年から2015年頃が描かれる。大学を卒業する頃には、インターネット・再生可能エネルギー・宇宙旅行という目標を持ち、ネットで資金を得て、スペースX、テスラを立ち上げる。 下巻はスターリンクやTwitter買収の3年が描かれるよ。 ジョブズにしろマスクにしろ、ビジョナリーと呼ばれるには、人格破綻が条件なのだろうか。こういう人たちが未来を作るんだと分かっているけど、凄すぎて一緒に仕事はできないなー。 #読書好きな人と繋がりたい #読了

    3
    投稿日: 2023.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嵐の人。 本書を読むまでは、テスラの経営者でツイッターを買収した、ぐらいしか知らなかった。 彼は経営者というより天才的な技術者。SFを現実に出来る人。 子供時代に父親による酷い精神的虐待が彼の性格に影を落とす。が、強烈なパワーで未来の開拓者として突き進む。社員はこの状態でよく一緒に仕事が出来るなと驚くが、何かを生み出すとはこういう極限状態で成されるのだろうか。下巻へと続く。

    3
    投稿日: 2023.11.10
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    元気が出るわぁ(笑) こんな自分の思うままに、人生(仕事も家庭)を進められたら楽しいかも、、 いや、その前に自分の理念と未来を描いているからこそですが、、、 ハリケーンみたい存在であるがこそ、こんな偉業が成し遂げれるんだ、とつくづく読み取れました。私も変人と言われてもイイから、突き進んで行きたい。小粒ながら、現場、現状、現実を見てまわり、確実な未来を築き上げたい。 しかし、普通の人はリスクを避けて対応するんだけど、そこはしっくり来ないわぁ^_^ あと、ひとの痛みは分かり合い、分かち合いたい^_^ こんな事を言ってたら、イーロンの様になれないわ!

    3
    投稿日: 2023.10.15
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    ウォルター・アイザックソン「イーロン・マスク(上)」読了。月並みの成功物語でなく苦難と苦闘が描かれ読み応え十分だった。岐路はペイパルの成功にあり続く快進撃の原動力の1つにSFの力が強く影響しているように映った。第一原理、イーロンのアルゴリズムやサムアルトマンらとの邂逅が印象に残った。

    5
    投稿日: 2023.10.15
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    学生選書ツアー2023選書図書 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/search?q=9784163917306

    0
    投稿日: 2023.10.09
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    イーロン・マスクの全半生部分が書かれている。 何故どういう経緯でSpaceXを起こしたのか。Teslaを起こしたのか...、そして、誰もが「成功などするはずがない、必ず失敗に終わる」と選択を下したのに、如何にして成功させてきているのか。 彼は、しばしば「物議を醸す」発言や行動を引き起こすがその要因はどういうところにあるのか。 生い立ちと家族関係、友人関係が如何なるものであるのか。 読みやすい訳文で引き込まれるように読んでいける。内容としては、アイザクソンの深い取材と分析があるからなのだろう。

    3
    投稿日: 2023.10.09
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    仕事をする上で視座が上がる気がする。猛烈仕事人。周りとの関係維持に日々腐心しているが、それで失われているものも多いのか、とも感じた。最終目的のために突き進むことの大切さを学んだ。

    2
    投稿日: 2023.10.08
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    こういった人物についての本は、興味がなく、初めて読みました。 超面白い。 切ないパートもありつつ、やっぱり絶対に この方とは一緒に働きたくない… 関連企業が、成長を続けている理由がわかりました。 ダメだと思った先に、努力を続けるからこそ 素晴らしい成果があるのだと感じます。 ゼロか100かでも、勝つまで賭け続ける姿勢は 憧れます。

    3
    投稿日: 2023.10.06
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    レビューはブログにて https://ameblo.jp/w92-3/entry-12822841897.html

    0
    投稿日: 2023.10.02
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    ジョブズやベゾスを超える変人です。 だからこそ、スペースXやテスラなんでしょう。 今年一番の話題作! マスク自身が語り尽した初の公式伝記 世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家だからこそ描けた。 いま、世界で最も魅力的で、かつ、世界で最も論議の的となるイノベーターの赤裸々な等身大ストーリー―。彼はルールにとらわれないビジョナリーで、電気自動車、民間宇宙開発、人工知能の時代へと世界を導いた。そして、つい先日ツイッターを買収したばかりだ。

    4
    投稿日: 2023.09.28
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    圧倒的に面白い。間違いなく私の今年ベスト本。 イーロン・マスク本人や関係者からの聞き取りを通じて、イーロンの半生を描いた一冊。 彼の人格形成に大きな影響を及ぼした幼少期から始まり、スペースXやテスラの経営を通じてどのように世界を変えてきたのかを、臨場感を持ちながら読み進めることができる。 また、イーロンの人柄に関する解像度もかなり上がり、成功した理由も敵が多い理由もよくわかった。 ところどころ挟まれる小さなエピソードもクスッと笑えて面白い(スペースX立ち上げの際、友人が開いた会のエピソードが個人的には好き)。 下巻を早く読み進めたい。

    7
    投稿日: 2023.09.26
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    【感想】 世界をまたにかけるお騒がせ男、イーロン・マスク。最近はTwitterの買収と運営で朝令暮改のゴタゴタを起こしている彼だが、本書はそんなお騒がせ男初の「公式伝記」となっている。上巻は子ども時代、スペースX設立、テスラでの自動車開発がメインのお話で、2019年頃までの様子が語られる。下巻はスターリンク開発とTwitter買収の2本柱といったところだ。 イーロン・マスクと聞いて私が想像したのが、天才的なイノベーターでありながら人格に問題を抱えており、奇抜なアイデアと誇大妄想を次々と繰り出すカリスマ、という人物像なのだが、本書ではまさにそのとおりのエピソードが次々と語られていく。その破天荒な内容が面白すぎて、あっという間に読み終えてしまった。ぜひ下巻も読み進めていきたい。 下巻の感想 https://booklog.jp/users/suibyoalche/archives/1/4163917314 ●子ども時代 イーロンは幼少期を南アフリカで過ごしているが、治安の悪さも相まって、殴り殴られの壮絶な時代を過ごした。 12歳のとき、ベルドスクールという荒野のサバイバルキャンプに放り込まれている。配給される水も食料も少ないが、人の分を奪うのは自由であり、むしろそうしろと勧められていた。かつて死人が出たこともある危険なキャンプで、自分より体の大きい子どもをぶん殴って何とか生き延びたという。 イーロンの幼少期は暴力の連続だった。学校では誕生日の関係からクラスで一番幼く、体も一番小さかった。さらに、人間関係をうまくこなすことができなかった。共感は苦手だし、ほかの人に好かれたいとかも思わないし、気に入られようとすることもない。だから、どこに行ってもいじめられ、顔を殴られた。イーロンいわく、「殴られると人生がどう変わるのかは、殴られたことがある人でないとわからないでしょう」と語っている。 しかも、父親のエロール・マスクはそれ以上にイーロンの心を痛めつける存在で、同級生に殴られて病院送りになったイーロンに対して「大馬鹿野郎、ろくでなし」と罵りまくり、殴った方の肩を持った。こうした経験から、イーロンは幼い頃から恐れや喜び、共感といった感情を遮断するすべを学んだと言う。 イーロンは、自身がアスペルガーであることをおおっぴらに語っており、母親もそれを認めている。 母「子ども時代、実際にそう診断されたわけではないのですが、でもアスペルガーなんだと本人も言っていますし、まちがいなくそうだと私も思います」 だが、感情の琴線が壊れている彼だからこそ、普通では考えられないほどのリスクを平気で取れるし、ひたすら冷静に計算し、熱い情熱をもって突き進むことができる。その性格のおかげで、私たちも大きな夢を見ることができるのだ。 多くの天才の例に洩れず、イーロンも、放っておくとどこまでも好き勝手し続ける子どもだったという。当然周囲と仲良くやっていけるわけがなく、10歳になるまで友達がいなかった。反面ビデオゲームや読書が大好きで、父が持っていた百科事典2セットを通読したというエピソードを持っている。そのうちダンジョン&ドラゴンズやコンピューターゲームにのめり込み、プログラミングを学んでいった。18歳で南アフリカを出てカナダに渡り、クイーンズ大学、ペンシルバニア大学で学んだ後、地図ソフトウェアを開発する会社を立ち上げた。事業は成功し、3億7000万ドルで会社が買収され、イーロン自身は27歳にして2200万ドルを手に入れている。 ●スペースXの設立から成功まで マスクは小さい頃からロケットと電気自動車に情熱を燃やしていた。ペイパルCEOを解任された後の集まりで、「火星を開拓する。人類を複数惑星にまたがる文明にすることを人生の目標にしたんだ」と語り、仲間から「頭のおかしいやつだ」と思われていたらしい。 そもそも、何故火星なのか?イーロンは過去のインタビューでその理由をいくつか挙げている。 一つは、か弱い地球になにかがあっても、ほかの惑星に住むようになっていれば人類の文明と意識は生き残れると思っているからだ。小惑星がぶつかるとか、核戦争で気候が大きく変わるとかで、地球が住めなくなることも十分に考えられる。 「他の惑星に行けたほうが、人類意識の寿命はずっと長くなるはずです」 もう一つは、精神的な動機だ。 「米国というところは、文字どおり、純粋に探検の精神の国なんです。冒険者の地ですよ」「宇宙に出ていく以上に壮大な冒険はちょっと思いつきません。火星に基地を作るのはものすごく難しいでしょうし、おそらくは途中で死ぬ人だって出てしまうでしょう。米国に移民してきた時代と同じように、です。それでも、火星に行くと想像しただけで元気になれますし、いま、世界はそういうことを必要としているのです」 要は、新時代を切り開くべき意欲が人間には必要で、そこから逆算して「火星移住」というミッションが適する、ということらしい。荒唐無稽さはあるが、こうしたビジョンを堂々と語り実現に走れるのがイーロンの強さだ。 イーロンは2002年にスペースXを立ち上げ、ロケット開発に着手していく。 ロケット開発では、イーロンの仕事のやり方を象徴するエピソードがいくつも語られる。 そのうちの一つが「スケジュール感」だ。マーリンエンジンを開発していたとき、エンジン部門のリーダーが期間を半分にして持ってきたスケジュールを「なんでこんなに時間がかかるんだ?もう半分にしろ」と言った。当然反論すると、イーロンは「今後もエンジン部門のリーダーでいたいか?」と問いた。もちろんと答えると、「じゃあ、やれと言われたらやれ」と冷たい命令が返ってきた。 だが、結局イーロンの言う通りには短縮できなかった。これ以外にも彼はことあるごとに非現実的な期日を設定してきたという。その他、「とにかくやってから言え」「無理と言うな」「なんとかしろ」などと、ボスという立場を悪用したパワープレイで周囲を振り回すのだが、実際に上手くいくことも多い。 初のロケット「ファルコン1」の打ち上げは失敗に終わった。2回目の挑戦は宇宙にこそ到達したが軌道に達することはなかった。そして3回目も失敗。イーロンの資産はほとんど残ってなかった。 イーロンは打ち上げ失敗のわずか1、2時間後に声明を出した。「スペースXはあわてることなく前に進み続けます。スペースXは軌道に到達するという目標を達成します。そこに疑問が入り込む余地はありません。私はあきらめません。絶対に」 イーロンのカリスマ的資質が存分に発揮された場面だ。ここで社内の雰囲気が「失敗だ、もうだめだ」から「やってやるぞ」に一気に変わったという。 そして運命の4回目。テスラでの事業不振のこともあり、資金は底を尽きている。正真正銘のラストチャンス。これを、イーロンは見事やってのけた。ファルコン1は民間が独自開発したロケットとして初めて、地上から打ち上げて軌道に到達したのだ。イーロン以下、わずかに500人で一から設計し、製造もすべて自分たちでやってのけた。 ●テスラでの(地獄の)電気自動車生産 イーロンが創業資金を投資したテスラだが、当初の彼の立ち位置は一投資家にすぎなかった。しかし、設計や技術判断に深く関わるようになると、イーロンの影響力がどんどん大きくなっていく。根本的な設計以外――見た目や軽微な変更にもガンガン意見し、そして反対意見を聞こうとはしない。変更を繰り返すにつれて設計が複雑になっていき、各国にある工場の生産が遅れ、キャッシュがどんどん飛んでいった。 テスラ初の製品であるロードスターの生産を前に、財務状況は悪化するばかりであった。生産の第1ラウンドに必要な材料は1台あたり11万ドルで、キャッシュは数週間で底をつきそうだった。 2008年秋には状況がさらに悪化し、友だちや家族からお金を借りないと給料が払えないほどになった。このころイーロンは、毎晩、ぶつぶつぶつぶつ独り言を言っており、手足を振り回して叫ぶこともあった。それを見るのはとても怖かったとタルラ(2人目の妻)は言う。 「心臓発作でも起こすんじゃないかと心配で心配で。夜驚症と言うんでしょうか、寝ているのに突然叫びだし、私にしがみついてきたりするんです。恐怖ですよ。彼は追いつめられていて、私はびくびくでした」「内臓に来てしまって、叫んでは吐いてました。私はトイレで横から彼の頭を支えてあげました」 その後スペースXの成功もありキャッシュフローは改善、2012年6月に、モデルSのラインオフが行われた。 イーロンはテスラでも「設計と製造の一体化」を推し進めている。イーロンは、技術者のキュービクルを組立ラインの脇に置いた。こうすれば、設計上の問題で組立がうまくいかなかったとき、文句の声も聞こえるし、火花が飛んだら見えるからだ。技術者を集め、一緒に組立ラインを見て歩くのもよくした。組立ラインを巡りながら、この部品はなくせないのか、小さくできないのかと、幹部でも組立ラインの溶接工でも、全員に同じメッセージを送った。こうすることで日々、改善のアイデアが得られるからだ。 イーロンはフリーモントの組立工場にデスマーチを強いた。モデル3が週に2000台しか生産できていない現状から、2ヶ月後の6月末までに週5000台まで増やす。狂気の改善作業の始まりである。 イーロンが工場内をうろつき、赤ランプを見ると突進する。なにが問題なんだ?部品が1個行方不明なんです。その部品、責任者はだれだ?そいつをここへ呼べ。センサーのひとつが誤報続きで。制御卓を開けられるヤツを探してこい。設定は調整できないのか?そもそも、そんなセンサーがなぜ必要なんだ? こんな調子で、1日に100回は指揮官決定を下したと言う。スペースXの現場では、「エンジンの始動やエンジンの爆発防止など、絶対に必要なもの以外、センサーはなくせ」と技術陣にメールで指示。「今後、エンジンにセンサー(など)を取り付けた者は、それがまちがいなく必要でないかぎり、クビになるものと覚悟しろ」と脅迫している。 当然、そんな独裁体制を築いていれば、反対する者も出てくる。「生産スピードを上げるために安全性や品質を犠牲にしている」と。生産品質のシニアディレクターは退職。CNBCのテレビ番組では、「モデル3に設けられている強気の生産目標を達成するため、手抜きを強いられている」という現職員と元職員の言葉が紹介された。プラスチック製ブラケットが割れていたら絶縁テープで補修するなど、おざなりな対応を求められるという言葉もあった。ニューヨークタイムズ紙も、1日10時間働けと圧力をかけられているという作業員の声を報じた。「常に『何台できた?』と問われるんです。とにかく作れ、もっと作れ、なんですよ」 これらの報道にも一片の真実がある。テスラの負傷率は業界平均の30%増しだったのだ。 結果的に、2018年5月末には週に3500台を生産できた。そして6月末には、公約通り5000台を達成したのだった。 ●イーロンの性格 本書ではイーロンの人間性について多くが語られるのだが、端的に言えば「共感性のない自己中」である。彼自身、「チームメンバーに愛してもらうことなど仕事ではない。そんなのは百害あって一利なしだ」と、のちにスペースX経営陣を集めた会議で語っているくらいだ。 マスクは何日も徹夜して仕事を続ける仕事中毒者なのだが、厄介なことにそれを他人にも強いる。感謝祭までにXドットコム(ペイパルの前身)を公開すると発表したときは、11月末までの数週間、イーロンはいらついた様子で毎日事務所をうろつき、みんなをいらつかせた。もちろん、ほぼ毎晩、机の下で寝て泊まり込みだ。感謝祭当日も仕事で、真夜中の2時に退勤したエンジニアを11時には電話で呼び戻したりしている。 テスラのバッテリー工場では、「モデル3を週に5000台作る。作れなければ会社が死ぬ」と社員に発破をかけた。その時工場は週に1800個のバッテリーしか作れなかった。ラインの増設には1年かかる、と幹部が抗弁すると、その幹部をクビにし、言うことを聞く人間を指揮官に任命したという。 そんな状態だと、当然人間関係はさんざんである。会議中に開発者に人格攻撃を行い空気をめちゃくちゃにする。テスラでは開発中の車の原価を聞くなりブチ切れて、責任者のエバーハードを解任し、後に名誉毀損で訴えられている。元妻のジャスティンはストレスから精神薬を飲んでおり、結婚生活は破綻していた。ショットウェルというマスクと20年以上も一緒に仕事をしてきた女性は、「イーロンはくそ野郎じゃないんですが、でも、おりおり、そう思われてもしかたがないことを言ったりします。自分の言葉が相手にどう受け取られるのかを考えないからです。ミッションを成功させたい、それしか頭にないんです」と語っている。 テスラの元CEOマイケル・マークスは、イーロンの性格について次のように答えている。 「マスクはスティーブ・ジョブズと同じタイプだと思っているんです。とにかくクソなヤツはいるものだ、と。ところが、ふたりともすごい成果をあげています。で、つい、考えてしまうわけです。もしかして、あの性格と成果はセットなのか?と」 ――セットであればマスクの言動は許されるのか? 「これほどの業績に対して世界が払わなければならない対価が、くそ野郎でなければ達成できないなのであれば、そうですね、たぶん、それだけの価値はあると言えるのではないでしょうか。私はそう思うようになりました」「でも私自身がああなりたいとは思いませんね」 また、イーロンはリスク大好き人間である。「船に火をかけて、ほかの人々の逃げ道をなくす」と称されているとおり、向こう見ずな賭けをガンガン行う。 例えば、2010年にスペースXが無人宇宙船を打ち上げたときの出来事。打ち上げは年内を予定していたが、最終検査で2段目エンジンのスカート部に小さな亀裂がふたつ見つかった。 「NASAの関係者は、みんな、何週間か延期になるなと思いました」とガーバーは言う。「ふつうならエンジン全体を交換する話ですから」 「スカートを切ったらどうだろう」と、イーロンが技術陣に問うた。「文字どおり、ぐるっと一周切ってしまうんだ」 亀裂2カ所が入ったところを切り落とせばいいんじゃないかというわけだ。スカートを短くすると推力が落ちてしまうとの指摘もあったが、今回のミッションに十分な推力は得られるはずだとマスクは計算した。結論は1時間足らずで出た。大きなはさみでスカートを少し切り落とし、翌日の大事なミッションは予定どおり進める、である。 NASAはもうイーロンの決断を受け入れるしかなかった。信じられないという顔だった。 そして、宣言どおり打ち上げを成功させたのだ。 ●仕事の流儀 イーロンの哲学の一つに、「独立のエンジニアリング部門をなくし、エンジニアは製品マネージャーと同じチームにする」というものがある。設計と製造の分離は機能障害をもたらすというのだ。一理あるが、加えて、チームは製品マネージャーよりエンジニアに率いらせるほうがいいとも考えている。この哲学はロケット開発では通用したが、ツイッターでは通用しなかった。 ロケットを作る工場の間取りでも、設計、エンジニアリング、製造を一箇所にまとめている。イーロンはこのとき「組立ラインの人間が設計者や技術者の首根っこをつかまえて、なにを考えてこんなことにしたんだと言えるべきなんだ」と説明している。 また、イーロン流ルールは「コスト削減」において最大限発揮される。彼はとにかくコスト削減にうるさい。というのも、ロケットに使う部品と自動車で使う部品の材料はほぼ同じなのに、ロケット部品を買おうとすると10倍の値段がかかるからだ。 そのため、ロケット業界や自動車業界で部品はサプライヤーから買うのが普通だが、イーロンは、できるかぎり内製しようとした。上段エンジンのノズルを制御するアクチュエーター1基に12万ドルと言われたとき、イーロンは、「そんなに難しいものじゃない、せいぜいガレージのドアオープナー並みだ、5000ドルで作れ」と技術者に命じた。結局、洗車機で液体の混合に使われているバルブを改造して流用し、上手くいったという。 イーロンは「要件はすべて疑え」と口を酸っぱくして言う。「要件」だからしなければならない、「要件」だからこうなっている、という理屈が大嫌いで、それを口にした瞬間全て突っ込まれると言う。そして次に「部品や工程はできる限り減らしてシンプルにしろ」と言い、口答えは許さない。 テスラSを開発するとき、国の規制で貼らなければならない、エアバッグに関する警告のラベルを「これはばかやろうだ」と言って取っ払ったことがある。当然国はそれを認めず、何年もの間リコール警告を食らい続けているという。ここまで来ると法を無視した暴走だ。 しかし不思議なのは、イーロンが雑に「〇〇にしろ」と言うとき、決して当てずっぽうで言っているわけではないことだ。例えばテスラのモデルSのバッテリーパックを開発する際、航続距離の目標を達成するには何個のバッテリーセルが必要かとイーロンが聞いた。責任者は「8400セルです」と答えたが、「だめだ、7200セルでやれ」と一蹴された。いつものイーロン流改善案だ。しかし、やってみたらピタリと7200セルでうまく行ったという。こうしたイーロンの「予言」が正解を示すケースは少なくない。恐らく、彼自身CEOでありながら、設計・開発のありとあらゆることを熟知するまで首を突っ込み、現場と一体になって会社を回していく「プレイヤー」だからだろう。 イーロンが好きな言葉に「本気」がある。モデルSの生産ラインが順調に動きはじめたころ、この信念をいかにもな電子メールにしたためて従業員に送っている。題名は「超本気」だ。 「いままでほとんどだれも経験したことがないほど密度の高い仕事をする心づもりをしておくこと。弱い心では業界に革新をもたらすなどできるはずがない」

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    投稿日: 2023.09.24
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    イーロンマスクの生い立ちから、PayPal、テスラ、OpenAI、SpaceXの設立話や、その当時の登場人物(ピーター・ティールやベゾス、サムアルトマンなど)、ニュースを賑わす人物が総登場しており、スケールの違いを感じるが、その当時のニュースの裏側や経緯などが知れて、非常に面白い

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    投稿日: 2023.09.23
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    【今年一番の話題作! マスク自身が語り尽した公式評伝】壮絶な人生からイノベーションは生まれる。知られざる素顔を赤裸々に明かした。EV、ツイッター、AI、宇宙――未来が分かる一冊。

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    投稿日: 2023.07.13