ちょっと奔放すぎる主人公についていけず断念。「血湧き肉踊る後宮ファンタジー」、全然感じられなかった……（1/3くらい残しているけど……）

後宮で出会った朗らかな翔啓といつも緊張感を漂わせている嵐静。出会ったばかりの全く違う性格の２人。そのはずなのに、そうは見えない、長年の友人のような雰囲気があって、不思議な気持ちになる。翔啓がなくした記憶と関係するのか、嵐静は何故、女性として後宮で過ごすことになったのか。疑問点ばかりで、どんどん読み進めていた。大切な人といたい。大切な人を守るためなら会わなくてもいい。どちらも相手のことを考えているのが伝わってくるからこそ、切なくもなるし応援したくもなった。まだまだ謎の多い翔啓の過去と嵐静の今。今後の２人がどうなっていくのかが気になった。