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ナチ・ドイツ最後の8日間 1945.5.1-1945.5.8
ナチ・ドイツ最後の8日間 1945.5.1-1945.5.8
フォルカー・ウルリヒ、松永美穂/すばる舎
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総合評価

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    間違った国の規範で動いた人間は、それを知っているから、逃げ惑う。同調圧力に弱いのは、ドイツも日本も同じか。現在のドイツは、どうだろう…。イタリアは、ムッソリーニを吊るしあげたので異なるのかな。

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    投稿日: 2023.10.26
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    【この世の終わりのような悲観的な気分が一方にあり、さあ、これからだ、という覚醒の雰囲気が他方に存在しているのだ】(文中より引用) ヒトラーが自死してからドイツの降伏に至る8日間を描いたドキュメント。戦争にひた走った独裁者を失った後の歴史的な1週間余りを、数多くの証言と共に振り返っていきます。著者は、ドイツの歴史家として名高い評価を得ているフォルカー・ウルリヒ。訳者は、ハンブルク大学に留学経験を持つ松永美穂。原題は、『Eight Days in May: The Final Collapse of the Third Reich』。 本書の着眼点がまず素晴らしいというのが一点。そしてその着眼点を活かす膨大な情報量と構成力がこれまた素晴らしい。運命の8日間を扱ったノンフィクションとしての興味深さはもちろんのこと、ドイツ国民がこの8日間でどのように戦争と折り合いをつけようとしたのかも非常に考えさせられるものがありました。 本書の帯のキャッチコピーも☆5つ

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    投稿日: 2023.04.13