
総合評価
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powered by ブクログずっと昔に読んだ小説の続き。 あれで完結していたかと思っていたけれど そういえば最後まで 行方不明の叔父さんの件は解決してなかったな。 でも、この本の最初の2章は 香澄は狂言回し的な役ですね。 「歌う電車」をどこで聴いたのか 思い出したいという老婦人の手助けをしたり 青い蝶を見たいという先輩と旅をしたり。 そういう出会いを経て 本格的に叔父さん探しに移っていく。 大学生活を続ける中で 香澄の気持ちにも変化が起きてきていて 新しい恋に向けて一歩踏み出そうとしてるけど やはり区切りをつけたいのよね。 今回もメインは東日本でしたが 足跡を追って乗りつぐ旅に鉄分補給。 歌う電車と大船軒のサンドイッチについては 思わず検索かけてしまった。 重い旅の荷物をひとつ下ろして これからも香澄の鉄旅は続くのでしょう。
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いいところ ・話はまあまあ面白い ・風景描写が綺麗、電車に乗りたくなる 何個か思ったところ ・登場人物が多すぎて、誰が誰だかわからなくなる。名字で読んだり下の名前で読んだり、さらに混乱する ・セリフが長すぎる ・見知らぬ人に自分の素性赤裸々に話しすぎだと思う ・最後はとってもあっけなく、あれこんなん?と思ってしまう(2冊に分けなくても良かったのでは…) ・主人公と叔父さんの詳細は忘れてしまったけど、細かいこと気にしなくてもいいのになーと思ってしまう
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ読み終えて鉄道の旅がしたくなった。独身だった頃に何度か鉄道の旅は経験があるけれどその後は旅といえば車だから駅弁やら車窓やら懐かしい。雑学ネタも盛り込まれてたし初恋の人の消息を追うというミステリー要素もありで楽しめた。後半は東北の震災の爪痕の現実もあり多くの人の運命を変えた津波の怖さも伝わってきた。
1投稿日: 2023.09.28
powered by ブクログうーん… 正直、「私は一体、何を読まされているんだろう?」って感じ。 ほんの厚みの大半が鉄道関係のウンチクと車窓から見える景色の描写。それは確かに興味深い物ではあるんだけど、あまりにも量が多すぎる上に、ほぼその先の話とつながりは無い情報。 肝心のミステリーの部分も、主人公の恋愛に関してもおまけ程度にさささーっと流しちゃっている感じだし… これ、本当に何が書きたかった小説なんでしょうね?
0投稿日: 2022.08.10
powered by ブクログ後半の方が、鉄分多めな感じ。 乗り物酔いのせいで、自転車と自分で運転する自動車以外はことごとく好きになれないでいたけど、それでも電車で旅に出たくなる。 前半の小説に出ていた、長野の各停、乗ってみたいなあ。
0投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022/1/6 初恋のお兄ちゃんの最期まで書き切った。お見事。 電車の旅に出たくなったのは前の方が強烈だった。 やっぱり震災が私の心を縛り付ける。 今はコロナが。 旅に出られるって幸せなことなんだなぁと思う反面、この自粛の雰囲気につられてなんとなく不幸な気分になるのはなんだか悔しいなぁと昨日友達と言っていたとこ。 元々弾けるタイプでもないんだから弾けられない鬱屈だけお付き合いしなくてもいいような。 世界の不幸の割合を知らぬ間に増やしていたような。 ニッコリ笑って生きたいものです。
2投稿日: 2022.01.16
powered by ブクログ「夢より短い旅の果て」の続編。 本当に読み応えがありました‼️ 柴田文学の魅力が凝縮された作品だと思います⁉️ 鉄道旅行で出会った様々な出会いで人生観を語り、恋愛もし、鉄道旅行の魅力も知り、旅先の土地の知識も広がり、謎も解き、確実に大人として成長していく主人公を中心に語りに語るスケールの大きな作品だと思います‼️
12投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ「夢より短い旅の果て」続編。 行方不明になった初恋の「叔父」を探すため、「鉄道旅同好会」に入部した大学生の香澄。いつしか鉄道に魅了されていく。 前作以上にマニアックな鉄道ネタやその土地のネタ満載の上に、登場人物の人生が絡んで食傷気味。 ミステリー要素はなく、肝心の叔父の話はある程度予想できた内容で、全体的に良い話すぎてつまらなかった。 (図書館)
1投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログうーん... 鉄道情報が多すぎてテンポが。すごく「頑張って」読んだ感が強く残ってしまいました。 後半の大きなテーマは、エッセイとか別な形での出版ではいけなかったのかな。登場人物がどんどん離れていってしまいました。 1作目は程良い匙加減で鉄ではない自分にも読みやすく、旅したいなーって思えたんだけど。 厳しいとは思いつつ、ごめんなさいの★2つ。
0投稿日: 2019.08.23
powered by ブクログ乗り鉄物語の端々に震災の影響を覗かせている。 従兄弟が失踪した理由が徐々に明らかになるが、この物語にその要素が必要だったのかは疑問が残ります。
1投稿日: 2018.05.31
powered by ブクログ「鉄道旅ミステリ 夢より短い旅の果て」の続編。 思春期の頃、年の近い叔父に恋心を抱いた香澄。その恋は、多感な年ごろが見せた甘い夢のようなものとして終わるはずだった。 しかし、その叔父が失踪してしまう。 きちんとした終わり方ができなかった香澄の初恋。 彼女は叔父を探すため、叔父が所属していた西神奈川大学の鉄道旅同好会に入ろうと、同大学を受験する。そして、合格し、同好会に潜り込むことに成功する。 叔父の周辺にいた人々を知り、同好会の活動を続ける中で、鉄道旅の魅力に目覚めていく。 と、ミステリ色よりは、鉄道、旅のネタ話が多い。 時には、旅行記、トラベルガイド、いや、旅の指南書と錯覚する。 鉄道や旅の情報量が多すぎて、ふと、ミステリー本来の、ストーリーの核というものを見失いそうになる。 鉄男クンや鉄子さんたちには、共感できる作品だとは思うが。 でも、電車や旅は嫌いじゃないから、読んでいると、そのまま旅に出たくなるのは、ウソじゃない。
1投稿日: 2018.03.09
powered by ブクログ気になる路線や、駅弁を検索しながら読んでいたら時間がかかってしまいました。小海線は私も小淵沢から野辺山まで乗ったことがあったので、少し懐かしかった。でも『元気甲斐』は食べなかったから、また乗らなきゃ!前作に比べると今作では死に絡んだ話が多かったかな。それでも暗くならず希望が持てる終わり方なのが良かった。ヨーロッパでは蝶は死者の魂だという言い伝えがあるという話が印象的で、だから私は蝶が苦手なのかな、と思った。そして、震災後の東北……私もすぐには無理でも、いつか三陸鉄道に乗って美しいリアス式海岸を見たい。
2投稿日: 2017.08.22
powered by ブクログ柴田よしきさんの鉄道ミステリ1「夢より短い旅の果て」に続く鉄道ミステリ2「愛より優しい旅の空」、2015.11発行です。前作よりわかりやすくて読みやすかったですが、テーマが「恋した叔父を探す旅」「鉄道路線」「3.11」と3つのアイテムが交錯し、不器用なw私には、気持ちが分散してしまいました。私としては、「風のベーコンサンド」のようなテイストが好きです!
1投稿日: 2017.01.05
powered by ブクログ「空の旅」の話かと思ったら 「旅の空」の話で、 しかも 乗り鉄の話だった。笑 そして、北陸新幹線に乗りながら読了。 ふしぎ。
0投稿日: 2016.09.08
powered by ブクログ鉄道全く鉄道詳しくないけど、いろんな旅をしたみたいな気持ち。優しくて、切なくて、静かで、見たことのない景色がたくさん視えた。ちょっとちくっとする言葉もあったりして、なんだか話しかけられてるみたいだったな。
1投稿日: 2016.07.29
powered by ブクログようやく完結って感じ。好きな人は好きなんだろうが、いろいろな説明が少ししつこい。そこまで興味ないんだけど・・・って感じました。
1投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログ読了〜。鉄子の話。自分自身は鉄道に全然興味ないけど、こういうオタク的な話は結構好きなので面白かった。個人的には駅弁話部分にかなり興味があるσ(^_^;)
1投稿日: 2016.04.15
powered by ブクログ香澄の旅が、ああいう結末になるとは。 叔父で初恋の人である高之を探す中、出会う様々な人。 みんな、いろんなものを抱えていて、やりきれないものがありながら、香澄との出会いが化学反応を起こしてお互いが変わっていく。 そうやって、少しずつでも前に進む姿にほっとする。 近藤センセイ、素敵だ~。
0投稿日: 2016.03.14
powered by ブクログ前作を読んでからしばらく経っていたので、思い出しつつ読む。 今作は、なんか鉄道の説明が長々とあったりして、ついていけなくなりつつ、読み終えました。 そして、最後もちょっと不満。 結局、香澄ちゃんとタカ兄ちゃんの関係を美しいままに終わらせたかったのか、と思う。恋人がかわいそう。
0投稿日: 2016.02.19
powered by ブクログ#読了。「夢より短い旅の果て」の続編。 ますます鉄道が好きになる香澄。叔父の高之を探すことはあきらめきれないが、近藤との仲も親密になっていく。高之を跡を追いながら、新しい恋の人生と香澄はどう折り合いをつけるのか。。。 鉄道ミステリと名を打っているが、ミステリという感じはさほどなく、鉄道やご当地ネタが満載。残念ながら鉄道に対する思い入れはなく、そこが一歩引いてしまうところ。ただ、京急沿線の話がもっと多ければと。
1投稿日: 2016.02.06
powered by ブクログ「夢より短い旅の果て」続編。すっかり乗りテツになった香澄。しだいに大きくなる近藤の存在に戸惑いながらも、おじの高之を探すことはどうしてもやめられないでいる。 東北の震災が起こったことで、予定していたストーリーには変更もあったらしい。最後の東北の旅では、そこを震災前に訪れた高之と、後に訪れた香澄たち、双方が見たそれぞれの景色が描かれる。 後ろばかり見ていた香澄が、そのことを自覚して、ゆっくりでも変わろうとするさまが良かった。阿蘇で蝶と女性に出会う話、それがひとつの転換点だったのかなぁ。蝶の美しさもあいまって、印象的な部分だった。 近藤と香澄が、高之の記憶を抱えたまま、手を携えて歩き出すようなラストも、しんみりして、でも光のさす感じがして、良かった。
2投稿日: 2016.02.05
powered by ブクログ【収録作品】歌う電車【京急電鉄/東京モノレール】/青い蝶の空【南阿蘇鉄道高森線】/避暑地の幻【中央本線~小海線】/希望の海(一)【東北本線~那須電気鉄道】/希望の海(二)【釜石線~山田線~三陸鉄道北リアス線】/線路は続く *テツでなくても、電車での旅をしてみたくなる。
2投稿日: 2016.01.25
powered by ブクログ第一弾より、ぐっと厚くなった文庫本 登場人物が近くに感じ、先が気になり 震災の話し、叔父の行く末に胸を痛めながら あっという間に読み終わりました 確かに、旅に出たくなります 自分を大切にしなくちゃなと思う本
2投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログ「夢より短い旅の果て」の続編、鉄道ミステリーというけれど、鉄道のちょっとしたきっかけで触れ合った人の過去もろもろの話など。そして最後には、主人公が探し求めていた叔父失踪の謎にせまる。お話しだからそれまでなかなかわからなかった叔父の話が一気に進展するけれど、それはまぁいいか。 人にはそれぞれ人生がある、ということがよくわかるけれど、1巻ほど鉄道にじっくりかかわるわけではない。それでもまぁ叔父さんの話は鉄道と彼の生き方とがよくわかったし、主人公も納得できたのでよかった。 ちょっと残念なのは最初の話で、時間の感覚がいい加減なところ。子どもが10歳だった1986年から1991年にバブルがはじけて・・・っていう話をつなげていって10年後に子どもがまだ高校卒業していないとか、よくわからない・・・ しかしその後、そのムスコが出てきて2001年に結婚しましたって。最初と最後のつじつまはあったけど、時系列には敏感な私としてはどうしても気になって仕方なかった~(><)
2投稿日: 2015.12.22
