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人生の決算書
人生の決算書
曽野綾子/文藝春秋
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総合評価

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    エッセイと小説が章ごとに楽しめる本。 不思議で美しい文章は、曽野綾子さんの人生観から来るのかも知れない。

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    投稿日: 2022.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

     曽野綾子「人生の決算書」、2022.2発行。最新刊ですが、内容は2010年から2019年にオール読物、文学界に発表されたものです。序では「人生の決算書」と「へそくりの猫」。「タンブス荘の人々」は背徳者など5編の小説。「間奏曲」には植物の知恵など5編のエッセイ。「掌で掬う人生」は小説とありますが、エッセイのような短編小説40編です。「フィナーレ」は或る男の肖像など3つの小説が収められています。全般的に、曽野綾子さんにしてはイマイチな作品群だと思います。失礼しました。  人生の決算、私はそれほど悪いことをしていないので収支ゼロではないかとw。曽野綾子さん、タイトル「人生の決算書」(2022.2)とありますが、内容は短編小説とエッセイ、2010年から2019年、「オール読物」や「文学界」に書かれたものをまとめた形です。私の読了後のメモは次の2点です。①蟻は益虫。土の中にトンネルを作り空気を入れ、肥料のような成分を運んで来る。地面を再生している ②ホトトギスや福寿草は日陰が好きだけど、少しの日差しは必要。  曾野綾子「人生の決算書」、2022.2発行。小説とエッセイが収録されています。タイトルが「人生の決算書」とありますが、内容からはそんな風に感じられなかったです。全般的にイマイチな印象です。失礼しました。

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    投稿日: 2022.03.08
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    【90歳、作家生活70年の集大成】『タンブス荘の人々』『掌で掬う人生』など円熟の極みを示す小説群に、老いや人生の上手なしまい方についての名エッセイを併録。

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    投稿日: 2022.01.21