冒頭数ページで語り手の翡那の語り口も性格も思考もすべてが生理的に受け付けず、ほぼ斜め読みで断念 あまりに小学生みたいな思考と語りなので、てっきり何かこのキャラに仕掛けがあるミステリかと思ってしまったレベルの違和感。そらモテないよ、こんな女 もう登場人物全てに魅力が無いので読んでいて名前すら覚えられない。 翠と陸のカップルも読んでて正直なんかキモい。 オチも肩透かしだし、買って損した本ワースト10に入るかも。ちゃんと校正してるの！？

こういう思考ダダ漏れな一人称独白型の語りは苦手だ。 某小説『向日葵の…』の後遺症で語り手になにかあるんじゃないかと思ってしまう。 語りから頭に浮かび上がる姿が小学生みたいに幼稚でとても就活大学生とは思えない場違い感が煩わしかった。 思考内容やキャラ造形、茶番めいた行動、口調、キャラ同士の関係性など全般に纏わりつくどこかラノベっぽい性質もキツくて読了に時間がかかった。 あと誤字脱字も散見された。 民俗学パートはなかなか面白いのに勿体ない。 ヘビとムカデはわかるけど、ハチはハチでなければいけない理由がもう一超え欲しいと思った。