⭐︎3.0 4巻まで読んだ 作ったのはあくまでワクチンであって、特効薬じゃないはずなんだけど、病気に罹患した人に投薬して効果がある意味がよくわからなかったな･･･。かかってなかったのか？ それ以外は、まぁ、ありがちなストーリーだけど安定して読めるかな。 転生者であることに幼少期に気づいて、ゲーム本編が始まるまでに、悪役令嬢せずに周りに気に入られといて、断罪を避ける。 よく見るストーリー展開だけど、何回読んでもこの手の話は割と好きなので読む･･･。絵もうまいし。

「乙女ゲームの悪役令嬢に転生して破滅回避」という一般的にしてスタンダードな悪役令嬢物。 ストーリーも「破滅回避のためにあれこれ動いていたら、乙女ゲームのヒロインではなく悪役令嬢となった主人公が惚れられる」という、これまたスタンダードな内容。 画力・表現・演出等は及第点なものの、良く言えば「正統派・王道」、悪く言えば「ありふれた・典型的」であり、些か地味で味気ない印象は否めない。 悪役令嬢物を読んだ事のない読者なら楽しく読めるだろうが、そうでないなら評価は下がるかと。