
村を守る不思議な神様 永久保存版
小松和彦、宮原葉月/KADOKAWA
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総合評価
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powered by ブクログ日本の「村」に伝わってきたモノ、 それもいつごろからのものかもわからず、 とにかくずっと昔から、それも大昔から、 とにかく大事で大切なものだから、 といわれるモノ、コトに物凄く興味が惹かれる 前近代的という言葉では一蹴できない 大切な「心」がそこにはある ここに紹介されるのは 「目に見える」藁で作られた「神様」 秋田地方で伝えられている 藁で編まれた巨大な人形道祖神さまたち 仇や思い付きだけで 「見物」に行ってみたものではなく きちんと丁寧な「取材」を重ねて その土地で その風俗文化を継承しておられる 方々にリスペクトの心を持って 歩いて、見て、聞いて、 一緒に 寄り添って その「お祭り」を共有しておられる様子が しっかり伝わってくる 読み終えてから では 今自分が暮らすところに 「村を守っている」モノ、コトが どれほど あるのだろう… と つくづく考えさせられる一冊です
4投稿日: 2022.05.19
