苦しみの吐露と前進
莉央と啓太の友人関係は、他の人には話せないことを話せる間柄にまでなる。そして、啓太は愛果と自分には血のつながりがないこと、彼女を愛していたことを打ち明ける。そして莉央の言葉に癒され、それまで流せなかった涙を見せる。それぞれが前向きに一歩を踏み出せるように。同僚のほんわかした雰囲気の飯森が、大野のことも莉央のことも鋭く見ぬいているところが面白い。