つたない、と感じてしまう。 正直今ある評価が高過ぎと思う。 不穏な人がいっぱいで、王子は初期以外ほとんど出てこず、そんな王子に前世の記憶から好意を持ち続けている主人公にも共感できず、なんか誰目線にも寄り添えない心地よくない小説。 いったいどうなっちゃうんだろうという興味で次も読みますが。

婚約破棄される「未来」を思い出したファウスティーナ。それを変えようと頑張るけれど、婚約破棄に向けて最適な方法を取っているかというとちょっと疑問。結ばれないと分かっていても、やっぱりベルンハルドのことを諦めきれないのかな。と思えて、悲しくなった。前回の人生では母や妹に反発していたファウスティーナだけど、今回は諦めて無関心になっているのが辛くなる。そんな中、父や兄がいてくれるのは良かったと思うけれど。前回とは全く違う関係を築いているファウスティーナとベルンハルド。２人の今後が楽しみ。

婚約破棄後に勘当された記憶を思い出したファウスティーナ。 逆行転生もの。 うすうす…ハッキリ…の転生記憶持ちが多すぎでは？