
総合評価
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powered by ブクログ中国人のお金の使い道を知ることによって今の中国を知るための本。 中国の劇的な変化は 2014年頃からのスマホによるインターネットの普及が大きい。今までは ニュースといえば 政府の指導のプロパガンダ中心で人々はマスメディアを信じていなかったが、ネットメディアの情報量が増え、一気に物知りになった。 中国人は基本的に現金を信用していない。いつ動乱が起きて、紙幣がただの紙切れになるでしまうかわからないから。不動産、株、宝石、金(ゴールド)など価値の変わらない資産を持ってリスクヘッジ しようとしている。 中国人がお金持ちになった理由の一つは不動産の転売。不動産は2000年から2019年までの19年間で5倍近くに膨れ上がっている。近年は不動産 価格は高騰しすぎているため、購入することができない層が増えている。中国人の間に定着していた「若いうちに不動産を買うのが当たり前だ」という常識や共通認識と言ったものは変わってきている。 中国はかなり以前から「未富先老」(豊かになる前に老いる)、「未備先老」(まだ準備できていないのに高齢化社会に突入した)と言われている。全人口の20%が高齢者。これからの高齢者の子は一人っ子政策の時の一人っ子。年金制度も前途多難な状態なので大変。 中国は相互不審社会で顔を見たことのない他人のことは一切信用できなかったが、Z世代の若者はそういう傾向がなくなってきている。また、欲しいと思ったものには 際限なくお金をつぎ込んでしまう傾向がある。親が家を買ってくれたり、実家住まいで使えるお金がたくさんあるから。 中国人は、冷たい飲み物、生野菜を食べなかったが、近年は大都市の人々(特に若者)は冷たいジュースを日本人と同じように飲み、生野菜のサラダ、刺身、日本酒まで受け入れている。
3投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ近年、急激な経済成長を続けている中国を、消費傾向の変化について観測した本。 実質上の植民地である地方部を犠牲にして、都市部は確実に日本より豊かで自由な生活を謳歌している。
5投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ遅れてやって来た超大国。1989年→2019年のGDPは何と30倍だという。日本は同じ期間の30年間で1.3倍だ。(中国の統計は信頼性が低いらしいが) その潤ったお金の向かった先は、不動産投資で我々日本人の平均的な収入家庭だと終の住処として購入するが、中国人は住みながらどんどん転売すること事に執着するらしい。メディアでも中国都市部では不動産バブルと言われて久しく、都市部では一世帯が平均1.3軒の住宅を持っているという。 更に、お金持ち家庭は子息の学習塾、送迎用の外車、高級化粧品、海外旅行等と使い途は果てしない。と著者は語るが、確かにその様な中国人も居るが一方で貧困に喘ぐ人もまた多いのも中国で、金持ちは沿岸部か都市部の中国人口の約一割がお金持ちとされていて 本書はその人達にスポットを当てて、これが中国のお金持ちだと紹介している。 確かに一割の人となると、日本の総人口と同じ位なので、日本に住んでいる全員がお金持ちだとすると凄い数だと思うし、そこにはお金持ちの習慣や文化が存在する。そんな人々の生活を垣間見た作品でした。
0投稿日: 2021.08.29
