
あの夏、僕らに降った雪
比嘉智康/KADOKAWA
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総合評価
(5件)3.6
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powered by ブクログ絶対はない、それでも絶対はある。 ないと思った時に、あるんだと現実は示してくるんだろうなと思った。 この作者が使う文章、言葉、単語。 すんなり入ってくる感覚が心地よかった。 明日は必ず来るとは限らない。 なら今日を、今を頑張ろうと思うんだろうけど、それでも明日が来る感覚が続けば、頑張れなくなりそう。 そんな時に明日は来ないのかもしれない。 今を頑張れる、楽しめる、悩める、その感性を大事にしたい。
0投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログ出会ったパートナーが病気で、最終的には亡くなってしまう、という王道の展開だが、暗い印象を受けずに読み切ることができた。
0投稿日: 2022.05.21
powered by ブクログ良い話でした。重すぎもせず、軽すぎな感じでもなく。今どきの?ティーンのテンポはこんな感じなのかなとちょっと年の離れた大人は思ったりもしました。10代ってやっぱりどこか特別なのかも。
0投稿日: 2021.04.22
powered by ブクログあまりこういった本を読まれない方にはとても感動的な本だと思いました。内容としては、病気の女の子と男の子が出会い、だんだんと心惹かれあうけど、最期は突然訪れてお別れをしなければならないみたいな感じでした。ただ、こういった本は最近よく見るようになってきていたので、展開が読めてしまってあまり楽しめなかったかなと個人的には思いました。
0投稿日: 2021.01.11比嘉智康の新作が
まさか角川文庫からでるとは。 相変わらずの人物・イベント描写にニヤニヤしつつ、 意外な伏線の回収も見事でした。 恐らく、多くの読者が途中から先の展開が予想できますが、 それでも彼らに降った雪は美しかったと思うのです。
0投稿日: 2020.12.28
