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子どもを読書好きにするために親ができること
子どもを読書好きにするために親ができること
白坂洋一/小学館
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総合評価

23件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現役の小学校国語教師が書いた読書のすすめ。 本書のポイント ・中高生になってスマホやSNSの魅力に取り憑かれた人も、小学校で楽しさを知っていれば戻って来る。だから、小学校の間に本を読む魅力を知ってもらいたい  →スマホ・SNSやその他も、中高生に大きな影響を与えるのは他者交流と思う。読書が他者交流を行うには、ブックトークや感想を話し合うような機会が大事と感じた。(面白かったジャンプのマンガを友達と話すので、毎週ジャンプを読むようなもの) ・親の役割は「本との出会いを経験させること」  →知らない本は読めない。アルゴリズムで選書しても本にハマる打率は2-3割なので、とにかく触れる機会を作ることが大事 ・スキマ読みで、移動時間や待ち時間を活用した短時間の読書を進めると、時間がなくても読める  →リーディング・ワークショップにあった、ブックフォルダを作って持ち歩くのが良いと思った ・アニマシオンというスペイン発祥の読書に関するゲームが存在する  →アクティブに本の振り返りが出来るので、子どもとのコミュニケーションを取りながらの活動として向いている

    0
    投稿日: 2025.08.10
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    出張先の図書館でタイトルが目に止まり、地元の図書館で借り直して無事読了。読書を介した親と子供のコミュニケーションの取り方についての学びが多かったです。 読み聞かせの重要性もさることながら、親のエゴを押し付けすぎず、子供の素直な「読書って面白い」という気持ちを尊重することが大切だと学びました。

    41
    投稿日: 2025.05.21
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    面白かった、読書がどう子供にいい影響を与えるかたくさん書いてあった よく見るような内容もあったけど、これはいいなーっていうのも! 読書はがきをかいてお友達と交換するのたのしそうだな!

    1
    投稿日: 2025.03.08
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    図書館で見かけて、なかなか面白そうだなと思ったのと、読書の在り方や読書をする事の大切さや、親が子どもにどうやったら、読書はもちろん、本を好きになるかが分かりやすく書かれている1冊でした。

    1
    投稿日: 2025.02.24
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    自分は読書好きじゃないので、どうしたものかと思って読んだところ、参考書はとても好きだったことを思い出しました。 本にもいろんな好きがあっていいんだと思いました。 読み聞かせのスタンスなどが学べてるので、読み聞かせしてあげたいなと思っている人は、読んでみても良いと思います。

    1
    投稿日: 2024.12.05
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    子供いないけど、勉強になった。 親が子供に言ってはいけないNGワード、自分はよく言われたな〜と。 いつか結婚して子供産まれることがあったら思い出したい本。

    0
    投稿日: 2024.11.25
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    読書のメリットを知っているからこそ、子ども達にも読書を好きになって欲しいと思う。 ついつい『ちゃんと読んでる?』と聞きたくなってしまうが、そこはグッとこらえて『どんな人が出てくるの?』『どの場面が面白かった?』に質問を変えてみようと思います。 子どもが本を好きになるのは本人にとってはもちろんのこと、親にとっても良いことが沢山。 思春期になって会話が少なくなっても子どもが読む本を通して心を繋げていければ少しはコミュニケーション取りやすくなるかな。

    4
    投稿日: 2024.03.15
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    1485 筑波大学附属小学校の国語教諭の方が書いた本なんだけど、私は散々進路悩んだ挙句、理系的な分野に進んだけど、今の職業に就きたいと思ったきっかけのひとつが小学生の時の国語の教科書に出てきた沖縄の瓦職人の話と高校の現代文で芦原義信さんの都市計画の話を読んだのがきっかけだったから、ほんとに国語ってオールジャンルを包括してる一番重要な科目だなと感じる。 読書は、一見すると孤独な作業のように映るかもしれません。しかし、読書をする 人の心のなかは孤独とはまったく無縁です。主人公とともに世界を駆け巡り、気持ち ったりと寄り添わせ、楽しくなったり、悲しくなったり自由自在に感 るのです。本のなかの一文に感銘を受け、救われたという気持ちにな てあります。 人間や社会がもつ多様性を読書によって感じ、さまざまな出来事にしなやかに対応 できるようにもなるでしょう。 つらさで思い悩んでいるとき、人は自分が直面しているのと同じような境遇が描か れた物語を求めます。つらい状況が書かれている本を読み、それに共感を抱き、「つ らいのは決して自分だけではないんだ」と言い聞かせて困難を乗り越えようとするの です。 本のなかには、「正義感の強い人物」「正直な人物」「優しい人物」「勇気のあ 「知恵がある人物」などが登場します。これらの人物に共感を抱き、憧れ、「自分もあ あなりたい」と願ううちに、理想の人物像を心のなかに描いていきます。そしてその イメージが、子どもたちが自己を形成する上での道しるべとなるのです。 兄弟姉妹間で違いがあるのは、むしろ歓迎すべきです。 読み聞かせをする際にも、ジャンルの違う本を読ませてあげることができるので、 それぞれの幅を広げてあげるきっかけにもなります。 我が家の場合、3人の娘たちがいますが、年齢の違いもあり、好きなジャンルも違 っています。私の長女はおもに小説、次女はおもに図鑑、三女は絵本が好きです。

    0
    投稿日: 2023.07.15
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    それにしてもこんなにも「子ども」「読書」に関する本がたくさん出版されているってことは、それだけその2つを結びつけて考えることが大切かつ重要なんだ、ということだと思う。 大人になっても本は読める。じゃあなんで子どもの時から読むことが良いのか。いやあもう、その理由はたくさんありすぎるし、人それぞれだと思うし、読書なんて大人になってからでもいいよ、という人もいるかもしれない。もちろん間違っちゃあいない。 でも、時間をかけて本を読むことで、誰かを、何かを理解すると、理解には、時間がかかるということがわかる。時間がかかっても「わかる」ということは「楽しい」ことがわかる。そして読んだ本を書いた人が読んだ本を読みたくなる。するとまた理解が深まる。新たな発見がある。脳や心が動き、楽しさが倍になる。本屋や図書館に行くと、そんな自分の読書体験が作ったアンテナがビンビンに働いて、次の本を手にすることになる。するとまた別の視点や物語(当たり前だけど著者が違えば視点が違う!という発見もある)に出会え、そのこと自体にワクワクする。ありゃ、読書、楽しい。この「楽しさ」に早いうちに気づいておくと、本を手に取る感性みたいなものが育まれるのだと思う。読書体験が作る「アンテナ」の精度が良くなるのだと思う。だからさらに本を通じて、たくさんのことを自分の中に取り込むことができる。 そしてこれからの時代(いやほんとは時代なんか関係なく)、たくさんの本を読んだ誰かがたくさんの人の助けを借りて時間をかけて作った本を、これまた時間をかけて読むことで知識や考えや想いが蓄えられ、それが自分を支えていくのだと思う。それはネットでチャチャッと調べて知った気になった薄い知識では得られない、豊かで確かなものだと思う。 野球だってさ、野球に関する本を次から次へと読むことで、どんどん野球が好きになるんよ。それはもちろん「野球が好き」という気持ちが先にきているんだけどもさ。だからやはりうんと小さい頃は、本を読むアンテナよりも、「これ好き!」っていう気持ちを敏感に感じとれるアンテナを作ることだと思うのよ。そのためには、たーーーーっくさん「遊ぶ」ことだと思うのよ。五感を使って。机で勉強やゲームばかりじゃあ、やっぱりその五感を養うのは難しいのかな、と思うんよ。 まああとは、「言葉」を多く持てることだ。けどもう十分長くなったので、これはまたいつか。 (感想じゃなくなっちゃった)

    0
    投稿日: 2023.05.02
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    「ちゃんと読んだの?」や、「もっと高学年向けの本を読んでみたら?」など、子供に対して言ってしまった言葉が、NGワードとして紹介され、私は反省しました。子供との読書に向き合う姿勢について、改めて気付かされました。毎日読み聞かせをする時間がなくても、工夫してできる範囲で続けていこうと思います。

    0
    投稿日: 2023.05.01
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    小学生にフォーカスした読み聞かせの本。いかにうまく読書の幅を広げたり、学年に応じた本を読めるようにするか様々な工夫が書いてあります。

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    投稿日: 2022.12.04
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    筑波大学附属小学校の先生が書かれた読書に関する本。友人のお子さんの担任の先生だったと伺い、今後の参考に読んだ。読書をすることによるメリットを、担任された児童の実例を交えながら説明して下さっているのでわかりやすい。年齢別の読書についての記述も興味深かった。子どもの読書を、図書館や本屋に連れて行ったり、家の本棚を整えたり、もっと支援する親にならなければと気が引き締まった。 特に、巻末のブックリスト246冊が良かった。公文のブックリストとはまた違った最新の書籍も含まれた選書であり、今後の参考にしたいと思う。

    0
    投稿日: 2022.10.24
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    0歳の娘の教育のために読みました。 子供に読書を強要すること、本をしつけに利用することは、どちらも良かれと思ってしてしまいそうなので気をつけたいです。 読み聞かせる時間がない時は、逆に子供に読んでもらってコミュニケーションをはかるというやり方は新鮮でした。是非子育ての参考にしたいです。

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    投稿日: 2022.08.25
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    筑波大付属小学校の国語教師による子どもの読書本。子どもに読書習慣をつけさせるには、小学校中学年になっても読み聞かせが大切。

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    投稿日: 2022.07.05
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    読書習慣を子供につけさせることの大切さを再確認できる。ざっと読める本 幼児は読み聞かせ 本棚等環境をととのえる 低学年は好きな本を読ませる 中学年は好きな本から幅を広げる 高学年は読書から離れないようにさせる

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    投稿日: 2022.02.16
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    読み易かった。 とにかく楽しい読書体験を積み重ねること、それに尽きる。もっと楽しんで読み聞かせをしようと思った。

    3
    投稿日: 2021.12.31
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    子どもに本を薦める立場として、とても参考になった。時々読み返したい。ただ本を読めというのではなく、親や大人もそこに寄り添っていかなければならない。

    0
    投稿日: 2021.11.04
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    なぜ子供を読書好きにするべきなのかを明確に書いてくれているのはもちろんのこと、 心理学を引かれながら育児論も書かれているのでそちらも大変参考になった。 また著者が関わった生徒が本によってどのように変化していったかの実例もわかりやすくて参考になった。 最後のブックリストは保存版なぐらいよかった。

    0
    投稿日: 2021.08.07
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    良い本との出会いも、人の成長には欠かせないもの。 子どもに読書の習慣をつけるためのたくさんのアイデアや方法が紹介されている。参考にしたい。

    6
    投稿日: 2021.07.28
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    この本に今、出会えたことに感謝。うまく誘導して本のジャンル幅を広げてあげたい。私も小さい頃にファンタジーをオススメして欲しかったな〜!今読んでも完全に入り込むことができない…。小さいころは、『マジックツリーハウス』シリーズ、あさのあつこ、重松清が好きだったなあ。特に『バッテリー』は何十回も本がボロボロになるまで読みつづけたのが懐かしい。あの頃の読書体験は二度とできないから、子ども達が羨ましい。

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    投稿日: 2021.06.03
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    興味の中心軸をずらさずに、少しずつ幅を広げる手助けをするのが親などに役目。変えるのは少しずつ。子どもに対してだけでなく、自分の幅を広げるのにも役立つ。

    0
    投稿日: 2021.01.28
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    筑波大学附属小学校の国語教師が 読書の有用性 子どもの読書習慣をいかに育てていくか 家庭向けに書かれた本 非常に読みやすい。 また、読書の有用性についてが、実例を元に数多く書かれている。 ベースになっているのは松岡享子さんの著書だと思われるが 読んでおいて損はしない。 巻末のブックリストも、かなり参考になる。

    2
    投稿日: 2021.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    巻末のブックリストが良かったです。網羅させたい!本選びの参考になります。 読み聞かせ意外にもポップを作らせたり、オリジナル文庫を作らせたり、と学級で行かせそうな例や読書にハマっていった子どもたちの具体例が載っていてよかったです。学級では行かせそう! 家庭で活かす方法...はイマイチだったかな。。まだ子どもが幼児なので、読み聞かせや図書館や書店へは親しんでいます。子どもが小学校中学年になったら再読してみるとまた違うかもしれません。

    5
    投稿日: 2020.11.01