疲れた人の前にだけ現れる満月珈琲店。連作短編。それぞれの主人公達は「小学校の下校班」で繋がっていた。落ちぶれた脚本家、テレビ局ディレクターと若手女優、SEとフリーのメーキャップアーティスト。それぞれ満月珈琲店で癒されて新たな一歩を踏み出す。占星術が興味深いし出てくるドリンクやスイーツが美味しそう。疲れてなくても出会いたい。

占星術とか、あまりリアルなものに感じたことは無かったけど、当たるのかな？ 人は何か縋るものがあれば救われる。何にも執着しないで生きられるようになりたい。 途中自分の精神的な問題で食べ物の描写が出てきたら気持ち悪くなってしまった。普通に生きたい、普通に感じたい

小説だから、ホロスコープのハウスの意味も、逆行もわかりやすく、頭に入る 自分のホロスコープとホロスコープの解説書を横に読むとより一層楽しめる

ひとつひとつの物語が小さく繋がっていて面白かった。よくある話と言えばよくあるけど、占星術についてすごい興味が持てたし、一人一人のエピソードも良かったです

悩んだ時、落ち込んだ時、本の世界に現実逃避してみるのもいいなと思った一冊。 現実世界でも満月珈琲店のように人生に迷った時、気まぐれに現れて、美味しいものと星詠みと心で助けてくれる存在がいたらどれだけ救われる人がいるだろうか。 心穏やかになれる一冊です。

心温まる本でした。 自分のホロスコープを見てみたいと思い、 ネットとかで無料で見てみました。見るのは限りがありますが、アドバイス一つひとつが猫さんたちからのメッセージのように思えて嬉しくなりました。 日々の暮らして一喜一憂してますが、それにも意味があるんだ、星から何かメッセージがあるのか、と思うことで自分のことをもっと素直にしてあげたいと思います。

満月の夜にだけ現れる満月珈琲店では、猫の店員さんがもてなしてくれる。悩みを抱える人々を猫のマスターが星を詠み、星が導いてくれるお話。私は「水瓶座のトライフル」が1番面白かった。どこかの誰かが自分の頑張りを応援してくれていると思うと、もう少し頑張ってみようかなという気持ちになった。

占星術は、全く関心がなかった分野ですが、この作品を通して、ほんの少しだけ興味が湧きました。 画も併せて、素敵なほっこりする作品です。 私も満月珈琲店に導かれてみたい。

多くのブク友さんのレビューを読んでお取り寄せ。小説を読むのは心を揺さぶられてエネルギーが消耗されるけれど、こちらはふと元気になれる素敵な読後感。料理もドリンクが美味しそう、流れるクラシックで癒される。登場人物の仕事や対人関係に悩みながらも、前に進む様子に応援したくなる。私は木星期か。 マスターの「辛い時、苦しい時は、ちゃんと泣かないといけません。水はすべてを流してくれる作用があるんです。」「あなたは今、補習の時期なんです。ですが、その学びから目を背けている」「人も一人一人が、星なんですよ」要所要所で励ましの言葉が心に響く。 「この世にあるのは、『自分のしたことは、自分に跳ね返ってくる』という鏡の法則」にドキッとさせられる。 著者の望月麻衣さんと画桜田千尋さんとの出会いが素敵であとがきにその様子が触れられてワクワクしました。続きも楽しみです。

西洋占星術のようなホロスコープを見るってことは、石井ゆかりさんの『星詠み』やYou Tubeで『今年一年の占い』で見る程度。 なんとなく、そういう時代なんだというぐらいで、具体的によく分かってない。 ホロスコープを使って、自分の人生や運命は生まれたときからどんな未来があるのかが読めてしまうなんて知るよしもなかった。 ホロスコープを使い、まずは自分を知ること、そしてこれからどういったアクションをしていけばいいか、ホロスコープそのものが『未来への羅針盤』。 『満月珈琲店』の猫の店主・猫の交響曲団、そしてスタッフ。とても可愛らしくもあり、時に厳しいことも言う…各登場人物の性格に対し、どうしても引っかかってしまう『悩み』を発散し、一歩踏み出す勇気を与える。 読み終わった瞬間に、ほっこり。同時にあまり知らなかった西洋占星術も深く興味が湧いたので、次作を読んでみたいと思いました。

ネコの恩返し。 こんなに登場人物がつながるのかというくらい繋がっていた。 星詠みは実際にやってもらいたくなったので、西洋占星術に興味津々です。

ほっこり系ファンタジーかと敬遠していたが、いざ読んでみると、登場人物たちはそれぞれ人生のトピックとなるような苦い1日を経験しており、良い意味でイメージが変わった。 人生がうまくいかなくなったとき、ふと目の前に満月珈琲店が現れてくれたら… 読後、しっとりした癒しをもらえる作品だ。 文章が読みやすいことや、1つのストーリーがバックにある短編集のような構成から、昼休みや朝活など短時間の読書タイムにも向いている。

占いの話か、興味ないなー、、と思いながらも読み進めた。 占いを通して人生を切り開いて行く人物たちの話で、どれもハッピーエンドな終わり方が心地よかった。 最後はまさかの結末で、心温まるお話だった。 満月珈琲店行ってみたい。

月やカフェが元々好きなので、タイトルに惹かれて手に取りました。 星の化身である喋る猫たちが、星詠み（占星術）によって悩める人達を導くお話。 占星術というものをあまり詳しく知らなかったので、興味深い世界だなと新鮮な気持ちで読みました。 短編でそれぞれの主人公は分かれていますが、それぞれに繋がりがあり、終盤で判明した長年の縁にホロリと涙ぐんでしまいました。 このお話のように、人や動物に親身になれる人には、幸せになって欲しいですね。 星や月のイメージの飲み物やお菓子が魅力的で、素敵なイラストがあることで想像が膨らみ楽しく読みました。 続刊も気になります。

満月珈琲店の星詠み 望田麻衣/桜田千尋 人生に悩む人たちの前に突如現れる満月珈琲店。 桜田千尋さんのイラストをイメージして書かれた本書は、桜田さんのイラストに負けない幻想的で美しいお話。 店員は猫。様々な問題に悩む人々に、三毛猫のマスターどうして問題が起こっているのか、「星詠み」で教えてくれます。 メニューのない珈琲店ですが、最後にはそれぞれの人に合わせた絶品スイーツを提供してくれます。 水瓶座のトライフル、満月アイスのフォンダンショコラ、水星のクリームソーダなど天体にちなんだ美しいスイーツは、とても幻想的。 全てのお話が少しずつ絡み合っているところも、星の巡り合わせのようで素敵でした。

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10278380

満月の夜に現れる猫達がもてなす「満月珈琲店」 メニューはなし 悩んだ客の星詠みをして 客にあったフードやドリンクを提供する スイーツ好き 星詠みが好き ファンタジーな空間が好き 猫が好き な人にオススメ 桜田千尋さんのイラストが小説の世界感を深める 目、耳、味に柔らかく美しい刺激をくれる小説

短編集だと思ってたら全てのストーリーに繋がりがあって面白かったです！！ 色々悩んでることは人それぞれあるな〜って思ったし自分も考えすぎずフラットに生きていきたいな〜と思いました！！ 占星術が難しかったのとスイーツが美味しそうでした^_^

西洋占星術の話が、わかりやすく書かれています。私の出生図(ネイタルチャート)も、読んでもらいたくなってしまいました。 この本より先に、『満月珈琲店のレシピ帖』を買いました。物語を読んで、お菓子作りがもっと楽しくなりそう

占星術… 占いって、なんと言うか、少し抵抗がある。 自分の人生は、自分で考えて、切り拓くものではないかと言う、ある種「エゴ」…からなのか… 人に頼る的な考え方が弱く写ると言うか… 人それぞれなので、全然構わないのだけれども 何かの情報に全面的に従う行為。盲目的な行動。が危険と感じているからかも… そして、先入観を持つことは、もっとも嫌うところ。外見で判断するとかは、言うまでもなく。決めつけることも、決めつけられることも当然嫌いだ。 好奇心という羽は、そんなくだらない先入観的抵抗感のバーを軽々と越えさせてくれる。 ブクログさんの本棚でたくさん見かける、かつ、その感想と言う訴求力は、そんなバーを軽々と越えさせてくれるのです。 占われ→思い込み→切り拓き、 あると思います 前に進むエンジンになるなら、全然 あると思います 岩手県に根ざしてくれた天津木村氏にリスペクトを込めて ＊ 随分と、本の感想から逸れてしまいましたが、 本作品は、占いをモチーフにした作品なのです。人間言語を話すネコがいる「満月珈琲店」。満月の夜にしか現れない特別なお店。 そこには、コーヒーはもちろん、美味しそうなスイーツ、カクテルもあります。 本の最初に、作品内で出てくるスイーツ等の桜田千尋氏のイラストが描いてあります。 これが…もう…とてもとても美味しそう、美しいビジュアルなのであります。 連作短編(すごく好き)形式で、1章の脇役が次の章の主人公になったりと繋がる。 様々な悩みに陥る主人公たちを星詠みを通して解決して、導いていきます。 猫好きにもたまらない「満月珈琲店」 行ってみたくなること請け合いです。 読了 星3から4に変更 第2章まで読んで、↑の感想を書いてました。 最後まで読んで、スゴク良き読書ができた感。 まとまり方がとってもキレイでした。 登校班で一緒だった生徒と非常勤講師の先生が主要登場人物。 そして、 占星術ってありかも と思いました そもそも、占星術とは、古代より脈々と受け継がれた知恵。 綺麗な星空もイメージされて、満月珈琲店 この、珈琲店って言う表現もいいっすね〜 占いとか関係なく、小説として存分に楽しめました。 そして、この『満月珈琲店』 そのうち、現実世界にできるんじゃないかなぁ だって行きたくなるもの だってこんなお店やりたいって人いそうだもの

猫、食べ物、イラスト、話の内容、全部が綺麗で可愛いって印象。 ほっこりするし、美味しそうだし、勉強にもなるし、前向きにもなれそうな予感もするし、珈琲店で読むのにすごく最適だしって感じましたฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

猫と西洋占星術が好きな人にはたまらない本だと思う また占いとは関係無しに、心温まる作品でした 文章的には読み易くドンドン先を読みたくなります 「すべてはバランス」 「片寄ったら洗濯機だって上手く回らないんだから」 とってもわかりやすい例えだなって1番心に残りました シリーズでも読みたくなりました

小説+星詠み。 星詠み勉強中の私としてはストーリーよりも星詠みの解釈が勉強になりました。 悩みに対して、どの天体をどう読み解き、それを言語化していくのか。 星詠みのポイントがつかめたことが大変勉強になりました。 つい最近も水星（知性、コミュニケーションを司る）が逆行していたようで。（2024.3.10～約2か月間くらい） この小説では、ビジネス、IT系のトラブルを書いていましたね。 また、この（水星逆行）影響を受けやすい人、受けにくい人なども書かれていて、自分の星の配置はどうなのか、思わず確認してしましました。 ストーリー自体には斬新さはそんなにないのですが、そこに星詠みをプラスすることで全く違った魅力を引き出しています。 星詠み、楽しいんですよ♪ 自分のことを理解する以外にも、「あ、私ってこういう特徴も持ってたんだ」っていう気づきも得られるのです。 何かに悩んだときは、自分の原点に帰るといいのかな、と思いました。 メンタル落ちてるとどうしても他人軸で物事の良し悪しを考えてしまうんですよね。そんな時に、星詠み（ツール）を使って「自分とは何者なのか？」を探ったり、再確認したりするのもいいかもしれません。 続編があるんですね～。 星詠みの勉強がてら続編も読んでいこうと思います。

p.52 「年齢域は、そこに月と太陽も加わりまして、月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星となります」そう言ってマスターは、惑星期と年齢域について説明を始めた。 11まず、月。 月は、生まれてから七歳までの期間を言うらしい。 この期間に、人は『感覚』『感性』『心』を育てるそうだ。 次に、水星。 水星期は、八歳から十五歳。 小さく窮屈ながらも初めて社会に入り、様々なことを学ぶ時期だ。 人間の世界では、学校がそれにあたるでしょう、と言った。 続いて、金星。 金星期は、十六歳から二十五歳。 水星期の学びに加えて、「自分を飾る」こと、『楽しみを見付け出す」こと、そして「恋をする」ことを覚える時期。 金星は、趣味、娯楽、恋愛を示すそうだ。 ちょうど、高校生あたりから「金星期』に入るそうで、なるほど、と思わされた。 そして、太陽。 太陽期は、二十六歳から三十五歳。水星の学び、金星の楽しみを経て、ようやく自分の足で人生を歩み出すことを意味するそうだ。 「今のあなたは、三十六歳から四十五歳までの「火星期」。様々な学びを自分のものとして、ようやく能力を発揮するという時期なんですよ」「確かに、その年齢は『働き盛り』なんて言われ方はしますね・・・・・・」 戸惑いながら、私は相槌をうつ。 続いてマスターは、木星期は四十六歳から五十五歳、土星期は、五十六歳から七十歳。 天王星期は、七十一歳から八十四歳。 海王星期は、八十五歳から死に至るまでであり、冥王星期は、死の瞬間を意味することを伝えてくれた。 「そんなわけで、『火星期』は、星的に言うと、ようやく『成人』として歩み始めたところなんです。ですから、まだまだお嬢さんなんですよ」あらためて、『お嬢さん』と言われて、私の頬が熱くなる。 マスターは、ですが、と続ける。 「月、水星、金星、太陽期をちゃんと経ていないと、次に進めなかったりすることもあるんです。 p.106 「かき集めた勇気は、『拒絶』という強風を前にすると、簡単に吹き飛ばされてしまうものなのよ。食い下がれるというのは、自言がある人だけができることなのよね」 《参考文献》 ルネ・ヴァン・ダール研究所『いちばんやさしい西洋占星術入門』（ナツメ社） ケヴィン・バーク伊泉龍一訳『占星術完全ガイド古典的技法から現代的解釈まで』 （フォーテュナ） ルル・ラブア『占星学 新装版』（実業之日本社） 鏡リュウジ『鏡リュウジの占星術の教科書I自分を知る編』（原書房） 松村潔『最新占星術入門』（学習研究社） 松村潔『完全マスター西洋占星術』（説話社） 松村潔『運命を導く東京星図』（ダイヤモンド社） 石井ゆかり『月で読むあしたの星占い』（すみれ書房） 永田久『暦と占いの科学』（新潮選書） Keiko『宇宙とつながる！願う前に、願いがかなう本』（大和出版） 銭天牛『すぐに役立つ銭流易経』（棋苑図書）

職場の先輩が貸してくれた本。 1時間で読み終わりました・* 私もこんなカフェを開きたい☕︎ レシピ本買って練習しようかな 早く統編買ってよみたいです⭐︎

リラックスできる、ええ話が読みたい時に。 美麗なカラー絵・ネコ・カフェ・夜空・占星術の欲張りセット。 連作短編になっていて、それぞれの主人公たちの関係性がキモであり、本作の魅力だと思う。

「水瓶座のトライフル」 占いで出た結果とは。 答えることが出来ない状態であったのであれば、それを話し合いをしていれば少しは結果が変わっていたのではないか。 「満月アイスのフォンダンショコラ」 報道される頃に知る。 後になってから何も教えてもらっていなかったと言っても、誰もが苦しい言い訳だと捉えて信じてもらう事は難しいな。 「水星のクリームソーダ」 声をかけてきた相手。 面影が残っていたとしても、話す機会が多くなければ記憶の中で探し続けても見つけることなど不可能に近いだろうな。 「月光と金星のシャンパンフロート」 本当にやりたいこと。 楽しくて好きだと思っていることだとしても、それだけを理由に仕事として選ぶには先が見えなければ難しい決断だろ。

凄く良かったです！ 私が猫好きでファンタジー過ぎないものが好きというのもありますが、綺麗に最後回収されていくのも良かった。思わず占星術について学ぼうと思ってしまう。

悩んでいたり、困ってる時にこんなカフェがあったら優しい気持ちになって、改めて冷静に考えることが出来ますね 相手が猫だからじゃなくて、接客の態度や相手を思う気持ち、素敵な飲み物 どれも心の中まで染み渡る液体なんでしょうね 自分も占星術を勉強しているので、とても猫たちの説明に納得出来て、興味深く読めました

図書館で勧められて読んでみたら、ちょーほっこりした！猫やメニューに癒されるし、話自体も優しくて幸せになれる

心温まるほっこりするストーリーでした 出てくるスイーツやドリンクが毎度美味しそうです ただ、悩める人々を占星術を用いて導いてあげるのですが、その辺がちょっと分かりづらかったかな、、 占星術に詳しい人や興味のある方が読んだら より楽しめるかと思います！

ブクログのレビューで興味を持った作品。 満月の夜だけに開く不思議な珈琲店。 猫のマスターが人生に迷った人々に、極上のスイーツなどを提供する。 以前は教師だったが、シナリオ・ライターに転向した瑞希。 転向した当時は売れっ子だったが、時代の変化について行けず、ヒット作に恵まれず、今は狭いマンションでゲームのサイドストーリーの脚本を書く日々。 テレビの仕事で知り合ったディレクターの中山明里に出会った日の夜、不思議な喫茶店の存在を知る。 そこでは占星術を使って、人生を少しだけ変えるお手伝いをしてくれる。 正直猫が人間の姿をして、珈琲を提供するなんて、王道のファンタジーの展開も知らず、本格的な占星術の話もついていけず、第1章の段階で「自分には合わないかも」と思ったけど、章を進めていくと、段々慣れていき、一見独立した話に思えたものが、最後にきれいに繋がって、読み終わった時にはかなりはまり込んでいた。 この作品で占星術やイラストが好きになったと書いているレビューが多かったが、それを除いても、いい作品だった。

クラッシック音楽のような心地よく穏やかな時間を過ごせる物語。読みやすい。 何かしらに行き詰まった人が満月珈琲店に出会うことによって、星詠みを元に自身の想いや現状に気付いていく様子が現実の自分とも通ずる所があって心惹かれた。読んでいくうちに自分自身の心にもストンと落ちてきたものがあって、出会えて良かったと思う。 イラストが綺麗だし、星が好きな人にはうってつけのシリーズ。2以降も読もうと思う。 「自分の心に素直になろう。認めて、受け止めてあげよう。」

個性的な猫さんたちと占星術、素敵なお店に おいしそうなスイーツでほっこりする作品。 うまくいかないことがあったら読み返したくなる、そんな物語です。 イラストもとても綺麗で雰囲気にぴったりです。 満月珈琲店で自分も星詠みしてもらいたい。

ほっこり。 おいしそうなスイーツとドリンク 空色ビール"星空" 飲んでみたい。 自分のネイタルチャート見てみたい。 占星術、深いなぁ。

ほんわかするお話し。 星よみ(占星術みたいな)が主として短編には出てくるけど、それは流し読みでもまあざっと適当に読んでも、 それ以外のとこを、ほんわかあったかく楽しめる、かるーく読みやすい、お疲れの人に効く話。

どうにも身の回りのものごとが上手く回らず、何だかしんどいなぁ、、、とウジウジ生活していたところ、この本を思い出しました。皆さんのレビューを読んでいると、「気分転換」とか「元気を貰える」とか？タイミングとして、いまの私にちょうど良いのではないか？と思い手に取ってみました。 ファンタジーだったのですね。あっという間に読み終えました。 連作短編集で舞台は京都。読み進んでいくと各作品に繋がりがあり、徐々に人と時代が錯綜しながら繋がりがさらに深まっていく。 猫とスイーツと占星術。いい気分転換になりました。

まず本を開いてすぐ、桜田千尋さんのイラストが本当に素晴らしい。 今回は電子書籍で読んだのだが、思わずすべてスクリーンショットしたし、桜田千尋さんのSNSをすぐフォローしに行った。 満月の夜にだけ現れる満月珈琲店。 マスターや個性豊かなネコたちとの会話や"星詠み"を通じて、登場人物たちが救われていくというお話。 満月の夜にだけ現れる猫の珈琲店、という部分はとてもファンタジーなのだが、そこに導かれた人間たちは決して魔法の力で救われるわけではない。 星詠みを通じて、自分の身に何が起きているのかを整理し、自分はどういう事態に陥りやすいのか、どういうことを大事にして生きていくのかとか、そういったことを知っていくことで再び前を向いて生きていく。 今あなたに起きている悪いことは、全部あなたの行いだけが悪いわけじゃなくて、そういう星の元に生まれたからなのだ、と言われているようで気持ちが軽くなる。 わたしも自分の星詠みをして、星のめぐりに過ごし方を合わせていきながら暮らしていきたくなった。 あと、本筋とは直接関係ないのだが、 舞台が京都であることを知らずに読んだので、故郷の描写が多分に含まれていて驚いた。 河原町や三条ならまだしも、 大手筋商店街を小説の中で目にする日がくるなんて。 アーケードの入口前に踏切があって、電車が通ると商店街が見えなくなり、踏切が開くと商店街が現れるあの不思議な感じがしっかり表現してあってうれしくなった。 生まれてから20歳までを過ごした京都の町。 あの不二家まだあるのかなとか、そんなことを思い出した。 つぎ帰省した時には、大手筋商店街にも足を運びたいと思う。

このストレス社会を頑張って生きているすべての人の心を、そっと押してくれるような、そんなお話でした。読んでよかったです。 桜田千尋さんの装丁もイラストページも素敵でした！ 占星術を信じる信じないとか、興味ない人もいると思うけど、いつどの星のもとに生まれたのかっていうのは事実だと思うので、どんな人でも物語として楽しめるように書いてあって、読みやすいと思います。 満月珈琲店の秘密と、エピソードごとの登場人物の繋がり、胸がジーンとあったかくなりました。満月の夜、歩いていたら私もいつか満月珈琲店に出会えるでしょうか。

猫が営む珈琲店が舞台のファンタジー小説。 本当にあるのか、ないのか、不思議な空間。 店主の猫は「占星術」を使って、客の悩みを聞いてあげたり、美味しそうなデザートで癒してくれる。 １つ１つの話が次から次に繋がって、最後まで読むと、すべてが偶然ではなかったことに気づく。 「占星術」はよくしらなかったけれど、興味がわいた。

今まで触れてこなかった星詠みがとても新鮮でした。ある程度どんなものか分かってきたら、そこから面白く感じてきました。自分の星詠みをしたわけではなくても、なんだか腑に落ちる言葉も多くて面白かったです。

数年前、桜田千尋さんの描くキラキラと輝く夜空のようなスイーツのイラストに偶然出会い、なんて素敵な世界観なんだろうと目を奪われた。 満月の夜にだけ気まぐれにオープンするという猫たちが営む不思議なトレーラーカフェ。人生に迷える人々を、占星術と極上のスイーツでもてなしてくれる。マスターの言葉は優しく、そっと気づかせ導いてくれているようだった。これから夜空に満月を見るたび、満月珈琲店のことを思い出すのかもしれない。そんな心温まるお話。

週半ばにもなると心身共に疲労が溜まって来て、朝は布団の中で自分との葛藤 仕方なく老体にビシ！バシ！ムチを打って起き上がる てな訳で、何となくですが私は週半婆ジョン（しゅうなかバージョン…心身に染み込む癒し本、頭にも心にも優しいホットな作品）を探し求めている時があります 今回bｍakiさんの 「短時間でさっと読めてしまう、読みやすくて温かい作品」というレビュー♡に反応しました 満月の夜空の下に、猫にゃんがいるトレーラーカフェのカバー絵が綺麗 ページをめくると、『満月珈琲店』で出されたメニューのイラスト どれも幻想的でネーミングもかなりキラキラしてる 私は『星屑のアイスコーヒー（朝焼けのシロップ入り）』と『空色ビール〝星空”』とやらを頂いてみたい あ、ダメだった、オーダーは出来なくて、訪問客に合わせて提供してくれるんだった 満月の夜にだけ現れる『満月珈琲店』 猫のマスターと猫店員達₍ᐞ•༝•ᐞ₎◞ ̑̑がスイーツやドリンクメニューで訪問客をもてなしながら星の動きを詠んでくれる 訪問客は自分を知り、ヒントをもらい、それぞれ新たな一歩を踏み出そうとする… 本当に短時間で読めて温かい作品でした 幻想的で美しい映像が浮かび、自分も『満月珈琲店』の訪問客になった様な気分で癒されました 私は、雑誌に掲載されていたりTVで流れている占星術は絶対見ません 何故ならば、見て良くなかったらテンション下がるからです笑 でも本書の様に、前向きに捉えられる説明してもらえたら良いかもしれませんね bmakiさん、素敵な作品おすすめありがとうございました♪

知っている土地ばかり出てきて、それだけでも なんだか身近に感じて一気に読んじゃいました。 星詠みや占星術は好きな方なので楽しく読めました。

出てくるドリンク、スイーツがファンタジーで綺麗でとても素敵だった。 章が変わっても物語は続いていてリンクしているところが良かった。 星読みはスピリチュアルに感じすぎてしまって、難しかった。 わたしには向いていなかった。

表紙のきらめくイラストに惹かれて手にとった物語。 満月の夜だけに現れる「満月珈琲店」。この不思議なお店では、占星術を通じて星の動きを詠むことで悩める人々を導く猫のマスターと、それぞれに合わせたきらめくスイーツやドリンクによっておもてなしされる。 「辛い時、苦しい時は、ちゃんと泣かないといけません」 「時に自分をうんと甘やかしてあげることも大事なの」 「迷子になったら、立ち止まって地図を確認するものでしょう？」 現代を生きる私たちの傷ついた心に染み入る言葉が星のように散りばめられている。 様々な人々が満月珈琲店に導かれるが、その理由も明らかにされており、ゆるくはられた伏線に心が踊った。 夜空に輝く星のような、幻想的で夢見心地になれる時間を過ごした。

レシピ集を本屋さんで見かけたことがあったので、元は絵本だと思っていたので、後からイラストから着想えた小説だと知りました。 悩んでいる登場人物たちがマスターたちの占星術をヒントに心を解きほぐし、人生のしこりが取り除かれるー。ほっこり、すっきり。占星術がわからなくてもさらりと読めるシリーズです。

満月の夜にだけ現れる珈琲店では、猫のマスターと店員が客をもてなす。 来店する客の悩みを星詠みで良い方向に持っていく、という展開が穏やかで、ホッと一息つける。ライトにサクッと読める一冊。

ブク友の皆様が大絶賛しれている本。 こちらも会社の先輩からお借りしました(*^▽^*) 今日は会社はお休み。 午前中のうちに、家事や買い物を終えて、午後は少し自分の時間。 まったりベッドに横になり、さて昼寝でもするか？ と思ったが、借りていた本があることを思い出し、読み始める。 こちらは満月の夜にだけ現れる、猫ちゃんがマスターの珈琲店の物語。 色々な悩みを抱える人に、素敵なスイーツと、占星術を使って気持ちを和らげてくれる。 単なる占いとは違って、今はこういう時期だから、こういう行動をした方がいいんだよってことをやんわりと教えてくれる。 一つ一つの物語は短編なのだが、次第に一つの物語へ繋がっていく。 短い時間でさっと読めてしまう、読みやすくて温かい作品(*^▽^*) 心がほっと温まる感じの良書でした！

人の弱さや厳しさを優しく導いてくれる猫たちとその言葉を噛み締め生きていく登場人物に共感できました。 最後に、そう繋がるのか〜と最初に戻ってもう一度読みたくなる物語でした。 星詠みがイマイチ頭に入ってこなくてサラサラと読み流していました。続編からは少しずつ入ってくるかな、と期待しつつ読み進めたいです。

ファンタジーでロマンチックな小説でした。 人生の中でうまくいかないことを悩んだり 後悔したり… そんな時に、出会えるこんなカフェがあれば 素敵だなぁと思いました。 導いてくれるのはねこちゃん達 占星術のアドバイスもなるほど…っていうお話がいろいろあり、私もわからないながらに、ちょっと興味を持ちました。 最後にはいろいろな伏線もつながり、 このカフェの特別な理由も素敵で 最後まで楽しく読めました。 また次のシリーズも読んでみようかなぁ。

サクサクと何も考えずに読めました。 ガラッと話が変わって短編集なのかな？と思った箇所もあったけど、全体として繋がってて面白いなぁと。 占星術を初めて知ったけど、面白そう。自分がいま何の星なのか、調べてもらいたくなった。 ◎好きなフレーズ 「『自分を理解する』というのは、『自分を大切にする』ことにつながります。そうすると、あなたという星が輝き出すんですよ」

ひと月ほど前、最新の第5巻を読んで面白かったので購入。 見知った地名が多数出てきて、すごく親近感が湧くのもともかく、一文一文に暖かさが感じられるのがやはり心地よい。 占星術は統計学に繋がるなんて話も聞きますが、知っていると心が広くなる感覚は、そういった学問にはないような気がして、各短編の主人公達とその感覚を共有できるのが楽しいなと感じました。

何より最初のイラスト！！ とても素敵なキラキラしている桜田さんの絵に惹かれました お話も人と人とのつながりを大切にした物語です 子供も、イラストを見て大興奮！ 写メしてました笑 他のお話も読みたいです！

満月の夜,猫のﾄﾚｰﾗｰｶﾌｪは神出鬼没｡迷える訪問者を美味しいｽｲｰﾂと飲物でもてなし西洋占星術で人生を導く｡満月珈琲店,夢で行ってみたい｡

レシピ帖のイラストがファンシーで綺麗だなって思って、小説を読み始めた口。 満月珈琲店で癒された人たちみな良明るい未来に動き出す物語だけだと思っていたら...おじいさんの恩返しエンドにはちょっとホロリとさせられる

惑星の名前の可愛い猫たちとおしゃれで魅惑的なスイーツに占星術。 表紙から可愛いファンタジー系なのかと思い、表紙買いだったが結構シビアな悩みを持つ人達の物語で読み応えもありおもしろかった。 悩んだり行き詰まった時には占星術を上手く使ってみるのも有りかもと思えた。 桜田千尋さんのイラストが綺麗で可愛い。

瞳を閉じると､心が星空に溶けてく感じ｡満月の夜に､猫のスタッフが用意する極上スイーツだなんて・・・最高すぎる｡ロマンチックだなぁって思ってたら､占星術で自分も戒められてる⁉︎なんか図星だけど幸せだわ。

ほのぼの系 ミステリーのドキドキ感はないが、ミステリーの合間に小休止として読むのはあり。 イラストが私の大好きな月とか星とかで気持ちが上がる! 山の上とか、自然を感じながら読書したい時にはピッタリ!（山の上まで行って死にそうな気分になるミステリーは合わないのでそんな時には） 全4巻らしい、今作はアマプラで読んだ。

悩みを抱えた人がいざなわれる場所、、それが満月珈琲店。 そこでは不思議な店員さんが星詠みで人生を導いてくれる・・そんなお話。 巻頭に満月珈琲店のメニュー写真が出てくるんだけど、満月バターのホットケーキとか、星屑のアイスコーヒーとか、めっちゃくちゃ美味しそうなのよな。 素敵なイラストもこの本の魅力の一つ。 星詠みに興味がなくても物語として面白いので読めると思います。

夜空、珈琲が好きな私にとって、とても魅力的なタイトルで、さらに綺麗なイラストに惹かれて購入。 占星術で登場人物たちをそっと導いてくれる優しい物語です。 わたしも星読みしてもらいたい！ 占星術について、もう少し詳しく知りたくなりました。

絵本のように、はじめにおいしそうなメニューがのっていて嬉しい。このメニューからどんなお話しがはじまるのか、ワクワクした。占星術にも、少し興味がわいた。

イラストと、猫が接客してくれるというのに惹かれて買った本。出てくるスイーツはおいしそうだし、猫まみれで非常に羨ましい限りだった。 でも占星術への造形が深く無いので説明は分かりやすく書かれていたけど、よく分からないままというのと、自分にはどの要素が含まれているからこういう選択、出来事が起こるんだとする姿勢が自分には受け入れられなかった。

自分も占われてみたいなぁ… 前を向ける、背中を押してくれる優しい小説。 メニューも魅力的でした。 イラストも素敵。

1話でも読めば、自分にもこんな喫茶店現れないか、この喫茶店のことも知りたくなって読み続けてしまいます。 読みやすいのか一番良かったです。 うん。占星術始めようか

猫の店主、店員が悩みを抱えたひとびとを暖かく迎え入れる｢満月珈琲店｣。 話の中で登場したスイーツやフードのイラストが綺麗です。登場人物それぞれの背中を押してくれるマスターの｢星詠み｣に興味を持ちました。

まず何よりイラストがとっても綺麗で美味しそう〜！！ 美味しいご飯と店主との交流でほっこりする癒し系カフェの本は最近たくさん出てるけど、これはただのカフェに留まらず、「猫」と「占星術」も相まってとても惹き込まれる魅力が増し増しに…！ 普段あんまり占いとか信じる方じゃないけど占星術ともなれば話は別だ笑 最近仕事や今後のことに悩みまくってるから、少しずつ星を勉強して詠み解いていけば少しは良い方に道が開けるかなぁ… 私の出生図もマスターに詠んで欲しいな…₍˄·͈༝·͈˄₎◞

自分の心が弱ってる時にふらっと現れる。満月珈琲店、そこでは自分と他人に厳しすぎる女性が自分に優しくすることで心を解放させていく。心の解放を行うのは大事なんだなぁ

3章（4章）構成で各章完結だが、全ての章に伏線が張り巡らされている。 人生に迷った時に突然現れる「満月珈琲店」。猫の店員さんが星や惑星をモチーフとした料理と占星術を交えて悩みにアドバイスしてくれる。 短くすぐに読めてしまうし、挿絵が素敵。心温まる本でした。

エピローグと第3章で綺麗に登場人物の関係性が分かり かなり上手くまとまっていていておぉ〜となった。 巻頭にあるイラストもリアリティがあるけど架空の食べ物で星や空などがモチーフになっており見てて楽しかった。 個性豊かな猫たちも可愛いし、占星術についても興味を持てた。 曲→悲愴

出生図とは、運命のレコード・人生の羅針盤という言葉が心に残っております。 生きていく中で、上手くいく時や上手くいかない時があるが、それは占星術に沿った運命なのかもしれない。自分の過去を振り返ると、そう思える気がしました。それを過剰を当てにするのも 良いとは言えないと思いますが、占い含めて新しい物事や悲観的になっている時期に上手く活用していくとは正しいのかなと思いました。

ちょうど今の自分に刺さる物語でした。「自分をもっと甘やかしてもいい」この言葉に救われたような気がします。「既婚者はパートナーのおかげで輝いている」も納得しました。また、わたしは山羊座ですが、作中の星詠みでは、「常識的で勤勉、かつ曲がったことが嫌い、そして野心家」と言われており、ズバリ自分に当てはまるなと驚きました。占いの類は一切信じないわたしも、少し星詠みに興味がわきました。

西洋占星術を知っていたらもっと面白かったのかなと思う 最後の章で、こういうふうに繋がるのかとわかったら、温かい気持ちになれた うちの歴代の猫たちも、トレーラーカフェに招いてくれたらいいのにな

初オーディブル 優しい物語だった、短編ならではの構成、滅茶苦茶好きです。 わたしも好きな空間で働きたい

Kindleデビューして1作目。 満月珈琲店のイラストに魅了され買った本だが、今作、星詠みもとても素敵だった。 悩みを抱える人達の前に突如として現れる満月珈琲店。それぞれの相談者に最適なメニューを猫たちが考え提供してくれる。しかも占星術による占いつき。 この本をきっかけに星占いに興味を持った。 自分の歳だと今は太陽期。水星の学び、金星の楽しみを経て、ようやく自分の足で人生を歩み出す時期らしい。悟ったふりしてないで、しっかり自分の意思で、自分の足で楽しんでいきたいと思った。

占星術はあまり興味が持てませんでしたが、スイーツやドリンクは魅力的でした。パンケーキ、食べてみたいです。 出てくる音楽を流しながら読んでみました。 自分を大切にし、丁寧な生活をしていきたいと思います。

Audibleで視聴 スイーツがとにかく美味しそう！ 星が絡んでて、ちょっと不思議な感じのする 占星術に終始魅了されてしまった。 登場人物がみんな何かしら繋がっていて、 その後どうなったのかまで分かるのがいい。 今まで占星術なんて小説で 見たことも聞いたこともなかったので新鮮だった。 メニューのイラスト本欲しいなあ。

想像の遥か斜め上をいく面白さ。 登場人物や珈琲店、猫たちの情景や表情を思い浮かべながら読んだ。 ロマンティック、そして、登場人物たち、みんなが優しい。 そうか、そうか、そうだったのね！ 人と人の繋がりは繊細かつ素晴らしい。 ひとつひとつの出会いを大切に、丁寧に生きなければと思った。 (そして、ぜひ続編も読みたい！)

短くて読みやすかったです。 星回りは気にしたことがなかったのですが、少し調べたくなりました。 運気はわかるかもと思っていたけど、自分に向いていることなどもわかるのか。と思うと不思議でした。 何か日常と違うことがあった時に星回りだと思って悲観的にならずにいようと思うことができました。

ホロスコープに関心をもったタイミングで出会った本。 「自分を知ること」の大切さについて、くり返し書かれている。この本の好きだったポイントを2つまとめると、 ①易しく優しい表現で、心身が疲れていても読みやすい。じんわり寄り添ってくれるような文章。 ②ホロスコープや星の動きを、どう捉えて生活に活かせばいいかヒントが散りばめられている。 自己啓発系のビジネス書ではないので、システマチックに「生活をこう変えよう！」とわかりやすいメッセージがあるわけではない。けれど、登場人物たちが日常のちょっとしたことに対してほんの少し行動を変えていく様子が描かれている。このちょっとした変化、前進が、気の持ちようを変えていくのだなと思った。 占星術は、科学的かといわれるとかなりあやしい部類のもの。だから盲目的にのめり込んでいくというより、ホロスコープを通して自分を受け入れて、気を楽にしてちょっとだけ行動を変えてみようよ、というような肩をそっと押してくれるお話だった。

小説の中に西洋占星術、自己啓発が混ざった不思議なお話でした。 気楽に読めるのと、優しい物語でホッとひと息つきたいときに最適かなと思います。

絵師さんから知った本なのだが、絵に沿って物語を描いたというよりは元々筆者さんがやりたかった占星術の話に既存の絵をちょっと強引に合体させたのかなという印象。 面白かったには面白かったけど、求めていたイメージとは違った本だった。

予備知識がないまま読んでみました 星詠みって占星術のことだったのか！と自分の無知さに笑う 美味しそうなカフェメニュー さらさらと読みやすく、本が苦手でも大丈夫そうな本 カフェ、猫、占い それだけじゃないクラシックも合わさり、読後感がとても良かったです

こんなカフェがあったら行ってみたい。 デザートが美味しそうだし、占ってもらえるなんて。 おまけにマスターが猫だなんて考えただけで、 ワクワクする。この本は装丁が綺麗だから、本屋で見つけて直感的にこれだっと思って買った本。 買って正解だった。この本はシリーズものであと3冊ある。他のも全て素敵なお話です。

月と星と珈琲なんて私が好きなものが詰まってて見つけた時絶対読まなきゃと思った 内容も読みやすくて、更に大好きなネコも加わったので嬉しすぎる 占星術も学んでみたくなった

「さて、次は何を読もうかしら？」 一冊読み終えるとワクワクしながら考える。 あれが読みたい！これも読まなくちゃ！ そんな思いから私には”積読本”がたくさんある。 その中から次に読む本を選ぶのもまた楽しい時間。 直木賞やら本屋大賞などの誰もが知る大きな賞から 例えば”大阪ほんま本大賞”のような地域限定のもの ”新井賞”のように個人が選ぶものまで 本選びの参考になるものはたくさんある。 ”ブクログ”の評価もね。 そして、もうひとつ。 これは韓国ドラマを選ぶときにも当てはまるのだが 自分と好みの似ている方のおすすめ本（ドラマ） これまでは、ブクログでフォローしている方のおすすめを参考にすることも多かったのだが 最近、そこにひとつ加わった。 YouTubeで読書vlogを配信されているある方の好みが私のど真ん中！ 顔出しも声出しもされていないのだが 動画から伝わってくる雰囲気がとても好きで… 先日読了した『グランドシャトー』もこの方のおすすめだった。 そして、今回もまたこの方のおすすめ本を読了。 ”猫のマスター”が登場するらしいけど、猫って、猫？ その程度の情報しか持たないまま読み始めたら… 本当に”猫”だった。 って、おかしな表現だけど… 心が疲れた人の前に突然現れる満月珈琲店。 ”ささくれた気持ちを癒してくれる美味しい珈琲が飲める” そう思ったら大間違いで 自分が好きなスイーツや飲み物を飲むことはできない！ 好むと好まざるとにかかわらず 目の前に出されたものが 実はその時の自分を癒してくれるスイーツだったり飲み物だったりする。 たったひとりの”あなたのために” 自分では気付かなかった心の奥底に効くクスリのような… 随所に心に響く言葉がある。 その一つを紹介すると かき集めた勇気は、拒絶という強風を前にすると、 簡単に吹き飛ばされてしまうものなのよ。 食い下がれるというのは 自信がある人だけができることなのよね。 実はこの本は 桜田千尋さんの珈琲店のトレーラーに猫がいる『満月珈琲店』というイラストが先で 望月麻衣さんが桜田さんのイラストに恋をして実現したコラボだそうな～ 『満月珈琲店の星詠み』は 望月麻衣さんの文章と 桜田千尋さんのイラストに癒された時間だった。 ただ、私にはちょっと難しかったのが占星術（星詠み）。 イラストと文で説明されているのだが 理解するには至らなかった。 でも、そこはざっくりこの本から星のパワーをもらったということで。

満月の夜に姿を表す、不思議な珈琲店のお話。 占星術がストーリーに大きく関わっていて、興味深かったです。

ちょっと気になっていた小説。 １巻目がたまたま貸出になっていなかったので 読んでみました。 なるほど！ 最初に描かれた美味しそうな メニューイラストがあって それに惹かれた作者が物語をつけたのですね。 それはなかなか幸せなコラボだなぁ。 ４つの物語がゆるくつながる連作短編。 どの登場人物もちょっと悩みがあって ちょっとお疲れ気味の日々。 そんなとき、突然目の前に開店する珈琲店。 猫の姿をして、惑星の名を名乗る店員が 注文を受けずにデザートやドリンクを提供。 さらに「星詠み」で運勢まで教えてくれる。 あくまで「助言」にすぎないけど 背中は押されるね。

星詠みについてはそんなに興味深くはありませんでしたので、思ったより詳細に書かれている部分に関してはサラーっと読み飛ばす感じになってしまいましたが、ストーリーがとても上手に繫がっていて最後は「そういうことだったのね」とスッキリほっこりしたキモチになりました。 あとがきに表紙のイラストレーターさんとの出会いについて書かれており、そちらも素敵なエピソードでした。

「珈琲店」で「星詠み」ってなんか気になる…。と思い購入しました。ただ悩み聞いてアドバイスではなく、占星術から登場人物の悩みに照らし合わせていくお話で、物語だけでなく占星術ってこんな感じっていう知識も得られて面白かったです。イラストから着想を得た物語だそうで、イラストがとても綺麗でいつまでも眺めていられました。読み終わった後のほっこりした余韻もよかったです。

ブクログのユーザーさんの本棚を覗いていたら、素敵な背景の本があったので読みたい登録。 なぜ読む前から感想を書いているのかというと。 これを読む気は、登録してるけれどあまりない。ただ……前に回したガチャガチャのキーホルダーが、満月珈琲店のものだったことを思い出したからです(*'▽'*)満月珈琲店ってどういう意味なんだろって思ってたら、この本のグッズだったのかな？

満月珈琲店は惑星を司る猫たちが働くお店。 いつどこにお店が現れるのかは決まっていない。 猫たちは星の動きを読む占星術を用いて悩めるお客様を導いてくれたり、星や惑星をモチーフにした素敵なスイーツやドリンクを出してくれたり。このお店を出る頃には心が軽くなっている。 とっても素敵な連作短編のお話でしたー。 心がじんわり暖まるラストがほんとによかったなぁ(*´ω`*) 私も満月珈琲店行ってみたい。 桜田千尋さんの描くスイーツのイラストが本当に素敵だから沢山の人に見て欲しいって思いました°・*:.。.☆