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たぶんねこ(新潮文庫)
たぶんねこ(新潮文庫)
畠中恵/新潮社
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総合評価

53件)
3.9
9
25
10
2
0
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    この本を読んでいたら、家族が「『たぶんねこ』って。確信がもてない猫って、どんなよ?」って笑ってた。 (家族は「しゃばけ」シリーズを読んだことがない) 良いタイトルだなあと思った。 このシリーズは面白いなあ。 登場人物たちが皆、妖さえも息づいていてる。

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    しゃばけシリーズ第12弾 今日も仁吉と佐助の(ちょっとズレた)心配をよそに、若旦那の元にはいろいろな困りごとが舞い込んでくる。 銭稼ぎの競争にお見合い、栄吉の後輩のやりたい本題。さらに化けぎつね達の騒動にも巻き込まれ、仁吉が記憶喪失になってしまったり。 しかし、厄介事に対してもあやかし達と力を合わせ、親身になって考える若旦那の落とし所はいつも優しい。 特に「たぶんねこ」での自分の存在意義のなさを嘆く幽霊に対して周囲は成仏を勧めるが、若旦那の提案はどこまでも幽霊に寄り添っていてぐっとくる。 今後、幽霊の活躍もみられるといいなぁ。

    77
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しゃばけシリーズは大好きだけど、びっくりするほど不愉快な登場人物が多い巻だった……。 「こいさがし」「くたびれ砂糖」の於こんや梅五郎の自分勝手さはなんだか現代に通ずるものを感じた。 また「みどりのたま」では記憶喪失になったとしても、齢千年を超える妖が自分が何者かすら忘れるのか?と疑問に思った。散々心配かけて記憶を取り戻すきっかけがおぎん様かと思うとそりゃ佐助も殴るわ。 むしろ殴ってくれてありがとう、佐助。 一番好きなのは表題の「たぶんねこ」 似たような感情を持ったことがあるので思わず涙してしまった。 きっと月丸も何か特別な理由があって、どこにも辿り着けなかったわけではなくそういう縁だっただけだとしてもやはりさみしいだろうなと思う。 そのままの自分でいてもいい場所を見つけるのは容易いことではない。

    0
    投稿日: 2025.08.01
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    シリーズ12弾。 今回も面白く読ませていただきました。 お金を稼ぐ大変さ、後輩に教える大変さは昔も今も同じですね。 お見合いもバタバタなりましたが収まるところに収まる。 仁吉が記憶喪失になるのは意外でした。 最後の話は幽霊より人間が怖いと思いました。

    19
    投稿日: 2024.09.30
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    いつもより、少し頼り甲斐のある若旦那。 病弱だけど、度胸があって、懐が深い若旦那の活躍が見れてほっこりした。

    1
    投稿日: 2024.03.09
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    若だんな、生まれて初めて働く。 ■跡取り三人…江戸橋煙管問屋小一郎、日本橋塗物問屋幸七、若だんな三人が、両国の大貞親分宅に居候しながら金稼ぎ競い。兄やたち、親分に貸しを作る ■こいさがし…ねねこ、大貞親分の片腕富松が持ち込んだ縁談に巻き込まれる。おこんさん、行儀見習いのため長崎屋に来る ■くたびれ砂糖…安野屋栄吉を悩ます小僧、無礼者平太、威張りん坊梅五郎、愛想なし文助 ■みどりのたま…仁吉、神の庭のおぎんに会う。妖狐古松、青毛 ■たぶんねこ…神の庭から江戸へ戻りたい幽霊月丸、見越入道に連れられてやってくる。

    0
    投稿日: 2023.10.06
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    跡取り三人、こいさがし、くたびれ砂糖、みどりのたま、たぶんねこ。にぎやかな両国の町を仕切る親分さんのもとに住み込んで仕事探し、見合いと恋話にまきこまれ、栄吉の修行先の菓子屋の薬騒ぎ、仁吉と神の庭、中途半端な幽霊。 自分一人の力でお金を稼ぐ、お見合いの手番など、成長した若だんなの姿。

    2
    投稿日: 2022.11.06
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    しゃばけシリーズ12弾らしい。短編五作品。題名が意味不明だったので買ってみた。 読み始めて、最初から順番に読めばよかったと残念な気持ちになる。どうやら若旦那は少しずつ成長しているが、妖と住んでいるようだ。妖はユニークで何某かのトラブルを持ち込んでくる。ストーリーは面白い。 跡取り三人: 長崎屋の若だんな一太郎、武蔵屋の跡取り幸七、松田屋の跡取り小一郎が親分大貞の発案で、一番甲斐性があるのはだれかを試すことになる。三人は自力で金を稼ぐことで競争するが、どうなることや。 こいさがし:若旦那に見合いの依頼が来る。知人の娘おこんは、行儀見習いに来る。禰禰子からも縁談の相談があり、若旦那は2件の縁談相談に引き込まれる。さて、おこんの行く末はいかに。 くたびれ砂糖:三春屋の栄吉と後輩の平太が若だんなのところにやってくる。平太は対人に難がある。三春屋に帰った栄吉に妖がついていく。そこで事件が、これはミステリーか? みどりのたま:隅田川から上がった男は自分が何者かわからない。男が自分探しをするストーリー。 たぶんねこ:幽霊の月丸と若だんなは、吸い込まれた巾着の中の江戸の街の夜を歩く。ちょっとファンタジーっぽい。 全体的になんだかぼんやりとした感じを受けた。やはり最初に読む本ではなかった。

    4
    投稿日: 2022.07.13
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    安定の面白さ。 若だんなが最初の頃より自信をもって行動するようになってきて、体力以外はかなり頼り甲斐のあるまさに若だんなって感じになってきた。 まさか妖の仁吉が頭を打ったくらいで記憶を無くすとは。これもまた愛嬌でしょうか。

    0
    投稿日: 2022.05.04
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    しゃばけシリーズは 新しい人や妖の何気ない話が次の人と妖との縁に繋がっていくのが面白くて好き 仁吉がたまには失敗するのも良し

    0
    投稿日: 2022.04.21
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    やっぱり若だんなは若だんな(笑)今回は最初の頃のような…謎解きが楽しかったです♪ では…メモ程度に。 ・序 ・跡取り三人 通町周辺の商人の跡取り息子たち。職探しの勝負へ!さて、いちばんの稼ぎ頭は誰? ・こいさがし 若だんなが仲人?お見合いの2組はどうなるか? ・くたびれ砂糖 若だんなの親友・栄吉登場! 栄吉の修行先の小僧3人(汗)なんとも・・・ ・みどりのたま 記憶喪失の男の目線から進む。斬新!いったいこの男は何者でなぜ記憶喪失になったのか? ・たぶんねこ 行き場を探す幽霊・月丸さん。月丸さんの居場所が見つかりますように… ・終 ・解説---池上冬樹さん

    0
    投稿日: 2022.04.18
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    知人に勧められて読みました。兄やは頼もしく、鳴家は可愛い、そんな妖達に囲まれている若だんなが羨ましい。新しい世界観に触れることができました。時代背景への興味と共に、楽しく読み進められた1冊です。

    2
    投稿日: 2022.01.02
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    今作は若だんなの成長が見られる巻だった。どんどん逞しくなってゆく若だんな。同じように身体も逞しくなれば…とは活字の外の者の感想。

    1
    投稿日: 2021.05.09
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    若旦那が2人の近所の若旦那と仕事を取って一番稼ぐのは誰だという親分の勝負に挑んだ巻が最初。 これも結構面白い。若旦那は力仕事ができないので、頭で考え、道の茶屋からお団子を買って芝居小屋で売るということを考えた。うまいね。 それ以外でも意外と知恵を持って色々解決するところなんぞはいい展開。それとほのぼの。

    1
    投稿日: 2021.01.12
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    シリーズ第12弾は、めずらしく元気な日々が続く若旦那が兄や達と半年間5箇条を守ること約束したのだが、まさにその5箇条に関するトラブル?が次々と起こるという、その5箇条トラブルそれぞれの問題が5短編となっており、なかなか面白い展開でした! いつも通りの若旦那と妖たちとの大奮闘がたまらなく面白い仕上がりでした!

    1
    投稿日: 2019.06.15
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    最初の一篇「跡取り三人」がとても面白かった!シリーズを通して読んでいるからこそのオールスターズの大活躍と、新登場たちのがんばり!! すかっと気分が晴れます。 他のお話にも、いつもの顔なじみの、ほっこりする場面も知ることができて、なんとも読んで得した気分に浸れるのも秀逸! 共にいてくれることへの感謝と、明るい明日への笑顔のために知恵を絞って勇気を出して歩む江戸町奇譚(≧▽≦)いいですよ!

    1
    投稿日: 2019.01.12
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    今回は縁組みの話が多かったなー。 14歳で結婚、母になる覚悟やら掃除、裁縫、料理が必須の花嫁修行だとか、江戸時代の文化を感じる。 でも相変わらず一太郎の色恋については進まない(笑)

    1
    投稿日: 2018.11.25
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    プロローグの5つの宿題をなぞっていくシリーズ。若旦那があんまり活躍しないお話もありますが、仁吉が活躍してくれたりします。 若旦那が商売をしちゃう?っていう長崎屋の離れを飛び出して活躍してくれるので少し新鮮ですが、病弱な若旦那が果たして盛り場なんかに出ちゃっておまけに商売だなんて、大丈夫なのか兄やじゃなくても心配ですw たぶんねこでも、やっぱりお店から離れたところにぽつんと置いて行かれて怖い人におっかけられたりして、歩いたりしたら死ぬんじゃないの若旦那!と心配になるので、兄やたちに毒されていると思いましたw

    1
    投稿日: 2018.06.21
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    変わらぬ安定感。 このシリーズ。いつまでたっても成長しない若旦那や変わらぬ環境に疑問を感じ、もう読むのをやめようかと思った時期もありました。 ああ、でも、やめなくて良かった。 今では、精神的にちょっと疲れる本を読んだ後、このシリーズを欲するようになりました。 つまり、これが人気の秘密だったのか? 『そこにいてくれる』安心感。ようやく私も、しゃばけに入れたのかも知れません。

    1
    投稿日: 2018.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    毎年、夏になるとこのシリーズの新作を読むのを楽しみにしていました。 2013年に子供が産まれてから、しばらく読書とは遠ざかっていたので、気がついたらしゃばけシリーズはだいぶ進んでいました。 数年ぶりに読んでみると、私の環境や心境が変わったせいか、また別の面白さがあります。 「たぶんねこ」可愛い題名ですが、内容はなかなか深くて面白かったです。

    1
    投稿日: 2017.10.18
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    なんとなく佐助の方が雑っぽい印象があるものの、意外と仁吉のほうが粗忽者なのでは…?と思いました。若旦那もなんとなく健康になってきてる…ことはありませんでしたね(笑)相変わらずの巻き込まれ体質で、いつも通り、賑やかで非日常な日常でした。

    0
    投稿日: 2017.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しゃばけシリーズ第十二弾、いろんな事が起きるけど、頼りになる兄やと可愛い妖たちと今回も事件を解決していく。そしてどんな時も優しい若だんな、そんな若だんなだから、妖たちも変わらず集まってくる。

    0
    投稿日: 2017.06.07
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     気軽さと読みやすさと安定感と、若だんな&鳴家の可愛さで、このシリーズを読んでるなぁという気がしてきている昨今。隙間時間に読むのにすごく良いんですよね……。  若だんなが商売に張り切る「跡取り三人」は、達成感を得て楽しそうな、いつもとは違う若だんなが見られて、何だか嬉しくなりました。

    0
    投稿日: 2017.04.08
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    病弱な若旦那と、彼を守る妖怪たちのシリーズ12弾。 短編連作。 今回は、働いたことがない若旦那を含めた、大店の跡取り息子たちが盛り場での稼ぎを競うことになったり、お見合い騒動が起きたり、仁吉が記憶喪失になったりする。 相変わらずのドタバタ妖怪騒動が面白い。

    0
    投稿日: 2016.12.08
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    若旦那、立派になってきた。病弱なのは仕方ないが、頭が切れて責任感がある。 稼ぎ較べ、お見合い同行、幽霊を助け…あの人ざ記憶喪失に。 ねねこ河童もまた登場。

    0
    投稿日: 2016.11.15
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    商家の跡取り3人のあきんど能力を見定めるー跡取り三人 こじれた三つの見合い話はまとまるか?ーこいさがし 幼馴染栄吉の奉公先の困った新入りたちーくたびれ砂糖 記憶を失った男はーみどりのたま ゆうれいの仕事探しーたぶんねこ どれもほほえましく若旦那は相変わらず虚弱だが優しく賢く兄やたちは過保護で妖たちは無邪気。 すてきなあやかしワールドでほっこりできますね。 疲れた時に最適な一冊。

    0
    投稿日: 2016.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次のような前フリから始まる第12作目。 若旦那が仕事をやってみたり、 栄吉がお店の若い者の面倒見る立場になったりと、 物語の中でも微妙に時間が経過しているのを感じる巻。 妖だけでなく幽霊も登場。 準レギュラーになれるかどうか。

    0
    投稿日: 2016.08.06
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    江戸時代を舞台に、妖(あやかし)たちが活躍するファンタジー小説、『しゃばけ』シリーズ。 そのシリーズが始まってから、はや15年。 発行部数は700万部を超えたということで、大きな存在になっているのだなあと、改めて感じました。 その第12弾が文庫化されていたので、読んでみました。 主人公は江戸の廻船問屋兼薬種問屋「長崎屋」の、若だんな。 祖母が大妖である若だんなのまわりには、妖たちがたくさん、集まっています。 そして若だんなにはなぜか、困り事やトラブルも、集まってしまいます。 体が弱い若だんなは、お守役の兄いや(の姿をした妖)たちに、「面倒に巻き込まれないように注意して、体をしっかり休めるように」と注意されます。 しかし「やめろ」と言われたことが起こるのが、物語の世界。 生まれた時からお金に困らない生活を続けてきた若だんなが、一文無しの状態で、自らの才覚だけでお金を稼がなければならなくなったりと、今回も大小さまざまな騒動がふりかかります。 エピソードの楽しさと謎解きの展開に、またまた魅了されてしまいました。 年一作のペースで文庫版が発表されている、『しゃばけ』シリーズ。 自分の中ではすっかり、このシリーズを読むことが”年中行事”になっています。 この後の作品も発表されているようなので、来年の文庫化も、楽しみに待ちたいと思います。 『ひなこまち しゃばけシリーズ11』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461317    .

    0
    投稿日: 2016.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2016/5/12 安定の。 仁吉の記憶喪失は新鮮でよかったな。 佐助は仁吉にあんな風に思ってるんだ。とか。 ムカつく新入りの話はそれはそれはムカついた。 月丸さんはま今後も出てくるかな。 楽しみ。

    0
    投稿日: 2016.05.13
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    若だんなが仕事を探して職に就くことに?! 久々に登場した若だんなの親友、栄吉に後輩ができて、、 仁吉が記憶喪失に? うーん。面白くてとまらない。

    0
    投稿日: 2016.04.28
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    相変わらず、ホッコリ。 こんなトラブルなら巻き込まれてもいいかな?と思ってしまう。しかも、あんな妖たちに囲まれて暮らしてみたい。

    0
    投稿日: 2016.03.24
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     ”えどさがし”が面白かったので、 また 畠中氏の本を買った。 またまた 面白かった。 しゃばけシリーズも十二弾だそうです。 何故か面白い。

    0
    投稿日: 2016.02.26
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    今回も楽しく読んだのだけど、安定した展開が良いのか、毎度斬新な展開が良いのか。新刊を読むたびに、すこーしずつ引っかかる物足りなさに頭を抱えてます。が、今回で長編時のような新しい刺激やミステリー感がある内容がもっと読みたい気が個人的にはしてきました。 五つの短編の中では、病弱でも一生懸命働こう、みんなの役に立とうと頑張る若だんなの姿が見える「跡取り三人」と栄吉との友情が見える「くたびれ砂糖」が良かったです。他3編のいつも通りの中のどこか若だんなの抱える不安や悩みを滲み出したかのような展開に、ほっこりしつつも切ない気持ちがちょっと残りました。

    1
    投稿日: 2016.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「たぶんねこ」が発刊されてから、かなり月日が経ってしまいました。購入したのはだいぶ以前なのですが。 やっと読了。やっぱり若だんないいわぁ。 元々ちょっと謎解き探偵っぽかった若だんな、その頃の味わいがあった「跡取り三人」。やはり機転がきくのは商売人向きですよね。 でも今作では「みどりのたま」ですね~。仁吉はやっぱり「おぎん様」なのですね。こちらの頬が赤くなるくらい、可愛らしい仁吉の姿が目に浮かびました。若だんなでは戻らなかった記憶が、やっぱりね。これは本当に素敵な話でした。

    1
    投稿日: 2016.01.26
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    今回は登場人物を通して己の居場所や己がどうあるべきかというようなテーマが描かれている気がする。 だんだん若だんなや栄吉が大人として成長していくのがまるで我が子のことのように嬉しくなった。

    0
    投稿日: 2016.01.25
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    さて、今年もひと時、しゃばけの世界へ。 表題に「ねこ」が入っているのは、「ねこのばば」に続いて2回目。 広徳寺が出てくるとこは共通だけど、あの頃よりも、やや軽めで、妖のいる世界で遊ぶ感覚が強くなってるかも。 それでも、その世界の空気を吸うのはとても楽しい。 この世界がなくなってしまったら、さみしくて、必死に探すかな。 明治の世になっても、兄や達が若旦那の魂を探したように。

    1
    投稿日: 2016.01.22
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    また賑やかな妖達に会えて嬉しい。 どんな相手でも優しく答える若旦那、すごいな~。 甘いもの苦手だけど、このシリーズ読むと団子とか大福とかが美味しそうで食べたくなる。

    1
    投稿日: 2016.01.12
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    この妖が沢山登場するこのシリーズを初めて読んだが、結構面白かった。機会があったら是非、他の作品も読んでみたい。

    4
    投稿日: 2016.01.12
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    今回は短編集。「こいさがし」「くたびれ砂糖」には,いやな性格の登場人物が現れイライラさせられる。「みどりのたま」の古松がなぜこれほど妖狐に支えられているのか背景を知りたいと思う。

    1
    投稿日: 2016.01.04
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    体の弱い若旦那がしばらく寝込まなかった! 兄やたちはこのまま元気になれば、と張り切るが、やはり若旦那の周りには騒ぎや事件が押し寄せて……。 「しゃばけ」シリーズ、第12弾。 2015年12月18日読了。 今回は若旦那が寝込んでいる場面が少ない、という珍しいパターンでした。 その分、外に出ているので、妖たちの出番が少なくて、ちょっと寂しかったかな? でも、ほのぼの路線は相変わらずで、楽しめました。

    0
    投稿日: 2015.12.21
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201512/article_6.html

    0
    投稿日: 2015.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

     しゃばけシリーズ第12作。病弱とはいえ、長崎屋の後取りである一太郎。そんな一太郎が、何と二月も病に罹らなかった。これは奇蹟か? というオープニングだったが…。  「跡取り三人」。そのまんまです。一太郎を含む大店の跡取り三人が、両国を仕切る親分に預けられ、商売の稼ぎを競うことになった。心配をよそに、自ら稼ぐ喜びを知る一太郎。謎解きそのものより、徹底した保護が一太郎のためなのかどうか、考えさせられる。  「こいさがし」。長崎屋に、わがまま娘の於こんが嫁入修行で預けられた。一方、一太郎は縁談をまとめてくれと依頼されていた。その現場に於こんが同行し…。ええと、お江戸を舞台にしたラブコメとだけ言っておきましょう。於こんは嫁入できるのだろうか…。  「くたびれ砂糖」。栄吉の修行先・安野屋にやってきた、三人の丁稚。揃いも揃って問題児だった。真相はそんなもんかと思ったら、本当にそんなもんだった…。いくら子供でも、御咎めなしでいいのか、これ? 平太は、よく長崎屋から生きて帰れたもんだ…。  異例の展開を見せる「みどりのたま」。記憶を失ったらしい語り部の男の正体は、ファンならばすぐわかる。そこに、掏摸が絡んだり、世話の焼ける爺さん(妖)が絡んだり…。うーん、○○ともあろう強者が、なぜ回避できなかったのか、解せない。  表題作「たぶんねこ」。多分、猫??? 「妖」が第二の主役とも言えるシリーズに、珍しい「幽霊」が登場。過去にも出たっけ。それはともかく、何だこの世話の焼ける幽霊はっ! 成仏したいのかこの世に残りたいのかよくわからん。とりあえずあそこに押しつけるのか…。  本作の注目点としては、あまり登場しない一太郎の母が、鍵を握っていることだろう。一太郎の母ということは、つまり…ファンには言うまでもないだろう。母として、一太郎の将来をどう考えているのだろう。そういえば、長崎屋の主人である父・藤兵衛は、登場しなかった。  それを除けば、今回も安定期的な内容だったかな。熱心のファンの方すみません。毎回、これはこれで楽しいのだけれど、読んでいて純粋に楽しめないし、どこか醒めた自分がいる。いつまでも、このままでいいのか一太郎? と思ってしまう。次も読むだろうけど。

    0
    投稿日: 2015.12.16
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    今回は若だんなが自らお金を稼ぐという新たなチャレンジや、栄吉の菓子屋をやっていくことに対する真剣な気持ちを再認識させられたりといろいろな一面が見れました。 そして「たぶんねこ」どんな意味があるんだろうと思いきや多分ねこって・・・面白すぎます。

    2
    投稿日: 2015.12.16
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    若だんなと一緒に長崎屋にいると妖も幽霊もいて当たり前な気分になる。皆と一緒に美味しいお饅頭を食べながら縁側でのんびりとしてみたいなぁ

    0
    投稿日: 2015.12.15
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    シリーズ第12弾。「跡取り三人」「こいさがし」「くたびれ砂糖」「みどりのたま」「たぶんねこ」の5編。今回の若だんなは仕事探して働いたり、仲人してみたり、なかなか頑張りました。おもしろかったです。

    0
    投稿日: 2015.12.14
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    シリーズ12作目 短編5編 一太郎もそれなりに世間に認められてきたような感じもあるが、まだまだ病弱はかわらず。栄吉の菓子作りもほんの少しましになったようだけれど、まだまだ修行がたりないよう。 この世界の時はゆったりと流れているらしい。 妖し達もこの空気を目一杯楽しんでいるようだ。 しゃばけの時間はこれからどの様に進んで行くのだろうか?

    1
    投稿日: 2015.12.12
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    待望の、シリーズ第12弾! 夢の中で会える愛しい人…みたいな作品。 抱えて布団に入ります(笑) 『跡取り三人』 店主の器って言うのは本当にそれぞれですね。 『こいさがし』 今時ギャルみたいな於こんちゃん。 ベテラン女子社員が手を焼く、新入社員OLみたい! 『くたびれ砂糖』 こちらは、今時バイトくん? というか、栄吉も…ということは若だんなも、もう“若いもん”に手を焼く年齢になったということですよね? 『みどりのたま』 こういう、ちょっと迂闊なところにも萌えるな~仁吉さん。 『たぶんねこ』 全編通してですけれど、若だんなの優しさは計り知れないなあ、と思います。

    1
    投稿日: 2015.12.11
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    若だんなにほっこり、わくわくするお話でした。 前作は読みにくかったのですが、今回はすんなりと読み進めるのが楽しかったです。 池波正太郎先生のように、細かい料理の描写はないのに、しゃばけシリーズで出てくる料理にお菓子はいつも美味しそう。 小鬼や他の妖たちが、我先にと取り合いをしてるからかな。 同じように仁吉さんの作る薬湯は、本当に不味そう(笑)

    1
    投稿日: 2015.12.10
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    今回もいろいろなことに精を出して巻き込まれる若だんな。 自分の弱さを知っているから、皆にやさしくできる。 妖にも、狐にも、幽霊にも。 みんなの事を必死に考えてくれるから、 みんなも若だんなを守りたくなる。 その姿が、私にも力をくれます。

    2
    投稿日: 2015.12.08
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    安定のしゃばけもついにシリーズ12弾。 若旦那は相変わらずの病弱で,おまけにいろんなことに巻き込まれて休む暇もなく。。新展開とかはなく,少々物足りなさも感じるけど,最近登場した禰々子や場久もちょいと登場。 そろそろまた長編が出てほしいところ。

    0
    投稿日: 2015.12.08
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    このシリーズ、文庫が出ると購入してます。 ほっこりしますね。 ほのぼのとしたお話のなかに、それぞれ何かメッセージが込められているという感じがして、考えさせられることも。 安心して読めます。

    1
    投稿日: 2015.12.08
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    しゃばけシリーズ第12弾 今回もほっこり面白かった。 身体の弱い若だんなが、働いてる姿がちょっとかっこ良かったなぁ。少しだけだったけどね。 かっこいい河童のねねこも出てきて嬉しかったし、若だんなOnlyな2人の甘々兄やも微笑ましい。鳴家もたまらなく可愛かった。 安定して楽しめるシリーズ。

    1
    投稿日: 2015.12.05
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    しゃばけシリーズ。 今回も内容が充実しており安心して読める。 相変わらず若だんなが第一の仁吉と佐助が素敵だし心優しい若だんなも素敵だ。

    1
    投稿日: 2015.12.04