
総合評価
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powered by ブクログこのシリーズがこんなに続いてて人気なのがよくわかる。 読み終わるやまた若だんなや妖に会いたくなる。 今回は最後にほろりとさせられました。 普段アニメは一切見ないけど、ちょっと見てみたくなってます。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログオーディブルにて。 暇つぶしにちょうどいい内容と、夢中になりすぎない面白さ。 賽の河原から一緒に逃げた子とはどこかでまた再会しそう。
1投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ身近な人の出会いと別れが詰め込まれた一冊。 『はるがいくよ』のラストが切なく美しく、きっと誰もが正しい答えなんて出せない無常があって泣いた。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ可もなく不可もなシリーズ第六弾。 相変わらず、星は3つ。安定感はあるが、期待値は低い。 本作は生きること死ぬことについて、考えさせられ、なくもない。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログついに冥土行き!?となっても落ち着き払っている若旦那はやはり肝が据わっている。火事で店が移転したり松之助に縁談が来たりと若旦那の周りにも変化があり、若旦那が精神的により大人びていく姿も感じられて面白かった。小紅との出会いと別れの物語で描かれる仁吉と佐吉の想いがほろ苦い。
0投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログしゃばけシリーズ6 表紙に番号がついてないので適当にこのシリーズ読んでいましたが、やっぱり順番に読んだほうが良さそうです。
3投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログこのシリーズの展開に少し飽きてきてしまって、読むのに時間がかかるようになってきた。でも最後の『はるがいくよ』は物悲しい雰囲気がずっと漂っていて、胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちがした。大切な人といつか別れるとわかってはいても、つらく切なく、なんとかもっと一緒にいられないかともがいてしまう気持ち。それは若だんなだけではなく、佐助も仁吉も抱いている思いだったというのが切ない。妖だからといって、大切な人を失うことに痛みを感じないわけではない、残される者もまたつらいのだということが胸に響いた。
0投稿日: 2024.01.11
powered by ブクログ■鬼と小鬼…火事の煙を吸って三途の川へ行った若だんな、冬吉と会う ■ちんぷんかん…上野広徳寺寛朝の弟子となった秋英の初仕事 ■男ぶり…おたえと藤吉のなれそめ、老舗煙管屋次男坊の辰二郎 ■今昔…貧乏神金次が本気だした、陰陽師式神。お雛が薄化粧になる。兄松之助の縁談が決まる ■はるがいくよ…兄がいなくなり、小紅もいなくなる。
0投稿日: 2023.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いつもはホッとしたり、心温まったりする展開が、今回初めて涙が出てしまった。 妖の時の長さと、人の短さ。だから佐助と仁吉もあれほどまでに若だんなを守ろうと必死になり、甘くなるのだと、納得がいく。 三途の川で、佐助や仁吉に頼れぬが、それでも妖を浮世に戻したい若だんな。前作、箱根の湯治旅のおかげか、兄や不在の若だんなが少し頼もしく感じられた。 そして、若だんなの三途の川で出会った子ども達への対応や、小紅にしろ、本当に情の深いこと。 相変わらず、脳内配役は 若だんな:ラウールさん 仁吉:岩本照さん 佐助:宮舘涼太さん 松之助:目黒蓮さん 三春屋の栄吉:向井康二さん 屏風のぞき:渡辺翔太さんときて 秋英さんは阿部亮平さんになりました。 SnowManの残り二人もきっとピッタリな役どころがあるに違いないと、残りの作品もますます楽しみです←←←
1投稿日: 2023.08.17
powered by ブクログ約1年ぶりに読んだ本シリーズ。 前回までの内容もボヤッとしか覚えておらず、読み進められるか不安だったが、さらさらと読むことができた。 特に「はるがいくよ」では、若旦那と小紅の儚い別れに涙しそうになった。
0投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログシリーズも6作目。 短めにさらりと読める内容ではあるが、「うそうそ」がとても良かったので、少し物足りない。
0投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログ★3.5 やっぱり…ホッとしますね〜。若だんな。 江戸通町一帯が火事に見舞われる。長崎屋も被害に。 ・鬼と小鬼 若だんなが冥土行き? が、タイトルにある小鬼こと鳴家も着いてきた。 鳴家を元の世に戻すため若だんなが戦います! ・ちんぷんかん ここでは目線は広徳寺の僧・秋英。 成長する秋英が見れます。 ・男ぶり 若だんなの母・おたえの若き日の恋物語。 父・藤兵衛との馴れ初めも❤︎ ・今昔 若だんなの兄・松之助に縁談が。 縁談の決着版です。 ・はるがいくよ 離れの庭先に植えられた桜の木。 寂しい若だんなの心と合わさり、不思議な出来事が。 感動の物語り。
3投稿日: 2021.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
五つの話からなる短編集。 長崎屋が大火事に巻き込まれるところから物語は始まる。煙を吸った若だんなは意識を失ってしまい……三途の川の畔で目を覚ます。なぜか鳴家たちが付いてきていて、若だんなは妖たちを長崎屋へ帰そうと決意する。若だんなたちは無事、長崎屋へ戻ることができるのか……?! 大火の後、焼け落ちた町の復興と共に物語は進む。個人的に『はるがいくよ』が心に残った。桜の花びらの一生を短いと感じた若だんなが、自分の一生もまた、妖たちにしてみれば短いのだと、気づいたところで物語は終わる。 「去って行かねばならない者は、悲しくて哀れかもしれないけれど……残される者もまた、辛い思いを持てあますことになるんだね」
2投稿日: 2021.10.19
powered by ブクログ最後の小紅のお話はとてもぐっときました。 6作目ともなると読者の私もキャラクターへの愛情は深くなっていて、このお話を読んだ後は若だんなと一緒に涙ぐんでしまいました。 人間と妖の時間の長さを桜の花と合わせて表現しているのがとても素敵でより儚さを感じました。
1投稿日: 2021.08.26
powered by ブクログ今回は出会いと別れがテーマになった小編が中心の巻でした。 寝込んでばかりの若旦那も、いろんな経験をしてだんだんと成長している感じがします。
1投稿日: 2020.12.03
powered by ブクログはるがいくよ 切ないお話でした。誰でもいつか、大切な人を見送るんですね。自分も見送られる時が来るのが世の常。見送るばかりでは辛いです。 人ではないとは言え、きっと。
1投稿日: 2020.11.17
powered by ブクログ安定の面白さ。今回も、妖が関わる、若旦那が巻き込まれる様々なトラブルとその解決のストーリー。これまでのシリーズに流れる、「滑稽なんだけどホロリとする」仕掛けが満載で裏切らない。テッパンの小説。
1投稿日: 2020.11.11
powered by ブクログ「しゃばけ」シリーズの中で一番好きなシリーズです。 まだ6つ目なのでこの先もっと好きになるシリーズが出てくるかもしれませんが… 特に 桜の妖の小紅ちゃんが長崎屋の中庭で生まれて風のように散っていなくなってしまうまでの短い時間のお話 「はるがいくよ」は切なくて、はかない感じが大好きです。 柴田ゆうさんのさし絵の鳴家の可愛いこと。 小紅ちゃんを守ろうとする若だんながちょっと男らしく見えた気がしました。 他のお話もどれも面白くて次が楽しみです。
7投稿日: 2020.08.03
powered by ブクログhttp://denki.txt-nifty.com/mitamond/2008/04/post_e206.html
0投稿日: 2020.06.13
powered by ブクログ人間と妖との交わりで、人の命の儚さと、そのためにいかに生きるかを考えさせる話がいっぱい詰まっている。 だんだん妖怪どもとの話の中で人がいかに生きて行くかをしっかり読者に考えさせる話だ。
1投稿日: 2020.03.02
powered by ブクログこのシリーズは優しくて後味がよいのが好きなのですが、今回は読み終わって切ないと感じたものが多かったです。死と向かい合うものが多かったせいでしょうか。最後の「はるがいくよ」は特に切なかったです。松之介の件もちょっと寂しい気持ちです。各話の扉にある絵が相変わらず可愛らしく、いつものように読み終わって見直していましたが、「はるがいくよ」の絵で泣きそうになりました。一枚の花びらにそっと両手を差し出す鳴家の後ろ姿。それを見守る若だんな。
1投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログシリーズ第六弾の本作。短編5編の内容でしたが、主人公の若旦那一太郎が大火事の煙にのまれ三途の川までたどり着くという奇想天外な話から母のラブストーリー、兄の縁談、桜に関連した話など、どれも面白かったのですが、個人的には三途の川の話が一番面白かったです! 次いで第七弾にいきます!
2投稿日: 2019.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
遂に一太郎があの世の三途の川まで行ってしまったか…と思って焦った。 でも波波の薬湯で目がさめると言うお決まり展開に安心。死んで話が終わらなくて良かった。 なんだか今回の巻は、一太郎の周りが段々と大人になって行く話だと思った。徐々に大人になって行く周りの人達。一太郎もどう成長して行くのだろうか…
0投稿日: 2019.03.23
powered by ブクログシリーズ第6弾。 江戸時代が舞台の短編連作時代小説。 日本橋での大火に巻き込まれて三途の川まで行った若旦那の話や、おっかさんの若い頃の話、兄の話など家族の話も出てくる。
1投稿日: 2019.01.13
powered by ブクログ三途の川で立ち往生するお話が、面白さと切なさのマーブルで刺激してくるので、笑いたいのに泣けるし、泣きたいのに笑ってしまう。 別のお話でも、屏風のぞきの若だんなへの口のききようが、とっても好きですわ。
1投稿日: 2018.12.05
powered by ブクログ散りばめられている言葉が宝石のようで、 現代を生きる指標にもなる。 若だんなは少し、最後の最後にまた、一つ大人になった。
1投稿日: 2018.02.11
powered by ブクログ若旦那、三途の川まで行って帰ってこれるのか? どんどん周りの人が離れていくのに自分だけがそのままで、、、そんなこんなでも、今日も明るく病気をしながら生きていく。
0投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログ松之助の縁談が話を追うごとに少しずつ進んでゆく。 印象的な話は、おたえと藤兵衛の馴れ初めについて。
0投稿日: 2017.10.01
powered by ブクログしゃばけシリーズ第6弾です。今回は短編です。 1作目からかなり驚きました。なんと若だんなが死んでしまいました。妖の袖の中にいたがために一緒に三途の川まで来てしまうという・・・。川辺には、小石を積む子供達、そしてその石を崩す鬼。鬼は決して子供達に手を上げることはなく、ただ、石を崩すだけ。 秋英が初めて妖怪を相手にした「ちんぷんかん」。和算のくだりは題名のとおり、ちんぷんかんぷんでしたが、ちょっと悔しいので後で解いてみようと思います。 「男ぶり」は若だんなの母君と父君の馴れ初め話。本当に素敵なだんなさんと一緒になったんですね。というか、やっぱりお母さんも妖見えていたんですね。 「今昔」では、ついに松之助に兄さんが結婚!そしてなんとも怪しい陰陽師が・・・。陰陽師ってまだ家系が残っているのかなと軽い気持ちでネット検索したら、これまた怪しい陰陽師のブログが出てきました・・・。 若だんなの寂しさ、仁吉と佐助の寂しさ、ラストの「はるがいくよ」は少しもやっとした気持ちにさせられました。
0投稿日: 2017.09.19
powered by ブクログ可愛らしさにくすくす。 切ない別離に、涙が溢れて。 タイトルからはちょっと想像しづらい読後感。 本を読んで泣いたのは、いつぶりだろう。
1投稿日: 2017.09.17
powered by ブクログ長崎屋の火事により賽の河原へとやって来た若だんな。そこにいる死者たる子どもたちのことを思うと切なくなる。その後の冬吉がどうなったかも、気になるところだ。「はるがいくよ」も切ない。桜の精との出会いと短すぎる別れ。それが、若だんなと兄や達との関係の縮図であるというのが深い。
0投稿日: 2017.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!?三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて―。兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。 【感想】
0投稿日: 2017.08.23
powered by ブクログ相変わらずの短編集ですが、縦軸に恋愛要素を絡めてます。 若だんなのおっかさんの若い頃の話は良かったです。祖母が大妖で~とは毎回書かれているけど、その娘であるおっかさんの話はとんと出てこないので、ああやっぱり見えるのね。と安心(?)したり、屏風のぞきや鳴家たちはこの頃からもう長崎屋にいるわけねとちょっと歴史が見えてみたり。そりゃ長崎屋が妖でうるさくても大丈夫なわけだと納得。 他にも腹違いの兄、松太郎の結婚、幼馴染の栄吉の修業、若だんなの淡い恋心など、出会いと別れが描かれてます。
0投稿日: 2017.08.06
powered by ブクログしゃばけシリーズ第6弾。 若旦那が三途の川へ行ってしまったり 父母の馴れ初め話があったり お馴染みの広徳寺の話などありましたが 1番 心に残ったのは【はるがいくよ】 桜の古木の花びらの妖。古木の妖ではなく花びら。 桜の花は散るのが早い。 それを2人の兄や達が若旦那と重ね合わせ…。 去りゆく側、見送る側、どちらも切ない。 人と妖の時間の流れは大きく違うんですよね。 若旦那の「私もいつか、皆を置いてゆくんだね」の一言がとても切なかった。
0投稿日: 2017.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ第6弾。5編の短編集。 いつもぎりぎりのところを生きている若だんな、ついに三途の川へ・・・そんな時でも、一緒に来てしまった鳴家やそこで出会った末松たちの心配をしているところが若だんならしい。根っからの善人。 ラストの『はるが行くよ』では、桜の花びらの妖・小紅との出会いと別れから、若だんなと仁吉・佐助たち妖とのいつか来る別れを感じさせるものだった。
0投稿日: 2017.03.26
powered by ブクログ人の一生は儚いものだと感じました。 誰もが死にたくない、ずっと誰かといたいという気持ちで生きているが、生き続けるという選択肢も選びたくない。 なんて贅沢だろうと思いましたが、何も心配なく健康に過ごせているのが幸せなんだなと、考えさせられました( .. ) 今回も相変わらず、緊迫感のあるストーリーで楽しめました
0投稿日: 2017.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「鬼と小鬼」は伊邪那岐・伊邪那美で卒論を書いた私には面白かったです。漫画なんかでよくある話ではあるけれど、若だんなののんびり加減ややなりの可愛さがたまりません。オチは結局いつもの苦い薬みたいだけど(笑)。 涙目の兄や達にこちらもじんと来ました。若だんながあんまり焦らず石積んでいる内に、兄やたちは心配で大変な日々を送っていたんだろうな、と。 「ちんぷんかん」は秋英の悩みと成長が逞しい話でした。和算の問題と答えは読み飛ばしましたが(笑)、狸と切羽詰まった問答はハラハラしました。 秋英は兄や達が人間でないことも早々に見抜いていたし、やなりもお獅子も普通に見えているし、才能を多分に秘めている気がします。是非自信をつけて再登場して欲しいです。 「まじめな牛蒡という妖!」「牛蒡はまじめでありましたか!」このやなり達の会話が可愛すぎです。最後に「牛蒡」と嬉しそうに秋英を撫でているのも、ツボにはまって笑いました。最後はやっぱりやなり達が持っていきますね。 「男ぶり」はおたえさんの前に普通に妖達が寛いでいて、ちょっとびっくりです。おたえさんと妖で謎ときしていく様子は若だんなそっくりでしたが、ちょっと若だんなの方が頭が良さそうかな。 「はるがいくよ」の全体を包む切なさが、私はちょっと苦手でしたが、傑作だと思いました。
1投稿日: 2016.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
若だんなと妖たちの不思議な冒険の日々はまだまだ続く。 しゃばけシリーズ第六弾は、おなじみの短編集。長編『うそうそ』を経て、また少し成長する若だんな。愉快な仲間たちの様々な気持ちも知り、ますます広がるしゃばけの世界。 「鬼と小鬼」若だんな、とうとう三途の川へ。なんとか生き返れたけれど。火事の多い江戸の町で、長崎屋も火事にあう。三途の川を見るって結構ピンチだと思うけど、いつも通り焦らない若だんなになんだかほっとした。 「ちんぷんかん」広徳寺の寛朝様の弟子・秋英の話。縁談の相談かと思いきや、本の中に連れ込まれてしまう。ぼやきつつも、寛朝の思う通りに妖の面倒事を片付ける秋英。寛朝様は食えないお人である。 「男ぶり」母・おたえの恋愛話。普段息子に甘々の父母だけど、少なくとも父・藤兵衛の方は昔から甘い人だったようで。 「今昔」松之助兄さんの縁談と、陰陽師騒動。兄さんの縁談をまとめようと、(もしくは若だんなを攻撃した陰陽師をやっつけようと)妖たちも奮闘。意外な犯人と、もうひとつの真相。 「はるがいくよ」花びらの精・小紅をどうにか留めようとする若だんなと、反対する兄やたち。はかない命を留めようとするわがままな想いは、兄やたちもよく知るもので。若だんなのした判断は。優しくも、切ない物語。
0投稿日: 2016.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2016.02.29.読了 鬼と小鬼 ちんぷんかん 男ぶり 今昔 はるがいくよ 鬼と小鬼 火事にあった若だんなが 賽の河原に行ってしまうお話。 ちんぷんかん 上野 広徳寺の寛朝様の弟子 秋英のお話。 男ぶり 若だんなのお母さん おたえさんが 何故長崎屋の奉公人と結婚したのか おたえさんの若い頃のお話を 今昔 陰陽師と松之助の縁談が絡んだお話。 久しぶりに貧乏神の金次が登場。 はるがいくよ この話がこの中では一番好き。 桜の花弁の妖 小紅ちゃんのお話。 若だんなは 桜の花と同じ寿命の小紅ちゃんの命を 長くしたいと 植木屋さんや 広徳寺の寛朝様に 相談するが それはどうしようもないという。 そんなお話。
0投稿日: 2016.02.29
powered by ブクログしゃばけシリーズ6作目。 「男ぶり」若だんなの両親の馴れ初めの話。 その他、若だんなと兄やたちの話。
0投稿日: 2016.02.24
powered by ブクログ畠中さんのしゃばけシリーズ 相変わらず面白くて、あっという間に読んでしまう。 今回の見所は、若だんなの母おたえとちちのなれそめや、若だんながついに三途の川へ!だったり、新しく小紅という妖が長崎屋に現れたり、懐かしい貧乏神金次も登場するところ。 あやかしの愛くるしさがたまらない。 また、解説では詳しくしゃばけシリーズのもととなったであろう文献も紹介されて、より江戸時代に興味が湧く内容となっていた。
0投稿日: 2016.01.23
powered by ブクログ去ってしまった桜の花びらの小紅を思って若旦那が話した言葉 「去って行かねばならない者は、悲しくて哀れかもしれないけれど… 残される者もまた、辛い思いをもてあますことになるんだね」 二度と会えなくなるのは同じであった。 相手への思いが深い程、もう姿を現さない人を探して、そこに居たはずの場所に目をやってしまうのかもしれない。 これから義母を見送るであろう私にとって、とても心に響いてしまって電車の中なのに泣きそうになりました。
0投稿日: 2015.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全体的にセンチメンタル。松之助のお見合い話にやきもきしたり、手代たちの本音に触れてしまったり、若旦那の語りに考えさせられる一冊。
0投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログ冒頭いきなり若だんなは火事に巻き込まれ三途の川へ・・! 短編5編の江戸人情話。 最後の話は若だんなの成長、兄やたちの思いがかいま見えてしんみりとした
0投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログ楽しませられたり、しんみりさせられたり。江戸の人情味がにじみ出て居ます!どんどんキャラクターが増えて行って、どんどん楽しくなって行くw
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログしゃばけシリーズも6冊目。 短編です。 なんだか若旦那がどんどん病弱になっていく気がしてハラハラします。今回とうとう三途の川まで行きますしね。 しゃばけシリーズは時間の流れが進んでいくので、好きなキャラが離れて行ってしまうのが寂しい。まさに若旦那の気持ちです。 その中で若旦那の心が強くなっていくのがジーンと来ます。 個人的に寛朝様好きなので、今作も出番あって嬉しいです。秋英頑張れ〜
0投稿日: 2014.12.24
powered by ブクログ小紅が気にかかる。次の春にまた会えると良いですね。 あと、地獄から一緒に帰ってきた子はどうしたのだろう?
0投稿日: 2014.11.29
powered by ブクログしゃばけシリーズ第六弾。 若だんなが死んじゃうかも?!って事態から始まるけど、いくら体が弱いとはいえ一応主役なので簡単には死にませんパターン(笑) 若だんなが人間として成長した一冊でした。
0投稿日: 2014.10.10
powered by ブクログしゃばけシリーズ第6弾。 若だんなはじめ、いつもの面々が活躍する安心の内容。 若だんなが三途の川に足を運んだり、 兄松之助の縁談があったりと実にバラエティに富む。 何も考えずに読めるこういった本もたまには大事。
0投稿日: 2014.09.06
powered by ブクログこのシリーズは特にそうだけれど、読み終わった後にもう一度カバー絵を見直すのが楽しみ。あぁ、このお話の絵がこれだったのかぁ、とすっきりします(笑)。相変わらず寛朝さん強し。小紅は切なかった。
0投稿日: 2014.06.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ第6弾. 若だんなが火事に巻き込まれ冥土行きしてしまったり,広徳寺の寛朝の弟子秋英が本の中に連れ込まれる,若だんなの両親の馴れ初め,松之助さんの見合い,庭に新たに植え替えられた桜の怪,桜殿が遣わした桜の花びらの精,小紅など盛りだくさんでした. 銭の川とか,和算,式神とか面白かったです. 花びらの精の話はジーンと来ました.人と花びら,妖怪の人間,限られた命をどう生きるか考えさせられるお話でした.
0投稿日: 2014.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストのお話、花びらの妖、切なかった。 若旦那が兄や二人を思う気持ち、兄や達が若旦那を思う気持ち、 全てが切なくてじーーーんとしました。 でも私の一番好きだったのは、中頃に収録されてた上野豪徳寺のお話。今の私の心にストレートにくる言葉がズラリと。思わず手帳にメモりました。
0投稿日: 2014.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「しゃばけ」の続編。「ちんぷんかん」「いっちばん」「ころころろ」3冊を一気に読了。 お馴染み大店の若だんなと、妖たちが繰り広げる謎解きファンタジー。 このシリーズは心休まる。段々、謎解きの内容がライトになってきている気がする。大半は、ご近所に住む友人たちの悩みごとを、彼らが解決していく話が多いのだが、人が死んでいくこともなくなり、平和な物語を好む私にはちょうど良い内容に近づいて来ている。 中でも、「餡子は甘いか」と「ひなのちよがみ」が好き。 「餡子は甘いか」は、珍しく若だんなの親友であり、菓子屋の跡取り息子の栄吉が主人公。栄吉は、老舗菓子屋、安野屋で修行中。しかし、相も変わらず餡を作るのが苦手。そんなとき、八助という新入りが現れる。そして、自分よりもその新人が評価されてしまう、という屈辱的なことが起こる。栄吉は、若だんなの前で悔しさを泣きながら吐露する。そのシーンが印象的。栄吉がストイックに自分の仕事に向き合う姿と、それを微笑ましく見守る親友思いの若だんなもとても素敵。 「何事に付け、やり続けることが出来ると言うのも、確かに一つの才に違いないんだ。お前さんには、その才がある。」 という、主人の言葉も心打たれる。 「ひなのちよがみ」は、紅白粉問屋のお雛が、店の売り上げを上げる為に、新たなアイデアを考えて試行錯誤をしていくのだが、白粉を売る為に、千代紙と白い紙を幾つか張り合わせて小袋にし、それに白粉を入れて販売する、という策を思いつく。更に他の店と差別化するために、月によって袋の柄を変え、女子同士の話題のネタにしようという。 自分も広告の仕事をしているので、こう言う売る為のちょっとした工夫などが物語の中に出て来ると自然と反応してしまうのだった。 男性にも負けず奮闘するお雛は、私の好きなキャラの1人でもある。 今年も100冊目指してどんどん読み進めていきます!
0投稿日: 2014.01.17
powered by ブクログ新キャラが出てきたり、兄の縁談の話が出てきたりと少し転換期を感じさせるお話が今回多かったように思う。 相変わらずほっこりする読後感がありました。
0投稿日: 2014.01.11
powered by ブクログ若旦那ーどーなっちゃうの!!と思いながら読みました。お坊さんの話は、見てないようで見てる和尚さんがステキだと思いました。
0投稿日: 2013.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ第6弾。広がりに広がるしゃばけワールド。合いも変わらず若だんなは病弱に磨きをかけ、今回は三途の川まで行ってしまうとは。。。 今作では「はるがいくよ」が好き。行ってしまう者と残される者。どちらにも生きることの無常さ、悲しさを残していく。若だんなの行動は、一見子供じみたものにも見えるが、そうして生きること・死ぬことを経験していくのだと、自分の今までを振り返ることにも繋がったので、読み終わった後なんともいえない気持ちになった。。。次回はどんな物語が出てくるのだろうか?
0投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表題作の「ちんぷんかん」がよくまとまっていて面白かった。サブキャラの話が面白いなんて畠中さんのキャラクター作成能力(?)はすごいなと思う。 「はるがいくよ」は会ったばかりの妖に情けかけまくりの若だんなにちょっと違和感を感じたけれど、最後のまとまり方が素晴らしかった。
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログ☆3.7 虚弱体質の若だんな、ついに死す!?火事の煙にやられ、気を失った若旦那が目覚めたのは三途の川のほとりだった・・・。 まーあんなに過保護にされてちゃなかなか死ねないわなー。手代の二人や妖たちに囲まれていつもの若旦那。兄の松之介に結婚話が持ちあがったり、陰陽師の式神に狙われたり、父と母のなれそめを聞いたり、怪しくも楽しげな毎日。
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログ「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!? 三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて――。兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。
0投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログやっぱり短編の方が好きだ。 最後の「はるがいくよ」が抜きん出て良かった。桜の季節に読んだら、切なさ・哀しさ倍増だっただろうと思う。 鳴家の可愛さがどんどん増していく^^ 小さいながらも一所懸命な姿が微笑ましい。
0投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログその病弱振りで江戸でも有名な大店『廻船問屋兼薬種問屋・長崎屋』の若だんな・一太郎。 今日は日本橋を焼き尽くす大火の煙に巻かれ、とうとう三途の川縁までやってきてしまった 懐には、どさくさに紛れてついてきてしまった家鳴りが数匹。 自分はまあ、ともかく。家鳴りが死ぬってのは有り得ない。どうにかこの子らだけでも現世に帰してやれないものか……。 考えつつ賽の河原で子供たちに混じって石を積む若だんな。 そのうち腹がすいて、袂に仕舞い込んであったお菓子を齧る。 まてよ? 腹がすくということは、まだ死んでない? 賽の河原に歩いて来る者があるということは、逆戻りできる道があるということ? お江戸の町を舞台に大活躍する、「しゃばけ」シリーズ第6弾。 若だんなの三途の川縁冒険譚『鬼と子鬼』に、広徳寺で妖退治の法力をもつという僧の弟子となった若き修行僧秋英の災難『ちんぷんかん』、若き日のおっかさんの恋物語『男ぶり』、兄・松之助の縁談が持ち上がるなか、長崎屋の離れに迷い込み、若だんなを殺しかけた式神をあやつる謎の陰陽師『今昔』、新たに建てられた長崎屋の庭に植えられた桜の古木の精が送った愛らしい赤子“小紅”との短い春を描く『はるがいくよ』の全5編。 時は流れ、少しずつ周りが変化していく。 季節がめぐり、桜が咲き、そして散るように、人は生まれ、育ち、老い、死んでいく。 永遠のような長い命を持つ妖怪や神にとって、人間は桜のように儚い存在。 一太郎も、いつかは彼を取り巻き、慕ってくれる妖怪たちと別れる日がくるんですね。今巻の『はるがいくよ』はそんな予感に満ちていて、本当に切ない。
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログ「妖」たちが生き生きとしててかわいい!! もう6作目なので、登場人物が安心して付き合えて、一気に読み込んじゃう。 短編集なのもいい。 解説の、『「妖怪」ではなく、「妖(あやかし)」』である本作の意味が本当によくわかるなあ。 かわいいお話でした。
0投稿日: 2013.07.25
powered by ブクログ畠中さんの作品はしゃばけシリーズしか読んでいませんが、毎度毎度思うのは「この方は本当に妖が好きなのだなぁ」という事。 だから、文字を読んでいるだけなのに妖たちが生き生きとしていて、やり取りが目の前にあるようで、しんみりしたりくすっとしたり。 本作は「別れ・出発」が主だったテーマのようですが「はるがいくよ」を最後に持ってくる小憎たらしさ。 読み終わった後、少し静寂が欲しいような。一時、間が欲しい。 人間の人生など高々80年ばかし。何と短く儚いものでしょう。
0投稿日: 2013.07.11
powered by ブクログしゃばけシリーズ6作目。 少しマンネリ化してきたかなぁ…と言うのが正直な印象。。 若旦那は相変わらず病弱で三途の川を渡りかけたり、かけなかったり。 だけど、変わらない様で少しずつ若旦那の心にも変化がちゃんとある。 周りの人が離れて行ったり、変化を目の当たりにしていると 自分だけが止まっていて変わらないんではないかと不安になったり、淋しくなったりしてしまうんだよね。 若旦那、応援しているよ〜!
0投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログ若だんなと仁吉と佐助に会いたくて久しぶりに読みましたが、今作は 「はるがいくよ」がとてもよかったです。 いまの季節にぴったりな桜の妖が出てきます。 桜が咲いているあいだに赤ん坊から麗しい大人の女性となり、美しいまま散るように去っていく。 桜の儚さをこんなふうに表現できるなんて。素敵すぎる。
0投稿日: 2013.03.28
powered by ブクログしゃばけシリーズ第6弾「ちんぷんかん」長崎屋が大火事に巻き込まれ、若だんなは気がつけば三途の川へ!?今回は兄、松之助の縁談騒ぎ、寛朝の弟子の算術対決、母おたえの恋、そして春に訪れた悲しい出逢いなどの5編。鳴家、お獅子などが賑やかに動き回り楽しませてくれます。最後の「はるがいくよ」が胸にじーんとくるいい話です。
0投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログはるがいくよが儚すぎて素敵だった。価値観が変わった。確かに、自分の寿命以上に生きたいとは思わない。蝉が可哀想だと思っていた自分が、可哀想なやつだ(`_´)ゞ
2投稿日: 2013.01.22
powered by ブクログ短編集。その中で、「はるがいくよ」だけで星5つ。 妖、人、花。 寿命の違いが切なくて、悲しくて、でも、どうしようもなくて。 ただ、はらはらと涙を流すしかありませんでした。 この一編を読むために、「しゃばけ」シリーズを読んできたような気がしました。 今までのストーリーの積み重ねがあったからこその、感動です。
0投稿日: 2013.01.22
powered by ブクログシリーズ第6作かな? 一気に読んだので、次作は間を空けようと思う程度には飽きも出てきました。 周囲には多少の変化あるけど一太郎はずっと悩んでるだけで目に見える変化がないからなーー。 変化が寂しいと嘆く若だんなと 安楽椅子探偵さながらの活躍をする若だんなが同一人物と思えない。 長崎屋、燃える。一太郎、遂に三途の川を渡る 寛朝の弟子、秋英の話 藤兵衛(藤吉)とおたえの馴れ初め話 松之助の縁談話。式紙、陰陽師。 「はるがいくよ」は良かった。 桜の花びらの妖、小紅。 兄やたちがあんな提案を言い出すとは。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログしゃばけシリーズ第6弾 前作の長編もよかったけど、やっぱり短編のほうが好きかも。 今回の若旦那は大変! なにせついに三途の川まで行っちゃうからね(汗 兄の結婚も決まり そろそろ若旦那も腹をくくるときかも
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後のはるがいくよ以外はあまり印象に残らない作品に思えました。でもはるがいくよは私の中ではしゃばけの最終話みたいな印象があります。それくらい心にきました。 よく取り上げられている生きると死ぬの話ですがここでは花に例えられていて今までの私だったら来年の桜の花びらも今年の花びらも同じように感じていたものが違うんよなと教えられた気持ちになりました。 しみじみと小紅はもうどこにもいないんだなぁと、これがいなくなるってことかと感じた話でした。 いままで主人公はなにをしても最後には好き勝手出来るみたいな話ばかり読んでいた身としてはもし神様の庭に行くなら戻ってはこられないというのも好みでした。
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あれ? 退屈だぞ? ここしばらく、しゃばけシリーズを続けて読んでいたため、慣れたのかな。 《以下、ネタバレ》 ◆鬼と小鬼 火事が原因で三途の川の手前まで来た若旦那。 小鬼や、同じ境遇の冬吉と協力して、三途の川の鬼から逃げる。 ◆ちんぷんかん 上野の広徳寺の秋英は、寺に頼み事をしに来た狸に本の中に閉じ込められて算段対決をするはめになる。 ◆男ぶり 若旦那の母・おたえが若い頃の恋物語。 好きになった男を助けるため、やっかいな事件に挑む。 ◆今昔 松之助の縁談。 体の弱い姉と、それを心配する妹。 下等陰陽師の式神。 ◆はるがいくよ 短命の妖・小紅のために手を尽くす若旦那。 小紅は運命に疑問も感じず、やがて消えてしまう。 若旦那と小紅の関係は、手代と若旦那の関係に似ていることに気が付き、しんみり。
0投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログしゃばけシリーズ、ひさびさに読んだ第六弾! よく考えたら、五作目読んでない…。 ついに若だんな、三途の川まで来ちゃったよ! 別れの多い、今回のお話。 いつもより少ししんみり。
0投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ6作目。短編集。 長編も好きですが、若だんなや妖たちの色々な面が見れるので、 個人的には短編集のほうが好きです。 しゃばけシリーズは各々の話の中に、若だんなや彼をとりまく人物や環境、今までのエピソードなどがしつこくない程度に書かれているので、どの話から読んでも、すんなり「しゃばけ」の世界へ入っていけます。 個々の話を見ていると、若だんなの日常は色んな珍事に巻き込まれて慌しいように感じますが、全体を通すと、非常に穏やかにゆっくりと時間は流れています。 ですから、やはり1作目から順番に読んだほうが何倍も楽しめるかと思います。 今回は切なさが際立つ作品が多いと感じました。 出会いと別れ、生と死、残していくものと残されるもの、そのどちら側にも立った場合を考えた若だんなの心の成長も見逃せません。 今後の展開が楽しいであり、飽きがこない内容です。 とても良いお話が詰まった短編集でした。
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログ今回は事件というよりも、一太郎とその周りのみんなの変化がメインな感じでした。 はるがいくよ では、ふと植木職人が言った「桜は散るから綺麗なんだ」の言葉に心打たれました。 小紅ちゃーん!
0投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログ数年ぶりに読んだしゃばけシリーズ。 私がひねくれてしまったのか、マイペースな若だんなが鼻につく場面もちらほら…(^_^;) でも、基本的には妖達とのほのぼのとした日常の一コマ一コマに癒された。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログ毎度の事ながら期待を裏切らない! どの作品にも魅力があり 色んな角度で独特の世界を楽しめた 最後におさめられた作品 「はるがいくよ」は 命の儚さにぐっとくるものがあり ほっこりしんみりした気持ちで しっとり読み終わる事ができた
1投稿日: 2012.08.28
powered by ブクログ「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」 長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!? 三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて―。 兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。 くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。 今作は短編になっています♩ そして、おなじみの面々に出会うとホッとしてしまいます(笑) 一太郎の体の弱さは相変わらずで、今回は三途の川まで行ってしまう事に... 「鬼と子鬼」の話の中に出てくる三途の川の河原で石を積み上げる子供たちの姿には、ホロリとくるものがありました。 また、最後に収められている「はるがいくよ」は、生と死を切なく描いていて、この作品の中で一番印象に残りましたね~ 生と死を司ることはできない。 寿命の長さで、その人の幸や不幸を測れない。 ただおのれの運命に従うのみ。 全体的に「切なさ」が全面にある作品だったと思います。 そして、面白いだけではなく人の命や生と死についてもじっくりと描かれていて、深みのある作品になっています。 シリーズ物の感想は毎回ですが、あまり上手く書けませんが... 興味のある方は是非第1弾から読んでみて下さいね☆
1投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログL しゃばけ6 残念ながらシリーズ脱落。 もっと若だんなが歳相応の思慮深さを持ち合わせていれば脱落しなかったかも。なんでこんなに子供子供しているのか。もうお腹いっぱい。
0投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログいつのまにやら若だんなが成長してる! 兄さんにも縁談が舞い込むお年頃。 男ぶり、というお話になんだかすごく肩入れして読んでしまった~。
0投稿日: 2012.06.28
powered by ブクログしゃばけシリーズ。 とうとう三途の川の手前まで来てしまった若旦那。まずい薬を飲み慣れていたせいで地獄の鬼から逃げ切れたのはすごく若旦那らしいです。 冬吉とはまた続編で会えるといいなと思います。個人的には和算が出て来る表題作が好きですが、「はるがいくよ」は置いて行く者、残される者それぞれの切なさに若旦那が気付くいい話です。 中表紙のイラストもかわいくて良い本でした。
0投稿日: 2012.06.11
powered by ブクログ最後の【はるがいくよ】という作品がとても切ない。若だんなの気持ちも、仁吉・佐助の気持ちも。 一度にたくさんの別れを経験した若だんなといつにない寂しさを共有して読み終えました。 次巻では若だんなに新たな出会いもありますように。
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログ「はるがいくよ」胸の奥をギュッとつかまれたような心地がする。 大切なものを見送る・見届けるって 切なくてあたたかい。 ちょうど桜の季節に読んだから より一層魅入られてしまった。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ「鬼と小鬼」火事で生死の境を彷徨う若だんな。 「ちんぷんかん」広徳寺の寛朝は妖に対抗することのできる名僧だが変わりものである。その弟子となった秋英か始めて任された相談は縁談の仲人依頼!? 「男ぶり」若だんなの両親の馴れ初め。毎日現れる不思議な卵の謎。 「今昔」若だんなの兄、松之助に縁談の話が。その縁談相手と若だんなが式神に襲われた。式神を放った相手とは?松之助の縁談やいかに 「はるがいくよ」 庭の桜に宿った花の化身。人の何倍もの早さで年を取るその小紅に、若だんなは… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 男ぶりは、若だんなの両親の馴れ初めとか楽しかった。 でもはるがいくよ、が良い話すぎて、まえのお話の印象か薄れた(;ω;) 妖からすれば若だんなだって、小紅と同じだ…とか、妖達が控えめに若だんなを促すとこがせつない…
0投稿日: 2012.03.22
powered by ブクログしゃばけシリーズ第6弾。わたしったら死んじゃったのかしらね。江戸の大火事で三途の川まできてしまった若だんな「鬼と小鬼」。 広徳寺の寛朝のたったひとりの弟子・秋英がたぬきの妖怪に本の中に閉じ込められる!?「ちんぷんかん」。若だんなの母・おたえの結婚のおはなし「男ぶり」や若だんなが式神におそわれる「今昔」。最後の「はるがいくよ」は桜の花びらの精・小紅のはかない人生をかいています。最後はちょっぴり切ないですが、全部の話通して安定感のある面白さでした。
0投稿日: 2012.02.16
powered by ブクログしゃばけシリーズの優しい世界観が大好きです。個性的な妖の登場人物、特に屏風のぞき・やなり・仁吉・佐助と若旦那の関係性がバランスが取れていて面白いです。
0投稿日: 2012.02.14
powered by ブクログシリーズを続けて読んでいるが、イマイチ感があった。しかし、この巻は内容も良くまとまっている感じで面白かった。しゃばけシリーズはやはり短編集がいい。
0投稿日: 2012.02.11
powered by ブクログほんのり切ない。 短編集だから1話1話は短くて、ページをめくる手を止めたくないけれど、読み終わりたくないなぁって思ってしまう。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログ『しゃばけ』シリーズ第6弾。 若だんなが三途の川に・・・現世に戻れるか?「鬼と小鬼」、広徳寺の僧寛朝の弟子秋英が狸の六右衛門と謎かけをする「ちんぷんかん」、若だんなの母おたえと父籐兵衛のなれそめを描く「男ぶり」、陰陽師が操る式神があばれ、貧乏神の金次が大活躍する「今昔」、花弁の妖小紅を通して命のはかなさを伝える「はるがいくよ」の5編を収録。 特にに「はるがいくよ」では千年の時を生きる妖にわが身の生涯に限りがあり、いつか別れがやってくることを認める若だんなのこころが痛くしみいる。
0投稿日: 2011.12.14
powered by ブクログとうとう三途の川に行くなんて若だんな・・・。でも無事に帰って来れて良かった。小紅の話は悲しかったけど自分の思いだけで安易に変えてはいけない世の理があるんだなと重く感じました。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログ久しぶりのしゃばけシリーズです。火事の煙を吸って死にかける若だんなにびっくり;;そりゃたしかに危険ですが…ホントにどんだけ体弱いんですか;ご両親や兄やたちの心配は決しておおげさじゃないんだなあ…。そして松之助兄さんおめでとう!幸せになれてよかった…。陰陽師への仕打ちがなかなかに辛辣で面白かったです。「はるがいくよ」は切なかった…。次の春に桜の花びらを見たら少し泣いてしまいそうです。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログ若旦那死にかけてるし! と、初っぱなからつっこんでしまいました。 若旦那のお母さんの話や、お兄さんの縁談など暖かい話から、ちょっと切ない話まで。
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログ妖怪の話なのに、なんだかほのぼのとした感じのキャラクターが多い不思議な小説。短編になっているので、さくさく読めるしそこそこ面白い。細切れの時間を使って読むにはいい本だと思う。
0投稿日: 2011.11.24
powered by ブクログしゃばけ (2001年) ぬしさまへ (2003年) ねこのばば (2004年) おまけのこ (2005年) うそうそ (2006年) ちんぷんかん (2007年) いっちばん (2008年) ころころろ (2009年) ゆんでめて (2010年) やなりいなり (2011年)
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母さまの見合い話がおもろい。あまり話に出ないけど、若だんなよりあやかしの血が濃いから、過保護なのついてるわな。 さくらの話はいい話なんだろうけど、残念ながらツボではなかった。賽の河原の子どもは、たまにしゃばけで描かれる痛い系に入りかけ。子どもだけにはらはらする。坊様がんばって!!また出てきてほしい。
0投稿日: 2011.10.03
powered by ブクログ全体的に、人の気持ちの複雑さが書かれている気がする。一太郎の兄への気持ちも、兄の許嫁の気持ちも、賽の河原の子供の気持ちもわかる。特に賽の河原の子供の気持ちは、切なかったな。
0投稿日: 2011.09.25
powered by ブクログシリーズ6作目。最後に収められている「はるがゆくよ」は、『おまけのこ』にしゅうろくの「こわい」と並ぶ傑出した作品だと思う。 それどころか桜の季節を題材にした小説としても傑作と呼んでおかしくない。 この話を軸にいくつかの話を絡めて映画にしようと思えばできるくらい。 淡く、切なく、それでいて成長する上で欠かしてはならない物語。 読むことができて本当に良かった。
0投稿日: 2011.09.08
powered by ブクログいつも通り、病弱過ぎる若だんなと甘甘な兄や達に、安心して読めた。 でも、ちょっぴり泣ける内容もあって、電車で読んでいて焦った。 今回も面白い。
0投稿日: 2011.08.09
powered by ブクログ「はるがいくよ」がすごく良かった。1000年以上生きる妖からしたら、人の一生も桜の花弁と同じくらい短いのだね。だけどやっぱり、1000年も生きたいとは思わないもんな。
0投稿日: 2011.07.16
powered by ブクログ長編『うそうそ』をすっとばして短編集だけ読んでいます。すみません。。。 でも短編はとてもおもしろいです。 最初『しゃばけ』を読んだ時、このシリーズは主人公たちが歳をとらない設定でずっとやっていくのかなぁと思っていましたが、ちゃんと歳をとって、周りの人たちも結婚したり、変化(成長)があるので嬉しいです。
0投稿日: 2011.07.11
