
総合評価
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powered by ブクログしゃばけシリーズ 第4弾の短編集。 今回も良かった! 特に 「動く影」子供時代の太一郎 「畳紙」雛ちゃんと屏風のぞきという意外な組み合わせのやりとり 「ありんすこく」吉原の話 「おまけのこ」鳴家が主役 もちろん「こわい」も良かったんだけど、他の4編がかなり好きだった。 第5弾を読むのが楽しみ!
0投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログしゃばけシリーズ第四弾。 江戸時代の話なのに読みやすくて、しんみりしたりほっこりしたり。 まだまだたくさんあるなと思ってたら今も続いてるんですね! 当面読み続けてしまいそう。 アニメも始まるそうで、普段は見ないけど思い入れが出てきて動く皆を見てみたい。
0投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わってから表紙見ると、この話のイラストかとほのぼのする。 どれも良かったですが、「畳紙」「おまけのこ」が特に好きでした。「動く影」は江戸時代ジュブナイルみたいな。子供時代の冒険話で児童書みたいでした。 「おまけのこ」は家鳴りがめちゃめちゃかわいい…。迷子になった猫のような。飼い主は自分ちの子は見分けられますからね。お菓子沢山食べてね。
1投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログシリーズ4作目。 安定感はある。 読んでいて常に平均55点くらいの面白さはある。 でも、めちゃくちゃ面白い訳では無い。 芸人なら息が長い芸人になるだろう。 作者の名前、畠中さんは「はたなか」さんだと思っていたら、「はたけなか」さんだった。それだけ。 また続きはそのうちに。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ回を重ねるごとに可愛さの頭角を見せ付けてきた鳴家が、この作品では主役級になってるタイトルでもある「おまけのこ」。可愛さが極まってる。 ストーリーそっちのけで描かれた可愛いかよの為だけにあるラストのシーンはまさに食後のスイーツ。 今回は特に後に続きそうなキャラクターにフォーカスされた様に感じたな。 1番再度登場させて欲しいのは「ありんすこく」のかえでだけどあれだけは物語上難しいそうだよなぁ…
8投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログ切なく苦い「こわい」以外は、どれもほのぼのとした話が続いたように思います。 今までは比較的簡単に死人が出ていた本シリーズですが、今作では死人は出ませんでしたね。 過去、吉原に近い地に住んでいたことがあったので、あぁ、自分の生活していたところの近くに若だんなが来ていたのか、と、まるで有名人が馴染みの店に来ていたかのような高揚する気持ちでした。 (都内に住んでいたことがあるので、そもそも吉原に限らず、若だんなたちが暮らす辺りも、私自身徘徊したことがあるんですけどね) 本シリーズは今後も短編なのでしょうか。それとも1作目のような、一冊通してのお話があるのでしょうか。 それも含め、今後も楽しみです。
0投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み心地がよかった。 「畳紙」と「動く影」が好き。 解説で谷原章介がしゃばけシリーズの話について、「まるで神様が今まで気になっていたこの場所にズームインしてみよう」と言っていたのがその通りだなあと思った。 著者はしゃばけの世界を俯瞰して丁寧にみていて、「次はここのお話しを書いてみよう」という印象を受ける。 漫画作品だと、主人公以外にフォーカスする話を読んだことがあるけど、小説では初めてかもしれない。 今でこそ長く続くシリーズとわかっているけど、読者を急かさない話しの進み方から、著者がこのシリーズに丁寧に向き合っていることが伝わってくる。 だからこその長く続くシリーズなのだなあと感じさせる短編集だった。 今までシリーズを読んできて、著者は相当鳴家をかわいく書いているなあ…と感じていたけど、自分はいまいちそのかわいさがわからなかった。 だけど今回の「おまけのこ」で、「はいかわいい!降参!」となってしまった。
0投稿日: 2024.12.25
powered by ブクログ心優しき若だんなと妖たちがちょっと訳ありの難事件に挑んでいく。「こわい」の話は“優しさ”を優しさとして素直に受け取れない心理が切なかったし不幸は自らの欲望が招いてることもあるのだなあ、と教訓になった。「畳紙」のお話は屏風のぞきとの飄々としたやり取りが心の厚化粧を落としていく過程が良い。妖たちと若旦那のやり取りが微笑ましい。
4投稿日: 2024.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おまけのこ 日本ファンタジーノベル大賞を受賞した「しゃばけ」に続いて「ぬしさまへ」、「ねこのばば」、そして「おまけのこ」と四作目となった、病弱な若旦那と物の怪達の人情・推理・時代小説です。 今回も、病弱で寝付いてばかりだがすこぶる聡明な若旦那の推理が冴えます。このシリーズで最も好きな点は、人生の負の部分をほどよい加減でしみじみと物語る所でしょうか。 妖怪からも疎まれる妖怪こわいの話。どうしても人前に化粧なしでは出られないお雛さんの話。吉原の禿を足抜けさせる話。 でも、不思議なのは畠中さん(竹蔵とほとんど同じ年なので)の本で好きなのはこのシリーズだけで、現代ものや時代物でも「ゆめつげ」なんかは下手な作家だなーなんて思ってしまいます。 きっと、このシリーズは若旦那や犬神の佐助、白沢の仁吉、屏風のぞきや家鳴りなどのキャラクターがもう勝手に動き出して、物語を自然と作り上げてしまうのかも。なんせみんな物の怪ですから。 竹蔵
0投稿日: 2024.05.20
powered by ブクログ本のタイトルでもある『おまけのこ』が特によかった。鳴家の大冒険で、外の世界を知らない鳴家が、絶体絶命のピンチという時に一太郎が見つけてくれて「ぎゅわわわわ…」としがみつく様子がとてもかわいい。アニメにして見てみたいくらい。『ありんすこく』も遊郭の世界が新鮮でおもしろかった。
0投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログ表題作を含む五編が収録された短編集。 病弱ながら鋭い観察眼を持つ若だんなと、個性豊かな妖(あやかし)たちの活躍が魅力のしゃばけシリーズ。 四作目は若だんな以外の登場人物や、妖たちにスポットを当てた作品が多く、前作の登場人物が再登場するなど、短編集ならではの楽しさが感じられました。 どうにもならない出来事の前に、打ちひしがれ哀しい気持ちになる作品もあるのですが、シリーズを通して根底にあるのは優しさや温かさで、悩みに対する向き合い方にも様々あると教えてくれます。
0投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログ猫みたいな鳴家が大活躍する巻、ますます可愛い(^^) こわい…孤者異、忌み嫌われるのもわかるラスト 畳紙(たとうがみ)…紅白粉問屋一色屋の孫娘お雛が脱皮、おりんちゃん再登場 動く影…一太郎五歳の春の思い出 ありんすこく…ありんす国吉原花魁花岡の引込(ひっこみ)禿かえでの脱走劇 おまけのこ…真珠と鳴家。
0投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ますます面白く、あっという間に読了。 今回は屏風のぞきや鳴家が主役の物語もあって、ワクワクした。 屏風のぞきに勇気をもらったお雛さんは、その後どうなったのだろう。若だんなが5歳で解決した影女の話を聞き終えて、佐助や仁吉はどのように反応したのだろう。最後まで、描ききらないのもまた余韻があって好ましい。 ありんすのこくの、一人の禿のみに愛情を注ぎ、心臓の病なら足抜けさせるけど、仮に健康なら花魁として働かせるであろう楼主夫妻の感覚は本当にわからない。一方で、父親と母親の気持ちが不思議な若だんなは、色恋沙汰はこれからという感じで可愛らしい。 今回も、若だんなにラウールさん、佐助は宮舘涼太さん、仁吉は岩本照さんを据えて、屏風のぞきは美しくて切り口鋭い渡辺翔太さん、三春屋栄吉さんは温かく頑張り屋な向井康二さんをイメージして読み進めた。兄松之助さんは驕らず努力家な目黒蓮さんかなと思いつつ、誰にするか迷い中。Snow Manで映像化されたらそれはそれはうれしいなぁ。
0投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ謎解きのお話ではなく、若旦那ファミリーを愛でる本。疲れた時に読み返し、癒される本。 鳴家可愛かった……
0投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログシリーズ第四弾。 第一弾ほどの不気味さはもうみられなくなった。事件は変わらず起きるが、短編にもなったためかサクサク解決される。 読みやすい。
0投稿日: 2022.09.13
powered by ブクログ「しゃばけ」シリーズ第4弾。去年『しゃばけ』を読んでから、時々このシリーズを読むということをやっている。 正直言うと謎解き的な部分は、前のシリーズまでの方が面白かったかなという気がしなくもない。それよりも、謎解き以外の人間(?)的な部分に焦点が当てられている感じがした。けれども、それで物足りないとかいうことはなく、この「しゃばけ」の世界観に惹かれてしまったら、どれを読んでもワクワクしてしまうし、面白い。「こわい」の話は、これまでのシリーズのいろんな話の中でも、救われないという点で、最も悲しい話のような気がする。「こわい」の話については後ろの解説でも取り上げられていたが、今回は最後に谷原章介が解説を書いている。これがとても的を射ている分かりやすい内容で、いちいち納得した。 そして、おれにとってこの「しゃばけ」を読む楽しみは、かわいい鳴家(やなり)を堪能するという部分が、もしかしたら本筋よりも大きいかもしれない。「若だんなは、鳴家の頭を撫でる。『きゅんいーっ』鳴家達はそれが気持ちがいいのか、皆で手のひらの下に潜り込もうとする。それで若だんなの膝の上では、鳴家が大きな団子の塊のようになってしまった。」(p.132)なんて、もう可愛すぎて、実はこの本を読み終わって3週間くらい経つが、未だこの場面を覚えている。鳴家って「きゅわきゅわ」笑ったりするらしい。もう本当にうちの家にも現れて欲しい。と思ってたら、なんと最後の「おまけのこ」の話は、この鳴家が冒険するという、もうおれみたいな鳴家ファンのために書かれたのではないかという話で、いちいちキュンキュンしながら読んだ。 ということで、実はブックオフで買いだめしていた「しゃばけ」シリーズのストックがここで切れてしまったので、またこの続きを買わないといけない。(22/04)
0投稿日: 2022.04.20
powered by ブクログ畠中さん大好き。池波正太郎さんと繋がる、生活のひだがあって、ほろっとくる。かわいい鳴家を飼いたいものだ。ちょうどラボットカフェに行ったので、そんなイメージで。
1投稿日: 2022.01.04
powered by ブクログ五つの話からなる短編集。 個人的に、厚化粧が止められない娘の心を屛風のぞきが解きほぐす『畳紙』と、鳴家が大冒険する『おまけのこ』が好き。鳴家が可愛くてたまらない。 「若だんなだ。鳴家の若だんなだ。ちゃんと我の声を、聞き分けてくれた!」
1投稿日: 2021.10.13
powered by ブクログ5編からなる短編集 しゃばけシリーズ第四弾 今回も若旦那と二人の手代、そして可愛らしい妖怪たちのはちゃめちゃな犯人探しや謎解きが繰り広げられます! 自分にとってはほんの小さな水溜りのようなものでも、立場が変われば、まるで大海に放り出されるような気持ちになるものです。 それぞれの立場から、どのような思いからその行動をするに至ったのか。 人の思いの複雑さに気づき、 そしてふとした時に、自分が愛されているということに気づくのです。 おすすめです。 「助けて、助けて、助けてと思いすぎて、溺れるのか……」
8投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログいつも通りのしゃばけシリーズといった感じ。 可もなく不可もない、すごく印象に残るお話ってほどのはないけれども楽しめました。
1投稿日: 2021.07.08
powered by ブクログ相も変わらずさえている若だんな。 おまけのこ、が今までと異なって鳴家が主人公とでも言えるお話で面白かったです。 可愛かったです。 若だんなが栄吉と仲良くなるきっかけのお話もとても面白かったです。 要はどの話もおもしろい!
2投稿日: 2021.03.17
powered by ブクログどうもこの作家と合わないんですよね、文章のリズムに乗ってけない。 妖がどうって話かと思いきや、結局そんな設定にする意味あんの?という感もしなくもなく。 うーむ、こういう相性ってありますよな。
2投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログ鳴家が可愛くて可愛くて。「ぎゅわわわわー!」って、実際どんな声なのだろ。高い声?それとも低め?アレコレ想像して楽しい。
2投稿日: 2020.12.21
powered by ブクログシリーズとしてすっかり安定してきた印象。 今回は屏風のぞきが活躍し、若だんなが何と吉原に行ったり充実しているなと思っていたら、最後の鳴家の大冒険にやられました。 鳴家、よく頑張ったな。
2投稿日: 2020.10.24
powered by ブクログどっぷりハマって第4弾。最近、新潮社の「しゃばけ倶楽部」というサイトも見つけて、キャラクター紹介とか、いろいろ見てます。 もうすっかりマニアの域に達しているのでしょうか(笑) 第4弾もとても面白くて、特にお雛ちゃんの塗り壁のようなお化粧にまつわるお話は、屏風のぞきがとってもかっこよくて優しいし、ほろりとさせられる良いお話です。 最後の鳴家が主人公のお話も鳴家がとても可愛くて、 若だんなとの絆にじーんとくる。 柴田ゆうさんの挿絵もほんとに可愛いですね。 これからもどんどん読み進めなければ。
8投稿日: 2020.07.24
powered by ブクログ20200706-0711 どの話も何処かホロリとさせられるけど、可愛らしい。おまけのこ、は鳴家の小鬼の大冒険が微笑ましい
4投稿日: 2020.07.11
powered by ブクログhttp://denki.txt-nifty.com/mitamond/2006/12/post_b45a.html
1投稿日: 2020.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回もどったんばったん大騒ぎだったり、生きるて難しいなあってなったり。でも気楽に読めるのは良きかな。 「こわい」はどうにもならない、出来ないもどかしさしか残らなくて後味の悪い感じ。でも若だんなは優しい。 「ありんすこく」もどうにもならない事だったり理不尽さだったりがテーマになってるんだけれど、かえでを助けるために佐助が投げるっていうのが、おもしろすぎて強烈に印象に残った。それに合わせて受け止める仁吉もすごいけど。 「畳紙」は珍しく(?!)屏風のぞきがイケメン。お雛さんの化粧がもっと良くなるといいね。「おまけのこ」は鳴家の大冒険の方が気になって、事件が全然頭の中に入ってこなかった(ひどい 「動く影」で知り合った友達と再会してたらいいなあ。
2投稿日: 2020.04.24
powered by ブクログ安定のしゃばけシリーズ。今回も、ほっこり、ゆったり、難しいことを考えずにゆっくり読めるところが良い。本書ではいろいろな「妖(あやかし)」が騒動を起こすのだけれど、この妖を生んでいるのは実は人間なのではないか。今年も〇〇ハラとか格差とか飢餓とか気候変動とか忖度とか後ろからタックルとか贈収賄とか、いろいろな妖が跋扈したなあと。そんなふうに考えると楽しめないなあ。
2投稿日: 2019.12.27
powered by ブクログ「畳紙」が印象的でした。屏風覗きの一言一言が身に沁みますね。このあとどうなったかな?シリーズの続きで彼女がどう変わったかがわかるといいなと思います。でも、この本では何より表題作でしょう!鳴家の冒険。もう、可愛いのなんのって。うちの子だとあれでわかる若だんなのすごさ、そして安心しきって袖の中で花林糖をかじって眠る鳴家にちょっとほろっとしてしまったほどでした。続きも楽しみです。
2投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログシリーズ4作目の本作も、シリーズ作同様の短編5編という構成でした。孤者異(こわい)という忌み嫌われる哀しい妖怪の話を始め、これまでの作品同様、病弱だが知恵者の一太郎と妖怪たちとの謎解きファンタジー性のある話がどれも面白く、最後がどの話もほっこりさせられる話ばかりで癖になる面白い作品ですね! どんどん読み進めていこうと思います!
3投稿日: 2019.02.17
powered by ブクログしゃばけシリーズの第4弾。 すごく病弱だが心優しい長崎屋の若だんなとそれを取り巻く妖たちが起こすドタバタ劇。 どの作品も心の暖かさや思いやりにあふれていて和む。鳴家が特にかわいい!
1投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログ家鳴り可愛すぎかっ!! 屏風のぞきいい男すぎかっ!! 思わず突っ込みたくなる愛しさ全開の4巻でした。ごちそうさまです。
2投稿日: 2019.01.21
powered by ブクログシリーズ第4弾。 江戸時代が舞台の短編連作時代小説。 妖怪と主人公一太郎が繰り広げる面白い時代ミステリ。 幼馴染との喧嘩の話や、若き日の若旦那の話など、今回は人が死なないミステリになっている。 表題のおまけのこはラストです。
1投稿日: 2019.01.13
powered by ブクログ推理の冴える若だんなに、個性的で人情もある妖たちのハーモニーが楽しい!家に巣食う小鬼一匹の大冒険が殊の外おもしろございますーきゃわきゅあ!
1投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログなんというか、今回も最初の話が印象深いなぁ。 つかみがしっかりしているということでしょうか。 読む人それぞれに一番印象に残る作品が分かれそうな、そんな、バラエティー豊かな短編集になっていますね。 若だんなの子供の頃の話も、厚化粧の前作登場のキャラクターの話も、鳴家の冒険譚もそれぞれの異なった味わいがとても楽しかったです。
1投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ5話の短編集。今回は「屏風のぞき」や「鳴家」等が主役の話が有り、面白かったです。主人公の一太郎の幼い頃の話も興味深く「一旦相手が怪しいと思うと、何もかも疑わしい思えてくるものだ。」の一文は確かにと思う。
3投稿日: 2017.11.05
powered by ブクログすごくはまってきました、しゃばけシリーズです。今回は第4弾です。 遠方への出張があったので、その行き帰りで読みました。やっぱり遠いとたくさん読むことができて楽しいですね。 しゃばけシリーズ、人気がある理由がわかります。読めば読むほどしゃばけ世界にとりこまれていきます。 「こわい」はさみしいですね。またいつか、若だんなを訪ねてきて欲しいけど、でも若だんなのことも心配・・・そんな複雑な気持ちになりました。 「畳紙」は屏風のぞきの面倒見の良さがいいですね。ひねくれ者だけどやさしい妖怪です。若だんなの影響な気がします。 「動く影」はなんか想像するとホラーですね、ゾっとしました。悪さをするわけじゃないけど、影だけ動くのは・・・。 「ありんすこく」これはびっくりしました。電車の中で危うくツッコむところでした。せっかく色々考えたのにね、若だんな・・・。でもなんだか漫画のような展開でした。 「おまけのこ」鳴家の大冒険ですね。本当に無事でよかった。若だんなと妖の良い関係にほっこりしました。
1投稿日: 2017.09.19
powered by ブクログうーん、シリーズものなので懐かしい感じはあるけど、やっぱり宮部みゆきの時代モノと比べてしまう。。 今回は特に、悪い意味じゃなくて、小さい子が読むには分かりやすくていいかもです。
1投稿日: 2017.09.17
powered by ブクログ狐者異の悲しいまでの性格は、幾千年も変わらないのだろうな。あの時、若だんなが離れへ引き入れなくて良かった。「動く影」で幼少の若だんなの推理が光るが、栴檀は双葉より芳しってやつか? 「おまけのこ」は鳴家冒険譚だね。若だんなの袖の内で、安心してまどろむ鳴家の可愛らしいこと。
1投稿日: 2017.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 一人が寂しくて泣きますか?あの人に、あなたの素顔を見せられますか?心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。 【感想】
1投稿日: 2017.08.23
powered by ブクログしゃばけシリーズ第4作め どれも印象深い話でしたが、特に「畳紙」「おまけのこ」が好み。 畳紙→以前にもでて来たの厚化粧のお雛さん、彼女の悩みを皮肉屋な屏風のぞきが聞いてあげる話。屏風のぞきが若旦那以外の他人の為に何かしてあげるとは驚き。 おまけのこ→小さな鳴家が若旦那や住処を離れ、たった1匹で大冒険。探しに来てくれた若旦那が「うちの子の声だ」と他の家の鳴家もいる中見つけ出してくれた事に感動。
1投稿日: 2017.05.05
powered by ブクログしゃばげシリーズ第4弾。今回は私の推しキャラ屏風覗きが主役の回があってうれしい限りです。 また、鳴家(やなり)が主役の回もあり、バラエティに富んで楽しいです。 やっぱり口は悪いけど、いいやつだった屏風覗き。たまらないです。 また一太郎さんの安楽椅子探偵ぶりも安定していて良いです。 今作では少しの間とはいえ、寝込まない日が続くという快挙!もあり、次の活躍も期待です。
1投稿日: 2017.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまでしゃばけシリーズにでてきた人物や妖たちが出てくる短編集。もう少し若だんなの活躍が見たかった。
1投稿日: 2017.03.22
powered by ブクログ廻船問屋兼薬種問屋である長崎屋の若だんなによる、 捕り物帖シリーズとも呼ぶべき、第四弾である。 複数の短編が収められているが、「ありんすこく」がとても印象的だった。 舞台は吉原で、その時点で、もう、 「なぜ病弱な若だんなが吉原に・・・!?」 と驚かざるをえない。もちろん、読者の期待を裏切ることなく、 物語は展開されてゆくのだが・・・
1投稿日: 2017.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表題作「おまけのこ」がとにかく可愛かったです。 やなりの目線パートも面白かったし、若だんなパートでやなりが「うちの子」連呼されてたのもツボでした。やなりが最後安心して寝付くまで、きゅんきゅんしながら読みました。 他の短編では、「こわい」は切なすぎて、あんまり好きになれなかったです。生まれながらに仏様にも嫌われるって救いが無さすぎます……。 「ありんすこく」は以前のしゃばけシリーズのあとがきで予告されていた「吉原の女人と若だんなが駆け落ちする話」でした。まさかこんなに色恋関係ないお話とは……。楽しみにしていたのに。でもこれもすごく若だんならしいです。若だんなってそろそろ結婚適齢期みたいなのに、こんなんじゃ先が心配です。いつかちゃんと色恋沙汰のストーリーがよみたいな。できれば長編のハッピーエンドを望みます。 「動く影」は「われ」と子供言葉(なのかな?)で頑張る幼い若だんなが可愛かったです。 「畳紙」は江戸情緒溢れつつ、お雛ちゃんの悩みになんとなく現代的な精神構造を感じました。
2投稿日: 2016.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人の子も、妖怪も、誰かの優しさで前を向く。 しゃばけシリーズ第四弾。おなじみのキャラクターに焦点を合わせた、若だんながメインにならない話も、しゃばけワールドにハマったわたしには嬉しくて。特に厚化粧のお雛ちゃんと屏風のぞきのやり取りがおかしい「畳紙」がお気に入り。 「こわい」栄吉と喧嘩する若だんな。職人としての腕が上がる妙薬があったら、どうする? 心の弱いところにつけ込む狐者異の薬。鼻つまみ者の狐者異に同情する若だんなの気持ちは、彼に受け入れられることはなくて。 「畳紙」厚化粧を止められないお雛。誰かが自分を想ってくれているとわかるからこそ、踏み出せない気持ちと、頑張れる勇気。お雛と屏風のぞきの凸凹トークが面白い。 「動く影」一太郎と栄吉の思い出話。幼い頃、動く影にさらわれるという噂を聞いて、一太郎は栄吉と共に調べに行く。思い出と自信。 「ありんすこく」若だんなが吉原の禿を足抜けさせる!? 人々の優しい思いが集まる中、一人の苦しい気持ちが計画を狂わせる。割り切れない気持ちをまだ読み切れない若だんな。 「おまけのこ」鳴家の大冒険。親が子を想う気持ちがねじれて事件に、その一方で、鳴家は……。鳴家パートは、番外編のような、かわいらしいお話。
1投稿日: 2016.08.16
powered by ブクログ短編連作。 相変わらず体の弱い若旦那が、まわりの大人や妖怪たちに守られ?ながら、身の回りで起きた事件を解決していく話。 妖怪たちの、ちょっとずれた感覚や、その感覚のまま妖怪に愛されている若旦那とのやり取りが面白い。
1投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログ畠中さんのしゃばけシリーズ4作品目。 廻船問屋兼薬種問屋の一人息子、若だんなと、若だんなを見守っている家族や友人、そして妖が繰り広げるファンタジー。 おまけのこというタイトルのものは、やなりが大活躍とともに、若だんなのことを本当に慕っているとわかるほのぼの話。 読めば読むほどこの世界にはまっていってしまう!
2投稿日: 2016.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
安定してきましたね。 ここぞのシーンはやはりとても絵画的で、 そのシーンのために書かれている感じがあります。 特に動く影が一番好きになりました。 うごめく不気味で妖しい影の中を、 手をしっかり握りあって走り抜ける大きい子小さい子。 病弱な一太郎も倒れることなく、むしろ初めての友達、 初めての大冒険にキラキラして走っている様子が目に 浮かび、ちょっと泣きそうになりました。 表題作のおまけのこもいいですね。 家鳴りは本当にペットのよう。 やることなすこと、なんだかうちのインコのようです。 犬を飼っている方はうちの犬っぽいなとか思われて いるのでしょうか? またじんわりと温かい気持ちを味わいたいので シリーズの続きも読みます。
2投稿日: 2015.10.26
powered by ブクログ恵と言う妖に暫く惑わされていたが今回は呪縛が解けたようです。ほのぼの感はそのままに妖しさが薄れ何か騙されたようです。これも術中なのかな?妖がとても人間的なのです。 それがつまらないのです。ぐだぐだ言わずザックリ読めばいいのかな
1投稿日: 2015.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
またこの世界にはまってしまった。一気に読みたくなるような話が今回も満載の一冊。特にあまり語られなかった家鳴りがキーパーソンとなるタイトルのおまけのこはいつもの若旦那の推理もさえることながら、家鳴りの大冒険にもドキドキ。
2投稿日: 2015.07.24
powered by ブクログもー、しゃばけワールドにどっぷりw 思わず吹き出したり、しんみりしたり。 お江戸を闊歩したくなります!
1投稿日: 2015.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけリーズ短編集。 若だんなと妖たちの話は、温かい気持ちで楽しめるのだが、 「こわい」は一味違ったどうにもならない悲しさが胸に響いた 「動く影」は若だんなの幼い頃が微笑ましく、「おまけのこ」は鳴家の冒険が可愛らしく思えました。
2投稿日: 2015.02.08
powered by ブクログ安定のほのぼの。 これの前に読んだ「ぬしさまへ」で感じた苦さは感じられなかった。 それに代わりやや説教臭さが加わった。 この先のシリーズはほのぼのプラス何になるのだろうか楽しみ。 鳴家という家に憑く妖怪が家から離れても存在できるとは面妖な。
2投稿日: 2015.02.04
powered by ブクログ作中公式のイケメンはともあれ屏風覗きが好きです(人´∀`) 割り切れない話が好きなんだな。 一方おまけのこのようなCawaii話も好きです。
1投稿日: 2015.01.27
powered by ブクログ畠中恵さんのしゃばけシリーズ4作目。相変わらずひ弱だけど頭の切れる若だんなと妖たちの話。 安心して読める優しい内容だと思う。
1投稿日: 2014.12.05
powered by ブクログしゃばけシリーズ第四弾。相変わらず体弱すぎな若だんなと若だんなを甘やかす周りの妖かしたち(笑) しかし、若だんなを小脇に抱えたり布団蒸しにするあたりは甘やかしてるのではなくて嫌がらせしてるのか?と言いたくなる(笑) このシリーズは文字で読むよりコミックの方が楽しめそうな気がするのは私だけかなぁ^_^;
1投稿日: 2014.10.09
powered by ブクログしゃばけシリーズ4作目。今回は、焦点がはっきりしている作品が多いように思います。頭ではわかっていてもどうしても割り切れない気持ちがある。人の気持ちの機微がどこまでも優しく感じます。「こわい」は、最後に若だんなとのやりとりの中で言った狐者異の言葉で今まで背負ってきた哀しさや悲痛な思いが一気に理解できたような気がして、やりきれない気持ちになりました。「おまけのこ」は、とても洒落たお話だと思います。題名のおまけのこ、なるほどね~。って思いました。鳴家がなんともかわいい。
1投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログしゃばけシリーズ第四弾。。 「こわい」は、最後 切なかったなぁ… 個人的には「畳紙」が良かったw お雛のその後が、すごく興味が…(笑)
1投稿日: 2014.09.10
powered by ブクログ【本の内容】 一人が寂しくて泣きますか? あの人に、あなたの素顔を見せられますか? 心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。 「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。 鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。 [ 目次 ] [ POP ] 主人公の若だんなを慕う妖怪たちの活躍ぶりを見て、中国の戦国時代の猛嘗君が抱えていた食客のように思えてきた。猛嘗君は仁義の人だが、それも若だんなのイメージにピッタリである。 頼りになるわりにドジも踏む妖怪たちで、いつも若だんなの周りは賑やかである。 自分にもこんな妖怪たちがいたらいいのに、ちょっぴり若だんながうらやましくも思え、暖かい人情話が詰まった一冊である。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
1投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログ前回読んだ、しゃばけ、ぬしさまへ、ねこのばばに続くシリーズ。 面白い。 5篇の短篇ですが、家鳴が活躍する「おまけのこ」は可愛くって可愛くって^^ このお話の世界がとても好きです。 いつまでも物語の中にいたいような そんな居心地のいい世界です。 それにしても若だんな、体弱すぎ!
1投稿日: 2014.06.13
powered by ブクログこの本でもやっぱり寒々しい話が出てきましたね。 その分、鳴家の冒険は可愛らしかったです。 毎回、すべて話を読み終わってから表紙を見ると意味がわかって面白いです。
1投稿日: 2014.04.08
powered by ブクログシリーズ4作目だけど飽きないな〜(^^)「こわい」は今までとちょっと違うテイストの物語。悪い意味ではないですがモヤモヤが残りました。けれど、人間が抱える暗い部分も哀しみも、温かく優しく包んでくれるものばかり。愛のある作品です。 今回は屏風のぞきと鳴家、大活躍でしたね〜(^^)シリーズが進むにつれ、あやかしたちに愛着がわいてきます。
1投稿日: 2014.03.13
powered by ブクログ「こわい」 関わると周囲を巻き込み不幸にする為、存在だけで疎まれる妖怪・こわいを巡る話。 何で誰も優しくしてくれないのかと泣く姿に同情するも何もできない切なさ。 ホリックのひまわりちゃんもこの類。 栄吉と喧嘩して泣いちゃう若だんな。 「畳紙」 人と素で向き合うのが怖くて厚化粧になってしまうお雛さんを屏風のぞきが慰める話。 いい人だから厚化粧が悔やまれるのだろうけど、しゃばけの世界の人ってみんな、少し残念というかおしいから、親しみを持てるのだろうなぁ。 「動く影」 若だんなの小さい頃の冒険の話。 「ありんすこく」 「おまけのこ」
1投稿日: 2014.02.20
powered by ブクログ短編「こわい」がとても切ない。 「畳紙」では…屏風のぞきになにすんのよ!ってお雛めー(怒)と思いながらの読書。 それから、どーでもいいけど… しゃばけシリーズを順番めちゃくちゃに読んでるので、 「しゃばけ」からいきなり最新刊の「やなりいなり」に飛んで、 鳴家がいつからうるさくきゅわきゅわ言い始めたんだ?と気になってたんだけど、 この辺かぁ…と。 どんどん鳴家は幼児化してるっぽい。
1投稿日: 2014.01.12
powered by ブクログ家鳴りかわいいなぁ・・・ このシリーズ読むとお饅頭がどーしても食べたくなる!!夜中に読むのは危険ですね(笑)
1投稿日: 2013.12.20
powered by ブクログしゃばけシリーズ。前作読んでからちょっと間があいた。 こわい 誰からも受け入れてもらえない、こわいの話はちょっと切なかった。 畳紙 厚化粧のお雛さんと、屏風のぞきのやりとりが面白かった。 動く影 一太郎、幼少時の話。 ありんすこく 吉原の禿を足抜けさせる話。 おまけのこ 鳴屋の大冒険(笑)非常に可愛かった。
1投稿日: 2013.11.20
powered by ブクログお雛さんと屏風のぞきの話が好き。あと若だんなは鳴屋の鳴き声を聞き分けられるのが本当凄いと思う。 脇役が皆生き生きしていて面白い。
1投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ第4弾。すでに妖がいることが当たり前になってしまった江戸時代と、お決まりの長崎屋の紹介。あいも変わらず一太郎に甘い両親・兄やたち・・・。巻を重ねるごとに世界が広がっていき、不思議がどんどん増えていく感じですね。 今回のお話の中では畳紙がよかった。屏風のぞき、いいやつじゃない。見方が変わったよ。ずれてはいるけど憎めないやつだ。鳴家もそうだけど、妖のくせにやけに人間臭い。なんでそこでそう考えるの?とつっこむ一方で、お、いいとこあるじゃん、と感心させられることもある。 そんな不安定なキャラクターたちだから、次に何が起こるのかワクワクします。
1投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ安定して読みやすい。脇役の妖たちメインの話もあり、若だんなの小さい頃の話もあり、楽しく読みました。 「おまけのこ」が一番良かった!鳴家のちょっとした冒険譚。とってもキュート^^
1投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログシリーズ化されている「しゃばけ」の第4弾なのですが、シリーズ前作をまだ1冊も読んでいなくていきなり4弾「おまけのこ」を読みました。 第4弾から読んでも楽しく引き込まれて読めてよかったです。 病弱でひ弱で一年のほとんどを布団の中で過ごしている江戸の大店の若旦那と優しい妖(あやかし)達。 病弱でも一生懸命に友達のために人のために何ができるか知恵を絞っている若旦那がすごく愛おしくなりました。優しい気持ちになれます。 シリーズ読んでいこうと思います。
2投稿日: 2013.08.07
powered by ブクログ内容紹介 一人が寂しくて泣きますか? あの人に、あなたの素顔を見せられますか? 心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。じっくりしみじみ、お楽しみ下さい! 内容(「BOOK」データベースより) 一人が寂しくて泣きますか?あの人に、あなたの素顔を見せられますか?心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。
1投稿日: 2013.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この著者の小説は初めて読みましたが、たまたま読んだ本著はシリーズものの第4冊らしいです。大店の若旦那が主人公の時代物で妖怪やらが出てくる短編のミステリーもの。こういう設定は嫌いじゃないんですけどね、どうも落ちが今一つ。シリーズ化するぐらいなので、この前の巻は面白いのかもしれませんが。
0投稿日: 2013.07.28
powered by ブクログ同じ妖怪はおろか神仏からも厭われ、恐れられ、“怖い”という言葉の語源にもなったという妄念と執着の塊「狐者異(こわい)」の、身の置き所のない孤独と憤りを垣間見る『こわい』。 厚化粧をやめられないお雛がなんとあの屏風のぞきを相手に夢の中で人生相談。けれど屏風のぞきだけに口が余計でつい手が出て水をかけたり殴ったり…。はたしてお雛が素顔で笑える時は来るのか!?『畳紙』 全5話収録、今回は屏風のぞきや家鳴りが大活躍のしゃばけシリーズ第4弾。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログおしろいを塗り捲る女性の悩みを屏風のぞきが解いていく。 脇役を主役にしちゃったお話で、登場人物に愛着がわいてしまう。 動く影は、若旦那が子供のときの話し。日本昔話のように読めます。 おまけのこ。家鳴りが大活躍。 そして、たくさんの他の家の家鳴りの 中から若旦那が見つけ出したときの家 鳴りの喜び方。 謎解きより、妖怪たちの言葉や仕草に 感動してしまいました☆
0投稿日: 2013.06.11
powered by ブクログ「しゃばけ」シリーズ第四弾。 ゆるい。読みやすい。考えなくていい。 ただ、連続して読むとダレる。 第五弾もあるけど、ひとまず休憩。 家鳴達可愛すぎるだろ!
0投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログしゃばけシリーズ第4段。安定の面白さ。今回は後半になるにつれて、若旦那が寝込まずに起きていたので、新鮮だった。どのストーリーも、最後は心温まるような終わり方をしている。けれど、最初の「こわい」は、切ない終わり方になっていたので印象的だった。
0投稿日: 2013.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ第4巻も短編集であり、味わい深い物語が収載されている。冒頭の『こわい』がもっと印象深い。妖からも仏にも嫌われ孤立する狐者異(こわい)に対して、一太郎は救いの手を差し伸べようとする。だが、この世にはどうにもならないこともあり、このシリーズには珍しい苦味が残り続ける。 他にも『畳紙』の紅白粉問屋の孫娘お雛、『ありんすこく』の吉原の禿かえで、など興趣の尽きない登場人物たちが続きます。表題作『おまけのこ』での鳴家の大冒険も楽しかったです。
0投稿日: 2013.04.06
powered by ブクログしゃばけシリーズ四作目です。 前作で登場した厚化粧のお雛が再び出てきます。 素顔で登場するシーンを見てみたい。 そして何より妖の鳴家が可愛い!! 我が家にも是非遊びに来て欲しいものです。
0投稿日: 2013.03.28
powered by ブクログ今回も、一話ずつ読み切りの短編構成。ストーリーが良く練り込まれていておもしろい。 ここに登録するために再読したが、飽きずにに一気に読み切ることができた。
0投稿日: 2013.03.02
powered by ブクログ若だんなと仁吉と佐助のトリオが愛おしい。若だんなが素晴らしく頭の冴える良い子。特に「たとうがみ」の話がよかった。素顔のままでいいねん!
0投稿日: 2013.01.24
powered by ブクログ以前テレビでドラマ化されたから「しゃばけ」と言えば一般的に通じるような本になったのかな? ドラマはキャスティングもすんなり受け入れられたし、かなり原作を忠実に再現していて、連ドラ化もありかも!?と期待させる内容だった。 鳴家は柴田さんの絵の方が好きだけれども。 最近は小説が原作のドラマが増えて、いろいろと親しみのある方の名前をそこらじゅうで見るようになってきた。 喜ばしいようなさびしいような。 で、おまけのこ。 前作「ねこのばば」よりもなんか、ちゃんとしてる。 ちゃんとしてるって言うと偉そうだけど、なんて言うのかな、キャラに逃げてない。 丁寧に書かれている感じ。 えぇっ!どうなるの?(ドキドキ)って読んでると、ちゃんと全てが丸く収まってる。しかも間に人のいろいろな感情も織り交ぜながら。 ラノベと馬鹿にされようと、キャラ萌えと言われようと、わたしはこのシリーズが大好きだぁ!
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログぬしさまへだっけ? 解説で「一太郎が吉原の禿と…」ってネタバレが書かれていて、 おいおい…と思いつつもその話を楽しみにしていたので、ちょっと肩すかしな内容でした。 廓から最後に脱出させる方法は正に力ずくで笑ったけども。 狐者異(こわい)の話はなんとも難しいね。 お雛ちゃんと屏風のぞきのペアは意外で可愛いらしかった。 小さい一太郎、賢すぎだよ! 表題作は鳴家が愛くるしすぎる…。 巻を重ねるごとに鳴家の言動が可愛くなっているのは気のせいじゃない。
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ面白いだけじゃなく、考えさせられる一太郎のセリフや、江戸時代の生活の様子がわかってお得な一冊です。 妖怪が可愛く思えます
0投稿日: 2012.12.03
powered by ブクログ分からないことは、毎日の中に一杯、転がっているようだ。 泣きべそかいてちゃ駄目だ。助けたいなら考えなきゃ。真剣に考えなきゃ!それが己の役割なのだ。出来ることを捜すのだ。 この世にある人の気持ちは、百万の不思議に思える。
0投稿日: 2012.11.18
powered by ブクログ推理の内容とか人間味とか深さとか、気にならないくらい面白くて引き込まれる。 これぞまさにエンターテイメント小説。 ◆こわい 関わった者に不幸をもたらす性質から、人間だけじゃなく妖仲間や仏からも避けられている妖・狐者異。最後の数ページが狐者異が幸せになれない一番大きな理由かな。 ◆畳紙 厚化粧が止められないお雛の心を、いつもは皮肉屋の屏風のぞきが解きほぐす。 ◆動く影 5歳の一太郎の名推理が冴える。 ◆ありんすこく 一太郎が吉原の禿の足抜けに一役買う ◆おまけのこ 真珠を守ろうとした鳴家の大冒険
0投稿日: 2012.11.12
powered by ブクログしゃばけシリーズ4作目。 安定の面白さ♪今回も若だんなのゆるゆるとした推理が光ります。 ゆるいんだけど、心にぐさっと刺さる話もちゃんとあるのが魅力です。 あと、鳴家かわいい。
0投稿日: 2012.11.11
powered by ブクログしゃばけシリーズの第四弾「おまけのこ」今回もいつもと同様に身体の弱い若だんなが事件を解決していきます。「こわい」「畳紙」「動く影」「ありんすこく」「おまけのこ」の五編からなる。個人的に若だんなの初推理と栄吉の思い出話の「動く影」、吉原の娘との約束が興味深い「ありんすこく」、鳴家の大冒険が楽しめる「おまけのこ」が心に響き、そして面白かった。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ4作目。 短編集。 3作目と比べてしまうと、驚きや凝った作りのないお話たちです。 涙が出るような感動も、胸を焦がすような熱さもないけれど、 つまらなさや退屈さもない、安心して読み進めることができます。 嫌われ者の妖のお話(こわい)には切なくなりましたが、 屏風のぞきのお悩み相談(畳紙)、 鳴家の大冒険と若旦那との絆?(おまけのこ)など、 ほのぼのとしたお話は読んでいて楽しく飽きないので、 ちゃんと面白かったです。
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログしゃばけシリーズ4作目。 どの作品、文庫を読んでも いまいちな作品がないくらい サクサク読めるしハマってます◎ 今回も心あったまるものから 切ない作品まで揃っています。 個人的には表題作のおまけのこの 家鳴が奮闘する様にほっこり♪ 今後の作品にも大いに期待^^
2投稿日: 2012.07.31
powered by ブクログしゃばけシリーズ4作目。 "おまけのこ"は最高でした♪ 家から飛び出した妖たちの冒険が見てて楽しかった!!
0投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログL しゃばけ4 うーん。 ほのぼのも、ここまでくると童話。 対象年齢が低いのかな。 畳紙とか奥深い話も多数だが、いかんせん間延びしがち。
0投稿日: 2012.07.24
powered by ブクログ「こわい」と「畳紙」がとくによかった。 私も狐者異やお雛のように、誰にも打ち明けられないような弱さや臆病な心を持っている。 夜に決意しても、朝にはまた勇気を出せないかもしれない。 いろいろ考えさせられた。
0投稿日: 2012.07.20
powered by ブクログ毎度お馴染み、病弱若だんなとお付きの妖たちのやりとりが微笑ましい。とりわけ鳴家が可愛すぎる。 鳴き声が「きゅわきゅわーっ」「ぎゅわんっ」「きゅわわわーっ」とか。なんなんだ。ぜひ我が家にもお招きしたい。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ人間の心の機微に焦点を当てた作品だと思う。昔の日本には実際に妖怪が存在していたであろうし、人間は一日一日を大切に過ごしていたんだろうな。
1投稿日: 2012.05.25
powered by ブクログこわい 畳紙 動く影 ありんすこく おまけのこ この作品は平成十七年八月新潮社より刊行された。
0投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログ家鳴さん可愛らしいです。 以前、家鳴に似てると言われてから余計に愛着ご湧いてしまいました! 鳴き声も素敵ですね。
0投稿日: 2012.04.04
powered by ブクログしゃばけシリーズは読み終わるとほっこりするが、この作品のおまけのこは本当にあったかい気持ちになる。またこわいの章では誰からも嫌われる狐者異。妄念と執着から出来た妖。関わったものに不幸を3つも4つも与えてしまう性。そんなものに心が宿ってしまうとなんとも悲しくなる。どうしようも出来ないことって、本当にどうしたらいいのか。考え方を変えるのか。
0投稿日: 2012.02.16
powered by ブクログしゃばけシリーズの優しい世界観が大好きです。個性的な妖の登場人物、特に屏風のぞき・やなり・仁吉・佐助と若旦那の関係性がバランスが取れていて面白いです。
0投稿日: 2012.02.14
