
総合評価
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powered by ブクログ時代物は読みにくいイメージがありましたが これは面白いです! 個性的な妖たちと若旦那との関係が好きです♪
1投稿日: 2014.06.11
powered by ブクログお江戸冒険ファンタジー、子ども大人も楽しめるエンタメ活劇、といったところだろうか。 設定はありがちで、性格も頭もいい、由緒正しいお金持ちの家に生れたぼんぼん(本人的には不服)が、町に出て行ってトラブルに巻き込まれ、不思議な仲間たちと共に解決していく、というもの。正直、「あ、はいはい、コレ系ね。」という印象は拭えないのだが、まぁ、そこはそれ、テッパンネタだからこそ面白いって側面もあるわけで、この「お決まり感」が嫌な方向には働いてません。 バラエティに富んだキャラが(基本妖怪だけど)ちょこちょこ出てくるのも飽きさせない感じで好印象。ちゃんと「自己満で文学の深淵を垣間見せようとかそういう要素は一切排除して、徹頭徹尾エンタメ精神を貫きました!」ってところが全体を通して粋ですね。 キャラが多い割にはキャラ立ちしていない印象があるのが勿体ない。もっとイキイキと動き回らせてもいいのでは。不思議さ全快バリバリで遊んじゃってもいいのでは。とは思うものの、欲を言えば、の話であるので、基本的には楽しかったです。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸時代の妖達とのお話 体の弱い若だんなと、彼を見守る過保護な妖達 短編集 この本は「しゃばけ」シリーズ12作目 この本の題名は幽霊が何とか化け方を習い、 なんとか猫に化けた時の妖のひと事 「たぶんねこ」 間が抜けていてなんだか可愛い。 妖といっても金平糖とかおやつが好きで、 鳴き声も「きゅわきゅわ」とかほのぼのムード こういう世界観なら他の作品も読んでみたい
0投稿日: 2014.05.29
powered by ブクログ舞台は江戸時代、廻船問屋長崎屋の跡取りで病弱な一太郎と、その若旦那を取り巻く妖たち、手代の佐助(犬神)と仁吉(白沢)、鈴彦姫にふらり火、家鳴や屏風のぞきが次から次へと登場し、冒頭からファンタジー好きをワクワクさせる。江戸の町で薬種屋を狙って次々に起こる謎の連続殺人事件と自らも狙われる事態に、自身の出生の謎を絡めて、意外と豪胆な所のある一太郎が解決に乗り出す。江戸の町の人情溢れる人間模様や、人とはズレているけれども個性的で妙に人間臭く感情豊かな妖達の魅力もあって、とても愉快な捕物帳でした。
0投稿日: 2014.04.13
powered by ブクログずっと気になっていた本。時代物ということと、冊数が多いことにしり込みしていたが、読んで良かった(^^)若旦那一太郎とその周囲にいる「あやかし」たちによる大江戸人情推理帖。登場人物(あやかし)たちも愛嬌があって可愛く憎めない(笑)愉快痛快な娯楽小説です。
1投稿日: 2014.03.13
powered by ブクログもう少しミステリーかと思ってました。怪異譚でもなく、謎解きでもなく、ファンタジー小説なんだなと。人情話にもなりえるけど、そこまでいかないような、ジャンルに困る作品です。
0投稿日: 2014.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
妖怪が仲間、なんていうと、力強いやつらが出てきそうだけど、意外とそうでもなく。なんか力ずくで進めるのではなく、なんだかいろいろ思ったとおりには行かない事ばかり。そういうのもスパッと解決されず、今できるだけの事をやっていく。こういうのは妖怪がいたって変わらない。
0投稿日: 2014.01.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん。合わなかった。 つまらなくはないけれど、あまりテンポが良くないなあと感じる。 後半おもしろくなるまでが長くて、読むのに時間がかかってしまった。 2巻以降でもっと面白くなるのかもしれないけれど、 今は手が伸びないなあ。
0投稿日: 2014.01.19
powered by ブクログ再読。 落ち着いた気持ちで読めた。 ラストが続くとわかっているからこそだけど、やや尻切れトンボ気味な印象ではあった。 兄さんたちの若だんな溺愛具合を見ても、冷ややかにならないのは、若だんなが冷静だからだろうなぁ。 読んでいて気持ち悪くならない。
0投稿日: 2014.01.10
powered by ブクログ江戸小説初心者、妖怪物小説初心者には、おすすめです。 江戸有数の薬種問屋の一人息子「一太郎」は、体がひ弱で、外にも出られない。なのにあるとき、家の人の目を盗んで出かけてしまいます。そんな出かけた日の夜、「一太郎」は、人殺しを目撃してしまい、犯人に追いかけられてしまいます。そして、「一太郎」が、この人殺しを目撃したことを機に次々と江戸で事件がおきてしまい・・・。 「一太郎」は、家に住む妖怪たちやその他の妖怪たちと共に犯人を捜します。はたして犯人は見つかるのか? この「しゃばけ」シリーズは、スラスラと読めてしまいます。 [ペンネーム・リス]
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ江戸時代、妖が見える若だんなが巻き込まれた事件。体は弱いが、意外に胆力のある、若だんな「一太郎」が文字通り活躍する。 あまり例のない設定が新鮮。妖の少しずれた感覚が面白い。
0投稿日: 2014.01.03
powered by ブクログシリーズ第一作目。 このシリーズ、中途半端に3作目から読んでしまい、その時はあまり面白みを感じなかったのですが。1作目をしっかり読むと、全然違って面白く読める。 読んで良かったです。
0投稿日: 2014.01.01
powered by ブクログ時代ものってちょっと苦手だと思っていたのですが、これは面白い!古い言葉とか、昔ながらのの喋り方があまりないからそう思うのでしょうか。 そこが時代ものの良いとこだ!と思われる方もいると思いますが、私はそれがない方がなんというか、壁を感じない気がして好きです。 時代もの苦手だと思って懸念してた方は騙されたと思って一度手に取ってみてください。
1投稿日: 2013.12.25
powered by ブクログ妖怪にハマってる娘が中古本で購入。 おもしろいよーって言うので読んでみました。 おもしろい! 時代物って嫌いだったんだけど、これはそんなことは感じさせない読みやすさ。出てくる妖も個性あふれる…若だんな楽しそう。 続きも読みます!
0投稿日: 2013.12.21
powered by ブクログ友達が読んでて気になって・・・ 最初「じゃばけ」って間違えて覚えてたような気が^^; 時代物の小説って読んだことがなかったんですが、これは初心者でも読みやすいなぁ~と思いました。 説明が丁寧で読むのが進むこと進むこと☆
0投稿日: 2013.12.20
powered by ブクログ文書も読みやすいし、話も面白い。ほんわかしているのにどこかリアルな部分がある。妖怪たちも可愛いです。
0投稿日: 2013.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お江戸の妖怪物語。江戸有数の薬種問屋の一人息子・一太郎(通称若だんな)が主人公。お家は大金持ちで両親に愛され、面倒見役の手代2人が付く恵まれた身分。 しかし、若だんなは産まれたときから 体が弱く、外出もままならない。 そして面倒見役の手代・仁吉と佐助は、実は真の正体は妖怪。その他にも、若だんなの周りには様々なユニークな妖たちが登場する。 ある日、こっそり出かけた夜に人殺しを目撃してしまうところから物語は始まる。次々と起こる殺人事件。若だんなは妖たちと事件に挑む。 全体的に、殺人事件が立て続けに起きているにも関わらず、緊迫感は少ない。それは妖怪たちのキャラクターが濃すぎてユーモア満点な為だと思うが、逆に個人的には、シリアス系を求めて読んだわけではないので、気楽な感覚で読めた。 仁吉と佐助の若だんなへの過保護ぶりが何だか可笑しい。小っちゃい妖怪の鳴家たちも愛らしい。若だんなの親友・栄吉との友情もとても良い。 最初は、あえて登場人物たちの大半を妖怪たちにする理由はあるのかな?とちょっとした疑問もあったんだけど、物語の軸となる一連の事件が、妖と深い関係がある、ということが徐々にわかってくるので納得がいく。 体の弱い若だんなが全力で戦いながら言った言葉が印象に残った。 「強くなりたい。たとえ心地よくないことでも受け止めるだけの強さを身につけたい」 時代小説を始め、妖怪物も引き続き沢山読んでいこうと思った。
1投稿日: 2013.11.15
powered by ブクログよその人が面白そうに読んでいたので、読みました。 あやかしを使う体が弱い若旦那さんの今後の活躍に期待です
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログ畠中恵『しゃばけ』読了。舞台は江戸時代。廻船問屋の若だんなは、ある夜外出先からの帰りに他殺体を見つけてしまう。その後、薬種問屋の関係者が殺される事件が相次ぎ…。いったい誰の仕業なのか?体の弱い若だんなのまわりにはあれやこれやと世話を焼く妖がたくさん。キャラクターが皆楽しい。
0投稿日: 2013.11.09
powered by ブクログ柔らかい文体で描かれる江戸での妖との生活描写が心地よい。ただ若干盛り上がりに欠けるかな?好みの問題かもですが。
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログなるほど、先にレビューで読んでいたとおりのほのぼのしたお江戸妖怪ファンタジー事件簿だった。 殺人事件は起こるけど殺害方法や死体の描写に重きが置かれていないせいかあまり陰惨な印象がなく、口当たりさっぱりな読後感。 とはいえ、複数の平凡な町人たちが皆同じような台詞で同じような犯行を意図不明に繰り返すのは、陰惨ではないにせよ気味が悪い。犯人(?)自身も同じく不気味かと思いきや、姿を現してみれば意外にテンションが高かったw 病弱でも賢さと心意気は健全そのものな若だんなの活躍に期待して続きを読もうと思う。 ただ一つ気になったのは、台詞でキャラを判別しづらかった点。 誰の台詞かは一応状況で判断できるけど、一人称や呼びかけ、語尾などにあまり差がないので、「この台詞はこのキャラ」という特徴がもっとはっきり出てくれば台詞を読むのももっと楽しくなるのではないかと思った。 でも現代物と違って時代物だとそういう区別はつけづらいのかな?
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時代は江戸時代。廻船問屋の一粒種の一太郎は体が弱く寝こみがち。 そんな一太郎が周りの目を盗んで出かけた先で殺人事件を目撃してしまう。一太郎のお世話役として付いている妖怪達と共に事件の犯人を追うのであったが…… しゃばけシリーズの第1巻。一太郎の生い立ちの謎にも切り込むストーリーでした。 とても読みやすい文体で内容も面白かった。 妖怪系はもともと好きなのもあるかもしれないです。 刑事さん(岡っ引き)や大工の立場などなど、江戸時代はこんなものだったのかなぁと興味深い点も多かったです。 このシリーズもなかなか長いのでちまちま見かけた時に買ってみようかしら。
0投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログ今住んでいるところの地名が其処彼処と出てきて、昔はこんなだったのかな?と想像しながら読むのが楽しい。ただ楽しいだけでなく、人間の情に纏わるなかなか切ないエピソードも出てくる。欲深いことの恐ろしさもきっきり身に沁みました。続きが気になる。
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログファンタジー時代小説。 時代小説が初めてでも、読みやすく面白かった。 表紙や各章の始めにちょこんとある挿し絵が可愛い! 江戸時代が舞台、にしては言葉が?という意見もある様ですが、普段時代モノに触れてないからか、それほど違和感なく読めました。 聞き慣れない言葉は手元のスマホで意味を調べつつ…良い時代になったものです。 続きを読むのが楽しみ!
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログ読み始めは、多くの妖怪がいきなり出てきて不安に思ったのですが、話が進むにつれて面白くなってきます。妖怪絡みの話なのですが、ミステリー的な謎もあり、楽しめます。
0投稿日: 2013.09.27
powered by ブクログ図書館の返却が迫ってたので1時間で無理やり読破。 気が向いたら続編も読もうかな。 10代の半ばに読んでたらもっと楽しめた気がする。2011/084
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸時代を舞台にした、奇妙な妖達と人間が織り成すファンタジー。古典もののファンタジーってどうなんだろうと思って読み始めましたが、これはあり。時代物の小説ってどうも堅苦しい日本語(これはこれでいいんですが)や義理人情の筋道がスッと通ってるものだとイメージしてましたが、これは全然違う。確かに時代に沿った言葉遣い、生活臭さが出ているけど、今の時代にマッチした感性というか、間合いみたいなものが心地いい。 それがただ人間同士の話じゃなくて妖が入ってくることで一筋縄じゃいかない話の展開。最後まで飽きません。こういうファンタジーは初めてでしたが非常にツボに入りました。続編も読んでみよう。
1投稿日: 2013.08.06
powered by ブクログ話題になっているのは知っていたのだけれど、yomyomで短編を読んで気に入って、一気に既刊分を買い込んでそのままファン^^ 鳴家たちは3巻からかわいらしくなるね。かわいい。
1投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログなんとなく敬遠していたのですが食わず嫌いはよくない計画実施中のため、手を出してみました。 妖怪話はいろいろありますが、私の場合は初めて読んだのが京極作品なので比べておどろおどろしさが乏しく…かわい過ぎるというかよい子過ぎる印象。言い方悪いですけど人間に優しすぎる感があります。 この内容で1冊というと少し長すぎるかな。犬神・白択があまりにも人間くさすぎたので妖怪ものという感じもしなかった。 新書のときから同じかと思いますが、挿絵がすごくよいですね。文庫の章扉の小さい絵がかわいくて、これとセットで一つの作品なんですね。悪い子なんですけど、群れ鼬ものすごくかわいいです。 全体的にライトなので読み応えはあまり…ですが、とりあえず次は読んでみようかな。と思いました。電車で読むのに最適かも。
0投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログ江戸有数の大店長崎屋の一粒種、今は薬種問屋の若旦那・一太郎は病弱で良く寝込む。 時々死にかけては周囲を心配させ、外出もままならない身。 そんな若旦那が家人の目を盗んで出掛けた夜、道の途中で人殺しと行き合ってしまった。 以来、薬種問屋ばかりを狙った殺人事件が続き、一太郎は彼を取り巻く妖、犬神、白沢等と解決に乗り出すが、その矢先、再び犯人の凶刃が一太郎を襲う……。 鳴家や鈴彦姫、屏風のぞきなど、登場する妖怪たちがユーモラスで可愛い江戸時代ファンタジー。
0投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログなかなか話が動かず、あれ???って感じでしたが 緩やかに進んでいたんですね(笑) 後半はあっという間の展開で楽しめました。 続きが早く読みたい! 文章が平易で、読みやすいので 疲れていても、負担にならずに読めました。
0投稿日: 2013.07.06
powered by ブクログついにしゃばけ!おもしろーい! おぎんさんはそういう訳なのね。だから一太郎は不思議なちからがあるってことか。しかしおたえは旦那に話してないのねぇ。 お兄ちゃんはどうなるのでしょうねぇ。 がんばれる一太郎はかっこいいわね。
0投稿日: 2013.06.29
powered by ブクログ何節かに分かれているけれども、1つ のお話。 妖怪と一太郎が事件を解決していく。 なんのにおいが??という疑問符と共に、読み進めていき、一太郎と関連し た事件がおきていき、事件と一太郎のなぞが段々あかされていく。 妖怪たちの心のままの表現やら、行動やら、とても可愛らしいです。 このシリーズでは、短編集のお話よりも長編の方が好きかも。
0投稿日: 2013.06.11
powered by ブクログ舞台化されていたからか、タイトルだけはずっと知っていて、あなり期待感なく読み始めたら、ひゃー面白い。付喪神(つくもかみ)という字面に出会った時から、引き込まれていった。 若旦那の祖父は人で祖母は妖。だから若旦那には妖が見え、付喪神になりそこないの墨壷のおこす事件とからんでいく捕り物調風。 闇があり風光を感じる環境にあった日本を空想できるファンタジーだ。畠中作品をこれからも読んでみようっと。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う……。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
0投稿日: 2013.06.01
powered by ブクログ好きな嫁さんが好きな畠中さんが好きなしゃばけです。 どこか不確定ですよね。いやもちろん最後ですよ、 なにいってるんですかアナタ。おもそろかったです。
0投稿日: 2013.05.22
powered by ブクログ基本、映像化するからと読み始めるのがマイルールで、実際にこれもその中の1冊。 江戸時代がこんなに頼もしくて、ゆかいな仲間たちがいるなら行ってみたいな! 何より若だんなの優しさに触れてみたいな!
0投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログ一太郎は大店の病弱な若だんな。妖(あやかし)を感知する力を持ち、妖に守られて生きてきた。そんな彼が遭遇したある出来事が、やがて江戸中を騒がす連続殺人事件に発展する——。 文章になんとなく馴れない感じがする。江戸の町を舞台としていながら、当時の風俗もこれといって描き込まれていない。そのあたりがものたりないが、まあまあ楽しく読めたかな。 タイトルの「しゃばけ」は「煩悩」と同じような意味。これが、ストーリーのみならず一太郎の存在の秘密に深く関わっている。薫君このかた出生の秘密に苦しむ主人公は何人も登場してきたが、これほどショッキングな秘密に直面した人がいただろうか!? …まあ、いたかもな。 続きも読みそうな予感がする。
0投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
するする読めるしキャラクターはとても可愛い。 気軽に読めるがお話自体はあまり後に残らないタイプなので、 キャラクターを楽しむシリーズだと思う。
0投稿日: 2013.05.17
powered by ブクログずっと読みたくて、ようやく手を出したシリーズ。思った通りハマりました(笑)。 シリーズ一作目の本書は長編で、主人公である「若だんな」とその周囲の人々…と、人ならぬ妖(あやかし)たちを丁寧に描き出しているが、とにかく登場人物?たちがみな魅力的で生き生きと描かれているのが素晴らしい。 妖たちはそこここに登場し、重要な働きをしはするが、メインはあくまで若だんなと江戸の町に起こるさまざまな出来事(事件含む)がメイン。ミステリでもあり、江戸人情話でもあり…。 人情を重んじる江戸の人々と、独特なものの捉え方をする妖たちのギャップも面白い。 大店のお坊っちゃまで病弱にもほどがあることもありひたすら甘やかされている、主人公の若だんな。自らの日常に歯痒さを感じる健全さが清々しい。 驚くほどの洞察力を見せるが、なにしろ体が弱いので(笑)実動部隊は妖たちということになる。 使われている擬音が何ともいえず、ありえないその場面を喚起させるのも気持ちいい。
0投稿日: 2013.05.15
powered by ブクログ一度途中まで読んでいたのを本棚の中に仕舞ったきりずっと放置していたのを発掘し再度読み直しました。 時代物に妖怪、ファンタジーにミステリーがぎゅっとつまったお話で、すべてが大好きな私にはとても嬉しい一冊でした。 性格良し、頭良し、お金もあり才もあるただ一つないのは健康な体。病弱ですぐ寝込んでしまう主人公の若旦那と、それをお守りする手代の妖怪たち。またその周りにもたくさんの妖がいて、初めは普通に人ならざる者と会話する主人公に驚きでしたが、妖怪たちと謎解きをするというのはとても面白かったです。イラストもそうですが、ここに出てくる妖怪たちはみんなどこか抜けていたりして可愛らしい。 ただ、昔の言葉はさっぱりなので難しくなかなか入り込めないところも多々あり、読むのに少し時間がかかってしまいました。解説書というものが他に出ているようなので先にそちらを読んでおけばよかったかしら。 しかしながら、ただの謎解きだけでなく最終的には主人公の出世の秘密にまでつながるとは思いもしませんで、最後は一気に読んでいまいました。 まだまだシリーズは続いているようなのでぼちぼち読んでいきたいと思います。
0投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
祖母に大妖の皮衣をもつ、廻船問屋兼薬種問屋の若旦那 しかし、若旦那は体が弱い。 そこで、白沢と犬神を付けることになった。 手代として人間界で生きる妖怪と、若旦那とのお話。 今回は、若旦那の出生の秘密が明らかに。。。 ********************: 久々に読みました。 結構忘れてる(笑) この話、シリーズなのに進展がないので、途中で飽きてしまう。 若旦那が元気になるとか、嫁ができるとか、新しい技が使えるようになるとか、栄吉が新作和菓子を開発するとか、何か進展があれば、読もうかな。
0投稿日: 2013.05.08
powered by ブクログ読書家の友人からのプレゼントでした。 私自身、時代小説はほとんど読んだ経験が無く、最初は難しく考えすぎてなかなか読み進められなかったのですが、実際の内容は軽めで読み慣れるとサクサクと読めました。 表紙のイメージよりももっと可愛らしく、人間味あふれる印象。 時代小説を読みなれている人には読み足りないであろう感は否めないが、ファンタジーとして読むととっても楽しめると思います。 コミカルな描写でおどろおどろしさはほとんどありません。 シリーズものの第一弾のようですので、続けて読んでみようと思います。
0投稿日: 2013.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
せちがらい平成の世からなんとも風情のある江戸時代にタイムスリップして愉快に読み進んでいくことができた。 異界の者たちと交わりながら人として成長しようとする若旦那の姿に心を打たれ勇気が出た。 「現実、現実!」と一つの世界に縛られてるとよくもの・ことを見ることができないのだと改めて考えた。 いいなぁ~シリーズで読みたい。 大福餅が食べたくなった…
0投稿日: 2013.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した作品で、今セクスィー部長(沢村一樹さん)が主演で舞台もやってます(笑) 江戸時代のお話で、大店の1人息子さんが半妖で、妖怪と一緒に事件を解決…っていうストーリーでした。 しかし、江戸時代と探偵もの、江戸時代と妖怪ものは別に新しいとは思わなかったし、伏線の張り方とかお約束な感じで、サラっと読めるけど文章にかなりイマイチ感を感じてしまうお話でした。 これは間違いなく作者さんの力量だと思うので、もしかしたら今ならもっと洗練された文章になっているかもしれないね。 内容は嫌いじゃなかったので、もう少しこの作者さんの話を読んでみたいと思います。
0投稿日: 2013.04.27
powered by ブクログあやかしと人のおはなし。 さくっと、気兼ねなく読めたが、 もう少しお話が深いといいなぁ 餡子が食べたくなったのは自分だけ? まだ謎は残っているので次のお話も読んでみます。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ物語の設定も、伏線の回収の仕方もすごくおもしろいです。 私は主人公の親の過保護なことにすこし引いてしまったのですがそれを差し置けば愉快なお話だと思います。
0投稿日: 2013.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
親ばか、兄やばか。愛しいww 若旦那幼少期、佐助と仁吉がいかに兄やばかになっていったのかのエピソードを掘り下げて書いてほしい!若旦那、母性本能くすぐられるのは十分承知ですが。
0投稿日: 2013.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人より並外れて体が弱い若旦那 一太郎と妖達の江戸を舞台にした 推理小説。 登場人物が、皆 とても魅力的なのに それぞれ欠点があり 完璧ではないのが また愛らしく感じます。 話のかけあいだけでも面白く、 読み始めると止まりません。 最初に、一番怖いのは人。 という台詞がありますが、 現実に良く似た事件があったりと 面白いだけではなく、 考えさせられる小説でもあると思います。 とはいえ、 重く、悲しい物語ではなく 楽しく明るい物語なので 気分良く読み終わることができました。 シリーズ化しているようなので 続きも読みたいと思います。 追記:シリーズを読むと、 どんどん世界にはまってしまい 大変おもしろいです。 シリーズで考えたら★5つ。
0投稿日: 2013.04.06
powered by ブクログ江戸時代を舞台に、大店・長崎屋の病弱な跡取り息子と彼に仕える妖怪たちが、町で起った奇妙な連続殺人事件に巻き込まれ解明していくという話。ミステリーとしての話の筋よりも、江戸時代の町や人々の雰囲気や、主人公と妖たちの家族的な関係が丁寧に描かれていて、より楽しかった。とてもチャーミングな小説、という印象。
1投稿日: 2013.03.28
powered by ブクログ江戸のちょっと奇妙で楽しい雰囲気が最初から最後まで伝わる作品。 キャラクターがとても可愛くてみんな憎めない! 事件はあるんだけどずっとほのぼのした感じ。
0投稿日: 2013.03.17
powered by ブクログ「逃げたら、体だけでなく、心まで弱くて使いものにならないと、自分で認めなくてはならなくなる」 主人公は、江戸で有数の大店の17歳になる「若だんな(一太郎)」。この若だんなは生まれながらに病弱で、廻船問屋兼薬種問屋のおぼっちゃん。両親からはもちろん店中の者から過保護に扱われています。ことに二人の手代(仁吉・佐助)が四六時中そばにいて、しつこいくらいにあれこれ世話を焼いてくれます。そしてなぜか、店にはたくさんの妖(あやかし)が棲んでおり、二人の手代も実は人の姿に化けた妖怪。若だんなにとっては友だちのような妖怪たちだが、二人の手代をのぞけば、他の者には姿が見えず、その存在さえ知られていません。そしてとある晩、若だんなはひょんなことから猟奇殺人事件に巻き込まれます。やがて自らも命を狙われる身となった若だんなは、仲間の妖たちとともにその事件の謎に挑みます。 しかし物語は、「妖怪」「猟奇殺人」といったおどろおどろしいイメージからはほど遠く、ほのぼのとした軽いタッチで進んでいきます。病弱だが案外芯のしっかりした若だんな、二人の手代をはじめとする様々な妖たち、息子にめっぽう甘い両親、菓子作りの下手な幼馴染みの菓子屋の息子など、一人ひとり癖のあるキャラクターがみな活き活きと描かれていて、どこか抜けていて、それぞれに親しみが持てます。ミステリとしてはさほど本格的なものではないが、元漫画家のアシスタントだったという作者の経歴ゆえか、彼らの奮闘ぶりにはどこかマンガを読んでいるような面白さがあり、普段あまり本に縁のない方でも、文体につまづくことなくサクサク読めることでしょう。
0投稿日: 2013.03.13
powered by ブクログ畠中恵のしゃばけシリーズの第一作 あらすじをほんとうに簡単に紹介すると・・・ 『時は江戸時代、物怪と付き合うことができる線の細い若旦那と、彼を幼少から見守ってきた二人の妖怪、犬神の佐助・白澤の仁吉。彼ら三人が江戸の町でおこる薬種問屋の殺人事件に挑む。』 妖怪の存在を認めた世界でのミステリー風味のドラマと言った趣の作品。鳴家や見越し入道、付喪神といった多様な妖怪が登場しており、それぞれの妖怪がその特徴にあわせた個性を持っており、妖怪と人間が同居する世界のファンタジーとリアリティが入り混じった様子を純粋に楽しむことができた。 また、一見しただけでは妖怪と若旦那の関わりが主眼に置かれた作品であるが、人間の登場人物についてもそれぞれに深い悩みや苦労が存在していて、物語に深さを感じられる。特に江戸人の人生観や職業観を反映した若旦那や若旦那の友人栄吉の悩みは、江戸時代であっても青年の悩みは深いなと思ったりも。 最初からシリーズとして考えられていたのか、消化しきれない設定がいくつかあるので続けて読んでいけばまた面白みが深まるのかも。
0投稿日: 2013.03.05
powered by ブクログジャケ買いで読んだ畠中さんの別の作品が面白かったので、代表作と紹介されている「しゃばけ」も読んでみました。 江戸時代の薬問屋の若旦那を主人公とする時代【妖怪】もの。表紙の雰囲気で分かるように、妖怪ものと言っても割とやわらかい人情味あふれる物語。あとから知ったのだけれど、ドラマなどにもなっているんですね。 体が弱くて細っこくて(たぶん)イケメンな青年が主人公。そして、彼の側に仕えているのが、普段は人間の姿をしている2人(2匹?)の妖怪。お姫様系の主人公に仕える忠義の厚い(そして時には主人公を守るために主人公に厳しい)忠実なる僕。ふむ、おもいっきりアニメやラノベでウケそうな(そして、絵が浮かんできそうな)設定。 時代物の良さと、若者ウケしそうな設定で、すらすらさらさら読めました。内容の濃さはそれほどでもないものの、人情系ドラマ+ちょっぴりミステリーという感じでバランスも良かったかと。 続きも読んでみよう。
0投稿日: 2013.03.04
powered by ブクログ「しゃばけ」シリーズ第一巻。 妖(あやかし)が見えてしまうのが自然な状態の薬種問屋のおぼっちゃん一太郎は、両親のみならず、付喪神(つくもがみ)からも大事にされている。 けっこう物騒な事件が多発し、どうやら妖怪の仕業だということに気がつくのだが・・・。 事件の推理のみならず、坊ちゃんが付喪神に護られている理由や出生の秘密など、いろいろと楽しめた!次作「ぬしさまへ」が楽しみ! ちなみに 娑婆気(しゃばけ):俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心 国語大辞典『 言泉』(小学館)より ---------------- 内容(「BOOK」データベースより) 江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。 ----------------
0投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログ妖よりも人が怖い。そんな江戸時代。 読んでてワクワクしたりほんわかしたちする作品。 畠中さんの作品、自分は好きだな。
0投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログここに登録するために再読。あと、テレビドラマを見たために、ドラマのストーリーと原作のストーリーとがごっちゃになっていたので、その整理にためにもう一度読んだ。 しゃばけシリーズはとっても気に入っている。何回読んでもおもしろい。
0投稿日: 2013.02.18
powered by ブクログ時代物だけど肩肘はらず、とても読みやすい。若だんなをとりまく妖達も愛らしく、そのやりとりに、とても和やかな気持ちになれる作品でした。
0投稿日: 2013.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公は江戸の大店である廻船問屋兼薬種問屋の長崎屋の跡取り息子。祖母おぎんが妖(あやかし)であるため、妖怪を見ることができる。体がよわくボディーガードの妖がまわりについている。後一歩のところで妖になれなかったスミ壷に狙われたりする話。幾つかの伏線を貼ってそれが最後につながっていく設定だか、つながっていくのが終盤過ぎて途中で飽きてきた。
0投稿日: 2013.02.08
powered by ブクログ江戸の社会が丁寧に描写されていたり、古めかしい言い回しが多用されていたりと、紛れもなく時代小説ではあるものの、元漫画家さんの作とあって全体的にライトノベルを思わせるような筆致で、さらりと読めました。各登場人物のキャラも立ってるし、妖たちも思わず「お友だちになってみたい!」と思わせる魅力的な面々ばかり。京極夏彦ワールドのようなおどろおどろしい世界とはまったく違ったけど、これはこれで楽しかった!
0投稿日: 2013.02.07
powered by ブクログ今まで時代小説というか、現代とは異なる時代を描写した物語を読むことを避けて通ってきたので、初めて読んだときの衝撃は大きかった。最初の数ページですぐに分かったのだが、江戸時代における風習とか文化についての説明が自然にされていて、当時の時代のことを詳しく知らない現代の人でもすんなり入ってくるような文章の書き方で読み進めやすい。 そして、登場人物たちのキャラクター性がはっきりとしていた。個人的には、この巻から既に主人公の若だんなが可愛くてかわいくて仕方がなかった。次の巻も絶対に読んでやると固く決意させた第1巻だった。
0投稿日: 2013.02.03
powered by ブクログ時代ファンタジー。 身体が弱い薬屋の若旦那は妖が見える。 夜でかけた際に殺人事件に遭遇して、いろいろある、、 ファンタジーは苦手だけど、設定が江戸時代で入りやすかった。 シリーズものみたいなので、他のも読んでみたい。
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
体が弱いが頭のきれる若旦那とそのまわりの妖たち。 でてくるキャラクターが個性豊かで、明るい。続編も読んでみたい!
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ江戸時代の商人街を舞台にしたオバケファンタジー。 畠中恵さんの作品を読むのは初めて。 宮部みゆきさんの歴史物の香がする。 妖(アヤカシ)の姿を見ることが出来る虚弱体質の若旦那が、摩訶不思議な殺人事件に立ち向かっていくお話し。 物が大切に扱われ骨董品の域まで達すると付喪神(ツクモガミ)に進化する。 万物に神が宿る。 独特の世界観を感じる。
0投稿日: 2013.01.15
powered by ブクログ江戸、妖、そして事件!! 設定が大変好み。 若だんなが異常な虚弱体質ってのもそういう出生の秘密があるならわかるね。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログ面白かった 登場人物が皆個性的だけど全員好きになってしまう。 シリーズ全て読みたい 2013.01.01
0投稿日: 2013.01.02
powered by ブクログ江戸時代、舞台は江戸。 病気がちの若だんな・一太郎は妖と家族同然に暮らしてきた。そんな一太郎は夜道、人殺しを見てしまう。それから奇妙なことが立て続けに起こるのでした…。 妖怪って、幽霊と違って親しみ深いものですね。おどろおどろしい感じがない。そりゃ怖い妖だっているでしょうけど、仁吉や佐助のような(笑) 日本は八百万の神がいますから、この本にだって魂がついてくるかもしれません。……それはそれで楽しいような騒がしいような。 この本をファンタジーと括ってしまうのは寂しい。 私はいると思ってますから、何処かにきっと。 そう思うと、楽しい本です。
0投稿日: 2012.12.20
powered by ブクログ小説。しゃばけシリーズ、第1巻。江戸時代、妖怪が見える若旦那と、助さん格さん級の妖怪が若旦那を守るお話。色んな妖(あやかし)が出てくるのも面白い。人とあやかしの感覚が違うというところが分かってきたあたりから話に吸いこまれる感じ。中盤からストーリーが走り出す。個性的なキャラクターたち。
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログ妖たちがとにかくかわいい!鳴屋など家にほしいです。 手代たちも人間味にあふれ、読んでいておもしろかった。 しかし、宮部みゆきの江戸ファンタジーものなどを読んでいると、いまいち江戸らしさに欠けるような気がし、少々物足りなかったかな。 テンポもあまり良くなく、進んで次を読もうと思えなかったので☆3つ
0投稿日: 2012.11.30
powered by ブクログまぁまぁ面白かったが、シリーズで読みたいとおもうほどではない。 設定や話の筋は面白いが、テンポが悪く読んでいて疲れる。
0投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログしゃばけシリーズは、どれから読んでも楽しめますが、 まずはざっと、世界感や、登場人物の個性を知るためにも、 こちらを一番に読んでもらうのをおすすめですv これからどんな物語が始まるんだろうって、ワクワクします。 妖怪というと、なんだか怖いイメージや、悪者的な扱いを されがちだけど、しゃばけシリーズに出てくる妖怪は、 どこか人間味のある感じかな。 人も妖怪も、喜怒哀楽を感じる心を持っている。 共感できるところや、感情移入できるところが多いから、 何度読んでも、楽しめるんだと思うなぁ~♪
0投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログなにこれ面白い!すっごく好きです!!! 若だんなと、周りの妖たちの日常と事件。 テンポのいい展開に、きれいでわかりやすい構成。ファンが多いのもわかります。 題名も好きです。シリーズなのが嬉しいです。
0投稿日: 2012.11.22
powered by ブクログ11月の7冊目。今年の193冊目。 読みやすい! それは非常に感じました。江戸っていう設定で、まぁちょろちょろ良く分からない言葉が出てくるけれども、文章は非常に平易で、楽しく書かれているなーとの印象を受けました。ただ、妖怪の描写がいまいちよくわからなかった、というのはある。まぁそれなりに知識があると、もしかしたら、名前を聞いただけでわかるのかもしれないけど、正直妖怪は詳しくないんで、分かりませんでした。
0投稿日: 2012.11.13
powered by ブクログ江戸の大店、廻船問屋の跡継ぎ息子、一太郎。 体が弱く、小さなときから妖たちに守られ愛されて育ってきた。 ひょんなことから殺人事件に巻き込まれ 妖たちと協力して謎を解く 江戸推理や、妖怪モノという点で、ちょっと宮部みゆきの世界と被るかなぁと思ったけど なかなか面白い♪ とくに妖たちの、若旦那への溺愛っぷりが笑えます シリーズ何冊も出てるらしいので、ゆっくり読んでみるつもり
0投稿日: 2012.11.11
powered by ブクログ江戸ファンタジーものにはまっていた時に読んだもの。 気軽に楽しめるよ!少しライトノベルっぽいところがあるかも。
1投稿日: 2012.11.05
powered by ブクログ母親に勧められて読んでみた本。 時は江戸時代。10間もある大店の廻船問屋の一人息子、若だんなは病弱で、少し動けば疲れ、病気も絶えない。しかしそんな若だんなは妖が見える体質で、小さいころから隣には二人の妖の手代、佐助と仁吉が付き添っている。妖を使いつつ、持ち前の賢さで江戸の町で起こる事件の真相を推理し、解決していくのである。 連続短編で推理物なので、さくさくと読める。しかも、徐々に登場人物たちの生い立ちや秘密が語られていくから、続きが気になる。若だんなも、いつも守られてばかりでふがいない自分に葛藤しているところが共感が持てるし。 読んでみてよかった1冊でした。すでに2巻まで読んだので、続きが読みたい。
1投稿日: 2012.10.27
powered by ブクログずいぶんと久方ぶりの時代小説だったため、はじめ言葉遣いや、背景の理解に戸惑ったが、なかなか小粋な小説だった。 映画になったことから、娘が先に読み、おこぼれをもらったのだが、映画も見てみたいという気になった。 妖かしに囲まれて暮らす、大店の若旦那が、奇怪な事件に巻き込まれていくのだが、若旦那の暮らしぶりや、若旦那を助けるこれまた妖かしの手代、友達の菓子屋の跡取り息子や岡っ引きとのやり取りは、なんとものんびりとした雰囲気を持っていながら、その実裏で起こる事件は、妖かしのなりそこないが引き起こしていた。 最後の対決の場面は現代小説の大詰めとは異なり、のんびりと進行していくような気がした。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログ畠中 恵による時代小説。江戸時代が舞台になっているが難解な言葉は出てこず、非常に読みやすい。物語に出てくる妖怪たちが非常に個性的で可愛い。
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どういう話なのかタイトルからはあまり想像できなかったけど、読み進めていく内に世界に入り込めて面白かった。 妖怪と人間とが共存する世界。 お菓子が好きな妖怪たち、可愛い。 人が次々に殺されていく事件はむごくて辛かったけど、一太郎が成長して自分の力で解決していく。 サスペンスやみすてりーの要素もあり、ハラハラしながら読めた。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログなかなかおもしろかった! ほんわかするとこもあり、色々入ってて、思てたより人死ぬけど、楽しい感じ! とりあえず言いたくなる。 「しゃばけ!」
0投稿日: 2012.09.11
powered by ブクログ時代小説なのにサクサク読めた。 かわいらしくて個性的な妖怪たちが次々に出てきて飽きなかった。 続編も読みたい。
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログ誰も答えてくれる者はいない。 仕方ありませんよ、若だんな。あたしらは商人。様式を守って格好に命を賭けている武士とは違います。仕事のことも日々のことも、放っておく訳にはいかないですからね。船荷を仕分けて薬を調合する間に、血にまみれた妖物を倒すんですよ
0投稿日: 2012.09.01
powered by ブクログ妖怪と、人の世の事件のコラボレーションってことで、妖怪好きの僕としてはちょっと楽しみにしながら手に取った作品。このシリーズを手にするのは初めて。で、思ったのは、妖怪の存在っていうか、その物語が好きっていうより、僕の場合、妖怪画が好きなだけなのかも、ってこと。マンガみたいな話だけど、それなら絵をもっと見たい、って思っちゃいました。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ現在進行形の一話完結のシリーズ物。 現状12巻まで出てる。 文庫化されてんのは10巻まで。 なのでとりあえず10巻までの感想。 いろいろ評判を目にする今作。 妖怪ものってので敬遠してたけど 機会があって読んでみる。 あら。 おもしろいじゃないの。 病弱で頼りないけど優しい主人公が いつの間にか巻き込まれてく怪事件。 少し間の抜けた、おかしな妖怪達の力を借りて、 事件の解決に向け四苦八苦。 難しいことなしにスッと時代に入っていけるから、 時代ものあんま読まねえぜって人にも良いかも。 表紙、挿絵も可愛らしく、 作中のイメージにもピッタリ。 結構、絵のイメージ大きい。 読み進めるうち、設定のおかしさや世界観が どんどん好きになっていく。 ただ、影の主役達とも言うべき 妖怪達のキャラが実は弱い。 意識的にそうしているのか、 妖怪達のホントの姿の描写がほとんど無い。 それぞれ何か特化した能力があるでもなく、 結局どんな妖怪ってのが弱くて薄い。 キャラ設定はおかしいんだけど、 妖怪って売りがあんま活かせてない気もする。 最初は妖怪達の助けを借りて事件解決っていう 分かりやすい物語の性格があったけど、 段々人情ものというか良い話に特化していってるし、 妖怪の特性活かすでもなく、 単に愉快で不思議な仲間達ってだけで終わってる。 あと、 次回に続きそうな結びで話を終えたにもかかわらず 次の話が全然関係ない物語であることが多い。 前回のフォロー無し。 え?続きは?ってなる。 ここだけは気にいらない。 まあでも、この世界は好き。 続きを楽しみに。 鳴家って妖怪がホントに欲しい。
0投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログ妖怪好きとしては以前から気になっていた作品をやっと読了。 江戸の闇、怪しげな雰囲気、妖怪の楽しげなキャラクターなどすべて期待以上。大筋はミステリ的な展開なので妖怪&ミステリ好きにぴったり。女性らしい柔らかい印象で時代小説らしい文体がまた良い。シリーズ全部読もうと思う。
0投稿日: 2012.08.23
powered by ブクログ読みやすい。 江戸の町が、実際に見てきたかのように、浮かんでくる。 登場人物も実際にいるかのごとく、人物がきちんとつくられている。
0投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログ廻船・薬種問屋 長崎屋の跡取り息子・一太郎。 体が弱くて寝込んでばかりの一太郎の周りには妖怪がいっぱい。 江戸で薬種屋が狙われる連続殺人事件が起こり、 妖が関係しているのでは・・と妖怪たちと共に事件を探る。 手代の二人の一太郎溺愛っぷりがいい。 あ、でも屏風のぞきが一番好き。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ諸般の事情により妖に傅かれている、廻船問屋の若だんな・一太郎(超病弱体質)がとあるきっかけから殺人事件を目撃してしまい、妖怪たちの助けを得ながら解決を図るお話。 一太郎は体の弱さと柔和な性格ながら、頭が良くて芯は強い。妖怪たちが庇護したくなるのもわかる。 周囲で世話を焼く妖たちも可愛い。鳴家を一匹家で飼いたい。 読んでいると妙に和菓子(特に餡子)が食べたくなる。
0投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログドラマ第二弾を観てから気になっていました。知人もファンと言うことで、この度第一作の文庫本を購入。 時間にして6時間ほどで読めましたかね。 時代ものの妖ファンタジーですね。そしてサスペンスでミステリー。盛り込んでますな。 妖ものは男性作家さんの作品をよく読みますが、なる程。女性が書くとまた違った部分にウェイトが置かれていて面白いですね。感情や情念、人間関係などが丁寧に描き出されていますよ。 殆どが主人公である若だんなこと一太郎の視点で書かれていて、彼の存在は常人とはかけ離れたものなので、移入し辛いかと思えば、実は性格は気持ちが良く、自分の体の弱さを不甲斐なく思いながらも芯が強いため好感が持てます。 また、周りを取り巻く人間は勿論、やはり妖たちが皆魅力的。人間とは少々ズレているとありますが、皆どこか人間臭く、愛嬌があり憎めないのです。 江戸の市井の活気だったり空気が瞼の裏に浮かびますよ。 また、喋り言葉が独特で、真似したくなるやも知れません。 全編通して読みやすく、軽快なタッチで書かれていますので、時代ものは堅苦しそうだな...と敬遠されている方や、これから時代ものも読んでみようかな、と言う方におすすめの一冊。 容姿端麗な殿方も登場し、艶もあります故、女性好きする作品かも知れませんね。従者と主人の関係もかわいいです。若だんな大好きっぷりが。
1投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログ毎年夏の100選に選ばれています。 出版したばかりの頃はまさかドラマ化するとは思いませんでした。びっくり! コミカルで人情がたっぷりしていて、気楽に読める本です。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ大好きな設定だし、キャラクターたちも魅力的で私の好み! でも、文章と展開にちょっと集中力をそがれる。 でも続きは読みたい。つか、ちゃんと読まずに返してしまったのだが。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログ畠中さんの作品を読んだことがなかったので読んでみました。 江戸有数の廻船問屋の跡取り息子・一太郎の周りで起こる連続殺人事件を、一太郎と彼を取り巻く妖怪たちが解決していくという話。 このような設定の作品は読んだことがなかったので新鮮でした。 軽妙洒脱な文章なので、殺人事件の場面もあまり深刻でない。 落語的というか、飽くまでエンターテイメントという感じです。 ただ、今後も畠中さんの本を読もうとは思えませんでした。
0投稿日: 2012.07.29
powered by ブクログ豪商の息子だが病弱な主人公とそれを陰日向から支える妖怪たちが紡ぐ、ミステリー仕立ての江戸時代の物語。 そつなくまとまって面白かったが物足りない。 全体的に妖(あやかし)たちが悪い意味で人間臭すぎる。幾度か一太郎が妖と人間の考え方の違いについて述懐するがそれほどの乖離も軋轢も感じられない。異世界の住人であるはずの妖が、異文化の隣人といった印象。 導入である夜道の場面は世界が混沌とした雰囲気に包まれ、これから始まる人と妖の物語に期待が高まっただけに小さくまとまっている感じが残念。シリーズなので続編は読んでみたい。
0投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログL しゃばけ1 ファンタジー。 これは時代小説の括りなのか?? 江戸が舞台だから馴染んでるのか? 江戸じゃなくても別設定でありそうなネタだけれどね。 それにしたって百両をぽんと出す母親(いくら大店でも内儀が動かせる金なのか?)、百両を違和感なくねだる息子。年収1両にも満たない暮らしの中…ってファンタジーだからいいのか。 そうかそうかファンタジーか。
0投稿日: 2012.07.20
powered by ブクログ日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。江戸時代の問屋の若旦那と妖怪たちが、謎解きしていくライト感覚なミステリー 詳細はblogにて http://iburin.blog.so-net.ne.jp/2012-07-11
0投稿日: 2012.07.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ第一弾。 大店の息子として生まれた一太郎だが、体がとても弱くほとんど寝てばかりの生活。でも、実は妖と人間のクォーターという出生を持つ。 クォーターなので、自分の近くにいる妖の姿も見える。 妖は恐ろしい生き物だと思われているが、ここに登場するのは個性的で面白く、可愛らしい妖たち。 今回はある薬(お香)を巡っての騒動の話。
0投稿日: 2012.07.11
powered by ブクログ「しゃばけ」シリーズは全部好きです。病弱すぎる若旦那が妖たちの力を借りて、小さなものから大きなものまで色んな事件を解決します。鳴家という妖がとっても可愛い。私にも見えたらな~。
0投稿日: 2012.07.09
powered by ブクログsoooo sweeeet 妖怪活躍お江戸ミステリー。愛され系若だんなにまとわりつく妖怪、つくもがみのみなさんと手代の二人が可愛過ぎてニヤニヤが止まらない感じでした。知ってる妖怪ばかり出てきたので楽しかったです。
0投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログあまり本を読まない妹がはまっていて気になったので、読み始めました。ほのぼのしたミステリーです。キャラクターの個性がそれぞれ強くて楽しめます。
0投稿日: 2012.07.07
powered by ブクログしゃばけシリーズ一作目。 江戸時代、病弱な若旦那と妖怪たちのほのぼのとしたお話がメインです。 短編でさっくりと読めることや、ふわりとした雰囲気でとても読みやすくて和みます。
0投稿日: 2012.07.03
