Reader Store
今夜、世界からこの涙が消えても
今夜、世界からこの涙が消えても
一条岬/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

57件)
4.0
19
17
14
3
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    今夜、この世界からこの恋が消えても、のスピンオフ作品!! まだ前作読んでないけどとてもこっちから読んでも特に異変はなかった!! 神谷透が真織と付き合ってその付き合っていく途中で心臓突然死で亡くなってしまった 初恋が亡くなって失恋になってしまった そしてなんやかんやあって成瀬透と言う大学1年生と条件付きで付き合ってみたけど彼が優しくて無理をしていたら別れたけど透のことが好きでたまらないかった!! P、253. 「私のこと、本気で好きになってくれていい。私も君のことを好きになるから。もう好きになりかけているから。だけどこれだけは守って、絶対に、私より長生きして」 これの言葉が一番響いた!!これが愛として特別な存在

    0
    投稿日: 2025.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2人のことをずっと近くで見ていて、真織のことを一緒に支えていた透を亡くして、1番やり切れないのは綿矢だったんじゃないかと思った。 全部受け止めてくれるような人と出会えてよかった。

    0
    投稿日: 2025.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作を読んでいる時は考えてもいなかった方向から物語が始まったので、内心びっくりしながら読み進めていました。 視点が結構な頻度で切り替わるものの、誰の語りかが割とすぐわかるようになっていたので、読みにくくは感じませんでした。

    0
    投稿日: 2025.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    『セカコイ』のヒロイン真織の親友である泉視点の話。彼女から見た真織、透のこと、そして過去と向き合い未来へ進む。

    0
    投稿日: 2025.09.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全て優しい人の物語で温かい。人のことを自分よりも優先して大切にして優しくすること私にはできない。だから羨ましいと思うし、とても惹かれる。失恋という人生の中での大きな出来事を私はしたことがないけど、その気持ちを忘れなくてずっと持ってていいんだよって背中をさすって貰える作品だと思った。

    0
    投稿日: 2025.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    綿谷視点の物語。 とにかく相手を大切に想う気持ちで溢れてる作品。出てくる出演者皆んなが、愛する気持ちを持ち合わせていて素敵。優しい世界。

    1
    投稿日: 2025.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私も恋をしたものの諦めた経験がある。しかも、その相手をひどく傷つけて無理やり終わらせてしまった。いくら悲しんでも、いくら悔やんでもどうしようもないことはあると思う。無理やり忘れようとしていたが、無理に忘れる必要はない、その気持ちがあることを尊重して認めてもいいんだと感じることができた小説だった。

    0
    投稿日: 2025.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この物語の中に少しでも長く浸っていたくて 途中YouTubeみたりXみたりと時間を潰しながら… でも物語の先が気になるから読み続け… ついに読了してしまった。 本当にオヤジになると涙腺が簡単に崩壊してしまう。 この本は 本当にいい。 前作を知っているからこそより鮮明に切なく美しかった。

    1
    投稿日: 2025.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    続編。大切な人を失った悲しみとどう向き合うか。その人を想う気持ちをどうしたら良いか。そのことに主人公が向き合い葛藤する作品。

    0
    投稿日: 2025.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一条岬さんの文章はすごく美しい。 やさしさで溢れている世界が描かれていて、前作含めとっても好きな作品。 表紙の写真もタイトルも好き。

    0
    投稿日: 2025.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    透くんと真織ちゃんの横にいた綿矢ちゃん目線の物語なのが前作とはまた違ってよかった。 前作と繋がっている部分があったり、新たな話が出てきたりで面白かった。

    0
    投稿日: 2024.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「今夜、世界からこの恋が消えても」の続きの話で、綿矢泉が主人公となる。前作では明かされなかった事実が描かれ、透に対する思いが葛藤を生み、新たな一歩を踏み出せない泉を懸命に支える成瀬の思いが彼女を前に向かせる。悲しいことがあったら忘れなければいけないと思ってしまうし、実際私もそう思っていたけれど、忘れなくてもいい。大切にしていてもいい。そんな温かさが沁みる作品だった。

    0
    投稿日: 2024.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいる最中はうるっとくるぐらいだったのに、読後は涙が零れた。 『今夜、世界からこの恋が消えても』のスピンオフで、親友の彼氏に恋をした、当時は少女だった子のお話。 生きていく中で、自然と忘れるものもあれば、忘れたくないけど忘れないとツライと思ってしまい込むこともある。 このお話は、訳あってひとりで抱え込まないといけない苦しい恋心を、いろんな形で整えていく。新しい出会いや出来事によって、自分と向き合っていくお話は苦しくて切なくて、でも最後は温かかった。

    1
    投稿日: 2024.09.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     『今夜、世界からこの恋が消えても』の続編。  前作で真織の親友で透とも友人だった綿矢泉と、綿矢に恋をした成瀬透の物語。  成瀬透に告白された綿矢は『私を本気で好きにならないこと』を条件に告白を受ける。そう、これは前作で真織が透に対して言った条件と同じものだった。  前作では全然気付かなかったのだが、綿矢は透のことが好きだった。透が亡くなったことにより恋人だった真織と同様、綿矢もずっと苦しんでいた。  そんな中、告白してきた成瀬透とは、神谷透のことを忘れるために付き合い始めが・・・。  大切な人を亡くすことはものすごく辛いこと。記憶を失う病気を患っていた真織は病気が治ってから、その存在すら知らなかった透のことを思い出そうと必死になっていて、その菅原文太に胸を打たれる。それはそれで辛いことだが、自分の気持ちを隠したまま大切な人を失った綿矢の気持ちもかなりのものだと思う。  そして、ずっと心に大切な人がいる綿矢に恋した成瀬透もまた。  なんで一条さんはこんなに辛い物語を描くんだろう。本当に心が苦しくなる。でも、前作に比べて、本作はより希望に満ちたラスト。それでも私は前作の方が好きかな。本作が前作の肉付けの役割を果たしていて、やはり両方読むのがベスト!素敵な物語をありがとうございました。  間違ってもこちらから読まないでください笑

    22
    投稿日: 2024.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界からこの恋が消えてもを読んでこの本を読みました。 もちろん前作もすごく素敵な話だったけど、この話はスポットライトは前作の主人公の親友に当てられて、前作を読んでいる時には気づけなかった恋心、優しさ、その中の葛藤があり友情と愛情、優劣つけるものではないのにつけないと行けなくなってしまった時、私ならどうするのだろうと思った。 この主人公は決断に後悔していなかったのか、どれだけ苦しい思いで過ごしていたのか、それでも友達を大事に思う気持ち、すごく繊細で力強い女の子の話だと思った 今の私には少し共感してしまうところがありこの子を抱きしめたいと思うほど胸がキュッとした

    0
    投稿日: 2024.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    スピンオフ作品の方を先に読んでしまった。 綿矢泉に大学で出会って告白をする成瀬。二人の関係と、泉の高校時代の思い出とそれぞれの物語がすすまながら、現在の関係の進展につながっていく。 前半の切なさ、もどかしさに対して、後半の展開が物足りない感があった。

    0
    投稿日: 2024.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どこまでも友達想いな泉ちゃんに惚れた 決してハッピーエンドでは終わらせず登場人物がどのように成長するのか読者が考えさせられるのがよき、、

    2
    投稿日: 2024.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「今夜、世界からこの恋が消えても」のスピンオフ作品。 「今夜、世界からこの恋が消えても」の終わり方も、悲しさはあれど、進んでいる感じで良かったが、今作も終わり方がハッピーエンドな感じで良かった。 今度は泉が主人となっていて、複雑な心境を吐露しながらも物語が進んでいく。 途中、泉の両親の関係性についての描写があるが、その部分を読むと、今の泉の関わり方がはっきりイメージできるようになった。 無理に記憶を消そうとしなくていいよ、というメッセージは、個人的に印象に残った。 生きている限り、いいこともそうじゃないことも色々覚えていくことになるが、それも含めて、自分を形成していると思うと、必要な思い出だなぁと思った。

    12
    投稿日: 2024.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    泉ちゃん視点の話だけど、神谷透くん本当にいい子だなと思った。いい子という表現は正しくない気もする。やはり泉ちゃんが言うように"優しく温かく、美しく生きていた子"がぴったりなのだろうか。こんな子、いくら親友の恋人でも好きになっちゃう。 あなたは美しく生きていたと。 あなたは優しく温かく、誰よりも美しく生きていたと、あなたにそう伝えたい。 自分がいなくなった時、そんな風に思ってもらえる人間になりたい、生き方をしたいと思った。 すごく神谷透くんに会いたくなる物語。

    0
    投稿日: 2024.03.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     前作『今夜、世界からこの恋が消えても』から少し時間が進んだ時間軸のスピンオフ小説です。  今作の主人公は、前作主人公の一人、日野真織の親友として描かれた綿矢泉を想う年下の大学生。前作で描かれた真織の『彼氏くん』へ残した想いが忘れられない綿矢と、自分は何も持っていないと思い込んで今一歩が踏み出せない成瀬は、『本気で好きにならないこと』を条件に付き合うことにしてみるも上手くいかず、思わぬ方向に転がっていく。  自分の好きな人が、それも自分の恋人ではなく、親友の恋人で、告白をすることもなく失恋していて、けれどずっと好きだと思っていた人が突然この世からいなくなってしまったら、その気持ちはどうやって消化したらいいのか。こじらせていることはわかっているけれど、自分ではどうにもできない。忘れたい。忘れたくない。忘れなきゃいけない。忘れられない。そんな矛盾した苦しみの中にいる大学生の綿矢泉と、そんな彼女に想いを寄せる年下の男子大学生。どこか頼りないけれど、素直で一途で、どことなくわんこ味を感じる彼が、恋を知って、愛で変わっていく。その様が時に微笑ましく、また覚悟を決めるというのはこういうことなのかと思わされました。  前作を読んでいない人でも読めるようにということなのか、前作の回想にそこそこ重量があった気がします。私は前作から間をおいて読んだのですが、もう少し触れるのも軽めでよかったように思ったので、前作・今作と連続で読むと冗長に感じるかもしれません。  前作同様ダブル主人公の目線で話が進むのですが、途中で前作主人公の日野真織の視点も混ざります。綿矢泉も日野真織も一人称が『私』のため、ある程度読み進めないと誰の目線か分からずに混乱するところがあったのが少し残念ですが、全体的に面白く読めました。  少しの無理でやれることなら、全部やろうと思う。無理をしてもやってみたいと思えることがあることは、幸せなことだ。  言い回しは違うかもしれないけれど、そんなことを二人の男の子たちが言っているのに、静かに感じ入ってしまいました。  少しの無理。少しの背伸び。それをしたい相手がいることは、それをして喜んでもらいたい相手がいることは、確かに幸せなことなんだろうなと。  誰かを好きになること、誰かを大切にするということを改めて感じさせてくれる一冊でした。

    0
    投稿日: 2024.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    オーディブルで聞きました。 40歳半ばのおじさんでも、とても切なくなりました。 純愛な若者と命の儚さ。 これも現実なんだと。 大切な人への感謝の気持ちと今を生きれている幸せを大切に 生きていきたいと思いました。

    0
    投稿日: 2024.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    愛は一番美しくて、なおかつ、1番歪んでいる。 人にはあまり言わないけど、自分の中で忘れたくないと思う感情って、誰しもが持っていると思う。それを無理して棄てようとするのではなくて、受け入れた上でそのままでいいと思えると未来の自分が辛い想いをしなくて済むのかなと感じた。 時間は良くも悪くも過去を置き去りにして過ぎ去っていってしまうから、つなぎ止めておきたい大切な感情を、生涯大事にしていく生き方を私はしたい。

    1
    投稿日: 2023.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を見たあとに“今夜、世界からこの恋が消えても”の方を読み、この本を読んだ。 透に思いを寄せていた綿矢がとても切なく思えた。タイトルの意味が理解出来た瞬間の感動が凄かった。

    1
    投稿日: 2023.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画公開をきっかけに 今夜世界からこの恋が消えてもを読みました。 秘密を守りながらも大切な人のためになら 何でもしたいと思えることに憧れます。 今回は綿矢泉の視点から描かれてるんだけど あの出来事の裏でこんな事があったんだ 見えてなかった事実があったんだ と発見の連続でした。 好きな人に振り向いてもらうために 何も持たない自分を変えるために 覚悟を決めて夢に挑む透に感動。 私も一般論や周りの意見に囚われず 夢や目標に挑戦する覚悟を決めます。 今の仕事との折り合いや必要な人への説明 夢に挑戦するための勉強など やらないといけないことや課題は山積みだけど 一つずつ確実にクリアして夢に近づけるように 努力して努力して頑張ります。 それに登場人物の心情が細かく描かれてて 想像を膨らませながら読む私にとって とても読みやすかったし 一条岬さんの物語が好きになりました。

    0
    投稿日: 2023.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    過去も未来も大切だけど、何より今この瞬間が一番大切だと感じさせられる作品だった。 当たり前に健康に過ごせている時間や、一緒に過ごせる人は明日なくなってしまうかもしれない。 そんな瞬間の切なさと尊さを感じた。

    0
    投稿日: 2023.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前作で泉ちゃんの心情がとても気になっていたから、泉ちゃんのストーリーは嬉しかったけど、もっともっと複雑な部分があるだろうに…と思ってしまった。また、全く知らない故人の名前を借りるなんてあり得ないし、自分が透の姉なら、泉ちゃんなら絶対に許せない。ちょっと残念だったなぁ。

    0
    投稿日: 2023.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『今夜、世界からこの恋が消えても』のスピンオフ。主人公は綿矢泉。大学の後輩・成瀬透と付き合うが、すぐに別れる。神谷透への想いがつのるばかりで、悲しいエンディングを予想したが、自分にとっては意外な結末に。スピンオフの方が良かった。

    10
    投稿日: 2023.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルからして同じ人を好きになる系だと思ったけど当たりだった。内容が悪い訳では無いけど、あと出しで泉も透のことが好きだったとか知りたくなかったなー。これなら原作で同時進行にしてもらいたかった。 泉も辛かったとは思う。だけど時間と共にやっぱり忘れていく、傷は癒えていく。成瀬くんとも最後には好き同士で付き合うことになったし。 でも、真織は思い出したいのに思い出せない。真織も透のことが好きなのに。好きなままなのに。 透も泉も真織も成瀬くんみんなしんどくて辛い気持ちがあったと思うけどどうしてもやっぱりわたしは真織が1番しんどいだろうなと思っちゃうな。

    1
    投稿日: 2023.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Audible読了。 前作からこの作品がスピンオフしてくるところは凄い。 けど、そこに止まってる印象でした。 突き抜けた属性を持った真織が一般人になり、さらに本作では登場シーンも激減して存在感がほぼなくなった。その結果、普通の恋愛小説になった。のかな。

    1
    投稿日: 2023.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2023.4.22. 読了 「今夜、世界からこの恋が消えても」のスピンオフ。前作では真織と透がメインで描かれていたが、今作ではその友だちの泉の視点から作品が作られている。 「好きな人を忘れるにはどうすればいいか」について透が亡くなってからずっと考えていた泉。私は家族を亡くしているからこそ泉の気持ちが少し分かる気がした。 ぜひ、前作を読んでから今作を読んでもらいたいと思った。

    0
    投稿日: 2023.04.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「今夜、世界からこの恋が消えても」という前作の続きで、関連した内容・登場人物となっていた。 前作を読んだのは半年程前なので思い出すのに少し時間がかかった。前作を読み直してから読めば良かったと思った。 内容については前作の方が感動した。故人を思い出す内容があまり好きではないからかもしれない。

    1
    投稿日: 2023.04.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    Audibleにて。 とにかく、話が長たらしい。 説明が長すぎだし、説明する時に並立表現ありすぎだし、「〜だったりするのだろうか」「脈動する」「鼓動する」「感じ入る」、前のセカコイから何回使うんだ。 前日譚のセカコイと重複する部分があって長ったらしく感じるのかなぁと思ったが、Audibleで3倍速で聞いても問題ないほど同じ話ばかりしていた。 話もご都合主義すぎて、後から「あ!これがこうなるのね」という驚きなどなく、ご都合的な事象が出てきて、付け焼き刃のようにそれの説明がなされて、その説明が長い、というか、くどい。 ケータイ小説的な読みやすさだった。 だが、授賞式の場面で「神谷透」の名前が出てきた時、成瀬君の下の名前が「透」の場面は鼓動が脈動はした。 だし、透の通夜での出来事も感じ入るものがあった。 けど成瀬君の写真撮る理由とか薄っぺらすぎた。 ちょうど同じ時期に写真をたくさん撮るようになった監督の映画を観ていたので、【もっと深い理由とか無いんかい。こういうところがご都合主義の付け焼き刃っぽいんだよな】と思った。

    0
    投稿日: 2023.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    去年(2022年)の7月末に公開された映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の原作の続編であり、かつスピンオフ。泉の視線から過去が語られ、そして未来が描かれる。実は間違ってこれを先に読もうとしたんだけど、やはり後に読むべき。後回しにして良かった。映画はテレビで放送されたら見るかな

    0
    投稿日: 2023.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作を読んでから読むことをオススメする。 前作のこのシーンで、泉はこんな気持ちで2人を見ていたんだ。と改めて切なくなった。 前作も改めて読み直し、違った目線、気持ちを感じたいと思う。

    0
    投稿日: 2023.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校生の時に初恋の人が亡くなると言う事実が、どのような事なのか作者の表現が繊細でとてもよかったです!スピンオフと言うことで前作との比較はできませんが面白く読ませてもらいました!

    0
    投稿日: 2023.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作のスピンオフ。こちらは泉が主人公。 回想シーンで登場する真織と透に、前作の感動が蘇ってウルウルきてしまった。 今作の泉と成瀬君の関係も、負けず劣らず素敵! 2冊とも読んで初めて、この物語が完結した気がする。

    3
    投稿日: 2022.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    忘れられないこと。 普段の会話で想い出として語ることも出来ず、存在したことすら口に出来ないのは辛かっただろうな。 約束とはいえ、全ての出来事を消し去る作業は悲しい時間だったろう。

    0
    投稿日: 2022.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    辛い時こそ笑ってってすごい大事で、 無理矢理にでも口角上げると幸せな感情がしてくる事を信じてる 記憶障害の辛さって安易に想像出来ないけど 努力家の真織にとってそれはとんでもなくきついだろうなーって思う〜

    0
    投稿日: 2022.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    セカコイのスピンオフ続編って事で、あまり期待してなかったが、素晴らしかった。 忘れられないない人のことをどうしたら忘れられるのか、その答えを泉は透の姉や成瀬くんから与えられる。

    0
    投稿日: 2022.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    愛が詰まった話だった。 これは泉ちゃんが時間をかけて前を向いたお話だけれど、セカコイでやはりどこか透の死に向き合いきれず消化不良でいたかもしれない私たち読者へのメッセージであるようにも感じた。 あとがきから伺える著者一条岬さんのお人柄の良さが、物語にも滲み出ているように感じた。文章は同じでも、感謝の念は新しいです。読者ひとりひとりに向けた感謝の意が丁寧に記されており、感動した。そんな言葉が紡げる人に、私もなりたいし、そんな生き方をできるように努力したいと思った。 こちらも実写化観たいです…

    1
    投稿日: 2022.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。映画化で話題沸騰、世界中で感動の声続々の恋と記憶の物語『今夜、世界からこの恋が消えても』の姉妹作品が登場。(e-honより)

    0
    投稿日: 2022.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    セカコイのスピンオフ作品。とにかく素晴らしい作品でした。中盤あたりからずっと大号泣でとても感動しました。セカコイとあわせて何度も何度も読み直したくなる小説。私の人生を変えてくれた小説。出会えて良かった小説。

    1
    投稿日: 2022.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    透くんにまた会いたくて、こちらのスピンオフも。 愛とはなんだろうか。 泉と同じように、その感情をフィクションのように思っていました。 自分よりも大切にしたいと思える人の存在と、大切にして生きるために頑張ることが、愛なのかなと、この物語を読んで感じました。 「全ての憂いや心配を忘れさせ、自分をただの女の子にしてくれる。ひょっとしてそれが恋愛なんだろうか。」

    3
    投稿日: 2022.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     この物語はひと言であらわすならば前作のスピンオフです。前作では彼女なりに秘密や悩みを抱えつつも、一番傍観者的立場だった綿矢泉が主人公です。  まず綺麗に完結した前作のラストからその後のエピソードが書ける事自体が驚きです。しかもちゃんと面白い。個人的には今回の方が好きです。思えば人生や恋を器用に生きられない綿矢泉に一番感情移入していたのかも知れません。  もし前作からその後の物語がいっさいなく誰にも話せない気持を抱えながら生きていかねばならないとしたらそれはあまりにも不憫です。きっと作者の方もきっと同じ思いで作品を上梓してくださったのでしょう。キャラに対する愛情をとても感じます。  最後にキスのエピソードと成瀬君が最初名字しか登場しない点にはやられましたね。キスの話は途中まで読み進めてやっぱりねと思いつつ、最後におおっと!名前の件は重要な情報を意図的にさりげなく伏せておけるのは小説ならではだな〜と思いました。

    0
    投稿日: 2022.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大切な人をもっと大切にしようと思わせてくれる作品です! 今夜、世界からこの恋が消えてもを読んだ人はこれもセットで読んだ方がいいと思います!

    2
    投稿日: 2022.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    優しすぎる世界、好きな人を思い好きな人より長生きする。こんな世界を当たり前だと思わず、こんな世界が目の前にあることに、家族に感謝しかないです。

    5
    投稿日: 2022.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     『今夜、世界からこの恋が消えても』の映画を観て、この人の作品を読みたいと思ったところ、登場人物の1人である綿矢泉さんの物語があるという事で読みました。  いやぁ、面白かったです。作品の中で人が変わっていく、成長していく姿を見ることが出来て良かったです。 ※以下は小説と関係なく私が残しておきたいと思ったので、書いているだけです。  人が変わっていく、成長していく過程には心の変化があると私は思っています。心の変化というのは、日常生活では自分以外の人の心は見ることが出来ませんが、小説ではそれが文章となり心情として読み取ることができるので、面白いですよね。  自分が感じているものは自分だけのものであり、それを何か形として残すっていうのはすごい素敵だなぁと感じました。

    0
    投稿日: 2022.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「今夜、世界からこの恋が消えても」の続編。泉が今作のヒロインになるけど、透のことが好きだったとは衝撃を受けた。大切にしたかったものを諦めるよう迫られたとき、人はどうあるべきなのか深く考えさせられる物語だった。

    0
    投稿日: 2022.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画を見て続きを読んだ。泉ちゃんが透くんのこと好きって知って驚いた。映画でそんな雰囲気感じなかったのに…

    0
    投稿日: 2022.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋が消えても、を読んでいた時点で私はもはや泉ちゃんだったので、全て分かっていたし、それでもなお泣けた。 大切な人のために、健康に長生きする。そんな生き方したいですね。相変わらず、優しい世界。 泉ちゃんは神谷透を大切にしながらも、一歩進んで行ったが、私はずっと、神谷透くんだけが好きです愛してます、という拗らせババアの感情が残った。 私も小説書くべきかな〜

    0
    投稿日: 2022.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    続編のような感じですが、綿谷目線で過去のことも振り返るのでこんな事を思ってたんだ、とかが分かり楽しめました。

    3
    投稿日: 2022.07.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    間違えてスピンオフから買ってしまったのでこちらから読んだ。 泉ちゃんが優しいこと頑張ったことはわかるが結局親友の彼氏じゃんって思ってしまう。 本編読んだらまた変わるのかもしれないけど。

    0
    投稿日: 2022.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    すごい良かったんだけど、やっぱり"親友の彼氏"を愛おしく感じて忘れないでいいっていうこの気持ちに同感出来なかった、、 前作が好きです

    0
    投稿日: 2022.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2022/07/08 「今夜、この世界から恋が消えても」のスピンオフとなる作品で、その作品のその後の世界を描いた続編にあたる話。 主人公が、前作の日野真織から、彼女の親友の綿矢泉に代わっており、泉の視点から見た真織のことや神谷透に対する想いなども描かれている。 大学生の綿矢泉は、大学のキャンパスで成瀬という男の子から想いを寄せられるのだが心の中では未だに神谷透への想いを忘れられずにいた。 成瀬との出会いを通して泉自身も変わっていく様子がこの小説では描かれている。その後の真織がどうなっているかということも描かれていて、本当に続編という形で読める話だと思う。 前作の内容と重なる部分が場面変化や場面展開の時に過去の回想として入っているけど、結構長めの回想だったので、もう少し短いと、この本の話がもっと読めたのかなーとも思ったり。 前作が映画化するということで、前作も読み返しつつこの本も読むと2つのストーリーを楽しめると思います!

    0
    投稿日: 2022.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Amazonの紹介より あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。 僕の大学生活は平凡だった。綿矢先輩と出会うまでは――。 「先輩って大恋愛とかしたことなさそうですよね」「君が知らないだけだよ」。そんな会話から始まった勢い任せの告白。しかし先輩は“私を本気で好きにならないこと”を条件に告白を受け入れるという。 そうして始まった儚い恋人ごっこ。浮かれていた僕はやがて知る――先輩が“忘れられない恋”を抱えていることを。時折見せる悲しい表情のわけをどうしても知りたくなった僕は、偶然出会った、先輩の高校時代の親友・日野真織に声をかけるのだが……。 映画化で話題沸騰、世界中で感動の声続々の恋と記憶の物語『今夜、世界からこの恋が消えても』の続編がついに登場。 原作でも物語の鍵を握るキャラクター・綿矢泉を中心に描かれる、誰にも気づかれることのなかった“もう一つの切ない恋”。 『今夜、世界からこの恋が消えても』の続編ですが、半分くらいはスピンオフ的な要素も含まれています。『今夜、世界からこの恋が消えても』で登場したメインの2人の裏側で、泉はどう思っていたのか。その後の物語も含めて、ネタバレも含まれているので、『今夜、世界からこの恋が消えても』を先に読まれることをお勧めします。 前作での物語の裏側で友人はどんなことを思っていたのか。その心情が、もう切なすぎでした。この作品を読むことで、物語の世界観に泉の心情が加わり、より奥行き感が発生するので、大いに楽しめました。 一方で「僕」こと成瀬と泉との物語は、切なさを上回って、嬉しさや甘酸っぱさの詰まった青春恋愛物語になっていて、良かったねと応援したい気持ちになりました。 成瀬の泉に対するまっすぐな気持ちや展開が、ベタなのですが、良い作品を読んだかのような余韻に浸れました。 泉の「喪失」した気持ちをどう埋めていくのか。どんな事があろうとも、その人をずっと想い続ける人の活躍により、こちらの心も桜が咲いたように感じました。

    1
    投稿日: 2022.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    続編の話だった。 前の本を読んだ時はすごく感動して、号泣したが、こっちは一滴も涙は出なかった。 ちょっとだけ工夫のしてあるそこそこの本だった。 期待していただけに残念。

    1
    投稿日: 2022.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     僕の大学生活は平凡だった。綿矢先輩と出会うまでは――。 「先輩って大恋愛とかしたことなさそうですよね」「君が知らないだけだよ」。そんな会話から始まった勢い任せの告白。  しかし先輩は“私を本気で好きにならないこと”を条件に告白を受け入れるという。  そうして始まった儚い恋人ごっこ。浮かれていた僕はやがて知る――先輩が“忘れられない恋”を抱えていることを。時折見せる悲しい表情のわけをどうしても知りたくなった僕は、偶然出会った、先輩の高校時代の親友・日野真織に声をかけるのだが……。  映画化で話題沸騰、世界中で感動の声続々の恋と記憶の物語『今夜、世界からこの恋が消えても』の続編がついに登場。  原作でも物語の鍵を握るキャラクター・綿矢泉を中心に描かれる、誰にも気づかれることのなかった“もう一つの切ない恋”。

    1
    投稿日: 2022.06.06