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至高の十大指揮者
至高の十大指揮者
中川右介/KADOKAWA
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総合評価

4件)
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    トスカニーニ、ワルター、フルトヴェングラー、ミュンシュ、ムラビンスキー、カラヤン、バースタイン、アバド、小澤征爾、ラトル

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    投稿日: 2023.07.14
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    10人の中にアバドとラトルが選ばれていたので、この2人についてはしっかりと、他の8人についてはパラパラと読んでみた。 生い立ち、指揮者デビュー、その後の活動という流れで、偉人伝のような内容にまとめられている。 指揮した曲やオーケストラについては割と詳しく書かれているが、どのような演奏をしたのかには言及されていない。 歴史上の人物の勉強をしているようで、「その演奏を聴いてみたい」と興味をそそられるような記述がなかったのが残念。 多くの人もそうだろうと思うが、私も物心がついた頃にはカラヤンという指揮者の名前だけは知っていた。 テレビが庶民の家庭にも入り込んだ時代、皆が力道山を見たように、カラヤンの演奏もゴールデンタイムに放送されていたのが日本でカラヤンが有名になった理由らしい。 誰もがカラヤンの演奏を聴くようになると、「カラヤンはあまり好きじゃない」という自称クラシック通が出てきた。 カラヤンだけが指揮者じゃないんだぜ、っていうやつだ。 フルトヴェングラーが凄いとか言われても、知らない人なので「そう?」としか答えようがない。 トスカニーニとかワルターも名前を覚えただけ。 社会人になって、クラシックに興味が湧いてくると、過去の巨匠?よりも現実に活躍中のバーンスタインや小澤征爾の演奏を聴きたいと思うようになる。 聴いてみると、とても良い。おそらくは録音技術や再生するオーディオ機器の性能が著しく向上してきたせいだ。 音が悪いフルトヴェングラーやワルターなどは聴く気にならなかった。 今でもそうだが、私にとっては何より美しい楽器の音色が重要なポイントなのだ。 クラシック評論家じゃないので、フルトヴェングラーの演奏を無理して聴いて指揮者としての偉大さを知ろうなどとは思わない。 カラヤンもバーンスタインもアバドも亡くなった今現在、第一線で活躍している新進気鋭の指揮者を知らない。 これからのクラシック鑑賞の楽しみを増やすために、最近は今まで知らなかった指揮者の演奏を聴くようになった。 ・テオドール・クルレンツィス ・ヴラディーミル・ユロフスキー ・アンドレア・バッティストーニ ・グスターボ・ドゥダメル の4人は、最近聴いていいと思った指揮者だ。 特にドゥダメルは、“今まで遭遇した中で、もっとも驚くべき才能を持つ指揮者だ”とサイモン・ラトルが評しているので要チェックだ。 他には、 ・アンドリス・ネルソンス ・フィリップ・ジョルダン ・キリル・ペトレンコ を聴いてみたいと思っている。 #この本の感想ではなくなっちゃいました。

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    投稿日: 2021.12.12
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    この著者の本はいつもそうだが、淡々と書いているだけで、感情に訴えるものがない。 「カラヤンとフルトヴェングラー」や「世界の10大オーケストラ」を読んだときにも思ったことだが、本書も何年何月にどこのオーケストラでどの曲を振ったとか、どこのポストを手に入れたというような記述が大半を占め、ただキャリアを列挙しただけという感は否めない。そのため、印象に残らないし、職務経歴書を読むような感じで面白みが無い。指揮者名鑑ではなく本なのだから、読み物としての面白さを出すために音楽性や人柄を示すエピソードの挿入が必要だ。 このような書き方は、同著者の「現代の名演奏家50 クラシック音楽の天才・奇才・異才」や「クラシック音楽の歴史」のように、1コンテンツあたり数ページの本には向いているかもしれないが、本書のように1コンテンツあたり約50ページ(約500ページで10人)あると、変化に乏しく飽きてくる。 もし10人の指揮者ではなく、50人〜100人くらい取り上げていれば、キャリアの列挙のような書き方でも、それなりに読める本になっていただろう。

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    投稿日: 2021.11.13
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    筆者の得意分野、芸術的なお話ではなく、人間と人間との交差点を軸に一冊の本を仕上げる手法に終始。安定して面白いが、ことクラシックでは、それが何か?、という点もある。 同様の歌舞伎本は、そういう見方・楽しみ方があるのかと感じ入ったし、実際、その語り口を受けて、より深く歌舞伎を理解できた気がしたのだが、指揮者で人間と人間達との関係性だけにスポットを当てても響かない。座頭、ハコ、固定客との関係はとても似ているのだが。

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    投稿日: 2020.10.31