
よふかしのうた(17)
コトヤマ/小学館
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総合評価
(2件)4.5
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- ヤヌス"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
マヒルとキク関連がようやく一段落した。凄く良い終わり方だったけど、色々と悲しみも残る。 マヒルくんの消えた理由について、色々と考えてたけど、やっぱり以前(13巻でススキと戦った後辺りに言及されていた)「吸血鬼から好きになった人間の血を吸うと、人間が死んでしまう」という噂が本当だった、ということなんだろう。そのとき考えられていたように、キクはマヒルを利用したかった訳ではなくて、ちゃんと生きていて欲しかった訳だけど。 マヒルとの本当の出会いが回想として挟まれた訳は、その時点でマヒルを好きになっていた、ということで、条件を達成してしまったことを示唆していたのかもしれない。あまり決定的な描写ではないけど、そう考えると納得がいくような。でも、「死んだとしたら、俺の意志だ」っていう辺りが、それだとなんだか引っかかる。 何にしても、吸血鬼側から人を好きになると人間を殺してしまうのなら、ナズナちゃんがコウくんに恋心を抱いている状況は凄く危ない。きっとうまいこと切り抜けてくれるはずだと信じているけど、最初読んで「ついにか!」と喜んだけど、今はどう切り抜けるのかでも、少しワクワクしている。だから、ナズナの恋心を悟った人たちは、微妙な顔してたんだな、と。 恋愛を書くのがホント上手いな、コトヤマ先生は。
0投稿日: 2023.08.05 - kakane"powered by"
予想が外れた。マヒルに関して。 北海道編完結なのだが、解決ではない。 ナズナと矢守の関係も、今回の件で大きな変化が生まれそう。
38投稿日: 2023.07.22