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私はスカーレット 上
私はスカーレット 上
林真理子/小学館
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総合評価

10件)
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    世界的な名作『風と共に去りぬ』を、林真理子が主人公のスカーレットを一人称にして新たに訳したのが本書です。 スカーレットはお嬢様育ちで、黒人の奴隷もいて何不自由なく生活しています。気が強く、わがままな性格ですが、とても綺麗で魅力的です。17歳ほどの年齢もあり、世間知らずのお嬢様で生きています。 「こんな私に恋をしない男の人がいると思う?」という自意識過剰がすごい!でも、それに合う取り巻きの男性がたくさん存在します。しかし、スカーレットが唯一愛してるアシュレは他の女性と結婚することに‥。 世の中上手くいかなし、恋って面倒ですね。 ただの恋愛小説ではなく、戦争が迫る恐ろしさをジワジワと感じられます。 南北戦争時代の時代背景を思い描くのは難しいけれど(奴隷制度等)、女性としての生活、男性が居ない家庭や子供を守り、食べさせていかなければいけない過酷さは相当厳しいものだと感じられます。 奮起してみんなに嫌われながも、背負っていかなければならない重積にスカーレットは立ち向かって行きます。

    0
    投稿日: 2025.12.20
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    マーガレット・ミッチェルの大作、「風と共に去りぬ」を一人称で再構築した作品。 時代は南北戦争の真っ只中で、上巻は戦前から戦中まで。 スカーレットは、容姿端麗で美しくもありながら、とっても自己中で傲慢な女王様気質でありながらも、男性のように強く逞しく、嫌いなメアリーを救ったりと、戦争で強気な一面を見せたり、諸所に憎めない部分もある。 「こんなことってある?」「だって信じられる?」と真理子節炸裂。 最初は、社交界での振る舞いとかに反感を持ったりしたけれど、物語にぐいぐい惹き込まれていった。 母性に欠けるところが、共感出来ないけれど、正直で真っ直ぐな部分は、強い女性として好きだ。 下巻も素晴らしかった。

    8
    投稿日: 2025.05.21
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    読みやすい、そして面白い、率直な感想。翻訳本の、風と共に去りぬは、挫折しましたが、これはこのまま下巻までいけそうです。詳しい感想はげかんで。

    0
    投稿日: 2024.03.03
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    私はスカーレット上/林真理子 #読了 12/22 表紙のデザインの美しさに魅了され内容も全く知らずに読み始めました。名作『風と共に去りぬ』の一人称視点作品。大農家のお嬢様スカーレット・オハラの我儘さに圧倒されながらもアメリカ南北戦争に巻き込まれ逞しく生きていきます。

    0
    投稿日: 2023.12.22
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    1文目からグイグイ引き込まれて、ページをめくる手が止まらなくなった。 美人で気が強い大農園のお嬢様・スカーレットが、戦争に翻弄されながら、お嬢様時代には考えられないことに直面しながら、たくましくなっていく姿にしびれる……! 強くて美しい主人公も、軽快な文体も大好き。

    1
    投稿日: 2023.12.21
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    映画も舞台も見たことのある「風と共に去りぬ」、ビビアン・リーの美しさにひたすら圧倒された。 林真理子氏が一人称で、書くとこうなるかと期待どおりだったが、エンターテインメントに仕上げているのは、凄い。わがままなスカーレット、現代なら炎上間違いなしだが、心の声を憎めない。メラニーのほうがなんだか不気味である。 南北戦争の頃の時代背景、タラという土地の歴史、壮大なテーマにちょっとミーハーな要素も盛り込まれた楽しい物語だった。

    16
    投稿日: 2023.10.23
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    表紙が綺麗だし一人称で書くという試みが気になって読んだけれど…。 一人称だから仕方がないのかもしれないけど、脇役たちの扱いが雑だなぁと思った。 ポーク、タールトン夫人、ピティパット叔母さん達は雑過ぎて『風と共に去りぬ』とは違う印象を持つ。 その他にも「知り合い」の一言で名前さえ略されてるキャラクター達…。 登場人物がただでさえ多い物語だけど、スカーレット的にどうでもいいという判断なのか?脇役達を不憫に感じた。

    1
    投稿日: 2023.10.16
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    スカーレットの1人称! なんて面白い試み。 結末を知ってるのだけれど。 ドキドキしながら読みました。 スカーレット、若いときにすごい重荷を背負わされたんですね。 今、読み返してシミジミと感じました。

    0
    投稿日: 2023.09.19
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    マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を、林真理子さんが一人称小説にアレンジした作品。 物語の舞台は南北戦争時代のアメリカ。 スカーレット・オハラを勝手に優雅で上品な女性だとイメージしていたが想像を覆された。 戦争なんて関心なし。 興味は華やかなドレスとパーティー&男性にモテる事。過去イチ突き抜けた最強キャラだ。 超ド級の自己中で自惚れ屋。 好きな男にフラれ、やけくそで結婚した相手は挙式二ヶ月後に病死、17歳で未亡人に。 波乱万丈にも程がある。 戦禍に巻き込まれても逆境をバネに逞しく生きる彼女から目が離せない。

    1
    投稿日: 2023.08.21
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    初めて読む「風と共に去りぬ」の林真理子バージョン。 スカーレットの視点で描かれてる本作。 いやぁスカーレットの傲慢さが凄い。 なんて性格が悪いんだろうとびっくりした。いや、たんに自分に正直なだけなんだけど、にしても読むのが辛かったなぁ。けど、そー思ったのは途中までで、戦争が佳境に入りいよいよ南軍が厳しくなってからのスカーレットはカッコよかった。 周りは無駄にプライドが高く現実逃避しかしてない人ばかりの中で、ひとり悪者になり孤軍奮闘してる姿は、なるほどこの物語が受け継がれている理由がわかった。 下巻も楽しみ

    5
    投稿日: 2023.07.29