
総合評価
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powered by ブクログ『ホーソーン&ホロヴィッツ』のキャラクターが好きだなーと思ったら、私の大好きな古畑任三郎と今泉に似てる部分があるからだ。 鋭い観察眼、変人だけど憎めない、私生活は一切見せず秘密めいている古畑任三郎みたいなホーソーン。ホーソーンは闇が深そうだけど。 いつも損な役回りで、翻弄されて気の毒なんだけど、困ってる姿がなんだかお茶目な、今泉みたいなホロヴィッツ。 『刑事フォイル』の撮影シーンの2人が最高だった笑 2人とも前回よりもキャラクターの個性が魅力的になっていて、この2人のやりとりが面白い。 ホーソーンがホロヴィッツのことを「相棒!」と呼ぶのが好き。頼りにしてなさそうに見えるけど、信頼してるんだよね。 グランショー警部があまりにも性格が悪すぎて、ホーソーンが優しく良い人に思えてくる。グランショー警部のあの件はいくらなんでもひどいಠ︵ಠ 最初から最後まで面白くて、あっという間に終わってしまった。『カササギ』シリーズも面白いけど、このシリーズの方が好きだ。 早く次の『殺しへのライン』が読みたい。 Audibleにて。
95投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログ実直が評判の弁護士が殺害された。 裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。 現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字”182”被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。 わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれてー。 絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。ー文庫うらすじより 容疑者、六人の中から犯人を捜すフーダニット。 第一の容疑者である、女性作家アキラ・アンノが東京生まれで詩集(俳句集)を出版していて、その中の182句目が『君が息 耳にも告ぐる 裁きは死』と言うところからきているタイトルとの絡みが面白かったです。 ちゃんと読めば、犯人がわかるように書かれていたと、あとで、悔しく思いました。 最後に真犯人をかばった人間がやった工作が見事だと思いました。 犯人が犯行後にやったことも興味深く謎解きが面白かったです。 あの作家が絡んでいたとは…!? ”182”の謎も面白かったけれど、日本人には解けない謎だったのではないかと思いました。
55投稿日: 2020.09.16
powered by ブクログ★5 エンターテイメントミステリーの傑作! 犯人当て本格推理小説 ホーソーンシリーズ第2弾 #その裁きは死 弁護士殺害事件が発生し、ホーソーンが解明のために動き出した。殺害現場には不可解にも182というメッセージが残されていた。主人公である推理作家のホロヴィッツは、前作同様に振り回されながらも事件解決に奔走する。 面白いっ 作者のミステリー愛が伝わってくるシリーズ。前作同様に犯人当て本格ミステリーを、思いっきりエンターテイメントとして書き上げた傑作です。 本作もミステリー好きのツボを押さえたかのような仕掛けがいっぱいしてありますね。現場に残されたメッセージ、動機が見え隠れする過去の事件、怪しげな登場人物たち、刑事たちとの軋轢などなど… そしてストーリーの構成が大変お上手。少しずつ情報が集まってきて真相が見えてくる、このゾクゾク感ったらたまらないっ ただ今回は、ある1つの根拠から、こいつが犯人じゃないの? と思ってたら、たまたま当たってしまいました… ミステリーを読み慣れてしまうと、なんとなく真相がわかってしまうというこの切なさ。ちゃんとロジカルに見抜きたかったよぅ 相変わらずホーソーンとホロヴィッツの掛け合いは面白いですね。ホロヴィッツの抜けっぷりが大好きです。ホーソーンという人間がわかるようで、わからない。これは次回作以降も気になります。 現代に生きるミステリー好きはぜひぜひ読んでも欲しい本作、おすすめです!
48投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「メインテーマは殺人」を読み終えてそのまま手にしたシリーズ第2弾、やはり期待を裏切らない作品でした。 当然の如く、ホーソーンの答え合わせまで凡人である私には犯人はわからなかった訳で... これぞ醍醐味って感じですね。 殺害現場の壁に犯人が残した「182」の数字の意味なんて└( ̄▽ ̄;)┘ ありゃわからん(・ ・)ヘ? しかし、面白いシリーズになりますね。 続編... 早く入手しないと^^; 快挙! 3年連続ミステリランキング4冠! *第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』海外編 *第1位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 海外部門 *第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇 *第1位『2021本格ミステリ・ベスト10』海外編 3作品で累計15冠、58万部突破! 『カササギ殺人事件』『メインテーマは殺人』の著者が贈る 驚嘆確実の犯人当てミステリ! 著者ホロヴィッツと元刑事の探偵が、弁護士の殺人事件に挑む! 実直さが評判の離婚専門の弁護士が殺害された。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた数字“182"。被害者が殺される直前に残した謎の言葉。脚本を手がけた『刑事フォイル』の撮影に立ち会っていたわたし、ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンから、再び奇妙な事件の捜査に引きずりこまれて――。年末ミステリランキングを完全制覇した『メインテーマは殺人』に並ぶ、シリーズ第二弾! 驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。 内容(「BOOK」データベースより) 実直さが評判の弁護士が殺害された。裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”。被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれて―。絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ホロヴィッツ,アンソニー イギリスを代表する作家。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』では『このミステリーがすごい!』『本屋大賞“翻訳小説部門”』の1位に選ばれるなど、史上初の7冠を達成。ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ第1弾『メインテーマは殺人』でも、年末ミステリランキングを完全制覇した 山田/蘭 英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
41投稿日: 2023.07.15
powered by ブクログ西村京太郎さんが亡くなってしまいましたね 巨星墜つです(なにを昔のロボットアニメの第20話みたいな言い方しとんねん!) 日本ミステリー界に燦然と輝く金字塔『十津川警部シリーズ』で時刻表トリックを編み出した発明家でもあります この時刻表トリックは本当に日本ならではのもので鉄道運行がほとんど遅れることのない日本の鉄道マンの血と汗の結晶とも言えます 自分も「十津川警部シリーズ』は何冊か読んだことありますが、『名探偵シリーズ』の方に夢中になりました これはエルキュール・ポアロ、エラリー・クイーン、メグレ警部、明智小五郎の名探偵4人が一堂に会するパロディもので、アルセーヌ・ルパン&怪人二十面相と対決したりとめちゃくちゃ面白かったです 今『名探偵シリーズ』があったら、アンソニー・ホロヴィッツが生み出した名探偵ホーソーンも登場していたかもしれませんね ご冥福をお祈りします さて『その裁きは死』です すごい面白かったです 探偵小説としてはもう完璧じゃないでしょうか 英語でパーフェクト、フランス語では…うんまぁそれはとりあえず置いておいて、ツボをバシバシついてきます 恐らくですがアンソニー・ホロヴィッツが最も重要視しているのはフェアであることじゃないでしょうか 探偵が謎解きに使った材料は余すところなく読者にも提示されていること だからこそ最後の謎解きでうわ〜やられた〜ってなるんですよね ぜひともホーソーンとの勝負を楽しんで頂きたい
41投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
疲れた~離婚弁護士の男がワインボトルで頭を殴られ、ガラス片を突き立てられ死亡。現場の壁には、ペンキで「182」という数字。事件の謎を解くのは、名探偵ホーソーンとイギリス人作家ホロヴィッツ。その1日後男性が鉄道に轢かれて死亡する。自殺?殺人?事故?殺された弁護士、轢かれた男性の共通点があり、過去に登山中に一緒のメンバーの1人の男性が洞窟内で溺死する。3つの死が関連するのか、しないのか?一方、ロンドン警察の女警部カーラが無能で悪い奴。伏線がたっぷりあったが何故か解けない。登場人物の多さから疲労感が倍増した。④
40投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『殺しへのライン』が今年度のこのミスでどうなるのか気になるところだが、まずは未読だったホーソーンシリーズ2作目を消化。 いやぁ、安定のシリーズだなぁ。 スーザン・ライランドもののような大掛かりな仕掛けはないものの、まさに現代風アレンジを施したクリスティーの”何ごとも見かけどおりではない”世界観を体現しており、物語の中に居るだけで多幸感を感じてしまう。 とある離婚案件専門の弁護士がワインボトルで殴られた上、割れたビンを喉元に刺され死亡。 奇しくも数日前に訴訟相手(クライアントの妻)にレストランで罵られ、ワインを頭からひっかけられた上にボトルがあればそっちを使ってやりたいところだったと言われたばかり。 現場には"182”のペンキで書かれたメッセージも残されており、一筋縄ではいかない事件ということで、ホーソーンが駆り出されることに。 関係者への聞き取りをしていくうちに、何やら怪しい裏事情がありそうな人物や、過去の事件がきな臭くも感じ、犯人候補は増すばかりという展開。 こんなことを言うとあれなのだけれど、正直誰が犯人でもいい。 だいたい自分はあまり裏読みせずに、薄々感じながらも著者の思惑のままにミスリードされて読んでいってしまうのでほぼ「ええっ!?」っていうのを楽しむことになるのだけれど、それはそれとして、このシリーズはホーソーンとホロヴッツのああでもないこうでもないと事件を掘り返している過程を見ているのがすこぶる楽しい。 ましてや、途中ホーソーンがホロヴッツに見せるツンデレな信頼ぶり。 普段のそっけなさとのギャップを垣間見てたまらない。 この2人の関係、ホーソンの過去はこの先どのような展開を見せていくのかが実に気になるところ。
39投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ「メインテーマは殺人」に続くホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第ニ巻。本作も古典的な"フーダニット"ものとして完成度が高い。面白い。 離婚専門の弁護士が殺され、壁には謎の数字が書き残されていた…って辺りから既にホームズっぽさ満載。事件を追うホーソーンと著者本人が、見るからにホームズ&ワトソン。二人が事情を聴く関係者は一人残らず怪しいし、捜査を担当する警部も癖のある人物。よくこれだけ多くの人物を登場させて、複雑に絡み合わせることができるものだと感心します。 そして、最大の謎なのは主人公の探偵役であるホーソーンその人。ここまでの2冊で、何やら不可思議な私生活の一端が少しだけ見えて来たけれど、まだまだ分からないことだらけ。これが本シリーズの縦糸になっている。 現在、5冊目まで出ているみたい。続巻も読もう。
37投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログふと唐突に読みました。初ホロヴィッツです。 いやーめちゃ面白い!評判良いのは知ってました。翻訳がまず読みやすい。海外翻訳小説ほぼ読まないので、人名と地名のカタカナに苦労はするものの、内容自体はすんなり入ってくる文体でとても読みやすかったです。とにかく、犯人わからないですね最後まで。ただ伏線はしっかりと張られており、その回収は見事です。こっち?あっち?どっち?と最後の最後まで良い意味で翻弄されます。作品自体の設定も面白いですね。続編やその他ホロヴィッツ作品また読んでみたいと思いました。
34投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログホーソーン・シリーズの第二弾。 語り手であるホロヴィッツの迷走ぶりはお見事でした。ホロヴィッツ目線で語られているため、何が大事な情報なのかがわからなくなって前半部分は混乱しながら物語が進んでいったようです。ラストの解決部と荒れた展開で読み進めてきてようやくスッキリしました。 そして、ホーソーンとこれからも付き合っていく事になるんですかね、ホロヴィッツの気苦労を思うと…。
29投稿日: 2026.05.29
powered by ブクログ離婚専門の弁護士が自宅で撲殺された。そして壁には謎の数字が。事件の捜査にホーソーンが加わる事になり2作目執筆の為ホロヴィッツは半ば無理矢理同行する事になる。店でトラブルを起こした依頼人の妻が犯人という説から次々と容疑者が入れ替わっていったり別の過去の事件が浮かび上がってきたりと状態把握に忙しいが流れはシンプルなフーダニット。ホーソーンとはまた違う感じで嫌な奴なグランショー警部とか登場人物の個性はっきりしているので海外物だけど判りやすい。犯人、二人まで絞ったけどきっちり騙されました。いやそれ日本人だと判らないんじゃ?な伏線あったけど読み返したらさらっと書いてあるし悔し過ぎる。ホーソーン自身の謎も出てきて先が楽しみ。前作よりもホロヴィッツとのコンビ関係は…良くなってきたかな?
24投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログ私ことアンソニー・ホロヴィッツと元刑事ダニエル・ホーソーンシリーズ第2弾。 今回、アンソニーは事件担当のグランショー警部達に理不尽な扱いをされたり、ラストのほうでも災難に遭う。だけど意図せず嫌なグランショー警部にひと泡吹かすことが出来て少し胸がすく思いがした。 ホーソーンについては、あるバブで話しかけてきた男に他人を装うなど依然として謎が多いが、読書会参加のシーンや以外にもシャーロックホームズに詳しいなど少しずつ内側が垣間見ることができた。 第3弾がそろそろ出るらしいのでまた一つ楽しみが増えた。
22投稿日: 2022.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アンソニー・ホロヴィッツ作品を読むのは3作目。これまた最高に面白かった。(この人の本にハズレは無さそうだ。) 犯人像や、英語ネイティヴで無いと一部面白味が感じにくいところなど、エラリー・クイーンの「Yの悲劇」に通じるものがあった。(雰囲気はクリスティへのオマージュだそうだが。) 昔の洞窟の事故が殺人の動機に絡んでいるのは間違いない、と誰もが分かっているのに、犯人が絞り込めないまま、最後の犯人当てに突入して、すべての伏線が一気に回収される、という展開はミステリー読み冥利に尽きる。
21投稿日: 2024.04.21
powered by ブクログアンソニーったら、どうしてこんなに自己評価が低いのかしら? いつもいつも、自分をポンコツとみなして情けながっていますけど、こんなに面白い小説を書けるのだから、卑下なんてしないで、謙虚にもなりすぎず、ドヤ顔のひとつも見せてほしいです。
20投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログ薦めてもらって読んだ本。 実在の人物や作品が多数登場するので、フィクションなんだけどリアリティがある。 語り手は作者がそのまま登場する。イギリスの地名が細かく出てくるところが、クリスティの作品を思い出させた。クリスティを読んだのはずいぶん前なので、その頃は調べるとしても地図を開くしかなかったが、今はスマホでちょちょいと検索できるので、まあ、いいような情緒がないような笑 後出しジャンケン的な要素が少ないので、推理が好きな人におすすめしたい。
18投稿日: 2026.05.05
powered by ブクログ謎が残る殺人現場。登場人物も怪しさ100点満点。伏線回収も見事で、犯人探しとしても楽しめ、ミステリーとして面白かった。ただ個人的には主人公が掴みきれず、最後まで本に入り込めず時間がかかってしまった。10作品構成でそこも含めて進んでいくようではあるので、そこの解明は気になるので注視したい。
16投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログホーソーン&ホロヴィッツ第2作! 離婚を扱う弁護士が殺害された事件を追う、ホーソーンとホロヴィッツ。 登場人物の「リチャード」と「チャーリー」の『チャー』が干渉してきて、アレ今これどっちのチャー?と何度もなってしまう、そんな私でもグイグイ読めました。 ホーソーンの登場シーンから、あまりのホーソーンっぷりに(著者・アンソニーには申し訳ないんだけど)「そうそう、こうでなくっちゃ!」とニヤニヤが止まらない。 ホーソーンだけでなく、警察側やその他の登場人物もアンソニーにはなんだか辛辣で気の毒になってきちゃう。この自虐部分はリアル?フィクション? なんにしても、読めばこのコンビがクセになること間違いなしです。 事件解決の面白さももちろんですが、ホーソーンの謎もちょっとずつ小出しにされていて、これがこの先どうなるのかを見届けたい。次作も楽しみ。
15投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログホーソン・シリーズの2作品目 作家が作家の役で登場し、元刑事と事件解決をすると、言えば単純だけど、実際にあったドキュメント的になって居るし、本人の実際の作品も出てくるし、コナンドイルの小説も被ってるし、あたまがクラクラする感じがある。 面白いデス。 はじめから3割くらいは展開が遅く感じたが、それ以降は一気に突き進む 凄い作家に出会えて嬉しい!
15投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ今回も面白かったです! しっかりホーソーンに騙されました。アンソニーはかわいそうでしたが、そのお間抜けさに、クスッと笑えたり…。 犯人はそうじゃないかなぁ〜とうっすら予想していて当たりました。 楽しんで次回作も読みます!
15投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログ第一弾から読むべきか、今回の本からか。 ちょっと悩んだ。けど、あらすじが面白そうでこちらを先に。それでも充分に楽しめた!(途中、ちょっとだけ中ダレしちゃったけど) 出てくる人物も壁の数字、過去の事件等々。。。どれが犯人に繋がるか分からないから慎重に読み進めていったものの、最後まで犯人が分からなかった。 ホーソーンという元刑事が随分と偏屈なおっさんだと思ったけれど、読み終える頃には愛着が湧いていたのも個人的に印象深い。
15投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログダニエル・ホーソーンのシリーズ2作目。著者のホロヴィッツ自身がワトソン役になり、現実と虚構が入り乱れるメタな世界観が見どころの本シリーズ。今回の事件は弁護士殺しである。そして現場の壁にはペンキで「182」という謎の数字が残されていた。もし読者がシャーロック・ホームズのファンで、ホロヴィッツがホームズもののパスティーシュを書いていることを知っていれば、すぐに連想されるのはあの事件。本作では至るところに、ホームズの影が見え隠れする。 ホロヴィッツは作中で、自分の創作スタイルについて、「その物語ならではの形というところから考えはじめる」と語っている。そして、その型に言葉を流し込み、うまく固まるのを願うと。読後感もまさにそんな印象で、ホロヴィッツの作品は、勢いに任せて書かれたものというよりも、緻密に細部まで組み立てて構築されているように感じる。 本シリーズの最大の謎は、主人公のホーソーンだろう。本作でも、また少しホーソーンの生活や交友関係が明かされた。そしてそれらの謎は回収されずに終わっている。本シリーズは全10作を予定しているという。当然全体の形はすでにできていて、シリーズを通して、ホーソーンの謎も回収されることになるのだろう。少なくともあと8作、このひねくれた、性格に難のある探偵とお付き合いできるのである。座して待とう。
15投稿日: 2021.08.11
powered by ブクログ「メインテーマ~」のほうの感想に「ホームズとワトソンのコンビって、ひとえにワトソンの人の良さによって成立しているわけで……ふつうの人間だったらこうなるよねえという、お気の毒なアンソニー」と書いたら、こちらでアンソニー自身が「わたしはホームズになれるほど頭脳明晰じゃない。だが、正直に言わせてもらえば、ワトスン役を楽しめる人間でもないんだ」と言っていて笑ってしまった。 というわけで今回もホーソーンに思いっきりふりまわされるアンソニーだが、なぜかホーソーンもアンソニーにすがっているところもありそうなのがおもしろい。 事件のほうは、例によってあやしい人満載でどんどん進んでいくのだけど、前作よりも登場人物が多いのか、しょっちゅう登場人物表を参照して「誰だっけ?」とやっていた。 それでも一気読みしてしまうという、このリーダビリティはなんなんでしょうね。
14投稿日: 2020.12.11
powered by ブクログシリーズ2作目。 相変わらず謎の多いホーソーンが気になって仕方ない。何ともいえないキャラクターで付き合いにくい人だ笑。じわじわと話が進む感じで読み終わるのに少し時間がかかったかなあ。
13投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログホーソーン元刑事モノ2作目。前作と同様に楽しく読ませてもらった。このシリーズはまだまだ続くらしく、この後ホーソーンの過去がだんだん明らかになっていくかと思うと次作も楽しみだ。
13投稿日: 2021.09.12
powered by ブクログ元刑事ホーソーンとアンソニー・ホロヴィッツのコンビ第2弾。今回は冒頭が「刑事フォイル」シーズン7の撮影風景。戦後になっていてロンドンの街路、サムがバスから降りると、夫のアダムが待っているのに気づく、というシーン。しかしその交通を遮断しての街路の撮影現場にホーソーンが車で乗り付け撮影が台無しになってしまう、というなんともホーソーンらしい登板。このシーンが一番おもしろかったりして。「刑事フォイル」は全部見てるのだ。 さて事件は、離婚訴訟で有名な弁護士が自宅でワインボトルで殴られ殺された。しかもその直前に訴訟を担当した妻側とレストランで鉢合わせし、ワインを浴びせられているのだ。ホーソーンは今回も本を書け、ということでホロヴィッツも同行する。 弁護士にワインを浴びせたクライアントはアキラ・アンノという日本人の設定。また弁護士はオックスフォード大学時代から洞窟探検が趣味で卒業後も友人3人組と探検を楽しんでいた。が、数年前、探検中大雨が降りそのうちの一人が洞窟内で亡くなっていた。 謎解きは、いろいろ怪しい人物を登場させ、あっちこっちと読者の推理を惑わす。その描写はなめらか。しかしこのシリーズ、その事件より、ホーソーンの私生活の秘密と、ホロヴィッツのドラマの仕事の描写がおもしろい。ホロヴィッツは小説家としては少年向けの作家として名が通っていて、大人の小説世界からは軽んじられている、という描き方をしている。これはホロヴィッツが感じていたことなのかな。 2018発表 2020.9.11初版 図書館
11投稿日: 2022.06.10
powered by ブクログ前半少し退屈だったので読み終えるまでに時間がかかった。 でもこの退屈な部分にたくさんのヒントが散りばめられていることは、 前作で学習済みだったのに、、。 結局後半になって前半を読み直すことになった。 作者ホロヴィッツとホーソーンの関係は良好とは言えず、 2人の不協和音に疲れることもしばしば。 このシリーズ、3話あるんだよなぁ、 次回作どうしよう? と思ってたら、最後の解説部分で衝撃の事実! 謎解きとともにこの2人の関係性も もう少し面白くなっていくといいのだけど。
11投稿日: 2021.01.30
powered by ブクログ離婚訴訟専門の弁護士が殺された。 凶器は超高級ワイン。部屋の壁には182のペンキの殴り書き。 犯人はだれか。文字は何を意味するのか。 ホーソーンの捜査にアンソニーが同行する。 あー、アンソニーってなんていい人なんだろう。 ホーソーンと一緒にいるにはまともすぎるんだわ。涙 ホーソーンシリーズの第二弾を読みました! ともすれば謎解きそっちのけでホーソーンが隠そうとするコトやアンソニーの不憫さにもっていかれました。 きっとこれも叙述トリックのひとつなのだわ(違 あとがき読んでたらこのシリーズは10弾まで計画があるとのことで、うれしい情報でした。 事件そのものの謎はようわからんのです。 途中で謎解き放棄したので。 でも、ホーソーンはなぜアンソニーに白羽の矢を立てたのか。時折見せる悲しげな瞳は何を物語るのか。 10冊でこれを追っていこうと思っています。 早く訳出たのむ、三冊目!
10投稿日: 2021.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
厄介な事件が起こると警察のコンサルタントのような働きをする、元刑事のダニエル・ホーソーン。 彼の手がけた事件を小説化する契約を交わした小説家の「わたし」=アンソニー・ホロヴィッツ。 この二人のコンビ???が活躍するシリーズ、二作目。 メインのふたりのキャラクターに馴染んだせいか、『メインテーマは殺人』よりもテンポ良くぐいぐい読まされた。 それにしても…あーこりゃアンソニー、絶対真犯人じゃないって〜!と残りページの分量を気にしつつ、心の中でツッコミ。 さらにその上、またもや怪我をさせられるとは… 何という愛すべきキャラクター。 どこまでも謎めいたホーソーンとの対比で、ご本人には気の毒だけれど、右往左往っぷりが最高。 ホームズものに因んだものや、若者のネットスラングなど、私には読み解けないヒントが多く、犯人当てに参加するには力不足だったが、それでも十分面白かった。 ラストの手紙が、捜査の途中で直接登場しなかった人物の心情を伝えていて、ホーソーンの推測を裏付けつつ、妻子への愛情を表していて、良かった。 生命保険は、まさにラスト・ラブレターなのです。
9投稿日: 2021.09.06
powered by ブクログ今回も、読み返しが必須な作品でした 自身をここまでの道化役に仕立てるのも大したものですね これによって、読者に適度な距離をとらせているともいえそうです そして、「またかよ」と突っ込みたくなる顛末 好きだという作品を登場人物に虚仮にさせたりと、サービスも旺盛です 著者の主観で書かれている作品、本当にいかれているのは果たして探偵なのか著者なのか? 探偵を批判する著者ですが、その思考もそこそこいかれています シリーズ最大の謎は、探偵の人物像でしょう 間抜けな著者が果たしてどこまで迫れるのか? また、「The Word Is Murder」、「The Sentence Is Death」と来て、次のタイトルは? と、様々な興味がつきません とは書きましたが、「解説」と丸被りでした このシリーズ10巻の予定で、謎が解き明かされるのにもそれだけかかるようです
9投稿日: 2021.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本に馴染みのない冬時間・夏時間がアリバイの鍵として出てきました。これまで名前くらいしか知らなかったサマータイムについて、スマホで調べながら、のろのろと理解して読みました。 今回も謎だった点がだんだん見えてきて、事件全体が分かってくる流れが気持ち良かったです。 グランショー警部に推理を披露する場面、トニーがついに真相を明らかにしたのか!格好良い所が見られた!と興奮しましたが、やはり、そうじゃなかったですね… 前回以上にホーソーンを好きになって楽しい気分です。彼についてもまた少し知ることができたような、余計謎めいたような… 幼少期に同性愛者の大人と関わりがあったのかな?辛い経験をしていなければいいな…と、勝手に想像を膨らませています。 続編が読めるのを楽しみに待っています!
9投稿日: 2020.11.22
powered by ブクログ前作「メインテーマは殺人」は世評ほど面白いと思えなかったが(ついでに言うなら「カササギ殺人事件」も)、これは楽しんで読めた。シリーズ物として構想されてたのか。 「メインテーマ」では、作者自身がワトソン役として登場し、現実の出来事が結構語られたり、探偵役の元刑事についての思わせぶりな描写が多かったりするのだが、これが謎解きとは無関係だというのにどうにも違和感があった。本書のあとがきを読むと、ホーソーンシリーズとして10作が予定されているそうで、なるほど、それなら「メインテーマ」はその滑り出しだったのかと納得した。 ラストまで読んでから振り返ると、これは実によくできているなあと感嘆。すべての手がかりは提示されているし、ミスリードの仕方も強引さがない。ミステリランキングを席巻したのも当然かと今頃感じ入りました。
8投稿日: 2021.02.12
powered by ブクログホーソーンはやっぱり性格悪い? 読み手をつかんで離さない書き方がうまい。 「この時点で、わたしはすでに手がかりを三つ見のがし、二つ読み違えていた。」とか書かれるだけで気になってしょうがなく、登場人物や出来事などがどこまでが現実か分からない設定でぐいぐい引き込まれる。 章ごとの話の区切りがよく、章の終わりに次の展開の切り換えは相変わらずさすがです。 ただ今回は登場人物が一気に登場しすぎて名前が覚えにくく、何度も最初のページで確認が必要になってしまった。 まだまだ続くそうなので続編に期待です。
8投稿日: 2020.10.19
powered by ブクログ物語の結末より、ホーソーンのことをもっと知りたいな、という気持ちが強くなってきた。 2025.9.28 183
7投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ流石の仕上がりでした。読んでいる途中で少し間が空いてしまったので、思い出すのに苦労してしまいました。
7投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログホーソーン、ホロヴィッツシリーズ2作目。 今作も面白かった! 相変わらずホロヴィッツはホーソーンに振り回されっぱなしだし、グランショー警部からは手酷い扱いを受けるし、不運なことが起こるし、可哀想になってくる。 でもきっとホーソーンにとっては世界一の相棒なのだろう。 ホーソーンの過去が明らかになるまであと8冊。 非常に楽しみです。
6投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第二段。 面白かった。面白かったのだが。。。。。星5に近い星4で。4.5くらいか。 前作もそうだったが、パズラー要素が詰め込まれている反面、探偵役のホーソーンにも、ワトソン役のホロヴィッツにもあんまり魅力が感じられないという。。。 結構嫌な感じの奴も出てきて。操作パートが長いこともあり、途中イライラさせられることも。 ホーソーンについてはシリーズ全体を通しての謎にしたいのだと思うが。。。判明するまで好きになれるか。ホロヴィッツはちょっとずつ好きになりかけているみたいだけど笑 事件自体は過去のも含め3つ。 ワインボトルで撲殺された弁護士、その前日に轢死した弁護士の同級生、過去に洞窟内の事故で死んだ二人の同級生。 この3つの事件が関係あるのかどうか。この関係性の整理が謎解きのポイント。前作同様、フェア中のフェアだった。脱帽。それだけに、キャラの魅力が薄いのが気になる。。。
6投稿日: 2022.11.13
powered by ブクログ今回も無駄のない文章 その中にヒントは隠されているのに…… 全く分からず、前回同様 謎解き時にあー((((;゚Д゚))))!っと なりました(っ ॑꒳ ॑c) 今回も最高に良かった( ´˘` )
5投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログ* アンソニー・ホロヴィッツ その裁きは死 元刑事ホーソーンと 作者アンソニー・ホロヴィッツが 殺人事件の謎を解くため関係者から 話を聞き取り犯人を見つけるミステリー。 二人で謎解きする第二作。 最後まで読まないと、犯人には辿り着けません。
5投稿日: 2021.10.18
powered by ブクログアンソニー・ホロヴィッツのホーソーンシリーズ第2弾! アンソニー・ホロヴィッツは、「刑事フォイル」の脚本として知った作家。そもそもは少年向けの小説で売れた作家とのことですが、英国の推理ドラマ「刑事フォイル」や「名探偵ポアロ」シリーズの脚本を手がけ、最近では大人向けの推理小説を手がけている作家さん(私の薄ーい情報なので間違ってたらごめん)。 「刑事フォイル」のドラマが好きで、すっかりホロヴィッツファンになっている私としては嬉しい新作♪ 今回も、ホロヴィッツ自身がワトソン役として登場。「作家であるホロヴィッツが、元刑事で現在は探偵として活動しているホーソーンの記録を小説にする」という体で書かれている。 ホロヴィッツが、刑事フォイルのドラマの撮影を見学していたり、マイケル・キッチンからの要望によって脚本を手直ししていたり、刑事フォイルのプロデューサーの1人である妻ジル・グリーンと言い争いをしていたり、出版社から007シリーズの新しい小説を書かないかとオファーがあったりと、実際の彼の作家活動を記述している部分があったりするので、どこまでが事実で、どこからが虚構なのか、その線を見つけようとするファン意識も働いて面白い(ホロヴィッツについて知らなくても、1つの創作エピソードとして小説の中に入り込んでいるので、きっと物語の邪魔にはなってないんだろう)。 そして、この小説を読みながら思ったのは、読者としての私が、真剣に推理をしようとしているということ。 そう、推理小説や推理ドラマを見ているとき、私ってあんまり推理をしてないんですよね。小説やドラマの主人公である探偵や刑事が謎を解いてくれるのを楽しみに「待っている」。 けれど、なぜか、ホーソーンシリーズでは、何度も読み返したりして真剣に推理している私がいたりする。そっけなくて、何も教えてくれない探偵ホーソーン。いろいろな情報を頭の中で並べては推理しようとして悩む小説内のホロヴィッツ。あれはどうだっけ、これはどうだったけ、あの人物はこうだし、あの人物はこうだった…と。そう、小説の中にホロヴィッツが考えた軌跡が紹介されるから、読者である私も一緒になって推理しようとせざるを得なくなるってことなのかな。これがこのシリーズの特徴なのかもしれない。 (そういえば、ホームズシリーズも、何も教えてくれないホームズと、それを記述するワトソンが出てきて、同じ構図だけど、ワトソンがあれこれと推理して悩んでいる記述ってそれほどないですよね。) 解説によれば、ホロヴィッツは、このシリーズを、全10作と考えているらしい。ということは、あと8作も新作を心待ちにできるということではありませんか!楽しみっ! そして、ホロヴィッツさんの筆が早いことも嬉しい。毎年なにか新作が読めますように〜!
5投稿日: 2021.01.07
powered by ブクログ今回なかなか登場人物の名前が覚えられず何度冒頭の人物紹介に戻ったことか・・ 一度中断したりと読み終わるのに時間がかかったせいかもしれない・・ 今回も犯人当てを考えるのが面白く一緒に謎解きを楽しみながら読めた。 トニーが言い当てた犯人は私も納得していなかったので良かった。 警察官はほんと呆れるほど嫌なヤツだったなー。
5投稿日: 2020.11.19
powered by ブクログイギリスらしいミステリ! あちこちに散りばめられた伝統の雰囲気が実によかった。 実直さが売りの弁護士が殺害された。現場に残された謎の数字の意味とは。 事件の展開や謎解きも伝統に則っており、エラリイ・クイーンやアガサ・クリスティー、コナン・ドイルを彷彿とさせる。ではこの作品はそれらの単なるコピーなのか? 答えは否だ。確かに殺人や謎解きは古きよき時代のフォーマットを使っているが、現代的にアップロードされた本作は読み応え十分である。
4投稿日: 2023.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(感想を書く時間がなくなってきてしまったので、今後は、ごく簡潔に備忘用の記載を残すように心がけることとする。) 良い意味で、まさにトラディショナルな、フェアなミステリだと感じた。大仰なトリックや激烈な意外性とは縁がないのかもしれないが、ホロヴィッツ氏の作品はどれも上質で期待を裏切らないと思う。 ただ、お国柄なのか、登場人物のうち警察関係者の行動には驚いたし、仮に日本で警察があのようなことをすればただではすまないような気もする…。 また、ホーソーンの謎めいた言動は本シリーズ最大の謎、最重要の伏線と言ってもいいかもしれないが、語り手のプライバシーに立ち入っている様子など、今回は不穏さが目立った。 そうしたどちらかというと謎解きの物語の本筋とは無関係のところで気になったことがあり、読み進むのが遅れてしまったのも正直なところである。著者が自身でも言っているように、探偵役に(人格的に、ポジティブな意味で)魅力的な要素がないと、作品自体の面白さとは別に、気になってしまうのかもしれない。
4投稿日: 2023.01.14
powered by ブクログ・しまった2作目から読んでしもた ・ホーソーンの性格の悪さポアロに感じる ・作者ことアンソニーホロヴィッツがワトソン的立ち位置の脚本家として出演 **************************** ホーソーンが謎の人物として書かれ、シリーズでそれを解き明かす流れになっている。 弁護士がワインボトルで殴打され死亡。壁にはペンキで182の文字、ハテサテ・・
4投稿日: 2022.05.17
powered by ブクログなぜ被害者が殺されたのか、ホワイダニットについては比較的早く分かったのだが、サブプロットが巧みで、最後まで飽きさせない展開は、さすがである。 現場に残された"182"の数字は何を意味するのか?伏線はあったのだが、流石にこれは分からない。 次作が待ち遠しい。
4投稿日: 2021.07.22
powered by ブクログ著者自身が作中に登場し、秘密のベールに包まれた過去を持つ刑事ホーソーンに翻弄されながら、事件解決までを詳らかに記述していく。現実が小説の中に入り込み、妙なリアリティが醸し出される。事件の発端は、離婚専門の弁護士が殺害され、現場には謎の数字が残され、離婚訴訟を通して疑惑が向けられる容疑者たち。一方容疑者との繋がりから、その前日に駅のホームから墜死した人物が浮上。事故か自殺か他殺か不明なまま、殺害された弁護士との間で、過去の不幸な事故での繋がりが明らかになる。両者は、大雨の日に洞窟内で逃げる途中、一緒にいた友達とはぐれる。洞窟に残された友達は溺死し、助かった二人が今回の被害者だったことがわかってくる。事件の容疑者が広がり、著者自身が推理で解決する場面へと展開されるが、果たして真相に到達できたのか、元刑事ホーソーンがどんな登場、謎解きをするのか、期待を裏切らない終盤が見事である。
4投稿日: 2021.01.21
powered by ブクログ元刑事ホーソーンとホロヴィッツのコンビが、事件を解決するミステリー第2弾。 今回は、弁護士の殺人事件を追う。 事件現場には謎の数字、被害者の周辺には個性的で怪しい人たちがそろい、伏線は提示されているのでさて犯人は、という古典的な正統派ミステリー。 犯人探しについては、ミステリーを読み慣れている読者にはさほど難しくはないのでは。でも、私生活が謎に包まれているホーソーンのキャラクターと、作者の現実の生活を交えた軽妙な語りが興味をそそり、一気に読ませる。 絹の家やモリアーティなども読んできたが、やはりカササギが格別だったので、つい期待値が高くなり比較してしまうが、これはこれで魅力的。 あとがきによると、シリーズは全10作で、徐々にホーソーンの過去が明らかになるそう。また、カササギの続編も来年出るとのこと、どちらも続刊が楽しみだ。
4投稿日: 2020.10.13
powered by ブクログホロヴィッツのどんでん返しにもだいぶ慣れてきたぞー。フーダニットはもちろん読み応えあるけど、とにかく細部が面白い!
4投稿日: 2020.10.11
powered by ブクログ『メインテーマは殺人』よりも先に読んでしまいました。 実際の作者自身の活動やプライベートをメタとして利用しているのが、リアルとフィクションを融合させ不思議な世界観を作り出しています。 ですが、内容はとにかく古典ミステリーをしています。 被害者の関係性から、どう考えても犯人が絞れてしまう。これはもう、ホーソーン自身が述べていますが、読む側としてはどうにも物足りなさが付き纏う。 一番気になったのが、ホーソーンが暴いた真実の中には犯人につながらず、単に気に入らない人物の隠したい真実を暴露してやった!と感じざるを得ない部分があります。さらに作者が記録者として、ドキュメンタリーを書いているんだ!というメタな設定のせいで、それは誰に向けた暴露として書いたんだ?という不快感すら感じるのです。 いや、そんな細かいことを気にしてはいけないと思うのですが、どうしてもこのメタ設定が作品の面白さの逆効果として現れたとき、とても気になってしまうのです。 ミステリー作品としては『カササギ殺人事件』の方がダブルスコアで勝利しているように感じました。 『メインテーマは殺人』の方も読みたいと思います。
4投稿日: 2020.10.08
powered by ブクログ前作と同じく古き良き古典ミステリーの雰囲気を漂わせた本格物。 本筋である殺人事件の犯人当ては言わずもがな、個人的には徐々に明かされていく主人公ダニエル・ホーソーンの人物像が気になるところ。 ホーソーンすごいホームズ好きじゃん!と読んでて思わずニヤリとしてしまった。
4投稿日: 2020.09.30
powered by ブクログ面白かったです!犯人当てをやりたい人にとっては、このホーソーンシリーズはうってつけだと思います。並行して現れる謎、きな臭い過去、理解不能な犯行の証拠などが、上手く回収されて一つの真実に辿り着くのが気持ちいいです。目くらましの回収も巧みで、とにかく完成度が高いです。突飛なトリックやどんでん返しではない、古き良きスタイルです。
3投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ期待通りの謎解きミステリー。 全ての要素が開示されていて、 取捨選択で色々な道筋ができる。 犯人はだれだ!真実はなんだ!おもしろい! 前作と同様に答えを知りたくて一気読みでした。 ラストの章は、その後を想像して胸にきました。 次回作も楽しみです。(全10作予定だとさ)
3投稿日: 2025.07.04
powered by ブクログホーソーンとホロヴィッツのやり取り、会話、クスッと笑えるところがあちこちにあり、作者の細かなセンスが光っていました。物語の中に入り込み、夢中になって読了。もちろん犯人探しは大外れ。 それにしても、登場人物の名前、関わりがややこしかった。何度も顔を天井に向け、悩むことが多かったのは、私の年齢のせいでしょうか( ̄ー ̄)
3投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログほんまにおもろいな! 謎が重なりつつもしっかりヒントが散りばめられて、それでいて全く解らない、真正面からの美麗な本格ミステリーでした
3投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ決して複雑ではないパズルのピースなのに、なかなか上手くはまらないもどかしさを最後の最後にきれいに仕上げていく解決編は前作通り。今回はそれだけではなく、ミスリードも満載で一旦納得した回答をまたひっくり返されびっくりした。海外作品らしい表現の長さはあるが、読んでいて楽しい作品には違いない。
3投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログ#読書記録 2023.11 #その裁きは死 #アンソニー・ホロヴィッツ 今回は多重解決が最高。 珍しく自分で犯人を当てました(カンだけど) 作者は折々に容疑者の整理をしてくれるのだけど、もちろんホロヴィッツの頭の中での整理なので、上手いミスリードになっている。 最後の手紙、謝辞まで気の利いた作りになっているよ。 作品を読みながら登場する町をGoogleマップで眺めながら読むのが楽しい。 #読書好きな人と繋がりたい #読了
3投稿日: 2023.11.15
powered by ブクログアンソニー&ホーソーンコンビ2作目! 今回、チャールズ弁護士やアキラ夫婦、チャーリーやなんやら夫婦がたくさん出てきてどの組み合わせか終盤まで覚えきれなかった…笑 なんなら読み終わったばかりなのにもう名前忘れてる… なのでせっかくの本格ミステリでアンソニーと一緒にフーダニットを考えたいのにまず人物が覚えれなくてついてけなかった…せめて愛称はやめてくれ… アキラ、せっかくの東洋人なのにいけすかない女で残念。カーラもな! ホーソーンが本当に作中でも言われてるけど捉えどころがなくて、過去に触れようとすると途端に扉を閉ざす。もともと開いてもいないんだけど。 でもプラモ作りが好きだったり、読者会に参加してたり、ホームズを愛読してたり、前作の『メインテーマは殺人』よりもう少し彼に近づけた気がこちらまで感じた。 ホームズ?コナンドイル?の有名なフレーズ、「ありえないものを排除していって残ったものが真実〜」これをホーソーンが言ったときはテンションあがった!
3投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログホーソーン&ホロヴィッツシリーズの2作目。二転三転する展開で面白かった。前作もそうだったけど、ワトスン役に徹することができないホロヴィッツが良い味を出している。ホームズに対するレストレード警部、ポワロに対するジャップ警部の役割を担うのは、警察の人間ではなく、むしろワトスン役のホロヴィッツなのかもしれない。 大矢博子さんの解説も良かった。秘密主義のホーソーンについての謎はシリーズを通して描かれるようで、この点についてはホロヴィッツが探偵役になるんだろう。次作も楽しみだ。
3投稿日: 2023.05.12
powered by ブクログ安定のおもしろさ。 ホーソーンの正体がこれからジワジワと明かされていくようで、小出し情報が消化不良だったりもするんだけど、楽しみが増えたともいえる。
3投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログホーソーンシリーズ第2弾。 またしてもかなり面白かったです。過去に起きた事故と現在起きた事件がどう繋がって行くのか。ハラハラドキドキしながら読みました。 犯人当て自分なりに考えながら読み進めましたが、また見事に外れてしまった〜(´;ω;`) 来月には新刊が出るようですごく楽しみにしてます。次回作こそはホーソーンの推理の先をとは言わずとも、かすりくらいはしてみたいものですw
3投稿日: 2022.08.09
powered by ブクログ相変わらず謎解きが一瞬で鮮やかだった。ヒントがあっても全然気付かないことが本当によく分かる。 エッフェル塔の例えがわかりやすかった。
3投稿日: 2022.05.16
powered by ブクログシャーロック・ホームズ全集を読んでいる途中の閑話休題的に現代作家のものを挟んだのですが、それがホロヴィッツで大正解でした。ダニエル・ホーソーンとアンソニー・ホロヴィッツのコンビの2作目。巻末にあった解説によれば、ホロヴィッツはこのシリーズは10作で完結するという構想を持っているそうで、とても楽しみです。原題は1作目が THE WORD IS ~、2作目が THE SENTENCE IS ~、なので、シリーズとして統一感のあるタイトルで続くのかも。一匹狼の探偵と振り回されつつも事件の顛末と捜査の一部始終を記録する相棒が活躍するシリーズというだけでなく、シャーロック・ホームズの推理のセオリーが出てきたり、『緋色の研究』の読書会が作中で開かれたり(しかも読書会の参加者はカンバーバッチのBBCドラマは絶賛しつつも原作のことは好きではなかったり!)、個人的に最高のタイミングで読むことが出来たとほくそ笑んでしまいました。ホームズ全集を読み終わったら『シャーロック・ホームズ 絹の家』と『モリアーティ』を読む楽しみが新たにできました。
3投稿日: 2021.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作者と同じ、アンソニー・ホロビッツと、元刑事の探偵ホーソーンシリーズ第2弾。 あらすじ 真面目と評判の離婚弁護士が殺害される。裁判の相手方、依頼主の元妻、は日本人女性詩人のアンノ。現場に残された182の数字は彼女の俳句集の番号か?被害者は、男性パートナーと同居中。また、過去に洞窟探検の事故で友人を亡くしている。ホーソーンたちは友人の家族を訪ねる。 面白かったー。ホーソーンの傲慢で自分勝手でひねくれた性格に慣れたのかな。アンソニーの余計なことするところや、間抜けなのに自信たっぷりなところも平気だった。主人公二人だけじゃなくて、登場人物も、本当ならイライラさせられるはず。前作に引き続き、ロンドン警察は、このシリーズでは「ちょい悪徳枠」なのかな。今回はアンソニーを暴力で脅しにかかり、捜査情報を手に入れようとする女性刑事と部下だった。 でもスイスイ読めてしまうのは、ストーリーがテンポ良くて面白いところと、アンソニーって前向きでまっすぐ、なんだかんだでお人好しだからかな。ミステリー作家なのに結構人を信じるところ多いからな。 あとがきには、作者はこのシリーズは10作を予定しているらしい。作中エージェントとの契約は3部作だけど。コンビの関係性も楽しみ。
3投稿日: 2021.09.04
powered by ブクログ離婚専門の弁護士がワインボトルで殺害され、壁には“182”という数字が。 過去の出来事が関係しているのだろうと思いつつも、疑わしい人物ばかりで絞りきれない。 すんなり解決しそうに見えて、二転三転するストーリー。 結局また振り回されてしまった。 相変わらずホーソーンが謎すぎて気になる。
3投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログホーソーンシリーズの2作目です。前作よりも更に出来が良いと思います。正統派の本格ミステリーで、細かい所まで計算された質の高い作品です。ただ語り手である作者本人をやや間抜けに描き過ぎのような気がします。
3投稿日: 2021.07.01
powered by ブクログ元刑事のホーソーンをシャーロック役、著者本人を、ワトソン役に据えたシリーズ2作目。 ベネディクト・カンバーバッチの「シャーロック」や、「刑事フォイル」など実際のドラマが挙げられたり、なんと本人のプライベートも本物だという(解説より)。 これはファンならたまらない。 現実と虚構がない混ぜになった世界は、まさに仮想現実。 すごいCGができる前より遥か前に、本は仮想世界を楽しめる手段だった。 近未来の技術は実はずっと前から…なんて、読書好きは言ってしまうのだけど。 さて、今回はアキラ・アンノなる日本人作家が登場する。 「奇妙な形式で意味のわからない日本の詩」と、アキラ・アンノの(腹立たしい)元夫が評する俳句の本だの、鎌倉時代における女性の服従と家長性を描いた物語(うーん純文学だとしたらたしかに万人受けしなさそう)だの、それなりに有名だが、ちょっと小難しい本を書く作家だ。 これは日本人読者にとっては割と楽しめるポイントではないかと思う。 やや性格に難はあるキャラクターだが(日本人を馬鹿にしたような書き方ではない)、物語の主題である、誰が離婚弁護士を殺したか?という問題で最も怪しいいわばキーパーソンだ。 これは映画になりそうだな、ドラマでもいいな、とワクワクする。 しかしなんと言ってもホーソーンの性格、これを描き切るには全10作必要とのこと! 待てよ、ということは、後8作は読めるということ? 楽しみが尽きない。 もちろん思いっきりラストでひっくり返される本書の結末も申し分無い!
3投稿日: 2021.06.05
powered by ブクログ世評は高いが、自分にはあまり面白くなかった。エラリィクィーンの悲劇シリーズを意識しているのか?ホーソーンが好きになれない。困ったもんだ。
3投稿日: 2021.04.29
powered by ブクログ#その裁きは死 #アンソニーホロヴィッツ #山田蘭 2019年の翻訳ミステリの賞を総ナメにした 『メインテーマは殺人』の続編。 今回も2020年の賞を総ナメらしいという事で、楽しみにしてました。 前作同様、元刑事の謎多き男ホーソーンを探偵役に、作家アンソニーホロヴィッツをワトソン役にした、the探偵小説。 メインとなる凄腕離婚弁護士殺害と、 そのまわりに散りばめられたいくつかの事件。 それに関わる登場人物との会話の中に、ヒントは散りばめられてる。 おっきなどんでん返しがある訳じゃないけど、なるほどねって感じです。 続編ですが、こっちからでも読めない事はありません。 ただ前作を踏まえた表現や若干のネタバレ要素もあるっちゃあるんで、順番通り読むことをおススメします。 #翻訳ミステリ #犯人当て小説 #探偵小説 #賞総ナメ #ダニエルホーソーン #読書
3投稿日: 2021.04.29
powered by ブクログ実直さが評判の弁護士が殺害された。裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”。被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれて―。絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。 1作目は読んでいないのですが評判がすごくいいので読んでみた。タイトルと表紙デザインが超好みです。イギリスの作家なのですが、オーエン・コルファーなど知ってるネタがちょこちょこ入っていて面白い。設定もそのまま筆者の名前なので、どこまでが本当!?と思ってしまう。ホーソーンは謎に包まれていますが、彼の背景や設定が明かされるには10巻まで続くらしい。まだそこまで入れ込むほど好きなキャラクターに私の中では育っていないのだけれど、ミステリとしては面白かったから期待したい。アキラの正体は全然分からなかった・・・伏線たくさんあるんだけど私の頭には難しすぎました。
3投稿日: 2021.01.16
powered by ブクログ元刑事ホーソーンと著者ホロヴィッツのコンビによる犯人探し このシリーズの2冊目とは知らず、こちらから読了 離婚弁護士が殺害された事件で、弁護士の依頼人、裁判の相手方、相手方の弁護士、被害者が関わった過去の洞窟事故に関する人々などに聞き込みをして、犯人探しをする 読みながら一緒に考えたけど、当てれなかった にしても、ちょっと長かったような、、
3投稿日: 2020.12.30
powered by ブクログ相変わらずイヤな性格のホーソーン(褒めてる)振り回されるホロヴィッツ。一所懸命でバカを見るホロヴィッツに肩入れしながらも、ホーソーンも憎めない。トミー&タペンスのお話のタイトルを持ち出したりミステリーマニアでホロヴィッツが大好きなのが、みてとれるのが微笑ましい。まだ解かれてない疑問もあるし、次作を楽しみに待つ。
3投稿日: 2020.10.20
powered by ブクログ著者自身の作家・脚本家としてのリアルな活動と、ミステリーが融合して生み出される独特の物語は今回も面白すぎ!ホームズ作品が登場するところもニンマリ。ヒントが散りばめられた正当な謎解きも文句なし。 次回作も楽しみです。
3投稿日: 2020.10.16
powered by ブクログ『メインテーマは殺人』と続き、今年は引き続きホーソーン探偵にまた翻弄されるネタ。 ホロビッツの本は『カササギ殺人事件』はもちろんだけど、児童書としての女王陛下の少年探偵も、大分前に読んでいたのでチラリと優越感。 この小説はノンフィクション形式だけど本格的なミステリーで十分に楽しめた。 ストーリーは…ネタバレになるので触れないけれど、何だか犯人、早いうちに見当付いちゃって私もイッパシのミステリ読みになったかと自画自賛。まぐれでしょうけどね。 反芻してみるとあちらこちらに伏線が一杯!
3投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログ久々に流し読みしてしまった。気を悪くしないでほしいが、すぐに売ってしまおうと思ったくらいだ。要所要所は面白い。それは間違いない。ただ、合間がどうしても長ったらしいと感じてしまう。 しばらくおいて、読み返そう。私が至らないのだ。
2投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ(⌐■-■)ホーソーンシリーズは全10作品で完結らすい。 ⊂|⊃ [ಠ_ಠ]ホロちゃんの危機が10回もあるのか?
2投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログやっぱりー・・・ワタシには向いてないと実感。 どうにもいちいちの描写がうっとおしいと感じてしまう。 読み進めていくうちに早々に犯人はわかってしまったし。 ・・・こんな時間にのくだりのところで犯人は子供だとわかってしまった。 この作家が好きな人には申し訳ないと思う。 よく最後まで読み切ったという感想でごめんなさい。
2投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログ翻訳物は人名と地名で苦戦してしまいます。ホロヴィッツがミスリードし、ホーソーンが導いていくスタイルなので、少しまどろっこしい感じがします。この辺りはトラディショナルなミステリーという感じがします。登場人物に感情移入がしづらい点も難点ですが、ストーリー展開は堪能できます。
2投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログやっぱりホームズ役はまだあんまり好きになれないけど、これからシリーズが進むと背景も判明してきて共感できるようになるのかな。前回と同じ流れもありつつ、しっかりとした本格ミステリなところは好き。
2投稿日: 2024.12.21
powered by ブクログダニエル・ホーソーン&アンソニー・ホロヴィッツシリーズ第2作。登場人物の紹介、作品の形の提示に頁を割いた前作『メインテーマは殺人』に比べて、かなり読みやすく、面白さを感じやすくなった印象。ド派手な仕掛けや突拍子もない状況設定など用いずとも、現代でもこれだけ面白いものを書けるのか。ただ、古典的な仕掛けの裏にある、探偵とワトスン役の斬新な関係にこそ、本書の核があるとかないとか。
2投稿日: 2024.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホーソーンシリーズの2作目。実直で手強いと評判の弁護士が殺害された事件を追う、ホーソーンとホロヴィッツのコンビ。 かなり前半でホロヴィッツは「この時点で私は手掛かりを3つ見逃し2つ読み違えていた」と書く。そこからその見逃しと読み違えが錯綜し、他の情報や余計な横やりなんかも入ってきて…後半の謎解き部分でもどんでん返しがあっての結末。なるほど、してやられた!確かに怪しいやろコイツ…。 と真犯人を充てるところは当然面白いのだが、それ以外もなかなかに面白い。ホーソーンが読書会、それも斑の紐?とか、エゲツない手法でホロヴィッツをはめようとする女警察官とその部下とか、洞窟探検事故に隠された真実とか…。 ホロヴィッツ(登場人物の方)が翻弄される紆余曲折の一つ一つが読み処なのである。ミステリーのテクニックである目くらましなんだろうけど、目くらましがこんだけ上質だと、騙されても卑怯とは思えない。 正攻法、正統派の謎解きを評価されるこの小説、このシリーズ。ただ単に真っ向勝負なだけじゃなく、相当な技巧に裏打ちされた真っ向勝負なんであり、それだからこそ面白いのである。
2投稿日: 2024.06.14
powered by ブクログ物語の主人公がホロヴィッツ自身という視点が面白いし、ストーリーも古典的なサスペンスって感じで、これがまた面白い。読んで満足な作品でした。
2投稿日: 2024.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホーソーン・シリーズの第二弾。 今回殺されたのは、離婚専門の弁護士。 裁判の相手方にレストランでワインをかけられて脅され、 殺しの凶器は高級ワインのボトル、 壁には謎の数字が残されていた。 ワトソンである著者は、 またホーソーンに事件調査に引き釣り込まれ、 事件の担当警部には本の万引きの濡れ衣を着せられ、 最後にはまたナイフで刺されていた。 相変わらず、いまひとつ。 作品に自分自身を登場させているのは良いのだが、 必要以上に「間抜け」に見せているからかもしれない。 冒頭で自分が寝過ごしたことと、携帯をなくしたことを、 ホーソーンに見抜かれてあわてていたが、 説明されたら全然たいした「謎解き」ではなかった。 それに、レストランでワインをかけた場面に居合わせて、 ワインボトルで殺すことを思いついた第三者がいた、 という(かなり2時間ドラマ的な)可能性も、考慮していなかった。 今回は頑張って、トリックの一つを暴いていたけど。 ホーソーンの趣味の一つ読書会に招かれ、 私生活の一部を垣間見れたものの、 今回もホーソーンの正体が明かされなかったのも不満。
2投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は、ホーソーンだけでなく、グランショー警部からも、酷い仕打ちをうけるホロビッツ。 でも、堪忍袋の緒を切らすことなく、結局はホーソーンとのコンビ捜査を続けるホロビッツに、こっちがイライラしてくる! この、可愛げのないホーソーンでも、今回も少しその内面を垣間見た気はする。これからあと8話でどこまで、本当のホーソーンが明らかになるのか、いくらか楽しみになってきた自分がいるのは、奇妙な気持ちだ。 こんなに探偵役を好きになれない推理小説は珍しいなと思う。でも、そのキャラの謎を追い続けることを、このシリーズの一貫した魅力の1つにしちゃってるのがすごい。 今回も、現実のホロビッツが関係する、あるいは知っている、作家、芸術家、テレビ、業界関係者などの名前がたくさん登場する。どれが現実のもので、どれが架空のものかなど確認していくのも、面白い。 (何度もスマホで検索する羽目になった) これにより、頭が混乱してきて、知らない間に、ホロビッツの独特の世界にどっぷりハマってるのだ。 それにしても、今回も刺されて危うく殺されるところだった。(前回も思ったが、普通は刺される前にホーソーンが助けてくれるっていうのか定石だと思うけど) これから、あと8回もこんな目に遭うの? ま、最終話以外は、死なないのが約束されているとは思うが。 今回の謎は、もっとも関係ありそうな昔の洞窟探検が、結局殺人の動機に絡んでたということで、前回の「メインテーマは殺人」とは、逆のパターンでした。 ホロビッツの小説は、その謎のトリックとかは、たいしたことないのだが、小説の仕掛けなどがきっちりしてて見事なので、騙されて、最後はなるほどと納得して、なんだかほのぼのと、しあわせを感じることになる。 解説にあった、タイトルの件。 原題には、word.sentenceときて、本当に次回以降、paragraph.story.seriesと、次第に大きな括りになるのか?そして、最後はホーソーンの本当の人物像まで明らかになるのであろうか? 楽しみだ。
2投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作に引き続きフェアな本格モノ。 比較的シンプルな部類のミステリーだが、関係者への聞き込みを重ねながら少しずつ謎が解けていく(同時に新たな謎も増えるが)スタイル。 派手さはないけど、色々なところに手がかりは散りばめられていたことが分かる。 ホーソーン自身の謎も少し出てきて、次が読みたくなる。 ホームズのセリフが出てくるところ、読書会のテーマ、あとは物語全体を通して、シャーロックホームズへのリスペクトが現れているところは相変わらず。 前作より読み終わった後の印象が良いのは、主役二人の関係性がほんの少し良くなったから?ホーソーンの人間的な一面が少しわかったから?それとも私が二人の仲の悪さ(ホーソーンの性格の悪さ)に慣れたからかも。。
2投稿日: 2023.04.26
powered by ブクログアキラ・アンノのモデル、誰?(笑) いそうな、いなさそうな。 ワトソン役のトニーが好きなので 彼が一喜一憂したり ホーソーンに振り回されたりしてるのを 読むだけでも楽しかったりする。 自力で謎が解けたと!思って! やればできる子と思ったのに!σ(^_^;) ホーソーンのツンデレっぷりも快調。 プライベートには 踏み込んでほしくなさそうなのに トニーが「やってられるか!」状態になると 「そんなこと言うなよぅ」的にせまってくる。 最初は好人物と思われた被害者だったのに 調べるにつれ関係者の誰が犯人でも おかしくないことがわかっていく。 で、推理も二転三転。 『カナリヤ』のほうのシリーズより シンプルに謎解きミステリぽくていいわ!
2投稿日: 2022.12.31
powered by ブクログホーソーンシリーズの2作目。 離婚専門の弁護士がワインボトルで頭を殴られて殺される。壁にはペンキで「182」の文字…なかなかミステリ的にワクワクする出だしですが、最後の方までキャラクターの名前が覚えられず、都度この人誰だったっけ…と冒頭のキャラ紹介まで戻って確認していたので、いまいちストーリーにのめりこめずでした。 あと、ホロヴィッツがあまりにひどい目に遭いすぎててつらい。グランショー警部に理不尽に絞め付けられるわ万引き犯にでっち上げられるわ仕舞にゃ刺されるわで…涙 前作ではホーソーンのキャラがよくわからないと思ったけど、今作でちょっとつかめて来た気がする。ホーソーンというキャラクターの謎を解き明かすのが、このシリーズのもう一つのテーマになっているようで、全10作の予定らしい。今後もゆるく追って行こうと思います。
2投稿日: 2022.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
また犯人が最後まで分からずじまいで謎解きを楽しむことができました。前作に比べてホーソーンとアンソニーの仲や信頼関係が少し深まっていくのが良かった。 作者自身が語り手として登場しているし後書きで作中に登場する女性から訴えられそうみたいなこと書いてあったけど本当にこんな不可解な事件が現実のイギリスで起きるなんてことあるのかな。 フィクションなのかノンフィクションなのか ご存知の方いたら教えて欲しいです
2投稿日: 2022.01.20
powered by ブクログアンソニー・ホロヴィッツのダニエル・ホーソーンシリーズ第2作。このシリーズ、全10作予定だそうである。しかもこれは順番に読まないと駄目な奴なので、「メインテーマは殺人」は読んでおくべきである。 癖がつよい(というか現代の名探偵として、愛嬌や矜持のようなものが今のところ一切感じられない)ダニエル・ホーソーン氏と、それに文字通り振り回され、「ホーソーンが解けるなら自分も」とがんばりながら空回りするアンソニー・ホロヴィッツ氏。今回も語り手ホロヴィッツは散々な目に遭う(1作目よりトータルで酷い目に遭っている気がする)。自分をこんなに痛めつけちゃって良いのかアンソニー・ホロヴィッツ...。 物語自体は極めてオーソドックスかつフェアプレイな直球のフーダニットである。1つの事件に対して人間関係が複雑に絡みつつ、それを徐々に明らかにしつつ、伏線を綺麗に回収するスタイル。私はミステリを読むとき自分が謎を解こうとは全然思わないタイプなのだが、そういう挑戦者タイプの方々には一層最高だと思う。 探偵ホーソーンと助手(というか語り手)ホロヴィッツの視点の違いが極めて興味深い。何を見て何を見ていないか。また、このふたりの関係性、ホロヴィッツがホーソーンを「恐れすぎている」(と作中ホーソーンが指摘する)まだ到底友情ともいえぬ関係性。個人的にはホーソーンはホロヴィッツを買っていると感じるのだが、両者に否定されそうである。 そして殺人事件の謎と並行して伏線が張られる「ダニエル・ホーソーンの謎」。こちらは10冊かけて解き明かす予定のようで、手がかりのようなものがばらばらと投げかけられるのみだが、非常に気になる。あのどう考えても共感を得られない(というか登場する警察関係者皆に嫌われている)ホーソーンが最終的にどのように見えるようになるのか。 そして相変わらずの現実と虚構を違和感なく織り交ぜるその筆力。「刑事フォイル」の撮影と実在の人物の中に本当に居そうな女流作家を入れてくる...。どれが現実だっけ?となる妙も楽しめる。皆にアレックス・ライダーの名前間違えられちゃうアンソニー・ホロヴィッツかわいそう...。
2投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログ面白かった! フェアプレーなフーダニット。 前作より読みやすかった気がする。慣れもあるかもしれないけど。 あとはホームズネタが多かったのもちょっと嬉しい。 まだまだホーソーンの過去はわからないことばかり、むしろ謎が膨らむ一方なので今後どう明らかにされるのか、トニーとの関係性は良くなっていくのかなども楽しみなところ。
2投稿日: 2020.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 ホーソーンが、一作目より嫌な奴度下がってるような、しかし登場シーンの最悪さはいかにもというか(笑)、こう登場してほしい!と思う通りの素晴らしい登場の仕方! ホロヴィッツは毎度毎度ひどい目にあわされるけど、ホーソーンがホームズ好きなら、なんとなく、ホーソーンがコンビを組みたがる意味も分かってくるような…… だんだんホーソーンという人の実態が分かっていくのだろうシリーズを追うのがとっても楽しみ。 きっと10冊にわたるすごい仕掛けがされてるのに違いない。今のところ全然わかんないけど。 182の謎は日本人にはぱっとわからない~。説明があっても、一瞬「うん??」ってなってしまった。英語圏ならでは。 ここまでの二作のタイトルが The Word is Murder The Sentence is Death って並んでいくのも、英語の言葉遊びの妙味がある感じがする。 センテンスに裁きって意味があるとか知らなくて、英語に疎くてぴんと来なくて情けないけど、面白い。 ホロヴィッツは言葉遊びが好きなんだね。こういう諧謔があるのがミステリ作家っぽくて、そこは洋の東西を問わないんだな~と思ったり。 「すべてのiにきちんと点が打たれ、全てのtの横棒がきちんとひかれる」この文章、『カササギ』にもあったと思うのだけど、これも英語の慣用的表現なのかな? 面白い言葉だなと思う。
2投稿日: 2020.09.17
powered by ブクログ分かってんならいい加減、ホーソンはホロヴィッツに犯人教えてやれよw そうしないからいつもホロヴィッツ死にそうになるw
1投稿日: 2026.04.17
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初めてホーソーン&ホロヴィッツ作品を読んだ。シリーズ第1弾から読みたかったが図書館で第2弾からしか無かったためここから読んだ。 ホロヴィッツがどんどん迷推理を繰り広げて行くところが面白い。そして登場人物全員性格が悪い。 この人が犯人かと思いきやそうではない、どんでん返しが何回も起こる面白さ。もちろん予想は外れた。 登場人物の名前がどうしても覚えられないため、毎回最初のページに戻りながら読んでいった。 解説で今後10作品かけてホーソーンの正体を暴いていくシリーズ物になっていくと書いてあり、非常に楽しみ。
1投稿日: 2026.04.05
powered by ブクログ完成度の高い作品だなーと思いつつちょっと途中が中弛みした印象も。人名とか何が起きたかがちょい複雑で、しっかり憶えながらじゃないとわけわからなくなる。とはいえすごい作品だなぁ。
1投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログホーソーンシリーズの2作目。 今回は犯人が分かりやすく前作やアティカスピュントシリーズ程のひねりがなかった。
1投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログこれはシリーズ第2巻で評判がいいので読んでみたが、1巻から読んだ方がより楽しめたかもしれない。 なかなか面白かったので1巻も読んでみたい。
1投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログアンソニー… 今回は何だか気の毒になってしまった。 殺人事件だけじゃなくてホーソーンの謎も気になる展開!続きも楽しみ。
1投稿日: 2024.12.07
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正直言って面白すぎる。 前作であるメインテーマは殺人がそこまでハマらなくて、本作を読むまで1年くらい期間が空いていたけど、もっと早く読めばよかった。 「この時点で、私はすでに手掛かりを3つ見逃し、2つ読み違えていた」 この1行がとても粋な読者への挑戦状なんだよね。「あなたは見抜けていますか?」って そこの章をもう一度読み返して考察するんだけど、真相を知ったときは「やられた!!」と叫ばずにはいられなかった。 フェアプレーで騙されるほど悔しくて爽快なものはない。
1投稿日: 2024.10.04
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・あらすじ ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ二作目。 弁護士殺人事件と数十年前に起きた洞窟での事故。2つの事件の解決がメインに進められていく。 ・感想 これは残り1/3のところで犯人分かった!トリックはわかんなくてとあるセリフでピンときただけなんだけど。 ホーソーンは相変わらず謎な人物。 私は絶対アンソニーの本の読者、なんならファンなんじゃないかと思ってるんだけど…わからんけど。 シリーズ3作目は先に読んでしまってるから早く続きが読みたい。
1投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホーソーンシリーズ第2作。 読むの時間かかったなぁ。 私が登場人物に共感しながら本を読みたいタイプなこともあって、主人公と探偵役のギスギスした感じと、ホーソーンの人好きのしない感じが読書をしんどくさせてしまった。 おまえら頼むから早く仲良くなれよ…! 途中なんか嫌なやつばっかやな!って思ってしまったけど、事件の方は作者お得意のトリプルアクセルで結末が二、三転します。 大体の筋が読めちゃう人もいるだろうけど、犯人当ての筋はとても面白いと思うのです。 あとそろそろ気になってきたんだけど、いっつも後半で主人公怪我しない!? ドラマの脚本家だから、後半アクション持ってこなきゃ死んじゃう職業病にでもかかってるのか。 トニーもいい歳だからあんまり無茶すんなよって思った。このままだと次回あたりで死んじゃうんじゃないかと心配。
1投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログ元刑事のダニエル・ホーソーンと作家のアンソニー・ホロヴィッツのコンビシリーズ第2弾。一作目の『メインテーマは殺人』を再読したばかりなので、彼らは生き生きとわたしの心の中に存在している。 今回の被害者は、離婚専門の弁護士リチャード・プライス。自宅で何者かに高級ワインで撲殺され、更にその割れた瓶でめった刺しにされた。そしてその壁には大きく緑色のペンキで『182』と書かれていた。 前回の事件の奇抜さと比べると、今回はそれほどでもないなと思いながら読み始める。一番怪しいのは、殺されたリチャードが担当していた、不動産会社経営者の離婚裁判の相手(つまり元奥さん)であるアキラ・アンノという女流作家だ。 彼女は、あるレストランでリチャードと偶然会ったときに、グラスに入っていた赤ワインを頭からリチャードに浴びせ「ワインのボトルで殴り殺してやる」と口走ったのを目撃されていた。 それ以外にも何人か怪しい人は出てくるんだけど、どれも決め手にかけている。それぞれのアリバイなども明らかになってきて、わたしはトニーと一緒に更に犯人を絞り込もうと頑張ってみる。 そんな矢先、ある衝撃的な事実が。 10年前(また10年前だ!)リチャードは、学生時代の友人のチャールズ・リチャードソンとグレゴリー・テイラーと3人で洞窟探検に行った。その最中大雨で洞窟に水が流れ込み、一人はぐれたチャールズは逃げ遅れて溺死した。亡くなったチャールズの妻ダヴィーナは生活面で色々とリチャードに援助してもらい、仕事も世話してもらっていた。 更にリチャードが殺された前日、グレゴリーは電車に跳ねられて死亡していたことが判明する。 グレゴリーの死因は事故?自殺?それとも殺人? 10年前の出来事に関わった2人が続けて死ぬなんて、これは絶対に偶然ではないだろう。 大勢の人たちが容疑者だ。 彼らの嘘を見抜き、そしてその嘘の理由をより分けて、いったい誰が犯行を隠すための嘘をついたのかを見極めなければ。 現在と過去、様々な人間模様、そしてホーソーンの隠された過去。折り重なる謎に心乱されながらも読み続ければ、最後には悲しい真実が明らかになる。 前作の面白さもさることながら、今回は深みを感じさせる作品になったと思う。前も言ったけど訳も素晴らしい。 色々な方の感想をネットで読んだけど、ホーソーンを嫌う人が意外と多いことに驚いた。 本当は嫌な人じゃないと思うな。わたしはそう信じて、次の『殺しへのライン』に手を伸ばすのだ。 ホーソーンの謎を明らかにするためにも。
1投稿日: 2024.01.23
powered by ブクログ「その裁きは死」(アンソニー・ホロヴィッツ : 山田蘭 訳)を読んだ。 ホーソーン シリーズ第二弾。 今回、意外性は、っと、言えない言えない。 アンソニー・ホロヴィッツ自身が探偵と共に現場に駆けつけ、関係者への質問にも同席しかつ(不用意な)発言もするという、なんとも楽しいシリーズ。 内容についてはここには書かないけれど、とにかく読みやすくて物語にどんどん惹き込まれてしまうこと請け合いです。
1投稿日: 2023.10.26
