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会津の義 幕末の藩主松平容保
会津の義 幕末の藩主松平容保
植松三十里/集英社
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総合評価

7件)
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    読書会の課題なので読んだが、個人の感想や会話の部分が感動を盛り上げているけど、これは全部フィクションだよね、と思いなおして、史実らしいところ(文献に残っていそうなところ)だけで読むと、あまり感動はない。

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    投稿日: 2024.11.12
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    どこまでが史実か物語かわからないけれど… あり得そうと思ったり。 この著者サンが『最悪の将軍』と言うタイトルで、5代将軍を書いてましたが… うーん、やっぱり"最悪の将軍"は、15代将軍のために使ってほしかったです。

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    投稿日: 2024.10.25
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    正直学校の授業は真面目に聞いていなかったので、戊辰戦争も松平容保もほとんど覚えていませんでした。 しかし改めて小説を読むと、まさに激動の時代だったのだと痛感します。 そんな時代の、敗戦側の総大将とは果たしてどのような気持ちだったのか想像もつきません。 それでも家名や藩を残すために、どんな事でもやらなければならなかったのでしょうね。 すべてが終わった後の、かつての家臣との再会が容保にとって救いであったことを祈るばかりです。

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    投稿日: 2024.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    白虎隊で有名な会津藩だが、本作は藩主の松平容保に焦点を当てた小説。故に会津戦争あたりの描写はシンプルなものであったが、藩主という臣民を管理する立場であると考えると寧ろリアルなものと感じた。 この夏、会津若松にでも行こう。

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    投稿日: 2024.06.25
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    歴史『小説』ではあるけど、あまりフィクション臭はなく、幕末のややこし過ぎる話はサラッと流して、文章も分かりやすくて平易なのでオススメ。会津と言えば白虎隊や新島八重ばっかりやけど、この小説も映画や大河ドラマで取り上げて欲しいなぁ。

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    投稿日: 2022.11.14
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    勇ましい会津藩主。なかなか珍しい解釈。史実に関してはダイジェスト版みたいに要約してあり、人物のやり取りが中心となります。

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    投稿日: 2022.02.01
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    松平容保を主人公とする作品である。 京都守護職として精勤していたことから、孝明天皇に与えられたという生地で誂えた陣羽織に具足という姿で床机に腰掛けている姿のイラストが表紙に…これはよく知られている写真をイメージした画であろう… 読み易い分量の作品で、“松平容保”という、幕末期辺りの大名として典型的とは言い悪い運命を辿り、多くの犠牲が生じた戊辰戦争の顛末に心を傷めながら明治期を過ごしたという人物の生き様が、実に活き活きと伝えられている…なかなかに夢中になった…

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    投稿日: 2019.06.23