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ニッポン47都道府県正直観光案内
ニッポン47都道府県正直観光案内
宮田珠己/本の雑誌社
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総合評価

27件)
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    奥付は2019年初版で、最近宮田さんの作品が文庫化されないことに業を煮やして購入したが、2022年には文庫化という痛恨の事態となった。どうしたことか47都道府県の紹介順番は北海道からではなくランダムだし、著者お勧め順ということでもなさそうだ。著者の独断と偏見に満ちた観光案内だが、○るぶ、○っぷるなどのガイドブックも同じだという著者のあとがきには納得である。『四次元温泉日記』でも紹介された、絶滅危惧の迷路旅館はぜひ行きたいものだ。

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    あとがきにも「個人の感想」と書いてあるけれど、ホント、著者が自由に書いた本って感じでした。 自分にゆかりのある場所がちょっとぞんざいに書かれてたりするとムッとしたけど、この自由奔放さがこの方のウリなんだろうな。 有名どころではない(ディープな)場所が紹介されていると興味がわきました。思わず地図を広げました。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    2024/12/15 著者が日本全国いろいろ回って個人的に気になる場所をまとめた本。カフェとかではない所が面白い。ちょこちょこ山推しすぎてて面白い。偏見というか県ごとのまとめが面白い。グーグルマップに行きたいとこ、ピン留めしてるけどめっちゃ増えた。 あと、関西人目線で和歌山とか福井とか話してるの面白い。 旅行好きにオススメ。 p118 京阪神に住む関西人のなかには、京都があれば奈良いらんのちゃう、と思ってる人間も時々います。 p240 関西人はみな敦賀の先はだいたい金沢と思っていますが、実はその間に東尋坊とか永平寺とかいくつか名のしれた観光スポットが散在しているのでした。 p244 ハンバーグ屋に「さわやか」という名前をつけるセンス。それこそが静岡県の特徴です。

    0
    投稿日: 2024.12.15
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    久々に読んだ宮田珠己さん、やっぱり面白い。埼玉県の紹介が独自過ぎておもしろい。自分でも行ってみたい場所はしっかりマップに刻んでおいた。

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    投稿日: 2024.08.16
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    もう、突き抜けた書き方が気持ちがいいです♪ 好きなことを仕事にできる、すてきな人生だな! 一生で全ての都道府県に行けた人は、そうはいませんよね? 私はもちろんか行けないので、この本片手にインターネット❣️ 秋田の滝なんて画像見てびっくり!知らない場所だらけで、楽しい!

    0
    投稿日: 2022.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ツボだったのは「奈良はカサカサしてる」「関東平野はダサい」「佐賀=廊下」。 奇岩にはそそられる、巨大仏が密集してるみたいな仏が浦とか、18禁の桃洞滝とか。

    0
    投稿日: 2021.08.07
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    うーむ、やはりこの人の書きぷりは、面白い。 ユニークな都道府県ガイドを読んでみたい人には、おすすめです! 独特の視点で、他では紹介されていないレアなスポットを紹介してくれています。 気になったところはぜひ行ってみたい。

    0
    投稿日: 2021.06.26
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     すべて個人の感想です。 そう、あとがきでことわってある。 いいのだ、それで。 著者も言ってるように 「るるぶ」や「まっぷる」のような 旅行ガイドを求めてるわけじゃない。 ああ、この人の旅のポイント 自分と似ているなぁと 思ったので読んでみたのさ。 東京都は島しか紹介しないとことかね。

    0
    投稿日: 2021.02.23
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    新型コロナウィルスの影響で、どこかへ出かけようにも出かける気になれない。ならば、せめて旅の本でも読んでコロナ禍が収まったらどこかへ出かけよう、それも国内のまだ自分が行ったことのないところへと、そんな思いを十分に満足させてくれる本。 何より文章がいい、イラストもいい、47都道府県すべてを網羅してあるのがいい、どの都道府県も平等に6頁で案内しているのがいいと、いいとこばかり。さて、どこへ行きましょうか。

    1
    投稿日: 2020.04.01
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    観光案内というよりはエッセイ。著者の独断と偏見に基づいて、47都道府県のオススメ観光スポットを紹介している。ざっくりこんなところ、という各県の紹介が、著者独特の言い回しでけっこう的を得ていて面白い。

    0
    投稿日: 2019.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この著者の本はこれまでも結構いろいろ読んできて、言い回しの妙にいつも笑わされる。 47都道府県、全てに対して著者なりの尺度、スタンスで「これはおススメ」と思われるものを挙げていく構成。ものによっては著者自身が行っていない場所も含まれているようなのだが、たぶん、ほとんどの場所については自分で行って見てその善し悪しを確かめているのだと思われる。 県によっては10カ所弱、出している一方、石川県になると6ページ中の約半分を忍者村の一点張りで押し通したりと、まさに縦横無尽。 「なんじゃこりゃ」「ワケ分からん」と思ってしまう人は、この本に限らずこの著者の本はたぶん性に合わないと思うので、それ以上は読まないほうが良いでしょう。逆に「なんかよく分からんけど面白いな」と少しでも感じたら、ほかの本も読んでみることをお勧めします。著者の口癖を借りるなら「強力おすすめ」です。 個人的には、出身地である千葉について、ほとんどの県外の人が訪れるであろうエリアをバッサリ切り捨て、県民ですらあんまりわかってないエリアを紹介してるのが好印象。 以下、少し抜粋。 「実際、関東になじみのない西日本などの人間から見ると、千葉県のイメージは、ディズニーランドと成田国際空港で完結しています。 千葉には他に何もないのでしょうか。 たしかに、成田と千葉市中心部を結んだ線から西側は、平板で退屈な関東平野に飲み込まれて、埼玉県や茨城県、あるいは東京都の一部と見分けがつかなくなっています。 しかし、そこだけを見て千葉県を語ることはできません。むしろそのへんは切って捨て、その他の千葉を見てみると、意外に面白い姿が浮かび上がってくるのが分かります。 房総半島から九十九里を経て調子に至る千葉、実はそこにはある際立った特徴があります。ひとことで言うならば、それは「削られやすい」、もしくは「掘りやすい」です。」 小気味よく東京の威を借りてふんぞり返るエリアをあっさりと見捨て、「削られやすい」という「?」なキーワードを使ってもっと見るべきエリアへと誘う。 こういった文章を随所に置いてくるあたり、この著者はやはり上手いよなぁ、と思ってしまう。

    0
    投稿日: 2019.09.29
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    一度連載で読んでいたので、単行本は斜め読み。 行こうと思わないと興味がわかない性は どうしようもないみたいです。。。

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    投稿日: 2019.09.18
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    <目次> 全47都道府県 <内容> 47都道府県のうち、前半はWEB「本の雑誌」上で、後半は雑誌「本の雑誌」連載されたものを、まとめたもの。 確かに個人的な感想としての観光案内。読んでいると、海を潜ることやB級スポット探訪とか、好きなんだね、とわかる。ゆるい文章も椎名誠譲りか?

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    投稿日: 2019.05.29
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     自分勝手に観光地基準を設定する度胸にほれた。  と言いつつもここで紹介されている場がマイナーばかりというわけでもなく、では早速行ってみようというレベルにも達しない。  という事でここまで観光案内を作ってしまったのならば次は実際に行ってみるツアーでもやってもらいたい。  著者さんそこまでできる?

    0
    投稿日: 2019.05.29
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    まだ民営化される前の国鉄が1970年の大阪万博が終わってすぐ、利用客の激減に対する対策として始めた国民動員キャンペーンがDiscover Japan。それから約半世紀が立ち再び大阪で万博が開催される前に、もう一度、Discover Japanが蘇りました。50年前の眦決したような大作戦ではなく、ゆるゆる個人のゆるゆる観光としてですが…。いわゆるアンノン族をターゲットとした「美しい日本と私」が「オシャレ」な日本を再発見(いや、こじつけ?)したのだとしたら、今回は「妙ちきりんな日本と私」といった感じで「ヘンテコ」な日本を極私的に発掘しています。「オシャレ」から「ヘンテコ」の50年間には、田中角栄の「日本列島改造論」があり、「六全総」があり、「国鉄民営化」があり、「新幹線・整備新幹線」があり、どんどん「地域差」を埋めていこうとする年月でもありました。しかし高度経済成長が終わりバブルが破綻し地方交付税も厳しくなり「ふるさと創生」も何が何だかわからなくなり人口減少が始まり「地方消滅」みたいな言われ方をし、そして一方でインターネットの登場やSNSの発展によって個人は徹底的に個人になっていき、さらにはインバウンド3000万人とかでインスタに惹かれて日本人にとってよくわからないところまで外人が入り込む時代になって、みんなの「オシャレ」≦ひとりの「ヘンテコ」という逆転が起きた、ということだと思ってページを閉じました。妙に自意識過剰で、持って回った言い回しで、皮肉っぽく、露悪っぽい文章にだんだん慣れてくると、めちゃ著者の「地方LOVE」(いや、東京も入っているから「地域LOVE」かも)に嵌っていくのです。本書は、たぶん情報でする観光から自分の身体で感じる観光への誘いなのではないでしょうか?やたら海に入っているし、ジェットコースター乗ってるし、デカイものに反応しているし。

    3
    投稿日: 2019.05.29
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    日本全国の観光地を読み主観コテコテにゆるく案内。 メジャーなスポットは「行くといいでしょう」と片付けて、B級スポットは「強力おすすめです」と絶賛。 とにかく面白い。 テキトーな案内なのに、行ってみたくなるから面白い。

    0
    投稿日: 2019.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者の主観で、各都道府県の見どころを紹介している。 軽い読み物。 変わったところに行きたいときに再読すると良いかも

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    投稿日: 2019.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者独自の視点から47都道府県の見るべきところを紹介したユニークな一冊。 しいて言えば、B級グルメ案内的な観光案内本。

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    投稿日: 2019.04.30
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    47都道府県ごとに、行って見て体験してほんとに満足できるであろう観光スポットを、有名どころ、知る人ぞ知るところ含めて正直目線で書かれている。ともするとB級スポットの羅列になりかねないところを、意外や作者のマニアックポイントも残しつつ、王道を行っている。写真が一切なく、作者のゆるい(でも明らかに上手くなってる)イラストもいい味出している。詳細な地図や写真もなく、イラストのみというのは、大航海時代前のヨーロッパ中世の奇譚集や博物誌のようにという、作者の仕掛けかもと思うのは考えすぎかな?

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    投稿日: 2019.04.17
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    旅好きでその県の色を知りたいと思い手に取る。なるほど、一般的な観光本ではなく、著者の思い入れが思いっきり入った一冊。 著者が熱く語るが、写真が無くいまいちすごさがイメージできないのは残念だが(普段はスマホでの記事を読んでいるのでそれと比較してしまう)行ってみたいところがたくさん見つかり、楽しい。

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    投稿日: 2019.04.04
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    全都道府県の裏見どころを簡潔に記載。関東平野は何もなくダサい。阿蘇山は面白そうだけど、結局はB級スポットだらけというのが日本の田舎。

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    投稿日: 2019.03.22
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    言いたい放題にも程がある、と言いながら地元でも知らんとこが載ってたりするのでどっか旅行にでも行くときはまたそこだけ読み返しそう。誤植?と思われるのがいくつか気になるところではあるんやけど。

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    投稿日: 2019.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやぁ、もう面白いの面白くないのって面白いに決まってるんだけど、なんてったってタマキングなんだから。 すごいよね、全国47都道府県全ての「観光地」をまわって書いてるんだからそこに本当の「魂」があるわけだ、いや、知らんけど。 知らんけど、これを読むとその場所を直にこの目で見たくなる。行ってみたくなるってことはやはり「魂」があるってことじゃないか、いや知らんけど。 自分が住んでる場所を見てにやにや、知り合いのふるさとを探してにやにや。にやにやガイドだな。

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    投稿日: 2019.02.26
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    読み始めからワクワクしてニヤニヤが止まりませんでした。とりあえず和歌山と岩手に行きたい。あと迷路系の旅館に泊まりたい。そしてわたしも自分なりの旅のおすすめスポット見つけたい!!と思いました。 普通のガイドブックはもういりません!!

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    投稿日: 2019.02.19
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    思う存分旅行がしたい!と言ってサラリーマンをやめた著者が、行きも行ったり日本全国47都道府県のおすすめ観光スポットを正直に紹介。こんなところがあったのか?!と地元の人も驚く、すごいスポット満載。読んで楽しい、行って楽しい2倍3倍楽しめるガイドエッセイの誕生。(アマゾン紹介文) 宮田珠己さん最新刊。旅先の京都ジュンク堂で漸く購入。 相変わらず文章は面白く、それだけで楽しめる。 ただ、今回は紀行文ではなく、スポットの紹介が主題なので、物足りなさがあるのも正直なところ。 是非、読者からのお勧めスポットをめぐり、譚仿記にしていただきたい。

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    投稿日: 2019.02.10
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    全然興味ないとこばっか紹介してくれるけど、そこがいい。 へーそんなとこあるんだー(絶対行かないな)って思いながら楽しく読みました。

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    投稿日: 2019.01.31
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    最初に言っておくと、本書を公共の場で読んではいけない。これは、自宅で心置きなく爆笑しながら読むべきだ。電車の中とかで読んだら、笑いを堪えるのが大変だぞ!w 観光案内としては有名処からちょっと変わったところまで、割とバランスが取れている……と、思うのだが、全編から漂う『パラダイス』感は著者の持ち味だろう。有名処を紹介している筈なのに、どうも桂小枝が登場するような気がしてならないのだw

    0
    投稿日: 2019.01.26