160625 中央図書館 長さを感じさせない、軽快な描写。紀州脱藩の若者が、中村半次郎と、龍馬と、新選組と、勝と縁を持ちながら、幕末の浪士溢れる波を、自らの剣一本で凌ぎきるさま。 とにかく、剣戟の描写や抜打ちの静謐感が生々しい。
当然におもしろかった。 左馬之助が近藤を斬る場面を見たかったが、まあそうもいくまい。 歴史が変わってしまうからな。