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グアムの探偵
グアムの探偵
松岡圭祐/KADOKAWA
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総合評価

26件)
3.7
5
8
10
1
0
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    『探偵の探偵』を読んでいたから舞台がグアムで男性探偵が主人公だということで違った意味でも楽しめた。短編になっていて読みやすい。グアムという島特有の雰囲気が体感できたような感覚もあった。3代の探偵親子はそれぞれが魅力的でシリーズは読まなくてはと思った。

    8
    投稿日: 2024.01.18
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    SF小説仕立て(´・ω・`) 知られてないグアムの制度・自然・風習をベースに ギャップのある事でミスリードするパターン 主人公がぼやけて失敗作と思える

    0
    投稿日: 2022.08.11
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    グアムがちょっと怖いところに感じるけど島の田舎暮らしは憧れる 短編集だからサクサク読めて内容も面白くて好き レイをめっちゃイケメンで想像してます

    0
    投稿日: 2021.10.03
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    グアムでは探偵の権限は日本と大きく異なる。政府公認の私立調査官であり拳銃も携帯可能。基地の島でもあるグアムで、日本人観光客、移住者、そして米国軍人からの謎めいた依頼に日系人3世代探偵が挑む。(e-honより)

    0
    投稿日: 2021.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日系アメリカ人ゲンゾー、その息子のハーフであるデニス、そしてクォーターのレイ。グアムの三世代探偵の活躍を描く。 探偵といっても政府公認、刑事事件に関与も可能、拳銃の携帯も許可されている。 誘拐された女子大学生 新婚妻につきまとうかつての同級生 引き篭もった海軍士官 日本人が経営する店の強盗 移住してきた家族の息子の行方 大型ショッピングモール、ホテルロード、シャトルバス。青い海と温暖な気候、観光客の賑わい。 その影にも人の生活があり、事件がある。 子育てのルール、スラム、米軍基地。 日本の常識が当てはまらないことも多々あり、そこも、魅力。 移住って憧れるけど、きちんと学んで行かないと怖い。 そしてSNSのいろんな面の怖さ。 それにしても、あー、旅行行きたい。

    3
    投稿日: 2020.07.09
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    グアムで探偵業を営む親子3代の物語。 グアムでは警察と同じくらい捜査権を与えられている探偵業と言うことで、今まで読んだことのない新ジャンルで、なかなか面白かった。 祖父・ゲンゾー、父・デニス、その息子・レイの関係性がなかなか面白い。軽いタッチの会話からのハードボイルド。全てが一話完結になっていて、かなり読みやすい。 作者のライトなシリーズは多々あれど、ハードボイルド要素があり、なおかつトリックが一筋縄ではいかないのが、これまた面白い。 「水鏡推理」シリーズが終わり、しばらく歴史ものが続いていた中で、またこの路線に戻り、すぐに手を取ることはしなかったのだけれど、このSTAY HOMEを機会に3作まとめて購入したので、この後も楽しみ。

    3
    投稿日: 2020.05.02
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    三世代の探偵 土地柄など、今まで出会ったことのないシチュエーションにあっさりと読めてしまった ひとつひとつのストーリー展開は面白いが想像できる感じ

    1
    投稿日: 2020.03.04
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    グアムの探偵事務所の話。日系人親子三代で、日本人の依頼が多い。日本語がわかるだけではなく、文化の違いの理解があるのが心強い。雑学満載なのがこの著者らしくて、単なる謎解き以外も楽しめる。

    2
    投稿日: 2019.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    グアムを舞台に日系人の祖父、父、孫の探偵たちが、事務所に持ち込まれたり、孫であるレイが巻き込まれたりした事件を解き明かしていく短編集。日本とは違い探偵も一部の捜査権限が与えられているグアムという舞台ならではの話が多く、グアムという場所が活かされている。一見無関係に思える描写もキチンと伏線になっているのが見所。

    2
    投稿日: 2019.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編のグアムの探偵小説が5話収録されています。 いずれのお話もめまぐるしい展開と意外な方向へ転がる話に読む手が止まりません。 短編のタイトルは次の通りです。 1話 ソリッド・シチュエーション 2話 未明のバリガダハイツ 3話 グアムに蝉はいない 4話 ヨハネ・パウロ二世は踊らず 5話 アガニアショッピングセンター なぜグアムの探偵とグアムがタイトルについているのか気になりましたが、なるほど探偵という職業に対する権限がアメリカならではなことに驚きました。 5話の話は、それぞれ独立した短編ですが、できれば最初から順を追って読んだ方が、登場人物の家族構成や性格が最終話に向かって理解が深まり、小説の面白みが増すと感じました。 タイトルを見るとどんな話なのかなー?と色々と想像力を膨らませることができますが、読み終わるとなるほどだからこのタイトルなんだ!と腑に落ちます。 グアムという土地柄、気候、お国柄が小説に良く生かされていました。 安近短で行ける海外旅行先ですが、やはり海外。 安全で治安がいいというのは、観光で宣伝されている面だけなのだと小説を読んで驚いた箇所でもあります。 松岡圭祐さんの本は読むと新しい発見や知識がつくので毎回楽しみにしています。 2巻、3巻と続きを読むのが楽しみです。

    2
    投稿日: 2019.08.17
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    暇つぶしに面白かった。 旅行に行ってみたいと思ってたけど、観光地以外は、グアムって怖いところなのかな。

    1
    投稿日: 2019.07.24
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    ①ソリッド・シチュエーション、②未明のバリガダハイツ、③グアムに蝉はいない、④ヨハネ・パウロ二世は踊らず、⑤アガニアショッピングセンター、三代の探偵さん、中でもゲンゾーの観察眼は凄い!筆者が何を伝えたかったのかはわからないが①からドキドキハラハラ、でもラストはハッピーなのは嬉しい。読み返してみると前書きはスマ・リサーチ社長の言葉となっていて、なんとおしゃれ!

    2
    投稿日: 2019.05.05
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    グアムで3代にわたり探偵をしているヒガッシヤマ一家。連作。 グアムの法律の話が面白かったですね。 子供を公道近くで遊ばせたらいけないとか、学校へはスクールバスか送迎しないといけないとか。

    1
    投稿日: 2019.03.31
  • さくっと読める

    松岡さんの作品特有ですが、気軽に読めるのが良いですね。このシリーズは珍しくヤローが主人公ですが、短編でもあるからか、そんなに悪くない。

    0
    投稿日: 2019.03.10
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    日本人から見たグアムは 成田から4時間でいける南国のイメージだが そんなのは一部分で 3分の1が米軍基地の準州というところから 起きる人種間や貧富の差など テーマはシリアスだが 三代にわたるヒガシヤマ一家が 彼らなりの仁義を見せてくれるので 重くならずに読める

    2
    投稿日: 2019.01.24
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    三世代グアム在住の日系人探偵。読んでて、グアムのしきたり・文化の紹介が多く、ふーんそうなだと知識が深まるけれど、どうも登場人物の魅力とかいまいちか、どうもピリッとこないかなと。読み終えるとこれはシリーズで読むといいかと思ったりもした、じわじわと昆布のように楽しめるものかもしれない。でもまあ、何も無理してグアムを舞台にしなくてもという感じで、いまひとつ。

    4
    投稿日: 2018.12.29
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    グアム在住だし、この作者の他の作品も結構読んでいるので、読んでみた。作者、グアムに住んでたっけか?と思うぐらいグアムをご存知… 12/29/2018

    2
    投稿日: 2018.12.29
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    このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。 とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。 2018/12/15

    2
    投稿日: 2018.12.17
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    グアムを舞台にした探偵譚。     短編が五つ。      親子三代の探偵一家。      日本とは違いある程度の権限が与えられてるグアムの探偵。      大活躍するグアムの探偵。市民の味方はグアムの探偵。      これを読んでもグアムに行きたいとは思わないなぁ。     むしろ行きたくなくなるなぁ。

    2
    投稿日: 2018.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新シリーズっぽい。 グアムを拠点にした私立探偵の話。短編なのでどれも読みやすい!探偵もの得意だね笑。次巻も読みたい。

    2
    投稿日: 2018.12.11
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    期待以上に面白かった。 グアムが舞台の探偵小説ってなんじゃそりゃと思ってたけど、知らなかったグアムの立ち位置とか環境が浮き彫りになって、ただの楽園じゃないからこその内容で面白かった。 じいちゃんがカッコ良すぎる。

    2
    投稿日: 2018.11.29
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    グアムを舞台にした探偵ミステリー短編。 グアムという舞台の特殊性をうまく使った物語の展開だった。 主人公たち三世代のやりとりもなかなか。アメリカ人が言いそうな皮肉やジョークも嫌みでない程度で面白い。 続編がすぐに出るようだからそっちも期待できる。

    2
    投稿日: 2018.11.19
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    松岡圭祐の新シリーズ! 題名の如く舞台はグアムで主人公たちの職業は探偵! 五編からなる短編で、グアムに居を構えるイーストマウンテンリサーチ社に依頼を持ちかける相談者と解決に努める親子三代の探偵達! グアムはアメリカの準州で探偵の権限も日本とは比較にならないほどに良い!という事です警察と協力の下!?拳銃片手に依頼をこなしていく! サスペンスの切り口やミステリーの要素もあり!最近のグアムの情勢だとか日本も含めての社会問題にもやんわり触れている。 グアムの風習が小出しに出されるのにも思わずヘェ〜ボタンを押したくなる! さらに続刊が直ぐに出るらしい!! そちらも楽しみ!

    4
    投稿日: 2018.11.10
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    グアムで探偵稼業を営む日系人親子三代の活躍を描く短編集。通勤中でも気軽に読めそうで手に取ったが、予想以上に面白かった。小気味好い探偵親子のやり取りに加え、グアムの蘊蓄、探偵活劇、アクションが一冊で楽しめてお得感もある。多少強引さはありながらも、一捻りある展開も悪くない。日本の探偵小説とは異なり、探偵に付与された警察同等の捜査権限や、ノワール小説さながらのドンパチが描けるのもグアムという舞台設定の妙だろうか。余談:南国渡航経験のない私が思い浮かべた情景は十中八九グアムでなく、ハワイのイメージだったと思う…。

    2
    投稿日: 2018.11.07
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    よくできた短編集。5話収録。日系人3代の探偵が活躍する話。意外なストーリーで面白い。表紙は漫画っぽいが内容は大人っぽく、「探偵の探偵」みたいな安易なハラハラドキドキ感が売りではない。ちゃんとしたミステリが読みたい人向け。

    1
    投稿日: 2018.11.06
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    松岡圭祐『グアムの探偵』角川文庫。 グアムで活躍する日系人3代で探偵を営むケンゾー、デニス、レイを主人公にした新シリーズの連作短編作品。5編を収録。 どの短編もグアムの特殊性を背景にグアムの探偵ならではの活躍が描かれるが、帯の惹句ほどの面白さは無い。『探偵の探偵』よりも1ランクほど劣る感じと言えば解りやすいだろうか。

    2
    投稿日: 2018.10.27