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魔術師ペンリックと暗殺者
魔術師ペンリックと暗殺者
ロイス・マクマスター・ビジョルド、鍛治靖子/東京創元社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    ペンリックの4冊目。 ペンリックの義兄将軍を暗殺しにきた女刺客を捕らえて、逆に帝国の大元の悪い奴らを叩きに行く。 刺客には魔が宿っていて刺客から切り離そうとしたが、庶子神がなぜかその女を認めてその刺客は魔術師となってペンリックの弟子になる。 その旅のメンバーが、ペンリックと元暗殺者、聖者。聖者は前作の女性とは違う漁師の男性。前作の女性聖者もキャラが立っていたが、この男性聖者も重要な役割を果たす。 帝国内で懐かしい面々に助力を得て目的を果たす。 訳者が言及していた登場して嬉しかった人物はたぶんsの将軍。ペンリックと良い意味で因縁がある人物。 庶子神というかこの世界の神は、必ずどの人物をも導いてくれるわけではない。徹底的な悪人に対しては見捨てて神と切り離すこともあるんだなと。 2編目は、殺人事件に取り組むミステリー仕立て。 庶子神にまつわるある儀式が出てくる。自分を犠牲にして悪事を行った人物を殺害する。こんな儀式が成立する世界なのだ。 前作にて、ペンリックが保護した姉妹もちらっと登場。 ペンリックの仲間達が何人か増えてペンリック自身にも家族が増えて時の流れを感じた。、

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    投稿日: 2025.09.07