
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
尾行していた老女・梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれ、成り行きでミツエの持つ古いアパートに移り住むことになった葉村晶。 ミツエの孫ヒロトは交通事故で重傷を負い、何故現場にいたかの記憶を失っていた。リハビリ中のヒロトに現場にいた理由の調査を請け負う晶。 『悪いうさぎ』の黒さが良かったけど、次の2作がちょっと物足りなくて読んでいなかったけど新作が出たので。 これは良い。とても面白く、葉村晶は不幸だし、黒いし好み。次も読んで新作へ。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログなかなか面白いし、複雑でビターな絡みあった事件をぼろぼろになりなりながら追う葉村晶はいいですね。 2998冊 今年226冊目
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ相変わらず巻き込まれる体質の葉村さんが、今回もいろんな人にいいように巻き込まれながらも意地と運と才能により、紆余曲折あり怪我だらけになりくじけそうになるところを踏ん張って、何とか真相にたどり着きます。 ほとんどツイてないことばかりですが、たまに掴み取る幸運によって前進してゆく姿に同情しつつも少しだけ憧れる不思議な魅力は、女性探偵として唯一無二の存在です。 ただ、今回の作品は長篇だけあってか少し人物相関図がややこしくて、読みながら少し戸惑いました。
0投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ葉村晶シリーズ長編。どうしてこうも葉村晶は不運と不幸を呼び寄せるのか。前半あまりにトラブルばかりの葉村に読み進むのがつらかったが、後半いろいろな伏線が回収されていき、葉村の不幸度には読むのが辛くなるけど、最後はなんとか落ち着いた。
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ『このミステリーがすごい!2019年版』第3位受賞作品。仕事はできるが、不運すぎる女探偵・葉村 晶シリーズ第6弾❗️ 『このミス』の上位作品ということで期待値も高くなって読み進めましたが、結果から言うと『さよならの手口』に比べると若干読み足りなさが残った作品でした❗️ シリーズ全体を通して、ストーリー展開はテンポも良く多少のユーモアもあって、本格ミステリーとはいかないまでも、そこそこの無骨なミステリーを求めている方には、オススメのシリーズです♫今回のミステリー紹介も殆ど読んだことがない作品ばかりでした❗️
17投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ少し話がごちゃごちゃしていて今までのシリーズの中だと1番読みにくかった。葉村晶シリーズは短編の方が好きだ。
1投稿日: 2024.12.02
powered by ブクログ相変わらず、事件が起こりそうにない所から、事件に巻き込まれる?事件の始まりは怪我から。 今回も尾行相手の転落に巻き込まれ、病院送りになる葉村。喧嘩相手と仲良くなり、高齢者運転事故に巻き込まれたその孫と交流していると、火事に巻き込まれ… 孫の人生を追って行くと、そこには麻薬が関わっていた⁈
0投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログクセの強めな、独特な文章。少し冗長に思える箇所多し。しかも、いささか世界観が散漫。 ちりばめられた伏線は回収されるが、あんまり読後感スッキリしない。 関わる人々が死んでいくのに主人公である探偵がけっこうドライ。推理小説ってこうでしょ?なテクニックだけで進めてる感あった。
0投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログ硬い文体。読み始めるとハードボイルドものかなと思わされる。でも、主人公はおばさん。 だから、という不満も特にはないのだが。 途中から興に乗って最後まで一気に読んだのだけれど、正直、微妙な後味。 全般的に死人に口無し、っといった感じ。死者の話を探偵が語るだけ。一人語りなのかな? ミステリとしては、物語が提示する謎に興味がわかないので、惹き込まれることもない。 物語に、読み手の気持ちを掴むようなフックを仕込めていない感じ。
0投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログ葉村シリーズ長編。読み応えのある作品。ある依頼により、交通事故で重篤な障害を負ったヒロトとその祖母ミツエと暮らすことになった晶。晶の不運もヒロトとミツエのそれも、今作は切なかったな。読み終わった後冒頭のページを読むと、晶の収まりのつかない胸の内が伝わってきて辛くなります。伏線ばりばり回収で今回も引き込まれるように読みました。
0投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログ主人公に魅力があるので今回も面白かった。 大どんでん返しではないけれど、なるほどそういう理由だったのかと納得はできる。 フィクションなので色々なご都合主義があるのは当たり前なのだが、警察署でのやり取りの中であり得ない部分があり、そこだけ違和感があったので、もう少し現実に即した方が良かった。
0投稿日: 2023.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
旅のお共として。今回は長編。一気に読めて良かった。やっぱ長編の方が切ないし、葉村晶がもっとひどい目にあう気がする。ヒロトとミツエさんが死んだのはほんとに切ない。最初の出だしで、まさか葉村晶が結婚?!って思っちゃったよ。最初から親友という竜児は怪しかったのに、葉村が触れないから、ますます怪しくなった感はある。しかし息子の親友を殺そうとするなんて、母親もその父親も狂ってる。それで息子が救われると思うのか。
0投稿日: 2023.08.03
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不運な女探偵・葉村晶シリーズ第六弾。 葉村晶ももう40代半ば。時の流れを感じる。 初っ端から早速血まみれになっている葉村、たくましい。でもいくらタフだといってもこんな生活をしていたら体がもたないよと心配してしまう。 「大丈夫、苦しいだけ。痛いだけ。最悪でも死ぬだけ。大丈夫。」なんて言っていて全然大丈夫じゃないシーンもあって本当に心配してしまった。 でもトラブルがあちらからやってきてしまうので葉村に選択権は無いのだった……。何気に良い人だし巻き込まれ率も高い。 火事でトラウマがまた一つ増えたのが今後響いてくるのかな。 今回は、まったく無関係に思えた人々がどんどん繋がっていくのが面白かった。人間は恐ろしい。かなり入り組んだ話だった。 葉村の足で集める情報も、鋭い推理もすごく好き。次も楽しみ。 ミステリ書店のイベントが魅力的で、読んでいるだけでワクワクしてくる。
0投稿日: 2023.01.26
powered by ブクログ最初のちょっとした依頼がいつの間にか大事に。超不運なのは主人公だけじゃないのが珍しい(殺人起こるミステリに不運じゃない人の方が少ないけど) 謎が解けていくほど悲しくなる。
0投稿日: 2023.01.26
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尾行対象の喧嘩に巻き込まれ、いつの間にやら別のおばちゃんと暮らすことに。晶だともう何も驚かない。今回は琉宇さんに驚く。シェアハウスじゃなくなるのは寂しいけど、古本屋の店長好きじゃないから別のところにいてほしいけど、きっと吉祥寺に落ち着くのだろうなぁ ミツエもヒロトも死んじゃって、なんだかやるせない話だった。こんなにも自分のことしか考えられなくて、頭おかしい人って、でもいるんだよなって思う。片桐もそうだけど、市子も。 晶にはいつかみんなのことをぎゃふんと言わせてほしい。 早く新作が読みたい。
0投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログやっぱり面白い。寝不足になる。 葉村晶が思った気づいた事、でも、書かれていない事。書かれていない事がクセになる。 伏線がたくさんある、というかほぼ伏線みたいな感覚になる。ちゃんと回収されていくのが気持ちいい。
1投稿日: 2022.08.13
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葉村晶シリーズの長編。 探偵の仕事として高齢女性を尾行していた晶は、ターゲットのトラブル現場に遭遇して怪我を負ってしまう。 それがきっかけで、青沼家と近づき、なぜか青沼のアパートに暮らすことになる。 青沼ヒロトから「自分が交通事故にあったとき、父となぜあの場所にいたのか調べてほしい」と頼まれる。また、事故死したヒロトの父の遺品整理も頼まれる。 遺品整理を翌日に控えた日の夜、アパートは火事により全焼、晶は助かるが、火元になった部屋にいたヒロトは死んでしまう・・・。 壮絶すぎませんか?! ヒロトとの生前の約束を果たそうとする晶に、様々な人間が関わってきて、次々と問題がおき、事件はふくれあがっていく。 晶は、ヒロトが頼んだことの結論にたどり着くことができたけど、もしヒロトが死んでおらず、真実を知ったら、ヒロトは生きながら苦しんだことだろう。 タイトル「錆びた滑車」とは、星の王子さまの一節から。 すべての星が錆びた滑車のついた井戸になり、飲み水をそそいでくれる・・・。 ラストで晶も、空の星を見上げる。 冬の冷たい風に吹かれても、ミツエとヒロトを失ったことに対する、悲しみと悔しさの涙を乾かすことはできない。 星が晶に注いだ「飲み水」は、夢のような時間の回想から現実に引き戻されたことによる涙だったのか…。 葉村晶シリーズは、ちょこちょこ星の王子さまモチーフが出てくる。今作では、「狐とバオバブ」という料理店。ミツエの遺体を見た晶が、体は抜け殻と思ったこと・・・。 事件のすべてが解決した後、晶は、ヒロトとミツエと過ごした数日間のことを、「魔法のような時間」、「時として人生に訪れる素晴らしい時間」と振り返る。 これはまさに「大切なものは目に見えない」という、星の王子さまの格言に繋がる気がした。 晶ってすごく優しいし、だからこそ、事件の幕引きでは晶がかわいそうに思った。 今作のラストでは、晶が暮らしていたシェアハウス「スタインベック荘」からも退去し、心を寄せた青沼家は死に、一緒に過ごした場所もなくなった。 晶の孤独が、私の心にも染みた。
6投稿日: 2022.07.10
powered by ブクログ葉村晶は長編の方が私は好き。 毎度のこと話が進むにつれ痛みつけられる葉村だが、今回は肉体よりも心の方が痛かったか(怪我も酷いけど)。 伏線もきっちりと回収されている。 冒頭の文で、今回はもしかして…と思ったが哀しい話だった。読み終わってから冒頭に戻って、タイトルの意味もわかった。
13投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ不運な探偵という肩書の葉村さんを無理やりそのシチュエーションに嵌めているような・・いくらなんでも婆さんの下敷きにはならないよ!自分は主人公に移入して小説を読む方なので、客観的に読める読者に人気あるのかも。 いずれにせよ、積読あと1冊!
0投稿日: 2021.11.20
powered by ブクログ葉村晶シリーズの5冊目。本作も不運と悪意とユーモアがバランスよくブレンドされた上質なミステリに仕上がっており、楽しめた。
3投稿日: 2021.06.20
powered by ブクログ葉村晶は探偵だが古本屋の店員でもあり、彼女の大活躍を辿る内容だが、登場人物が多彩で非常に楽しめた.まず青沼ミツエと孫のヒロト.ミツエの喧嘩に巻き込まれ、縁があってミツエ所有のアパートに住む葉村.元々岡部巴所有のシェアハウスでに佐々木瑠宇と住んでいた.ヒロトは父光貴と交通事故に遭い、父は死亡、ヒロトは重症でリハビリ中.光貴の残した本やレコードなどを処分することになり葉村が担当するが、ミツエの従妹牧村英恵が現れいちゃもんを付ける.処分を始めようとしたら、アパートが火事でヒロトは焼死.そこから話が展開する.当麻茂と郡司翔一の警官コンビ、病院経営の江島琢磨・茉莉花、飛島市子等々が登場するが、スカイランドでヒロトの同級生らが不審な動きをしており、葉村が出石武紀らを追及し、真相に迫る.光貴の元妻・李美はヒロトを置いて佐藤和仁とアメリカに奔走したことになっていたが、意外な事実が判明し、葉村の推理が冴えわたる.表題は謎めいているが、李美と葉村がスカイランドの観覧車で謎解きをする場面を象徴しているようだ.
0投稿日: 2021.06.19
powered by ブクログシリーズの6作目。これまでの5作も全部読んでて、前作の「静かな炎天」を読んでから3年余りだが、昨年(2020年)の冬にシシド・カフカさん主演のNHKの連ドラを見たので、そのイメージしか出て来ない。ドラマの時は、こんなんだったっけって思いながら見てたんだけど、もうカフカさんのイメージしか出て来ないし、ピッタシやわ。恐ろしいなあ、目からの情報は ^_^
0投稿日: 2021.01.30
powered by ブクログ'21年1月28日、読了。若竹七海さんの作品、7冊目、だっけ? 最初は短編に、ちょっと物足りなさを感じましたが…この作家さんは、短編が凄く上手い!でも、やはり長編も、いいなぁ、と、改めて思いました。 シェアハウスの同居人、瑠宇さん、幸せになって欲しい…。脇役の人が、とても魅力的に描かれていて、シリーズを毎回楽しく読んでます。
3投稿日: 2021.01.28
powered by ブクログ最近テレビドラマ化。見てみたい。読んでいて苦しくなるほど、災難に見舞われる女探偵。これだけ、つらくても、頑張れのは探偵という仕事が好きだからなんでしょうね。シリーズ終了の際にはぜひもう少しいい暮らしができることを望みます。
1投稿日: 2020.11.30
powered by ブクログこのミス2019年版3位。葉村晶シリーズ5作目くらい。独特の文体。主人公の探偵の頭が切れてクール。アクションシーンもこなすけど不器用っぽい。探偵の発言や探偵視点の地の文が、友達同士で軽口をたたくようなノリで楽しい。軽い雰囲気だけど、推理の展開が早く、推理内容の説明も少ないので、ほとんど展開についていけない。このミスでいつも評価高いんだけど、皆さんこれきちんと理解しながら読んでるんですかね。登場人物も誰が誰だか覚えられなくって、これ、自分の頭が老化してるからなのかが気になる。平易な文章でユーモアにあふれており、一見、ラノベのようなんだけど、実はストーリーが難解で時間かかる。多分、自分が読むのは4作目なんだけど、もう少し頭が回って展開についていければもっと面白いのかもという消化不良感がいつも残ってしまうのです。あと、ミステリーのうんちくが多いのもちょっとしんどい。
1投稿日: 2020.11.19
powered by ブクログ葉村晶シリーズ第5弾 長編がやっぱり好き 今回もしっかり不幸に愛される探偵だった でも不幸な目に遭うのは身体だけにしてほしい いやそれも可哀想ではあるのだがちゃんとタフだからなんとかなるし なんとかする あんたもね、探偵 束の間とは言え 魔法のような時間を過ごした者には堪える どんな経験をしても 心はタフになれない
4投稿日: 2020.09.15
powered by ブクログ今年初めに彼女(葉村晶)のことを知ってから、ずっと人生を追いかけてきた。そして現代に近づいてきた。2018年8月文庫書き下ろし。物語は、その冬の真っ最中に終わる。2017年秋には、東京オリンピックのことも知っていたし、40代中頃だと言っていた。物語の最後には、吉祥寺の知る人ぞ知るミステリ専門古書店の二階に探偵社を兼ねて住み着くことになった。いよいよ逢いにいけるかもしれない(←いや、ムリだけど)。 「世界で最も不運な探偵」という冠はそのままに、けれども今回の解説子はそのことには触れずに「古今東西の推理小説や、場合によっては映画に関する蘊蓄」を持つ「マニアックな探偵」として紹介している。ちょっと我が意を得たり。物語のキーマン、ヒロトの信頼を勝ち取るきっかけになった会話で、葉村晶は、昔読んだ本でタイトルを思い出さないヒロトに易々古本屋の棚から当該本を渡す。 「夏休みに金貸しが殺されて、緑色のズボンとパン屋が出てくるやつ。警部さんが食べる、焼きたてのクリームパンがうまそうだったんだよなあ」もちろん「罪と罰」じゃない。「カッレくんの冒険」(岩波少年文庫)である。葉村晶によると、「児童ミステリの基本中の基本」らしい。そうなのか? それと、歳はとってもやはり彼女は自己肯定感が少なくて友だちに優しい。 「わたしが瑠宇さんを傷つけたわけではない。彼女も勝手に傷つき、しかも傷ついたのをわたしに知られて、さらに傷ついていた。何ひとつわたしのせいではなかったが、後味は悪かった」(102p)果たして葉村晶は瑠宇さんの恋のキューピットになれるのか? それと、現代に近づいてスマホはどんどん高性能になってきたけど、葉村晶の詩的な呟きは健在である。 「引き戸の脇に日本酒メーカーのポスターが貼ってあったが、徳利を差し出している着物姿の女性は三十三回忌を過ぎた魂魄並みに消えかけていた」(188p) 「遊園地は祝祭の上に祝祭を重ね、非日常の上に非日常を乗せて、訪れる人々をめいっぱいもてなそうとしていた」(305p) 例によって、わたしは葉村晶の事件のことは一切語らない。ミステリ好きならば決して裏切らない、と保証しておこう。伏線回収好きな読者も十分満足できる。「錆びた滑車」の文句がまさか此処で出てくるとは!とは思った。タイトルさえ、伏線だったのか! あと一冊しかない。次回を紐解くまで、いつまで我慢が持つのか。
49投稿日: 2020.09.01
powered by ブクログ空が降ってきた、とは『愛の讃歌』を歌う時のセリフの一つだが、本作では人が降ってきた。 不幸中の幸いが、生死に関するような怪我を誰もしなかったということ。 青沼ミツエ、石和梅子。 このご婦人方が降ってきた人々。 ちょっとした調査のはずが、たくさんの人を巻き込み、葉村晶自身も巻き込まれ、心が痛む。 何より、青沼家の秘密が、心苦しくてたまらない。 めんどくさいことに巻き込まれつつも、微笑ましい、ほっとする、そんな暖かな情景は、炎に包まれた。 炎はあらゆるものを焼き尽くす。 何もかも。 大切な、ウサギの常夜灯も、なくなってしまった。(『悪いうさぎ』参照) やりきれない思いを残す本シリーズだが、見事なのが、関係のない人を関係者にしてしまう手法。 あれもこれも伏線だったか、と思う。 あまりトリックを明かしてしまうと面白味がないので言えないのが残念だ。 読者がつなぎ合わせた点は全くの出鱈目だった、という「騙される技量を持っていると、本当に面白い。 だけど、今は人が死んでしまう話は苦しいな。 作り物だろうと。現実であれば、なおさら。
2投稿日: 2020.07.23
powered by ブクログ葉村晶シリーズ7冊目。長編。 下請け調査で怪我を負った葉村。調査対象の孫から記憶のない日の調査を依頼される。 葉村、ひょっとしてキューピットになったんだろうか。 『悪いうさぎ』以降愛用していたランプが無くなったの、心が痛む。
0投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログ5/17読了。 なんか複雑でした。前にもう一度戻って読み直したりと自分の理解不足も感じながら、葉村さんまた死にかけてると思いながら読みました。
1投稿日: 2020.05.27
powered by ブクログこれは今までで、もっとも悲劇的な内容でした 序盤に事件が起き、中盤は割と淡々と捜査が進み、終盤に何度も展開が転びます 探偵ものらしい小説になっていました 警察があまりにも間抜けとか、語りすぎる証言者など定番とも言える突っ込みどころも 今までの長編作品と比べると、うまく収束しているように感じます 言いたいことをぐっと耐える大人な主人公が魅力
1投稿日: 2020.05.10
powered by ブクログ女探偵、葉村晶シリーズ。記憶喪失の依頼人・ヒロトの過去を明らかにしていく物語。伏線が多いがすべて回収するのは見事。
1投稿日: 2020.05.05
powered by ブクログハムラアキラシリーズ。 長編。読みごたえあり。 二転三転していく展開。 それとは逆にストーリーと結末はもの悲しい。 人間のエゴなのだろうか。 葉村の年齢を重ねた姿に哀愁が漂う。
0投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昨日読んだ「不穏な眠り」の前に出版された本だけど、順番間違えちゃった。 でも葉村晶の住所にこだわらなければ問題なし。(強弁) 長篇はやはり面白い。 畳みかけるように次々彼女を襲う不運。 だって、膝の悪い老女を尾行するというラクショーな仕事をしていて、どうして2階から降ってくる老女の下敷きになりますか? 途中から彼女の仕事はヒロトからの依頼である、交通事故の時、なぜ自分はその場所にいたのかを調ベていたのだけれど、火事に巻き込まれ、薬を盛られ、留置所に放り込まれ、包丁を向けられる。 それでなくても住む場所に事欠き、寝ようとすれば電話が鳴り、食事をとろうと思えばタイミングを逃し、支出は収入を上回る。 いやあ、お疲れさま。(笑) このシリーズはとにかくどんな困難にも満身創痍で立ち向かう葉村晶の魅力にある。 何事もなかったかのようにやり過ごすのではなく、困難は確実に彼女の心身にダメージを与える。 事件のトラウマは彼女を苦しめ、加齢による、またはこのような生活のせいか体力の衰えも甚だしく、いいことなんてめったにないのに、へこたれたまま頑張る彼女の姿が気持ちいいのだ。 私も、ヘタレでもいいからできることを頑張ろうと思える。 ところで今、ドラマ化されているようだけど、私のイメージでは葉村晶はシシドカフカではない。 じゃあ誰かと言われると、すぐには思いつかないけれど。
1投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
葉村晶シリーズでもかなり読みごたえのある話。でも冒頭で語られている通り、なんとも悲しい話だったか。 いつのまにやらNHKでドラマ化されちゃって、映像化される前に読まなくては!と思っていたが、この話は採用されなかったらしい?新しめだから? 運が悪いとかそういうことでもなく、ほんとに体も心もぼろぼろ。それでも葉村はやるよねと思わせる。 葉村と一緒に推理を巡らせるのだけど、これでもなかったかと進んでいく。 それにしてもほんとに休ませてもらえない葉村。ようやく眠れそうなのに、一時間おきにそれぞれ別の人から畳み掛ける電話など、読んでいる自分まで辛くなりそうになりながら、この書き方うまいなとちょっとだけ笑っていたりもした。 とても救いようのない感じの話だったけれど、葉村にはちゃんと居場所はあるというような終わりかたで、ちょっとだけほっとしたような?気もする。
6投稿日: 2020.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
葉村さんに一週間くらいの慰安温泉旅行をプレゼントしたい。 けど、そうしたらそれはそれで、温泉地で事件に巻き込まれてるね、このひと。 若竹七海は短編というか、短編集でその実力が発揮されると思ってる作家なんですが、長編も面白いなぁ、と再認識。面白いんだけどほんと、葉村さんが気の毒すぎる。いつか宝くじで三億円とか当たって欲しい。けどそれはそれで事件に(以下略 冒頭にあったんだけどほんと、歯車が回るように、くるくるくるくる、きれいに流れていく話でした。きれいにというと語弊があるな。止まらないっていうか、止めようがないっていうか。 仕事中に知り合ったひとの持つアパートに住むことになって、交通事故に巻き込まれて前後の記憶の飛んでる青年の過去を調べるよう依頼されて、自分から進んで足を踏み入れてる部分もあるとはいえ、巻き込まれすぎだろ、と。ただ、巻き込まれる部分に不自然さがあんまりないから、読んでて違和感はなくて、かわいそうさだけが際立つっていう。 ああ、一点だけ、火事のあと、ヒロトの私室を無断捜索しようとしたとき、ハナエが来ることは想定してても良かったのでは、と思いました。 巻末の富山さんのミステリ紹介で、『カッレくんの冒険』を読んでなくてミステリファンとは名乗れない、って言ってたので、読んでみたいと思います。
2投稿日: 2020.02.25
powered by ブクログ葉村晶シリーズの長編を初めて読んだが、短編集しか読んだことがなかったためか、読むにつれ中だるみのような気がしたのだが、そこを乗り切るとやはり面白い作品だった。次はシリーズの発表順に読んでみたい。
9投稿日: 2020.01.19
powered by ブクログ2人の喧嘩に巻き込まれて最初から不運だと思ったけど、それはまだまだ可愛いものだった(^◇^;) 色んな不運に巻き込まれ過ぎてて…読了後にはグッタリしちゃってました。ちょっと辛い話だったなぁ…
1投稿日: 2020.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
葉村晶シリーズ六作目の長編。 前半は比較的平和に進んでいく印象だった。 葉村晶が住むようになった青沼ミツエのアパートで火事が起こるまでは。 火事に遭ったあとにパニックになり記憶が曖昧になる葉村晶の心の描写がとても印象的。 また、そのあとも謎の薬を盛られて三日間留置所生活を送ることになるなど、相変わらず散々な目に遭う葉村晶で、読んでるほうも手に汗にぎった。 このシリーズが続きますように。
0投稿日: 2020.01.02
powered by ブクログ相変わらずの、ジェットコースターぶり。よくまあここまで体力が持つなぁと、はらはらしながら読み進めました。そして読み終えた後、久々の長文に私の体力が尽きました(笑)
3投稿日: 2019.12.10
powered by ブクログ筋書き自体は比較的シンプルなのに、そこに至るまでの道のりは随分複雑なプロットだったな…というのが率直な感想。長編は相変わらず一筋縄でいかない葉村晶シリーズ。詰め込み過ぎて窮屈な印象はありながらも、良質のハードボイルドを楽しめた。年月を経て自身を取り巻く人々や環境が変化しても、探偵・葉村晶は変わらない。いや、正確には変われない。頑固で不器用で、時折不憫に思えてしまうが、読者としては『歩けない探偵は探偵ではいられない』と言い張る彼女が愛おしい。良くも悪くも【相変わらず】な富山店長は本編の清涼剤になっています。
5投稿日: 2019.11.10
powered by ブクログこの主人公は本当に冴えない 不幸を集めているのではないか? でも真実にたどり着いちゃうんだ 古典的なハードボイルドだって主人公 がバタバタしているだけで事件の真相 に行き当たるパターンがある(なつい)
1投稿日: 2019.09.13
powered by ブクログ3.5 「不運すぎるタフな女探偵」というキャッチフレーズの主人公・葉村晶が活躍するシリーズ物らしいが自分はこれが一冊目。 複雑な人物構成とさりげない伏線。 ミステリとしての読み応えは十分あると思うけど、正直なところ何故かハラハラドキドキ感が無かった。 主人公に感情移入して読むタイプ(笑)なので、葉村晶をより知る為には一作目から読むべきだったかも? ミステリ専門書店のアルバイト店員であり、その二階に事務所・白熊探偵社を構える女探偵・葉村晶。 元請け先の桜井からの新たな依頼は、都庁の公務員・石和豪の母親・梅子の行確だった。 潤沢な遺産で優雅な暮らしをしていた梅子が急に一切の贅沢を辞め生活を改めている事に豪が不審を抱いた為だった。 尾行を開始した石和梅子が向かったのは、中学時代の同級生・青沼ミツエの元だった。程なくして、怒鳴り合い掴み合いながら出てきた二人は二階から落下し、晶も巻き添えで大怪我を負う。 搬送先の病院でひょんな事からミツエの孫・青沼ヒロトと知り合った晶は、やがてヒロトの怪我の原因となった事故で一緒にいた父親・光貴を喪くしている事を知る。 その後、桜井から梅子のミツエに対する暴行事件の和解交渉の為、青沼ミツエに接近するよう依頼された晶は、自宅のスタインベック荘の閉鎖もあり、ミツエのアパートへ住み込み世話をする事になる。ヒロトの父・光貴の遺した大量のレコード・書物の処分が迫ったある晩、ヒロトの部屋から出火した家事でアパートは全焼し、晶も危うく命を落としかける。 ヒロトの「失火」で幕を引こうとする警察に対し納得のいかない晶に、やはり事件の背景に大きなヤマが潜んでいると睨む警視庁警部・当麻がコンタクトを図る。 やがて、7ヶ月前の交通事故とアパート火災の間に繋がる糸がおぼろげながら見えて来る。 そしてさらに、過去に姿を消した男の… ◯牧村ハナエ・・ミツエの従兄弟。異様な眉をした年齢不詳の女。その正体は… ◯青沼李美・・ヒロトの母親。愛人と駆け落ちした事になっている。 ◯郡司翔一・・当麻の部下。耳の後ろにでかいハゲが。胃が悪い。晶に弱みを握られ使われる。 ◯佐々木瑠宇・・晶の住むスタインベック荘の住人。行きずりの男と一夜を過ごすが、忘れられずに探そうとする。 ◯片桐竜児・・ヒロトの近所に住む親友。 ◯出石・遊川・・ヒロトの大学友人。ヒロトの交通事故の後距離を置くように。
1投稿日: 2019.09.10
powered by ブクログ葉村晶シリーズの長編。 冒頭から尾行対象のケンカに巻き込まれて、またもや怪我をおってしまう葉村。その縁で知り合った老婦人の持つアパートで暮らすことになり、交通事故で記憶が抜け落ちている彼女の孫から「事故のときなぜ自分がそこにいたのか」を調べてほしいと依頼される… ストーリーがけっこう複雑で登場人物も錯綜しているが、読みごたえがあって面白かった。ただ、後味は苦い。 いつものようにボロボロになりながらも、淡々と一途に真相に迫る葉村がハードボイルドでかっこいい。
6投稿日: 2019.09.01
powered by ブクログ本屋の傍ら探偵を営む主人公がある調査を依頼されます。 簡単そうな調査が思いかけず広がりをみせ、古いアパートで少しだけ縁ができた孫やおばあさんが巻き込まれた事件までも謎といていく羽目になります。 探偵の個性がユニークでなんだかリアリティある女性という感じで読みやすかったです。
1投稿日: 2019.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリ専門古本屋の1室に探偵事務所を構えるという、一見コージー風を装うようになったが、相変わらず、人間の悪意がおぞましい葉村晶もの。 幸い残ったわずかな家財、お気に入りのアンティークの本棚や、唯一財産と呼べる高級羽毛布団も、きっと安泰ではないのだろうな、と思って読み進めると、案の定… しかし、探偵以上に不幸なのが青沼家の人々なのだった… 悲惨すぎ。 よくわからなかったのは、息子(竜児)も人殺したの?(火事は母親ではないの?) また、灯油ストーブ持込目撃証言は、片桐さんではなく、「エピソード泥棒」の大場さんがしたのではないの? ミステリ蘊蓄と実在のスイーツ等紹介は、いつもうれしい。
2投稿日: 2019.07.22
powered by ブクログ女探偵、葉村晶シリーズ。 葉村は尾行していた女性石和梅子と、青沼ミツエの痴話喧嘩に巻き込まれ、怪我をする。 ミツエが所有する木造アパートに移り住むことになった葉村に、ミツエの孫であるヒロトからある調査を依頼される。 ヒロトは交通事故で重症を負い、記憶を失っていた。 大学3年の夏休み、スカイランド駅前ロータリーのバス停に、アクセルとブレーキを踏み間違えたワゴン車が突っ込んできた。何故父親と2人でその場所に行ったのか調べて欲しいと、、、 その後ヒロトと葉村は火災に巻き込まれてしまう。 相変わらず伏線が多すぎ!次から次へと覚えなくては行けないことが多すぎて(^◇^;) 頭が良くないとやっぱり葉村晶のシリーズは難しい(-。-; 畳み掛けるように物語が進んでいくところは、流石 若竹先生。 あっちもこっちも最後は綺麗に纏まりスッキリ。
12投稿日: 2019.07.20
powered by ブクログ葉村晶シリーズの新作長編。 面白かったです。若竹七海のこういう「読ませる」感じがとても好きです。相も変わらずロクでもない目にあう葉村晶がなんともいえない味わいでもありますし。ただ不運ってだけじゃなくて「貧乏」と「加齢」が加わってるのが他のいわゆる「ハードボイルド」な探偵とは一線を画すタフさが生まれているのかもしれませんね。そこにちょっとおかしみもあるという。 あと自分の生活圏が葉村晶とおもいっきり重なってるので読んでいて「ああ、あのあたりね」となるのが個人的にちょっと楽しかったです。
2投稿日: 2019.07.10
powered by ブクログ「葉村晶シリーズ」の長編。主人公が尾行対象者による喧嘩に巻き込まれて大怪我を負ってしまうという不運っぷり、時折見せるコミカルな演出、巻末のミステリー紹介は今回も健在ですし、複雑に絡んだ糸を解きほぐすようなスリリングな展開も相俟って面白いです。高齢者ドライバーや覚醒剤などタイムリーな社会問題を盛り込むあたりも流石です。
2投稿日: 2019.07.04
powered by ブクログ以前読んだ新聞の書評では、「今年一番のミステリー」と紹介されていたが、やや大げさか。話の本筋とは関係のない、主人公の心理、街中の情景描写が多い。
2投稿日: 2019.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2019.6.21.お馴染み女性探偵葉村晶シリーズということになるのだろうか。高齢運転者による事故に巻き込まれた大学生とその父親。父親は死亡し、大学生は命はとりとめたものの大怪我をし、記憶障害の上、身体が不自由になり毎日リハビリにつとめている。晶は、偶然、その祖母と友人の女性のトラブルを扱うことになり、大学生と知り合い、彼らが巻き込まれる事件に関わっていく。 最初は高齢女性同士の比較的軽いトラブルと思われる事件から始まり、短編小説かと思ったが、それで終わらないと言うことで長編なんだなというなんとなくゆるい展開だったが、どんどん深刻さが増していき、最後、思わぬ結末にたどり着く過程が面白かった。ただ、中年女性探偵の晶の姿がリアル?すぎて、かっこ悪すぎ…わざとそう描かれているのだが、読んでいて自分も疲れを感じた。
2投稿日: 2019.06.26
powered by ブクログ40代半ばになってしまった葉村さん。でも相変わらず不運で満身創痍になりながら自分の信念に従って行動します。初めは金銭でも、途中で持ち出しになっても大怪我をしても、彼女は絶対にやめない。若いころのような体力はないけれどその分さらに人との関わりや執念を大事にしているような気がします。応援せずにはいられない彼女の人となりや行動力はもちろん、ストーリーの運びや伏線の張り方、回収、どれもとても美しくて見事です。今回もお疲れ様。葉村さんはボロボロだけど、読んだ私はしっかり元気をもらったよ。
1投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ短編集から今度は長編小説。腰痛に悩む中年女性、葉村晶、「歩けない探偵は探偵ではいられない」と述べながら走りに走り続ける。長編の為、脈絡のない話が続き冗漫である。この作家短編の方が断然面白い。葉村晶は、吉祥寺にあるミステリー専門店のアルバイト店員かつ探偵社の調査員の設定であり店長の富山が巻末で紹介するミステリーが役に立つ
1投稿日: 2019.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
満身創痍の探偵、葉村晶シリーズ第6弾。 待ちに待った長編です。 いつものように冒頭からトラブルに巻き込まれて大けがをし、そこで知り合った青年から依頼のようなものを受け、ボロボロになりながらも律儀に完遂するという流れです。 今回はいよいよ「スタインベック荘」からの退去にも焦点が当たり、大家とその身内が事件に絡むなど、人間関係も複雑になってます。 事件も次々に展開して謎が深まり、一つ解決したかと思うとその裏に別の謎が残り・・・、と重層的な真相解明となっていて、最後まで目が離せず一気読みしました。 タイトルと本編の関連を読み取れなかったのが残念です。 ハードボイルド並みにタフで男前な葉村さんには、ミステリーファンとしては惚れてしまいます。 次回の作品も早く出してほしいです。
2投稿日: 2019.05.18
powered by ブクログ初めて読んだ葉村晶シリーズ。どんどん話が展開していって最後まで、全く飽きさせない。主人公が中年女性という点も共感度が高く面白く読んだ。
1投稿日: 2019.05.03
powered by ブクログ葉村晶シリーズ。初登場の時から順当に歳を重ねて、葉村も四十過ぎに。身体のあちこちに微妙なガタが出てきている。同じ世代の身には妙に親近感を覚えてしまう。葉村は探偵を職業にしている。といっても、神の如き名探偵でも、暴力はお手の物のハードボイルドでもない。町の探偵である。特別な存在ではない、普通の女性が探偵をしているのがシリーズの魅力だ。タフと形容されることが多い彼女だけど、決して木石ではない。傷つき、悩む。友だちも多くなく、家族もいない。もちろんお金持ちでもない。物語の主人公だから忘れがちだが、なかなかにシリアスな状況だ。若竹さんには、彼女が老いて走れなくなるまでとことん葉村シリーズを書き続けてほしいと思う。
2投稿日: 2019.04.16
powered by ブクログ最初の1ページで予感させる甘やかさはかけらもなく、ひたすらハードボイルド、そしてタフ。40女がここまで格好良くなるとは思わなかった。
2投稿日: 2019.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相変わらずの面白さではあったが、私自身が疲労していて細切れに読んだせいか複雑な内容にだんだんついていけなくなったことと、ヒロトが死んてしまったことのショックとで思ったより楽しめる読書にならなかった。主要な人たちが割と呆気なくに命を落としてしまっていてショックからの立ち直りに時間がかかった。騙されててもいいからどこかでヒロトが生きてないかとか頓珍漢な推理をしたりし…。 読後の後味も良くなかったなあ。晶がひどい目に会いすぎてるのも同年代として同じ疲れを共有したような気分。
1投稿日: 2019.04.08
powered by ブクログシリーズものの探偵小説 交通事故で身体が不自由になってしまった大学生が火事で死んでしまった。一連の謎をおばさん探偵が解き明かす。
1投稿日: 2019.04.03
powered by ブクログある依頼を受け老女を尾行していた葉村。その老女と知り合いとみられるミツエと老女の喧嘩に巻き添いを食らい早速、怪我をする。その後、ミツエのアパートの空室に住むことになるが、ミツエの孫・ヒロトから依頼を受ける。ヒロトは交通事故に遭い、父を亡くし(母は失踪中)、自分は事故の記憶をなくしている。その時のことを調べて欲しいとのことだ。しかし、ヒロトはアパートの火事により死んでしまう。ヒロトの死の背後にあるものは…。 歳とっても頑張っているのね、葉村。今回も葉村はバリバリ探偵の道を進んでいました、タフでユーモアもあり好きです。”熊”は良くないみたいだけれど、引越後の葉村、今後の活躍に期待です。このシリーズは続いて欲しいです。 伏線はきっちり回収だし、ミステリーだけでなく本の紹介もあり、それも魅力。そして、ミツエのキャラが良かったです。
8投稿日: 2019.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女探偵・葉村晶シリーズ第6弾。 相変わらず緻密に張り巡らされた伏線、どれ一つとして無駄のないストーリー展開はお見事! 第6弾まで来ると、ミステリーの面白さとは別に葉村晶への愛着が益々強くなる。 今回、成り行きから一つ屋根の下に暮らすことになったミツエとヒロトと共に過ごした数日間が、殺伐とした生活を送っている葉村にとって誰かと何かを共有できた人間らしい素晴らしい瞬間だったことがとても嬉しい。 だからこそ、終盤で二人を失って現実を受け止められず目を潤ませる彼女に心が痛む。 シリーズを通して描かれる人の悪意や醜さがもたらす嫌~な空気はこの作品も例外ではなく、みんなが自分の都合で、自分の利益を守ることに汲々としている。その手段が殺人であることは到底許されないのだけれど、程度の差こそあれ、人ってそんなものなんだろうな・・・という諦めを抱いてしまう。 それでも、最後の最後で相変わらずすっとぼけた富山店長の優しさにふっと心が和んで終われたのが救いでした。
1投稿日: 2019.03.29
powered by ブクログ私立探偵葉村晶は尾行対象者が階段から突き落とされたのに巻き込まれて怪我,縁あって加害者老女のボロアパートに移り住むことになる。老女の孫は父と一緒に交通事故に巻き込まれて父を亡くし,本人も前後の記憶を無くしたまま,葉村にその調査を依頼する。葉村晶は相変わらず不運でタフ。伏線が複雑に貼りめぐされ密度が濃いハードボイルド小説。
2投稿日: 2019.03.27
powered by ブクログこの葉村晶シリーズ、途中でやめるほどではないんだけど、いまいちのれない…なんかこうまどろっこしいというか、ウダウダしてる感がある。好みの問題なんだろうけど…主人公があまり好きじゃないからなのか?
0投稿日: 2019.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タフで不運な女探偵・葉村晶シリーズ。 探偵の下請け仕事で老女を尾行したところ、喧嘩のトラブルに巻き込まれ負傷した葉村。 それがきっかけで、喧嘩の当事者であるミツエの所有するアパートに住むことになる。 交通事故で重傷を負い、事故前後の記憶を失ったミツエの孫ヒロトに、なぜ自分が事故現場にいたのか調べてほしいと頼まれたが・・・。 またもや満身創痍の葉村さん。 作者はほんとに主人公を痛めつけるのが好きですね…。 御子柴くんシリーズもそうだけど、怪我ばっかりで痛々しい。 (何作も葉村シリーズを読んだ結果、彼女が大好きになっちゃったので本気で心配してしまう…) 冒頭からテンポ良くノンストップで物語は加速していきます。 ヒロトの事件だけではなく、自分の引越先も探さなくてはいけないわ、シェアハウスの仲間が持ちこんでくる問題にも手を貸してあげるわ、警察が横槍を入れてくるわで相変わらず彼女に問題が輻輳しまくっていますが、ボロボロになって愚痴を垂れつつも葉村はサクサク対応していきます。 探偵としても人間としても、芯が通った彼女の生きざまは文句なくカッコ良く、素敵! また、人間の悪意というものを容赦なく描き切っています。 人の心の痛みに鈍感な人間は、その無自覚さゆえに他人をも傷つける。 他人を思いやる余裕もなく自分の生活を守ることだけで精一杯でも、結果的に悪意を連鎖させてしまうこともある。 それは他人事ではなく自分にも起こりうる感情の発露であり、誰もが逃れられない。 そう思わせる、作者のさじ加減が絶妙でした。 そして物語の中盤以降、葉村は火事の真相を探っていくのですがその様子が意地になっているようにも見え、ちょっと不思議に思いました。 真相へ食らいつこうという探偵としての矜持がそうさせるのかな、と思ったのですが、もしかしたら家族が自殺したという葉村自身の過去がそうさせたのかもな、と感じました(作中では全く言及されていませんが)。 深読みですかね。。 作者のクセがわかっているのでラストの展開にはそんなに驚きはなかったのですが、また葉村に会えたという喜びだけで大満足な作品です(どんだけ葉村好き…)。
1投稿日: 2019.03.14
powered by ブクログ運の悪い葉村晶のシリーズ。 知り合いの探偵社から頼まれた仕事で、老女を尾行したところ、けんかに巻き込まれ、挙句の果てにケガを負ってしまいます。 そこから事件が始まり、ストーリーが展開します。 相変わらず緻密な構成です。 何気ない中に、細かな伏線が紛れ込んでいます。 吉祥寺のミステリ専門書店の店長による、ミステリのうんちくも楽しいです。
1投稿日: 2019.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
待望の葉村晶シリーズ! おまけに長編‼︎ 相変わらず、不運に巻き込まれてばかり。 その上寄る辺ない身の上で、住んでいたシェアハウスも出なくてはいけなくなり‥ 切ない話だが、面白かった。 瑠宇さんと郡司さんのその後が気になる。
1投稿日: 2019.01.08
powered by ブクログ女探偵・葉村晶は尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになった晶に、交通事故で重症を負い、記憶を失ったミツエの孫ヒロトは、なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼する……(あらすじより) 若竹さんの本読んでると、世の中の人は大抵期待するほど他人のことを思いやる余裕はないし、自分に利害がある可能性があればいくらでも悪意も図々しさも発揮できるんだなと実感する。でも同時に良くも悪くも各々が自分の人生に必死なだけなんだな、とも。葉村さんは一見ドライなのに、根っこはお人好しで一生懸命。それが遺憾なく発揮された一冊だった。相変わらず伏線が多くて、羅列の単語一つ見過ごせなくて楽しい。ゴールは予想できても、過程にどんな繋がりがあるのかは読まないと分からない。無駄な登場人物が一人もいない。不幸の女神に愛されてすぎている葉村さん、体の不調が見過ごせない程になってきたけどもう何冊か分くらい頑張って欲しい。
3投稿日: 2019.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
またまた夏に刊行されたのを見落としていた、女探偵葉村晶シリーズの最新刊。今回は長編である。短編でもあれだけ散々な目に遭うのに、長編ではどうなるのやら。 そういえばと、先日読んだ宮部みゆきさんの杉村三郎シリーズ『昨日がなければ明日もない』を思い出す。ろくでもない人間ばかりという点で、杉村シリーズと葉村シリーズは共通している。しかし、本人の実害という点では、葉村シリーズの圧勝だ。 そもそもの発端は、特に難しくない仕事のはずだった。ところが、序盤から流血する女探偵。そのときのどさくさで、古い木造アパートに移り住んだ晶は、大家の老女から依頼される。この大家の一家が、これまた複雑な事情を抱えていて…。 大家の孫には同情を禁じ得ない。現実にこういう事故は社会問題化しており、作り話と読み流せない。と、最初は思っていたけれど…。短編でさえ簡潔にあらすじを述べるのが難しい葉村シリーズである。いわんや、長編をや。 警察にも顔が利く(?)晶である。別件で動いていた刑事が、なぜか晶に詳細を語る。警察がおおっぴらに動けないから、晶に動けと命令しているに等しい。何だかんだで好奇心に抗えない晶の性格を、熟知している。プロ根性なのか損な性格なのか…。 今回に関しては、晶が手を引くタイミングがあったのに、自ら深みにはまっていった感は否めない。一度受けた依頼は、儲けにならなくても続行する女探偵。そんな晶だから、最後の最後にすべてが繋がり、真相が露見したわけだが。 その真相というのが、あまりにも身勝手すぎて脱力した。こんな人間にも弁護士がつくのである。裁判は揉めに揉めそうだ。終わってみれば、晶に残るのは達成感ではなく虚しさだけ。それを承知で、もう若くない体を張ったとはいえ…。 あまりにも「持っている」晶に、苦笑するのがこのシリーズのお約束なのだが、久々の長編は苦笑いで済ませるにはやや重かったか。普段から晶をこき使う諸氏は、給料を上げるなり割のいい仕事を紹介するなりするべきではないか。
2投稿日: 2018.12.28
powered by ブクログ女性探偵葉村晶シリーズ長編。 あらすじ 老女の行動確認の途中で、祖母青沼ミツエ、孫のヒロトと知り合い、ミツエのアパートに住み込む。最近ヒロトは父親と高齢者が運転する車の事故に巻き込まれ、父親をなくし、自分もリハビリ中だった。レストランを経営する父親には薬物を違法に売買していた疑いがかかっていた。母親は昔に従業員と駆け落ちしていた。父親の遺品ん整理する前夜、アパートが火事になり、ヒロトは死亡する。ミツエも数日後に息を引き取るが、真相を解明したい葉村は、ミツエの従姉妹ハナエや、父親の大学の同級生で、院長夫人から非難されながら調査を進める。 話が込み入っているし、それぞれの登場人物はなんやかんやと隠し事はするし、警察のどこの部署にいるかわからない当麻は裏で糸を引く。さらに今回は薬物が関係しているから厚生省の役人夫婦が葉村の大家の姪夫婦だった。邪魔されるたび、巻き込まれるたび、生傷が増えていく葉村。作品ごとに年を重ねていて、まだ四十路といえども無理がきかなくなっている。でもなんだかんだで不死身で、雨風をしのげるところが好きだ。
2投稿日: 2018.12.26
powered by ブクログ女探偵・葉村晶の事件簿。ひょんなことからともに暮らすことになった老女と交通事故にあった青年。絡みもつれて大風呂敷をきっちりしめるラストに向かってジェットコースターばりに進んでいく。 情報量が多く、一冊によくこんなにも詰め込んだものだと驚きを隠せない。 若竹さんの作品はどれをとってもハズレがない。自分の感性にピッタリはまったもので、次回作も楽しみ。
1投稿日: 2018.12.16
powered by ブクログ葉村晶シリーズ最新作。 老女の尾行を依頼された晶は、老女同士の喧嘩に巻き込まれいきなり大怪我をするという不運から始まる。 喧嘩相手の懐に入り込むことになってしまった晶は更にその家族の謎に魅せられのめり込むことになる。 相変わらず晶の周りには良く言えばマイペース、悪く言えば自分本位な人間ばかりがいる。 富山店長や桜井(こちらはたまには気を遣ってくれるが)は言うまでもなく、警察の当麻、大家の姪、成り行きで住むことになったアパートの持ち主ミツエ、その孫ヒロト、その周囲の人々…。 彼らの主張は端から見れば全くの身勝手で受け入れる必要はないのに、それを拒否すればどんな悪意が跳ね返ってくるかわからないだけに恐ろしい。 こんな人々に囲まれていたら精神がどうにかなりそうなものの、それでも自分を保ち自分がやるべきことを見失わない晶のタフさには感心しかない。 だが次々降りかかる不幸とお願いと悪意とでさすがの晶も推察力が翳っていたような。真犯人については俯瞰で見ていた読者の方が早く気付くだろう。 これほど頻繁に骨折していたら骨の形がおかしくなるのでは…などと素人ながら心配してしまう。 なんとか次の住居も確保出来たらしいのでその点は安心したが、経済的な安定からはまだまだほど遠いようだ。
13投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大好きな葉村さんが帰ってきた!もう相変わらず葉村さんボロボロ。でも、そんな頑張っている葉村さんが好きなんだなと思う。 葉村晶はある日お金に困り〈東邦総合リサーチ〉の桜井に言われ、ある老婆を尾行した。しかし、その老婆は向かった先で青沼ミツエという女性と言い争いになりアパートの二階から転落。その転落に見事に葉村は巻き込まれた。そのまま調査をするが、葉村はミツエが所有するアパートに住むことになり、約半年前に事故にあったミツエの孫ヒロトの病院への送迎やミツエの世話をすることになった。そんな葉村に、ヒロトは「交通事故の前後の記憶をなくした。なぜ、自分はあそこにいたのか調べてほしい」と依頼されて… なんというか、ちゃんと読んでいたはずなのに後半になるにつれ伏線だったりがいろいろあって、そのたびに前のページに戻って確認した。あんなことやこんなこともしっかり書かれていたのに、後になって重要になってくる。やっぱり面白いよねぇと。真犯人思惑とおりに関係ない事件と事件が実は繋がっていたし、なんだか変な話、いい人はみんな死んでしまった。でも、葉村さんが言った通りにミツエとヒロトとの暮らしは魔法のように素晴らしく濃い時間だったよね。 前回出て来たキャラも出てきたけど、少し間が空いていたので「誰だっけ?でも、葉村さんがそう言うならいたんだね」となって読んだ。過去の葉村さんシリーズをもう一回読み直そうかな。 ところで、レオ爺はどうなったんだよー! 2018.11.14 読了
1投稿日: 2018.11.14
powered by ブクログ日本一不運な探偵葉村晶シリーズ最新刊。 いろいろあって古本屋兼探偵の葉村晶が尾行中の女性の揉め事に巻き込まれることから始まるストーリー。 相変わらず、不運でタフではあるのだけど、昔に比べて丸くなっていてクールでありながら情深くなっているよう。前は鉄仮面というか硬質な感じだったのが、年齢による体力の衰え、身体への負担等と共に人間らしくなっていってるよう(というと以前の葉村さんが人情がなかったかというとまた違うのだが) それでいて周りからは一向に大事に扱われない感じがウェットになりすぎない、 お話は読んでいてカチリカチリとはまっていくのでテンポよく読めた。 話の中にミステリ好きをくすぐる書名が出てきたり巻末の富山店長の解説もいつも通り楽しませてくれる。
6投稿日: 2018.11.11
powered by ブクログ「タフで不運な探偵」葉村晶は、例によってヒドイ目に遭う。こんなたびたび怪我する人も珍しかろう。少しは良いことがあってもいいものだが、作者はあくまで彼女に厳しいのだった。 愛想笑いなどしない葉村のクールさが格好いい。人の悪意がしっかり描き込まれているのに、読んでいてイヤな気持ちにならないのは、彼女が中途半端な正義面をしないからかもしれない。脇役たちも類型的な善人ではないところが味わい深いと思う。でもお風呂ぐらいつけてあげて、富山店長。
9投稿日: 2018.11.07
powered by ブクログ「仕事はできるが不運すぎる女探偵・葉村晶」シリーズ長編。 今回も面白かった。 吉祥寺のミステリ専門書店のアルバイト店員をしながら、本屋の二階を事務所としている〈白熊探偵社〉の調査員でもある葉村晶。 尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれ・・・。 登場人物の自分勝手さと都合よく使われる葉村晶にイライラし、とにかく葉村晶をゆっくり寝かせてあげてと思いながらも、展開が気になって後半は一気読み。 真相も扱っているネタも面白かった。
2投稿日: 2018.10.27
powered by ブクログ葉村晶シリーズ。初めて読みました。 わからないことはなかったけれど、ずっと読んでると もっと面白いんだろうなと言う感じはしたし、 ミステリーマニアな著者がミステリーマニアのために 書いたミステリーという感じ。プロットもこってりと 濃密。他のものも読んでみたい。
1投稿日: 2018.10.26
powered by ブクログ不運を呼び込む女探偵・葉村晶シリーズ。文庫書き下ろしで続いているシリーズだが、クォリティが高いままなのが凄い。この新作もとても面白かった。 今回も同情したくなる位に傷だらけになる葉村探偵。そんな目に合いながら本屋のバイトをしたり引っ越ししたりの日常生活を続けるのがユニーク。それに並行して怪しい人物だらけの事件も解決してしまう。なんてタフなんだ(^-^)。 ハードボイルド調の展開でありながら笑えてしまうのは『探偵はBARにいる』シリーズと双璧だろう。偶然が重なるのがやや気になるが、それでも傑作。
2投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログ葉村シリーズを読んできた人は感じていると思うけど、葉村変わった。 若い頃の葉村は影があって角があった。今でもダークな部分はあるにはあるが、年のせいかずいぶん角がとれて丸くなった。 以前は葉村のイメージは菊地凛子さんや欅坂46の平手さんみたいな感じだったけど、最近では著者のプロフィール写真が葉村そのもののように思えてきた。 若竹さんはダークな要素もあるけれど、本質的にはコージーの人なんだなと思う。
2投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ大人気女探偵葉村晶シリーズ あんな困難なこんな困難を乗り越えて、ボロボロになりながら仕事をやり遂げます。素敵すぎます。
1投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ+++ 女探偵・葉村晶は尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになった晶に、交通事故で重傷を負い、記憶を失ったミツエの孫ヒロトは、なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼する―。大人気、タフで不運な女探偵・葉村晶シリーズ。 +++ 葉村晶ももう若くはない。それなのに、相変わらず不運で、巻きこまれ体質で、いつも身体中に傷を負っている。そして、その割に報われない。なんとも効率が悪くて、やるせなくなる。だが、目のつけ所、引っかかったことをうやむやにしない執念深さ、さらには若い時ほどではないとはいえ、そのフットワークの軽さと、なんだかんだで周りを巻きこみつつ情報を得る能力で、いくつも散らばっている謎を一本に束ね、最後には解き明かしてしまうのだから、もっと尊敬されてもいいのではないかと思ってしまう。今後もこの調子で探偵業を続けていたら、身体が先に音を上げるのではないかと心配してしまう。とはいえ、今回もまわりまわって真実に辿り着く過程を存分に楽しませてもらった一冊である。
1投稿日: 2018.10.06
powered by ブクログ今回も面白かった。ブックガイドもついているので、内外ミステリ好きにはオススメして間違いないシリーズ。 よく知ってる場所が舞台なのでその意味でも楽しいが、今回は知ってる人が登場してほんとにビックリした。作者とお知り合いとはきいてたけど。
1投稿日: 2018.10.05葉村晶シリーズの最新刊
葉村晶シリーズの最新刊。 相変わらずの不運続きの晶ですがその快刀乱麻ぶりは健在。 今回は身も心も傷つき満身創痍ですが、毒をまき散らしながらも真実へと近づきます。 作者はユーモア溢れるメタファーの達人で思わず笑ってしまうことも。しかし、この作者は短編の方が上手いと感じました。長編は登場人物が多くなって人間関係が複雑で混乱しました、この人誰だっけ?なんてことも。私の読解力の問題でしょうが。 と言うことで少しだけ割引です。
0投稿日: 2018.09.27
powered by ブクログ葉村晶シリーズの最新刊。 安定の葉村晶かな。今回も楽しく読ませていただきました。 今回は前回まで住んでいたシェアハウスから場所を別のアパートに移して、そこに住むある時期の記憶を無くした青年からの依頼で動く物語。相変わらずの小気味の良い会話で今回も引き込まれました。 読後、初版限定のシリーズガイドを読んでびっくり、、なんと葉村晶シリーズをすべて読破したと思っていたのだが、あと1冊残っていたことが判明。 「暗い越流」というタイトルの本の中で、いくつか葉村晶が登場する物語があるそうな・・・これは買わないと。。
1投稿日: 2018.09.25
powered by ブクログ葉村晶シリーズ最新作。 新作が出ていることを知らずに、発売から1か月以上経ってしまった… 今作は長編。ある老女の身辺調査を依頼された葉村は、老女同士の言い争いの場に巻き込まれ、怪我を負ってしまう。 この件が発端となり、葉村はまた大きな事件へと巻き込まれていってしまう。 やっぱりオーソドックスな探偵小説は面白い。 ハイテク機器を使う訳でもなく、相変わらず不運は止まらないんだけど、それでも真相に辿り着く葉村はかっこいい。 度重なる怪我を自分の加齢のせいなのか、考え込むシーンに共感!葉村が同じ年代だからこそ、さらに応援したくなる。 頑張れ、葉村!
6投稿日: 2018.09.17
powered by ブクログ葉村シリーズ出た!ありがとうございます! はああああああ・・・(満足のため息) やっぱり長編で読む葉村はイイ。 相変わらずの有能っぷり&不運っぷり。最高でした。
1投稿日: 2018.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1ページ目を読んで、今回は葉村晶の恋愛話があるのかとぶっとんだ。いや、あってもいいんですけど。 相変わらず精神的、肉体的にきつい状態に追い込まれても絶対に手を抜かない、あきらめの悪い女探偵。かっこよくて大好きです。 ところで、思いがけず新作が読めたのはうれしいけど、そろそろかつての親友をまた登場させてくれないだろうか。
3投稿日: 2018.09.09
powered by ブクログ今回も葉村晶がひどいめに合いっぱなし。。。 でも、負けない晶がかっこいい。 引っ越しは余儀なくされるは、上から人は降ってくるは、本当に災難続き。 あの子、あの調子のいい子、いい子だと思ったのにな。 調子よく晶に近付いちゃって。 依頼された調査の結果が痛ましい。 しかし、瑠宇さんの恋の相手って、そうなの?! いやー、びっくりした。 晶の、体を張った探偵稼業。 続きがあるならぜひ読みたい。
2投稿日: 2018.09.03
powered by ブクログ女探偵・葉村晶は尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになった晶に、交通事故で重傷を負い、記憶を失ったミツエの孫ヒロトは、なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼する―。大人気、タフで不運な女探偵・葉村晶シリーズ。
1投稿日: 2018.08.31
powered by ブクログ登場人物のキャラが濃くて,主人公の苦労がわかる感じがした。次々と難問が起こるけれど,それを淡々と乗り越えていく主人公がさらりと描かれている文章のテンポがよい。
2投稿日: 2018.08.29
powered by ブクログ葉村晶シリーズ。「葉村晶史上、最悪最低の事件」ってことだけど。うーん、不運っぷりに関しては案外いつもこんな感じかも(苦笑)。でも精神的な面では今までで一番つらかったかもしれないなあ、と思いました。「他人の痛みは何十年でも我慢できる」という辛辣な言葉が出てくるけれど、葉村晶はクールに見えてもそうじゃない気がします。彼女にとっては、自分自身の怪我よりもよほどつらい事件だったのかも。 思いもかけない方向に進む物語といい、さりげなくってあとになってからぐっと生きてくる伏線といい、どこをとっても大満足の一冊です。もちろんシニカルでコミカルな読み心地も健在。やはりいいなあ、このシリーズ。 それにしても死体があんなところにあっただなんて! あまりにさりげなさ過ぎて、慌ててページめくって探しました。うわああ、見てたって気づけないよ絶対。
1投稿日: 2018.08.26
powered by ブクログ若竹七海『錆びた滑車』文春文庫。 仕事はできるが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ。『葉村晶史上、最悪最低な事件』とは…… 吉祥寺のミステリ専門書店のアルバイト店員にして、白熊探偵社の調査員の肩書を持つ葉村晶が今回請け負うのは石和梅子という老女の調査。調査の過程で葉村晶はとんでもないことに巻き込まれ…… 『静かな炎天』が非常に面白かっただけに本作はイマイチ感が……魅力はあるのだが。
13投稿日: 2018.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相変わらず不運をしょい込む四十路の女探偵・葉村晶。 今回も金持ちの老女の尾行のはずが、次から次へと思わぬ道へ流され、因縁めいた錆びた歯車に巻き込まれてしまう。 葉村自身、仕事に対して手加減しないが、不運の方もまた葉村に対して一切手加減しない。 けれど葉村シリーズを読破している私は、そんな葉村を見ても全く驚かない。 いつものことだ。 葉村には悪いがこうでないと面白くない。 いくら面倒なことに巻き込まれようと、常に冷静に洞察し対処するクールな葉村。 そんな葉村だからこそ追いかけずにはいられないのだ。 今回も 「飛べなくてもブタはブタだが、歩けない探偵は探偵ではいられない」 「ぬくぬくとした環境に長くいるとえぐみがでる。コーヒーも、人も」 等々の名言と苦笑いを残し読み手の元を颯爽と去る葉村。 私も顔をしかめる程のえぐみが出ないよう気を付けなければ。 次回作で葉村がどんな不運に巻き込まれるのか楽しみである。
2投稿日: 2018.08.21
powered by ブクログ<葉村晶>シリーズの待望の新刊。 日本一不運で、同じくらいタフな女探偵の物語。 さて、今回は、どんな不運に見舞われるのか…。 で、やはり、のっけから不運をひっかぶり、ああ、いつもの葉村シリーズだと、妙に安心してしまった。 ホント、裏切られない。 これまでは、冷笑を浮かべ、皮肉たっぷりの目で周囲を見ていた葉村だが、最近少々、変化してはいませんか。 なんだか、ここのところ、体もメンタルも弱ってきていそうな。 それに、愚痴も多くなっている。 タフな女探偵も、もう、四十過ぎ。 仕方ないとはいえ、とんがったところだけは、 失ってほしくない。 それに、この作品でも感じたのだが、 葉村は結局のところ、かなりのお人好し。 彼女の周りには、常に、人の都合などお構いなしの人間が登場してくるのだが、彼らに心の中で毒づきながらも、ムチャぶりでもなんでも、つい、手を貸してしまう。 さらに、前々作と同様、今回も登場した当麻警部にもいいように動かされている感あり。 さて、葉村は、石和梅子という老女の尾行という下請け仕事を、付き合いのある「東都総合リサーチ」社から受けた。 梅子が訪問したアパートで張り込んでいたところ、突然、彼女と、訪問した相手、青沼ミツエがアパートの階段から転がり落ちてくる。 葉村は、その二人に巻き込まれ、ケガを負ってしまうのだ。 ミツエとの妙な縁がきかっけで、彼女の孫、ヒロトとも知り合う。 八カ月前、ヒロトは父親と一緒に交通事故にあい、父親は死亡、ヒロトは重傷を負った。 さらに、事故の前後の記憶をなくしている。 そんなヒロトから、父親と自分が事故現場にいた訳を調べてほしいと頼まれる。 調査を進めるうち、大麻、鎮痛剤の横流し、密売といった事実が浮かび上がり、事件は複雑化していく。 そして、ミツエとヒロトが住むアパートから火が出て、二人は…。 葉村シリーズの登場人物たちは、富山店長を始めとし、いずれも、一癖も二癖もあるしたたかな人間で、個性的といえば、そうなのだろう。 あまりにもキャラ立ちし、葉村がかすんでしまいそうだ。 それにしても、葉村晶という女性は、活字を追っていると、圧倒的存在感で迫ってくるのだが、どういうわけか、うまくイメージできない。 実写化されたら、ふさわしい女優は誰だろうと、想像してはみるのだけれど…。
1投稿日: 2018.08.20
powered by ブクログ私にとっては4冊目の葉村晶シリーズ。 今回は“初版限定付録・シリーズガイド”が付き、作者の文章も載っていて、なかなか面白い。 このシリーズ、通勤電車で細切れに読むには手強すぎるというイメージがあり、じっくり一気に読もうと、今回もまた夏休みをあてにして購入。帰省の新幹線の中だけでは読み切れず、帰った家の布団の上で読了。 色んな話が入り混じり、色んな人が登場し、164頁まで読み進めば唖然とした展開になるお話は、全てに因縁があり、読み終えた時には無駄な描写はなかったと気付かされる仕掛け。今回はそれなりに堪能できた。
1投稿日: 2018.08.15
powered by ブクログ概要のみ。 タフで不運な女探偵・葉村晶史上、最悪最低の事件が幕を開ける! 晶は尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになった晶に、交通事故で重症を負い、記憶を失ったミツエの孫・ヒロトは、なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼する——。
0投稿日: 2018.08.14
powered by ブクログ久しぶりの葉村晶!! 長編だなんて嬉しすぎる!! 相変わらずツイてない探偵だけど、面白かった。 色々ほどけた時はなるほどーと。
1投稿日: 2018.08.10
powered by ブクログ【仕事はできるが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ最新長編!】尾行中の老女梅子が怪我をさせたミツエの持ち家のアパートに住むことになった晶。ミツエの孫ヒロトは交通事故で記憶を一部失って…。
0投稿日: 2018.08.02
