
ぬるま湯的経営の研究―人と組織の変化性向
高橋伸夫/東洋経済新報社
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総合評価
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powered by ブクログ「熱い人材」こそが企業内で活躍する・・・とは限らないことをフィールドワークで実証しようとした本。 簡単に言うと「変化のある企業=熱湯」に保守的なぬるい人間は暑苦しくて居つかないし、「変化のない企業=ぬるま湯」が創造的な人材を採用してもすぐ辞められてしまうか能力を発揮できない、という話。 東大教授の書いた経済学の本なのでやや難しい記述はあるけど、内容的には組織論に初めて「適温」の概念を持ち込んだという意味で結構チャレンジング。現在主流のアメリカ行動主義的な組織論とはちと違うかも。 本人いわく「最初学会では笑いものになった」というのも頷ける。
0投稿日: 2006.03.16
