ギャル系女子の安城さんにエロ可愛く絡まれる瀬戸君が、いつもドキドキしながら困惑している物語シリーズの一巻である。 　様々なシチュで挑発される瀬戸君は、至極羨ましく、一方で悶々として暮らす日々には若干の同情もなくはない。色々大変だよね、こんな可愛い娘にここまで毎日絡まれると。 　物語には本筋となる類はないが、意外に瀬戸君が骨のあるキャラをしていて、ただドギマギするだけではなく、相手をドギマギさせる一面もある。 　この辺は同系統の人気作「からかい上手の高木さん」の系譜が感じられるところだが、一様になり過ぎない描き方は好感が持てた。 　かつ、何より大事なポイントだろう安城さんのエロ可愛さは、様々な角度の視点（物理的な意味で）から描かれ、実にエロ可愛い。 　ギャルの気安さで絡み、からかってくる様は実に素晴らしい。着崩した夏の制服姿に見せブラの類、そして体操服姿など、様々な彼女の魅力的なショットが見られる点も素晴らしい。 　あくまで安城さんをどれくらい好むか次第で評点は変わってくるだろうが、個人的には星五つで評価したい一巻だった。 　ギャルってかわいいよね……という同好の士の方にはお勧めしたい作品である。安城さん、ホントエロ可愛いんで。