このレビューはネタバレを含みます。
四葉も実は入れ替わっていた! という「アースバウンド」と、三葉の父:俊樹の人となりが掘り下げられる最終章「あなたが結んだもの」からなる後編。そうそう、あの親父に関しての描写はものすごく重要な筈だが、ここを描くと長くなって映画が冗漫になってしまうから、削らざるを得なかったのだ。映画本編にこの物語をムスビつけることで、『君の名は。』は完成すると言ってよいだろう。