
ぼくらの気持
栗本薫/講談社
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総合評価
(3件)5.0
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powered by ブクログ「僕らの時代」の2年後。探偵「栗本薫」シリーズってそんなにないはず。山科さんとのからみ部分とかについては、探偵を「伊集院大介」に読み替えてもそんなに違和感がないような気がした。もちろん「若い世代」の筋とかの部分は「栗本薫」でないと成り立たないものですが。
0投稿日: 2018.11.11
powered by ブクログ前作「ぼくらの時代」の続編です。栗本薫としては2冊目の本。面白いです。 そして何たって、登場人物も、文章も、そして作者も、何もかも若いです。清々しい。 内容は基本的には推理小説ですが、楽しかった学生時代が終わり、みんな社会人になって世間を知り、失うもの、あきらめるものが出てきて、、、という何となく切ない感じがするお話しです。 文章が若いと書きましたが、しかしそれでも流れるような文章で、栗本薫は、もうデビュー時から完成品だったんだなぁ、と思わされます。
0投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読んだために,作者の栗本薫も男性だと思っていました. とても中性的な人だと思いましたが, 御宅なんだろうなと思っていました. クイーンサーガの大作を書いた人と同人物だというのも知りませんでした. 殺人事件に遭遇して,ずさんな対応をしているところは, 現実って,本当は小説より奇なりで,こういうこともあるかもと思わせられました. 著者の物語の構成力を感じました.
0投稿日: 2011.06.25
