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レッドゾーン(上)
レッドゾーン(上)
真山仁/講談社
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総合評価

98件)
4.0
23
46
19
2
0
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    上下巻の感想です。 前作、前々作が面白すぎたので、今回はちょっと期待ほどではなかった。 たぶん原因は、途中中弛み感があったのと、少しパターンに飽きてきたこと。それと中国側の三者がごっちゃになってわかりにくかった。(読み終わってからブクログの感想をカンニングしました。笑) 最後の「わかりにくかった」は自分の読解の問題かも。 でも、真山さんの発想はすごい。 なんだかんだて次作も読みます。 以下の順番らしいです。 ◯ハゲタカ→読んだ ◯ハゲタカII.→読んだ ◯レッドゾーン→読んだ ◯ハゲタカIV グリード ◯シンドローム ◯ハゲタカ4.5 スパイラル ◯ハゲタカ2.5 ハーディ

    32
    投稿日: 2025.11.12
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    投資ファンド系の本で読んでみたものの中国の名前で最初はフリガナがあったけど途中からフリガナが振っていなく中国人の名前の読み方がわからず最初のページに戻ったりして面倒だったのが残念なところ

    1
    投稿日: 2025.06.01
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    ハゲタカ3 リーマンショックによる世界的な金融危機のさなか、中国ファンドが日本を代表する自動車会社にTOBを仕掛ける 主人公の鷲巣政彦はまだ燻っている上巻

    0
    投稿日: 2025.02.19
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    ハゲタカシリーズ第3弾は、日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車の買収を巡り、中国ファンドと鷲津が対決する。 中国の買収王は、何故か鷲津を誘い出そうと様々な策を仕掛ける。彼の意図は何なのか、鷲津はどう動くのか。 序盤戦から誰が味方で誰が敵か、鷲津すらも判らなくなってくる。 アカマ自動車の社長と社長室長が、中国ファンドの買収策に必死に抵抗するが、次第に追い詰められる。 打開策は?鷲津は?目が離せない攻防が繰り広げられる。 鷲津の協力者が放つ言葉が、トランプが再び大統領になった今の日本の状況に妙にシンクロする。 「アメリカの時代は終焉に向かってます。この際、日本は中国ともっとまっすぐに向き合うべきですね」。

    8
    投稿日: 2025.02.15
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    ハゲタカシリーズの中でも、1の次に面白いと思う。ただ、クライマックスで登場人物が多くなりすぎて誰がどれか分からなくなったり、やや無理やり伏線拾いにいってるのが残念。

    1
    投稿日: 2024.07.04
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    伏線満載の上巻。 前作ほどのめり込めなかった。 賀一華が悪党という感じがしないからかも。 下巻に期待。

    3
    投稿日: 2024.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 アカマはマツダがモデルかと思っていたが、トヨタのようでもある。日本のリーディングカンパニーのトヨタを海外からの買収で守らない国は何してるんだという感じ。 これまでの作品はある程度事実を基に作られていたと思うが、トヨタ買収騒動なんてあったかな?今作からオリジナルになったのか?いずれにしても上巻はこれから起こる嵐への仕込み的な感じ。鷲津のスーパービッグディールがこれから始まると思うと楽しみ。 あらすじ 中国が日本のアカマ自動車をターゲットにした買収を行おうとしていた。鷲津は、中国国家安全部の王より中国の外貨準備金を使って立ち上げたファンドCICでアカマ自動車を買収しようと誘いを受ける。 CICは、サブプライムローンで資金難にあえぐアメリカのゴールドバーク・コールズに資金出資を行い、一気にアカマ自動車の買収を行う姿勢を見せる。 一方、曙電機の再生に目処をつけた芝野は、CROを辞し、昔、銀行時代にお世話になった恩人が残した東大阪の町工場マジテックの経営に乗り出すことにする。 中国のホリエモン賀がアカマの株を買いあつめており、TOBをすると宣言していたがその後の動きがなかった。一方、鷲津はリンの進めでニューヨークに行き、GCの買収を検討するが、トップと会って中止する。その後、上海に行き、賀と会い、彼の手引きでアランの婚約者だったという美麗に会うが、彼女は精神的ショックで声を失っていた。 アカマ自動車は、社長がTOBに備えて、軍事産業部門を立ち上げ、国から守ってもらおうとするが、社内での抵抗が強い。赤間一族の副社長を担ぐ一派があり、最高顧問の赤間周平に収めてもらおうと考えていたが、周平はレースの事故で亡くなる。周平が亡くなったタイミングで賀はTOBを仕掛ける。

    7
    投稿日: 2024.02.21
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    TVドラマのハゲタカが好きだったため手に取った本。 最初は大森南朋がチラついたけど、それが消えるくらいに入り込めて面白かった。

    0
    投稿日: 2023.11.11
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    映画版ハゲタカが大好きで手を出してみた。 鷲津も中華買収王の賀一華は、映画版と違ってチャラくてモッサリめだな。というか映画版の二人が色男すぎるのか。 アカマ自動車では、映画版では登場しない創業家一族と大内社長室長がいいアクセントになっていて、映画版とは違った展開になりそうだ。 役者が出揃ってゲーム開始というところで上巻は終わる。上巻全体がプロローグのような感じで下巻が楽しみだ。

    0
    投稿日: 2023.05.27
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    一見関係なさそうなストーリーが最終的にどう繋がるか気になる。 バディーも読んであったため、鷲津がどうやってアハンの死の真相を解くのかも今後の見もの。

    0
    投稿日: 2023.01.11
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    好きな登場人物の1人であるリンの露出が多くて良いです。中国が遂に描かれたな、、、という感じ。下巻へのフリが随所に描かれており、どうなるのか楽しみです。

    1
    投稿日: 2022.12.28
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    ハゲタカシリーズ第三弾。 大手自動車メーカーの買収をめぐり中国ファンドと争う話。 第二弾に続きアランの死に関する謎かけ、 上海へ戻った駆け出しの弁護士の女性の話がどのように鷲津と絡んでくるのか。 伏線だらけの上巻でした。 下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.04.05
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    自動車業界買収を舞台に中国の闇が現れる。感想は下巻後に述べるがアランが亡くなった事情も分かるだろう。

    0
    投稿日: 2021.12.17
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    「ハゲタカ」シリーズ3作目 アカマ自動車って、微妙にト◯タでも、ホ◯ダでもないところが、お話としてよく考えてあるなぁ、という反面、 (316ページ)CAE(キャエ)のシミュレーションでは・・・   CAEとはコンピュータによる事前検証のことで・・・ (317ページ)CADやCAEなどを用いた計算機援用工学を学んでいた。 もうちょっと、ちゃんと勉強してよと云いたいところとか、ディーゼルエンジンのキーテクノロジって、多分、あの話なんだろうな・・・って理科系人間に読ませるには物足りません。

    0
    投稿日: 2021.06.16
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    11月-1。3.0点。 ハゲタカシリーズ第3弾。今回は、自動車メーカーを巡る闘い。トヨタがモデルかな。 ハゲタカ2.5に出てきた、賀一華も重要な人物に。 切れ味あるストーリー。安定感。

    2
    投稿日: 2020.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3.5 前作から半年後2007夏から始まる。日本最大の自動車メーカー(トヨタ?)アカマ自動車を巡り、米中を巻き込んだ大型ディール。国産自動車産業を作りたい中国の思惑、日本を代表する企業のM&Aと抗戦。鷲津の活躍と厳しさ、日本や企業に対する想いも光る。アカマ自動車のプライドや車に対する熱さ、コンプライアンス問題、芝野が世話になった中小メーカーマジテックの再生の話などが入り乱れなかなか面白い。 2007年当時の中国通は中国を知りたければマカオに行けと言っていた。膨張中国そのもの。 ホライズンキャピタルの歴史。プライベートエクイティと呼ばれる再生ファンドとしてビジネスを開始し、不良債権をバルクセールで一括で買いその中から黄金を見出し財産を築く。その後は経営難に陥った企業を買収し3-5年かけて再生させて利益を生むビジネス。 バブル崩壊後の失われた10年で何を学んだか。より上手な責任転嫁の方法か、外国から金だけむしり取って、今まで通り自国のルールだけで経済を回そうというご都合主義か。日本人の多くが誤解しているのは、この国は自力で復活したと思っていること。血のにじむようなグローバルスタンダードを受け入れ、国際経済社会の一員になり、それによって外国から金が流れ込んだに過ぎない。なのに、経済がちょっと回復したら鎖国しようなんて甘すぎる。 中国社会の常識は、強者が弱者を抑え込むために法律がある。そのため、人民は社会で起きる不条理には目をつぶり、コネと金と知恵を絞って渦中の人にならないように努力するのが処世術。後継者のいない日本の中小企業を買い取る中国人が増えている。 世の中で一番大事なのは諦めないこと。どんなに金に困っても仕事がなくても諦めたら負け。仕事がないなら創ればいい。 ニーチェの名言。言葉発せられた途端に嘘が始まる。 アカマの教え。決断に悩むときは3日悩むといい。最初の一日は自分の考えを肯定して悩み、2日目は徹底的に否定してみる。最後の日は、その二つをぶつける。そこまで悩んだ決断には結果が自ずとついてくる。風通しの良い会社とは、部下が面と向かって上司の悪口を言える会社だ。 買収を防ぐ方法は。ポイズンピルなどもよいが、時価総額を上げる努力を怠らないこと、アカマファンをたくさんつくること。株主や従業員、取引先、消費者に至るまで、誰からもアカマはいいよねと言ってもらえる努力。M&Aの勝敗は、時に世論が決める場合がある。

    0
    投稿日: 2020.08.08
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    投資ファンドや投資銀行の業務内容についてストーリーを通じて理解できるため腹落ちしやすく、記憶にも残りやすいと思いました。 大企業のM&A案件とか一生に一度手掛けてみたい。

    1
    投稿日: 2020.05.26
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    ハゲタカシリーズ三作目。相変わらず読者を一気に引き込み、ワクワクが止まらない展開はお見事。フィクションでありつつ、もし現実にこれが起きたら…と思わずにいられないのは、作者の丹念な取材に基づくものだとあとがきを読んで納得した。

    0
    投稿日: 2020.05.05
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    後編に続くための、前フリ話で特に面白いってわけじゃないが、 後編をワクワクさせるような期待感の詰まったお話。 じっと我慢して読みましょう。

    1
    投稿日: 2019.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本の代表的な企業でもあるアカマ自動車が、中国の賀一華が率いるファンドからTOBを受ける。 それはアカマの精神的支柱の赤間周平元社長が亡くなった2日後のことだった。 賀は謎に包まれている人物である。 鷲津はどうやって動くのか? 柴野は曙を辞任し、中小企業マジテックの社長に就任している。 上巻では、鷲津と芝野の絡みはないが? またアランの死の謎にせまっている?

    0
    投稿日: 2019.02.23
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    中国の政府ファンドに買収をしかけられた日本トップの自動車メーカー、赤間自動車のホワイト・ナイトになるハゲタカ鷲津。 中小企業再生の話、中途半端。

    0
    投稿日: 2018.10.18
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    鷲頭を取り込もうとする中国CICの思惑とは?中国のホリエモンは馬鹿を装った切れ者なのか、中小企業に移った柴野さんは本筋とどこで絡むのか(クリーンディーゼルってヒントは出たが)そして、鷲頭雅彦に投資が甦る!アカマ自動車の明日はどっちだ?

    0
    投稿日: 2018.10.14
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    【感想】 学校の授業で習った内容や、普段日本人が口にする「中国」という国。 皆がどんなイメージを抱いているかは分からないが、少し前までは個人的に卑下して見ていた感覚があった事は否めない。 ただ、最近GDPが抜かれ、確実に巨大化が止まらない「中国」という国の不気味さや底力に、最近は畏敬の念や憧れなどを抱いている。 (大小の差はあるとしても)国民1人1人のスペックも、日本は中国に敵わないだろうなと最近思う。 本作品もその優秀さと不気味さは健在で、あの鷲津でさえも中国の連中の掌で踊らされているような、そんな印象を抱いた。 単純に下品なだけでは決してなく、したたかさや損得勘定などを容赦なくできる辺り、中国人はとても興味がある。 最高の作品でした。下巻も楽しみ! 【あらすじ】 莫大な外貨準備高を元手に、中国が国家ファンド(CIC)を立ち上げた。 若き買収王・賀一華(ホーイーファ)は日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車を標的にする。 さらに鷲津政彦を誘い出す。 「一緒に日本を買い叩きませんか」。 日本に絶望した男はどう動くのか。 産業界の中枢に狙いをつけた史上最大の買収劇が始まった。 【引用】 p166 「あの国には法律がない。いや、そもそも法の精神すらない。そんな国で、何をやるんだね。」 法律は無力だ。 所詮、法律はお上品な先進国のためにだけ機能する。 為政者や特権階級の人間が、法律の解釈を勝手に曲げる国に未来はない。 p247 決断に悩む時は、3日悩むといい。 最初の1日は、自分の考えを肯定して悩み、2日目は、徹底的に否定してみる。 そして最後の日は、その2つをぶつける。 そこまで悩んだ決断には、結果が自ずとついてくるものだ。

    4
    投稿日: 2018.09.19
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    今月の1冊目。今年の19冊目。 ミーハーでドラマ化したのがきっかけでここまで読みましたが、面白いですね。自分もハゲタカになりたいなと思うくらいです。

    0
    投稿日: 2018.09.09
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    莫大な外貨準備高を元手に、中国が国家ファンド(CIC)を立ち上げた。若き買収王・賀一華は日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車を標的にする。さらに鷲津政彦を誘い出す。「一緒に日本を買い叩きませんか」。日本に絶望した男はどう動くのか。産業界の中枢に狙いをつけた史上最大の買収劇が始まった。

    0
    投稿日: 2018.06.17
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    ハゲタカ第三弾。プライベートエクイティファンドSAMURAIベンチャーキャピタルを立ち上げた鷲津と日本の象徴的企業であるアカマ自動車をめぐる買収劇。そこには中国の赤い魔の手が・・・・

    0
    投稿日: 2018.05.12
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    2作目(バイアウト)はもう一つカタルシスに欠けたがこの3作目は面白かった。ラストの畳み掛けっぷりと伏線回収っぷりが良い。でも相変わらず登場人物が気取っててウザい。

    0
    投稿日: 2017.06.24
  • さあ、賽は投げられた

    シリーズ第3弾。 (まだの方は「ハゲタカ」と「ハゲタカⅡ」をどうぞ) 所々で以前までのストーリー説明や人物紹介が入るので、 わかりやすく、無理なく読めました。 ますますスケールは大きくなり、山口、栃木、大阪、上海、マカオ、香港、NYと 舞台は目まぐるしく変わります。 もはや国家予算か?と思うほどのディール金額に、 あまり身近には感じられません(笑)が、実際に行われていることかと。 話の展開に勢いがあり、一度読み出すと止まらない! 下巻での鷲津の活躍に期待大です。

    12
    投稿日: 2016.12.18
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    ハゲタカの続編。 企業買収における難解な単語も平易な言葉で解説しながら、楽しく話は進んでいきます。 読み物としては非常に良くできた作品であると思います。

    0
    投稿日: 2016.08.01
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    ハゲタカシリーズ。 投資ファンドの専門用語がわからないのと 中国人の名前を覚えられなくて 読むのに時間がかかったけど、 やはりおもしろかった。

    0
    投稿日: 2016.06.19
  • テレビ版ハゲタカの原作

    やはりこじんまりとまとまったテレビ版とは比べものになりませんね。テレビ版で内容を知っていても、読んでて引き込まれます。下巻での鷲津の活躍や、アランの死の真相にたどり着いた時の鷲津の姿、今から読むのが楽しみです。

    1
    投稿日: 2016.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2011年6月文庫初版発行。  「ハゲタカ」シリーズの第3作目。図書館から借り、陸前高田市からの帰り、北上から上野までの新幹線の中で読了した。  上巻は2007年~2008年が舞台。本作では、中国資本が日本を代表するアカマ自動車を買収しようという話が軸。  それに、事業再生家となった芝野が、大企業を辞めて大阪の中小企業・マジテックの再生のために動き出す話がからむ。  前二作に比べ、ハードボイルド風になってきた。死んだアランと婚約していた女も出てきた。が、ショックのあまり部分的に記憶を無くし、声も出なくなったとの設定。  中国資本は、正体が謎のうえ、バックに国がついていたりするので、話が見えにくい。  この上巻では、上海の買収王 賀一華からの経営参画を目的とした株の公開買い付けが始まる。が、裏には中国の国家ファンドCICの影が。  アカマ自動車は全社一丸となって企業価値を高める動きをしなければならないときなのに、創業者一族の赤間太一郎を担ぎ出して取締役会のクーデターが画策されている。社長室長の古屋は、最高顧問・赤間周平に太一郎がアカマ・アメリカの社長自分に犯した失敗を知らせ、太一郎を辞めさせようと考えていた矢先、周平はサーキットでの事故で亡くなる。  

    0
    投稿日: 2016.01.22
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    モノづくり大国・日本の大手自動車メーカー・アカマの買収を画策する謎の中国人・賀一華。なんと賀はゴールデンイーグル・鷲津に対してこの買収の協力を持ちかける。盟友・アランの死の謎と賀一華。中国をも巻き込んだ買収劇が始まった!

    0
    投稿日: 2016.01.02
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    今回は、中国対日本の大企業という構図。その中で鷲津がどのように振る舞うかが、ストーリーの肝に。 上巻は、中国実業家と日本企業の直接対決が始まったところまで。下巻が気になる。

    0
    投稿日: 2015.10.04
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    やっぱり鷲津はかっこいい。いつも大森南朋に脳内変換して読んでる。 映画の原作、アカマ自動車買収の話だか、映画とはかなり違う。でも、原作は原作で面白い。

    0
    投稿日: 2015.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『スパイラル』を読んで、こちらも読みたくなったので。 映画版ハゲタカの原作とは言え、結構ストーリーは違う 映画も面白かったですが、やっぱり原作の設定・世界観大好きです リンが出てくる場面は急にドラマッチックになるから好き あと飯島も好き。完全に中尾彬で脳内再生されるけどw 二人がたくさん出てくる展開で、うれしかったです

    0
    投稿日: 2015.08.23
  • 続きを読まずにはいられない!

    経済音痴な私には時々理解できないことも出てきたりするのに、物語に引き込まれて一気読み。鷲津チームは最強です。鷲津が、パッと見、どこにでもいるような冴えないサラリーマン、といった人物像であることが私にはワクワクさせてくれるほどに魅力的で、目が離せません。最後に載ってる真山さんと池上さんとの対談もとても興味深かったです。

    3
    投稿日: 2015.08.14
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    企業防衛策がいろいろ出てきて、ファイナンスの勉強を始めたばかりの人にもわかりやすいかも。 ラストが失笑させられますが、専務になった大内室長のこの後の奮闘ぶりを見てみたい。 あのびったれはいつまでもびったれのまんまなのかも気になります。

    0
    投稿日: 2015.06.04
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    ・あらすじ 中国VS鷲津政彦VSそのた ・かんそう 中国って大きい。アランのあれって何?なんか違う。そういうのハゲタカシリーズに求めてない。中国人の名前おぼえづらいよー。でも面白かった。

    0
    投稿日: 2014.12.09
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    ご存知、ハゲタカの続編です。 映画の原作とのこと。 ドラマとは登場人物や内容が少し違うのですが、ドラマ自体おもしろかったので、そちらも楽しみです。 サブプライムローンの打撃にあえぐ大国アメリカ、 中国における法のあり方と経済、赤い金のパワー、 ものづくり日本を標榜する国家の建前と日本を代表する車メーカーと小さな町工場の生き残り、 全部パッケージされています。 世界経済のグローバルスタンダードに参加する以上、リスクは覚悟しなくてはいけないのでしょうね。 ただ、そこにも一定のモラルがある、はずだった。 それを無視する赤い金。 できればつきあいたくない、でも無視できない。そんな存在。 陳腐な言葉ですが、今回も“ハラハラ”します。現実を透かして見るようで頭が痛くなる部分もありますが、 そこが読み応えがあるというのでしょうか。 鷲津さんがヒーロー過ぎる気もしますが、私は好きです。おもしろかったです。

    0
    投稿日: 2014.08.13
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    勢いで読んだ。面白いことは面白いし、現実も加味しているせいか、魅力的な話。しかし、全体としてのプロットには疑問。 前からのキャラクターを描くために、無理やり話を盛り込んでいる。

    0
    投稿日: 2014.05.23
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    ハゲタカシリーズ第3弾。 経済小説にハマるきっかけとなった一冊。今では大好きなシリーズの一つだが、 約1年半ほど前、中国にいるとき、両親が中国に来てくれるときに、「成田で3冊ほど小説を適当に選んで買ってきてくれない?」と頼んで父が本当に適当に選んでくれたであろう一冊。これが鷲津政彦との初めての出会い。続きがずっと気になっていて、帰国後すぐに下巻、「ハゲタカ」「ハゲタカ2」を読んだ。 いま考えると、「ハゲタカ」から読みたかった気はするが、父が買ってくれていなかったら、きっと今も鷲津も経済小説のおもしろさを知らなかった。これをきっかけに、高杉良や池井戸潤作品を読むようになった。 父は鷲津政彦はもちろん、真山仁を今も知らない。父が選んでくれた後の2冊はなぜか同じ真山仁の「プライド」と東野圭吾の「ダイイング•アイ」。なぜ、真山仁を2冊だったのだろうか•••。ちなみに、後者は既読。。。父がどのようにこの3冊を選んだのかは聞いていないが、次に会ったときにでも選んだ理由を聞いてみたい。

    0
    投稿日: 2014.03.24
  • 赤い国はやることがデカイ。

    パターン化は否めないが、やはり面白いのでグイグイいける。遂に国家ファンドまで登場し扱うディールの規模は桁違いにでかくなる。しかし黒幕の謎を追うあまり肝心のアカマ案件と芝野のマジテックの件が後半さらっと終わってしまった。その点については食い足りない。ただアランの件も片がついたので今回で一区切りか。

    2
    投稿日: 2014.02.05
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    日本の大手車メーカーをめぐり、鷲津、中国政府系ファウンドそして鷲津が以前在籍していたファウンドKKLが争う。そして、アランの死の原因も明らかになっていく。 中国に対する理解を深められた。中国人の考え方、法律がまかり通らないこと、根底には優しさを備えているなどなど。

    0
    投稿日: 2014.01.23
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    日本を買いあさる!ハゲタカ鷲津の復活は?  トヨタを思わせる アカマ自動車会社の中国とのTOB争奪戦!  おもしろい!もう下巻へ! 感想は下巻で!

    0
    投稿日: 2014.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ○真山仁氏のヒット作「ハゲタカ」シリーズの3作目。 ○舞台を中国に移し、日本を代表する企業買収をめぐる日中間の争いを、臨場感たっぷりに描いた作品。 ○新しい事案である一方、過去の登場人物が折々に配置され、継続的な読者としては、とても面白く、展開も期待される。

    0
    投稿日: 2014.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ますますエスカレートするなぁ。。 フィクションだから笑って読めるけど,実話っぽい部分もあるから時々ドキっとするよね。 下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.01.15
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    中国に関連する本を読みたいと思っている。 真山仁のベイジンをよんで  中国に対するイメージがかなりできあがっていることに 驚きがあった。 その上で 中国の豊富な資金を持つCICが、 アカマ自動車を 買収するために、策略を練っている。 その買収責任者に 鷲津政彦を すえようとする。 これ自体が 魅力的な設定で、それをいかに鷲津がことわり、 違った 展開をするのか? 賀一華が アカマに TOB をしかける。 精神的主柱の 赤間周平 75歳が 自動車事故で死亡する ことで、一枚板が かき乱される。 アカマ自動車は どうのりきるのか。 法律というものが あってなきがごとしの中国が どうやって、法律というルールを守るのかというのに、 興味があるが、それはやはりできない相談だ。 優秀な若手中国人弁護士が 謝慶齢 が活躍するのかがみものだ。 ニューヨークで仕事をするより、上海で仕事をする理由が 小籠包が美味しいから というのがいいな。 鷲津のパートナー アランが死んだ 原因が謎とされるが  それがどう物語に発展するのか。 芝野健夫が 曙電機をやめて、 技術開発型のマジテックの仕事を始める。 それは,いったいどんな伏線となるのか。 下巻に向けての さまざまな 伏線が  どうつながっていくのだろうか。

    0
    投稿日: 2014.01.03
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    相変わらず鷲津さんはかっこいいなぁ。今度の相手はルールが通用しない中国。ものづくり大国日本の根幹企業である自動車産業がどう動いていくのか…下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2013.10.24
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    真山さんは安定感あります。実力あるんだろうね。 経済小説の難しい部分も分かりやすく、ぐいぐい読んでいける。 伏線の張り方とかも好きです。

    0
    投稿日: 2013.10.24
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    真山仁のハゲタカシリーズ第3弾。 期待を裏切らない。 アランの死の理由は下巻で分かるのかな。第2弾では分からないままだったから。死の現場にいた中国人女性が記憶喪失ってのもドキドキさせる。 アカマ自動車も今後買収されているのか、どうなるのか気になる。 前のシリーズと違って、今回出てくる企業が、アカマ自動車、マジテックと2つだけなのがいいかな。ちょうどいい。あまり出てくると複雑だし。 今回はグローバルになってきた。次回作はどうなるのか。

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    投稿日: 2013.09.23
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    ハゲタカシリーズ第三段。 今回のハゲタカ(鷲津)はアカマ自動車(モデルはトヨタ)を巡る中国企業との買収合戦を行う。 平行して芝野は中小企業のマジテックの企業再生、また中国人の弁護士の話も展開されるが関連は上巻ではあまりない。 松平貴子は出番がなさそう。 ハゲタカⅡでは触れられなかったアランの死の真相にも迫る。

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    投稿日: 2013.06.27
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    さらに大規模に。 前回まではアメリカと日本のスケールでしたが、今回はさらに中国が密接に関連してきます。 ゆっくりではありますが、アランの死の謎を追うことも続いています。 そのため、次第に芝野や飯島などの出番は少なくなり、鷲津メインで進みます。 話の展開としては、前回までと少し似ていてアカマ自動車を巡って争いながらも芝野はマジテックの再建を試みています。 また両者が交わることになるのかどうか、どんなクライマックスが用意されているのか。下巻に期待です。

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    投稿日: 2013.03.30
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    間違いなくおもしろいんだけど、話がでかくなりすぎてリアリティが。 やはりハゲタカシリーズは第一部が一番おもしろい。 しかし現実におこった出来事を小説中のタイムラインに入れてみたり、お金や会社の仕組みの解説が部分部分に挿入されていて一見難しそうに見える内容も理解できるし、なにより勉強になる。ビジネスマンにはオススメの一冊。

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    投稿日: 2013.01.05
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    blogにて http://iburin.blog.so-net.ne.jp/2012-11-11

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    投稿日: 2012.11.11
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    映画では観たのだが、原作を読むのは初めて。原作の方が背景描写なども細かいので、M&Aのスリルがより伝わってくる印象。鷲津のクールインテリジェンスは、下巻に発揮されるのだろうか。 にしても、おもしろい。

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    投稿日: 2012.11.08
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    上巻ではこの三つのお話どのようにして係ってくるのかは分かりませんがキーワードはやはり中国です 急速な経済発展を遂げているこの国の光と影 急速に発展したが故に国際社会に追いつけない法律、倫理・・・ すでに日本を追い越したといわれる経済・・・日本はどのように対抗しまた付き合っていかなければならないのか 経済だけではありませんしね 真山作品には『ベイジン』という作品がありましてこれも中国を題材とした作品です そして、『ハゲタカⅡ』からの持越しされた鷲津の弟分・アランの死の理由 ちょっと近づいてきましたよー さてさて下巻ではどうなるんでしょうかねー 上巻はパートⅠ、Ⅱに比べても読みやすい感じでしたよ~ http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-204.htmlより

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    投稿日: 2012.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の謎であったアランの死の理由がわかってスッキリしました。話としてはスケールが大きくなりすぎてしまった感が否めないですが、スリリングな展開は面白いですね。

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    投稿日: 2012.09.29
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    上巻は全て布石。下巻で解決って感じの構成かな。 上巻の厚さで少し萎えるけど、視点があちらこちらに移るので、意外と読み進めやすい。 ただ、進むにしたがってどんどんスケールが大きくなって、ちょっと手に負えない感じはする。 今回は鷲津メインというより、アカマ中心かな。でもそこが視点ってのが面白く読める。

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    投稿日: 2012.09.07
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    今作のハゲタカは事業会社を主体とした話。町工場職人とその専務となった芝野が居酒屋で人情くさい会話する場面、公聴会で鷲津が日本版SWF創設を倒産会社に例えて批判する場面は気にいっています。

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    投稿日: 2012.06.17
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    前作同様のスピード感ある展開で一気に読み通せた。が、前作に比べると、主人公が鷲津であるべき理由に欠けているように感じた。また、前作ラストの伏線も、新米弁護士の伏線もストーリーとの絡みが少なく、もったいない感じがしないではない。前作ファンなら読んでおきたいが、そうでもなければあえて手を出すまでもないかも。

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    投稿日: 2012.06.10
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    企業買収をテーマにした小説 買って、経営を効率化して、企業価値を高めるという理論も尤もだと思うけど、一方で自社努力で既存の力と経験で企業価値を高めることを目指すものもいる。どちらにも想いは存在するけど、そのために負けてしまう。結局功利主義と冷静さが正しいのかと複雑な感想です。 しかしながら、他人の台所を覗くのって、なんでこんなに楽しいのかね。 後半にて、想いが勝つことを期待して

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    投稿日: 2012.04.19
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    ハゲタカシリーズはやはり鉄板で面白い。 次の作品ももう始まっているようなのですでに楽しみ。 鷲巣の神がかり具合がだいぶ飛躍しています。爽快。

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    投稿日: 2012.04.18
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    「まさかとは、考えない人間の逃げ口上、というアカマの社訓がある」この一文だけでも色んな人に読んで頂きたい。

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    投稿日: 2012.04.14
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    なかなかです! 企業買収のお話です。おそらくわたしは、シリーズものの順番を後ろの方から読み出してしまったような気もします。(まぁしょうがないです。) 企業買収、経済の話をわかりやすく? 軽いタッチ?で なのか す~っと読みやすく話が入ってくる感じです。 三つのシチュエーションが進行していて 最後に全てが絡み合ってくるんだろうけど まだ種がまかれて 目が出始めた感じです。 下巻が楽しみになりました!! もうちょっと深くいってくれてもいいですね。 個人的には、マジテックのお話が好きです。 登場するキャラクターもけっこういいですね!!

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    投稿日: 2012.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    NHKのドラマ『ハゲタカ』で知った作家、真山仁。 ドラマを見て以来、彼の作品はほとんど読んでいます。 今回は本屋で文庫化されている事を知ったので、映画化もされた本作を手に取りました。 内容はアカマ自動車を巡る買収劇。 中国の政府系ファンドに買収を仕掛けられるアカマ自動車が窮地に立たされる。 しかし、鷲津の筋書きによって、最大のピンチをチャンスに変えていく。 一時期に比べ、政府系ファンドという文字を新聞等で見聞きする事が少なくなった気がするが 本文中に出てくる『どうせ捨てる金なら、上手に使えばいい』という発想の相手(中国)と 今後、対決しないといけなくなったとき、日本はどうすればいいのか?を問う作品。 いま、求められているのは鷲津のような絵を描ける人なのだろう。 冷徹に現実を分析し、ストーリーを描き行動する。 スケールは小さくても、しぶとく生きていけるようにしなければと考えさせられた。

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    投稿日: 2012.02.25
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    今年の記念すべき第1冊目。 最近浮世離れした内容の本ばっかり読んでたので、ちょっと現実に戻ってみようと。 キーワードが「中国」「自動車」って…どんだけ現実ど真ん中なんだ。 冒頭あまりの現実ぎらぎら感に若干うんざりして立ち止りましたが、ストーリィが動き出したらあっという間でした。 ああ疲れた。 それにしても小説の中で「コモンレール」(ディーゼルエンジンの一部)やら「ECU」(制御装置)やらの名前を聞くことになるとは思いませんでしたよ。 新入社員研修かッ!みたいな。 あと、巻末の対談で、私が去年あたりからずっと不安に&不思議に思ってたコトと同じコトを話していて、「仲間がいた!」ってちょっと嬉しかった。 まあ対談は09年のものなので、どんだけ遅れてんねん私!って感じですが。 しかしこれ、シリーズモノの第3作だったとは…。 先に読んでしまったのは手痛い失敗であったよ。

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    投稿日: 2012.02.02
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    ハゲタカシリーズ第三弾。やはり主人公の鷲津政彦がかっこいい。いい奴なのか悪い奴なのか、微妙な設定がいい。  中国が絡んでよりダイナミックかつスリリングな展開に。  面白くて一気に読める。 

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    投稿日: 2012.02.01
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    「ハゲタカ」シリーズの続編です。前作で活躍していた芝野さんの影が薄かったのが寂しいですが、作中の自動車会社をめぐった買収劇はなかなかリアルでした。

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    投稿日: 2012.01.31
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    ああ、惜しい、最後の四分の一、一気にダレて消化不良。。。 途中まですんごいスピード感でビュンビュン読んだだけに残念。 柴野とマジテックのその後、とか。慶齢って結局なんだったの、とか。将家何もそこまで、とか。綿密に練られたプロットの一部が繋がらないままで放置された感がありあり。惜しすぎる。 ※以下備忘録:悩みがあるときは3日ごし、1日目は肯定的に、2日目は否定的に、3日目は肯定と否定を戦わせる。 SWFは豊富な外貨準備高を減らすためで、儲けるためではない。

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    投稿日: 2012.01.30
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    新しいこともあり、サブプライム問題とか、中国の台頭、日本企業の危機感の希薄さ等、現実の社会でも起きそうなものが対象で、非常に面白く、あっという間に読んでしまった。

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    投稿日: 2011.12.19
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    ハゲタカⅠ・Ⅱに続くシリーズ3作目。舞台が中国へと、話がどんどん大きくなってしまってますが、相変わらずキレのよい文章で、物語にグイグイ引き込んでくれます。 このまま下巻に突入します。

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    投稿日: 2011.12.18
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    企業買収という難しいテーマだが、興味深く読み切れる本。 ハゲタカシリーズは、NHKのドラマから入り、ハゲタカⅠ・Ⅱをたどっている。 久しぶりに読んだものだから、鷲津を大森南朋として読み始めて、「あれ?違うわ・・・」となる。 NHKの大森南朋版の鷲津も好きだが、原作の鷲津も好きだな。原作の方が人間身ある感じ。 内容について、始めは読むのに苦労したが、段々引き込まれるように読めていった。後編に向けての盛り上がりがいい。 「さぁ、後編読むぞ!」といいテンションを保ったまま本を閉じれる。 東野圭吾以外でここまで入り込んで読んだのは久しぶりな感じがする。 後半も楽しみ。

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    投稿日: 2011.12.04
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    「ハゲタカ」シリーズの第3弾。今度の相手は中国。下巻でどうなっていくかわからないのは、3作目でも健在。 読み終わるのが惜しい作品。

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    投稿日: 2011.12.04
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    ハゲタカシリーズ第3弾。 劇場版「ハゲタカ」の原作となった本書。 日本に失望した鷲津が乗り出すアカマ自動車買収。 中国の若き買収王との争いに鷲津は果たして勝てるのか? 登場人物達はそのままに、新たなストーリーとなった。 当然、これまでのシリーズの内容が随所に出てくるので、 従来のファン向けであるのは間違いないが、 もちろん単体でも十分に楽しめる。 主に3つの視点で描かれているストーリーが、 下巻ではどう交差してくるのか?実に楽しみ。

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    投稿日: 2011.12.03
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     ハゲタカシリーズの3作め。中国が立ち上げた国際ファンドが、日本最大の自動車メーカーを標的に買収を謀る。白羽の矢が経ったのが、日本で最強の買収者と呼ばれる「サムライ・キャピタル」社長の鷲津政彦。自動車メーカーの内紛、中国政府の関与など、さまざまな勢力がうごめく姿が興味をそそる。舞台になるのは上海、マカオ、香港。中国の素顔が活き活きと描かれており、スケールの大きさも圧巻。鷲津と中国国家ファンドとの戦いがどう決着するのか、最後まで目が離せない。

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    投稿日: 2011.11.30
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    何か詰め込みすぎの印象。登場人物全員お金持ちすぎて、「これはビジネスマン向けのハーレクインなのか?」と思いました。映画とは違って楽しめる感じです。

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    投稿日: 2011.11.25
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    鷲津政彦がアランの死をひもとくべく 中華人民共和国と接触。 法律のルールがあってないような国との企業買収合戦 好きなだけなんです 鷲津政彦が あの人間観に憧れるだけ ただただそれだけ

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    投稿日: 2011.11.09
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    自身を金融業界への道に進ませるきっかけとなった本、ハゲタカ。 本書は、そのハゲタカシリーズ3作目である。 相変わらず面白く、 金融の奥深さ、グローバルで働くことの面白さ、 情報収集の大切さ、仲間の大切さ、いろんなことを教えてくれる。 3作ともに、 人生について思い悩んでいるときに、 目の前にポーンと現れてきては、元気を与えてくれている。 今後とも事あるごとに読み続けていきたい本である。

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    投稿日: 2011.10.25
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    この本はファンドの買収劇をテーマにした小説だ。主人公は、鷲津政彦という日本人。1986年にアメリカ最強のファンドKKLの日本法人ホライズン・キャピタルのトップとして日本に帰国。日本で買収合戦を繰り広げ、大旋風を巻き起こした人物・・・。ちなみにこの時の話は、シリーズ初回作「ハゲタカ」、二番目の作品「ハゲタカⅡ」で描かれている。 正直、前作「ハゲタカ」や「ハゲタカⅡ」はあまりにも面白くて何度も読み返してしまったものだが、今回の作品も負けず劣らず面白い。この本・・・いや、シリーズ通じて読者を惹きつける特徴が色褪せていないからだろう。 (書評全文はこちら↓) http://ryosuke-katsumata.blogspot.com/2011/10/mba1mboebombo-201161-2-1986kkl-1-1-11.html

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    投稿日: 2011.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先が読めない、アカマ自動車買収劇。それに絡む人々の様々な背景。相変わらずのスケールの大きさに、もちろん鷲津のカッコよさ♪ただ、慶齢のの役割が、たいしたことなかったのが残念といえば残念。魅力的な登場人物だっただけに。アラン関連の事情は必要だったのかな…?終わり方のセンスはさすが!

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    投稿日: 2011.10.01
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    映画『ハゲタカ』の原作だからという理由で読まなかったのですが、中身は映画とは全く違う、映画以上に興奮しました。 真山作品は映画だろうが、ドラマだろうが放映されても、原作を読んでも損はなしってのがわかりました☆

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    投稿日: 2011.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上下巻、巻措くあたわずという感じで一気に読みました。 本書では日本を代表する「アカマ自動車」に 中国国家ファンドが買収をしかけます。 映画版『ハゲタカ』(2009年)の原作にあたりますが 映画版との違いもたくさんあり、非常に面白かったです。 映画版で描かれた賀一華の悲哀や リーマンショックを思わせる大暴落への展開は 映画版オリジナルですが、 アカマ自動車の防衛策や創業家の問題、 賀一華の背後関係、鷲津への中国国家ファンドからのアプローチ、 アランの死の真相なども小説では書き込まれており、 読み応えたっぷりでした。 読者の興味をぐんぐん引っ張る力は本書でも健在で カタルシスを味わわせてくれる書き手だといつも思います。 エンディングがやや弱い…理想的過ぎると感じますが この著者の作品を引き続き読んでいきたいと思います。

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    投稿日: 2011.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きなハゲタカシリーズの続編。 最初のハゲタカシリーズのインパクトが強かったので、こちらはまぁ普通という評価★★★。 でもリアルさというところでもハゲタカシリーズのがおもしろかったかな。 単に中国の情勢に自分が疎いからなのか。 とりあえず近いうち中国行きたい。 うーん、今年中に上海かな。 アジア・中国の躍動を肌で感じた上で、自分はどうするのか考えてみたい。

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    投稿日: 2011.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ハゲタカ」「ハゲタカ2」の続編。 企業買収劇に関わる人たちの物語。 経済のことがよくわからなくても、楽しめるし勉強になる本。

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    投稿日: 2011.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本を買いたたく. と, 豪語した鷲津政彦に中国国家ファンドが手を差し出す. そしてターゲットは日本の自動車メーカ. その誘いを拒み, 日本の自動車メーカのホワイトナイトに名乗りを上げる. 様々な防衛策を繰り出しながら, TOB 阻止を目論むが, ついに現れた真打ちの前にさすがの鷲津も窮地に立たされる. そのとき鷲津が取った秘策とは... ハゲタカファンドと呼ばれて 90 年代の日本経済を席巻していた米国ファンドをモデルにした小説. 90 年代は確かに, バブルがはじけた混迷の日本を叩いていた. それから 10 年. 今度は IT バブルと呼ばれるバブルがはじけ, さらには, サブプライム問題, リーマンショックとその米国自体の屋台骨が揺るぎだした. そんな中書かれたのがこのレッドゾーン. 舞台の主人公は中国の国家ファンド. このレッドゾーンはすでに映画化されていて, 本書を読む前にすでに映画を見ていた. 主観だが, 映画の方が私は面白かった. 上述のように, 中国国家ファンドと一緒にサブプライム問題も組み合わせた筋立てにしてある意味無駄がない気がする. 小説の中では, あれもこれもと気を遣いすぎ, 盟友とも言える, 芝野建夫や上海の弁護士やかつての同僚のアランの死の真相まで話を広げすぎている. 確かに多少のつながりはあるものの, 本筋にむりやり絡めた感が拭いきれなかった. そして, 自動車業界を舞台にしたことにより, アメリカ BIG3 の内部問題にまでメスを入れている. これはこれで話を盛り上げているが, 取って付けたような感じがする. 全体としてあれもこれもと詰め込みすぎてしまい, 収集がつかなくなってしまったような感じがする. 前作のようにもう少しテーマを絞った方がファンドの小説としては完成度があがったような気がする. それを上手くまとめ上げた映画の方が面白く感じた理由かもしれない. 映画は映画で小説は全く違う世界を築き上げてしまっているのは, 如何なものかと思うが, 映画独立見ればそれなりに楽しめる.

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    投稿日: 2011.08.30
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    (上下巻合わせてのレビューです。) 真山さん最新の文庫本。 実は文庫化が待ちきれなくて、 映画まで見に行った作品(しかも一人で)。 予想通りというか期待通り、文句なしの★5つです。 日本の架空の自動車メーカー(アカマ自動車)をめぐる 主人公ゴールデンイーグルと中国ファンドの大買収合戦劇。 中国という国家の大きさや複雑さが物語に表現されていて、 今まで以上のスケールの物語になっています。 ハゲタカシリーズもこれで3作目。 もう続編はないのかなぁ。。 なかなかこれまで以上の作品を出すのは難しいですが、 真山さんには頑張ってもらいたいなぁ。。 (なんて、思っていたら、続編が次々に出ているようです。楽しみ!)

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    投稿日: 2011.08.26
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    ハゲタカシリーズ完結編?パート1からずいぶん時間はたったけど、やっぱりこのシリーズ面白い。 この間なぜか自分が芝野建夫になって、再建先企業の会議で罵声を浴びる夢を見た。そのくらい面白かった。

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    投稿日: 2011.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハゲタカシリーズの3作目 映画とは内容が若干違うが、原作であるだけあって、内容が濃かった気がする。 中国のソブリンファンドは怖いし。さすが「GDPの3割が賄賂」の国だけあるw

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    投稿日: 2011.08.13
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    鷲津再来。 中国のソブリンウェルスファンドとのせめぎ合いにワクワクしながら一気に読んでしまった。 早く下巻が読みたい。

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    投稿日: 2011.08.10
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    久々に読んだ鷲津さん。中国がテーマで、やっぱりグイグイ読ませてくれます。 しかし、ちょっと登場人物が多い割には薄っぺらい感がある人が若干いるのと、前作までを読んでないと登場人物をよく理解できない点などは、少し残念です。 映画「ハゲタカ」の原作ですが、内容はぜんぜん違います。映画の方がちょっと面白かったかも。 買収防衛策の想像がついてしまったのは、うれしかったのか微妙なところ。

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    投稿日: 2011.07.30
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    2011年07月 03/043 映画版「ハゲタカ」の原作本。映画とはかなり違ってストーリーは複雑です。映画のイメージが強いので引っ張られながら読みました。 あっという間に読んでしまいました。 原発を扱った「ベイジン」も書かれているだけに今後の著作が気になります。

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    投稿日: 2011.07.19
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    この作家が大好きだ。 緻密な取材と大言壮語的な発想、そしてそんなに拡げていいのかと思う物語を無理なくまとめあげる筆力。 いつも感心する。 『ハゲタカ』シリーズの第3弾であるが、シリーズ史上最高の出来だと思う。

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    投稿日: 2011.07.17
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    ハゲタカの3作目。 最後の最後で貧乏くじを引いてしまいましたが。(笑) いい作品でした。

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    投稿日: 2011.07.10
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    映画「ハゲタカ」の原作。映画は観たが、そういえば読んでなかったなあと思い、購入。上巻はまだ、クライマックスに向けての伏線という感じだったので、評価はしづらい。 鷲津役を演じた大森南朋はこの映画で初めて知ったが、その後のドラマとかで観ても、鷲津のイメージが抜けない・・・

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    投稿日: 2011.07.05
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     マツダがモデルと思われる自動車会社を謎の中国資本のファンドが買収しようとする話です。  今回はハゲタカこと鷲津くんはホワイトナイトに徹してマツダ(らしき会社)を救おうとあれやこれやの手を打ちます。  どんどんスケールが大きくなってきて、もう次回作は書けなくなるんじゃないか思います。今回はあまり芝野くんが活躍しません。アランの死の謎もいらないんじゃないでしょうか。  

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    投稿日: 2011.07.04
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    莫大な外貨準備高を元手に、中国が国家ファンド(CIC)を立ち上げた。若き買収王・賀一華は日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車を標的にする。さらに鷲津政彦を誘い出す。「一緒に日本を買い叩ききませんか」。日本に絶望した男はどう動くのか。産業界の中枢に狙いをつけた史上最大の買収劇が始まった。

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    投稿日: 2011.06.18
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    中国の資金に翻弄される日本のモノ作りメーカーの戦いと苦悩、およびそれに絡む主人公「ハゲタカ」の活躍を描いているようだ。 仕事熱心な人々のホットでスピーディーな行動力が、元気付けのビタミンとして効く。

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    投稿日: 2011.06.15