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続・隠居学
続・隠居学
加藤秀俊/講談社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

     加藤秀俊さんの「続・隠居学」、2007.2発行です。ニートと隠居はどっちも「ひきこもり」の意味を含んでいますが、月とスッポンだと。そうですね、隠居ののんびりは仕事を為し終えた後、そして、体力の衰えによるものでもありますね。一読して「続」の方は、隠居生活とはあまり関係のないものも結構多いエッセイでした。著者は「待つ」ことが苦痛でなくなったとのことですが、私はまだまだ待つのは苦手、待てないです。(^-^)   好日好学。ゆきあたりばったり。その日のことはその日に決める。昼寝をしたけりゃ昼寝する。本が読みたければ読書三昧。それでいっこうにさしつかえない。社会学者、加藤秀俊さん、2023.9.20没、93歳。「続・隠居学」(2007.2)、追悼読書です。「サンマは目黒にかぎる」、目黒のサンマはブランド品ですねw。スコッチはジョニ黒、車はベンツ、喫煙具はダンヒル、コートはバーバリー、バッグはルイヴィトン、虎屋の羊羹、空也の最中、鯛焼きは麻布十番・・。これらブランドの先祖は枕草子!春はあけぼの。 定番づくし(^-^)

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    投稿日: 2016.09.12