
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言葉を噛みしめて読まないといけないことが多く(特に後半)ハードな作品でした。 ダイゴと笠町くんのバトルも伏線回収があり楽しかった。この2人が出てくる話はなんか面白くて好き。 えみりママがいい味を出してきて、洞察力が素晴らしく槙生ちゃんにいいアシストをしていた。 後半の朝ちゃんの号泣は詰まっていたところが流れたみたいで、これで進んでいけそうなかんじ。 映画化が決まってどんな風になるのか、朝ちゃんの配役も楽しみ。
0投稿日: 2026.03.25
powered by ブクログ【自分が弱い立場の人間になるなんて想像もしてなかったんだ。傲慢だったよ】 笠町さんのこのセリフ、胸にくるものがあったな。勝手に笠町さんのこと要領が良くてスマートなイメージがあったけど、そんな笠町さんにも辛い過去があって、色々抱えているんだよね。それを打ち明けた時の槙生の反応!あれは救われるよ。そして、今回槙生の姉・実里の心情がわかる場面が。彼女には彼女なりの苦しみや葛藤があったんだな。完璧主義で自分にも他人にも厳しい実里が、身ごもった際に経験した孤独を想像するだけで胸が詰まるような苦しさが込み上げてきた。
5投稿日: 2025.09.06
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ほんとうにめっちゃいい泣 名言に溢れてる 今TSUTAYAでレンタルして読んでるけど買おうかな泣 ・「思ったより簡単だろ?人に頼るの」「『手伝って』って言うだけだろ」 ・「…まず対話することを忘れないで」
2投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログこれ、今更ながら読んで良かったなって思う。槙生の違和感ってのは大切なんだけど、朝や朝のお母さん、周りのいわゆる「普通」ってのも俺は必要だと思うタイプ。 なのでどちらにも共感をしつつ自分の形の落とし所も見つける作品だと思った。
0投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ相手の想いを知りたくなり確認しようとする。自分がききたい言葉を期待してしまう。相手が本気で本当の言葉を発しているかなんてわからないのにね。 相手の全てを受け容れる自分をもたないといけないのかな…その時の感情に左右されてしまうのかな… 相手より自分に対して期待しすぎないようにしないとね。 自分を信じ抜いて穏やかに。 朝ちゃんファイト! ぜひ〜
11投稿日: 2024.06.14姉
なかなか見えてこない姉さんのキャラクターが、少しだけ感じられた回。 共感はしにくいが、今後の展開に期待。
0投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログこれまで出てこなかった、お母さんのことが少し見えてくる巻。と同時に朝ちゃんが両親がいなくなったこととぶつかる巻。 わたしはマキオちゃんとほぼ同い年。 自分にも高校生の頃があったし、その頃はいろんなことわかった気になりながらも戸惑うこともたくさんあったはずだけど、それでもマキオからみた高校生というものが異次元のものに見えるのはそりゃそうだよなあと思う。 「まず対話することを忘れないで。」 大事な姿勢だ。
0投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログしばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて5巻目。 槙生と笠町はやりなおすのかな? 笠町氏にもいろいろ深掘りの余地がありそう。 槙生、えみりママとお近づきに。朝の両親に関する秘密がひとつあきらかになり、槙生の姉で朝の母である実里はどんな人生でなにをおもっていたのか謎が深まる。ままならぬ人生への葛藤や孤独…そして、母が朝に残したという日記の存在をしり、朝一波乱。 朝は愛されて育ったいい子なんだけど、悪気なく不躾なとこあって、物語の始まりでは子どもだから、緊急事態だからと思ったけど、そういうふうに擁護しきれないとこもあるかなと感じ始めた。一方で私自身は、槙生がいう、だれとも共有しえず、そして誰からも踏み荒らされたくない自分の感情というものの存在はすごく分かると感じる。たぶんえみりもどちらかというとこっち側の人なのだろう。
1投稿日: 2023.07.05
powered by ブクログ少しずつ読んでいる。 この作品は、安易な対立構造に持っていかないところが、いいなぁ…と思う。分かるところと、分かり合えないところとあって、それを簡単に分類しないところが、しみじみとする。
1投稿日: 2023.03.16
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感情を爆発させたい時期に槙生さんの冷静すぎる考え方はかえって朝を苦しめてしまってたんだな‥ 朝ちゃん、偉い、本当毎日生きてるだけで偉い!
0投稿日: 2023.03.13
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2023.03.01.ピッコマ 朝はやっと感情が追いついて来たんだね。 朝がお母さんはどう言う人だったのか それを問うのは辛いなぁと思った。 普通の家族の間でも、本当の自分を出してないでしょ。 さらに亡くなった人の事、どう言う人だったか考えるのは辛いなぁ。 私は母親なので、母親として立場で考えちゃうな。 結婚してなければ、 子供がいなければ、 仕事してれば、 逆に仕事してなければ、 その時の環境や、その時のたまたま何かの影響で、強く思って、それがどこかに、誰かに残ってしまうかもしれないけど、 それだけが真実ではない。 特に亡くなった人は、なにも言えないからね。 子供は親の葛藤や孤独は知りたくないよね。 親も、たとえ絶えず持っていたとしても、 死んでしまってから子供に知られたくはないだろうな。 もしかしたら、一緒に生きている時はちょっと理解してほしいと思う時があるかもしれないけど、 死んでからは知らないで欲しいかな。 朝の不登校がわかった時、 車で来てくれた男の人(誰だ?朝の後ろ盾?のような人) が、 朝がいなくなったことを、 大ごとにした方がいい と言ったのは、なるほど!と思った。 今はまだ朝は思えないだろうけど、 下手に同調してこない槙生と一緒にいる朝はラッキーだ。 話しの続きが楽しみ
0投稿日: 2023.03.01
powered by ブクログわたしにとって自分の感情はとても大事なものでそれを踏み荒らす権利は誰にもない。それに誰も絶対にわたしと同じようには悲しく無いのだから誰にも分かち合わない。 孤独は彼女には寄り添うのにわたしにはちっとも優しくなかった。わたしは絶対に正しい真実を欲しがったのに彼女は消してそういうものを示さなかった。 朝が現実を受け入れる。槙生は便利な言葉は使わない。あくまで自分の悲しみは自分だけしかわからないものだと。朝にもその姿勢は崩さない。
0投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログ朝の母の泣き顔の絵(漫画としての表現)は綺麗だったし、朝の母がもつ「やるせなさ」「拠り所のなさ」のような感情を受け取った。 死者は語ることはできないとしつつ、誰も知る由もない朝の母の内面を日記としてではなく表情として描くのは、何か意図があるのだろうか。次の巻に期待。
0投稿日: 2022.12.05
powered by ブクログ槙生ちゃんの理解はするけど共感はしないってスタンス、私は好きだけど甘ったれの女子高生には少々厳しかろうな… それでもやっと朝が両親の死を受け入れる段階まで回復(回復?)してきたのはそばに槙生ちゃんがいたからだよなー こんな叔母が私も欲しい
0投稿日: 2022.04.19
powered by ブクログうわー。 朝が。そうだよね、辛かったよね。 でもそれをどー誰に示していいかわからなかったよね。周りが色々持ってるように思えるよねと共感。 そして槙生ちゃんがまたいい。
0投稿日: 2022.01.29
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約束通りえみりのお母さんと会ってくれる槙生ちゃん、すごい。自分なら会う理由がないと思ってしまいそうだ。 えみりのお母さんの話を聞いて、彼女は彼女で朝の両親と付き合いがあり、亡くなったことで影響を受けているということに気がつけた。 序盤では嫌な人かと思っていたが、 卒業式にも入学式にも来てくれないなんて大丈夫なの?と思うのは、それは彼女が母親であり、 槙生も朝の母親代わりになると決めたと思っていたからだろう。 笠町くんがクラウドで記録しておくのを提案してくれるの、とても頼りになる。槙生ちゃんの性格や合理性をきちんと考えてくれている。 朝は槙生ちゃんを片付けられないというが、一人で暮らしていてずっと家にいる仕事で仕事も忙しくて、となれば部屋は散らかるし片付けなくても死なないから、掃除なんて二の次になりがちだと思う。 えみりが「発達障害じゃないの」と言うのが無遠慮だ。 朝は朝で、親の前で恋愛話を始めるのも怖い。 朝の立場のことを槙生ちゃんが 「彼女が親から受け取るはずだったものはどうしたって得られない」 「孤独を絶望を表す言葉をまだ知らないというのは一体どんな苦しみだろう」 「今までもらったものでやりくりしていくしかない」 と言っているのが、どの言葉も美しく哀しく 本当に朝の親になって育てることはできないけれど なんとか守りたいと思ってくれているのだ。 多分朝は自分では気づいていないけれど、母親から 普通普通と”洗脳”されてきて、自分の思う普通からはみ出した人を「変」と悪気なく断罪してしまうのだろう。 えみりのお母さんは本当は仕事を続けたい人だったというが 「どの選択をしてもきっと後悔はしたしいいの」 と言うのがなんだか良いなと思った。 笠町くんが鬱になって、泣いて動けなくなるような 辛い時期を過ごしていたとは。 そういうことも槙生ちゃんに話せたというのは安心した。 自分の惚れた女は誰からもモテると思いこんでいるところが可愛いし、 それについて 「あんなめんどくせーやつ一部の好事家しか惚れねーよ」 と言う醍醐さんの愛に溢れた突っ込みも面白かった。 あの珍獣はめったなことではなつかない、好事家の自覚を持てには笑った。 手書きのものを読むのにはエネルギーがいる。 すごくわかるなと思った。 あとは隠してないのに「隠してるけど桜でんぶが好物」 なんていう母親の勘違いが微笑ましい。 自分も里帰りしたとき必ず「あんた好物やろ」 と唐揚げを作ってくれて、私唐揚げ好物だったんだ。笑と思ったものだ。 活字中毒なので、目の前にあると読んじゃうというのも共感。 姉が朝宛の手紙のように日記を書いていたことについて 「書くのはとても孤独な作業だから」 「これから5年も生きていたら、渡すつもりで書いていても20歳になったとき渡さない選択肢もあったと思う」 と思っているところが槙生ちゃんらしいし 本当にそのとおりだと思う。 そうなると、故人の為にどうしてあげるのが正解なのか。 いつ朝ちゃんに教えるべきなのか。 真摯に考えてくれているとしか思えないのだが 隠し事をされてむかつくと朝が思ってしまうのは、 子供扱いされた気持ちがするからだろうか。 朝のお母さんが内縁の妻だったことを知ってしまうと 朝の名前に込めた願いもまた違った印象を持つ。 勝手に部屋に忍び込んで日記を探し当て、読んでしまう朝。 母は母という存在ではなく自分と同じひとりの女で 不安や迷い、悩みも当然あるというのは子供の時には気が付きにくいことだと思う。 朝ちゃんを探すの手伝って、と言われて駆けつけてくれた笠町くんが 思ったより簡単だったろ、人に頼るのと言うのがさりげなくて良い。 弁護士の先生も来てくれて、大事になって恐縮する槙生ちゃんに「大事にした方が良い」と言うのも、 笠町くんが舌打ちされた話を聞いて丁寧な口調で 父親に抗議したい、対話すべきところなのに と怒ってくれるところがすごく良かった。 子供と言うのはたびたび大人を試したがるから、 何度もやっているならまた違うかもしれないけれど 初めてのことだし大事にして心配しないと それはまた新しい傷になってしまう。 それに槙生ちゃんも言っているが、親の悪口は中々言ってもらえない。毒親に悩まされて育った人にとって、親の悪口を言ってくれる人は救いだと思う。 朝の憎まれ口に、大事な友人だと思ってる そう思われるのは悲しいと言う笠町くんの対応が大人で恰好良い。 私は朝みたいに我儘も言えないし、槙生ちゃんみたいに冷静な対応もできない気がする。 「ここで私を傷つけようとしても何にもならない」 と怒らずに言い、 「あなたの有り様を見ているとあなたは愛されて育ったのだろうなと私は思う もしそうなら姉も幸福だったんじゃないか」 と言えるところが、本当に槙生ちゃん素敵な人だ。 言葉選びがとても素敵で、彼女の書いた本を読んでみたくなる。 何故朝が怒っているのかわからず、 八つ当たりのように思えていたのだが、 槙生ちゃんの小説を読んで なぜ誰も無くしたことがないのにこんなものを書くのだろう こんなものを書くのになぜわたしを真に理解しないのだろう なぜわたしの欲しい嘘を知っているのにたとえその場しのぎでも決してくれないのだろう と思うところで、あぁそうだったのかと思えた。 悲しみを共有できない、一人一人違うから 100%同じものを分かち合えないのだから、 槙生ちゃんの態度はどこまでも誠実だと思う。 朝ちゃんがやっと泣くことができてよかった。
2投稿日: 2021.03.26
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槇生が部屋に置いておいた母の日記を見つけた朝。とうとう両親が亡くなったことを受け止め始めたか。ほしい言葉をくれない槇生。自分の孤独は自分だけのもので、誰にも踏み入れさせない、という気持ちわかる。簡単な同情はいらないし、まったく同じように悲しんでくれる人はいない。 気持ちを書くことの難しさ。書いた言葉が文字になると本当ではない気がしてきてしまうの自分にもある。手書きの文字を読むのにエネルギーが要るのもわかる。 日記というのは本来とても私的なもので、人の日記を読むのはまさに自分の知らないその人の姿を知る行為だ。たとえ将来自分に渡されようとしていたものでも、朝が母の日記を読むのは大変なことだろう。しかも、母は既に亡く、書かれた言葉を確かめることができない。まさに深淵を覗く。 しかし槇生は手を出さない。あくまで孤独は朝自身が自分で噛み締め、歩くものなのだと。自分の孤独に寄り添うことも許さない槇生だから。 そんな槇生が笠町に頼れと言われたり、ちゃんと頼ってみたり、そして笠町の方は弁護士を気にして醍醐に探りを入れたり。ここら辺の大人のモゾモゾした動きもいい。笠町のアプローチは不器用なようでとてもまっすぐで、いい。ときめく。
2投稿日: 2020.12.23
powered by ブクログ泣いた。 なんだろう、言葉が胸にしみるってこういう感覚を言うのかな。読んでいて気持ちがあふれて涙となっているようだった。
3投稿日: 2020.09.13
powered by ブクログ最後のまきおの文章が、ソワソワするワードチョイスだった。なんだか、もろさと芯の強さを両方持った。まきおが朝にまっすぐ向かっていきながら、人は人、って感覚を教えてもらっている気がする。最初見たとき、みどりちゃん→朝と暁先生→槙生 かと思っちゃった(笑)(椿町ロンリープラネットの後に読んだので)
0投稿日: 2020.04.19
powered by ブクログヤマシタトモコさんの作品初めて読んだのだけど絵と雰囲気と言い回しが絶妙でハマりました。 子どもでも大人でも関係なくそれぞれ傷付く言葉とか思うことが違ってて、すべてを理解することはできないけど、どんな人にも敬意を持って接していきたいなあと思った。誰にも知られず言葉で傷付いたこともあったけど、傷付くからやめてって言えればよかったのかなとかなんか考えた。言葉って大事だな… 完全に槙生ちゃん目線での感想になってしまった。とても人間らしくて好きです。 朝がお母さんの死を自覚して泣いたときはこちらも泣いた。
2投稿日: 2020.03.28
powered by ブクログ朝ちゃんの「あたしが1番じゃないじゃん」って気持ちは分かる。槙生ちゃんが素敵すぎて、どういう風に生きたらこんな徳の高そうな人間になれるのか…。人間ぽくないところ憧れる。
2投稿日: 2020.03.19
powered by ブクログ読了。4巻の内容を忘れていたので、戻ってちらりと読んだ。読んだようなないような感じで、5巻を読み始めた。場面がたくさん飛ぶので、ついて行くのに必死で、最後に、涙でた。
1投稿日: 2020.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
21〜25話 笠町くんもいろいろあったんだな。確かに想像できない。 朝って名前の由来、すごくいいな。私も子どもにそう付ければよかった。 お姉さんは本当に単純に、まきおちゃんのことを思っていろいろ言ってたんか。お姉さんサイドの感情を知ると、まきおちゃんがより一層感情型に思えてしまうな。そしてお姉さんの旦那よ…。もうちょい突っ込んだ解説をお願いしたい。 お姉さんは思い通りにならない現状を受け入れてお姉さんのものとは思えない「あなたがあなたを好きでいられる人であればそれで十分だと思います」に至ったのかな。 しかし笠町くんいいな。特に薄情の話をしてるときに後部座席から助手席のヘッドレストに手を回してるまきおちゃんの手をぎゅって握るとこ。あと朝のこと心配してるってちゃんと叱るとこ。 あと朝は愛されて育って、もしそうなら姉も幸福だったと、そうだといいというところでとても泣けた。 まきおちゃんの悲しいことはなんだろな。それを誰かと共有するつもりはないってすごいな。 真実を欲しがる朝、もう分かりようがないからそういうものを頑なに示さないまきおちゃん。 朝の憤りと、初めて泣く朝に寄り添うまきおちゃん。泣ける。 てかまきおちゃんの言葉の使い方が本当に好きです。
2投稿日: 2020.02.19
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今回もずっしりみっしりした内容でした。 泣いたよ、、、、そりゃもうわんわんと泣いた。 とりあえず胸にくる台詞を箇条書き ◉『自分が完璧を提出してたら まわりも同じようにできるはずだって思っちゃダメだよ』by笠町くん上司 ◉『それは大きな穴を覗き込むような作業で その穴の底には本当は母はわたしを愛していなかったのではないか っという怪物めいた恐怖が潜んでいたのだった』朝 ◉『孤独は彼女に寄り添うのに わたしにはちっとも優しくなかった わたしは絶対に正しい真実を欲しがったのに彼女は決してそういうものを示さなかった』朝 ◉『なぜわたしの欲しい嘘を知っているのに たとえその場しのぎでも決してくれないのだろう なぜ?』朝 この最後の台詞で私の涙腺も崩壊、、、 ファミレスでえみりと朝が話してるのを見て全体的に朝は(当然なんだけど)子供だなあと。 えみりにひつこく恋話をしてみたり、まきおのことを『変』と縛るのも悪気があるわけじゃないのはわかるけど、、特有の無知さというか。彼女のそういう雑さ無知さは強みにも勿論なるだろうけど、人を傷つけてしまうだろうな。 笠町くん上司の台詞『自分が完璧を〜』は、頭をガツンとやられた、、。ショックだった。 後半は朝が母親の日記を読んでザワザワしとるんだけど 自分に足りない欠けたものにふわっと気づき始めてムシャクシャしよる。やっとやな… まきおちゃんと話し合いをするもどうにもおさまらんけど、やっとやっと両親の死を体に落とし込めたように見えた。 毎回ハッとする台詞と展開で圧倒される、、、 あー、、感想書いてても重たいわ
3投稿日: 2020.02.01
powered by ブクログ読み終わった後、ぐちゃぐちゃな感情が襲ってくる。 悲しいんだけど、悲しいだけとも違う。 なんだろう、自分を通して、他人が「失った」ことを認識したことを知ったときの、この感覚は。
1投稿日: 2020.01.08
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やっと泣けた朝ちゃんにつられて涙。 「わたしは」そう思う、という考え方の大切さ。 この物語の感想は、どうしても箇条書きになってしまう。 最後まで読み通したときに、私の中でもまとまっていくものがあるんだと思える。 こういう読書体験ができているのは幸せだ。
0投稿日: 2019.12.16
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事実を受け入れてこれなかった朝の慟哭とその涙が切ない。 槙生は、真実を受け入れる準備ができたのだと語る。物書きであるが故に、文章を書き残すことの重みを語る。でも、浅の母の名づけの想いは、まだ、届かない。 母の日記?にある、母と父の結婚の事実が意外にエグい。両親の死には何か理由があったのではないか?とかちょっと深読みしすぎか? さて、一部の好事家とされた笠町クン、そっちはそっちでがんばれ(笑)
0投稿日: 2019.12.16
powered by ブクログすごくよかった。子どもの頃は親を単なる「親」として認識しているけど、成長するにつれ「親」もひとりの人間で、人生があって、その人生の途中で自分は産み落とされただけなのだよなとわかってくる過程があると思うのだけど、朝の場合はとつぜんそれを突きつけられた状態で、いろいろ付いていかないだろうな、しんどいだろうなと思った。 両親がいないのは変、とかいろいろ、今まで自分が「普通」だと思っていたことから外れているのは彼女も多分なんとなく分かっていて、でもその「普通」ってのは実は自分の感覚の話で、誰かから押し付けられたり、誰かに押し付けたりするものじゃないってことはきっとまだ分かっていない。両親がいない自分は普通じゃない、普通じゃないのは変、変なのはよくない、みたいな。でもそれが自分の現状で、しかしこの現状に陥っているのはまったく自分のせいではない。悲しいのと、腹がたつのと、困惑と、でもそういうごちゃごちゃした感情にもならない何かを吐き出すすべを彼女は知らない。そういう子どもが、手では触れられない諸々を言葉にしていく小説家と暮らすことの意味、というのを、この巻になって私はようやく考えた。すごくいい。次巻もたのしみ。
3投稿日: 2019.12.15
powered by ブクログもう一つの違国日記な訳だ。 ようやく、ついに、実感として、事実として、朝が両親のことを受け入れた、と言うことだろうか。 女子会恐い。 そう言う話ではないけど。 自分のことを理解し欲しいという欲求と、それに対する絶望と、それを超えた先での表現と。 達観している人が正しいわけでも、諦観している人が間違っていないわけではないし、納得と諦めの拮抗。 つらいなー。
0投稿日: 2019.12.14
powered by ブクログヤマシタ先生、10年くらい追ってて毎度毎度面白〜!!て思うけどこの作品はもうマジで現時点で集大成では!?て思ってしまうな、、、このお話を生み出すためにどれほど心身をつぎ込んでいらっしゃるかと感じるよ。
0投稿日: 2019.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「私とあなたは違うのだ。だからお互いを完全に理解することはできない(できたつもりになってもいけない)。しかしその前提の上でつき合ってはいける」というテーマを再認識したような感じ。一方で「人と同じであること」「完璧であること」を規範にしちゃうと、それが自分を傷つけることにもなりうる、というのがこの巻のポイントなのかな。
0投稿日: 2019.12.10
powered by ブクログ──悲しみは果てのない 長い長い浜辺を歩くようなものだった。 ずっと先で砂と水と空とが溶け合って どこで尽きるかもわからないような美しい浜辺だ。 一歩ごと足が沈み、 砂つぶが指の間に入り込み、 寄せる波に足首が濡れる。 冷たい怒りが足元を 濡らすたび はっとして かれがいないことを思い知る。 俺の竜は死んでしまった。 もういない。 これからどうすればいい? 忘れよう。 いや許せない。 殺してやる。 誰を? 話したい。 誰に? 眠っていたい……。 寄せては返す波ごとに ルカの心は小舟のように揺れた。 この浜辺はどこまで続くのだろう?
6投稿日: 2019.12.09
powered by ブクログえみりさん苦い。朝は…しかたないのだよな、中3でいきなり両親を亡くして、まだ全然、ぜんぜん、嵐なのだ…本人は足跡が残る砂漠を歩いてるつもりだけど、その砂漠はたぶん、足跡どころか砂嵐で真っ暗な中をどこにいるのかわからないまま歩いてる(実は歩けてもいない)のと同じ…。ただ、渦中にいると虚無感が強くて暴風を感じないんだと思う…… 誠実な大人ばかりだし、優しくはないかもしれないけど抱きしめてはくれる槙生ちゃん。 槙生ちゃん私より確実に年下だし、部屋の荒れようもすごいが、自分が潰れないできる最大限を提供しててめちゃくちゃがんばっていらっしゃる。
1投稿日: 2019.12.07
