
本人も家族もラクになる 強迫症がわかる本 ココロの健康シリーズ
松田慶子、上島国利/翔泳社
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総合評価
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powered by ブクログ私、20代のころ、確か1、2週間くらいで自然に治った気がするが、玄関の鍵を閉めているかが気になって、玄関から数歩離れたところから3、4回確認のために戻ったりしていたことがありました。100メートルくらい離れた駐車場から戻ったことも。鍵は全て閉めていました。また、石油ストーブを消化しててたか気になって、何度か自宅に電話して、確認してもらったことも。 私には無関係な病気と思っていたのですが、もしかして私はあの時脅迫症だったのではと思いました。
3投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ<感想> 脅迫症の入門書。以前は強迫神経症と呼ばれていた病気の症状と家族の対応法について、簡潔にまとめられている。あくまでも入門的な内容なので、解決法などは記載されていない。具体的な対処は病院に行くことを勧めているし、病院のかかり方も紹介されている。 <アンダーライン> ・脅迫観念と脅迫行為の悪循環 ・「大丈夫」を求めて確認を繰り返す ・保障の言葉をほしがる ・曝露とはさらすこと。曝露反応妨害法は、不安の対象にさらされつつ、反応しない、つまり脅迫行為をしないという治療法です。 ・いじめっ子(脅迫観念)にいわれるままに脅迫行為をしていると、いじめっ子の要求はどんどん大きくなります。だからいじめられっ子(患者さん)は、どこかで勇気をもってようきゅを無視しなくてはいけません。 ・不安をグッとガマンして、脅迫行為をしないでいると、一時間半から二時間半程度で不安は下がる ・気を逸らすためにほかのことを考えるというのも、曝露反応妨害法の趣旨からすると正しくはありません。じっくり不安と向き合い、「汚染された」と感じながらも受け入れ慣れることがポイントだからです。
0投稿日: 2021.04.24
