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総合評価

457件)
4.3
192
193
53
6
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯罪者が面白すぎてその後主人公3人がまた登場するシリーズものがあると知りその日中に買いに行って読みました。 こちらもとても評価高く期待してたら本当にそのまま期待を裏切らず面白い。 物語の序盤で死んだ男は父だった、そして冤罪だった、ここまでのことがわかっているけれど先が気になるほどの面白さが詰まってる! 取り調べ時の"叩き割り"や"恨みません調書"が実際に存在した事件であることに驚き、この残念だけど起きてしまっている現状を伝えつつここまでのストーリーを書き上げるのは素晴らしい。 拓は鬱だったからここまでおかしくなってしまった、というのを実際信じられないけどうつ病が引き起こした悲劇と理解するのはちょっと難しかった。実際知らないし体験したこともないから想像するしかないけどうつ病でここまで人を変えてしまうのか?と思ってしまう。 3人の心で繋がってバラバラに行動するけど警察より犯人より何よりも強い力に安心して読めるのも最高! 次も太田愛さんのシリーズものです! 楽しみすぎる!

    1
    投稿日: 2025.11.12
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    プロローグ 夏休みが終わろうとしている グレープ味のチェリオを片手に暮れなずむ夕日を 背に、何とも言えない気持ちで佇んでいた 黄昏時と蜩の蝉時雨が夏休みが終わってしまう 焦燥感を煽る 唐突に後ろからそっと肩に手を置かれ、 涙を堪えるのに必死な僕がいた あの夏に戻りたい  そんな想いを掻き立てる物語だ!!! 本章 『幻夏』ノスタルジックを誘う激アツ★5 太田愛さん、ゾッコンかも〰 『犯罪者』も相当だったが、本作もサイコーだ! ストーリー仕立てが上手いだけでなく、ラストへの 道筋もドラマチックで素晴らしい いゃ〰ホント最高だ 尚の歩んできた人生が悲しくて切なくて 一家のを護る長男として、決して褒められないが 抱きしめてあげたいと思った シリーズ最終の『天上の葦』も楽しみでならない! エピローグ 今でも、ハッキリと覚えているがあの日の夜は 大好きなカレーだった 物凄い勢いでかっ食らうと、急いでテレビをつけた スイッチを入れると、ブラウン管ゆえ音が先に 聞こえ、アナウンサーが“打ったー”と叫んでいる 映像が追いつくまでのモヤモヤの中、ふと夕方の 出来事が思い出された あの、そっと肩に手を置いてくれた方は いったい誰だったのだろうかと、、、 献立のカレーは、覚えているが、誰だったのかが ブラウン管のモヤモヤ同様ハッキリとしない 近所のおじさんだったのか、 それとも女神だったのか!? 未だに脳内にこびり付いて離れない不思議な エピソードであるが、 文字通りあれは、一夏の“幻夏”だったのかもしれない、、、                       完 あとがき 本書を読了し、家族の絆や尊さ、儚さ、そして大切さを痛感した! ということで、次は葉真中顕氏の『家族』だ〰!!!

    61
    投稿日: 2025.11.05
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    前作の「犯罪者」に続き、鑓水、相馬、修司の3人で、社会の闇に立ち向かいます。 今作は冤罪をテーマにしており、より社会派ミステリとして楽しめました。 いつも修司は可哀想な役回りですが、好きな登場人物です(笑) 3冊目も読んでみます。

    14
    投稿日: 2025.11.02
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    480ページの大作。 なかなか読み進められず、半分の250ページあたりでオーディブルへ以降。 感想はそちらに。 (〜2025.10.11読了)

    14
    投稿日: 2025.10.11
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    冤罪と司法の闇 謎の記号が残された少女誘拐事件は奇しくも相馬の過去と大きく繋がることに… 無名で弱小の探偵に依頼された人探しはやがて壮大な復讐劇と繋がっていく 冤罪被害者の苦しみと巨大権力の傲慢を対照的に描いている

    8
    投稿日: 2025.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ2作目。 最初の犯罪者が面白すぎたので、ちょっと期待が高すぎたかなぁ。 もちろん面白いんだけど、一作目のスピーディな展開と比べるとちょっと平坦な印象。 とはいえ面白いことには変わりなく、冤罪の恐ろしさが浮き彫りになり、また司法の歪みも考えさせられた。 今回ばかりは犯人、尚の好きなようにさせてあげたかったなぁ。

    6
    投稿日: 2025.10.06
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    実際に冤罪で捕まってしまった方の報道を見ると、この小説のような厳しい現実があったのかと思うと胸が痛くなる。法治国家と言われる日本は、本当に安全なのかと考えさせられた。

    0
    投稿日: 2025.10.06
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    最初からすごく惹きつけられました。 今後どうなっていくのだろうと。 時が行ったり来たりする作品が好きなので、私好みの作品だなと思いました。 それでも悲しくなるところがあって。 それをカバーするかのようにほっこりするところもあって。 感情が忙しいなと思いました。笑

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    辛かった〜〜〜〜。尚が生きててよかったけど、一連の事件がなかったらもっと自由にこどもらしく過ごせてたのかなと思うと辛すぎる。小学生で自分が消えるって決断するなんて。 「もし」はなかった過去のことって尚が言ってたけど、もしをどれだけ考えたんだろうと思うとほんと辛い。 前作に続きわたしが知らないだけでこんなことあるんかなてのが怖かった。警察も組織だし何人もいるし出世の問題とかもあればこうなるのはしょうがないのかな。 りさちゃんも生きててくれてよかった。子どもたちはみんな何も難しいことは考えず平和に生きてほしい。

    1
    投稿日: 2025.09.19
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    犯罪者を読んで、シリーズだと知りました。出てきた3人にまた会えて嬉しかった。正義を振りかざしてほしい人たちがどうしようもなくて、本当にそんな世の中だったらやだなと思った。力をもった人が正しく力をつかってほしい。 次のシリーズも冬休みになったら、読みたい!!

    14
    投稿日: 2025.09.13
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    冤罪って本当に怖い。冤罪にした奴は記憶にもない。 しっかりした尚としっかりしようとした拓、あんな事件起きなかったら2人はどんな人生だったんだろ。 切なすぎる。

    0
    投稿日: 2025.09.10
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    辛い!辛すぎます。 ストーリーとしては緻密に練られていてどんどん読み進めたが、冤罪の被害者がどうやって作り上げられ、その家族がどれほどの不幸を背負うのか、司法構造の問題点を問う作品でもあった。尚と拓そして若き日の相馬のひと夏だけが、尚にとって楽しい思い出なのだと思うと、切ない。 4つの文章の羅列に恐ろしさを感じると共に、人の心を歪ませるのは、簡単なのだと思う。

    13
    投稿日: 2025.09.04
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    夏の間に読みたいな、と思っていた作品、その②。 もう9月になってしまったのですが、まだまだ暑いので夏ってことでいいでしょうか…?( 'ᵕ' ; ) トリオシリーズ、2作目。 12歳の夏、川辺の流木に印を残して少年は姿を消した。23年後、刑事となった相馬は少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。あの夏、一体何が起こっていたのか? 前作もそうでしたが、今作も場面の切り替えが多くて、小説を読んでいるというよりは、映像を観ているかのようで引き込まれた。 そして、相馬・鑓水・修司にまた会えたことが嬉しい♡ この3人の掛け合いやチームワーク、好きなんです(*ˊ ˋ*) 3人が調査を進め、真相に近づく度にワクワクしたり、彼らが窮地に陥る度にハラハラしたりと、前作同様に楽しめた。 そして、明らかになった真相が、あまりに重すぎて、悲しすぎて…愕然とし、涙が出た。 冤罪ってこんなに波紋が広がるものなんだな、ということを、改めて感じた。 誤認逮捕された方だけではなく、その家族。 事件の被害者の方、またその家族。 現在だけではなく、未来、人生さえも。 本当に多くのものを奪ってしまう。 やっていない犯行の自白を強要する警察官たち、被害者の無事よりも自身の立場を、名誉を優先しようとする警察関係者たちには激しい怒りを覚えた。 「叩き割り」「恨みません調書」などの用語、意味を初めて知った。 このような出来事が実際にも起きているだなんて思いたくないけれど、実際に起きているんですよね。 日本の司法の闇の深さを改めて感じた。 ✎︎____________ しまった、と思った時にはもう遅い(p.17) 災厄が起きる時、日常のどこかで何かが狂い、その歪があたかも自律的な意思のように動き出すことがある。(pp.25~26) 人と違うということを、マイナスにとらえるかプラスにとらえるかは、本人次第でね。(p.152) 日本の刑事訴訟法では、弁護側には捜査機関が保有する証拠の全面的な開示を求める権利が認められていない。つまり、捜査機関が集めた証拠のうち、どの証拠を開示するかは検察官が決めるんだ。(pp.345~346) 人の心は硝子のように壊れたりはしない。血と肉と骨で出来た身体と同じように柔らかい人の心は、時間をかけてゆっくりと捩じれる。やがて均衡を失い、あちこちに歪みが生じる。そして、かつては健やかに身体を支えていた骨が奇妙に折れ曲がり、ひとつずつ皮膚を突き破って飛び出すようにして人の心は壊れていく。それでも人の心はなかなか死なないから、時間と共にかつては人であったとは想像もできないようなものに変わっていく。(p.368) 過去に関する『もし』は、全部、起こらなかったことだ(p.392) 冤罪が生まれるのは偶然じゃない。捜査、起訴、公判、判決、全てを含めた司法構造から必然的に冤罪が生み出されている。(p.443) 構造というのは、積極的であろうと消極的であろうと、世間がとりあえずは望む形で安定している、いわば『状態』に過ぎない(p.444) 法的に罪に問われなければ、悪ではないと考える自分をまるで疑っていない。この疑いのなさ、自らが他者に与えた痛みに対する見事なまでの無関心が、犠牲を生み出し続ける現状を、根底から支えている力なのだ(p.445)

    85
    投稿日: 2025.09.04
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    非常におもしろかった。 終わり方が好きだなと思える小説は珍しい気がする。司法に関する情報量はもちろん、ミステリーとしての技巧、物語の内容の濃さ、なによりひとつのお話しとして好きな終わり方だった。 ところで、日本の司法制度がここまで構造的問題を抱えているとは知らなかった。 組織的であるが故の病理が、様々な悪弊を連鎖的に生み出している。裁判官の昇進も長時間労働が前提の仕組みだ。司法だけでなく世の中の問題が多面的に示唆されているのがすごい。被告側に有利な証拠の隠蔽が日本だけ行われている事、民主主義国にしては長すぎる透明性の欠片もない取り調べ"叩き割り"、恨みません調書、冤罪被害者も被害者の1人であるのに。 刑務所で過ごした時間を奪っただけでなく、社会的地位など、時間以上のものがこんなにも簡単に奪われてはいけないと思う。冤罪被害者もある意味で"殺された"被害者の1人になってしまっているだろう。 もう真っ当に今までの生活ができないのであれば、それは死ぬより地獄かもしれない。 また、理沙ちゃんの事件も本人の生死以上にそのエンタメ性が取り上げられているところも、筆者のメディアに対する風刺に感じた。 太田さんの着眼点好きでした。 誰が一概に悪いとも言えない、考えさせられる内容だった。無意識に冤罪などとは無縁と思っている自分にはっとさせられた。 やはり評価の高い小説は読み応えがある。。 長い分伏線もたくさんあったが見事に綺麗に回収されて気持ちよかった。 細かい描写描写ひとつひとつが伏線になっててたまらない。 この手の類の小説を一生読んでいたいが、探し方が難しい

    4
    投稿日: 2025.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みはじめは、無関係に思えたいろんな出来事が、物語の中盤からどんどん繋がっていき、まだページ数あるのにもうここまで分かっちゃうの!?と思うぐらい展開が早くて、飽きずにどんどん読めてしまった。しかも最後までちゃんとミステリでハラハラ感のあるまま読めた。 登場人物それぞれに感情移入してしまいそうになり、その度に胸が苦しくなる。冤罪が世の中で起こり得るこだとわかっていても、自分とはかけはなれた世界の話だと思っていたし、それは今も変わらない。ただ、冤罪が起きている構造が、それぞれの正義や利益のもとに行われた行為だということは、改めて考えさせられるものがあった。自分の仕事や理念の先に、誰かの人生を左右することがあるということは、私も教師として忘れてはいけないと思った。冤罪の怖さをリアルに取り上げた作品。(倉吉は登場したときから少し違和感があったので、正体がわかったときはなんか嬉しかった)

    1
    投稿日: 2025.08.28
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    ううううううううう辛い… 夏っぽいタイトルで選んだ第2段。 背表紙のみで選んで、表紙を見てあらぁと思って、裏表紙をサッと読んでミステリーか、夏っぽくないかしらと思いながら読み始めた。 最後100ページくらいのところで真犯人が判明して、随分早いなと思っていたら、そこから先があれよあれよとしてやられた。 なんかなぁ、いたたまれない。 心情を思うと辛いし切ないし。 夏の終わりにどうしてくれるのよっ!って感じだわ。 本当胸がギュッとなる。 あーー。。。 この本、どうやらシリーズのようね。 解説を読む限りこれが第二作? 一作目が「犯罪者」で三作目が「天上の葦」? 読みたいけど、しばらく時間を置いてからにしよう。

    61
    投稿日: 2025.08.27
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    フォローしている方が絶賛していたので気になっていた本。 作者の太田愛さんは『相棒』『TRICK2』などの脚本を書いていたそうで、それもまた期待。 個人的にこういう現代ミステリーを読むの久しぶりで、最初はあまり読むのが進まず。 でもだんだんと続きが気になりページをめくる。 ミステリー読んでると、これは伏線なのでは?とかこの人怪しいよな?とか予想しながら読んじゃうんだけど、それが当たってたり外れてたりが面白い。 予想が外れるのがミステリーの面白いところ。 この話は大どんでん返し!みたいなのはないけど、予想を裏切られたり、現代の司法について考えさせられたり、深い話だった。 全然違うんだけど、東野圭吾の白夜行みたいな重さも少しあった。 今の私は平和な物語が読みたいけれど、やっぱりたまにはミステリーもいいな。

    12
    投稿日: 2025.08.26
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    非常に濃密で心揺さぶられる読書体験だった。警察、検察、裁判所の闇を丁寧に描き、冤罪事件を通して悲劇的な人間ドラマを見させてもらった。とにかく圧倒された。興信所の鑓水、修司、警察の相馬の関係性や連携は読んでいて熱くなれた。

    1
    投稿日: 2025.08.24
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    子供の時の心情がとてもわかりやすく描かれていて、胸が苦しくなったり、ハラハラドキドキしたり、とてもおもしろかったです。三作目も読もうと思います。

    1
    投稿日: 2025.08.20
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    ありえないくらいおもしろくて苦しくてしんどかった もしもこうだったら…と幸せになってほしい想像ばかりしてしまうくらい切なかった(文章おかしい) ミステリー初めて読んだからかもしれないけど、ずっと「え!?」「なんだと!?」と思わされてドキドキしました この話の前と後の小説もあるらしいので読んでみたい

    2
    投稿日: 2025.08.19
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    やっぱり太田愛さんの作品は面白い!鑓水・修司・相馬の再登場が嬉しい!こちらは冤罪がテーマ。冤罪がもたらす苦しみと、証拠開示の不透明さに驚愕。一方、相馬、尚、拓、香苗のひと夏がずっと胸に温かく残る。切なさが心にしみるミステリーでした。 犯罪者→幻夏→天上の葦

    87
    投稿日: 2025.08.18
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    夏休みの小学生の男の子たちの、ちょっと冒険めいた日常が1人の失踪で暗転する。 登場人物はかなり多く、複雑に入り組んでいくが23年前の失踪事件を軸にぐいぐい引き込まれていく。 冤罪事件は、残念ながらある。 警察組織の歪みが、司法制度の隙間がそれを容易に生んでいくのだとしたら? あまりにもやるせない。 尚には幸せになって欲しかった。 ただの物語ではなく、私たちに訴えてくる作品。

    2
    投稿日: 2025.08.08
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    前作犯罪者も読み応えがあったが 幻夏もまたよかった 3人のキャラはそのままに 相馬の過去からの話 冤罪は悲しい… 無くならないんだろうな 十人の真犯人逃すとも一人の無辜を罰するなかれ そうだろうけど、常盤の言う通りな部分もあるのかな 冤罪の悲劇 悲しすぎる。

    2
    投稿日: 2025.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。50ページに一度はどんでん返し、その連続で飽きさせないストーリーだった。主人公たちより犯人が魅力的だった。あの日、家族を守るために必死だった少年の表情や息遣いをもう一度読みたい。

    2
    投稿日: 2025.07.28
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    小学生の謎の失踪で引き込まれ、中盤からのさらなる謎でさらに引き込まれました。 冤罪事件が生まれる仕組みは考えさせられます。 この事件に関しては、犯人に感情移入でき犯行を達成してほしいとさえ思いました。 ラストは、ぶつ切りで回想で振り返る流れとなっていたが、 リアルタイムで描いてほしかったなと思いました。

    18
    投稿日: 2025.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯罪者に続き、本当によく練られた社会派ミステリーでした。 全ては柴谷の冤罪から始まった。 尚も拓もほんとはすごくいい子なのに殺人を犯す事になったり人生がめちゃくちゃになった。 それでも相馬と一緒に過ごしたあの夏だけは大人になっても忘れられない幸せな思い出だったんだと感じた。 徐々に浮かび上がる真実。どんな結末になるかハラハラしたー。 ラスト尚拓と相馬の出会いのシーンに涙。キラキラした彼らの夏が永遠に続いてほしい。

    10
    投稿日: 2025.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    鑓水、相馬、修司シリーズの2作目で、相馬の過去も辿りながら冤罪について描かれた作品。 1作目の犯罪者に比べるとスピード感はやや落ちた感じがしますが、その分相馬と水沢親子とのひと夏の交流が丁寧に描かれています。 私は特に相馬と尚・拓兄弟がお弁当屋で初めて出会ったシーンがすごく好きです。 父親が逮捕され、大変な生活をしていた水沢親子にもやっと静かに暮らせる場所が見つかったと思っていたのに、ある事件が起き、尚は姿を消してしまい… そもそも父親の冤罪が無ければこんなことにはならなかった。すべては警察・検察側に有利な証拠しか提出されず、弁護側に全ての証拠開示請求権すらもない、いびつな司法制度のせいで冤罪事件が起きているから。 物語は次々と事件が起きていきますが、その発端を知るとそれは尚と拓のお互いを思う純粋な気持ちからだっただけに、最後まで悲しい気持ちでいっぱいでした。

    2
    投稿日: 2025.07.21
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    冤罪を取り上げた作品。司法のあり方、構造について問題提起され、読みながら考えさせられました。 実際にはない罪を作り上げられてしまうことは恐ろしい。ニュースなどで聞くことはあるが、それで一生を棒に振ることになるだけでなく、家族からの信頼も失い、その家族も巻き込むことになってしまう。 鑓水、修司、相馬の行動の細かなところもなるほどと思うところが多く、きっと多くの取材をされたのだろうなと思いました。

    46
    投稿日: 2025.07.13
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    謎は綺麗に回収されますが、真実があまりにも辛い…でも現実にあり得る話なんだろうなと思いました。本当に冤罪とかやめて。検察側の事情とかもう知らんし。 晩夏特有のノスタルジーを感じる描写がとてもいい。思い出は思い出でしかないけど、ずっとそこにある。切ないお話でした。

    13
    投稿日: 2025.07.13
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    「相棒」の脚本を手がけている作者さんと知って納得。 面白い作品に仕上がっていた。 そして、冤罪は容易に生み出される構造にある社会に、ゾッとした。 簡単には変わらないだろうが、冤罪が生まれない世の中になって欲しいと思う。

    15
    投稿日: 2025.07.06
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    犯罪者、天上と読み終えてからの幻夏。 天上が個人的にはちょいと難しく、過去の話しのシーンとかなかなか入ってこないとこあったが、幻夏は読みやすかった。 なんとも表現が難しいですが良い作品です。 あ、そこそう繋がります!?というのが何個もあってさすがです。

    1
    投稿日: 2025.06.28
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    自分の地位や名誉がのために人の人生がどうなろうと何も思わないような人間って存在するの?! 冤罪によって本人の人生が終わってしまうだけでなく、家族の人生も左右されてしまう。 この物語では思いがけない悲しい事故を意図せず起こしてしまったことに気付き、心が壊れてしまった故にまた罪を犯すという連鎖。 子供ながらにすべて何とかしようとする切なさよ。 あっち側の人物たちが胸糞悪くて、現在進行の犯罪を応援してしまう。 子供の頃の夏って特別だよね。

    2
    投稿日: 2025.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 終盤は悲しい結末しか見えなかったが、最後の最後にほんのほんの少しだけ救いが見えた気がした。 兄弟2人を、時期はずれたとはいえ、それぞれに覆い尽くした絶望を思うと、切なくてかわいそうだった。だからこそ、あの3人の夏があってよかったのだと思う。 どうか尚として生きて欲しい。

    3
    投稿日: 2025.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    引き込まれた。 夏のきらめく瞬間、一つ一つの情景が脳裏に浮かんだ。 切なく、やるせなく、苦しくなる話だが、尚が生きていてくれて本当に良かった。

    1
    投稿日: 2025.06.05
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    冤罪がその人の人生はもちろん家族やまわりの人たちの人生も狂わしてしまう。重い話だが引き込まれていく話だった。

    11
    投稿日: 2025.06.03
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    ストーリーが緻密だし、取り上げているテーマも世間に投げかけているテーゼのようで考えさせられることの多い作品。それぞれが抱える家族愛がこうも悲しい結末に向かっていくのかと胸が苦しくなるような物語だが、とても良い小説だと思う。

    15
    投稿日: 2025.06.01
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    なんとなく、みんなを感じる「あの夏」。それが事件と、哀しいこととつながってしまっている本。懐かしいと哀しいが同居してしまう。

    1
    投稿日: 2025.05.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ひとこと、面白かった!  各登場人物の視点を移動しながら話が展開される。予想がどんどん覆されて、そうだったのかと驚くばかり。  冤罪にほんろうされた家族の歴史は胸がつぶれるばかりだが、それを作り上げた警察の内部事情を知るとやるせない。恐ろしい。  結末に少し救いがあると信じたい。  この作家さんは「相棒」の脚本など書かれたとのこと、なるほど納得だ。

    1
    投稿日: 2025.05.15
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    太田愛さん3部作の2作目! 1作目の感動が激しかったからか、まあ普通に面白いとの感想。 最後の終わり方は、「うーん、なんだかなあ~でもこれが現実か」とスッキリはしない感じでした。 3作目も行きます^^

    7
    投稿日: 2025.05.12
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    前作がとても面白かったので、同じ主人公のシリーズを購入しました。次もこのシリーズ読みます! どこかの歯車が噛み合っていれば…切ない話です。 けど救いもあり。前作同様、社会的な悪が完全には成敗されずにスッキリしないところがリアルというか。 前作ほど強力な敵役がいなかったので、ハラハラ度はちょっと薄めでしたけど面白かったです。

    1
    投稿日: 2025.05.10
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    ものすごくよく練られてます。情景描写含めてクオリティ高いです。ただ、好みの問題かもですが、後半「そっち系かー」という展開なのがちょっとだけ残念。感情移入が少し難しくなりました

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    犯罪者からの本作。引き込まれる楽しさがあったから続編を知って即購入。 前作が上下巻だったから少し物足りなさも感じつつ…。 謎の提示から始まるストーリー 相変わらず全く想像できない展開で読み応え十分。 ミステリというよりは人情味あふれる作品。 あまりにも悲しく切ない真相がなんとも言えず印象的… 相馬がメインということもあり、ブレない強さが際立っていた。 絶妙な3人の関係性が好きなので次作も楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    前作の犯罪者をとても気に入ったので二作目も読みました。 太田愛さんの作品のすごいところはそこそこのボリュームのある作品なのに最後まで飽きずに読むことができる点です。 他の方も感想で書かれてましたが、プロットに無理がないっていうのも違和感なく読める理由だと思います。 キャラの性格や関係性がスッと入ってくるので犯罪者から読むことをオススメしますが、犯罪者は結構ボリュームがあるので、まずは本作からという読み方もアリだと思います。 天上の葦も絶対読みたい!!!

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」毎日が黄金に輝いていたあの夏、同級生に何が起こったのか――少女失踪事件を捜査する刑事・相馬は、現場で奇妙な印を発見し、23年前の苦い記憶を蘇らせる。台風一過の翌日、川岸にランドセルを置いたまま、親友だった同級生は消えた。流木に不思議な印を残して……。少年はどこに消えたのか? 印の意味は? やがて相馬の前に恐るべき罪が浮上してくる。司法の信を問う傑作ミステリー。日本推理作家協会賞候補作。 --- この物語の主人公は、元刑事で今は民間調査会社に勤める「三上義孝」。ある日、彼は、ひとりの青年・吉澤祐介と出会います。祐介は、中学生の頃に親友だった立花浩一が失踪した事件に今も深く傷つき、答えを求め続けているんです。 この浩一の失踪事件、当時は「家出」とされてうやむやになったんですが、どうも祐介は納得していない。そんな彼の想いに打たれた三上は、自らもまた心に抱える後悔を重ねて、祐介と一緒に事件を追うことに。 調査を進めていくと、失踪した浩一が住んでいた田舎町で、大人たちが隠している"ある秘密"が見えてきます。さらに、浩一が何か重大なものを見てしまったのではないか、という疑惑が…。 町全体に漂う「何か言えない空気」、警察の動きの鈍さ、住民の無関心。全部が妙に引っかかります。 調べれば調べるほど、浮かび上がるのは「地方の闇」や「大人たちの欺瞞」。そして三上たちは、ある重大な事実へとたどり着きます。それは、ただの少年失踪事件ではなく、もっと深く、重たい罪に結びついていたんです…。 物語の後半は、かなり胸にズシンとくる展開。特に、少年たちの純粋さと大人たちの裏切りの対比が痛烈で、読む手が止まらなくなります。ラストは、ただ「事件が解決して終わり」じゃなくて、登場人物たちがそれぞれ自分の過去や後悔に向き合う姿が丁寧に描かれていて、読後に深い余韻が残ります。 簡単にまとめると、 元刑事・三上と青年・祐介が、少年失踪事件の真相を追う 田舎町の大人たちが隠している「秘密」 浩一が見たものとは何だったのか? 少年たちの真っ直ぐな想いと、大人たちの醜さの対比 ただのミステリーにとどまらない、人間ドラマ って感じです!

    0
    投稿日: 2025.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一度読んでみたかった作家さん。 本作は、鑓水七雄、相馬亮介、繁藤修司の三人が活躍するトリオシリーズの第二弾でした。 私は1作目を読んでいませんでしたが、話そのものは独立しているので、本作から読み始めても特に支障はありませんでした。 本作は「冤罪」がテーマで、結末は読んでいてやりきれない気持ちになりました。 彼は最後救われると良いな。。。

    0
    投稿日: 2025.04.20
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    面白すぎた。幼い拓や香苗のために小学生の尚の決断、本当に泣けたし毎日が幸せなのだと感じた。 これから先それ以上の作品に出会えることがあるのか。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    (備忘)なんて悲しい話なんだ。。袴田さんとか冤罪関係のニュースは最近でも耳にするけど、正直なところ他人事感は否めない。けど、冤罪になることでその人だけでなく、周りの人の人生もどれほど変わりうるのか、本作読んで考えるきっかけになりました。犯罪者に続きトリオもいいキャラしてましたし、本シリーズは大好きです。

    0
    投稿日: 2025.04.16
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    ある夏の金曜日、謎のマークを残して消えた少年。後に発見されたランドセルには何故か土曜日の時間割が入っていた。そして23年後、少女誘拐事件が起きる。 失踪した少年に何が起こったのか。真相は本当にやるせない。法の闇も描きつつ、あの時もしああしてたら…とも考えてしまう

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『犯罪者』に続き再読だが、全く覚えておらず、終章は涙が止まらなかった。 ずっとずっとつらかった。読んでいる間。読み終えてからもやっぱりつらい。

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    太田愛。小学生の夏、ほんの短い間に知り合った少年は最後は行方不明になった。それから23年たちその少年の母親が興信所に捜索依頼をだす。また元検事の孫が失踪する、現場には謎のマークが。それは23年前に行方不明となった少年の現場のものと同じだった。 冤罪を主軸にすえた社会派ミステリー。アリバイやトリック等ではなく登場人物の心情に沿った作品です。最後まで一気に読めるほど面白く、万人におすすめできる

    1
    投稿日: 2025.03.17
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    拓が罪のない人を3人も殺した理由が分かりませんでした。やらなきゃいけない事だったんだ!と言ってますが、、、どなたか分かる方教えてください。

    0
    投稿日: 2025.03.09
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    鑓水シリーズの二作目。 それに気付かずこれから読んでしまったけど特に問題なし。 シリーズで唯一これだけは尚が可哀想過ぎて、読み返す頻度が、いちばん少ない。 お話は間違いなく面白い。 最後の一文で毎回泣いてしまう。

    6
    投稿日: 2025.03.09
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    司法の正しさについて考えさせられる。 たくさんの組織が不祥事だとか間違いを犯すけど、謝罪とか賠償だけじゃなくて二度と起こさないような対策にもっと力をいれたり、風化させない継続的な努力が大事だと思った。

    0
    投稿日: 2025.03.06
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    とても面白かったけど、終わり方がすっきりしなかった。 作者の思惑があるのだろうけど、もう少し3人が糾弾される結末を想定してたもので。 他、しっくりこなかった点。 ①バイクブレーキの細工。 殺人が目的ならそんなことしないと思う。「嫌がらせ」「大怪我させたい」なら分かるが、色々重ならないと、それじゃ人は死にません。 ギリギリまでブレーキ効かないことに気づかないというのも、ちょっと。ま、発進してからずっと直進だったという設定と理解しましょう。 ②かなり無計画な3件の殺人事件が未解決? ③23年前の事件、結論はともかく尚が最初から一番怪しい。相馬や当時の警察が子供だと思わなかったとしても、鑓水や修二が最初にそう思わないのがインチキくさい。 その他、小さい諸々が2時間ドラマっぽい安っぽさに繋がってて、他の本と比べて低い評価をつけました。

    0
    投稿日: 2025.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の犯罪者と同じようにあっという間にストーリーに引き込まれます。 少年だった頃の夏の描写が素晴らしく結末も相まって読み終わったあとは切ない気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2025.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     シリーズ2作目と知らずこちらから読んでしまった。特別支障はなかったが、もやもやするので遡るか。23年前の冤罪と少年の失踪に少女誘拐事件がどう関わってくるのか、想像もしないような壮大な物語だった。有罪率99%を誇る日本の刑事裁判に於いてやっていないことを証明するのはほぼ不可能。「恨みません調書」なんて実際にあるのか?恨むに決まってるだろうと憤る。元検事、裁判官、捜査官に大したダメージもなかったことが虚しい。計画を止められて理沙が犠牲にならずに済んだのは良かったが、尚の想いが報われる解決であって欲しかった。

    2
    投稿日: 2025.02.07
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    冤罪についてのお話でした。実際に、過度な取り調べがニュースにもなっていましたね。起訴されたらほぼ有罪の日本の司法はやはりおかしいと思います。人員や経済的にもなかなか1つの事件にかけられるものは多くないのでしょうが、個人の人生やその家族の人生も大きく狂わしてしまうので、是非慎重に捜査を進めてほしいものです。

    0
    投稿日: 2025.02.06
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    Audible+書籍で 幼少期、仲の良かった同級生が失踪した。 微笑ましい幼少期のシーンと 現在の手に汗握る緊迫したシーンの 緩急がすばらしく、楽しく読めました。 権力や見栄の為に、弱い人が犠牲になってしまう様は胸が苦しくなった。 初めての太田愛さんの作品でしたが、 こちらの作品と関係のある 『犯罪者』『天上の葦』も読んでみたいと思いました。

    1
    投稿日: 2025.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少女失踪事件と23年前の少年失踪事件が交錯する話。うわぁぁぁあってなりながら読んでた。全然先が読めず一々驚き掻き回されてた。警察や司法の権力が恐ろしくなり信用ができない。ノンフィクションかのようで心臓が痛くなる。23年前の少年達の気持ちもあらゆる人の気持ちも分かり辛い。 あとね、相馬にやっと警察内の仲間が出来たと喜んでたのに!もうほんとこの世界の警察すっごい嫌い…。犯罪者のトリオが今作でもトリオしてるの好きやし各々の活躍が大好きなんやけど、警察での立場が弱い相馬のことをいつも考えてる。何だこの社会。警察も、司法も、何を信じたら良いんや。権力がある組織だからこそ、正義を全うしてほしいのに。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    面白かった。登場人物の名前をみて、あれ?と思ったらやっぱりそうで、「犯罪者」のその後のお話でした。犯罪者も面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『犯罪者』も、自分の利益のために関係ない人が犠牲になる、という話だったと思う。 日本が安全なところだと言われているのは、法整備がしっかりなされ、警察官もきちんと動いているからだろう。しかし、それは『正義』だけなのか。実績をあげて上に立つためにと躍起になることが、この小説のようにあるのかもしれない。実際に冤罪は起きていて、その報道は大々的にはされない。こと犯人逮捕に関しては間違えがあってはいけないと思う。被害者遺族のために早く逮捕したいとか、大きな感情は出るかもしれないがそれに支配されず、冷静に捜査して欲しいと思った。 そして、自分に絶対の自信を持つことは自己肯定感を高めるかもしれないが、ただ自分に陶酔しているだけの人であり、自分の非を認めて反省することの大切さを改めて感じた。

    2
    投稿日: 2025.01.18
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    あと1日、あと1時間、あと1秒でもタイミングがずれていれば、と読みながら何度思っただろう。 とにかく中弛みすることなく、最後の最後まで緊張感が途切れることなく読み終えられました。 3章まではひたすら点を集める感じで、何か分かりそうだけど掴めなくて。 4章から物語が一気に動き始め、読了前から最初からもう一度読み直したい!と思いながら読んだ本は初めてかも。 点と点が線になり、浮かび上がる真実が悲しく辛すぎて、、 それでも、あの夏、相馬がいてよかったと思うし、あの人のこれからの人生が少しでも暖かく優しい世界でありますように。 太田愛さんの作品は初めてで、読んだあとに前後に2作品あることを知りました。 ぜひどちらも読んでみたい!

    9
    投稿日: 2025.01.09
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    ある方に薦められて手にした本。 一気読みした。なんとも切ない…。どれかひとつでも行動が違っていれば…。 私はあの人とあの人が同一人物ということに、全く気がつかなかったので、驚きもちゃんと楽しめた。 それにしても…重い…。ラストは少しだけ救われたかな…。 他の作品ともリンクしているらしいので、読んでみたい。

    1
    投稿日: 2025.01.06
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    【自分用】 4章から5章にかけてから面白さが加速した。 ・読みやすさ 最初は登場人物が多く、 慣れるまで時間がかかった。 特に主要人物が3人おり、 誰が誰なのか分かるのに苦労した。 ・伏線回収 驚いた。 描写がかなり細かく落とし込まれていて、 後からこの言葉、行動はこういう意味だったのかと 発見が多々見つけられた。 ・総括 面白かった。 いくつも事件が起きるが犯人が誰か分からない。 散りばめられた伏線が最後一気に回収されたのも すごく爽快だった。

    0
    投稿日: 2025.01.06
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    積読消化1冊目。 刑事ドラマの脚本家とあってテレビ的なテンポの良さが感じられたけど、登場人物が多くて脳内再生が大変だった… 「幻夏」というタイトルが読後しっくりくる。子供じゃないけど、勿論大人でもない時期のかけがえのない夏の思い出。幻にも思えたような数日が、彼らを繋ぎ合わせたんだなあと。

    1
    投稿日: 2024.12.29
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    ものすごく考え抜かれたストーリーでした。 全く推理力の無い私は、中盤で話が終わってしまうのではないかと思ってましたが、そこからのストーリーは本当に読み応えがありました。 こんなストーリーを考えられるなんて、作家さんの凄さに改めて感服しました。

    23
    投稿日: 2024.12.29
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    最後まで読んだら面白かったけど、途中まではあんまり面白くないかも、 最後まで読める気力のある人にはおすすめ!

    3
    投稿日: 2024.12.05
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    これを読むために犯罪者を先に読んだわけだけど… やはり犯罪者を読んでからにしてよかった。 長いけれど一気に読んだほうがよい作品。読まざるを得ないし。

    2
    投稿日: 2024.11.20
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    期待が大きすぎたかも(´-`).。oO途中読むのがしんどくなりどうでもいいとなりました。なんとか読了。なんでだろう、文章があまり入ってこなくて私には合わなかったかもです。

    2
    投稿日: 2024.11.09
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    同シリーズの前作『犯罪者』に負けず劣らず、圧倒的な読み応えでした。 今作も手に汗握る展開があり、グイグイ読ませる力がある。そして物語の中に入れ込まれている社会問題の数々が、読み手の心を重たくて苦しい気持ちにさせます。 「続きが気になる!」と頁を捲る手が捗る読書の楽しさを味わいつつも、読みながら多くのことを考えさせてくれる。この作品を読んで良かったと、心の底から思います…。 一人でも多くの人に読まれてほしい、素晴らしい社会派ミステリー小説。とにかくオススメの一冊です。

    5
    投稿日: 2024.10.27
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    本屋さんで見かけて以来、ずっと読んでみたいなぁと思っていたところ、ついに図書館で見かけて即借りた。 ものすごいボリュームだったけど、とても面白かった。 冤罪について考えたこともなかったけれど、1つの過ちがここまで人の人生を狂わせてしまうのだと思うと恐くなった。 ミステリーなはずなのに、切なくて切なくて、何度もうるうるしてしまった。 細切れでしか読めなかったのがもったいなかった。また一気に読める時がくれば再読したい。そして、次は是非購入して登場人物の一覧を参照しながら読みたいと思う。 そして、シリーズものであることを知ったので早速本棚に追加した。

    1
    投稿日: 2024.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み応えがあった。余韻がすごい。 最初は謎が多すぎて(あの記号の意味は?なぜ土曜日の時間割?父親は誰になぜ殺された?)しかもその答えが全然分からなくて、どう進むんだろ。。って感じだったけど 後半からもう止まらなかった。 無邪気な少年たちがどんどん堕ちていく。その対比が素晴らしくて、相馬と出会うちょっと前が描かれたエンドが切なくて切なくて。。 冤罪さえなければ、って思ったけど、それはそれで相馬と出会えていない。あの楽しかった夏休みを過ごせていない。 元凶は冤罪かもしれないけど、その後の歯車も少しずつズレていってしまって、何かが少しでも変わっていればこんなことにはならなかったかも、と思う。 拓もどうにか生きていて、尚と支え合って生きていけたらよかったのにな。

    4
    投稿日: 2024.10.15
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    厚めのミステリーでした。最近、裁判・冤罪関連のドラマや本をよく見るのですが、どれをとってもこの胸くそ悪い司法制度にはイライラしますね。どこまでが現実的なのかはわかりませんが、人が人を裁くのは恐ろしいものです。私の感覚では、人の人生を左右する決断を迫られるプレッシャーには耐えられないな思うのですが、こういった人たちは慣れてしまっているんでしょうね。人間の物事を曖昧に捉える能力がいかんなく発揮されてますね。そんなに出来た人間なんでしょうか?

    65
    投稿日: 2024.10.10
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    すごく好き 明るい話でも楽しい話でもないけど、良い余韻が残るラストだった 犯罪者、幻夏と続いて登場人物に愛着が湧きすぎているので第三部読みたいけど読みたくない、、終わってしまうのが悲しい

    6
    投稿日: 2024.10.08
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    あの夏起きた事は幻だったのか。長い幻に囚われた青年が必死に現実世界へと一石を投じる。皮肉にもその一石があの夏を幻にしてしまった。この物語も幻であってほしい。

    19
    投稿日: 2024.10.02
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    ヤバヤバヤバー!!!! 読めば誰でも この作品が好きになり 虜になる気持ちがよく分かりましたー!! 12歳の少年が夏休みの終わり 家族や友人の前から突然姿を消す… 彼は 何を求め 誰を守るために いなくなってしまったのか… 失踪から23年が経っても 未だに少年の行方は分からないままだった… 23年の時が経ったある日 少女誘拐事件が起こり 過去の事件との共通点にたどり着く 過去の事件を追うことで 少しずつ失踪した少年の輪郭が 浮かび上がっていく 失踪した少年やその弟 友人と過ごした あのひと夏の思い出が輝けば輝くほど… その後の少年たちが辿る人生の辛さが際立ち 彼らのささやかな幸せを奪った理不尽な展開に やるせなくて悲しくて だぁぁぁぁぁ…と涙涙となりました!! 彼らが背負った十字架が あまりにも重すぎる!! こんなにも切なさが心に沁みるミステリーは 他にはないです!! 装丁のように 西日に色濃く残る少年の影が この物語の全てを語っているんだろうな… 素晴らしい物語でしたー!!

    5
    投稿日: 2024.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人殺しではなかった父親を殺してしまい人殺しになってしまった弟の拓とそれを庇う兄の尚。そして、拓を守るために尚が弟を… 強い敵と闘うときは遠距離からと教えたことの後悔とオーセベリ号が神戸港からすでに出港してしまっていたときの絶望感は辛い。

    6
    投稿日: 2024.10.01
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    23年前の夏。忘れられない幼少期の出来事、、、 ひとつの間違いから人生が180度変わってしまった家族。父の思い、母の苦悩、兄弟の優しさ、友人の葛藤。辛いね、きついね、しんどいね、、、 終盤に向け、真相に向けたコロコロ変わる展開!驚きの連続!切なくて哀しくてギューってなる作品です

    45
    投稿日: 2024.09.30
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    細かい伏線の回収が圧巻。事件の真実にぞくっとしました。 伏線が回収されるまでがやや長いものの、後半は一気読みした。 冤罪とそれに関わる家族の話。

    11
    投稿日: 2024.09.30
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    冤罪。繰り返し起きている。足利事件、志布志事件、東住吉事件。その恐ろしさは我が身に降りかからない限り実感できない。警察、検察、裁判所それぞれの組織的な病理によって引き起こされ、どこかでチェック機能が正しく働けばふせげたはず。行き過ぎた取り調べや予断をまじえた捜査。

    3
    投稿日: 2024.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冤罪。国家権力、警察検察の腐敗した決めつけ捜査や取り調べ、証拠の隠匿などで起こりうるその流れが描かれていて非常に興味深いものだった。 それと並行し、少年時代の相馬と知り合った尚と拓とその母親と、取り調べ官によって虚偽の自白を強いられたその父親の冤罪の真相に迫っていく。 尚の弟拓への愛情、拓の兄への憧れも忠誠心、亮介のその兄弟への思いと正義感には切ないとてもものがある。 相馬(亮介)と行動をともにする探偵との連携もこ気味良く読んでいて飽きない作品でした。

    5
    投稿日: 2024.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんとも言えない後味がものすごく好きだった。 "幻夏"というタイトルがだんだん濃くなっていくことがものすごく怖くて、でもそれに抗う相馬とその仲間たちを必死に応援していて。とにかく感情が揺さぶられた。どちらが善でどちらが悪で、何をすれば解決出来るのか、深い深い社会の闇の中で自分の信念を貫いた尚。でもさいごにそれを止めてくれた友人がいたことにとてつもなく救われた。この事件はもっと前から始まっているのかも〜で始まり、それに帰結する最後の、出会った瞬間を尚視点の幼少期締めくくってたの、この物語の構造のまとまりがとても良くて綺麗でそういった部分でもお気に入りの1冊になった。事件の発端は冤罪なんだけども、あくまでこの物語の主人公はそれに全てを狂わせられた尚だと思っているから。

    5
    投稿日: 2024.09.18
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    偶然出会った少年たちのひと夏の思い出。 友となった少年が突然の失踪し…そして23年後の現在の事件へ繋がる謎解きストーリー。 フィクションなんだけど、すべての事件の発端となった少年の父親の冤罪事件がみて見過ごせないほど、現実味を帯びている。 『十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜(むこ)を罰することなかれ』 法律は完璧じゃないし、人が人を裁くのが、どこまで正しい(公平な)のだろうかと思った。 絶対に間違いを起こさないのは無理でも、真実がわかった時に隠蔽をしない世の中であって欲しい。

    23
    投稿日: 2024.09.18
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    図書館本。 夏休み明けの尚の失踪。なぜ? 時が経ち、少女の失踪。その場には、尚の失踪したときと同じものが…。 水沢家の末路は哀しいものが。冤罪から始まった人生の歯車は…。 9月は2作品とも冤罪に関する作品だな。警察って…。

    2
    投稿日: 2024.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「十人の真犯人を逃すとも一人の無辜を罰するなかれ」 相馬・鑓水・修司シリーズ第2弾。今回は冤罪がテーマ。『犯罪者』と同様、きちんとしたシステムが構築されていても、それを扱う人間が正しく運用しなければ全く意味をなさないこと、その人間が、自らが他者に与えた痛みに対して見事なまでに無関心であるがために犠牲を生み出し続ける現状、そして巨大な力を前にした弱者の声はいとも簡単にかき消されてしまうことがキリキリと胸を締め付ける。 まばゆいばかりの毎日から、忽然と姿を消したたった12歳の子供の思いを知ったときの衝撃とやりきれなさ。一つの冤罪が、ここまで家族全員の運命を滅茶苦茶に狂わすのか。

    7
    投稿日: 2024.09.17
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    兄弟愛、家族愛など心温まるミステリー。 少し長いので途中飽きそうになりますが、300ページくらいからどんどん伏線が回収されていきます。 この本を読んで、自分は警察がメインで出てくる話が苦手なんだなと気づきました。

    3
    投稿日: 2024.09.14
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    読み終わって本当に色んな意味ですごい読み応えのある本だったと思いました。 冤罪というのは本人はもちろん、その家族や周りの人間まで地獄に落とされ、人生を狂わされるものなのだと改めて痛感させてもらった作品でした。 僕自身まだまだ読書初心者なのですが、太田愛さんはすごい作家さんなのだと感じました。 他の作品も読んでみたいです。

    3
    投稿日: 2024.09.02
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    子どもが話に関わってくるからか、今までの太田愛さんの本の中で、一番苦しかった。 冤罪、警察、検察、裁判官、起訴 平成29年初版 今はどうなんだろう。

    30
    投稿日: 2024.09.01
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    どうしてこんな風になってしまったんだろ。 いつから歯車が狂ってしまったんだろ。 とても切ない兄弟の話 一気読みでした。

    3
    投稿日: 2024.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1人キャッチボールをする明るさと捜査関係者となるクールさ、この二役を演じるなら生田斗真かな。母は高岡早紀、一択よね。涼介は誰だろう…

    4
    投稿日: 2024.08.22
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    冤罪の話だった。日本では、知り得た情報を全て裁判に提出しなくても犯罪にはならないそう。アリバイ情報の握りつぶしなど簡単に出来てしまう(アメリカでは罰せられる) 大川原化工機 冤罪事件のNHKドキュメンタリーを見た。シナリオを書いた警察官は処罰されないどころか昇進、検察官も謝罪すらせず控訴している。この人たち、偉くなって、幸せなのだろうか。

    70
    投稿日: 2024.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵鑓水、修司、警察官相馬の3人組の話。2作目だけどこれを最初に読んだ。 面白かったが中盤の盛り上がりに対して幕引きがこんなもんか、という印象。 冤罪とそれを引き金に起きる不幸な事件の数々どんな結末になるのか、とてもワクワクしてよめた。しかし、多数の関係者を巻き込んだ復讐劇だったのに、最後は犯人と相馬の話に閉じてしまった感。 物足りない感が残った。 以下 ネタバレ含む。 殺人冤罪で何年も刑務所に入っていた父親を、出所直後に誤って殺してしまった弟を守るため、兄が罪を被り失踪。 当日小学生だった兄弟も大人になった頃、失踪した兄が殺人を犯し、その容疑者、被害者、裁判官に父を冤罪に追い込んだ者達の関係者を巻き込み、復讐の冤罪事件を引き起こそうとする。 兄弟の母は開始間も無く病気やら老衰で死ぬ。弟は父を殺した罪の意識が消えず、あるタイミングで兄が殺してやるる。 兄は復讐の冤罪事件の最後の仕上げで警察に打たれて逮捕→入院。幼なじみの相馬と病院のベッドでやっと再開。 復讐相手は訴えられたり辞任したりとある程度のダメージは受けたが、なんか期待していたほどの痛い目は合わずに生き続けている。

    4
    投稿日: 2024.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー力だけではなく、司法や冤罪への追求、友情、人間力が散りばめられ圧縮されたような作品。 あの夏、3人にとって本当に特別な夏だったんだなぁ。 他作品も、読みたい。 太田愛さん、「相棒」の脚本家だったんだ…。

    5
    投稿日: 2024.08.05
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    ミステリー×冤罪×家族 がテーマでしょうか? 泣けました。泣きました。 女子大生誘拐事件と23年前の男児失踪事件。 事件に隠された真実とは?? 司法の闇による冤罪。 現実世界にもあるのだろうか?と、考えさせられた。 「お前がやったんだ」と、四六時中言われ続けたら、 よほどの人間じゃない限り、正気を保てなくなるのは当たり前だ。 冤罪となった人は職を失い、家族を失い、刑務所に入れられ、、、 その描写に感情移入して悲しくなった。 尚の父親の言葉 「あいつらはなんだってできるんだ。  一度疑われたら、やっていようがいまいが、犯人にされてしまうんだ」 太田愛先生は人気テレビドラマ”相棒"の脚本を務めたこともあるとのこと。 初著者だったが、すっと物語が頭に入ってきた。 23年前と現在が交差しながら、物語が進んでいく感じが立体感を感じさせ、 ドラマ化や映画化されてもきっと見ごたえがある作品になると思う。

    9
    投稿日: 2024.08.02
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    【シリーズ2】 交通課に左遷され、捜査から離脱した相馬亮介の過去にまつわる話。切ない…。 テーマは冤罪、怖い世の中だ。 捜査官と検察の筋書き通りに誘導される。目をつけられたらお終い、自白に追い込まれる。理不尽で怒りが込み上げた! 失踪した友達、尚。残された【//=|】の記号。 相馬12歳、あの夏の出来事は鮮明のようで、幻のようで——。 「犯罪者」の際にも思ったが、秘密が発見される→場面が切り替わりタネ明かしは少しお預け、の描き方はドラマと似ていると感じた。巧い! やるせないながらも、私は希望を見出したと信じたい。

    18
    投稿日: 2024.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    号泣した。 これまで冤罪を扱った作品を観たり、読んだりしてきたけれどこんなに泣いた作品はこれが初めて。 ある夏の日に偶然出会った尚と拓の兄弟と涼介。 一緒に過ごした時間はほんのわずかだったけれど、そのわずかなあの時間が尚と拓の生きる糧になっていたのかと思うとまた涙が止まらなくなる… 事件現場に残された暗号から繋がる、過去と現在の事件の謎が紐解かれていくたびに、水沢家に降りかかった不幸が明らかになるところはもう見ていられず、 拓が『ぼく、一人前だから!』って得意げに言ってた言葉にもまさかあんな真実があったとは思わなかったから読み進めるのがすごく辛かった。 読んでて、拓があまりにも可愛い弟だったからすごく感情移入してしまって… ある日突然、大好きな尚がいなくなって、同じタイミングで涼介も引っ越して、突然ひとりぼっちになってた拓。 怖くて寂しくてたまらなかったろうに、きっと「母親を支えなきゃ」って頑張ったんだろうなと思う。 何度くじけそうになったのだろう。 あの親戚もだいぶクズ。 尚と拓が再会して、ドライブ先で拓がものすごく鮮明にあの夏の日のお泊まり会の出来事を、自分が買ったお菓子の名前まで覚えてたなんて… あぁ、この子もあの夏の思い出を支えに今まで生きてきたんだなって…また泣けてくる。。。涙 終章での尚の回想シーンでは嗚咽が出るほど泣いた、、 “冤罪”はここまで他人の人生を狂わせるのか、、 読み終えて、“幻夏”というタイトルでまた泣けてくる。

    8
    投稿日: 2024.06.29
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    小説だと分かっているのに冤罪許せねえええええ!!!って腸が煮え繰り返る本だった...! 最後のあたりは結末が気になりすぎて一気読み!! 同作者の『犯罪者』の方が面白くて好きだったけど、本作もまあまあ楽しめた。

    12
    投稿日: 2024.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Audibleで読了。 面白かった。 ■朗読の話 これの前に『爆弾』を聞き、読手の星さんが読まれた作品を他にも聴いてみようと聴き始めた。 演じ分けは相変わらずすばらしい。分けて録ったらしい箇所で、若干読み方が変わるのが気になった。  作者が、「窓の外」のことを「窓外(ソウガイ)」と表現する習慣は、音で聞いたからこそキャッチできたようにおもう。自分も今度つかってみよう。 ■本編の話 ・前述の通り、読手を追って出会った作品だったが、期待以上だった。 ・全体的に、次々と明かされる新事実が本当にずっとつらくて、頼むから救われてほしい、と祈りながら読んだ。 シュウジを殺そうとまでしたナオ、大切な弟を自らあやめたナオ、自分の生命ごと全てを終わらせようとしたナオ、その切迫感。孤独感。殺人はまったく許されない選択だが、同情させられてしまう。  作者の太田愛さんが脚本家出身の方と知り、なるほど、ドラマティックな演出の数々はその経験からかと唸った。タクとの別れも、カナエの最期も、あのしあわせだった夏休みとの対比が切ない。 ・要所要所では自分も推理しながら読み進めたが、ことごとく予想外の方へ話が進む。唯一「ナオはしんでいない」その推測だけが当たった。  現場に残された謎の傷は、子どもたちの間で流行っている「願いが叶うおまじない」「会いたいひとに会えるおまじない」で、寂しい子どもがそれぞれ偶然書いたもので、犯人とは無関係なのではないか!と予想していた。 しかし、そんなやさしいものではなかった。ナオ自身が書いたということは当たっていたが、それまでの自分を捨てる、という悲しい動機でうまれたものであった。つらい。タクがその記号を引き継いだことも、意図は分からずじまいだが、考えさせられた。  誘拐は母子3人の所業、優しい母子のことだからさすがに少女は生きて帰ってくる、はず。そうであってくれ、と願っていた。 しかし実際は、タクも、母親も、いなくなってしまった。つらい。だから表紙がこのデザインなのか。それどころか、もっと大勢が亡くなっていた。つらい。 少女が生きているという読みは合っていたが、「効果的なタイミングでころすために生かしている」だけという、むしろ残酷な展開だった。 ・おじさんズ(名前も覚えていないのだが……祖父と指揮官と容疑者父……)が、キャリアこそ積み上げているものの、没個性の職業人であることが却ってリアルだったようにおもう。 ・ソウマとヤリミズとシュウジは、前作からの縁らしい。気になる。

    5
    投稿日: 2024.06.22
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    当時小学6年生だった尚の家族を守ろうという強すぎる責任感と優しさに胸を熱くしつつ、登場人物それぞれの視点やエピソードがつながっていくスピード感に読む手が止まらなくなった。最後の尚のエピソードで相馬と尚の友情が改めて感じられて感動! 冤罪が引き起こす悲劇にやりきれなさ、冤罪を着せた当事者の地位と名誉しか考えない冷酷さへの苛立ち、真相があらわになる興奮、家族や友人の絆への感動…完全に物語に引き込まれる作品だった。

    6
    投稿日: 2024.06.22
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    切ない…切なすぎる。尚の人生…涙。 相馬の少年期を描写し『犯罪者』では企業の隠蔽体質を題材にそして『幻夏』では冤罪を題材に社会組織の腐敗に焦点を当てる小説。 太田愛さん,流石です!あっと言う間に読んでしまいました。面白かったです。

    5
    投稿日: 2024.06.16