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カラミティヘッド(1)
カラミティヘッド(1)
虎哉孝征/講談社
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総合評価

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    2036年独立に沸く北アイルランドで、女性音響学者の首なし死体が発見される。考古学者兼刑事のレーチェル・ブラックは、古代ケルト神話の人頭崇拝との関係を見出すが、英国側の謎の組織に追われることに。失踪する教授、謎の天才少年少女、新興巨大企業UGI、そして生きた首。過去から未来へ、首と音が錯綜する。goodアフタ単行本第三陣。ジャンルとしては、近未来オカルトミステリーといえば近いか。絵はどっかで見たことある感じの、比較的癖のない感じ。そこそこうまい。話の方は、面白いのかもしれないが、正直わかりづらいし、引きも下手。ネタ自体は結構、王道要素を組み合わせていて、惹かれるものがある。自分がオカルトネタが好きだからかもしれないが、なんだかんだ読めてしまうのが悔しい。スプリガンとか、マスターキートンとか、ヘルシングとか、神話ネタがドンズバな人は結構ハマるかも。ただクオリティはそこまで高くない。

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    投稿日: 2010.04.10