Reader Store
まんが人物伝 ベートーベン 生きる喜びを伝えた作曲家
まんが人物伝 ベートーベン 生きる喜びを伝えた作曲家
平野昭、鎌谷悠希/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

2件)
3.5
0
1
1
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    お父さんに教育虐待のように音楽を教えられていたが、最後は自分の道を見つけたようで良かった。母が危篤の時は、ウイーンから帰ったが父が死んだ時はそのまま留まったのはやはり愛情の差だろうか。 甥に厳しく教えすぎて逃げられるのも父の血筋を感じる。しかし、弟は自分が亡くなるとき、なぜ妻よりも兄に子供を任せようと思ったのだろうか。音楽家で飯を食っていけるようにしてあげたかったのだろうか

    0
    投稿日: 2025.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    夏休みの息子の教養強化シリーズ。 角川のこの漫画のシリーズが絵が綺麗で現代風で読みやすい。 読みやすいけれど、内容としても端折りすぎということもなさそう。十分とはいえないだろうけど、どのような時代の人で、どのような人生を送ったのか、どのような偉業をなしとげたのかは小学生にも理解できるようになっている。 私自身、ベートーベンの生涯についてちらっと聞き齧ったことはあったけれども詳しくは知らなかったので改めて知ることができてよかった。 天賦の才能に惜しげない努力、そして周りの人の協力を含む環境があのような大作を作り上げたと思うとやはり偉大すぎる巨匠。 そして耳が聞こえなくなってしまうという不幸な出来事やさまざまな困難に打ちのめそうになりそうながらも進み続ける姿に胸を打たれた。 ストーリーを読んでいると実際の音楽も聴いてみたくなり、Spotifyでベートーベンの交響曲やピアノソナタなどひととおり聴いてみた。(便利な時代・・・)どれを聴いてもマスターピースというに相応しいほどの名曲揃いでため息が出る。 もう畏敬の念しかない。 副題が「生きる喜びを伝えた作曲家」とあるが、まさにその通りだと思う。息子も何かしら感じてくれるところがあれば良いなと思う。

    0
    投稿日: 2022.08.18