新章が始まったわけだが、車で言えば、エンジンを載せ換えたのか！？ というぐらい話が変わっている。とは言え千春に焦点が当たっていた前章から続く人情話に変わりはなく、連作短編的なアプローチも同じである。 この作品に共通しているのは「がんばる人」だ。挫けそうな時、もうダメかもと顔を伏せた時、それでも進み出そうとする人々の姿勢に元気が出る。面白い。

茜さんが主人公みたい。 6巻を飛ばして読んでるから、急な展開に追いつけないところはあったけど、活動休止は果たして6巻に描かれているのか…楽しみ。 千春も雪緒もお節介というか、一歩踏み出すところがやはり持ち味なんだろうな それに救われる人もいて、本人はもどかしい思いをして。 私が実際やったら、どんなことが起こるんだろうか、なんて思った。

「冬至の夜のりょうおもい南瓜」 お礼をしに行くと。 本当にただの偶然が生んだ出会いであったとしても、そこから縁を繋いだのは自らの力だろ。 事実とは違うことばかり世間に発信されたら、何もしていないからこそ心が疲弊してしまうだろ。 「豚汁、石狩鍋、三平汁」 書かれていた産地。 長年付き合い続けていて分かっていたとしても、性格ばかりは簡単に変える事は出来ないな。 見えないところで想いを込められたお弁当と、目に見えて分かる特別な品書きは嬉しいだろうな。 「二十二時のきんぴらおにぎりエトセトラ」 時間外注文の届先。 間違っていないと本気で思い込んでいる状態で、誰が話したところで返答は同じだっただろ。 上手く受け流しながら怒られない程度に言い返していたとしても、毎日言われると辛くなるだろ。 「父と娘の玉子焼き」 一歩ずつ歩んでく。 何が一番なのか全く分からなかったろうが、迷惑だけはかけてはいけないと必死だったろう。 楽しかった思い出に縋るよりも、新たな一ページを増やしていくほうが心が軽くなってくのでは。

☆4 新シリーズ第1弾 前作までの主人公・千春がユウと夫婦になり、｢くま弁｣で新たに配達のアルバイトとして働くことになった雪緒が新シリーズの主人公に。 前作までのシリーズに登場した｢くま弁｣の常連客は変わらず新シリーズでも登場してくれるので、前作からお話がそのまま続いているような安心感がありました❁⃘*.ﾟ 今後の展開を楽しみに、引き続き新シリーズも読み進めていきたいと思います！

しあわせ宅配篇。 新しくくま弁のお弁当を、宅配し、そこで関わる人とのお話。 すごく温かい気持ちになる一冊。 そして、対人関係についてかんがえさせられました☆

迷いながらもパワーのある雪緒さんに主人公がバトンタッチ。 千晴ちゃんとユウさんは居るものの、前シリーズからはやっぱり別なんだなぁとしみじみ。 変化はあるものの、やはり人との関係性はどれも暖かいお話ばかりで読後はホッとします。

千春とユウさんの詳細も気になるが、雪緒編も良かった。誰かの小さな何かになれると言う事はやはり心躍ります。連日どんどん読み進めています。

くま弁に新しいキャラクターが登場！ 前職にお弁当を届けた話 嫌いなタイプの男の人が出てきました ユウさんと千春さんの人柄が、雪緒さんのような素敵なお品書きを作れる人を呼ぶんだな！と思いました

シリーズものだとは知らずにこれから読んじゃった・・・ショック。 登場人物たちが誰も彼も嘘くさくて、頭の中で全くリアルにイメージ出来なかったのは前作を知らなかったからなのかも。 しかし出てくるご飯はどれも美味しそうで、読んでたのが深夜と言うのもあってかずっとお腹鳴ってました。 かぼちゃのぜんざい、近い未来に振る舞ってあげようと思います。 きんぴらおにぎり、食べたこと無いどころか見かけた事も無いけど絶対美味しいですね。北海道にはよくあるのでしょうか？ 特にそういう訳でも無いのだとしたら、ピンポイントにきんぴらおにぎりを毎度要求する鷹森バカ面倒ですね。

くま弁シリーズ⑦　(宅配篇①) 　冬至の夜のりょうおもい南瓜 　豚汁、石狩鍋、三平汁 　二十二時のきんぴらおにぎりエトセトラ 　父と娘の玉子焼き くま弁があるのは変わらないけど、主人公が千春ちゃんから 運転大好きな雪緖ちゃんに変わったー!! くま弁がデリバリーもできるようにするために、 アルバイトを雇おうとしており、 そこに、たまたま職場をやめたばかりの雪緖が遭遇。 雪緖ちゃんが主人公なんだけど、 個人的には黒川さんの娘の茜ちゃんが 物語を引っ張ってくれてる感じがして好きだったー。 きんぴらおにぎりの話は、雪緖ちゃんの元職場の 同僚である鷹森がパワハラ、セクハラのパレードで 読んでて、めっちゃイライラしたー!! きっとこの人は、また出てくるんだろうなー笑

新シリーズ、面白かったな？！ユウくんと小鹿さんは無事落ち着いたのにまだシリーズは続くからどういうこと？と思ったらそういうことか！面白かったわ。いつも思うけどみんな若いのにしっかりしてんな…

宅配担当でバイトを始めた雪緒が主人公。 千春とユウ夫婦の影が薄くなって甘さ控えめになった気がするが、そこがなかなかよい！ きんぴらのおにぎりを食べてみたい。 あぁお腹減った。

できることがある、やれることがある。 雉村さんのエピソードの、 雪緒のセリフが印象的だった。 前向きになれる言葉がたくさんあふれていて、 読んでいて幸せな気持ちになれる、 大好きなシリーズです。

シリーズ7作目。 マンネリ化してきたゆうさんと千春さんとの話から、新たな登場人物が！ 前職を訳あって退職し、くま弁のお弁当に巡り合い、宅配のアルバイトとして働くことになった雪緒。 最初、なかなか彼女に感情移入できなかったけど、 第3話は、読んでいてワクワク（⁈）してしまった（笑） さあ、続編に期待‼︎

読んでいるだけで癒される本。千春さんとユウさんのように周りの人との時間を大切にしていきたいと思った。

シリーズものなのに全然中だるみがない。 ずっと読んできたからと惰性で読み続けるなんてことなく、ずっとわくわくした気持ちが失われないのが素晴らしいと思う。 それにしてもこんなに長いシリーズになるなんて想像していなかったな。

シリーズもののようだけど、なんとなく１冊ずつ独立している雰囲気だったので、表紙のおむすびに惹かれて最新刊を読んでみることに。ごはんに癒される話というのは良いものですね。 訳あって会社を辞めた女性が勤め始めたお弁当屋さん。どんなに嫌みな客に当たろうとも、客の要望に添おうとする姿勢を見習いたい。 舞台となるお弁当屋さんがいつも同じでヒロインが変わるというわけでもないのでしょうか。こりゃシリーズ最初から読んでみなければ。 あ、卵焼きを作るときの描写だけは「うっ」と声が出ました。だって私は関西人。砂糖は入れないもんで。

きんぴらおにぎりが食べたくなる1冊。脳みそに負担なくお気楽にスラスラと読めるのが良い。ただし、お腹が空いているときに読むとお腹が鳴り始める。 雪緒の120%で人にぶつかっていける純朴さが羨ましい。世の中そんなにうまくはいかないものよ、と腹黒く思ってしまう自分もいるけれど、そもそも雪緒は相手からの見返りを期待しないからそういうことができるのか。やりたいからやる。できることをやる。言ってみればただの弁当配達だけど、お届けしていたのは弁当だけにあらず。 ほんわか心温まる話が詰まっていました。　

前回、最終回みたいな終わりかただなと思っていたら、結婚シーンを飛ばして、数年後のくま弁に(ビブリア古書堂を思い出す)。しばらくは雪緒が主人公なのかな。

くま弁でデリバリーのアルバイトに入った雪緒。 助けようとして助けられなかった過去がトラウマになっている雪緒だけど、人を思いやる心をもった温かい人。 その心が雉村も、茜もすくっていく。 雪緒の退職のきっかけになったあいつ、マジ許すまじ。 とことんやられてほしかったし、おおごとにしちゃえばよかったのに。 ま、そこまでいかなくても、なかなか愉快な状況ではあったけど。粕井、GJ! ユウと千春が結婚した後の話が読めて嬉しかった。 続きが出たら、絶対に読む！