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猫丸先輩の空論
猫丸先輩の空論
倉知淳/講談社
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総合評価

20件)
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    何処かで起こる、ちょっとした不可解が、猫丸先輩のロジックでひとつの答え(あくまでもひとつ)に到達する。唯一犯罪の匂いがする「夜の猫丸」ちょっと怖いですね。

    0
    投稿日: 2023.03.10
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    以前に、前作を読んでて、続編も楽しみにしてたんですが…猫目先輩ウザっf^_^;あれーこんなだった⁇と戸惑いつつ読了。わたしの気分が変わったのか…最後は斜め読み。日常の謎もなんかこじつけくさくって、あんまり楽しめませんでした。何年かしたらまた気分が変わるのも。残念。

    0
    投稿日: 2019.06.13
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    日常ミステリって読み終わったとき、どーでもええわ!と突っ込んでしまうのでやはりミステリは殺人事件でないといけないんだなと。

    0
    投稿日: 2017.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日常の謎系と呼ばれる,殺人事件が起こらないミステリは,世の中に多数存在する。日常の謎系のミステリは,日常で起こった少し不思議な出来事について,登場人物がいろいろと推理をしたあと,名探偵役の登場人物が真相を語るという構成がセオリーである。しかし,猫丸先輩のシリーズは少し違っている。 日常に少し不思議な出来事が起き,謎に巻き込まれた主人公が,名探偵役である猫丸先輩に出会い名探偵の推理を聞くところまでは同じである。しかし,猫丸先輩が語っている推理が真相かどうかは分からない。猫丸先輩は真相を語るのではなく,こういう考え方もあるという説を伝えるだけなのだ。 猫丸先輩シリーズの魅力は,真相を語るのではなく,このように考えることもできるという説を語る猫丸先輩のキャラクターにある。このキャラクターが好きな人にとっては大好きな作品になるだろう。個人的には,猫丸先輩のキャラクターは,単に猫丸先輩が憎たらしいと思ってしまうので,そこまで好きではない。よって,猫丸先輩シリーズの評価はそこそこということになる。 猫丸先輩の空論は,猫丸先輩シリーズの中では好きな方。6つの短編は駄作がなく,平均点以上の作品揃い。猫丸先輩シリーズそのものについて,そこまで高い評価をしていないので,★3~★4の間くらいなんだけど…★3で。猫丸先輩シリーズが好きな人には傑作なのでは?

    0
    投稿日: 2015.09.05
  • 神出鬼没の巻き込み型探偵

    猫丸先輩シリーズの短編集(全6編)。いわゆる日常の謎系ミステリで、おかしな事件が起きるたび、子供体型でべらんめえ口調(?)の猫丸先輩(年齢不詳)がひょっこり登場して謎を解いてくれます。 いたずら好きで周囲を巻き込む猫丸先輩もそうですが、起きる事件の不可解さといい、他作品をもじった作品タイトル(「な、なつのこ」、「魚か肉か食い物」)といい、全体的に人を食った感あふれる1冊になっています。それでもミステリとしての基本はしっかり押さえられており、猫丸先輩の推理も適当なようで説得力があります。個人的には、タクシー大集合の「とむらい自動車」と、オフィスの電話が鳴り続く「夜の猫丸」が特に好きです。 巻き込まれる「後輩」たちに同情する一方、自由気ままな猫丸先輩がうらやましくなりました。

    3
    投稿日: 2014.09.05
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    久々にシリーズを再開、これで文庫としてまとまっているのはラストです。 前巻同様、猫丸先輩が日常の謎に対して仮説程度の推理を披露する構成です。やはり推理には多少の物足りなさがありますが、一方で、謎を提起する才能を強く感じる内容でした。毎朝ベランダに置かれていくペットボトルや遠くから近づいてくる電話の着信音など、謎としての魅力に心引かれる訳です。故に推理に対しての期待値も高まってしまうという(苦笑) これ以後は短編集やアンソロジーにフラフラ登場する猫丸先輩を追っかけることになるようです。出来ればまた殺人事件に挑む猫丸先輩が見たいところ。

    0
    投稿日: 2014.08.04
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    白黒はっきりつけず、ただ推論空論を並べ立てる。 真相解明の直前でフェードアウトして、あとは読者の解釈にまかせる。 それがこの短編シリーズの持ち味と分かっていても……うーん、なんだかすっきりしないなあ。

    0
    投稿日: 2013.06.27
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    4- 前作『〜推測』の解説(怪説)で加納朋子に、短編タイトルに文字りネタ縛りを課していくことの苦しさを冗談まじりに指摘されていたが、本作ではその本人の作品『ななつのこ』を元ネタにしてきたことにニヤリとさせられる。 内容も良い意味で安定しているが、いささか先が読めるものもあり、驚きは少ない。もっとも、“ルリ子さん”など登場した瞬間にオチが想像できてしまうが、これはそういう狙いなのかもしれないし、先が読めたからと言って別につまらないわけではない。むしろ安心して読める分、心が多少荒んでいるときなどに読むと、思いがけず平静をもたらすかもしれない。ああ、なんだ、作中のスイカ割りと同じ効能だ。 ところで、裏表紙に“人気シリーズ第2弾”とあるが、紛らわしいことに、これはあくまで講談社からは2作目という意味で、猫丸シリーズは先に創元から3作出ているので本作はシリーズ5作目ということになる。

    1
    投稿日: 2012.11.01
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    シリーズ2作目 今回も日常の謎を猫丸先輩がぬるっと解決。 あー、いや、やっぱ解決はしてない? 答えの1つを話してるだけだもんね。 だから、本当にそれが答えなのかどうかわかんないし。 とはいえ、なんとなく納得しちゃいますが。 ネタバレになるからどれとは言わないけど、騙されたー。 作者にというより猫丸先輩におちょくられたようでくやしい。  「夜の猫丸」が好み。

    0
    投稿日: 2012.01.19
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    とある邪な事情で買った本です。 日常の謎を扱ってるけれど、ちょこっと怖かったりするのが少々苦手。今回はそれほどでなくて良かったです。 でも面白さは前に読んだほうだったかな。連作短編の面白さと衝撃がありました。もう内容は覚えてないし、どの本だったか定かでないし、怖がりだからもう一回読めるかわからないけど、今度読んだときはメモっておこう。

    0
    投稿日: 2011.12.06
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    アパートのベランダに毎朝置かれる、水の入ったペットボトル。交通事故現場に集結する無線タクシー。密室状態のテント内で割れた七つのスイカ―誰が、なぜそんなことを?不可解な「本格」的状況を神出鬼没の童顔探偵・猫丸先輩がすらりと解決。その推理はますます冴えわたる!?人気シリーズ第2弾。

    0
    投稿日: 2011.03.13
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     もともと本格調の密室殺人でデビューした猫丸先輩、いつのまにか路線変更して血なまぐさくないのどかな作品のみに登場するようになってしまったというのは作者の弁である。血なまぐさくないのは結構であるが、提出される謎はのどかではないものが多い。そこがこの作者の一連の作品の魅力であろう。ちなみに今回のお気に入りはあらすじの二番目のタクシーの問題である。事故現場に次々とタクシーが迎えにやってくる。その場所に居合わせた人間は呼んでいないのに。誰が何の為にというお話である。なるほどと膝を打つ解答に感心したのだが、犯人はわからずともモデルになった場所はわかった。杉並区の○○坂であろう。犯人以外の指摘ができたのはこれがはじめての経験であった。

    0
    投稿日: 2011.02.17
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    殺人事件が発生しない、日常系ミステリーです。 お話自体がほのぼのとしていて、面白かったです!! 猫丸先輩のキャラもよかったです。

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    投稿日: 2011.01.19
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    いつも同じ作家さんのばかり読んでいるので、新たな視野を広げようかと購入してみた一冊。 殺人の起こらないミステリというから、北村薫さんみたいな感じの話を想像していた。 確かに面白いとは思うけれど、もう少しパンチの効いた話を期待してしまっていた。

    0
    投稿日: 2009.11.20
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    猫丸先輩、日本一かわいい探偵じゃないか? 相変わらずののらりくらりぶりが好きです。 ただ先輩の答えが正解かどうか、の証明がされず投げっぱなしなところはときどき不安になる。いやそういうスタイルなのはわかるんだけど。

    0
    投稿日: 2009.07.13
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    年齢・職業ともに不詳の童顔探偵猫丸先輩が、日常を本格推理する! イラストレーターの家のベランダに毎朝決まって置かれるペットボトル、交通事故現場に集結させられた無線タクシー、密室状態のテントの中で割れ、散乱していた7個のスイカ……などなど不可解で理不尽な謎がすらりと解かれる推理の極み6編。

    0
    投稿日: 2008.10.29
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    『水のそとの何か』 毎朝ベランダの手すりに置かれる水の入ったペットボトル。猫丸先輩の強引な推論。二つの推論。 『とむらい自動車』 事故にあった八木沢君。事故現場に花をたむけた大西君と猫丸先輩。「鈴木さん」を求めタクシーの運転手たちの争い。ミドリのおばさんの陰謀。 『子ねこを救え』 1匹だけ首輪をしてもらえない子猫。虐待と思い救出作戦。個体識別。 『な、なつこ』 憧れの人に会うために吸いかけ割り大会の主宰に力を貸した新井くん。割られたスイカの謎。 『魚か肉か食い物』 大食いの早苗が突然ジャンボ・ステーキを前に逃亡。左手に隠された謎。 『夜の猫丸』 残業中の八木沢君の会社にかかってくる謎の電話。宴会中の猫丸の推論。

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    投稿日: 2008.10.20
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    年齢不詳の猫に似た顔を持つ猫丸先輩。 こんな知り合いいたらちょっと…と思うのに、何だか憎めない。 そんな猫丸先輩が、ちょっとした謎を推理していきます。 短編集になっているのですが、推理する猫丸先輩は 思わぬ所から登場してみたりして面白いです。 題名通り『空論』なので、本当の所は分かりません。 猫丸先輩が現状を見て、こうじゃないか、という推理をしてくれるだけ。 けれどその内容は、言われれば納得できる内容になっています。 人も死なない、犯人もいない、行動推理でしょうか? 人間観察が得意な人にはいいかもしれません。

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    投稿日: 2008.10.01
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    猫丸先輩大活躍。 男子高校生を笑いながら追いかける(全力疾走)先輩が素敵過ぎました。 日常ミステリでほのぼの読めました。解釈が一つでないところが好きです。 話を引っ張るネタみたいなのは見え見えだったですが、面白いっす

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    投稿日: 2008.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2008/9/14 Amazonにて購入。 2015/10/15〜10/17 3年ぶりの倉知作品。 猫丸先輩が活躍する連作短編集。相変わらず、飄々と生きる先輩がカッコイイ。10年前の発表だが、猫丸先輩シリーズの続編は出ていないみたい。倉知さん、是非続編をお願いします!

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    投稿日: 2008.09.14