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総合評価

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    え?この終わり方なんなの?中途半端すぎる。あと、リアリティが足りない。そんな思想で世の中は動かない。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    やー、良かった。 いまのとこ今年ナンバーワンかも。 前作で、ほぼ完璧なAI的に市場や地政学を読み取るエアー2.0が隕石で停止(?!)して、3.0が動き出したとこで終わってしまい、からの今作。 主人公は前作ではその日暮らしだったものが、 やさしさをもって、まほろばの地を作っていく、 まぁアフター東日本大震災のモキュメンタリーSF的なもので、悪くないけど…だったのが、 今作は、主人公はもはや、まほろばの伝道師として、西へ西へ。 もはや、エアーなんぞやとか、日本の官僚とか政治家なんてものは視野に入れず、 世界の中の日本として、やさしさで連携し、新たな資本主義とやらをつくるために、 実情に対して本当にそうではないかと思わせる、でもあくまでSFですと片付けられるラインは守りつつ、 これは小説なのかどうかすら分からなくなる。 そして、あのラスト。 これが映画なら、エンドロールの終わった後の一コマまで見たくなるやつ。 続編はあってしかるべきラストだが、 あえてここで終わってみるのもあり。 非常に良い。時代と共に風化する可能性のある時事的小説ではあるが、リアルタイムの今、★5つ。

    5
    投稿日: 2025.08.27
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     榎本ワールドやなあ。  こんなえがいな話作れるんは、榎本さんだけやでぇ。  ホンマに面白かったわー

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    2.0の続編。独自通貨と自治区を広げる謎の団体まほろば。ついに海外に進出する。 面白すぎる大傑作。独自の政治経済理論や割と最近の米露中などのリアルな国際社会を描く。個人的には中谷の理想の世界の作り方は上手だし良いものだと思う。続編強く希望! ※自分用ネタバレ 中谷はローズヴェルトがラジオで使ったような方法で、動画配信。少林寺の大物と対談。逮捕されるが、中国のナンバー2にあたる人のアドバイザーの著書に感激、その人に警察から出させてもらう。ウイグルにまほろば自治区を作ることを前向きに検討させる。ロシアに渡り、大統領と会談、共同声明。まほろばは択捉島国後島にまほろば自治区を作る。北方領土を返してくれということではなくロシア領土内で。デジタル通貨カンロを使用。島に来るものにはまほろばがバックアップする。ロシアの東部が経済的に潤うことにロシアとして否はない。共同声明が発表されたあと、中谷は撃たれる。エアーはあと1年で停止すると言い遺して。(1カンロ=1円にしていたが、ロシアで使えるようにするならば、1カンロ=1ルーブルにするのか?)

    0
    投稿日: 2024.12.06
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    エアー2.0の続編の経済小説。榎本氏の作品はどれも近未来みたいなのに妙にリアルで、もしかしてもう既にデジタル通貨が流通してるのではと錯覚する程。

    9
    投稿日: 2024.12.03