
総合評価
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powered by ブクログあまり、こういった企業ものの小説は読んだことがなかったが、興味を持ち、読んでみた。 実際の企業をモデルに書かれていて、興味深かった。
1投稿日: 2026.01.28
powered by ブクログ【内容】 尾張に本社を置くグローバル自動車メーカー『トヨトミ』を舞台に、その経営、社内政治を描いた企業エンタメ小説。叩き上げの剛腕社長就任の1995年を起点に、2016年までの21年間を切り取ってトヨトミの躍進と挫折、その背後にある社内の権力闘争を描く。 【感想】 面白かった、社内の権力闘争の自動車メーカーとしての奮闘のバランスが良い。 話をどう畳むのか気になって読んでいたが、綺麗にまとめたように思った。 登場人物のキャラ付けはわかりやすく、次々と展開していく問題と解決のためストーリーもメリハリがあり飽きさせない。
0投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログ展開が何かと劇的で私の好みの小説ではなかったけど、ドラマを観ているようで飽きがなく新鮮だった 最初は武田のキャラ設定や小説世界観に馴染めず(正義感強く孤高感じだけど人脈広くて情報通ってそんな事ある?銃撃戦の中に社員送り込むか?とか…)のめり込めなかったけど、後半は武田の人となりも掴め、この小説の世界観にも慣れてきて、楽しめた 武田や統一のモデルをあとから調べると、小説に出ていた人物表現がwikiでも使用されていたり、某企業の歴史と一致することも多く、私の想像以上に事実に近い小説なのかもしれないと思った
0投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ取材力が凄い。武田がかっこ良すぎるが、統一の描写が少なくて評価を平等には出来ない。後半の統一をもう少し描きこんで欲しかった。
0投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログ自動車業界NO1はトヨタで当たり前だったので、こうした苦難があったことは勉強になった。日本を代表する会社としてこれからも頑張ってほしい。小説としてはモノ足らないところがあった。人物の背景や業界よ裏事情を書き過ぎて、刺激的な会話の応酬やカタルシスを感じさせる展開がなかった。
0投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ日本最強企業は日本一血筋の強いオーナー企業。 本家血筋以外の社長は奉公人扱いされ、トヨトミ家と闘いながら剛腕社長が最強企業を築いていく内容は下手な小説以上に興奮します。現代にもこんなお家騒動はまだあるんですね。
0投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログ日本の大企業を舞台に、社内の権力闘争やサクセスストーリーを描いた本書。 序盤は説明が多くて、読むのに時間がかかったが何とか読了。 漢、武田剛平の社長退任劇は面白かった。権力者ってすごいね。
17投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログ今でも日本を牽引するトヨタの過去の話を元にフィクションを織り交ぜて書かれた内容でとても面白かった。武田がカッコいい
1投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログほとんど実話を元ネタにしているようだが、小説仕立てにするとこんなに面白いとは、、、昭和から平成にかけての経済史を思い出しながら読んだ。武田剛平がカッコ良すぎる。奥田元社長がモデルと知り、ますます興味が湧いた。続編も楽しみだ。
1投稿日: 2024.12.27
powered by ブクログ事実を織り交ぜながら、歴史を勉強することも多く非常に面白かった。内情の雰囲気を知ることができる。読みやすさがあり、ドラマチックな展開も魅力的。次シリーズも必ず読む。
1投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログどこまでが事実かはさておき、 あるかもしれない!?が面白かった 胸が熱くなることもあり 泥臭く仕事をすることもいいことかもと思える 世間、裏表なく色んな人がいる、 それに支えてもらって世の中回っているのだな
0投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログすごい面白かった。 どの企業がモデルになっているかは、もちろんすぐわかり、しかも90%以上は真実らしい。アメリカでのロビイング活動の凄まじさや、巨大企業の凋落というのはこうやって始まるのかということが追体験できるビジネス書としてお勧め。
1投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログ大手自動車メーカーをモデルにした小説。経済小説らしくテンポ良く、ハラハラ感もあり楽しめました。ロビイストの活躍が印象的でした。
2投稿日: 2024.08.17
powered by ブクログ読み始めたら面白すぎて、あっという間に読んでしまった。 テンポよく進み、登場人物の一人ひとりが丁寧に描写されていて、リアルに感じた。 早く次の一冊を読まないと。
22投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想 面白かった。トヨタの内情は全然理解していなかったが、その一面を垣間見ることができた気がした。 トヨタ自動車の奥田碩をモデルにした小説。 創世記はカンバン方式と徹底したコストカット。下請けと共に生き残るために。という理由で昔は理由がついたが、今は下請けイジメにとらえられる。伝説の大企業はどのようにして生まれたのか?興味津々。 創業家本家の御曹司にやはり外様サラリーマン社長は敵わないか。経営も今の時流だけでなく、将来の不確定な要素も含めて評価されるから厳しいなぁ。奥田体制がもっと続けば盤石な未来になったのか?想像もできないな。 創業家社長は上手くやってるものと思いきや、詳しくみると全然ダメだったのね。 あらすじ トヨタの社長として抜擢されたのは創業家外の武田。社内役員でも譜代と外様では経済事情も創業家からの気に入られ方も異なる。 武田は早速、中国市場を見据えてダイエン工業と立川自動車の買収を行う。次にハイブリッド車の量産化の1年前倒しを約束させる。国外は中国、イギリス、フランス、アメリカと次々に工場を建てて世界化を図る。ハイブリッド車の量産化を実現させたが、作るほど赤字に。ただ宣伝費として意にも介さず、この成功で使えない役員を切っていく。 就任四年で売り上げを倍に伸ばしたが、脱トヨトミ家を図るために持ち株会社への移行を画策したが、懐刀の副社長御子柴の裏切りにより、わずか四年で会長へと移行する。その後は財界の重鎮として活動する。 創業家に社長が代わり、恐怖政治でイエスマンしか居なくなる。アメリカの方もロビイストを切ったツケが、アメリカでの事故を後手後手に回らせて問題に収集がつかなくなる。社長の統一は米国公聴会に呼び出され、吊し上げにあうが、真摯な対応でここを乗り切ったことで社が一丸となり、売り上げを伸ばしていく。 統一は最後にアメリカの攻略法を武田の伝授され、自信を持って、2030年までにガソリン車をゼロにすると宣言するところで終わる。
9投稿日: 2024.06.05
powered by ブクログフィクションとノンフィクションの間のような小説で、歴史への興味もファンタジー的なワクワクも同時に満たされた 30万人の上に立つ人間の価値観を言語化してくれていて、引き込まれた また、さまざまな立場から描かれており、全員悪気はないのに揶揄される姿もリアル。 最後の武田の20年後を見据えた発言は視座の高さに脱帽 でも納得感がすごい 仕事に生きることで命を失うことが当たり前という価値観が今の時代としては新鮮 そんな武田も最後世界一周にいくのは感慨深い 珍しい感想かもしれないが、 過ごした時間が思い出になるのであれば、早いうちに生涯のパートナーを見つけるのも幸せだなあと感じた また、トヨトミは本来飲み会でどじょう踊りできる人間が出世していく、というフレーズも好き
0投稿日: 2024.06.02
powered by ブクログ中心人物である武田剛平が最高。 どんな環境でも冷静に判断し、豪快に決断しているようで、幾つもの情報を基に先読みをしている点が格好良すぎる。 作者はきっと武田剛平のモデルになった奥田碩のファンで、その存在が世間に注目されていないのが悔しくて武田剛平をメインに描いたんだと思う。 はじめは、登場人物が多くて、キャラクターを理解するのに苦労したけれど、読み進めるほどに深みが増し、展開も面白い。文中の出来事は名前こそ変えているけど、実際の出来事。 全てフィクションだとは思えないし、ここまで内部事情を描ける作者は何者? 読んでよかった作品。
0投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログ武田さんについてどういう感情で読んでいいのか、、自分の中で現実と虚構が入り混じってしまった。 統一については、とんとん拍子?に社長になった感じがする。事実を元に書いたからかな?なんか、最後は事柄だけが描かれている感じがした。 面白いのは面白かった。
2投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログ企業の内部抗争、大企業サラリーマン社長の大立ち回りなど、めちゃ面白かった。 トヨタの歴史をフィクションとノンフィクションをおりまぜて書いている。 しかし、描写が上手くて、本当にリアルに感じられる。 特に武田剛平が魅力的。 登場人物が多いのだが、読んでいるとスッと入って来る。 サラリーマン金太郎や半沢直樹とか、企業モノが好きな人は特に気に入ると思う。
2投稿日: 2024.03.27
powered by ブクログページを巡ると、目次の次におもな登場人物の紹介。人数が多い・・・ 話についていけるかちょっと不安になったが、杞憂だった。読みやすい文章で、人物の多さも全く気にならなかった。 少し前に『未明の砦』を読んだ影響で、自動車メーカーの話を別の視点で見たいと思ったのがこの本を選んだきっかけ。読んでよかったと思う。 ビジネスって戦争なんだなぁ。 折しも、ニュースでトヨタグループが話題になっていた。いつもよりも興味が持てた。
8投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 相当脚色してるにせよ、大筋は実在の人物を書いてるはず。 作者すら覆面で、フィクションなのか、ファクトなのか⁈
0投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ1.著者;正体不明の覆面作家。本書「トヨトミの野望」でデビュー。新聞社のフリージャーナリストが書いたと言われているが、実際は複数の現役記者が情報提供し、某作家に書かせたらしいという噂もあり謎。梶山三郎というペンネームは、梶山季之(週刊誌記者出身で出世作は「黒の試走車」)と城山三郎(自動車関係の書籍は「勇者は語らず」)に肖ったと思わらる。 2.本書;企業小説。著者曰く「失われた20年を、高度成長期の様に駆け抜けた巨大自動車企業は日本経済最後の砦だ。私は、その真実を伝える為に、ノンフィクションでなく、小説を書いた」。この企業はトヨタ自動車と思われ、創業家と左遷サラリーマン社長の対立が書かれている。エピソードが所々に書かれ、興味が尽きません。実話だと言う人、どこまで真実かと言う人、両方がいます。真実は闇の中。先ずはフィクションとして楽しむ本でしょう。十四章構成(第一章;ふたりの使用人~)。 3.私の個別感想(心に残った文章を3点に絞り込み、私見を合わせて記述); (1)第二章【社内事情】より、(武田社長)「豊臣家は創業家だから尊重するが、人事は公平。このグローバルの時代、血縁に頼っていては衰退するばかり。実力ある者を正しく評価し、しかるべき地位に登用」「私が社長に就任する以上、お公家集団のぬるま湯は許しません。社員諸君は何も変えない事が最も悪いと気付いてほしい。現状維持はイコール堕落です」 ●感想⇒①「血縁に頼っていては衰退するばかり」について。日本の企業は約256万社。同族経営は、その内約96%。大企業では、トヨタの他にもパナソニック・サントリー等、名だたる会社が同族経営です。同族経営にも、メリット(意思決定の速さ等)とデメリット(私物化の懸念等)があります。一方で、本田宗一郎氏は会社に親族を入れる事を頑なに拒んだそうです。要は創業者の考えで、会社の命運が決まるという事でしょうか。本書のトヨトミは、デメリットが際立ったと思いますが、経営の評価は同族だけでなく広い観点で判断すべきと考えます。②「社員諸君は何も変えない事が最も悪い」について。これは私もよく言われました。企業を取り巻く環境は、グローバル化によって、目まぐるしく変化しています。仕事をマニュアルに沿った作業ではなく、常に創意工夫するのです。個人の仕事のやりがいと成長の為にも知恵を絞り、考え続け事が重要ですね。 (2)第六章【ハイブリッド】より、(山崎;衆議院議員)『「会社には朝一番に行って掃除をしろ」「電話は真っ先に取れ」「お客様の荷物を持ってタクシーに乗せ、見えなくなるまでしっかり見送れ」いたずらにアメリカナイズされる事無く、日本人らしく謙虚に誠実に振舞え、という事だ』 ●感想⇒会社に入った頃、「お客様が見えなくなるまで見送れ・・・」を始め、研修で教えて貰ったというよりも、先輩がそれらを自然体で実行しており、私も見様見真似で覚えました。企業の強みは、テキスト等で書いたものを覚えるという事ではなく、先輩が後輩にビジネスマンとしての礼節をやって見せ、後輩は自分の後輩にそれを教えるというサイクルが上手く回っている文化だと思います。上司からも言われました。『部下には差がある。例えば、出張で新幹線の切符を頼んだ時に、並のスタッフは「満席で切符が取れませんでした」。気の利くスタッフは「満席だったので他の時間と他の交通手段を調べておきました」と。こういう所で企業力の差が出るんだ』と。現在は仕事改革で労働時間の効率化が叫ばれています。気配り時間まで効率化して、仕事の質を落としてははいけないと思います。 (3)第八章【萌芽】より、(武田社長)「経営者の堕落が酷い。会社の利益と自分の名声しか考えず、従業員の幸せや企業の社会的責任に無関心な輩が多すぎます。国民と国全体の利益を考えないトップは経営者と呼ぶに値しません。単なる経営屋です。恥知らずの経営屋がバブル経済の膨張と崩壊を招き、日本をこんな惨めな国家にしてしまった」 ●感想⇒マスコミで話題のB社経営者の発言を聞いて、今時こんなにレベルの経営者がいるんだと呆れました。破綻した山一證券の社長の言葉を思い出しました。「これだけは言いたいのは…私ら(経営陣)が悪いんであって、社員は悪くありませんから! どうか社員のみなさんに応援をしてやってください、お願いします!」。B社のトップは、社員のやった不祥事を「信じられない」とか「訴える」とか当事者意識は皆無です。B社にも心ある善良な社員が大勢いると思います。社員の働き甲斐を醸成し、ユーザーを大切にする企業(社会的責任)に再生して欲しいものです。 4.まとめ;左遷サラリーマンだった武田社長は、トヨトミを売上高27兆円という世界企業にした立役者。しかし、持ち株会社構想などにより、創業家に疎まれ、社長の座を失います。その社長に忠誠を尽くした人間はことごとく追放され、粛清人事となります。ブチ切れた創業家出身社長の容赦ないお手打ち人事は衝撃的とあります。トヨトミを世界企業に押し上げた功労者の社長ばかりか、取巻き連中まで粛清するとは、凡人には理解出来ません。人としての心(感謝)はあるのかと。経営の厳しさを痛感します。雑談です。日本の企業が世界一になる事は本当に良い事でしょうか。某経済学者が書いていました。「相手が倒れると、相手からの需要も止まり、新たに食い潰す相手を見つけない限り、自分自身、存続する事が不可能になる」と。一人勝ちの行く末は世界から孤立に繋がります。羨望の的ではなく、共存共栄の道を進むべきでしょう。本書の大企業の人間構造に踏み込んだ記述には興味津々ですが、著者の考えが見えないのが残念です。(以上)
89投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログこの本のモデルになっている会社の製品は、正直面白みがないと昔は思っていながら、一方でここ20年ぐらいは『なんか変わってきている?』との思いがあったりしたが、なるほど、この本を読むとその変化の理由がなんとなくわかった気がした。 それにしても、モデル企業にしてみれば結構衝撃的な内容だと思ったけど、どうなんだろう?
0投稿日: 2023.04.30
powered by ブクログ着色はあるにせよ、今のトヨタがこのように成り上がってきたのかと、ネットで登場人物を該当させながらストーリーに引き込まれました。 小説らしく、わかりやすく歴史の一部を学べる良い本でした。 武田さん最後までカッケェっす。
0投稿日: 2022.11.11
powered by ブクログ「小説の形を借りたノンフィクション」と呼ばれ、現実のトヨタ自動車への圧倒的な取材力がこの小説にリアリティを生み出しており、その面白さの原動力となっているのは間違いない。 そのことを踏まえた上で、敢えてただのフィクションの小説として判断してみたいと思う。そうしてみてもやはり文句なしに面白い。 企業小説としてサラリーマンの悲哀や苦悩、トップのマネジメント論、権謀術数、社内政治などなど(この辺りは島耕作シリーズに通ずるものがある)盛り沢山。その上で描かれる2人の主人公=創業家以外からの初のサラリーマン社長武田剛三と創業家のプリンス豊臣統一の重厚な人間ドラマ。これらが小説として面白すぎるので、こんなことが本当に、現実にあったの⁇と半信半疑になってしまう。 だとしたら裏事情が面白すぎる。特にアメリカでのロビィ活動の下りは特に著者の力の入れようがすごく感じられて面白かった。あの国との間でこんな駆け引きがあったのか…。 安本記者と田野木記者のモデルは著者本人かな。 自分は誰タイプだろう?と考えながら読むのも面白いかも。自分は御子柴タイプだと思った。大きなことをやるリーダーの器ではないけど、既に敷かれた路線はつつがなく進む。親近感が湧いて最後まで嫌いになれなかった。
6投稿日: 2022.08.23
powered by ブクログ前から気になっていた小説。 文庫も出ていますが、買う前に、図書館で借りてきました。 誰がどう読んでもトヨタ自動車をモデルにした小説なんですが、 トヨタの歴史などをネットで調べながら読むと、 そのリアリティ度合いが半端ないことに驚かされます。 ここまでトヨタのことを知り尽くしている著者って誰なの?と気になりますが、 梶山三郎というのはペンネームで実際には記者の方のようです。 本名が言えないくらい、トヨタの広告に対する影響力というのは絶大なのでしょう。。 私はトヨタ内部のことはほとんど知りませんが、 小説内はフィクションとノンフィクションが交じり合っているようで、 小説内の話がすべて事実という訳ではなさそうです。 さらに、小説内の武田社長(奥田社長がモデル)寄りのストリー展開で、 ジュニア(章夫現社長)や豊田家に対しては、 若干否定的な見方をしているようです。 昔の章夫現社長がどんな人だったのかは良く知りませんが、 昔はイマイチだったんですかね。 今は立派な社長になっていらっしゃるようにも見えますが。 これは続編(トヨトミの逆襲)も読むしかないです。 ※トヨトミの逆襲 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4093865612#comment ちょっとネットを調べれば、 登場人物の誰がどのモデルかが分かります。 (合成モデルと言われている登場人物もいます。) 武田剛平→奥田碩氏 御子柴宏→張富士夫氏 豊臣統一→豊田章男氏 豊臣新太郎→豊田章一郎氏 豊臣芳夫→豊田達郎氏 豊臣勝一郎→豊田喜一郎氏 豊臣史郎→豊田英二氏 豊臣太助→豊田佐吉氏 九鬼辰三→古川晶章氏? 九鬼辰彦→西川幸男氏? 吉田拓也→齋藤明彦氏と内山田竹志の合成人物? 斎藤貢→野口紘一郎氏宮原彰氏の合成人物? ドーン・シモンズ→ブーン・ピケンズ氏 八田高雄→服部悦雄氏 ホセ・エミリオ→リカルド・C・シルベリオ氏 フェルナンド・マルノス→フィリピンのマルコス元大統領 エメラルダ・マルノス→マルコス元大統領の夫人、イメルダ 岡村泰弘→不明 速水徹→成瀬弘氏 山崎幸二→山本幸三氏 メアリー・ブランド・フレッチャー→鉄の女、英国元首相のサッチャー氏 トニー・ブレッド→トニー・ブレア元英国首相 堤雅也→大高英昭氏と岩月伸郎氏の合成人物? 中西徳蔵→浦西徳一氏 ジョージ・ボッシュ→ブッシュ元米大統領 佐橋龍之介→小泉純一郎元首相。 タカコ・レイモンド→小林明香氏 丹波進→渡辺捷昭氏 明智隆二→木下光男氏 参考 https://biz-journal.jp/2016/11/post_17311.html
8投稿日: 2022.05.06
powered by ブクログトヨタ自動車をモチーフにしたフィクション(小説)。 フィクションですが、細部が描かれていて、「現実のトヨタ自動車も、もしかしたらこんな感じなのかも」と想像させる内容です。
0投稿日: 2022.02.05
powered by ブクログ最高の経済小説だ。架空の大企業の内部、暗闘をまるでドキュメンタリーのように抉り出している。 一般人では伺い知ることの出来ない、大企業の裏側。広告の引き上げというブラフで都合の悪い報道は潰してしまうため、大企業に批判的な報道はなかなかお目にかかれない。 そこを逆手に取り、覆面作家の経済小説として出したところに妙味がある。最高の経済小説だ。トヨタ自動車のWikipediaを見ながら、読み進めると面白さが倍増する。
5投稿日: 2021.12.01
powered by ブクログ豪快でいて、緻密な戦略家でもある武田社長のキャラクターに惹かれる。単純に小説として面白かった。小説としてストーリー展開や各キャラクターの設定が本当かも、と思えて、そこまで現実離れしていないのがよかった。会社員であれば、組織の中の立ち振舞いとして、共感できる部分も多いと思う。この男臭いストーリーを女性ならどう感じるか気になった。よくも悪くも、現実の大企業における女性社員の立ち位置もよく表しているのだろうと思う。会社の同僚に進めたくなる一冊。
2投稿日: 2021.11.12
powered by ブクログ勧められてこちらを。 実際に誰が誰に該当するのかというメモももらって読む。 読み進めるうちにトヨトミの事が嫌いになりそうで… 武田社長がやり手で凄くかっこよかった!
2投稿日: 2021.06.28
powered by ブクログ面白かった。虚偽も真実もないまぜてのストーリーの様子で、トヨ○のあのO社長、並び周りの人物の立ち位置も興味深く読めた。エピソードも、あーそんなことあったなーみたいにリアルでした。本当に小説⁈
5投稿日: 2021.05.27
powered by ブクログかなり面白かった。純粋に小説としてストーリーが面白いのと、おそらくほぼ史実であろう内容で知的好奇心が満たされる、という両面において満足度の高い作品。ちょうど現在に繋がる話で、自動車業界とトヨ○の見方が変わった。
0投稿日: 2021.04.03
powered by ブクログどこまで本当の話なんだろうかと想像しながら読めるので面白い。章男社長しか知らないので、そこに至るまでの経緯が興味深かった。あくまでフィクションなので踏み込んだ表現でさらに面白い。
0投稿日: 2020.11.23
powered by ブクログこれは相当面白い。 どこまでフィクションか? 権力闘争生々しい。 若様の小物っぷりがもはや清々しい。 話のテンポ、展開 もともとが面白いとはいえ作者の読ませるチカラも侮れない。
0投稿日: 2020.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トヨトミ自動車の創業家ではない武田剛平がトヨトミ自動車を世界レベルの大企業に押し上げるも、株式上場を豊臣家との対立により、社長交代。武田剛平がいなければトヨトミ自動車は世界一の生産台数を誇る自動車会社になっていなかっただろうと思うほど発展に寄与しましたが、豊臣家の武田剛平の功績を評価しない姿勢には嫌悪感を抱きました。 豊臣統一も最初は社長の器ではなかったですが、役職が人を育てるのでしょうか。 豊臣統一の成長に見る環境に飛び込むのは大事だと思う気持ちや、武田剛平の出る杭は打たれる日本的な結末に見る、虚しい気持ちなど、魅力的な人物描写により、さまざまな感情が湧きました。 続編はまだ読んでいませんが、楽しみです。
2投稿日: 2020.10.11
powered by ブクログ小説ではあるがかなり事実に近そうな気がする。持株会社を画策し豊臣(豊田)家の怒りを買って、実質追放された武田(奥田)一派だが、ZEV規制で追い込まれた時、統一(豊田章雄)社長にロビイスト利用の助け舟を出していたとは!
0投稿日: 2020.08.18
powered by ブクログ日本ナンバーワンの自動車メーカーの創業家一族の血統を大事にする想いと、企業としてあるべき姿を目指す想いが交錯する。 使用人と扱われる血統外の社長を据えて、一気に国際市場におけるポジションを確たるものにするダイナミズムも面白いが、本流を継ぐ初代社長の孫が実力はさておき、絶対に他のものにはない血筋という強みを持ち、自身の家系が脈々と紡いできた想いを、更に次の世代に遺していくべく奔走するも、ボタンの掛け違いから、全てが裏目裏目へと向いていまうと言う如何ともし難い状況をものすごくリアリティを持って書かれている点は、あの会社が?とドキドキしながら読み進めてしまった。 ノンフィクションかもと思わせる記載が多いが、実際はどちらだろう。 どちらであっても読者を惹き込む展開は非常に面白い。 続編の『トヨトミの逆襲』という作品が発刊されるとの事から、MaaSを国家レベルで推進する現代社会において、自動車メーカーがサービス業に乗り出すというビジネス変革が起こりつつある状況を、どのように展開して読者を楽しませてくれるか?
0投稿日: 2020.08.13
powered by ブクログトヨトミとあるが、トヨタの話である。同様に、固有名詞の多くが現実から少し変えられている。しかし実態としては、ノンフィクションに近いのかもしれない。真偽は判断できないが、少なくとも非常にリアルではあった。 ただし、序盤は説明が多め。情報としての面白さが多く、書き方が歴史モノに近いのは読者層が同じだからだろうか。世界観に入り込めたのは少し遅めだったかも。 といいつつ、僕はこのタイプの小説は普段あまり読まないのだが、それでも大いに楽しめた。
0投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログスゴイおもしろかった。 夢中で読んだ。 武田さんが表舞台から去らされてからは、 あまり面白いとは思えなくなっていたが、 最後のエピソードでホッとしました♪ヽ(´▽`)/
0投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログ・トヨトミはカネを作る会社じゃなくて自動車を作る会社です ・おれは絶対に無駄な投資はさせない。日本経済を牽引した家電や電機、エレクトロニクスなど大規模メーカーが衰退してきたのは生温い自己満足の投資のせいだ ・技術者が高度成長期の思考のまま、薔薇色の未来の夢を描いてバカげた投資を強行し、業績は急降下。経営者が慌てて投資を絞っても後の祭り。現場の士気はとたんにダウンし、魅力的な商品がまったく出なくなるとあう、地獄のような負のスパイラルに陥ってしまったんだな。つまり、カネと志、消費環境のバランスがとれていなかったということだ ・リーダーのあり方 ビジョン・哲学・信念 人望・ネットワーク 人使いの巧さ 度胸・勇気 迅速さ まあ、トヨタ自動車の長いながーい週刊誌もしくは月刊経済誌をぶわーっと読んでるような感じですわな、
0投稿日: 2020.05.20
powered by ブクログほぼノンフィクション。トヨタの役員や社長をこき下ろす批判が山ほど出てきて刺激的 ★本の感想 小説だけれど、リアルノンフィクションっぽい。トヨタ自動車社長に奥田碩氏が就任してから、今の豊田章男氏が社長に就任して水素カー転換を発表するまでをドラマチックに語る。筆者のトヨタへの書きっぷりが辛辣で面白い。仮にもトヨタの社長や役員をけちょんけちょんにけなす描写が何度もある。トヨタは一種の宗教で、それを訝しく思う人々もたくさん登場する。実際のトヨタの事実を伝えるだけではなく、「つまりどういうことか」を言葉にしてくれるので、よく伝わる。たしかに、これは「小説」という形をとったから、ここまで書けるのだろうと思う。トヨタ自動車の負の側面を描いたケース・スタディとしても読める。
2投稿日: 2020.05.16
powered by ブクログ文句なく面白い。小説なのでと事実と違うところもあるだろうし、誇張しすぎるところもあるだろう。ただ失われた20年間を高度成長期並みに成長し世界一になったトヨタの凄さが描かれている。 続編で創業家の現社長の反撃が読みたいものだ。
0投稿日: 2020.04.12
powered by ブクログ自動車業界に関わる自分にとってとても面白かった。 リアル感が堪らない。果敢に挑戦し、社会に貢献するという姿勢や気概が自ずと人を惹きつけるのだと感じさせてくれた。
1投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログどこまでがフィクションで、とこからが事実なのか区別がつかないくらいであり、ほぼ当時の状況を克明に記しているのでしょう。 トントンと展開していき、小説としても、まあ読みやすく、引き込まれてしまいますね。大体の筋は想像つきますが、あの巨大企業の内幕暴露という観点でも、必読ですね。
0投稿日: 2020.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
▪武田剛平→奥田碩氏(現トヨタ相談役、元経団連会長) ▪御子柴宏→張富士夫氏(現トヨタ名誉会長) ▪豊臣統一→豊田章男氏(現トヨタ社長) ▪豊臣新太郎→豊田章一郎氏(現トヨタ名誉会長、元経団連会長) ▪豊臣芳夫→豊田達郎氏(現トヨタ相談役)。章一郎氏の弟。 ▪豊臣勝一郎→豊田喜一郎氏。章一郎氏の父、章男氏の祖父。 ▪豊臣史郎→豊田英二氏(元トヨタ最高顧問) ▪豊臣太助→豊田佐吉氏 章一郎氏の祖父、章男氏の曾祖父 ▪九鬼辰三→古川晶章氏(元豊田通商会長)? ▪九鬼辰彦→西川幸男氏(元トヨタ常務役員、現トヨタ部品愛知共販社長、実父が元豊田通商副社長)? ▪吉田拓也→元トヨタ副社長・元デンソー会長の齋藤明彦氏と、現トヨタ会長の内山田竹志の合成人物? ▪斎藤貢→元トヨタ専務の野口紘一郎氏と元トヨタ常務の宮原彰氏の合成人物? ▪ドーン・シモンズ→「グリーンメーラー」と呼ばれたブーン・ピケンズ氏(かつてトヨタを抜いて小糸製作所の筆頭株主になる。系列取引など日本の商慣行を批判しながらトヨタに高値で株を引き取らせようとするが失敗) ▪八田高雄→服部悦雄氏(元トヨタ自動車中国総代表) ▪ホセ・エミリオ→マルコス政権時代の政商、デルタモーター社長のリカルド・C・シルベリオ氏(奥田氏のフィリピン勤務時代のミッションのひとつは、このシルベリオからの債権取り立てにあった) ▪フェルナンド・マルノス→フィリピンのマルコス元大統領 ▪エメラルダ・マルノス→マルコス元大統領の夫人、イメルダ。 ▪岡村泰弘→不明 ▪速水徹→元トヨタのテストドライバーの成瀬弘氏。章男氏が弟子入り。 ▪山崎幸二→自民党の山本幸三氏。現地方創生担当大臣。 ▪メアリー・ブランド・フレッチャー→鉄の女、英国元首相のサッチャー氏 ▪トニー・ブレッド→トニー・ブレア元英国首相 ▪堤雅也→ 元北米トヨタ社長の大高英昭氏と元トヨタ取締役の岩月伸郎氏の合成人物? ▪中西徳蔵→トヨタ元副社長の浦西徳一氏。 ▪ジョージ・ボッシュ→ブッシュ元米大統領 ▪佐橋龍之介→小泉純一郎元首相。 ▪タカコ・レイモンド→小林明香氏。北米トヨタ社長だった大高氏の秘書。 ▪丹波進→トヨタ元社長の渡辺捷昭氏(現相談役) ▪明智隆二→トヨタ元副社長の木下光男氏
2投稿日: 2020.02.15
powered by ブクログ全編、ファシリテーションの極意。育休で話題の「無能」ジュニアとはまた異なるJr.を支えずしては国家が傾く。これをいかんとぞせん。 リアル?フィクション?どちらの観点でも心に刺さる一冊。 「#トヨトミの野望」講談社、梶山三郎著 Day60 https://amzn.to/38ngWIy
0投稿日: 2020.01.19
powered by ブクログトヨトミ自動車っていう架空の自動車会社を、概ね現実に即して描いた小説。 トヨタの奥田社長っぽい人が主人公的な感じで、1990年代から2000年代にかけて、奥田社長がどのようにトヨタを危機から脱却させ、急成長させたかがスリリングに描かれて大変面白い。 後半は豊田章男っぽい人にフォーカスされる。凡百のサラリーマンの豊田章男が、なぜトヨタの社長なのか、という多くの人の疑問を、アメリカであったリコール事件っぽい事件を通じて、豊田家とはトヨタにとって一体なんなのかといった側面で描かれて、それも興味深い。 日本的企業の現実を知る、自動車業界とはどういった業界かというようなことを知るという点でも大変おもしろい。
0投稿日: 2020.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トヨトミは札束を作っている会社ではない。自動車を作る会社だ。素晴らしい車を作って人々を感動させる誇り高い自動車メーカーです。 某大手自動車メーカーをモデルにした小説。生え抜きの苦労人の社員が社長に昇格して、改革を断行し、業績を回復させる、次のステップに向かうには、創業者の血統を無くさないといけないところからの、創業家との対立から、社長をおろされる内容。。。 自分も大手のメーカーに勤務していた。仕事ができるようになると、いろんな人から足を引っ張られた。応援してくれる人もたくさんいた。でも自分は負けてしまった。 主人公の社長は、どんな苦境も乗り越えて社長になった。ここがわたしと違うところ。 人に感動させられる仕事をしたい。人を感動させるにはどうすれば良いか、今一度、考えてみたい。
0投稿日: 2019.12.31
powered by ブクログ某巨大日本自動車メーカーの内幕。 フィクションだが、かなり事実に近いらしい。 創業一族信仰、派閥争い、世界的なロビー活動… 難しい経済書かと思いきや、ドラマチックでかなり読みやすい。 技術は勿論だけど、最終的には体力と人間性…かな。 排ガスゼロへの挑戦は続く。今後のトヨ◯社に期待。 しかし、社長には絶対なりたくないな…(なれないけど)
0投稿日: 2019.12.07
powered by ブクログビジネスは戦争 リーダーシップの違いの対比が面白かった (武田の賢く豪快で人・金をうまく使うやり方,豊臣の泥臭く真面目なやり方) = 真面目なやり方も大事な場合がある
0投稿日: 2019.02.19
powered by ブクログ読了しました。 フィクションながらも殆ど”トヨタ自動車”の奥田氏、豊田氏の人柄、判断力が容易に想像出来ました。一見華やかに見える大企業の問題を次々に解決する主人公武田氏の豪快且つ緻密な戦略には感銘を覚えますね。 #トヨトミの野望 #武田剛平 #難読な言葉も多く勉強になる #こんな人なかなかいない
0投稿日: 2018.11.07
powered by ブクログオーディオブックで読了。 なんというか、トヨトミ自動車はあの27兆円企業なわけですが、 恐らくは色々ぼかしつつもほぼノンフィクションな感じなのかなと。 小説としても大変面白いですし、海賊とよばれた男みたいな感じで 限りなくノンフィクションなフィクションなので、そういうことが あの会社であったのかー、と思って読むと中々味わい深い。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログトヨタをモデルにした小説。トヨタという会社がどんな会社か、よくわかる。この本を読んで心底トヨタという会社がすごいなと思ったし、物語としてスリリングで面白くお勧めできる。、
0投稿日: 2018.10.07
powered by ブクログこれは… 確かに文書には艶がないし、描写に安っぽい表現はあった。たまに苦笑しちゃうぐらい。笑 ネーミングが戦国武将揃えなのも私の中では少し笑ってしまった。笑 でも、だからこそ本当に伝えたい気持ちが真に迫っていて、読むページを止められなかった。 クルマ産業なんて全くわからなかった私でも、これからの動向に注目していきたいと思えたし( 今はBMWが火災事故多発してるし、どうなるんでしょう…)、何より日本の見えなかった側面が見えた気がします。
0投稿日: 2018.08.06
powered by ブクログ正直、筆力はチープだなと思う。特に女性の描写が安っぽくてリアリティが薄いし、激しめの語調を「ですっ」と小さい「つ」でまとめて表現するところ、また武田氏の肩を持ち過ぎているところ等々、少々浅い感じがあり、噂話をもとにある程度は想像でキャラ作りしたことが見え隠れする、筆力としてはなんだかなーって思う部分は多い。 小説としては微妙かもしれないが、この本を書こうとした人たちの気概は素晴らしく、またクルマ産業に疎いいち社会人としては大変勉強になる内容であった。 小説というかマンガみたいな感じですね。「4時間で分かるトヨタ」みたいな。 勇気をもってこの本を世に出してくれた人たちに感謝です。
3投稿日: 2018.07.16
powered by ブクログいやーここまで書いちゃっていいの? とついつい勘ぐってしまう、ノンフィクションを超えたフィクション小説。 トヨタ自動車をモデルにした、自動車産業界の3代記。 トヨトミ→タケダ→トヨトミのプリンス、と続いていく大企業の中で、どうやってこの企業を維持していくのか。 その泥臭さや血統、そしてサラリーマン社長の奮闘。 どれも面白かった。最後まで引き込まれました。
0投稿日: 2018.06.11
powered by ブクログ小説という名のトヨタ本。Wikipediaにも載っている程度の内容に多少の人工的な面白さ(=フィクション)。やはり「事実は小説よりも奇なり」ということ。誰か、奥田碩氏の半生を描いてほしい。
0投稿日: 2018.03.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 武田剛平が非常に魅力的だった。 また、ZEV(Zero Emission Vehicle)規制など、外的影響に関しても時系列で書かれているので、その点でも勉強になった。
0投稿日: 2018.02.24
powered by ブクログ今月から一緒に働く事になった人と、データセンターに行く途中本好きの話で盛り上がり貸してもらった本。 トヨタ自動車の三代目「奥田 碩」氏の話をフィクションとして出した様だ。話が進につれのめり込み一気に読んだ面白い。少し駆け足気味なところは物足りないが、4代目、5代目と社長が変わり行く様のドラマは興味深い。 ビジネスマンとして見ても、優秀な社員がやはり多く集まるんだろうねと思う反面、一気に大きくなった会社の苦労も垣間見え。学校でもトヨタの歴史や見学を教えたり、愛知はトヨタの城下町という感じも理解できた。とても興味深く読んだ。 同僚から天狼院書店の事も教えてもらい、書評も読んだ。なかなか、面白いことをやっている本屋のようだ。
2投稿日: 2018.02.16
powered by ブクログ架空のある巨大自動車会社、トヨトミ自動車を舞台にした権力闘争とその内幕を描いた小説です。「小説・巨大自動車企業」とあるので、もちろん小説なのでしょう。 この架空の会社では創業者一族が幅を利かせていて、そんな中でも「使用人」の立場で社長になった型破りな男、武田剛平が主人公格として描かれています。ギャンブル好きで、ダーティーな手段も肚を括って使いこなす姿は、上品な創業者一族とは一線を画すもので、著者は彼をかなり好意的に描いている印象です。 前置きが長くなりましたが、読み始めると非常に疾走感(とドロドロ感)があって、一気読みできる面白さです。 まるで現実の世界のように、ビジネスや社内の話以外にも政治・ロビー活動やら、他社の話やら健康問題やら、少し風呂敷を広げすぎという感もありましたが、意外にもスッと頭に入ってきて消化できたのは著者の技量でしょうか。本筋のストーリー展開と並行して、新聞記者のストーリーがつかず離れずな感じで進んでいくのも面白く感じました。著者の肩書きは経済記者だそうで。 ドロドロ展開なので、寂しい読後感を予期しながら読んだのですが、さにあらず。小説らしい爽やかな印象を残してくれました。 ちなみに、本著の中に一瞬名前が出てくるアイアコッカは、フォードとクライスラーを渡り歩いた実在する人物のことだと思うのですが、小説の中に一人だけ入り込むのはちょっと違和感を感じました。 本著を出版した講談社が無傷で済んだのか、少し気になります。
0投稿日: 2018.01.19
powered by ブクログサラッと読めてしまった。 どこまでがノンフィクションなのかわからないが、もう少し、困難が伝わる表現やストーリーが必要だと思った。 面白いが、感動がなかったのが残念。 本当は、背景にもっと苦難があるはずなのに、その部分が薄く感じた。
0投稿日: 2018.01.11
powered by ブクログ過言ではなく日本を代表し支えるトヨタ自動車をテーマにした経済小説である。某自動車会社の某幹部から紹介されて読む。彼曰く「内情をよく捉えた小説」であるとのこと。ゆえに作者は覆面なのだろう。小説的なエピソードを検索すれば実話だったり、実話のような部分が創作だったり、虚実入り混じる。言わずもがな武田は奥田氏、統一は章男氏、新太郎は章一郎氏である。 超巨大企業でありながら、山崎豊子氏の作品のような謀略溢れる魑魅魍魎の世界ではなく、そこにあるのは意外なほどシンプルな論理、すなわち創業家対非創業家の構図である。稀代の経営者と称されトヨトミ繁栄のために英断と辣腕を奮う武田氏の壁に立ちはだかったのは「創業家の血」の問題である。多大な功績を上げた経営者でさえ「使用人」扱いで失脚の憂いにあう、「旗」の求心力は超長期的な経営力に直結している。「血統」の呪縛と意義を考えさせられる作品だ。 物語としては創業家対非創業家のありきたりなものながら実話が織り交じるだけに妙な生々しさと人間臭さが漂う。真実と虚構どれがどれか判らぬが、「第14章 誤算」で描かれた産業動向は事実であり、日本人として強い恐れと焦りを突き付けられるとともに、堤と統一そして武田のやりとりが真実であって欲しいと思わせるものがある。作中も現実も2030年のガソリンエンジンゼロを宣言しているが(最新の現実では2025年までに)、本流と亜流が緊張感を持って対峙し常に自己否定し自己変革を恐れない経営姿勢に、日本最強企業の志をみる気がする。
0投稿日: 2017.12.20
powered by ブクログ「クルマは麻薬だ」 「一度、手にしたら手放せなくなる。悪魔のような利便性にどっぷり浸かり、抜け出せなくなる。みんな、古くなったら買い換える。新しいものが欲しくなる。クルマは麻薬と同じだ。」(94ページ)
2投稿日: 2017.12.19
powered by ブクログ話の骨格が事実を基にしているだけのストーリーで、既読感が非常に強い。ということで、小説としては駄作かな
0投稿日: 2017.11.16
powered by ブクログ面白かった。500ページ超だが2日で読了。 登場人物を実名に置き換えて読むと、より面白い。 なかなかの内通者が後ろにいるのではと思った。
0投稿日: 2017.11.12
powered by ブクログトヨトミ自動車を舞台にした架空の経済小説。年明けくらいに酒の席で話題になっているのを聞いていましたが、やっと読みました。 誰もが知っている有名企業をモチーフにしているので、実在の人物をイメージして読んでしまう。でも、フィクションの部分もあるし、そこを割り引いて読まないと。 最後は未来予想になっているけれど、果たしてこの通りになりますか。
0投稿日: 2017.08.28
powered by ブクログ先輩経営者に進められた本。 購入してから既に半年近く経過しましたが、 夏休みの課題図書に設定。 自動車業界、これからもいろいろとありそうですね。 建築業界はまだまだ生ぬるいのかもしれません。
0投稿日: 2017.08.16
powered by ブクログトヨトミ自動車のモデルであろうと推察される自動車会社の、系列の会社に勤める私の手元に、”課題図書”として回ってきたのが本書だ。今までもビジネス書が回ってくることはあったが、今回は珍しく小説本。フィクションとはいえ、モデルは容易に推察できる書き方で、書かれるエピソードも限りなくノンフィクションと推察される。 知っているエピソード、知らなかったエピソードが入混じり非常に興味深く、ビジネスの現場を描いた小説はほとんど読まない私にも、最後まで面白く読めた。 さて、本書を読ませようとした我社の社長の意図はさておき、乗り気のしなかった課題図書にしてはちょっと得した気分でした。
0投稿日: 2017.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ペンネームである著者名は、城山三郎を彷彿させる。企業小説より、「武田剛平」という仮名で描く「奥田碩」の物語といったところか。 読後ネットで情報を集めてみても、かなり事実に即した内容らしく、複数の新聞記者の情報をまとめて架空の作者に書かせた趣向のようだ。 副題に”小説・巨大自動車企業”とあるように、読みはじめていくらもしないうちに「トヨトミ」を自然と「ト○タ」と読んでいるのも無理からぬこと。むしろ、小賢しく小説の形で書き換えていることのほうが不思議なくらいだ。 内容はトヨトミ家(=豊田家)の支配に挑みながらも、ト○タを世界一の座に押し上げたいち雇われ人の武田(=奥田)の生涯を熱く綴ったものだ。ジュニアの成長ぶりもまんざらではないが、そのあたりは現社長にも気を遣ってのことかと思うが、あくまでサイドストーリー。主人公の凄味を反面で浮き彫りにする程度のエピソードにすぎない印象を受ける。 バブルのころから21世紀に至る自動車産業の栄枯盛衰も面白く振り返ることができるし、この先のモータリゼーションの行方にも思いを馳せることができるなかなかのエンターテイメント作品ではあった。 容易に想像できるが、読みながら本書の登場人物、企業、事件を実際のものに当てはめて考えるという別の楽しみもあって面白かった。 ネット検索すれば、凡その対比を記してくれている記事も容易にみつかる。創作と思える部分も裏づけとなる事実があって驚かされたりもした。 ここまで事実に即した話なら、なぜ「奥田 碩」の話として書けなかったのかなあと、城山三郎の時代との違いに思いを馳せたりもして。城山氏がご存命なら、「祖にして野だが・・・」ではないが、そんなタイトルでも付けて、より純度の高い作品に仕上げていたのではなかろうかという思いが強い。
0投稿日: 2017.07.31
powered by ブクログ愛知県豊臣市に本社を置く、世界ナンバーワンの自動車メーカー「トヨトミ自動車」。歴代の社長は創業家の豊臣家出身、または豊臣家の信頼を得た者のみ。言うまでもなく、そのモデルは日本の誇るグルーバル企業「トヨタ自動車」。そうした匿名でトヨタの内幕を描いた企業小説。ちなみに作者は城山三郎ならぬ「梶山三郎」という覆面作家。 非創業家で途上国への左遷を経るも、その実力と創業家会長の信頼を得て社長にのし上がったトヨトミ社長武田に、創業家の御曹司豊臣統一が挑む。この2人のモデルは奥田碩と現トヨタ社長の豊田章男。さらにヒット商品、ハイブリッド車「プリウス」ならぬ「プロメテウス」も登場。どこまでが実話で信じていいのか、違う意味での緊張感があるストーリー。 経営者としての実力は明らかに武田が上だが、統一にはトヨトミ一族というブランド力がある。さすがの武田もこのブランド力には勝てず。意外な裏切りもあり、ついには豊臣統一社長が誕生する。が、そこからがトヨトミの苦難のはじまりだった。こうした時代の流れはトヨタの歴史でもあり、日本の経済史でもある。 ところで冒頭、豊臣統一が美人局に引っかかるエピソードは何かの実話を脚色しているんだろうか。
0投稿日: 2017.07.04
powered by ブクログ★立ち位置は偏るが取材力は深い★言わずと知れたトヨタ自動車をモデルとした小説。世界に関する巨大企業をなぜ、ほとんど株式を持たない豊田家が支配し続けられるのか疑問だったが、この小説によると一種の新興宗教だそうだ。海外や東京にあれだけ広がっても、全社で三河の感覚を維持できるということなのだろうか。現在、末端までその意識があるようには思えないが、外国人や女性を極力除外する現行体制を考えるとやはりそうなのか。 明らかに豊田家が悪者になっていて、特に豊田章男がダメ人間に描かれている。トヨタを成長させたとする奥田碩礼賛本であり、奥田氏に近い人々を取材源としているのだろう。リーマンショック後には補給線が伸びきったまま拡大路線を敷いたとして非難されたが、そこはあまり触れていない。ここまで持ち上げられると奥田氏もかえってうれしくはないだろう。 著名ベテラン記者が書いたとも言われるが、新聞記者とのやりとりが何となく現実感がないのはあえてごまかしているのだろうか。
0投稿日: 2017.06.11
powered by ブクログ【きっかけ】 竹中平蔵元大臣が、大絶賛したらしい。 【内容】 もろ、トヨタ自動車がモデルの企業小説 奥田碩元社長と豊田本家との確執。 丁度、セブンイレブンの話が合ったばっかり。 小説を読んでいて、奥田碩、張富士夫、豊田章男、の顔が浮かぶ。 久々の一気読みの小説だった。 【登場人物とそのモデル】 武田剛平→奥田碩氏(現トヨタ相談役、元経団連会長) 御子柴宏→張富士夫氏(現トヨタ名誉会長) 豊臣統一→豊田章男氏(現トヨタ社長) 豊臣新太郎→豊田章一郎氏(現トヨタ名誉会長、元経団連会長) 豊臣芳夫→豊田達郎氏(現トヨタ相談役)。章一郎氏の弟。 豊臣勝一郎→豊田喜一郎氏。章一郎氏の父、章男氏の祖父。 豊臣史郎→豊田英二氏(元トヨタ最高顧問) 豊臣太助→豊田佐吉氏 章一郎氏の祖父、章男氏の曾祖父 九鬼辰三→古川晶章氏(元豊田通商会長)? 九鬼辰彦→西川幸男氏 (元トヨタ常務役員、現トヨタ部品愛知共販社長、実父が元豊田通商副社長)? 吉田拓也→元トヨタ副社長・元デンソー会長の齋藤明彦氏と、現トヨタ会長の内山田竹志の合成人物? 斎藤貢→元トヨタ専務の野口紘一郎氏と元トヨタ常務の宮原彰氏の合成人物? ドーン・シモンズ→「グリーンメーラー」と呼ばれたブーン・ピケンズ氏。 かつてトヨタを抜いて小糸製作所の筆頭株主になる。 系列取引など日本の商慣行を批判しながらトヨタに高値で株を引き取らせようとするが失敗。 八田高雄→服部悦雄氏(元トヨタ自動車中国総代表) ホセ・エミリオ→マルコス政権時代の政商、デルタモーター社長のリカルド・C・シルベリオ氏。 奥田氏のフィリピン勤務時代のミッションのひとつは、このシルベリオからの債権取り立てにあった。 フェルナンド・マルノス→フィリピンのマルコス元大統領 エメラルダ・マルノス→マルコス元大統領の夫人、イメルダ。 岡村泰弘→不明 速水徹→元トヨタのテストドライバーの成瀬弘氏。章男氏が弟子入り。 山崎幸二→自民党の山本幸三氏。現地方創生担当大臣。 メアリー・ブランド・フレッチャー→鉄の女、英国元首相のサッチャー氏 トニー・ブレッド→トニー・ブレア元英国首相 堤雅也→ 元北米トヨタ社長の大高英昭氏と元トヨタ取締役の岩月伸郎氏の合成人物? 中西徳蔵→トヨタ元副社長の浦西徳一氏。 ジョージ・ボッシュ→ブッシュ元米大統領 佐橋龍之介→小泉純一郎元首相。 タカコ・レイモンド→小林明香氏。北米トヨタ社長だった大高氏の秘書。 丹波進→トヨタ元社長の渡辺捷昭氏(現相談役) 明智隆二→トヨタ元副社長の木下光男氏。 トヨタ自動車がモデルであり、奥田碩元社長(現相談役)と豊田本家との 「つばぜり合い」、ひいてはその抗争が今のトヨタにどのように影響した のかが克明に描かれている。 随所にトヨタマンたちの「人、金、女」にまつわるエピソードが散りばめられている。 トヨタといえば、日本最大の広告スポンサーであり、メディアではトヨタ批判は タブーだ。 なかでも神格化された創業家への批判はもっともタブーとされ、小説ではあえてそのタブーに踏み込んだ。 知られざる「トヨタの奥の院」の実態が、
0投稿日: 2017.05.30
powered by ブクログ面白い!トヨタ自動車を題材にしたフィクション小説。でもところどころ実際のニュースや事実をちりばめるからどこまでが嘘で本当なのかわからなくなります。
0投稿日: 2017.04.24
powered by ブクログ一気に読めた 奥田さんの頃を知らないから裏話とても興味深く これをもっと早く読めたらよかったのに!と。引退後の武田さんの叙述はフィクションなのかなあ。 日本的な滅私奉公な仕事人礼賛で終わってる感じが少し残念だったけど。 最後アメリカ市場への規制に対する危機感とロビーストの神対応(ここはきっとフィクション)が書かれていたけど 自動運転への技術の遅れと標準化とれてない危機感についてトヨトミがどう考えてるかにも ついでにふれてほしかった。
0投稿日: 2017.04.14
powered by ブクログ「豊田章男が愛したテストドライバー」を読んでトヨタという企業に興味を持った。この本も小説ではあるがモデルはあの大企業であると推測できる。 小説という形をとりながら、大企業の近代史を著している。難しい経済書でも会社四季報でもなく、「物語」として脚色も交えながら、私のような経済等に疎いものにもおもしろく読み進めていけた。 日本のトップ企業と言われる会社はどこもそうではあろうが、その会社に勤務する人間また会社経営に携わる人間の情熱と会社や製品に対する愛情は並大抵なものではない。爆発的なパワーをもって臨まなければ一流企業、世界に通用する会社にはなり得ないということも痛感した。 創業80年ほどで世界のトップ自動車メーカーになったこの会社は月並みないい方ではあるが「すごい」としかいいようがない。内外の幾多の困難を乗り越えていく姿、またこの小説の「完」の後現在のアメリカでの立場も困難の最中なのだろうが、きっと英知で乗り越えていくのだろう。
0投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログむちゃくちゃ面白かった。どこまでがフィクションでどこからが事実なのかわからないが、人物描写がリアルなので実際の人物に重ねることができて顔やキャラクターを思い浮かべるとより楽しめた。関係者の人が読んでどう思うか知りたい。
0投稿日: 2017.04.05
powered by ブクログ上司に借りた。 ペンネームからもわかるように城山三郎、もしくは山崎豊子を彷彿とさせるような経済小説。 登場人物のモデルが生存しているので、創造が膨らむ。 そんな下世話な人間関係より、自分の人生として、倒れるときは前に向いて倒れる。 その気持ちで生きていきたいと思った。
0投稿日: 2017.03.20
powered by ブクログみなさんのコメントにもある通り、どこまでが本当でどこまで小説なのか。ドキドキしながら読めます。 大企業に対するタブー。そんな大企業で働かなくて良かったなと思う一方、奥田社長の功績は日本にとって大きな事なんだし、巨大産業が支えてきたんだな。と。
0投稿日: 2017.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
傑物の経営者である登場人物のセリフ、 「存亡の危機だぞ。役員のひとりやふたり、死ななくてどうする。」 ------------------------------------------- 自分はめったに小説は読まないのだけれど、 たまたま、自分の周囲の社長をやっている知人が2人も「最近トヨトミの野望読んで面白かったなー」と言っていたので気になって読んでみた。 純粋に話が面白く、マンガのように読めた。 自分はこれまで1万人規模の企業に勤めたことがなく(最大でも5千人規模)しかもベンチャーばかりなので、普段感じることのない「社内駆け引きでのし上がって、捨てられて、」という大手での王道とされるものを知る良い機会になった。 通勤電車にて毎日1時間ほど読んで 1週間くらいで読み終わった。 ちゃんと、 恐ろしい、旧態依然とした価値観、とも感じられる一方で その通りだ、よくぞ言ってくれた、とも感じられてしまう、 矛盾を抱える人が、自分も含めてまだまだたくさんいるだろうなあと思えます。 ベンチャーなら役員でなく社員でも当てはまるかもしれませんね。
0投稿日: 2017.02.28
powered by ブクログ某自動車メーカーをモチーフにした経済小説。 様々なエピソードが実際に発生したものと結びつくことが多く、また登場人物も某自動車メーカーの社員とも結びつく。 読んでいて、面白いとは思った。企業スキャンダルや経済小説が大好きな人にはお勧めの作品だとは思う。 だが、マスコミで展開される広告の最大出稿主の為だとは思うが、作中に出てくる固有名詞が虚実入り乱れているのは気になった。
0投稿日: 2017.02.18
powered by ブクログAmazon等でも絶賛されている、某自動車会社の社内闘争等をつまびらかにした一冊。多数の方が好意的なコメントをされていらっしゃるので、あえて別視点から。 確かに面白い内容ではあったのですが、個人的にこれを『小説』と呼ぶことに違和感を覚えていました。覆面記者が作者ということもあり、週刊誌や雑誌のエピソードを細切れにして読んでいる感覚がありました。また、恐らく作者の好みも人物像に反映されているようで、ここまで公然と実在の企業を引き合いに出すのであれば、もうちょっと第三者的な視点で書いてあればとも思いました。 とはいえ、この作品が文字通り作者にとっては命がけの一冊でもあることには変わりはないでしょうし、会社の内情に関係のない一般人が触れられるというのも、本書のだいご味ではないでしょうか。個人的にはおすすめの一冊ではありますが、再読はないかな。
0投稿日: 2017.02.14
powered by ブクログここまで酷い提灯記事ならむ、提灯小説を読んだことが無い。著者自体がトヨタ教の一員なのだろうがなんとも気持ち悪い小説だ。 同じように企業を書いた小説、ホンダ神話と比較した時に本書のスケールの小ささ、筆者の力量の違うが明確に出ている。 著者は表紙にわざわざ経済記者と書いているが、経済記者と書くのならば「トヨタの野望」と事実を描くべきだ。内容も新聞、広報発表、ウィキペディアを読んで書いたのかと思うほど周知の事実ばかり、経済記者とはなんとも楽な仕事だ。 トヨタはホンダと比較した時に誇るべき神話がないからこそ、このような内容になったのだろうがなんとも薄ら寒いストーリーであった。
0投稿日: 2017.02.05
powered by ブクログかつて1960年代ごろに企業情報小説というのが一世を風靡したことがある。その時の流行作家に「梶山季之」や「城山三郎」がいた。 本書の著者は「梶山三郎」。思わず笑ってしまった。 トヨタを題材とした本書は、現実の企業活動と過去の社会的出来事を組み込みつつ、企業人の人間性をえぐり出している。実にリアリティに満ち満ちており、どこまでがフイクションなのか判別付き難い秀作であると思った。 しかし、小説の手法といい主要な登場人物のキャラといい濃厚な昭和の匂いが漂っている。小説としてはそれなりに面白いが読後感はちょっとものたりない。 2017年1月読了。
0投稿日: 2017.01.15
powered by ブクログあくまでもフィクション。だけど当然あの大企業の内部事情を踏まえての人物設定なのだろうし関係者はとても小説としては読めないかも?(暴露本、との書評も有ったような) 自動車業界だけでなく、産業界のこれからにはとても手放しで楽観的にはなれないけれど、それでも、今が全世界的変化の時で、私たちはそのまっ只中にいることだけはわかる。 この先、世の中はどんなふうになっていくのか。
0投稿日: 2017.01.05
powered by ブクログ面白い。どう読んでもトヨタをネタにしている。 でも、事実を小説にしたのか、事実っぽさを匂わせた架空の話なのか混乱するほど、よく出来ている。
0投稿日: 2017.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トヨタの内幕のような物語。しかし、良くできている。 しかも良くこんな内幕までわかっているなあ、と思う。 外から見ると章男さんはすごい人だとは思うけど、確かに奥田さんはすごかった。すごかった故に4年で辞めさせられたか・・・その奥田さんのすごさがしみじみと出ているところが良いですね。良くこれだけの内幕が掛けたんで、どこの誰なんでしょうね。その後の張さん以降の社長はけっちょんけっちょんでした。
0投稿日: 2017.01.01
powered by ブクログ"トヨトミ自動車"という一応仮名だが明らかにトヨタ自動車の内幕を再現した小説。著者も"梶山三郎"というペンネームで、企業小説というジャンルを作り上げた城山三郎のパクリ、、いい茶目っ気じゃないか。 読んで見ると、なるほど奥田碩社長の登場とそれ以降の歴代社長とが織り成す"自動車メーカー世界一"に向けた群像劇ではあるが、奥田さんの名誉回復意図が強いように思う。このあたりも、なぜこの小説が生まれたのか、普通の小説よりも遥かに生臭く、ミステリアスで興味深い。 小説の内容は、よほどトヨタとか自動車産業とかに興味を持ってウオッチし続けていない限り連続して理解できていないであろうトヨタ自動車の実像を浮かび上がらせてくれている点において何と言うか実用的と言える内容である。日本一の自動車メーカーが生産(販売)台数世界一になるには、卓抜したリーダーシップと現場の血のにじむような努力と人間同士の相克、そして世界的、社会的な数々の出来事との連動や摩擦があってのことで、それが日本の基幹産業である自動車産業のスケール感をもって描かれており、それがほぼほぼ事実ベースなだけに読むものは引き込まれる。そして、最後は美談。ここは小説だからこそできる結末だったと思うので、うまく小説の体を活用したと思えてならない。 今年は創業オーナーないしオーナー家と現経営陣との確執や対立がなにかと話題になったが、その類似ケースが十数年前と数年前に豊田家とトヨタ自動車を巡っておきていたとは、ここまで克明に描いてもらってはじめてそのヤバさというか、事実の面白さを理解できるんだなと実感した。同じように十数年後、今日のSBやセブンアンドアイのほぼ事実ベースの架空小説ができることを楽しみにしています。
2投稿日: 2016.12.19
powered by ブクログ凄い!!の一言。 目次だけで簡単にト〇タのことだと分かるが、初っ端のエピソードも本当らしいし、とにかく実話であることに驚きながらページをめくる。表面しか見えていなかった大企業の裏の裏。それを牛耳る人たちの何歩も先を読む駆け引き。経営するってこういうことなんだなと。 ちょうどテレビでト〇タの特集番組をやっていて、この本で会社の歴史や創業家のことも詳しく書いてあるのでタイムリーに楽しめた。テレビでは社長が色々語っていたが、本ではちょうどボンボンがけちょんけちょんに描かれているところだったのでおかしかった。
0投稿日: 2016.12.17
powered by ブクログこれは、近年最高作。 現実に即した内容と裏側の行ったり来たりで引き込まれる。 また、武田とジュニアの主人公に泣かされる。 まさに、現実は小説より奇なり
0投稿日: 2016.12.15
powered by ブクログこの人のモデルはあの人だよね、とか、この事故覚えてる、とかこのトラブル知ってる、とかこの記者会見見た、とか。そういういろんな記憶を確かめながら読む。 日常的に目にするあの某世界的巨大企業だけど、その名前の裏側のすさまじさは想像以上。いやぁ面白かった。企業小説にも経済小説にもあまり縁がなかったけど、これは面白い。 しかし、あの『わりなき恋』とのつながりまであったとは、寡聞にして無知ですみません。 (途中まで社長派になったり御曹司派になったり自分の視点が揺らぐのだけど、最後はやっぱこうだよね、と)
0投稿日: 2016.11.27
powered by ブクログ▶︎2016/11/19-12/09 ▶︎1955年から2016年のトヨタ自動車の変遷をノンフィクション小説としている。前面から退いてはいるがバックヤードでは、今も企業戦士が日本経済を支え続けている。しかし、ガソリンエンジンの後は、水素自動車か電気自動車か。2022年世界の自動車生産台数は、日本は783万台 アメリカは1006万台 一位は中国の2702万台。中国の世界戦略は ▶︎p322の「おまえら、アメリカがどれほど怖い国か知らんだろう。あれほど国益に敏感な国はない。」との武田(第8代社長石田碩と思われる)の言葉が心に残る。たかだか建国236年のアメリカである。
0投稿日: 2016.11.18
