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レキシントンの幽霊
レキシントンの幽霊
村上春樹/文藝春秋
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総合評価

342件)
3.8
62
129
100
11
2
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    短編はスラスラ読めるし、作者の良さもすごく出るから、また読みたい。 『緑色の獣』と、『めくらやなぎと、眠る女』が好き。

    1
    投稿日: 2017.07.12
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    二度目。ずっと実話だと思っていた(そういう技を知らなかった)自分がお茶目(笑)。 氷男と緑色の獣が好き。

    0
    投稿日: 2017.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旅行の移動中やホテルで読みました。 そういう目的の本としては、とても良いと思いました。 それぞれの短編の最初に読者の興味をそそる設定があって、お話自体はそれほど長くなく終わります。 しりきれとんぼというか、”それで終わりかい!”とつっこみたくなるようなところもありますが、それはそれで余韻を楽しむというか余白をうめるというか、そういうのも読者にとっては楽しいかもしれません。 読後感としては恐怖や寂寥感を感じるものが多く、明るい内容のものはありませんが、心に少しざわざわしたものが残るのは、読んで悪くない感じがしました。

    0
    投稿日: 2017.06.03
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    読み応えがあり、引き込まれた。 内容が好みではないので評価は低くなったが。 この著者の才能は短編にすら溢れている。

    0
    投稿日: 2017.05.13
  • 『唇のあいだからのぞいた白い歯が・・・、』この・・・の文章は?衝撃です!

    誕生日が同じというところからの、初めての作品です。 少し「食わず嫌い」的な感じを持ってしまっていたので・・・。しかし、この件は払拭されました。 『・・・のような(に)・・・』 いくつものこの表現方法は、ならではの表現方法であると思います。 これは、私の貧しい想像力を、より大きくより近づけてくれる存在でした。 丁寧でわかり易く、その分スッとカラダにに入ってくるようで、面白さも怖さも気持ち悪さも倍増です。 でも、何かわからないけどツルンと抜け落ちて、どこかへ行ってしまうような虚無感も、余韻として味わいました。

    9
    投稿日: 2017.04.19
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    表題作を読み直したくて購入したが、短編ひとつひとつすべて良かった。 村上さんは喪失感とか、永遠に失われて戻らないものとかそういうものを描くのがうまいなあといつも思う。

    1
    投稿日: 2017.04.08
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    教科書に載ってて、いつかちゃんと読みたいと思ってた。長編と思っていたら、短編の集まった本だった。この中にある作品全部長編で読みたいなー。

    0
    投稿日: 2017.02.08
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    5年前に買って本棚で眠ってました。 短編が読みたくなって本棚から取り出して少しずつ、読みました。「トニー滝谷」と「めくらやなぎと、眠る女」は好きな類です。「七番目の男」もまずまずかな。

    0
    投稿日: 2017.01.25
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    7つの作品が入った短編集。 過激な表現が少ないので読みやすいと思う。 独特の雰囲気は短編でも味わえた。 「沈黙」という短編は、村上春樹にしては意外にも啓蒙的な作品だった。世間に苦言を呈していると言っても良いと思う。 久しぶりに村上春樹を味わいたい方や、読んだことがない方にオススメです。

    0
    投稿日: 2017.01.18
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    「沈黙」がとても印象に残った。この話が唯一(は言い過ぎかもしれないが)、メタファーではなく、はっきりと作者の伝えたかったことがはっきりと書かれていたと思う。 自分もこんなマジョリティにはなりたくない。きちんと批判すべきことには批判できる姿勢を持ちたい。と思う。

    0
    投稿日: 2017.01.03
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    2016.11 本棚整理のため再読 めくらやなぎと眠る女のショートバージョン以外はもう一度読みたいような作品なし。

    0
    投稿日: 2016.11.26
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    短編集。暗示されていることが何なのか、分からなかったものがいくつかあった。 七番目の男、が一番面白かった、かな。 村上春樹はまだあまり読んでないけど、ノルウェイの森や羊をめぐる冒険とは雰囲気の違う話ばかりだった。 161117

    0
    投稿日: 2016.11.17
  • 短編も面白い!

    村上春樹の長編は何冊か読んでいたので、短編はどうなのだろうかと思って読んでみた。結果は、面白いの一言。これは、長編より面白いんじゃないか?

    0
    投稿日: 2016.10.20
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    正直、特記すべきもないような短編が多かったような…。 ただ、トニー滝谷と沈黙は良かった。 「トニー滝谷」 前半は長々とトニーの父親の半生が語られ、トニーがなかなか登場してこない。少し違和感があったが、最後の一文がビシッとハマり合点がいった。 「沈黙」 メタファ-性、寓話性、メルヘン性が薄くオーソドックスでした。他の短編はそのメタファ-性が私にとって消化不良でした。

    0
    投稿日: 2016.08.21
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    短編なんで、えっ?これで終わり?という具合で 話の結末が何なのかよーわからん。 だから何なんだよ、と読み終えるたびに ひとりツッコミを入れてしまう。 読みやすい文章だから、グイグイ読めるが ブチっと終わってしまうので、何も頭に残っとらん。

    0
    投稿日: 2016.08.18
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    初めての村上春樹作品です。伊坂幸太郎さんのファンなのですが、伊坂さんが「村上チルドレン」と言われていることを知らなくて。ならばきっと好きだろうと、手を出してみました。 ファンの方には申し訳ないのですが、昔観た「ノルウェイの森」の映画が全く理解できなくて。そこから小説が食わず嫌い的な感じになってました。 でも初めて小説を読んでみて、あまりの読みやすさと文章の気持ちよさにびっくり。 話の展開はきっちり起承転結がある感じではなく、あまり私が好きな感じではないんですが、文学的な美しさと読みやすさでカバーされたように思います。 現実的な話の方が好きなので、『沈黙』が好きでした。でも他の話も意外にすんなり入ってきたし、非現実的な話に慣れていくにはちょうど良い短編集でした。 是非長編も読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2016.04.20
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    レキシントンの幽霊である。 私が初めて読んだ村上春樹作品である。 高校の国語の教科書に載っていて、授業ではとりあげなかったけれど、なんとなくパラパラと読んだのを覚えています。 特に何かを感じたということは無かった気がしますが、自分でもびっくりするほどよく内容を覚えていました。 当時からどこか潜在意識に訴えてくるものがあったのかな、なんて。 その他収録されている話も、教科書に載せたいようなものが多い気がする。 ストレートに考えさせられる読後感。 「氷男」の、氷には過去がしっかり封じこめられている、という言い回しが好き。 とても清潔に、とてもくっきりと。 それから「めくらやなぎと、眠る女」。 蛍の短編集で読んだときからすごくお気に入りだったけど、改めて読んでもやっぱり良かった。 果実のようなふくらみを持った5月の風に、僕の損なわれてしまった感情がなびくような、あきらめにも似たさわやかさ。 どうしてだかわからないけど、うっかり気を緩めると視界が滲んでしまう。 元の話から4割も文章を削っているそうですがあんまり分からなかった。もう一度「めくらやなぎと眠る女」の方を読み返してみたいと思います。

    1
    投稿日: 2016.02.24
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    2016.2.16 沈黙という短編に青木という、邪悪な人間が出てくる。でも本当に怖いのは青木の言い分を無批判に受け入れてそのまま信じてしまう連中だと。全くその通りですね。

    0
    投稿日: 2016.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (2回目)だいたい20年ほど前に書かれた短編集である。大人学び塾で次に取り上げるというので「沈黙」以外を読み返してみた。「沈黙」だけは過去に3,4回読んでいたから。本書の中では「沈黙」にしか注目しておらず、ほかの作品の内容はまったく覚えていなかった。「トニー滝谷」を先生が最もおもしろいと言っている。宮沢りえの映画もいいらしい。元同僚の先生と話していたら、そちらの先生は「レキシントンの幽霊」が一番好きなのだそうだ。私が今回読んだ中で一番心に響いたのは「七番目の男」だろうか。台風の目の中に入ったしばらくの間に友人と海岸の様子を見に行く。そして、友人は波にさらわれる。友人を見捨てて自分だけ助かった。このまま生き続けていいのだろうか、そう思い悩み、毎晩夜中にうなされる。阪神大震災のあとに書かれたことも影響しているのだろう。サリン事件も関係するかもしれない。主人公の最後のことば「・・・なによりも怖いのは、その恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。そうすることによって、私たちは自分の中にあるいちばん重要なものを、何かに譲り渡してしまうことになります。私の場合には――それは波でした」「トニー滝谷」も確かにおもしろかった。死んだ女の残したものは何百着という美しい服だった。(谷川俊太郎の歌詞が思い起こされる。死んだ女の残したものは、しおれた花とひとりの子ども、他には何も残さなかった、着もの一枚残さなかった。)「トニー滝谷」についてはもう一人の先生と意見が一致したとのことだが、どういう点についての意見だったのだろう。次に会ったときに聞いてみよう。さて、いままで自分は読んだものについて、あるいは観た舞台について、絵画について、何であってもあまり他人と意見を交換するようなことがなかった。つれあいとはまあ好き勝手なことがいえるのだが、たとえば先生に対して自分の意見を押し通すこともできず、なんか違うんだけどなあと思いながら、鬱屈したものをため込むのも嫌なので、最初から何も言わないことが多かった。今度はちょっと自分の意見をぶつけてみようかなあ。力的には押し負けるだろうなあ。 (初回)3年前に単行本として発行され、最近文庫になった短編集です。今まで読んだ短編集の中で一番良かったような気がします。もっとも、たいがい読んだらすぐ忘れてしまうので比べられないのですが。さて中身は、「緑色の獣」「氷男」のようないつも通りの不可思議なストーリーもあるし、それらも好きなのだけど、今回もっとも深く感じ入った作品は「沈黙」という実話っぽいお話です。主人公は6年一貫の私立男子校の卒業生。ボクシングをずっと続けているが、友人などにも話したことがない。中2のとき、期末テストの英語で1番をとった。それに対していやなうわさを流される。そして1人のクラスメイトを、ボクシングを始めて最初で最後、1回だけ殴ることになってしまう。そのクラスメイトとはその後同じクラスにもならず口をきく必要もなく、高3を迎えた。そしてまた同じクラスに。夏、ある1人のクラスメイトが自殺をする。理由は誰かから殴り続けられていたことらしい。それが、この主人公の仕業だと、前に殴った生徒がうわさを流す。主人公は最後の半年、クラスの中で悲痛な思いで沈黙を続けることになる。一番印象に残った主人公の言葉を少し長くなるが引用します。じっくり読んで自分の問題として考えてみて下さい。「でも僕が本当に怖いと思うのは、青木(殴った相手)のような人間の言いぶんを無批判に受け入れて、そのまま信じてしまう連中です。自分では何も生み出さず、何も理解していないくせに、口当たりの良い、受け入れやすい他人の意見に踊らされて集団で行動する連中です。彼らは自分が何か間違ったことをしているんじゃないかなんて、これっぽっちも、ちらっとでも考えたりはしないんです。自分が誰かを無意味に、決定的に傷つけているかも知れないなんていうことに思い当たりもしないような連中です。彼らはそういう自分たちの行動がどんな結果をもたらそうと、何の責任もとりやしないのです。本当に怖いのはそういう連中です。」

    0
    投稿日: 2015.11.12
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    『めくらやなぎと、眠る女』を除くと、教科書にでもありそうな昔の本のような雰囲気もあり、かと言って確実に村上春樹らしさもある短編集のように思える、何となくですけど。 だから村上春樹の作品と知らずに読むと誰が書いたのか分からないんではないかな? そういう意味では最後にまさにそのもの的作品が置かれている構成はなかなか興味深いかも。加えて個人的感想ですが、段々面白くなっていく(逆を言うと最初の表題作が一番面白くなかった)というのもgoodであります。

    0
    投稿日: 2015.09.30
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    『TVピープル』にはなじめなかったけれど、こちらはすんなり受け入れられた。 自分でも不思議だけれど。 たぶん、怖い話なんだけれども、語りが抑制的だからなのかもしれない。 特に、「めくらやなぎと、眠る女」は好き。 これは、大切なものを失って、しかもその時には気づかず失った痛みを描いた物語だと理解した。 もう若くはない世代である私には痛切だ。

    0
    投稿日: 2015.09.17
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    同時期に書かれた短編ではないから、まとまった感想はないけれども、純文学小説としてとても楽しめた。過去現実に焦点をあてた話が多かった印象。

    0
    投稿日: 2015.08.13
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    村上春樹初読了。 不思議な話ばかりで理解できないこともあったけど、レビューみて、「あ、なるほどこう捉えればいいのか。」と思いました。まだまだ修行が足りません。 緑色の獣は個人的に胸糞な話だったけど一番印象に残っている。緑色の獣の長編を読んでみたい。もちろんホラーで。 なによりも怖いのは、その恐怖に背中を向けて、目を閉じてしまうことです。そうすることによって、私たちは自分の中にあるいちばん重要なものを、何かに譲り渡してしまうことになります。

    0
    投稿日: 2015.07.25
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    1980~1990年代に書かれた短編集。 “孤独”や“心の奥底にある恐怖”が テーマになっているように思えた。 村上春樹作品は長編が2~3作と短編集が他に1作くらいしか読んでないけど、もしかしたら短編のほうが好きかもしれない。 淡々と、静かに、美しい日本語で、目には見えない恐怖に引きずり込まれるような感じ。 「トニー滝谷」は前に映画を観たけれど、映画もまさに、静かで美しくて哀しかった。その雰囲気は、小説も同じだった。 目に見える恐怖よりも、目に見えない恐怖(罪の意識だとか、過去の思い込みだとか)のほうがずっと恐ろしい。 「沈黙」が一番印象に残った。 一見善良そうに見えて実はとんでもなく腹黒い人間って実際いる。 頭も良ければ自分を善く見せる術を知っているから更に恐ろしい。そうして周りをコントロールしていく。 そんな黒い人間の裏側に勘づいてしまった語り手の不幸な出来事とその後。 結局最後に勝つのは、自分は正しいと強く信じられる心なのだと思う。

    3
    投稿日: 2015.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    春樹ファンのオススメ第二弾。この短編集は「孤独」がテーマのように思う。春樹小説にはいろいろと極端な人物が多く出てくるなぁ。ネタバレで備忘録、行きます。 「レキシントンの幽霊」 建築家ケイシーの家に、主人公が留守番で何日か住んだ話。幽霊がパーティーなんて、ホーンテッド・マンションのよう。ジャズの膨大なコレクションが…がこの人らしい。ケイシーの父は、奥さんを亡くした時に三週間昏々と眠り続け、ケイシーも父が亡くなった時に二週間眠り続けた。そして…「僕が今ここで死んでも、世界中の誰も、僕のためにそんなに深く眠ってはくれない」孤独。 「緑色の獣」 これは理解に苦しむ話。突然庭の木の根元から這い出てきた緑色の獣の話。それにしてもこれだけ残酷な仕打ちを思いつける主人公の女、怖い。 「沈黙」 主人公の青木も、その周りの人物も、確かにいるよね。とおm思わせる作品。青木みたいな人間は、人間としての深みを増すこともなく、うわべだけは成功して、本人もそう思い込んで、薄っぺらな人間であることには気づかずに、薄っぺらな一生を終えるのだろう。いるいる。「僕が本当に怖いと思うのは、青木のよう人間の言い分の無批判に受け入れて、そのまま信じてしまう連中です。 「氷男」 不思議な話。でも氷男と結婚して南極に行って…孤独。 「トニー滝谷」 日本人なのにこの名前。イラストレーターとして成功し、最愛の妻である洋服中毒の女性を事故で亡くし、部屋いっぱいのサイズ7の高級衣料を片付け、父が死んだのちはダンボールいっぱいのジャズのレコードを処分し、「トニー滝谷は今度こそ本当にひとりぼっちになった。」 「七番目の男」 過去のトラウマにとらわれていた男の話。これはいったい何の会なのだろう。台風の日に親友と海岸に行き、目の前で親友を高波にさらわれてしまい、それがトラウマに。「なによりも怖いのは、その恐怖に背を向け、目を閉じてしまうことです」 「めくらやなぎと、眠る女」 蠅がめくらやなぎの花粉を女の耳に運んで眠らせ…女の肉を食べるとか…うぅ、これは苦手。話のメインは耳の悪い年下のいとこと、主人公の話なんだけどさ。広告代理店てどいういう仕事をするところなんだろう。

    0
    投稿日: 2015.06.08
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    でも僕が本当に怖いと思うのは、青木のような人間の言い分を無批判に受け入れて、そのまま、信じてしまう連中です。自分が誰かを無意味に、決定的に傷つけているかもしれないなんていうことに思い当たりもしないような連中です。 Kは痩せて色白で、まるで女の子のような綺麗な顔立ちをした子供でした。しかし、言葉に障害があってうまく口をきくことができませんでした。私がKと一緒にいるのを好んだのは、彼が優しい美しい心を持っていたからです。学校の成績はあまり芳しくなかったですが、絵が滅法うまく、鉛筆と絵の具を持たせると先生も舌を巻くような見事な絵を書きました。 真実怖いのは恐怖そのものではありません。恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。

    0
    投稿日: 2015.06.07
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    90年代に書かれた村上春樹の短編集 全体として「恐怖」がテーマとなっているような印象でした。 (ホラーとかではなく、内面的な「恐れ」に近いです)

    0
    投稿日: 2015.05.17
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    不気味な六短編。 何となく各編の主人公達は何か大事なものを失くしているのかなと...? 個人的には【沈黙】【トニー滝谷】【七番目の男】がおすすめです。

    0
    投稿日: 2015.05.04
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    文庫で再読。やっぱり『トニー滝谷』が1番好き。切なくてきゅぅっとする。表題作は苦手だったけど今回は面白く読めた。今回読んで印象に残ったのは『氷男』。主人公の女は南極に行くことで決定的な何かを失ってしまったのだろう。全体的にほのかに不気味な短編集。2012/395

    0
    投稿日: 2015.04.16
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    村上春樹の作品で一番好き。特に「緑色の獣」は短編にも関わらず何度でも読みたくなる作品。ハルキムラカミをファッションだと捉えてる大学生に是非読んでもらいたい

    0
    投稿日: 2015.03.05
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    たまたまフォロワーのつぶやきで出てきたのだが未読だったこともあり書店で購入。村上春樹は結構読んだつもりだったが文春文庫のものは1冊しか読んでないことをしった。七つの短編が収録されていた。村上の本を読む度に思うのは俺は孤独について感じたり考察したりすることがほとんどないと言うことだ。すでに孤独と友達になっているからだと思うのだけれど。「沈黙」とつけられた話は川崎の少年殺害事件の加害者に対するネットの有様について語ってる気がした。やっぱ考えないってな罪なことだよね。楽しい人生送るためにもさ。 しかしかっこいいタイトルだ。

    0
    投稿日: 2015.03.05
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    ぽかっとあいた時間に古本屋で購入。村上春樹の短編集はいくつか読んだが、これは怪しいもの、不穏なものが多く描かれていて、とても良かった。 気に入った表現を引用しておきます。 「人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解できていれば、人はたとえ負けたとしても、傷つきはしません。人はあらゆるものに勝つわけにはいかないんです。人はいつか必ず負けます。大事なのはその深みを理解することなのです。」(p.55-56「沈黙」より)

    1
    投稿日: 2014.12.09
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    「沈黙」は最高。「緑色の獣」は、スティーブン・キング並みに怖い。「氷男」「トニー滝谷」はおもしろい。

    0
    投稿日: 2014.10.18
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    表題作は男女の話ではなく、幽霊と犬の話だ。味わい深く読んだ。この感じのオチはやはりハルキだな。いろんなテーマで書かれていて、長編とはまた違った魅力の短編集である。

    0
    投稿日: 2014.09.24
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    短編集。 タイトルの短編を読んで村上春樹の面白さに触れたけれど氷男は苦手。 なんだかじめっとしていて。

    0
    投稿日: 2014.09.18
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    村上春樹は好きではないけど、高校生の頃に『レキシントンの幽霊』が教科書に載っていて全部読みたくなってしまったので購入。

    0
    投稿日: 2014.09.05
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    すごいつまんない話ばっかりでした。 内容はおばさんの立ち話みたい。 彼の作品は描写がサクサクしているから一見面白いんですけど、だからって筋は適当でいいと思ってるんでしょうか。 彼の真似事は結構誰にでもできると思います。 描写も、よく読むと薄っぺらい部分があります。女の人が絡む部分が特に。

    0
    投稿日: 2014.08.12
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    村上春樹の短編集。 村上春樹はなんだか小難しくてあまり好きではない。 この短編集もそう。ストーリーの裏にきっと伝えたいメッセージがあるんだと思う。が、私にはよくわからなかった。 ただ、みんなの感想を読むと、「お、なるほどね」と思うところもある。 例えば緑色の獣。得体の知れない獣が現れ、最初は恐れる。だが、自分の方が力的に優位であることが分かると、相手を徹底的に残酷なまでに虐げる。結局、緑色の獣は消滅してしまう。 きっと、人間は不可解なものに恐怖を覚えるが、いざ自分のコントロール内にあるとわかると、急に威圧的になって相手をうちのめしたくなるのかな。。。

    0
    投稿日: 2014.07.16
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    村上春樹さんの短編集を読むのは初でした。 長編より、短編の方が得意なのでは?という気がしました。なんとなく…。 短い物語の中で、この世界観を構築する文章力には脱帽です。スゴイ。 全体的なテーマとして、死と生 というようなモノがあったのかなと思います。 個人的なツボは、緑色の獣です。

    0
    投稿日: 2014.07.10
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    相変わらず楽しく読めた。短編集っていいなぁ、と思う。長編の方がおもしろいって言われてるけど、別にどっちもおもしろいよね。 ノルウェイの森の元になった話がラストに入っていて、それにテンション上がった。あの登場人物たちにもう一度会えた喜びというか。 全体的に好きです。会話文とか語り口が本当に好き。癒される。

    0
    投稿日: 2014.06.28
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     私はほとんど小説は読みません。その滅多に読まない小説の中でも、食わず嫌いの代表格が村上春樹氏の作品でした。  たまたま文庫本で読む本が切れた際、下の娘の本棚を見ていて目に付いたので借りてみたのが、本書です。私にとっての「初春樹」、中身は7編の短編です。  物語全体が醸し出す雰囲気もそうですが、ところどころの微細な表現に、独特の「らしさ」は感じられました。  今回、「もうこれでいいや」と見切る気持ちにまではならなかったので、これからも、村上作品だとあまり意識しないで何冊か読んでみるかもしれませんね。

    0
    投稿日: 2014.06.25
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    収録作 レキシントンの幽霊 緑色の獣 沈黙 氷男 トニー滝谷 七番目の男 めくらやなぎと、眠る女 「レキシントンの幽霊」以外は象の消滅とめくらやなぎと眠る女に収録されている。

    0
    投稿日: 2014.06.12
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    全ての作品からひとつひとつ何かが猛烈に伝わってくる。 それは現実的な物語、言葉を通じてである場合やメタファーであることもある。 村上春樹にしては現実的な物語が多くあったような。

    0
    投稿日: 2014.05.29
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    1996年11月に文芸春秋社から出版された、村上春樹さんの短編集です。 7つの短編が入っていて、どれも1990~1996年に発表されたものです。 僕は全体に好感を持てて、面白くするすると読みました。 1996年というと、司馬遼太郎さん、渥美清さん、遠藤周作さん、藤子F不二雄さんが亡くなった年ですね。 テレビドラマでは「秀吉」「ロングバケーション」「古畑任三郎・2ndシーズン」などが流行ったんですね。 前年の1995年に、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件&オウム真理教逮捕事件、Windows95発売、沖縄の米兵少女暴行事件&反基地運動の激化、が起こっています。 2014年現在から考えると、大まか20年前。 まだまだ、「勝ち組」「格差社会」という言葉が出回っていません。 まだ(殆ど)誰も携帯電話を持っていなくて、電子メールも普及していませんでした。 固定電話、ファックス、ポケットベル。衛星放送は始まっていましたが、CSとかは無かったですね。 まだ日本代表はワールドカップに出たことが無くて、さくら銀行があって、富士銀行がありました。 「ストーカー」という言葉が(たぶんアメリカで数年前から発生していたのでしょうが)OL殺人事件をきっかけに使われるようになった年です。 1997年には「ストーカー・誘う女」というテレビドラマが流行っています。 個人的には1996年は、会社員として給料をもらい始めた年として、懐かしく思い出されます。 と、いうようなことが気になるのは、少なくとも僕にとっては、村上春樹さんが「同時代の小説家さん」という感じがするからです。 どこかしら、そういう感慨を抜きにしては味わえないところが、あります。 短編集「レキシントンの幽霊」。 ①「レキシントンの幽霊」 ~在米の日本人小説家が、友人の留守宅で幽霊を見た、というお話~ ②「緑色の獣」 ~若妻さんが、突如訪れた不気味な緑色の獣と闘う?というお話~ ③「沈黙」 ~少年時代に理不尽な学校でのいじめに苦しんだ男の回想~ ④「氷男」 ~「氷男」と恋愛して結婚したけど、なんとなく上手く行かなくなる女性のお話~ ⑤「トニー滝谷」※映画になりましたね。未見ですが。イッセー尾形さんと宮沢りえさん。監督が市川準さん。いつか、観てみたいです。 ~孤独に生きてきた男性が、ようやっと結婚するけれど、服を買わずにいられない奥さんだった。その人が事故死してまた孤独になる話~ ⑥「七番目の男」 ~子供の頃に津波で友人を亡くした男が、それを気に病んで苦しみ続けた年月の回想~ ⑦「めくらやなぎと、眠る女」 ~会社を辞めて実家でふらふらする若い男が、耳が悪い従兄弟の少年の付き添いで病院に行きながら高校時代の友人の彼女を思い出す話~ の7編が入っています。 僕が好きだったのは、「沈黙」「トニー滝谷」「七番目の男」でしょうか。 特筆して言うと、短編「沈黙」。 ネットで見ると、全国学校図書館協議会から「集団読書用テキスト」として発売された、とあります。 むべなるかな、それに値する素敵な小説です。 いじめ、という集団心理への明確な批判、いじめる個人よりも、その流れに身を任せる大勢の方に、許せなさを感じる、と明言されています。 まったくもって、SFファンタジックな部分はありません。 村上春樹さんなんて興味ないような人でも、これだけは読んでみたら、と思います。特に若い人ほど。 僕はとっても好きな短編でした。 また、「七番目の男」は、単純に津波で失われた人命、というだけで、2011年の東日本大震災を想うと、 天災による喪失を経て、どう暮らしていくのか、というところを想わされます。 阪神淡路大震災で、地元が被災した村上さんの心象風景を、ちょっと勝手に想像してしまいます。 他も嫌いだった訳ではありません。 全体に、近作の「色彩の無い多崎つくると、彼の巡礼の年」のように、「過去に大事な何か、(愛する人とか)を失ってしまった人の喪失と再生の物語」という、 宣伝文句をつけられそうな味わいのお話が多かったですね。拡大解釈すれば、①③⑤⑥⑦が、そう言えそうです。 ただ、どれも、まあ、あらすじはあまり魅力を伝えられないくらい、やはり文章表現の巧みさで読み切らせてしまう。 ちょっとした、「~~~は~~~のようだった」「まるで~~~だった」みたいな語り口が、僕は好きです。 それと、ぎりぎりの省略法っていうか。書かれていないけど想像で隙間を埋めちゃう読者の生理との、ツバぜりあいの快楽みたいなところもあります。 ムツカシイ解釈は抜きにして、村上春樹さんの小説世界で言うと、 「羊男が出てきたり、双子の姉妹が出てきて良く判らないけどベッドインしたり」 というような、なんていうか、リアリズムから遠い地平線に拉致監禁されるような持ち味、というのがありまして。 (上記の例事態で、初期村上作品しかあまり良く知らないことがバレてしまいますが) それが好みとしてアリか、それとも興ざめか、というところが、理屈抜きで村上春樹さんの小説が好きか嫌いか、という分かれ道の一つだと思うんです。 ソコん所で言うと、僕が特に好きだった、「沈黙」「トニー滝谷」「七番目の男」の三作品は、どれも、割とリアリズムなんですね。 この辺は僕の好みです。 たとえて言うならば、僕はオーネット・コールマンさんの音楽は好きなんですけど、特に好きなのは「サムシング・エルス!」とかの超初期なんですね。 前時代の枠組みからまだ脱し切れてないけれど、そこから脱出する境界線でもがいているようなあたり。それがスリリングな気がします。 まあそういうのも、また数年で好みが変わっていくものなんですが。 最近また村上春樹さんの小説が面白いなあ、と思っています。きっかけはたまたま去年「多崎つくる」を読んだことなんですけど。 村上さんの小説世界の味わいっていうのは、 「日本的な囚われ方から逸脱したい精神」「アメリカ的なものの考え方、言葉への憧憬」「詳しく知っているが故の、アメリカ的な事柄への批判精神や諦め」 「やっぱり日本語で、日本人であるという歴史性への引っ張り」「でも過去とか歴史風土に引きずられたくない、そんなことで納得したくない、根無し草的な浮遊感とか孤独感」 「内省的な佇まいと思索性、そして個人として世の中と対峙するときの、肉体の鍛錬含めた強さの肯定」 とか、いろいろな感じを、僕は受けます。そのどれもが圧倒的に共感できる訳ではないんですが。 ただ、今年去年に読み直したときに、40歳を過ぎた僕が受けるのは、「ああ、文章が旨いなあ、気持ちいいなあ」ということですね。 そして、どれだけ非現実なファンタジックな想像と創造の世界に飛んで行っても、 「ひとりの自分が、大勢の世の中さんと摩擦して生きていくこと」みたいな強靭な背骨というか、ある種のプライドというか、勇気というかマッチョイズムというか、 そこは恐らく、煎じ詰めて言っちゃうと、ニーチェ的な俗悪大衆への嘔吐を伴う嫌悪感というか見下し方というか、 そういうものがあるなあ、とは思うんですね。 ただ、そこにある種の、そう思って佇んでいる自分への含羞とか、自己批判とか、ためらいとか、諦めとか、そういう湿度みたいなものが必ずあります。 そういう割り切れなさみたいなもの、が、好きなのかも知れません。 それにまた、近年の小説は、「未来を(恐らく自分が死んだ後の時間も含めて)考える、そのために過去を意識する」といった、時間の連続性っていうか。 平たく言うと、「僕たちはどこから来て、どこに行くのか」という意識が増している気がします。そういう年齢の重ね方の味わいは、結構嫌いじゃなかったりします。 そういう中で、短編小説っていうのは、その何かしらの味わいを特化したようなシンプルな肌触りがあって、面白い。 それに、文章のたくらみというか愉しさが、なんだかハッキリと堪能できる気がします。

    3
    投稿日: 2014.05.25
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    昔は短編小説てあんま好きじゃありませんでした。中身が薄いと思ってました。一番ペラペラだったのはうちでした。 短編小説の良いところは「書きすぎない」ところ。1から10まで言わないから、読者の想像意欲を掻き立てる。それはとても濃密な時間。 いつもの村上ワールドに比べてなんか違和感あると思ったら、作品の作成時期が違ってたんですね。そんなのも楽しめます。最近思ったけど、村上さんの中でもうちは初期の作品の方が好きかも。 一言でゆうなら「脆い」。誰もが完璧からほど遠くて、脆いんです。 だから、憧れるし、なくしてしまうし、怖がるんです。自分のそんな部分を、人よりすこし多くみれるようになりたいと思いました。

    0
    投稿日: 2014.05.11
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    何気に村上春樹の短編って初めて読んだような気がするのですが、なんだろう、凄く良かったです。 基本的に自分は小説の世界にどっぷり浸かりたいタチなので、短編は好きではないのですが、村上春樹に関しては長編も良いけど、短編はもっと良いかも!とか思ってる次第です。 短編が7本入ってましたが、どれもモヤっとしていて、読み終わった後は、なんだか嫌な気分になりました。 でもなぜかそれが良いと言うかなんというか、、、。 食べ物で例えるなら、銀杏の苦みだったり、ラム肉の獣臭さとかの、「嫌なんだけど、それが無いと駄目なんだよねー。」って具合の絶妙な仄暗さでした。

    0
    投稿日: 2014.04.07
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    【読み終わった今の勢いで】 この世界の、人間の、怖いところ、恐ろしいところが様々な観点から描かれた短編集。読んでいると自分の「怖さ」にまつわる記憶が走馬灯のように浮かび上がってきて、静かな恐怖の中に閉じ込められるのですが、本を閉じようとも思えない、不思議な引力がありました。 特に簡潔で明快な「沈黙」と「七番目の男」の最後の数行でそれぞれの主人公が残す言葉が印象的です。 ある先生がおっしゃった、人間は人間という存在の暴力性と向き合い続けなければならない、という言葉を思い出します。暴力性というのは、ある意味で恐怖という言葉に置き換えられるのではないでしょうか。人間の恐ろしいところとの対峙をやめたとき、人間は他者に対して無自覚のうちに暴力を働いてしまっているかもしれないということや、そもそも恐怖と対峙するということが困難であること、様々な問題の入口に自覚的になれた作品です。ただ、あえて上記二作品を印象的だと挙げたように、残りの作品の中には、「怖い」という感情だけがぼんやりと残る、まさに底無しの恐怖の所在だけが分かるような作品がありました。「緑色の獣」とか。何度か読み直そうかと思いましたが、今すぐもう一度開こうとは思えません。怖さと向き合うのはやっぱり簡単ではないわけです。

    7
    投稿日: 2014.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    収録されている作品のうち、「トニー滝谷」がおすすめ。 父子関係に着目すれば、滝谷省三郎とトニー滝谷の因縁話とも読める。 ところでクローゼットで泣き出したのはなぜなのだろう、女性にしかわからないのだろうか?

    0
    投稿日: 2014.01.07
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    いつも挫折する村上春樹。1冊読み切ったのははじめてだと思う。 「緑色の獣」の話が悲しかった。 毎回不思議な設定にするのが好きになれない。物語に意味や比喩を探してしまうけれども、そんなものないところが特徴なのだろう。 ここまで売れてなかったら思うことも無かったかもしれないが、肌に合わない。

    0
    投稿日: 2013.10.24
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     わたしは幽霊などは見えない。  見えないから、見える人のことを「そういう人もいる」という認識しかできない。  だからというか、だけどというか、  「そういう世界は見えなくていい」と思っている。  もしそういう世界があるのなら、  私が見えないのには、理由があるはずだから。  見えないという形で、この世に存在するものがあるのだと、  思うだけでいいと思っている。  とか何とか言いながら、  あれは夢か現か、それとも幽霊か、と思うような経験はある。  きっとまどろみの中で脳が思い描いた何かなんじゃないかとおもうのだけど、    カナダに留学したときの話。  わたしは、大学の寮に住んだ。  私がカナダに着いたばかりの頃は、  大学は夏休みで、寮には全然人がいなかった。留学生しかいなかった。  4人部屋の1室をあてがわれていたのだけど、私の部屋も、ルームメートになる人は家に帰ってしまっていて、私以外誰もいなかった。  そんな中で、着いたばかりの頃。  カナダの夏は昼間が長い。  朝早くといえど、ものすごくもう明るかった。  その一日の長さになれなくて、  よく眠れなくて、  朝方転寝のような状態で目を瞑っていたときに、  全然人のいないはずの寮の部屋の外をパタパタ歩き回る音が聞こえた。  コンコン、と自分の部屋をノックするような音も聞こえた。    恐怖感じなかったけれど、私は目を瞑り続けた。  それから少し寝て、朝を迎えた。  やっぱり静かで、何事もなく、誰もいなかった。  それだけの話なのだけど。 2015年4月再読。 めくらやなぎと、眠る女。 自分は、溶けてしまったチョコレートに、何かを感じなければならなかったのに、というような件。 あるんだ。そうやって過去のどうでもいいような一点に、深く深く責め入るように、自分を追い詰めるような感覚が。 二度と戻れなくなりそうなほど暗く寒く怖いところへ、一人で。 誰か助けて欲しい。何も言わず抱きしめて欲しい。好きな人でも同性でも家族でも、誰でもいいんだ。でも、私にはそんな人、いない。 苦しくて、つらい。あと一週間。せめてあと一週間、生きていこう。頑張れ、自分。

    0
    投稿日: 2013.10.17
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    短編集。 『レキシントンの幽霊』一番何やこれって思ったかも。こんな話を聞かされたら「寝ぼけてただけやろ!」って言うてしまうと思う。 なんか分からんけど好きなのは『沈黙』『トニー滝谷』『めくらやなぎと、眠る女』。『緑色の獣』と『氷男』は何と無く好きやけど今の自分の読解力では比喩されてるであろう事が頭に思い浮かぶと逆にそれが邪魔をして余計にモヤモヤしてしまうので辛かった。

    0
    投稿日: 2013.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レキシントンの幽霊:本当に村上春樹の体験談だとしたら、ちょっと自分を美化しすぎている感があり、村上春樹の男前とは言い難い顔がずーっとアタマから離れず、読んでしまった。 沈黙:オモシロかったけど、自己啓発っぽい終わり方がイヤだった。 氷男、トニー滝谷、文句しに最高。 七番目の男:さすが。だが最期の段落は間違いなくいらなかった。 めくらやなぎと、眠る女:おもしろい。

    0
    投稿日: 2013.10.02
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    表題作を含む7編からなる短編集。それらのうち、「氷男」、「トニー滝谷」、「めくらやなぎと、眠る女」は、長さの違う他のヴァージョンを持っている。こうしたことは、かなり珍しいことだと思う。表題作「レキシントンの幽霊」をはじめ、多かれ少なかれ非日常との接点に成立する作品群だ。こうした作品を読んでいると、村上春樹にとっての日常感覚は、通常の私たちのそれとは違っているのだろうかという気がしてくる。彼の長編小説に時として姿を現す非日常の意味も、違った位相で考える必要があるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.09.24
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    高校生の教材として使われているとのことで"沈黙"を読むためにこの本を選びました。 あまり村上春樹は好きではなかったのですが、この一冊は私がこの作家を嫌いな理由(エロい描写がしつこい)がなかったので、純粋に文章を楽しむことができました。 こういう感じなら村上春樹もいいですね。

    0
    投稿日: 2013.09.22
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    逆境でも一人でも自分の美意識を大事に持って生きてる主人公の「沈黙」、高波で友達を亡くした主人公が再生するまでを描いた「七番目の男」は良い。 それ以外は…。村上春樹の短編集で一番苦手な本かもしれない。 「めくらやなぎと眠る女」は、フルバージョンを「螢・納屋を焼く・その他の短編」で読めばよい。

    0
    投稿日: 2013.09.01
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    短編も面白いのは重々承知していたが、想像を遥かに越える圧倒的な面白さだった。初期のブツ切り感とも違う、ひとつの短編で確実にひとつの話が成立していて、それぞれの世界を持っている。とてもいい短編集だった。どの話にも共通して迫るような孤独感があったのがかなり印象的。それにしても、つくづく意味のなさ、というか意味がなさそうなものに押し秘められた意味みたいなものを暴きたい衝動に駆られるんだけれども、上手く言葉にできなそうで悲しくなる。 一番好きなのは、氷男。悲しくてどこにも行けない閉塞感をこんなにもかけ離れているはずのメタファーを用いて表現できるなんて、となんだかもうどうしようもない気持ち。文学として圧倒的な上面白いなんてもうどうしようもない。

    0
    投稿日: 2013.07.09
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    ・レンタルにて。 ・村上春樹の短編集。空想の世界にどっぷりとつかれる。 ・読みやすく好きな作品。

    0
    投稿日: 2013.07.02
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    6年ぶりくらいに再読。やっぱり覚えてない。 村上春樹は精神的に健康なときに読まないとしんどいと思うけど、これはけっこうライトな感じ。しばらく時間あけてまた読み直すのもいいかも。

    0
    投稿日: 2013.06.15
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    常に一歩下がっている「僕」と、踏み込んでしまう女性の印象が強い。それにしても一貫してジャズ・レコードに思い入れが深いなあ 収録作品:『レキシントンの幽霊』『緑色の獣』『沈黙』『氷男』『トニー滝谷』『七番目の男』『めくらやなぎと、眠る女』

    0
    投稿日: 2013.06.14
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    「トニー滝谷」のDVDをみて、再読。 本で読んだ記憶が全くなかったけど、映画は本の世界観をとても良く再現していると感じた。 「沈黙」 自分が軽蔑し侮辱するものに簡単に押し潰されるわけにはいかないんです。 という言葉が心に響いた。 「緑の獣」 切なくも可笑しいとはこの話のことだ。

    0
    投稿日: 2013.06.05
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    村上春樹の短篇集を読むのは4冊目になるのか? 不思議さと怖さを併せ持った短篇集とでもいえばいいのか。 読んでて嫌だな、怖いな、と思わされたのは、 「沈黙」「トニー滝谷」「七番目の男」。 「めくらやなぎと、眠る女」は 以前に読んだ「めくらやなぎと眠る女」と 改題されているだけのことはあってやはり雰囲気は違っていた。

    0
    投稿日: 2013.06.04
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    今のところ、春樹さんの長編小説を私は読むことができないのですが、短編小説は読める。トニー滝谷が収録されてます。

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    投稿日: 2013.05.22
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    初めて読んだ村上春樹の作品。 「不思議」な読後感をたくさん味わえた。 孤独や沈黙、といった言葉が多様されているように感じた。 時間をおいてまた読み、考えたいと思う。

    0
    投稿日: 2013.05.15
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    孤独には二種類ある。愛すべき孤独と、耐えられない孤独。暗闇の中をずっと落ち続けているかのような不安を感じる短編集。

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    投稿日: 2013.05.12
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    自己主張せず、人の話を聴くから他の人から好かれている、というくだりが何回か出てきた。 著者の中ではそういう無害な雰囲気が、他人とうまく付き合う条件ってことなんだろうか。

    0
    投稿日: 2013.05.12
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    多分また読みたくなると思う。なんでかっていうと、心の奥に隠していたことを暴かれた気分だったからだ。実体験と交差した体験が書かれていて、ストーリー自体はリアルじゃないのにリアルだった。こわい、っこわ。村上春樹のすごさってこれなのかな。

    0
    投稿日: 2013.05.09
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    短編集。 タイトルだけだとホラーっぽいが、恐怖感はない。やや幻想的だが幻想小説でもない気がする……。 表題作と『緑色の獣』が好き。

    0
    投稿日: 2013.04.14
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    そんでレキシントンの幽霊読了。ものすごく怖い本でした。春樹さんによる悪意特集みたいな短篇集。沈黙のじわじわくる無責任さが胸に痛い。あと、めくらやなぎでなんとなくお父さんの入院生活を思い出した。しかしどうも春樹さんぽくない本だなあ

    0
    投稿日: 2013.02.10
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    図書館より 今更ながら村上春樹デビューです。タイトルのようなホラーっぽい話もありますが、そうでない話も入っています。 怖かったのは『緑色の獣』と『氷男』かな。前者は人間の持つ残酷性が、後者は結末に残る孤独感がじわじわと読み終えた後、心に沁みこんできました。 『沈黙』は人間の性を考えさせられました。特に最近メディアに対する批判本を読むことが多いので、無批判に人の意見を受け入れることの怖さについても訴えているこの話は、メディアの流す情報をついつい鵜呑みにしてしまう自分に対する戒めのようにも感じました。 余談ですが、本多孝好さんの短編にもこれと同じような形式で人間の性を描いた話があったなあ、と思い出しました。本多さんの作品は、この短編のオマージュなのかな? よく村上春樹を意識していると言われているし。

    0
    投稿日: 2013.02.08
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    もの悲しくなる短編集。 村上春樹の小説にしてはとてもストレートでわかりやすかった。「七番目の男」がとても好き。物語を語っている舞台が不思議でとても良い。 「螢・納屋を焼く」に入ってる短編「めくらやなぎと眠る女」を改訂し、短めになった「めくらやなぎと、眠る女」が入っています。個人的にはオリジナル版の方が好きですが、こちらも良かったです。神戸、芦屋辺りの地域を念頭に置いて書かれたものだそうです。村上春樹の小説は阪神間の香りが漂っていてとても親しみやすい。

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    投稿日: 2013.01.04
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    「蛍、納屋を焼く、その他短編」に収録されていた「めくらやなぎと眠る女」のシェイプアップされたバージョンの「めくらやなぎと、眠る女」が収録されている。

    0
    投稿日: 2012.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レキシントンの幽霊 緑色の獣 沈黙 氷男 トニー滝谷 七番目の男 めくらやなぎと、眠る女 不思議な話や本当に恐ろしいもの、さみしさをテーマにした1冊。 沈黙や七番目の男は訴えるテーマがあり、考えさせられます。 氷男やトニー滝谷は読んでさみしくなった。 それは坐禅をしたときに感じた、何とも繋がっていないような心細さ(煩悩があると言われそうですが…)に近いです。 静かで、ダークなトーンなので、それを受け入れられるときに読み返します。 読了:2012/11/25

    0
    投稿日: 2012.11.25
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    作者の中長編は、シュールながらも読み応えはあって、結構楽しめると思うけど、短編集は良さが分からないっす。シュールなだけで終わりっていうか、結末も中途半端っていうか。短編はもういいかな、って感じ。

    0
    投稿日: 2012.11.21
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    全編通じて、死に対する概念や、負の記憶に苛まれる苦悩。耐えられない孤独感が惹き起こす不安定な心情が描かれていきます。 珍しく作者あとがきが付いているだけに、作品の意図を推理するのは読者の自由です~というありがちな迷宮入りパターンかもしれない。 ただ、『海辺のカフカ』の植物系化け物とか、『アフターダーク』の眠りの意味に繋がるのであろうヒントが見え隠れして、そんな勝手な想像をしながらさらりと読めたのは楽しかった....様な気もします。

    0
    投稿日: 2012.11.13
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    後書き曰く、大まかに分けて、前半の作品は書かれた年も若く、後半は書かれた年も後らしい。 だけど、言われないと分からない。 最初からある程度完成していたのか、成長していないのか 収録作はどれも不思議な味。 相変わらずの、比喩と象徴の世界。目が眩む。 ただ一作、沈黙は納得いかない。 本当に怖いのはとりまきではなくて、悪意を持って危害を直接加えてくる奴。 とりまきの方が脅威というなら、説明してもらわないと。

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    投稿日: 2012.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古い屋敷で留守番をする「僕」がある夜見た、いや見なかったものは何だったのか? 椎の木の根元から突然現われた緑色の獣のかわいそうな運命。 「氷男」と結婚した女は、なぜ南極などへ行こうとしたのか…。 次々に繰り広げられる不思議な世界。 楽しく、そして底無しの怖さを秘めた七つの短編を収録。 レキシントンの幽霊、緑色の獣、沈黙、氷男、トニー滝谷、七番目の男、めくらやなぎと眠る女の七編で構成されている短編集。 沈黙が個人的には一番好きでした。 レキシントンの幽霊はレキシントンの大きな屋敷に住むケイシーの家に幽霊が出るって感じの話。 緑色の獣は、椎の木の根元から心が読める緑色の怪物が出てきて悲惨な目にあって消滅する話。 沈黙は、生理的に受け付けないやつにいじわるされる話。 氷男は過去も未来も持たず最終的に南極に住んじゃう話。 トニー滝谷は、トニー滝谷の半生を綴った話。絵を描くのが得意で、奥さんは洋服をとんでもなく買って、最終的にひとりぼっちになってしまう。 七番目の男は、台風の日に海に行って弟の様に可愛がっていた男の子を死なせてしまい、人生のほとんどを悔恨で過ごした話。 めくらやなぎと、眠る女は耳の悪い従兄弟の男の子の病院に付き添って昔親友であった友人とその彼女との事を思い出す話。 めくらやなぎと眠る女は以前に読んで、バスの中に老人がめっちゃ居たぐらいしか覚えてなかったけど、原稿料を四割減らした本書に入っているやつの方が面白かったと思う。 沈黙、トニー滝谷、七番目の男は好きです。

    0
    投稿日: 2012.10.22
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    村上春樹の短編を読むのは暇つぶしにはとても良いのだけど、ホラーとも怪談ともつかないこの短篇集はちょっと微妙な気味の悪さ。グロテスクな描写もないし、現実にありそうともリアリティーに欠けるともいえそうな本当に絶妙なバランス感覚なんだけど、ひとつ言えるのは、「怖い」ということ。 村上春樹本人が『雑文集』でスティーブン・キングについてのエッセイで「ホラーストーリーで大事なのは読者を不安(uneasy)にさせること。uneasyだけどuncomfortableではないことが良質のホラーストーリーの条件。」みたいなことを語っています。 村上春樹がキングっぽい短編を書いた、って感じを強く受けた作品でした。

    0
    投稿日: 2012.10.14
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    再読。 (※核心ではないがややネタばれ的要素あり、注意されたし) 「怖い短編集」という触れ込みである。 高校時代に読んだものだが、その時には正直、最初の「レキシントンの幽霊」しか怖いのなくない?と思っていた。 大間違い。 これ、全編怖い。しかも、それぞれに色合いの違う恐怖だ。 まるでグラデーションのように、こんなにも微妙なニュアンスのちがう「恐怖」を形にしてしまえる村上春樹はやっぱりすごい(ハルキストなので、つい偏った読み方…?) 1つベストワンを挙げるならば、「七番目の男」を。 話自体も勿論怖いが、これ、最後の一行ミステリにも近いものがある。 最後の一文を読んだ後、もう一度、あたまに戻ってみてほしい。 これ、あたまとおわりがつながっていないか? 淡々と話し、最後に救済を得て「恐怖」から逃れたかに見えた男。 しかしその実、ひらりと裏をめくって勘ぐってみれば、 ハッピーエンドに見せかけた、永遠に「恐怖とその脱却」について話し続ける男の物語だったのだとしたら。 うそぱちの、物語の「構造」そのものに恐怖を与えられる。 それは、虚構の「小説」内部を越えて、 われわれ自身にダイレクトにはたらきかける 恐怖。 ちなみに 村上春樹でホラーものと言えば勿論「鏡」ですが、 未読の方はこれもおススメ。 ただし、夜ひとりの時、 特に「洗面所に立つ前」には 読まない方がいい。

    2
    投稿日: 2012.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レキシトンの幽霊、緑色の獣、沈黙、氷男、トニー滝谷、七番目の男、めくらやなぎと、眠る女が収められている。めくらやなぎは、前から好きな短編であったが、それに加えて沈黙、トニー滝谷が大変面白く読めた。

    0
    投稿日: 2012.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夢に見そうな、説明の出来ない感じの出来事を文章で読んでいる感じ。 「沈黙」「七番目の男」が、怖い感じを受けた。 思い込みの深さ、が他の人と交わらず誤解を生むことになる。 という感じが。 その人にとってそう感じていることが真実だろうが、見方をちょっと変えると真実はあっけなく変わるものだということ。

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    投稿日: 2012.09.14
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    変な生き物が出てくるタイプの村上春樹の短編小説。 しれっとした変な生き物が憎めない。 よくもまあしれっとしていれるなあ、と感心。

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    投稿日: 2012.09.12
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    村上氏の短編集を初めて読んだ。 世界観に抵抗感を持つこともあるが、長編と比べるとまだとっつきやすい印象。 人間の性、残酷さみたいなものを突き付けられることにいつもひやりとする。

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    投稿日: 2012.09.04
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    以前持っていた短編小説集。 『トニー滝谷』がどうしても読みたくて図書館で借りてきた。 表題作よりもずっと好き。どうしてこんなにこの話に惹かれるのだろう。映画化したくなる気持ちも分かる。

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    投稿日: 2012.08.02
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    7つの短編小説。 非現実な内容なのに こんな事もありうるかもという世界観。 凄いなぁ~ 「レキシントンの幽霊」「トニー滝谷」「氷男」 「めくらやなぎと、眠る女」が好きかなっ♪

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    投稿日: 2012.07.03
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    おそらく帰省の際に空港の本屋で買ったのだと思われるこの短編集。何となく気持ちがもやっとした時に手にとって、一編ずつ読み進めることにしている。 さて、目次を開く。気になったタイトルは「緑色の獣」。二ページ目まで読んであまり頭に入ってこなかったので中断。「トニー滝谷」は一月前に読んだ。次に目に入ったのは「沈黙」。読み始める。あー、これだったのか、"今"読みたかったものは…と思った。 もしある日突然理不尽な、しかも自分にしかわからない「悪意」を向けられたらどうするか—? そんな状況に立たされた主人公は、正当防衛のつもりで悪意の元を殴ってしまう。たった一度の過ち。しかしその結果、相手に攻撃の理由を与えてしまい、更にひどい復讐を受ける。そんなあらすじ。 暴力の決定的な愚かさ、復讐する人間の醜さをひとつも取りこぼさずに描いて見せる作者の容赦のなさに感服。主人公が怒りを通り越して、諦め、反省し、軽蔑し、沈黙に至る経緯に共感した。どんな暴力に対しても決して仕返しをしようなんて考えない方がいい。ガンジーのように非暴力不服従を貫くのが一番賢い。 この世の理不尽さへの身の処し方は本に教わるのが一番いい。

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    投稿日: 2012.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    気がつくと未読の村上作品がたまにある。と、何気なく読み始めるといつもの村上調で一気に読み終えた短編集。ていねいで、折り目正しく、でもちょっと理屈っぽくて内気なあの文体。理解できそうで、最後のところで謎を残していく登場人物たち。いつものあの文体。物静かな主人公。そんな世界が淡々と描かれるかとおもえば、突然日常の中にするっと入り込んでくる異物。しかし「トニー滝川」はよく映画化されたなぁ....。

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    投稿日: 2012.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校時代、お風呂に入りながらこの本を読むのが一日の楽しみでした。いつもお風呂場の近くに置いたあったせいでふにゃふにゃな外見ですが、それを含めて大好きな作品です。愛情は思い出とともに。

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    投稿日: 2012.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。中でも「トニー滝谷」がお気に入り。 ”トニー滝谷の名前は、本当に、トニー滝谷だった。”の一文から始まり、トニー滝谷の孤独な日々を描くお話。 映画にもなって、仲の良かった先輩と一緒に見に行ったなあ。 というか映画を観てから、その演出のインパクトに惹かれて買いましたw 切なさと、温かさが共存する作品。

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    投稿日: 2012.04.12
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    この本を手に取ったのは中学生の頃。授業を休んで病院に行った帰り、バスが来るまでの時間を潰すためにふらついていて、たまたま見つけた図書館でのこと。 そこはよく見ないと分からない様な主張の少ない図書館だったし、平日の昼間だったのでほとんど人がおらず、少し薄暗かったこともあって、入った時は隠れ家のような感じがした。 本来の私ならいるはずのない時間にいるはずのない隠れ家のような場所で読んだこの作品は私を不思議な空間に迷い込んでしまったような落ち着かない気持ちにさせてくれた。 今でもこの作品を読んでいると青紫色の厚めのカーテンから漏れる光だとか、こげ茶色の長机だとかが浮かんでくる。 一番最後の話で友達がいう「むしゃむしゃ」が何だか好きです。

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    投稿日: 2012.04.01
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    沈黙は村上春樹っぽくないと思った。 めくらやなぎはノルウェイ森に通じる感じ。 氷男が一番好きだが、難解。 緑の獣の話とか、 短編だと文章のイメージ変わる。

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    投稿日: 2012.03.21
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    それから…? え、これどういう意味? と問いたくなるような不思議なお話し7編。 どれも熱い感動というのは質が違う、静かな余韻が胸に残ります。 「沈黙」「七人目の男」が良かったです。

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    投稿日: 2012.03.14
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    さらりと読めた短編 でも、えーこれで終わりかよおおおおといった内容も多いす 七番目の男だったかな海のやつ 切なくてはーんとなりました

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    投稿日: 2012.02.27
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    「沈黙」を再読。 この作品は自分にとって非常に影響を受けた作品だと思う。 顔がなく沈黙する人々にならないように。

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    投稿日: 2012.02.27
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    表題作が高校の教科書に載っていたので懐かしくて。 村上春樹ってこういうのも書いてたのかー!って思ったものもいくつか。 『七番目の男』は夏目漱石っぽい気がするけど、うーん、こういうのはもしかしたら向いてない…?

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    投稿日: 2012.02.17
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    日常の中にある非日常な体験を綴った話の多い一冊。 この作品に限ったことではないが、村上春樹は概念を煙に巻いたような表現で語る。短編だと特に顕著で一本を通して一つの概念を縁をなぞるように比喩する。 読者はなんとなくそれと自己の体験や価値観をすり合わせて「ああ、こういうことなのかな」と概念を共有する。 一つの物語を通してそれぞれが抱える非言語の領域を言語化する。 だから、自己の体験や価値観のすり合わせが出来ないと、「何だろうこの話は?」で終わってしまう。 この短篇集は特にそれが顕著な一冊だったと思う。

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    投稿日: 2012.01.22
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    不思議な話が多かった。 「緑の怪獣」みたいなふざけてるけどちょっと怖いもの。 「沈黙」は特にじわじわくるおもしろさ。 読み終わると不思議な感覚になります。

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    投稿日: 2012.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「沈黙」と「トニー滝谷」がわりと好き。 「めくらやなぎと、眠る女」は、私には難解だった。タイトルはかなり好きだけど、文も好きだけど、よくわからなかった。終わり方がわからな過ぎた。

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    投稿日: 2011.12.29
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    日常風景にうまく溶け込んだ、ひとつの異物・違和感。 それに主人公が触れる瞬間が、怖い。怖いけど、どきどきする。 そういう短編集だと思った。

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    投稿日: 2011.12.27
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    村上春樹さんの短編集。 短編の一つ一つに沢山の要素がある。 著者がそうだったのか、類は友を呼ぶというのか 「独りはそう辛い事ではない」と思っている人物が多かった。 たぶんジャズもお好きなのだろう。 まるで、体験を語りかけられているような、そんな文章だった。 (昔の話というものは曖昧なものだと思う。その曖昧さを感じさせられた。) 信じがたいと思っても、私はこれが事実だといわれればすんなりと信じてしまうだろう。

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    投稿日: 2011.11.29
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    どちらかというと怪談と言ってもいいような話がいくつかある短編集。『緑色の獣』みたいにふざけてる(でもちょっと怖いが)のもあるけれど、『沈黙』なんかは、じわじわと恐ろしい。村上春樹の本で一番好きなのが『国境の南、太陽の西』なんだけど、怖いシーンあるよね。これは『国境の南、太陽の西』のレビューで書けばいいのか。

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    投稿日: 2011.11.23