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やり抜く力
やり抜く力
アンジェラ・ダックワース、神崎朗子/ダイヤモンド社
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総合評価

451件)
4.0
138
164
83
23
3
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    やり抜くということがタイトル通りだが、いかに大切かを伝える本。ちなみに精神論ではなく、科学的な調査に基づいている。 頑張ることに対してはすごく励みになる本。 だけど、成功するためには正しい方法で目標に向かわないといけないので、そこを履き違えないように。

    1
    投稿日: 2017.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やり抜く力って?なぜ頑張れるの?: Meet Up 大阪 @ blog http://meetuposaka.seesaa.net/article/445340237.html どうしたら「やり抜く力」を伸ばせるの?: Meet Up 大阪 @ blog http://meetuposaka.seesaa.net/article/445341233.html

    0
    投稿日: 2017.01.09
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    才能と努力の関係をやり抜く力を通して説明している内容。 人は才能だけをうらやむが、成功した人は人一倍の努力をしている。 もっと早く読めばよい内容だったが、後悔しても仕方ないので、今日からでも「あきらめずコツコツ努力していこう」 新年に読むには、モチベーションが上がっていくよい内容であった

    1
    投稿日: 2017.01.04
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    GRIT: The Power of Passion and Perseverance http://www.diamond.co.jp/book/9784478064801.html

    0
    投稿日: 2017.01.04
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    すごく良かった。下記の人におすすめ。 プロスポーツ選手:練習への取り組み方 就職人:仕事の見つけ方 親:子供の育児方法

    0
    投稿日: 2017.01.03
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    あらゆる場面で最後に結果を出しているのは、情熱と執着心からなるGRIT、やり抜く力を持つ人だ。GRITは後天的に身につけることができる、中でもGRITなカルチャーを持つ集団に属するのが有効だ。

    1
    投稿日: 2017.01.03
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    成功するための必要条件である、やり抜く力。 興味が目的に変わり、練習を積むことで成功できる。 この訓練を繰り返し行うことでやり抜く力は育っていく。 本人の興味というものは内面にあるものだが、 何に興味があるのか気づくことができるのは、外部の何かと心が触れ合った瞬間となる。 自身の興味に気づくことができ、継続してやり続けたとしても、 成長を望むのであれば意図的な練習を積み重ねることが必要になる。 それができてこそ、ただ頑張っているということと、一線を画すことができる。 そしてこの過程で目的が生成されるのだろう。 それはわかる。 やり抜く力が大事なのはわかる。 ただ意図的な練習をするためにどう設定したらいいか、 大きな目的を分解したいとしてもどう分解したらいいか、 この辺は全然わからず具体的な行動としてどうすべきなのかは謎のままだ。 いや、こういうところに必ず特効薬などなく、 地道に一歩ずつやっていくしかないというこなのかなとあらためて思った。 そのための、やり抜く力、なのかな。 (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋) ○私は天職につきたいの。  だから、自分を高める努力を怠らない。  打ちのめされても、絶対に立ち直ってみせる。  たしかに、私はクラスでいちばん頭がいいとは言えないかもしれない。  でもきっと誰よりも、粘り強くやり抜いてみせる。(P.4) ○最大の試練は、自分たちの手に負えない難題を次々に突きつけられたこと。  それこそ1時間ごとに、できないことばかりやらされた(P.19) ○ニーチェはこうも言っている。  「芸術家の素晴らしい作品を見ても、  それがどれほどの努力と鍛錬に裏打ちされているかを見抜ける人はいない。  そのほうがむしろ好都合と言っていい。  気の遠くなるような努力のたまものだと知ったら、感動が薄れるかもしれないから」(P.65) ○夢を実現するための中位や下位の目標を具体的に設定することができない。  そのため、目標がピラミッド形の構造になっていない。  最上位の目標がぽつんと浮かんでいるだけで、  それを支える中位や下位の目標がまったくないのだ。  私のよき友人であり、仲間でもある心理学者のガブリエル・エッティンゲンは、  これを「ポジティブな空想」と呼んでいる。(P.91) ○成功するには、「やるべきこと」を絞り込むとともに、「やらないこと」を決める必要がある。(P.97) ○ひとりの子供が上手になれば、一緒にプレーする子どもたちの学習環境は必然的に向上する。  バスケがうまくなるコツは、自分よりややスキルの高い仲間と一緒にプレーすることなのだ。  フリンはこのスキル上達の好循環を「社会的相乗効果」と呼び、  抽象的な思考能力における世代間の格差についても、同じ理論で説明した。(P.122) ○興味は内省によって発見するものではなく、外の世界と交流するなかで生まれる。  興味を持てるものに出会うまでの道のりは、  すんなりとは行かず、回り道が多く、偶然の要素も強いかもしれない。  だからこそ、どんなことに興味を持つか持たないかは、  自分にもわからない部分が大きいのだ。(P.145) ○しかし、たった一度一度の打ち上げで夢中になったわけではない。  何年ものあいだに何度も打ち上げを見たせいで、夢中になってしまったのだ。(P.146) ○情熱に従って生きたいと思うのに、まだ「これだ」と思うものが見つかっていない人は、  最初の最初から始める必要がある。「発見」だ。  自分自身に簡単な質問をしてみよう。  「私はどんなことを考えるのが好きだろう?」  「いつのまにかよく考えているのはどんなこと?」  「私が本当に大切に思っているのはどんなこと?」  「私にとってもっとも重要なことは?」  「なにをしているときがいちばん楽しい?」  「これだけは耐えられないと思うことは?」(P.160) ○ある一点に的を絞って、ストレッチ目標〔高めの目標〕を設定する。  このときエキスパートたちは、すでに得意なところをさらに伸ばすのではなく、  具体的な弱点の克服に努める。  あえて自分がまだ達成していない困難な目標を選ぶのだ。(P.171) ○選手として最盛期を迎え、世界で活躍している選手たちにとっても、  「意図的な練習」ができるのは最大1時間で、そのあとは必ず休憩を入れる。  どんなにがんばっても、1日に3~5時間が限界だという。(P.180) ○努力あるのみ、楽しくなかろうが、とにかくやるべきことをやるんだ。  だって結果を出したときは、信じられないほどうれしいんだから。(P.189) ○社会的な動機(「仕事をとおして人の役に立ちたい」)と、  仕事そのものに対する興味(「仕事が楽しい」)の両方を持っている消防士たちは、  週の残業時間が平均よりも50%以上も多いことがわかった。(P.219) ●まず、「どうしたら世のなかはもっとよくなると思いますか?」と質問した。  つぎに、「いま学校で習っていることで、そのために役立ちそうなことはありますか?」と質問した。  生徒たちはそれぞれ自分なりの回答を紙に書いた。  (中略)  その結果、生徒たちの学習への取り組みが著しく向上した。  「目的」について考えた生徒たちは、プラセボ実験の被験者と比較して、  試験勉強の時間が2倍に増えた。(P.222) ○実験の結果、「成功のみのプログラム」の生徒たちは、  プログラムの受講前と同じように、  非常に難しい問題にぶつかったとたんに降参してしまった。(P.239) ○若いラットたちが(死ぬほど)つらい経験をしても、  自分の力でそのストレスを制御できた場合には、  そのおかげでかえって強くたくましくなったということになる。(P.250) ○でも何でも、表面的なことだけじゃわからないでしょう?(P.272) ○オリンピック選手の研究を始めたときは、驚きましたよ。  毎朝4時に起きて水泳の練習に行くなんて、信じられない。  よほど非凡な人間にしかそんなことはできないはずだと思ったんです。  でもそうじゃなかった。  周りのだれもが4時に起きして練習にいくような環境にいたら、自分だって自然とそうなる。  それが当たり前になるんです。  習慣になるんですよ。(P.333) ○「やり抜く力」を自分自身で「内側から伸ばす」方法。  具体的には、「興味を掘り下げる」  「自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする練習を習慣化する」  「自分の取りくんでいることが、自分よりも大きな目的とつながっていることを意識する」  「絶望的な状況でも希望を持つことを学ぶ」などの方法がある。(P.357) ○あなたは帰宅したとなんに、パートナーにこんな愚痴をこぼすことがしょっちゅうあるだろうか?  「まったく、うちの練習はみんなやり抜く力が強すぎるよ!  これと決めた目標は絶対にあきらめないなんだから。  すさまじい執念だよ。  もう少し適当にやってくれればいいのに!」(P.362)

    0
    投稿日: 2017.01.02
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    ビジネスで重要なのは、才能よりも継続力。 継続は力なり、という言葉が世界的に実証された。 ただし、意味のある練習の継続があってこそ。 ただ漫然と続けるのは意味がない。 このあたりの塩梅が、一流と二流の境目になりそう。

    1
    投稿日: 2017.01.01
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    ・訳者が適切  スタンフォードのストレスを力に変える教科書を翻訳された方で、多くの人の生きる上での基本的な考え方を解説に専門性があると思う。読んでいて非常に読みやすかった。 ・考え方に共感  筆者の成功は、才能その物と言いたくなるぐらい凄いし、比較対象に出てくる偉人達も優秀という幅をはるかに超越している。それでも、基本的な考え方としてよく理解できた。 ・自分自身の今後に期待しようと思える  着実に自分の中で実行して、自分の将来をより輝かせるために努力しようと思った。

    1
    投稿日: 2016.12.31
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    内容的には、僕が教師としての経験から得た実践知を超えるものはほとんどなく、目を開かされるような情報はなかった。 しかし、この本の価値は、そうした当たり前のことを科学的に裏付けようとしていることにある(全ての親や教師が、必ずしもこうした当たり前のことを弁えているわけではないから)。 教師にとっては、保護者に助言をするときの理論武装としてこの本を使えるだろう。

    1
    投稿日: 2016.12.28
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    諦めず根気強くやり抜く力を持っているかどうかが成功の条件だよ〜〜ていう話 *他者にベクトルが向いた目的を持つこと

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    投稿日: 2016.12.27
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    大切なのは才能よりもやり抜く力。仕事や勉強でも才能だけで終わる人、手は付けても長続きしない人を見ていて、つくづく、Doではなく、penetrateの大事さを感じていたが、その思いを裏付けてくれる1冊に会えて、非常に合点がいった。

    0
    投稿日: 2016.12.25
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    人生で成功するのに必要となるのは才能ではなくやり抜く力である事を様々な事例を基に説明している本。 自身のキャリアに行き詰まりを感じていたので非常に参考になりました。何事も一時的な迷いに惑わされず、やり抜く事が大事だと感じました。

    1
    投稿日: 2016.12.24
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    やり抜く力と才能は、逆相関。 努力のほうが重要と思っていても、同じ能力なら、努力家より天才を評価しやすい。 一流の人は当たり前のことしかしていない。しかし継続的に積み重ねていって相乗効果を生み出している。 努力ではなく才能と考えると、できない自分が楽になる。 才能×努力によってスキルが磨かれる。スキル×努力によって達成される。努力はいつでも必要。 やり抜く力=情熱とネバリ強さの2つの要素がある。 夢を実現するための中位下位の目標がない=空想。 中位の目標ばかりで最上位の目標がない=正しい決断はない。時々に応じて、優先順位を決める。 バフェットの目標達成法=仕事の目標を25個書き出す。重要なもの5個に丸をつける。丸をつけなかった20個を目に入れない。より重要なことに集中できなくなるから。=中位の目標ばかりの場合は、最上位の目標に貢献する優先順位を決める。 やり抜く力が強い人は下位の目標が失敗してもすぐに新しい下位の目標に狙いを定められる。 興味をもち練習をし、目的を忘れず達成できる希望を持ち続ける。 好きなことでなければ努力できない。 意図的な練習をしなければ上達しない。 ある一点に絞って高めの目標を設定する。 集中して努力し、目標を達成する。 意図的な練習は、一日3~5時間が限界。1時間毎に休憩を入れる。 意図的練習は楽しくない。フローとは違う。 辛い練習は、それが生み出す結果に着目する。努力あるのみ。なぜなら結果が出たときは嬉しいから。 ラクなことをしても練習したことにはならない。 毎日同じ時間同じ場所での習慣をつくる。 目的が明確で、人の役に立っていること。 幸福は、快楽を追うか目的を追うか。 役に立っている、という意識がやり抜く力になる。 どの職業でも天職と考えている人の割合は変わらない。 無力感は、苦痛ではなく、苦痛を回避できないと思うことから生まれる=失望しなければ頑張れる。解釈の違いが粘りを生む。 脳は筋肉のように鍛えられる。 知能と才能は努力によって向上する、と心から納得する。楽観的に考える練習をする。人に助けを求める。 ひとつはハードなことに挑戦する。

    1
    投稿日: 2016.12.22
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    やり抜く力とは情熱×粘り強さ。 人のやり抜く力を伸ばすのは、高い期待×惜しみない支援。 まず興味があるものを掘り下げる。 ルーチンを作る。 やり抜く力の強い集団に加わる。

    1
    投稿日: 2016.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本は、正直に言えば至極当たり前のことしか示していない。 改めてデータと科学的な根拠によって、努力を継続する力の重要性とその方法論を説いた。 しかし、生活の中ではこのことは無視され軽んじられている。わかっていても、目を向けたくないことなのだろう。 この本を理解することは簡単にできるだろう。 しかし、実践していくには、逃げられない自分と向き合うというgritがいきなり試されることになる。 その意思がなければ、この本はただの活字だろう。 しかし、そう嫌な顔をすることはない。 きっとこの本が示した実践方法に関しての体系的なアドバイスが大いに役立つだろう。

    0
    投稿日: 2016.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このグリット力の研究によって別名「天才賞」と言われるマッカーサー賞を受賞したアンジェラ・ダックワース教授の力作。自己啓発本としてはかなり読めば読むほど読み応えのある本となっている。 私も含めて今の世の中は「才能礼賛」のきらいがあるのではないだろうか。為末大さんの「諦める力」がヒットしたり普通の地道な努力が軽視されている。 ダックワース教授の理論によると「成果」というのは「才能」が一乗で効いてくるのに対し「努力」は二乗で効いてくるという事である。 自分がこの本で本当に頷いたのは努力で何かを成し遂げられると思ってない人は悲観論者であり「固定思考」である事が多い。アイツは才能がある、アイツはダメだ、社会や会社の人事はしばしばそのような「固定思考」で行われる事が多いがそれに自分もいつの間にか浸ってしまっていないだろうか。 才能礼賛は「固定思考」に結びつき、やがては悲観論者になり不幸にも結びかねない。確かに「固定思考」の人達の世界は窮屈で面白くない。現実は「情熱」と「粘り強さ」で面白おかしく変える事が出来るというのに。そして子供を「成長思考」へ目を向けさせるのは何よりも大人が何かハードルの高い目標を掲げる事だとしダックワースもその実践家となっている。 本書は他にアリストテレスを持ち出し幸せとは「快楽を追求する事」と「目的を追う事」とし双方を追いかける事は大事だとしている。また努力は「意図的な練習」(戦略)が欠かせないとし、その為にはfirst priority 最優先される目標を設定する事が肝要となり哲学が必要となる。この辺りの事は他の啓発書にもある話でありこの本で得られた最大の価値は「固定思考」と「成長思考」という概念を知る事が出来た事だと思う。

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    投稿日: 2016.12.15
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    これまで数多くの目標に溺れてやり抜けない人生を送ってきた自分としては、とても痛く、またこれからの指標となる良い本であった。 まずは実行、何か一つ達成したい。

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    投稿日: 2016.12.11
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    今月の1冊目。今年の19冊目。 「やり抜く力」、グリットを主題に論じた一冊。論じたといっていいほど学術的な面は強くなく、どちらかというとやり抜く力の体験談集。なので、後ろに行くにしたがって、すこしづつだれてくる。大体同じ感じの話だからね。最初は面白いと感じたけど、深さが足りないような感じ。

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    投稿日: 2016.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やりぬく力は情熱と粘り強さからなり、才能に勝るものであるとしている。 読むべき対象者として一番しっくりくるのは子育て中の親ではないかと思った。 読み方として、第13章、訳者あとがきを先に読むと理解が早いように思う。

    0
    投稿日: 2016.12.09
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    「GRIT やり抜く力」(アンジェラ・ダックワース著 ダイヤモンド社) いま評判の本なので読んだ方もいるかもしれませんが、本書は自分の頭の中で漠然と思っていたことを整理してくれた、そんな感じの本でした。 ○才能は達成に直結するわけではない。 ○才能だけでは成功できない。成功するのは、やり抜く力。 ○その、やり抜く力は、「情熱」と「粘り強さ」の2つの要素でできている。 ○「情熱」とは、ひとつのことに専念すること。 ○「情熱」の原点は、「人生哲学」。「人生哲学」がないと成功しない。なぜなら、「情熱」が続かないから。哲学は目的の最上位にくるもの。 ○「やり抜く力」の鉄人から学んだ4つの特徴は以下の通り。 ①興味 自分のやっていることを心から楽しんでこそ、情熱が生まれる。興味を掘り下げることが大事。 ②練習 「粘り強さ」のひとつの表れは「昨日よりも上手になるように」と努力を怠らないこと。 練習は意図的な練習をしないと意味がない。 ・ストレッチ目標を設定する ・集中して努力を惜しまない ・改善すべき点を理解し、うまくできるまで繰り返す。 優秀な人の姿勢を知り真似る ③目的 自分の仕事は重要だと確信してこそ「情熱」が実を結ぶ ④希望 希望は困難に立ち向かうための「粘り強さ」 ○「やり抜く力」を伸ばすためには、 ①課外活動を続ける(スポーツや習い事など) ②そして、最低でも2年間は続ける ③活動チームとしてのコアバリューを持つ やり抜く力は、「情熱」と「粘り強さ」。 そして「人生哲学」をもつことが大事。 そして努力は意図的な努力をしないとだめ。 成功の秘訣は諦めないこと と言っていた人がいましたがまさにその通りですね。

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    投稿日: 2016.12.04
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    情熱とやる気 親は厳しくも暖かい 親自身がロールモデルになるよう、自分も成長する。メンターとの出会い

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    投稿日: 2016.11.27
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    才能があっても「やり抜く力」がないと大成しない。やり抜く力をつけるには、幼少期から取捨選択した中で、興味をもったものには二年続けさせる。それが後々の人生に影響を与える。 非常に読みやすく、研究データなども盛り込まれてる事から説得力がある。学生、大人、子育て世代など各層に影響力がある本だと感じた!

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    投稿日: 2016.11.26
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    やりきるということ、結果を出すために共通するプロセスとは何かを考えることができる一冊です。 著者のTEDTalkも合わせて聞くと理解が深まると思います。

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    投稿日: 2016.11.25
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    やり抜くことの重要さを様々な根拠をもとに訴える。とても説得力があり、驚きの研究などもあるので楽しく読める。一方で具体的にどうすればよいか、どう教育したらよいかについては、知ってたというようなことが多いのが若干不満だが、王道に近道はないのだろう。

    2
    投稿日: 2016.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ■読もうと思ったきっかけ 現状打開。 ■感想 才能ではなく、継続的な努力こそが重要だという考え方に、希望が持てます。 ■気に入ったフレーズ(一部抜粋) ・そう言ってバフェットは3つのステップを説明した。 1.仕事の目標を25個、紙に書きだす。 2.自分にとって何が重要かをよく考え、もっとも重要な5つの目標にマルをつける(5個を超えてはならない) 3.マルをつけなかった20個の目標を目に焼き付ける。そしてそれらの目標には、今後は絶対に関わらないようにする。なぜなら、気が散るからだ。よけいなことに時間とエネルギーを取られてしまい、もっとも重要な目標に集中できなくなってしまう。 ・偉人たちと一般の人々との決定的な相違点は、つぎの4つにまとめられる。・・・(中略)・・・コックスは4つの指標を「動機の持続性」と名付けた。 <遠くの目標を視野に入れて努力している(その日暮らしとは正反対の態度)。晩年への備えを怠らない。明確な目標に向かって努力している。> <いったん取り組んだことは気まぐれにやめない。気分転換に目新しさを求めて新しいものに飛びつかない> <意志力の強さ、粘り強さ。いったん目標を決めたら守り抜こうと心に誓っている> <障害にぶつかっても、あきらめずに取り組む。粘り強さ、根気強さ、辛抱強さ> ・・・(中略)・・・「知能のレベルは最高ではなくても、最大限の粘り強さを発揮して努力する人は、知能のレベルが最高に高くてもあまり粘り強く努力しない人より、はるかに偉大な成功を収める」 ・興味あることを見つけて掘り下げていく段階を、ブルームは「初期」と呼んでいる。・・・(中略)・・・この段階でもっとも望ましいのは、やさしくて面倒見のよい指導者(メンター)を得ることだ。 ・「意図的な練習」の基本的な要件は、どれも特別なものではない。 ○明確に定義されたストレッチ目標 ○完全な集中と努力 ○すみやかで有益なフィードバック ○たゆまぬ反省と改良 ・ドウェックと共同研究者らによる研究においても、子どもがミスをしたときに、親が「ミスをするのは悪いことで、問題だ」というような態度を示した場合、子供は「固定思考」になる確率が高いことが分かってきている。 ・さらにスティーブは続けた。「・・・(中略)・・・私の両親はありとあらゆる方法で伝えてくれました。『お前が自分の道で成功するのを、楽しみにしているよ。自分たちのことなど二の次だ』と」 ・すると、コーディの兄がたずねた。「なんでプリンストンに入れるわけないなんて思うんだ?学校の成績だってまあまあいいじゃないか。上を目指してもっとがむしゃらに努力すれば、プリンストンにだって手が届くよ。失うものなんかないんだから、頑張れよ」 (注:コーディは、郡矯正施設で生まれ、地域で一番貧乏な場所で育った) ・わが家には「ハードなことに挑戦する」というルールがあり、3つの条件がある。 1.家族全員、ひとつはハードなことに挑戦しなければならない。 2.やめてもよい。・・・(中略)・・・区切りのよい時期がくるまでやめてはならない。 3.「ハードなこと」は自分で選ぶ。 ・・・(中略)・・・高校生になった時点で、わが家のルールには4つ目の条件が加わる。 4.新しいことでも、いまやっていることでもかまわないが、最低でもひとつのことを2年間は続けなければならない。 ・第一のコアバリューは「我々は弱音を吐かない」であり、それに対応してアイルランドの劇作家、ジョージ・バーナード・ショーの文章が引用されている。 「人生の真の喜びは、自分自身の行動によって幸せをもたらすことである。つねに病気や不満の種に怒ってばかりいる、身勝手な愚か者に成り下がり、世の中は自分を幸せにしてくれない、などと嘆くことではない」

    0
    投稿日: 2016.11.22
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    科学的、統計的に根拠を示しながら、物事をやり抜くためのエッセンスを伝えてくれる。 何事も突き詰めるまではどうも続かないという私のような人には新たな気づきを与えてくれるかも。 モチベーション、そしてそれを生み出す目的意識。 結局はそこに尽きるのだが、なんとかなるという楽観主義は大切にしていこうと感じました。

    0
    投稿日: 2016.11.22
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    調子のいいときは、やたらと意気込んでがんばる人もいますが、そういう人はちょっとつまずいただけで、とたんに挫けてしまうんです」 天賦の才を持つ人」を神格化してしまったほうがラクなのだ。そうすれば、やすやすと現状に甘んじていられる。 「才能」とは、努力によってスキルが上達する速さのこと。いっぽう「達成」は、習得したスキルを活用することによって表れる成果のことだ。 「スキル」は「努力」によって培われる。それと同時に、「スキル」は「努力」によって生産的になるのだ。例を紹介しよう。 「ひとつのことにじっくりと長いあいだ取り組む姿勢」 なにかに熱中するのは簡単でも、それを持続するのは難しい 仕事の目標を25個、紙に書き出す。 2.自分にとってなにが重要かをよく考え、もっとも重要な5つの目標にマルをつける(5個を超えてはならない)。 過去100年で人びとの知能指数が飛躍的に高くなったことを示す バスケがうまくなるコツは、自分よりややスキルの高い仲間と一緒にプレーする 「やり抜く力」の鉄人たちは「コンパス」を替えないことだ。彼らにはたったひとつの究極の目標があり、ほぼすべての行動がその目標達成に向けられている。 自分のやっていることを心から楽しんでこそ「情熱」が生まれる。 「この仕事が大好きだ」 私の仕事は重要です。個人的にも、世の中にとっても」 「何度も聞いたのは『この仕事が大好きだ』 一生をかけてやりたいものが見つかるまでには、かなりの時間がかかった場合が多い。 第二に、興味は内省によって発見するものではなく、外の世界と交流するなかで生まれる。 「好き」にならないと、努力できない 「つねにもっとうまくなりたい、という強い意欲を持っているんです。まさに自己満足とは正反対。 あなたが上達しないのは、意図的な練習をしていないからです」 時間の長さより「どう練習するか」がカギ やり抜く力」の強い人びとはフロー体験も多い 「やり抜く力」の強い人は、ふつうの人よりも「意図的な練習」を多く行い、フロー体験も多い。 ラクな「練習」はいくら続けても意味がない 毎日、同じ時間、同じ場所での「習慣」をつくる 「意図的な練習」を最大限に活用するための第2の提案は、「習慣化すること」。 個人的な「興味」からスタートして、やがて真剣に取り組むようになり、ついには人の役に立つという「目的」を見出すという流れ 目的」という言葉の中心的な概念は、「自分たちのすることは、ほかの人びとにとって重要な意味を持つ」 幸福になる方法は「快楽を追うこと」と「目的を追うこと」 仕事(「私にとってこの仕事は、呼吸や睡眠のように生きるために必要なことだ」) キャリア(「私にとってこの仕事は、もっといい仕事に移るためのステップだ」) 天職(「私にとってこの仕事は、人生でいちばん大切なもののひとつだ」) 「意義を感じない仕事」を続けることは耐えられない 「役に立ちたい」プラス「興味」が大きな力を生む いま自分のやっている仕事が、社会にとってどのように役立つかを考えてみよう」と提案 じつはおとなになって成功や失敗をしたとき、その原因を自分の才能に結びつけるか、それとも努力に結びつけるかは、子どものころの「ほめられ方」によって決まる確率が高い。 生まれながらの才能」よりも「努力」と「学習」をほめる 『おまえが自分の道で成功するのを、楽しみにしているよ。自分たちのことなど二の次だ』と」 「最後までやり通す」という性格的特徴について、つぎの方法で数値評価を行った。 「〝最後までやり通す〟という項目については、高校のときに何らかの活動にしっかりと継続的に取り組んだか、それともさまざまな活動に気ままに手を出したかについて、具体的な根拠にもとづいて数値評価を実施した」 「複数の活動」を最後までやり通す 青年期に何らかの活動を最後までやり通すことは、やり抜く力を要するとともに、やり抜く力を鍛えることにもなる」 やめるには条件があり、シーズンが終わるまで、たとえば授業料をすでに支払った期間が終わるなど、区切りのよい時期がくるまではやめてはならない。 絶対に成功してみせる、実力を証明してみせる、という気概のある選手たちです。 「やり抜く力を身につけるにも、大変な方法とラクな方法があるということでしょう。大変な方法は独力でがんばること。ラクな方法は同調性を利用するんです。集団に溶け込もうとする人間の基本的な欲求をね。やり抜く力の強い人たちに囲まれていると、自分も自然とそうなるんです」 「やり抜く力」がずば抜けて強いリーダーを擁する組織にいくつか出会った。強いリーダーはいずれも、「やり抜く力」の文化を築き上げていた。 あなたはそれを『やり抜く力』と呼んでいますが、私は『不屈の精神』と呼んでいるんです」 「もちろん可能です。それには徹底的なコミュニケーションが必要です。なにを伝えるか、どう伝えるかが重要なのです」 「才能はめずらしいものではない。偉大な選手になれるかどうかは、才能を伸ばすためにどこまで努力できるかにかかっている」 シーホークスの一員であることを一瞬も忘れるな」 最高の自分を引き出せ。最善を尽くせ」 「私はなにか決断をするときや、選手になにか言うときには、必ず『これがもしうちの子だったらどうする?』と考えるんだ。私のいちばんの強みは何だと思う? よい父親であることだよ。ある意味、それが私の指導法だね」 幸せと成功はつながっているが、ふたつは同じものではない。

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    投稿日: 2016.11.21
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    当たり前のことだけど、やり抜く力(grit)ということの大切さを改めて認識した。オリンピック選手の華々しい活躍しか目にしない我々が、それを見て手放しに喜んでいるのが恥ずかしい。その裏にどれほぼのたゆまぬ努力が隠されているか。

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    投稿日: 2016.11.21
  • 人生に前向きに挑戦する全ての人へ。背中を押す一冊。

     成功する人達の秘訣は才能ではなく「やり抜く力」である。精神論で片付けがちなこのテーマをあらゆる方向から徹底して事例を集め、分析し、体系化した渾身の快作です。  意図的な練習を行い、目的を見いだし、成長思考で諦めずに最後までやり切るのが「やり抜く力」。どうすればそれが身につき、 継続できるかを明快に分かりやすい言葉で示してくれます。  訳も自然で大変読み易く、随所で頷くこと請け合いです。教育者、指導者だけでなく前向きに挑戦しようとする全ての人達にお勧めしたい一冊です。

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    投稿日: 2016.11.17
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    グリット。非認知能力のなかでもかなり重要。 でもその伸ばし方、測り方はまだ研究途上。もっと研究が進んで欲しいなと思う。

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    投稿日: 2016.11.16
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    ・グリット = 情熱 + 粘り強さ ・強化 「興味」「練習」「目的」「希望」 ・興味を問うて発見し、PDCAで練習し、自分の欲求だけではなく、他社への貢献を目的とし、希望を持つ

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    投稿日: 2016.11.13
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    一流と言われる人たちは何がすごいかというと、 才能もそうかもしれないがそれ以上にたゆまぬ努力の 積み重ねにより才能を開花させたことである。 このたゆまぬ努力、やり抜く力のことをGRITという。  GRIT = 情熱 × 粘り強さ また、GRITがある人は幸福であるとの統計的結果もあり、  GRITがある→やりたいことを実現出来る→幸せ といった流れが確立されている。 このGRITは後天的に身につけられる能力らしく、 独自でも他力でも身につけることは可能。 GRITが無い人は実践してみてはどうだろうか? 【勉強になったこと】 ・大きな成功を収めた人に共通する特徴  並外れて粘り強く、努力家である  自分が何を求めているかを理解している ・偉業というのは、小さなことを一つずつ達成して、  それを無数に積み重ねた成果のこと。 ・才能とは、スキルが上達する速さであり、  スキルは努力によって培われ、かつ培ったスキルは、  努力によって生産的になる。 ・取り組むべきことの優先順位を決めるための3段階方式  1. 仕事の目標を25個、神に書き出す。  2. 自分にとって何が重要かをよく考え、もっとも重要な    5つの目標に丸をつける。  3. 丸をつけなかった目標を目に焼き付ける。    そしてそれらの目標には、今後は絶対に関わらない。 ・やり抜く力を持つ人に共通する特徴  1. 興味を持って取り組んでいる   自分のやっていることを心から楽しんでいる  2. 日々練習している   昨日よりも上手になるようにと継続的に練習している  3. 目的意識を感じている   自分の仕事が周りにとって重要だと確信している  4. 自分のやっていることに希望を持っている   どんなに困難な状態になったとしても諦めない ・GRITを伸ばすアプローチとして、内側・外側から伸ばす  方法がある。   内側から伸ばす方法:    自分でマインドセットして努力する方法   外側から伸ばす方法:    上司などメンターをつけてもらったり、    環境を変えることで意識を変える方法 ・目的達成のためのアプローチ  1. ある一点に的を絞って、ストレッチ目標を設定する  2. しっかりと集中して、目標達成を目指す  3. 改善すべき点がわかったら、すんなり出来るまで繰り返す ・ストレッチ目標に向けて努力し続けるのは苦しい。  だからこそ、強制的に時間を取るといった強制力が必要。  習慣化させてしまえば、苦にはならない。 ・そもそも最初から他者のために役立つ目的を立てる必要は  全くない。まずは個人的な興味からスタートして、真剣に  取り組んでいくなかで人の役に立つ目的を見つけるのがよい。 ・人は成長思考と固定思考の両方を持ち合わせており、  成長思考の割合が大きくなればなるほどGRITは高い。   成長思考:    チャンスと周囲のサポートに恵まれれ、    かつ努力すれば自分の能力を伸ばせる   固定思考:    人生には浮き沈みがあるだけで、    そもそも人の能力というのは生まれ持ったもの。  成長思考の人は、挫折を味わったとしても  アプローチを変えれば乗り越えられるはずと解釈する。 ・困難にぶつかり躊躇している人に対して、  きっと困難を克服できると応援しても意味がない。  そもそも乗り越える経験があるかないかなので、  アドバイスをするのはよいが応援は意味がない。 ・目的達成のためには、目的に向かってやるべきタスクを  洗い出し、それを体系化して最初に取り組むべきタスクを  選定するところからスタートする。  このとき、取り組みやすいタスクから着手するのがよい。  途中クリア出来ないタスクがあった場合は、  タスクを変えるか止めてしまうといった判断をして、  目的達成に向けた歩みを止めないこと。 ・環境によって人は変わる。  GRITをつけたければ、GRITのある人たちと関わるのがよい。  やり抜く力の強い人たちに囲まれていると、  同調性によって自分も自然とそうなるもの。 ・GRITを組織として身につけるためには、   1. みんな一つはハードなことに挑戦する   2. 区切りの良いところで諦めてやめてもよい   3. ハードなことを自分で選択する  といったルールを設けて取り組むのがよい。  また、上記を達成出来るよう十分なサポート体制を組むこと。

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    投稿日: 2016.11.12
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    ★★★★『GRIT(やり抜く力)』(アンジェラ・ダックワース)のレビュー 自己啓発本のなかでよく使われてきた「忍耐」や「意思力」「継続」「努力」といった言葉が力を失い、古臭く、上から目線的な印象を感じ始められるようになって久しい。 アンジェラ・ダックワースはそんな行き場を失いかけた、‘生のエネルギー’をどうやって 『人間社会の充実ある未来社会の創造』に役立てようかと考えたようだ。そして見つけてきた『GRIT』という言葉とその概念を紹介している。 これを読み終えた読者が、「なんか頑張れる気がする」という漠然とした期待に、あるいはもう少し具体的に「意図的な練習」「一万時間の法則」などのテクニカルなことだけに留め、視点を奪われることなしに『GRIT』に込められた概念とそこにアンジェラ・ダックワースが吹き込もうとした想いを、再度切り取ってなんとでも感じ取って欲しい。 私が感じた良かった幾つかを紹介します。 ①『興味』を持つことの重要性に触れた部分 〜〜『人間の赤ちゃんは生まれたときにはほとんど何も知らない。ほかの動物たちは、生まれてすぐに強い本能に従って行動するが、人間の赤ちゃんは、ほとんどすべてのことを経験によって学ばなければならない。もし赤ちゃんが新しいものに対する強い欲求を持っていなければ、経験によって学び、生き残ることができなくなる。 「だから興味というのは、新しいことを学びたい、世のなかを見てみたい、目新しいものに出会いたい、変化と多様性を探し求めたいという、基本的な欲求なんだ」』〜〜 人間の尊厳性をあらためて感じさせられました。 *(この『興味』ということについては『子どもは40000回質問する』(イアン・レズリー)がさらに詳しく、面白く解説しているのでお勧めします) ②これは、ちよっと‘現実の厳しさ’というものを感じた件でもあり、‘動物としての人間’をあらためて感じた部分でもありました。 〜〜『脳の神経回路には可塑性がある。したがって、まだ若いときに大きな逆境を経験して、それを乗り越えた場合、それ以降にまた逆境が訪れると、対処の仕方が変わってくる。ただし、それは非常に大きな逆境を経験した場合に限られる。だから、『あなたなら困難を克服できる』といくら励ましても、脳にそのような変化は起こらない。脳の神経回路の再配線が起こるには、下位の抑制領域と同時に、制御回路が活性化する必要がある。それは実際に逆境を経験して、それを乗り越えたときに起こること。 子どもの頃になにかを乗り越えた、うまくできたという経験は、ずっとあとにまで効果をおよぼすと私は考えている。だから、自分の行動と自分が経験する出来事には、望ましい意味で関連性があることを学ぶ必要がある。つまり『自分がこうすれば、きっとこうなるはずだ』と思えるようにならないといけない。』〜〜 自分は逆境を乗り越えたという経験がないまま年をとってしまったので、「脳の神経回路は逆境への対処ができない」状況にあるのか(-_-;) ③この部分は私が認識していたこととは違ったので、チョット記憶に残りました。 人間の行動に働きかける力は、本能(辺縁系)>理性(前頭前皮質)だと思っていました。(だから自分にたいして「しかたないなぁ」なんてよく呟いていた) 「嫌な経験に対して反応する脳の領域はたくさんある。たとえば扁桃体だ。それどころか、全体がストレスに反応する辺縁領域もある。 こうした辺縁系の構造は、前頭前皮質など上位の脳の領域によって制御されている。だから、頭のなかで何かを判断したり、考えや意見が浮かんだりするとーーたとえば『ちょっと待てよ、これならどうにかできる!』とか『そんなまずい事態じゃないぞ!』なんて思ったりすると、前頭前皮質の抑制構造が活性化して、メッセージを送る。『まあ落ち着いて!そんなに慌てなくていい。一緒に手を打とう』」 ★最後に、読後に世の中の空気を思いっきり吸って、呟いたこと。 『「何かに興味を持ってそれを極めるために一途になる」覚悟と同時に、タンスの引き出しに「世のなかを俯瞰する視座」をしまっておいて、ときどきそれを見つめないといけないなぁ』 2016/11/09

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    投稿日: 2016.11.09
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     心理学者の研究から、一流と言われる人たちの持つ共通の力、能力とは何か。  センスでも天才的な能力でもなく、グリッド、つまりはやり抜く力であったというもの。こうした、一般の人が喜びそうなタイトルをつけて、売ろうという魂胆の本というよりは、研究した成果から希望を与えたいという意図があるように感じた。  才能を人よりも短い時間で達成する能力とすると才能*努力=スキル、スキル*努力=達成とすると、努力が二回出てくるではないかと。つまり、才能が達成に直結しているわけではなく、努力が大事であると。  努力とは、意図的な練習が必要で、それを明確に定義されたストレッチ目標、完全な集中と努力、速やかで有益なフィードバック、たゆまぬ反省と改良を伴っていることが大事。 グリッドを持てといくらいっても仕方ないので、グリッドを持つにはどうしたらいいかを研究しないといけない。努力したらその先に何があるのかを見せるチカラが、リーダーに必要ということでもあろう。

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    投稿日: 2016.11.07
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    全社会議で一度このテーマについて議論をしたのをきっかけに購読。精神論でも才能でもない概念としてのやり抜く力、グリット。この力は大人になってからも、環境や経験によって強化されもすれば、減衰もする。このグリットが培われるような組織の在り方を追求していきたいですね。

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    投稿日: 2016.11.06
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    後半を読みたかったのに、後半斜め読みになってしまった。 やり抜く力 ・明確に定義されたストレッチ目標 ・完全な集中力と努力 ・すみやかで有益なフィードバック ・たゆまぬ反省と改良 毎日、同じ時間、同じ場所での「習慣」をつくる。 温かくも厳しく子どもの自主性を尊重する親 二年以上、頻繁な活動

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    投稿日: 2016.11.06
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    まだ曖昧な点が多い印象だったが、やり抜く力の確認は面接時の質問、子育てにも活かせる部分はあると思う。やりぬく力のある人はPDCAサイクルを自分でコントロールでき、力のない人は対策までは考える事ができるが、一人で自走できないのではないだろうか。

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    投稿日: 2016.11.05
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    GRIT=やりぬく力 人生の成功者の共通点は「才能」ではなく「やりぬく力」であることを定性的、定量的な分析から導き出しています。 ただし、成功者はグリットを持っていたことはデータから明らかだと思いますが、グリットを持っている人がすべて成功するとは限らないとは思います。 (まぁ、成功の基準も違うだろうし...) では グリット=やりぬく力とは っということで、 やりぬく力=情熱+粘り強さ として定義しており、グリットスケールというグリットを計測するための質問が本書には含まれています。 自分の結果は内緒 また目標達成のためには 才能×努力=スキル スキル×努力=目標達成 として、努力が2倍必要だそうです。 結局は努力に勝るものはないっていうことですね。 その努力をし続けるということが「やり抜く」につながあると思うのですが、何にたいして「やりぬく」のかがポイントかと思います。 一度はじめたら絶対終わらないでは、結局のところなにもできません。 そのため、本書では目的、それも究極な目的を重要視しています。 そしてこの「やり抜く力」は伸ばすことができるとして、その方法を伝授しています。 大きく2つ 内側から(自分から)と外側から(環境、まわりから) さらに、子育て論まで言及されており、子供のやり抜く力を向上させるために親がやるべきことについても述べられています。 賢明な育て方をしろ!! っということで 「高い期待」と「惜しみない支援」を組み合わせることが重要。 うーん、反省.... ということで、自己啓発、人材育成、子育て分野では久々のヒット! 「一流の育て方」ではちょっと残念な思いをしましたが、こちらはお勧め!!

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    投稿日: 2016.10.30
  • 勇気を与えてくれる本です。

    困難にぶつかったときに自分に才能がないからではなく、何かやり方が間違っているなのだと考えることが重要だと言っています。成功のためには出来ることをこつこつ積み重ねるしかない。まさに「今」の積み重ねが途方もない差となり、才能になるのだなと、この本を読んで思いました。

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    投稿日: 2016.10.28
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    https://www.ted.com/talks/angela_lee_duckworth_grit_the_power_of_passion_and_perseverance?language=ja?utm_source=tedcomshare&utm_medium=referral&utm_campaign=tedspread

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    投稿日: 2016.10.24
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    以前よりTEDトークやWIREDなどで話題であったが、本書で概要を理解できた。やり抜く力をはかる「グリッド・スケール」も開発されて本書に記載されているので、もう少し検討の上、授業前のアセスメントとしてマインドセットとあわせて活用しても良いのかもしれないと感じた。

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    投稿日: 2016.10.19
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    若い頃は、自己啓発書を2、3冊読んだら、元気になれ たのですが、近頃は、その効き目も薄れ、新たなものを探している今日この頃です。 内容は、自己啓発書の王道 成功に必要なのは、才能でも、学歴でもなく、やりぬく力である 苦節何十年の、無駄な努力を賛美する日本人にとっては、何をいまさら… 目新しいことは何もないのですが、 アメリカ人にとっては、新鮮な考え方のようです。 やり抜く力を身につけるための簡単な方法は、 やりぬく集団、 すなわち高いレベルの環境に、自分を置くこと。 よほどの強い意志がない限り、ゆるい環境にいたら、 成長できないのは、私自身が、実証済み。 とはいえ、就職活動も、転職活動も、成長できる環境を求めて挑むのですが、そんな環境にたどり着けないのが現実。 やはり、成長できる環境を、自分でつくり上げなければならない。 しかし、それができれば苦労しない…。 だから皆、途方に暮れて、自己啓発書なんぞ読んで…。 いつまでたっても堂々巡り。 そんなことを何十年も繰り返しているうちに、 何をやりたかったかも忘れてしまう有様。 そんな人は、手当たりしだい、いろいろなことをやってみて、方向性を見つければよいとのこと。 わかりました、いろいろやってみます!

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    投稿日: 2016.10.14
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    学術書ではないので詳しいデータや引用情報はない。 フィンランドのシスや日本の七転び八起きを紹介しているように,どの国にもGritに対応する心的特性があり,それが問題解決や個人の成長と関連すると信じられているのでは。日本における達成に繋がる心的特性をじっくり研究することは価値があるだろう。日本にいるから,日本人だからその心的特性に気づきにくいかもしれないけど。

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    投稿日: 2016.10.13
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    あれ、たいしておもしろくない。もっとおもしろい箇所があったような気がするんだけど。セリグマン先生が悪い人なことはわかった。タイトルは「根性」でよかったのではないか。

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    投稿日: 2016.10.13
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    子育てを考えさせられるいい本。 どんな子供に育ってくれたら、1人で生きていけるか。 おそらく、仕事を最後までやり抜く、レジスタンスを持つことだといまは考えている。 本著では、才能と努力に焦点をあてている。 面白いのは以下の公式だとすると、目標達成には努力が二回影響すること。 才能×努力=スキル スキル×努力=目標達成 よって、何事もやり抜く力が必要で、それは育て方によるものだそう。褒めて育てるのも大切、もう少し頑張ろうねと続けさせることも大切。 そしてやると決めたら以下を意識する。 ①意図的な練習になっているか。楽な練習はいくら続けても意味がない。 ②習慣化すること。偉大な選手になるには、偉大なチームに入るしかない。そこで優れた選手が行うトレーニングを一緒にやる。社会的相乗効果という。 ③目的を持つこと。 以下メモ。 君には人生哲学がありますか? まず好き嫌いで分け、いいと思ったことをやってみて、うまくいかなければ取り消す。 幸せには二種類。目先の快楽を追うこと、目的を追うこと。目的を追う方がどこかのタイミングで目先の快楽を上回る。 自分を高める努力を怠らないことが大切。

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    投稿日: 2016.10.10
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    序文の内容が自分の気持ちにストレートに入ったので、やり抜く力を養う方法が出てると期待してしまった。実際には既にわかってることがだらだらと書かれていて、ちょっといまいち。

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    投稿日: 2016.10.04
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    様々なケースで、ある集団の中で目的を達成する群と「やり抜く力」は関連がありそうだということで、いかにしてこの「やり抜く力」を伸ばせるのかというテーマを扱った本。 現時点でのやり抜く力を簡易的に計測する質問表をやってみたところ、かなり低かった。超長期目標と短中期目標の方向性を考え直すことが自分には大事そう。

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    投稿日: 2016.09.29
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    具体的には、挫折した後に失敗してもくじけずに、チャレンジを続ける能力だったのです。これを著者は情熱と粘り強さを兼ね備えているとして 「GRIT」(グリット) と呼びました。GRITとは、口語で、困難に遭ってもやりつづける気概や闘志のことです。 安心してほしいのが、GRITが強いほど、人生の満足度が高くなっていると言うことです。やりすぎはないようです。家族への影響はまだ詳しくは調べられていないようですが、少なくとも、本人が毅然として生きることが、家族にもいい影響を与えています。 ただし、やり抜く力が能力の全てではありません。 私達の能力は ・成績や業績に結びつく個人的な長所 ・人付き合いに役立つ長所 ・知性に関する長所 に分かれていて、それぞれがハーモニーを奏でて人格を形成しています。たった一つが重要というわけではなく、ただ、やり抜く力があると、能力があるのに無理と思わなくなるのです。 そして、最後に天才を 「自分の全存在をかけて、たゆまぬ努力により、卓越性を極めること」 と考えれば、誰でも天才になれるのです。 科学的にではどのように子どもを育てればいいのか、優しい親がいいのか、厳しい親がいいのか、いろいろな議論がありましたが、さまざまなエビデンスを結集した結果、必要なのは 「賢い育て方をする親」 でした。具体的には、要求は厳しいけれども、支援を惜しまない親です。一方、要求が厳しいけれども支援をしないのが「独裁的な親」、支援をするが要求しないのが「寛容な育て方をする親」、支援も要求もしないのが「怠慢な育て方をする親」です。

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    投稿日: 2016.09.27
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    日本語で言うならば「胆力の磨き方」とでもいうべきか。 精神性と実行性がバランスよく書かれた本であると思う。 一読の価値あり。

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    投稿日: 2016.09.25
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    成功の十分条件として、そして、人生を豊かなものとし幸福度の向上にも寄与する力、GRITについて。そもそもGRITとは何なのか、才能との住み分けはどうなのか、に始まり、GRITを伸ばすために重要なマインド、ファクト、コンディション、その他諸々について事例を交えて解説されている。 GRITのコンセプト自体非常に面白くて引き込まれるうえ、レジリエンス、フリンの社会的相乗効果、チクセントミハイのフロー、ブレント・ロバーツの対応原則など、他のreliableな心理学的エビデンスとの関係にも触れられており、リーズナブルかつ体系的にまとめられているという印象を受ける。 子育てに最も重要なのは「親のGRIT」であるという認識が日本に浸透したら、どれほど将来が明るくなることだろう。

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    投稿日: 2016.09.24